JP2007250941A - 積層型電子部品 - Google Patents

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Tetsudai Suehiro
哲大 末廣
Keiji Takagi
桂二 高木
Junichi Ichikawa
順一 市川
Kazunori Fukunaga
一範 福永
Katsuhisa Murakami
勝久 村上
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Abstract

【課題】コイル素子あるいは容量素子が相互に影響し合わないようにし、減衰特性が良い積層型電子部品を得ることを目的とする。
【解決手段】複数の絶縁基板を積層してなる積層体を形成する積層型電子部品であって、第1のコイル素子L1を形成する電極パターン105と、前記電極パターン105と分離配置され、前記電極パターン105の一端が接続される一端を有する第2のコイル素子L2を形成する電極パターン106とが形成される絶縁基板M6と、前記電極パターン105の前記一端と前記電極パターン106の前記一端とを接続するための電極パターン113が形成される第2の絶縁基板M5を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、積層型電子部品に関し、特に高周波で使用される積層型電子部品に関する。
従来のローパスフィルタ回路は、第1のコイル素子L1と第1の容量素子C1とからなる第1の共振回路部分と、第2のコイル素子L2と第2の容量素子C2とからなる第2の共振回路部分とから構成され、第1のコイル素子L1のインダクタンスの値と第1の容量素子C1の容量の値から決まる周波数において第1の減衰極を発生させ、第2のコイル素子L2のインダクタンスの値と第2の容量素子C2の容量の値から決まる周波数において第2の減衰極を発生させ、かかる周波数帯の信号を遮断して、それよりも低周波数の信号を通過させている(特許文献1)。
特開平11−220312号公報
従来のローパスフィルタ回路では、例えば、第1のコイル素子L1のインダクタンスの値を変えて第1の減衰極の発生周波数を変えようとすると、第2の減衰極の発生周波数も変わってしまうという問題があった。
また、ローパスフィルタの第1のコイル素子L1と第2のコイル素子L2のインダクタンスの値を同じにし、第1の容量素子C1と第2の容量素子C2の容量の値を同じにし、第3の容量素子C3と第4の容量素子C5の容量の値を同じにすると、回路は対称形となる。すなわち、ローパスフィルタの第1の減衰極と第2の減衰極の発生周波数は同じとなり、ローパスフィルタは、いわゆるノッチフィルタとして機能し、特定の周波数の減衰特性を良くすることができる。しかし、実際には、第1のコイル素子L1と第2のコイル素子L2あるいは第1の容量素子C1と第2の容量素子C2が相互に影響し合い、第1減衰極と第2の減衰極の発生周波数は同一にはならず、特定の周波数の減衰特性を良くすることができなかった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、コイル素子あるいは容量素子が相互に影響し合わないようにし、減衰特性が良い積層型電子部品を得ることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る積層型電子部品は、複数の絶縁基板を積層してなる積層体を形成する積層型電子部品であって、第1のコイル素子の少なくとも一部を形成する電極パターンと、前記第1のコイル素子を形成する電極パターンと分離配置され、前記第1のコイル素子を形成する電極パターンの一端が接続される一端を有する第2のコイル素子の少なくとも一部を形成する電極パターンとが形成される絶縁基板を備える。
本発明によれば、第1のコイル素子を形成する電極パターンと第2のコイル素子を形成する電極パターンとを分離配置することにより、第1のコイル素子と第2のコイル素子の間の相互作用を抑制でき、積層型電子部品の電気特性を良くすることができる。
本発明に係る積層型電子部品はさらに、前記第1のコイル素子を形成する電極パターンの前記一端と前記第2のコイル素子を形成する電極パターンの前記一端とを接続するための電極パターンが形成される第2の絶縁基板を備える。本発明によれば、第1のコイル素子と第2のコイル素子とを分離配置でき、その結果、第1のコイル素子と第2のコイル素子の間の相互作用を抑制でき、積層型電子部品の電気特性を良くすることができる。
本発明に係る積層型電子部品はさらに、第1の容量素子を形成する第1の電極パターン部分と、第2の容量素子を形成する第2の電極パターン部分と、前記第1の電極パターン部分と前記第2の電極パターン部分を分離する切り欠き部分とを有する電極パターンが形成される第3の絶縁基板を備える。本発明によれば、第1のコイル素子を形成する電極パターンと第2のコイル素子を形成する電極パターンを分離配置することに加えて、第1の容量素子を形成する電極パターンと第2の容量素子を形成する電極パターンも分離するので、第1のコイル素子と第2のコイル素子の間の相互作用を抑制できることに加え、第1の容量素子と第2の容量素子の相互作用も抑制でき、積層型電子部品の電気特性をさらに良くすることができる。
本発明に係る積層型電子部品は、前記第1のコイル素子の前記一端は前記第1の容量素子を形成する第1の電極パターン部分に接続され、前記第2のコイル素子の前記一端は前記第2の容量素子を形成する第2の電極パターン部分に接続されている。本発明によれば、第1のコイル素子と第1の容量素子からなる第1の共振回路の部分と、第2のコイル素子と第2の容量素子からなる第2の共振回路の部分とに分離配置できる。その結果、第1の共振回路と第2の共振回路の間の相互作用を抑制でき、積層型電子部品の電気特性を良くすることができる。
本発明に係る積層型電子部品はさらに、前記第3の絶縁基板上の電極パターンと接続される、切り欠き部により2つの部分に分離される電極パターンが形成される第4の絶縁基板と、前記第4の絶縁基板上の電極とで第3の容量素子を形成する電極パターンが形成される第5の絶縁基板とを備える。本発明によれば、第4の絶縁基板上の電極パターンに接続される第3の容量素子を切り欠き部により2つに分離することにより、第1の共振回路と第2の共振回路の間の相互作用を抑制でき、積層型電子部品の電気特性を良くすることができる。
本発明に係る積層型電子部品において、第5の絶縁基板上に形成された電極パターンの電位はグランド電位である。第3の容量素子の一端をグランド電位とすることで、安定した動作が可能となる。
本発明に係る積層型電子部品はさらに、前記第1のコイル素子の他端は入力端子に接続され、前記第2のコイル素子の他端は出力端子に接続される。回路の一部としてだけでなく、入力端子、出力端子を備えることで、例えばフィルタ素子を構成する積層型電子部品を得ることができる。
本発明に係る積層型電子部品は、複数の絶縁基板を積層してなる積層体を形成するの積層型電子部品であって、第1の容量素子を形成する第1の電極パターン部分と、第2の容量素子を形成する第2の電極パターン部分と、前記第1の電極パターン部分と前記第2の電極パターン部分を分離する切り欠き部分とを有する電極パターンが形成される絶縁基板を備える。本発明によれば、第1の容量素子を形成する電極パターン部分と第2の容量素子形成する電極パターン部分とを分離することにより、第1の容量素子と第2の容量素子間の相互作用を抑制でき、積層型電子部品の電気特性を良くすることができる。
本発明に係る積層型電子部品は、さらに、前記第1の容量素子を形成する第1の電極パターン部分の対向電極は、入力端子に接続され、前記第2の容量素子を形成する第2の電極パターン部分の対向電極は、出力端子に接続される。回路の一部としてだけでなく、入力端子、出力端子を備えることで、例えばフィルタ素子を構成する積層型電子部品を得ることができる。
本発明に係る積層型電子部品は、フィルタ回路を構成する。本発明は、例えば、フィルタ回路に適用ができる。
本発明に係る積層型電子部品は、ノッチフィルタ回路を構成する。本発明は、コイル素子間、容量素子間の相互作用を抑制できるため、特にノッチフィルタ回路に適用すると、減衰極が1つになり、電気特性を良くすることができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1の実施例に係るノッチフィルタ100:
B.第2の実施例に係るノッチフィルタ200:
C.第3の実施例に係るローパスフィルタ300:
D.変形例:
A.第1の実施例に係るノッチフィルタ100:
図1から図3を参照して、第1の実施例に係るノッチフィルタ100について説明する。図1は、第1の実施例に係るノッチフィルタ100の外観を模式的に示す説明図である。図2は、第1の実施例に係るノッチフィルタ100を構成する絶縁基板を展開して示す斜視図である。図3は、第1の実施例に係るノッチフィルタ100の等価回路を示す説明図である。
ノッチフィルタ100は、複数の絶縁基板M1からM8までの8枚の絶縁基板が重なって積層体を構成している積層型電子部品である。積層体の側面には、絶縁基板M1から絶縁基板M8にまでわたる凹部が8つ形成され、凹部には側面電極100aから100hが形成されている。なお、図2に示す斜視図では、凹部は省略してある。
側面電極100hは、図3の等価回路の入力端子101(IN)に相当し、側面電極100dは出力端子102(OUT)に相当する。残りの側面電極100aから100c及び100eから100gは、外部基板のグランドに接続されるグランド電極である。
絶縁基板M8は蓋であり、電極パターンは形成されていない。絶縁基板M7から絶縁基板M1には、各種電極パターンが形成され、これらの電極パターンにより、図3の等価回路に示すコイル素子、容量素子及びグランド電極が形成されている。
以下、第1の実施例に係るノッチフィルタ100における特徴的な構成要素である絶縁基板M7からM1について詳細に説明する。
絶縁基板M7には、第1の電極パターン103と第2の電極パターン104とが形成され、絶縁基板M6には、第3の電極パターン105と第4の電極パターン106とが形成されている。
第1の電極パターン103の一端は、側面電極100hに接続され、他端には、ビアホール107が形成され、スルーホール配線108により第3の電極パターン105の一端に接続されている。第2の電極パターン104の一端は、側面電極100dに接続され、他端には、ビアホール109が形成され、スルーホール配線110により第4の電極パターン106の一端に接続されている。
第3の電極パターン105の2つの端部のうちスルーホール配線108が接続される端部と反対側の端部には、ビアホール111が形成され、第4の電極パターン106の2つの端部のうちスルーホール配線110が接続される端部と反対側の端部には、ビアホール112が形成されている。
第1の電極パターン103と第3の電極パターン105とで、図3の等価回路に示すコイル素子L1を形成し、第2の電極パターン104と第4の電極パターン106とで、図3の等価回路に示すコイル素子L2を形成している。なお、第1の実施例では、コイル素子L1とL2のインダクタンスの値は同じ値である。
絶縁基板M5には、第5の電極パターン113が形成され、絶縁基板M4には、第6の電極パターン114と第7の電極パターン115が形成され、絶縁基板M3には、第8の電極パターン116が形成されている。第5の電極パターン113と第8の電極パターン116には中央に切り欠き部119が形成され、それぞれ、電極パターン113aと電極パターン113b及び電極パターン116aと電極パターン116bの2つの部分に分かれている。
第5の電極パターン113のうち電極パターン113aは、ビアホール111を通るスルーホール配線117により第3の電極パターン105と接続され、電極パターン113bはビアホール112を通るスルーホール配線118により第4の電極パターン106と接続されている。絶縁基板M3からM5の中央には、それぞれビアホール120、121、122が形成されている。第6の電極パターン114は、側面電極100hに接続され、第7の電極パターン115は、側面電極100dに接続されている。
電極パターン113aと第6の電極パターン114とが重なる部分及び第6の電極パターン114と電極パターン116aとが重なる部分で、図3の等価回路に示す容量素子C1が形成されている。電極パターン113bと第7の電極パターン115とが重なる部分及び第7の電極パターン115と電極パターン116bとが重なる部分で、図3の等価回路に示す容量素子C2が形成されている。なお、第1の実施例では、容量素子C1とC2の容量は同じ値である。
絶縁基板M2には、第9の電極パターン123が形成され、絶縁基板M1には、第10の電極パターン124が形成されている。第9の電極パターン123には、中央部に切り欠き部125が形成され、第9の電極パターン123は、電極パターン123aと123bの2つの部分に分かれている。また、第9の電極パターン123は、ビアホール120、121、122を通るスルーホール配線126により、第5の電極113と第8の電極116とに接続されている。
第9の電極パターン123の2つに分かれた電極パターン123aと123bと第10の電極パターン124とが重なる部分で、それぞれ図3に示す等価回路の容量素子C4a及びC4bが形成されている。なお、第1の実施例では、C4aの容量とC4bの容量は同じである。
また、第1の実施例においては、絶縁基板M1からM7は、電極パターンを含めて左右対称となっている。
図2及び図4を参照して、第1の実施例に係るノッチフィルタ100と従来のノッチフィルタ600の構造の違いを比較する。図4は、従来のノッチフィルタを構成する絶縁基板を展開して示す斜視図である。以下、第1の実施例に係るノッチフィルタ100と従来のノッチフィルタ600の異なる点を説明する。
従来のノッチフィルタ600には、積層体の側面に8つの側面電極600aから600hが形成されている。第1の実施例に係る絶縁基板M6を、従来の絶縁基板N6と比較すると、従来のノッチフィルタ600では第3の電極パターン605と第4の電極パターン606とが絶縁基板N6上で接続されているが、第1の実施例に係るノッチフィルタ100では第3の電極パターン105と第4の電極パターン106とが、絶縁基板M6上で接続されてない点が異なる。
第1の実施例に係る絶縁基板M5を、従来の絶縁基板N5と比較すると、従来のノッチフィルタ600の第5の電極パターン613は、長方形の形状であり、切り欠き部619は形成されていないが、第1の実施例に係るノッチフィルタ100の第5の電極パターン113は、中央部分に、2つの切り欠き部119が形成され、第5の電極パターン113の形状は、切り欠き部119により電極パターン113aと113bの2つの部分に分かれた形状になっている。なお、絶縁基板M3と絶縁基板N3は、絶縁基板M5と絶縁基板N5と電極パターンの形状が同じなので、説明を省略する。
第1の実施例に係る絶縁基板M2を、従来の絶縁基板N2と比較すると、従来のノッチフィルタ600では、第9の電極パターン623は、長方形の形状であり、切り欠き部625は形成されていないが、第1の実施例に係るノッチフィルタ100の第9の電極パターン123は、中央部分に、2つの切り欠き部125が形成され、第9の電極パターン123の形状は、切り欠き部125により電極パターン123aと123bの2つの部分に分かれた形状になっている。
図5及び図6を参照して、第1の実施例に係るノッチフィルタ100と従来のノッチフィルタ600の電気特性(減衰特性)を比較する。図5は、第1の実施例に係るノッチフィルタ100の電気特性を示すグラフである。図6は、従来のノッチフィルタ600の電気特性を示すグラフである。図5及び図6において、横軸は周波数、縦軸は減衰量である。
第1の実施例に係るノッチフィルタ100の電気特性を従来のノッチフィルタ600の電気特性と比較すると、従来のノッチフィルタ600では、1.8GHz付近と2.3GHz付近に分かれて2つの小さな減衰極が発生していたが、第1の実施例に係るノッチフィルタ100では、2.5GHz付近の1つの大きな減衰極に変わっている。
以下、図2、図4も参照して、ノッチフィルタの構造の違いと電気特性の関係について説明する。従来のノッチフィルタ600では、第3の電極パターン605と第4の電極パターン606とが絶縁基板N6上で接続されているため、見かけ上、絶縁基板N6上でコイル素子L1とL2が直列接続され、1つのコイル素子Lxを形成している。すなわち、コイル素子L1、L2はコイル素子L1、L2としてだけでなく、2つのコイル素子が結合したコイル素子Lxとしても作用するため、小さな2つの減衰極が発生し、良い電気特性が得られなかった。これに対し、第1の実施例に係るノッチフィルタ100では、絶縁基板M6上でコイル素子L1を形成する電極パターン105とL2を形成する電極パターン106とを分離配置しているので、コイル素子Lxとして作用しなくなり、1つの大きな減衰極となり、良い電気特性が得られる。
また、従来のノッチフィルタ600では、第5の電極パターン613は、容量素子C1の一方の電極であるとともに、容量素子C2の一方の電極でもあるため、容量素子C1と容量素子C2との間で相互作用を起こし、電気特性に影響を与えることがあったが、第1の実施例に係るノッチフィルタ100では、第5の電極パターン113に切り欠き部119を設けることにより、容量素子C1を形成する電極パターン113aと容量素子C2を形成する電極パターン113bとに分離しているため、容量素子C1と容量素子C2の間の相互作用が抑制され、良い電気特性が得られる。
また、第1の実施例では、コイル素子L1とL2とを分離配置し、容量素子C1とC2とを切り欠き部119により分離し、コイル素子L1と容量素子C1とからなる第1の共振回路部分とコイル素子L2と容量素子C2とからなる第2の共振回路部分と分離する構成をとっているほか、第9の電極パターン123についても切り欠き部125により電極パターン123aと123bの2つの部分に分離している。その結果、第3の容量素子はC4は、図3の等価回路に示すように、C4aとC4bの2つの容量素子に分離している。この構成により、容量素子C4aに基づく寄生容量は第2の共振回路部分に影響を与えず、容量素子C4bに基づく寄生容量は第1の共振回路部分に影響を与えないため、良い電気特性が得られる。
以上説明したように、第1の実施例によれば、絶縁基板M6上のコイル素子L1を形成する電極パターン105とコイル素子L2を形成する電極パターン106とを分離して配置しているため、コイル素子L1とコイル素子L2との間の相互作用を抑制でき、また、1つのコイル素子としても働かないので、良い電気特性が得られる。
第1のコイル素子L1を形成する電極パターン105と第2のコイル素子L2を形成する電極パターン106とは、絶縁基板M5上の第5の電極パターン109を介して接続されているため、コイル素子L1とコイル素子L2とを確実に分離配置でき、コイル素子L1とコイル素子L2との間の相互作用を抑制でき、1つのコイル素子としても働かないので、良い電気特性が得られる。
第1の実施例においては、第5の電極パターン113を、切り欠き部119を形成して、容量素子C1の電極として働く電極パターン113a部分と容量素子C2の電極として働く電極パターン113b部分とに分けているので、容量素子C1と容量素子C2との間の相互作用を抑制し、電気特性を良くすることができる。
第1の実施例においては、コイル素子L1、L2の相互作用と、容量素子C1とC2の相互作用の両方を抑制しているため、電気特性がさらに向上することができる。
第1の実施例においては、容量素子C1を構成する電極にコイル素子L1の一端を接続し、容量素子C2を構成する電極にコイル素子L2の一端を接続することにより、コイル素子L1と容量素子C1とからなる第1の共振回路部分と、コイル素子L2と容量素子C2とからなる第2の共振回路部分に分けている。その結果、第1の共振回路部分と第2の共振回路部分の相互作用を抑制でき、電気特性を良くすることができる。
第1の実施例においては、絶縁基板M2上で、第9の電極パターン123は、切り欠き部125により電極パターン123aと123bとに分かれ、容量素子C4は、図3の等価回路に示すようにC4aとC4bの2つの容量素子に分かれて形成されている。この構成により、容量素子C4aは第2の共振回路部分に影響を与えず、容量素子C4bは第1の共振回路部分に影響を与えないため、良い電気特性が得られる。
第1の実施例に係るノッチフィルタ100では、絶縁基板は、電極パターンを含めて左右対称形になっている。その結果、寄生容量、寄生インダクタも左右対称に発生しているので、回路は、寄生容量、寄生インダクタを考慮しても完全に対称形となり、ノッチフィルタとしてさらに良い電気特性が得られる。
B.第2の実施例に係るノッチフィルタ200:
図7を用いて第2の実施例に係るノッチフィルタ200について説明する。図7は、第2の実施例に係るノッチフィルタ200を構成する絶縁基板を展開して示す斜視図である。第2の実施例に係るノッチフィルタ200の絶縁基板P1からP8の構成は、第1の実施例に係るノッチフィルタ100を構成する絶縁基板M1からM8とほぼ同じであるので、異なる点のみを説明する。なお、図に現れている構成のうち、第1の実施例と同じ機能のものについては同じ符号を付して説明を省略する。
第2の実施例に係るノッチフィルタ200には、積層体の側面に8つの側面電極200aから200hが形成されている。第2の実施例に係るノッチフィルタ200の絶縁基板P5、P3は、第1の実施例に係るノッチフィルタ100の絶縁基板M5、M3と以下の点が異なっている。絶縁基板P5の第5の電極パターン213及び絶縁基板P3の第8の電極パターン216には切り欠き部219が形成されておらず、容量素子C1を形成する電極パターンとC2を形成する電極パターンとが分離されていない。また、第2の実施例に係るノッチフィルタ200の絶縁基板P2を第1の実施例に係るノッチフィルタ100の絶縁基板M2と比較すると、絶縁基板P2の第9の電極パターン223に切り欠き部225が形成されておらず、2つの共振回路の間にある第3の容量素子を形成する第9の電極パターン223が2つに分かれていない。
すなわち、第2の実施例に係るノッチフィルタ200は、従来のノッチフィルタ600と比較すると、コイル素子L1を形成する電極パターン205とコイル素子L2を構成する電極パターン206とが、絶縁基板P6上で接続されず、分離配置されている構成である。
図5と図6と図8を参照して、第2の実施例に係るノッチフィルタ200の電気特性について説明する。図8は、第2の実施例に係るノッチフィルタ200の電気特性を示すグラフである。ここで、横軸は周波数、縦軸は減衰量である。
第2のノッチフィルタ200の電気特性を図6に示す従来のノッチフィルタ600の電気特性と比較すると、減衰極は、1.8GHz付近と2.3GHz付近に2つに分かれていたものが、2.45GHzと2.55GHz付近の2つになっている。コイル素子L1を形成する電極パターン205とL2を形成する電極パターン206とを分離配置することにより、2つのコイル素子L1とL2の相互作用が抑制される。その結果、第2のノッチフィルタ200の2つの減衰極が発生する周波数が近づき、電気特性が良くなる。
以上のことから、2つのコイル素子L1を形成する電極パターン205とL2を形成する電極パターン206を分離配置すれば、コイル素子L1とコイル素子L2との相互作用を抑制でき、電気特性を良くすることができる。
図2及ぶ図7を参照して、第1の実施例に係るノッチフィルタ100と第2の実施例に係るノッチフィルタ200の構成の違いを比較すると、第2の実施例に係るノッチフィルタ200に、さらに、容量素子C1とC2を形成する電極パターン213及び216の間に切り欠き部219を形成して分離し、容量素子C4を形成する電極パターン223に切り欠き部219を形成して分離すれば、第1の実施例に係るノッチフィルタ100と同じになる。
一方、図5に示す第1の実施例に係るノッチフィルタ100の電気特性と図8に示す第2の実施例に係るノッチフィルタ200の電気特性とを比較すれば、第1の実施例に係るノッチフィルタ100では減衰極は1つとなっているのに対し、第2の実施例に係るノッチフィルタ200では、わずかに2つに分かれている。
このことは、第2のノッチフィルタ200を基準とすれば、容量素子C1とC2を形成する第5の電極パターン213及び第8の電極パターン216に切り欠き部219を形成して、それぞれ、電極パターン213aと213b及び216aと216bに分離し、容量素子C4を形成する電極パターン223に切り欠き部225を形成して電極パターン223aと223bの2つに分離することによっても、電気特性を良くすることができることを意味する。
C.第3の実施例に係るローパスフィルタ300
図9、図10を参照して、第3の実施例に係るローパスフィルタ300について説明する。図9は、第3の実施例に係るローパスフィルタ300を構成する絶縁基板を展開して示す斜視図である。図10は、第3の実施例に係るローパスフィルタ300の等価回路を示す説明図である。第3の実施例に係るローパスフィルタ300の各絶縁基板Q1からQ8の構成は、第1の実施例に係るノッチフィルタ100を構成する絶縁基板M1からM8とほぼ同じであるので、異なる点のみを説明する。なお、図に現れている構成のうち、第1の実施例と同じ機能のものについては同じ符号を付して説明を省略する。
第3の実施例に係るローパスフィルタ300には、積層体の側面に8つの側面電極300aから300hが形成されている。第3の実施例に係るローパスフィルタ300の絶縁基板Q2には、第9の電極パターン123に加えて、第11の電極パターン330と第12の電極パターン331とが形成されている。
第11の電極パターン330と第10の電極パターン124とが重なる部分で、図10の等価回路に示す容量素子C3が形成され、第12の電極パターン331と第10の電極パターン124とが重なる部分で、図10の等価回路に示す容量素子C5が形成されている。
図11を参照して、第3の実施例に係るローパスフィルタ300の電気特性について説明する。図11は、第3の実施例に係るローパスフィルタ300の電気特性を示すグラフである。ここで、横軸は周波数、縦軸は減衰量である。曲線Aがコイル素子L2のインダクタンスの値を変える前の第3の実施例に係るローパスフィルタ300の電気特性を示し、曲線Bがコイル素子L2のインダクタンスの値を変更した後のローパスフィルタ300の電気特性を示している。
コイル素子L2のインダクタンスを変更する前後で第の1減衰極の発生周波数は、約1.8GHzで変わっていないが、第2の減衰極の発生周波数は、約2.2GHzから約2.3GHzに変わっている。すなわち、第3の実施例に係るローパスフィルタ300によれば、コイル素子L2のインダクタンスの値を変更する場合、第1の減衰極の発生周波数に影響を与えることなく、第2の減衰極の発生周波数のみを変えることができる。
第3の実施例によれば、コイル素子L1を形成する電極パターンとコイル素子L2を形成する電極パターンを分離配置することにより、コイル素子L2とL2の間の相互作用を低減又は排除することができるまた、第1の実施例、第2の実施例の結果によれば、容量素子C1を形成する電極パターンと容量素子C2を形成する電極パターンを切り欠き部により分離すれば、容量素子C1とC2の間の相互作用も低減または排除できる。したがって、コイル素子L2のインダクタンスの変更だけでなく、例えば、容量素子C2の容量の値を変えることによっても、第1の減衰極の発生周波数に影響を与えることなく、第2の減衰極の発生周波数を変えることができる。LC共振回路では、共振周波数は、コイル素子のインダクタンスの値と容量素子の容量の値の積の平方根に反比例することから、コイル素子L2のインダクタンスの値を変更しても第1の共振回路の共振周波数に影響がなければ、容量素子C2の容量の値を変更しても第1の共振回路の共振周波数に影響がないといえる。
なお、第3の実施例においては、コイル素子L21とL2のインダクタンスの値、容量素子C1とC2の容量の値、容量素子C3とC5の容量の値は同じでなくても良い。ローパスフィルタにおいては、2つの周波数域で減衰極を発生させる必要がある場合もあるからである。
D.変形例:
(1)変形例1:第1の実施例あるいは第2の実施例に係るノッチフィルタ100では、絶縁基板は左右対称形であったが、絶縁基板の中心を上下に通る線に対して180度の回転対称形であってもよい。180度の回転対称であっても、寄生容量、寄生インダクタを含めて回路は対称形になるので、電気特性が良くなる。
(2)変形例2:第3の実施例においては、コイル素子L1とL2のインダクタンスの値、容量素子C1とC2の容量の値、容量素子C3とC5の容量の値を同じにして、1つの周波数でのみ減衰極を発生させるようにしても良い。その場合には、各絶縁基板Q1からQ7は対称形とするのが望ましい。寄生インダクタンス、寄生容量も対称形になるので良い電気特性が得られる。対称形としては、左右対称形でもよいし、180度の回転対称形でもよい。
(3)変形例3:第1の実施例から第3の実施例において、積層体の側面に形成された凹部に側面電極を形成しているが、積層体の側面に凹部を形成せずに側面電極を形成してもよい。
第1の実施例から第3の実施例における極値は例示であり、フィルタ回路を構成するコイル素子のインダクタンスの値、あるいは容量素子の容量の値により、低い周波数または高い周波数へと変わり、さらに、電気特性(減衰特性)も変わり得る。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
第1の実施例に係るノッチフィルタの外観を模式的に示す説明図。 第1の実施例に係るノッチフィルタを構成する絶縁基板を展開して示す斜視図。 第1の実施例に係るノッチフィルタの等価回路を示す説明図。 従来のノッチフィルタを構成する絶縁基板を展開して示す斜視図。 第1の実施例に係るノッチフィルタの電気特性を示すグラフ。 従来のノッチフィルタの電気特性を示すグラフ。 第2の実施例に係るノッチフィルタを構成する絶縁基板を展開して示す斜視図。 第2の実施例に係るノッチフィルタの電気特性を示すグラフ。 第3の実施例に係るローパスフィルタを構成する絶縁基板を展開して示す斜視図。 第3の実施例に係るローパスフィルタの等価回路を示す説明図。 第3の実施例に係るローパスフィルタの電気特性を示すグラフ。
符号の説明
100...第1の実施例に係るノッチフィルタ
101...入力端子
102...出力端子
103...第1の電極パターン
104...第2の電極パターン
105...第3の電極パターン
106...第4の電極パターン
107...ビアホール
108...スルーホール配線
109...ビアホール
110...スルーホール配線
111...ビアホール
112...ビアホール
113...第5の電極パターン
113a...第5の電極パターンの一部
113b...第5の電極パターンの一部
114...第6の電極パターン
115...第7の電極パターン
116...第8の電極パターン
116a...第8の電極パターンの一部
116b...第8の電極パターンの一部
117...スルーホール配線
118...スルーホール配線
119...切り欠き部
120...ビアホール
121...ビアホール
122...ビアホール
123...第9の電極パターン
123a...第9の電極パターンの一部
123b...第9の電極パターンの一部
124...第10の電極パターン
125...切り欠き部
126...スルーホール配線
100a〜100h...側面電極
200...第2の実施例に係るノッチフィルタ
205...第3の電極パターン
206...第4の電極パターン
213...第5の電極パターン
216...第8の電極パターン
219...切り欠き部
223...第9の電極パターン
224...第10の電極パターン
225...切り欠き部
200a〜200h...側面電極
300...第3の実施例に係るノッチフィルタ
330...第11の電極パターン
331...第12の電極パターン
300a〜300h...側面電極
600...従来のローパスフィルタ
605...第3の電極パターン
606...第4の電極パターン
613...第5の電極パターン
616...第8の電極パターン
619...切り欠き部
623...第9の電極パターン
625...切り欠き部
600a〜600h...側面電極
M1〜M8...絶縁基板
N1〜N8...絶縁基板
P1〜P8...絶縁基板
Q1〜Q8...絶縁基板
C1〜C5...容量素子
C4a、C4b...容量素子
L1、L2...コイル素子

Claims (11)

  1. 複数の絶縁基板を積層してなる積層体を形成する積層型電子部品であって、
    第1のコイル素子の少なくとも一部を形成する電極パターンと、
    前記第1のコイル素子を形成する電極パターンと分離配置され、前記第1のコイル素子を形成する電極パターンの一端が接続される一端を有する第2のコイル素子の少なくとも一部を形成する電極パターンと、
    が形成される絶縁基板を備える、積層型電子部品。
  2. 請求項1に記載の積層型電子部品においてさらに、
    前記第1のコイル素子を形成する電極パターンの前記一端と前記第2のコイル素子を形成する電極パターンの前記一端とを接続するための電極パターンが形成される第2の絶縁基板を備える、積層型電子部品。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載された積層型電子部品においてさらに、
    第1の容量素子を形成する第1の電極パターン部分と、第2の容量素子を形成する第2の電極パターン部分と、前記第1の電極パターン部分と前記第2の電極パターン部分を分離する切り欠き部分とを有する電極パターンが形成される第3の絶縁基板を備える、積層型電子部品。
  4. 請求項3に記載に積層型電子部品において、
    前記第1のコイル素子の前記一端は前記第1の容量素子を形成する第1の電極パターン部分に接続され、前記第2のコイル素子の前記一端は前記第2の容量素子を形成する第2の電極パターン部分に接続されている、積層型電子部品。
  5. 請求項3または請求項4のいずれかに記載の積層型電子部品においてさらに、
    前記第3の絶縁基板上の電極パターンと接続される、切り欠き部により2つの部分に分離される電極パターンが形成される第4の絶縁基板と、
    前記第4の絶縁基板上の電極パターンとで第3の容量素子を形成する電極パターンが形成される第5の絶縁基板と、
    を備える、積層型電子部品。
  6. 請求項5に記載の積層型電子部品において、
    前記第5の絶縁基板上に形成された電極パターンの電位は、グランド電位である、積層型電子部品。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載に積層型電子部品においてさらに、
    前記第1のコイル素子の他端は入力端子に接続され、前記第2のコイル素子の他端は出力端子に接続される、積層型電子部品。
  8. 複数の絶縁基板を積層してなる積層体を形成する積層型電子部品であって、
    第1の容量素子を形成する第1の電極パターン部分と、
    第2の容量素子を形成する第2の電極パターン部分と、前記第1の電極パターン部分と第2の電極パターン部分を分離する切り欠き部分とを有する電極パターンが形成される絶縁基板を備える、積層型電子部品。
  9. 請求項8に記載の積層型電子部品においてさらに、
    前記第1の容量素子を形成する第1の電極パターン部分の対向電極は、入力端子に接続され、
    前記第2の容量素子を形成する第2の電極パターン部分の対向電極は、出力端子に接続される、積層型電子部品。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の積層型電子部品において、
    積層型電子部品は、フィルタ回路を構成する、積層型電子部品。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の積層型電子部品において、
    積層型電子部品は、ノッチフィルタ回路を構成する、積層型電子部品。
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