JP2006013154A - 積層型電子部品 - Google Patents

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裕 阿部
Yoshimitsu Sato
善光 佐藤
Nobunori Mochizuki
宣典 望月
Osami Kumagai
修美 熊谷
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Abstract

【課題】 コンデンサ部の容量の微調が容易に行えると共に、信頼性が高い積層型電子部品を提供すること。
【解決手段】 各コンデンサ電極31a〜38aは、積層方向から見て、少なくとも2つのコイルLに渡るように形成されている。積層方向及びコイルの整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの両端は、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aと重なっている。積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの幅は、積層方向及び整列方向に直交する方向での導体パターン12a〜21aの内径ID以上から外径ED以下までの範囲に設定されている。コンデンサ電極31a,33a,35a,37aには、整列方向での中央部分に切り欠き51がそれぞれ形成されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、積層型電子部品に関する。
この種の積層型電子部品として、複数の導体パターンがそれぞれ形成された複数の絶縁体が積層されることによって構成される複数のコイルを含むと共に当該複数のコイルが整列して配置されたコイル部と、各コイルに対応するコンデンサ電極が形成された複数の絶縁体が積層されることによって構成される複数のコンデンサを含むコンデンサ部と、を有する積層体を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−51729号公報
本発明は、コンデンサ部の容量の微調が容易に行えると共に、信頼性が高い積層型電子部品を提供することを課題とする。
通常、積層型電子部品の製造過程は、積層体を圧着するプレス工程を含んでいる。コイルを構成する導体パターンは幅が狭く、導体パターンと絶縁体との接触面積が少ないため、積層体を圧着すると、導体パターンは絶縁体に食い込み、コイル部における絶縁体の密度の変化は少ない。これに対し、コンデンサ電極は面積が大きく、コンデンサ電極と絶縁体との接触面積も大きい。このため、積層体を圧着すると、コンデンサ電極の絶縁体への食い込みは少なく、プレス圧力をコンデンサ電極全体で受けることから、コンデンサ電極間に位置する絶縁体の密度はかなり密になる一方、コンデンサ電極の外側に位置する絶縁体の密度は疎になってしまう。このように、コンデンサ部における絶縁体には、コンデンサ電極の外周端付近に、密度の疎密の変極点が形成されることとなり、この変極点がクラックやデラミネーション等の発生要因の一つと考えられる。
近年、情報通信機器等の電子機器において伝送される情報の増大に伴って、これらの電子機器に搭載される電子部品にはメガHz帯あるいはギガHz帯の高周波に対応し得るものが求められている。コイル部とコンデンサ部とが積層された積層型電子部品の特性を高周波に対応させるためには、一般に、コンデンサ電極の面積を小さくして、コンデンサ部の容量を少なくすることが考えられる。
しかしながら、コンデンサ電極の面積を小さくする場合、以下のような問題点が生じる懼れがあることが新たに判明した。コンデンサ電極の外形寸法を小さくする場合、絶縁体の積層方向及び複数のコイルの整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極の端は、絶縁体の積層方向から見て、導体パターンの内側端よりも内側に位置することがある。このように、コンデンサ電極の端が絶縁体の積層方向から見て導体パターンの内側端よりも内側に位置していると、上記変極点における密度の差が大きくなり、クラックやデラミネーション等が発生し易くなる。
以上のことを鑑みて、本発明に係る積層型電子部品は、複数の導体パターンがそれぞれ形成された複数の絶縁体が積層されることによって構成される複数のコイルを含むと共に当該複数のコイルが整列して配置されたコイル部と、各コイルに対応するコンデンサ電極が形成された複数の絶縁体が積層されることによって構成される複数のコンデンサを含むコンデンサ部と、を有する積層体を備え、各コンデンサにおいて対をなすコンデンサ電極は、積層体における絶縁体の積層方向から見て、少なくとも2つのコイルに渡るように形成され、対をなすコンデンサ電極のうち少なくとも一方のコンデンサ電極の積層方向及び複数のコイルの整列方向に直交する方向での端は、積層方向から見て、導体パターンの端と一致する、若しくは、当該導体パターンと重なっており、少なくとも一方のコンデンサ電極には、整列方向での中央部分に切り欠きが形成されていることを特徴とする。
本発明に係る積層型電子部品では、各コンデンサにおいて対をなすコンデンサ電極のうち少なくとも一方のコンデンサ電極の積層方向及び複数のコイルの整列方向に直交する方向での端が、積層方向から見て、導体パターンの端と一致する、若しくは、当該導体パターンと重なっているので、コンデンサ電極の端が、導体パターンに支えられるような位置となり、コンデンサ電極の端付近に形成される上記変極点での密度の差が小さくなる。この結果、クラックやデラミネーション等の発生が抑制され、信頼性が高まる。
また、本発明では、少なくとも一方のコンデンサ電極に切り欠きが形成されているので、当該切り欠きの面積に応じて、コンデンサの容量を調節することができる。したがって、切り欠きの面積を大きくすることで、特性を高周波に対応した特性を有する積層型電子部品も実現することができる。なお、上記切り欠きは、コンデンサ電極における整列方向での中央部分に形成されているので、絶縁体がバランスよく積層されることとなり、積層ズレが生じることはない。
また、対をなすコンデンサ電極のうち他方のコンデンサ電極の積層方向及び整列方向に直交する方向での幅は、一方のコンデンサ電極の積層方向及び整列方向に直交する方向での幅よりも小さく設定されていることが好ましい。この場合、積層方向から見て、一方のコンデンサ電極と他方のコンデンサ電極とで上記変極点の位置がずれることとなり、各変極点での密度の差が更に小さくなる。この結果、クラックやデラミネーション等の発生がより一層抑制される。
また、少なくとも一方のコンデンサ電極の積層方向及び整列方向に直交する方向での幅は、導体パターンの積層方向及び整列方向に直交する方向での内径以上から外径以下までの範囲に設定されていることが好ましい。
また、本発明に係る積層型電子部品は、導体パターンがそれぞれ形成された複数の絶縁体が積層されることによって構成されるコイルを含むコイル部と、コイルに対応するコンデンサ電極が形成された複数の絶縁体が積層されることによって構成されるコンデンサを含むコンデンサ部と、を有する積層体を備え、コンデンサにおいて対をなすコンデンサ電極のうち少なくとも一方のコンデンサ電極の積層方向に直交する方向での端は、積層方向から見て、導体パターンの端と一致する、若しくは、当該導体パターンと重なっており、少なくとも一方のコンデンサ電極には、その中央部分に切り欠きが形成されていることを特徴とする。
本発明においても、上述したように、少なくとも一方のコンデンサ電極の積層方向に直交する方向での端が、積層方向から見て、導体パターンの端と一致する、若しくは、当該導体パターンと重なっているので、コンデンサ電極の端が、導体パターンに支えられるような位置となり、コンデンサ電極の端付近に形成される上記変極点での密度の差が小さくなる。この結果、クラックやデラミネーション等の発生が抑制され、信頼性が高まる。また、少なくとも一方のコンデンサ電極に切り欠きが形成されているので、当該切り欠きの面積に応じて、コンデンサの容量を調節することができる。したがって、切り欠きの面積を大きくすることで、特性を高周波に対応した特性を有する積層型電子部品も実現することができる。なお、上記切り欠きは、コンデンサ電極における整列方向での中央部分に形成されているので、絶縁体がバランスよく積層されることとなり、積層ズレが生じることはない。
本発明よれば、コンデンサ部の容量の微調が容易に行えると共に、信頼性が高い積層型電子部品を提供することができる。
本発明の実施形態に係る積層型電子部品について図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。また、説明中、「上」及び「下」なる語を使用することがあるが、これは各図の上下方向に対応したものである。
図1は、本実施形態に係る積層型フィルタアレイを示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る積層型フィルタアレイの断面構成を説明するための概略図である。図3は、本実施形態に係る積層型フィルタアレイを示す分解斜視図である。図4及び図5は、本実施形態に係る積層型フィルタアレイに含まれるコイル部を示す分解斜視図である。図6は、本実施形態に係る積層型フィルタアレイの等価回路を説明するための図である。本実施形態は、本発明をL型の積層型3端子フィルタアレイに適用したものである。
積層型フィルタアレイFは、図1に示されるように、素子1と、複数(本実施形態においては、4個)の入出力電極3と、複数(本実施形態においては、4個)の入出力電極5と、一対のグランド電極7とを備えている。各入出力電極3は、素子1の一方の側面に形成されている。各入出力電極5は、素子1の他方の側面に形成されている。一対のグランド電極7は、素子1の長手方向の両端部にそれぞれ形成されている。
積層型フィルタアレイFは、図2及び図3に示されるように、複数のコイルLを含むコイル部10と、複数のコンデンサCを含むコンデンサ部30とを備えている。これらコイル部10及びコンデンサ部30が積層されることにより直方体形状の素子(積層体)1が構成されることとなる。コンデンサ部30は、コイル部10の下に位置する。
コイルLは、複数の導体パターン11a〜22aがそれぞれ形成された複数(本実施形態においては、12層)の非磁性体グリーンシート(絶縁体)11〜22が積層されることにより構成される。入出力電極3,5が形成された側面は、素子1における非磁性体グリーンシート11〜22,31〜38,41〜43の積層方向(以下、単に「積層方向」と称する)に平行である。
各導体パターン11aは、図4にも示されるように、互いに所定の間隔を有した状態で、素子1の長手方向に併設されている。導体パターン11a同士は、電気的に絶縁されている。導体パターン11aは、非磁性体グリーンシート11上で略I字状に伸びている。導体パターン11aの一端は、非磁性体グリーンシート11の縁部に引き出されており、非磁性体グリーンシート11の端面に露出している。各導体パターン11aは、各コイルLの一方の端部に位置することとなる。各コイルLの一方の端部(導体パターン11a)は、素子1の縁部まで引き出されており、一方の入出力電極3にそれぞれ電気的に接続される。
各導体パターン12a〜21aは、図4及び図5に示されるように、導体パターン11aと同じく、互いに所定の間隔を有した状態で、素子1の長手方向に併設されている。導体パターン12a〜21a同士は、電気的に絶縁されている。導体パターン12a〜20aは、コイルLの略1ターン分に相当し、非磁性体グリーンシート12〜20上でスパイラル状に巻き回されている。導体パターン21aは、コイルLの略1/2ターン分に相当し、非磁性体グリーンシート21上で略C字状に巻き回されている。
各導体パターン22aは、図5にも示されるように、導体パターン11a〜21aと同じく互いに所定の間隔を有した状態で、素子1の長手方向に併設されている。導体パターン22a同士は、電気的に絶縁されている。導体パターン22aは、非磁性体グリーンシート22上で略I字状に伸びている。導体パターン22aの一端は、非磁性体グリーンシート22の縁部に引き出され、非磁性体グリーンシート22の端面に露出している。各導体パターン22aは、各コイルLの他方の端部に位置することとなる。各コイルLの他方の端部(導体パターン22a)は、素子1の縁部まで引き出されており、他方の入出力電極5にそれぞれ電気的に接続される。
各導体パターン11a〜22aは、その端部同士が非磁性体グリーンシート11〜21にそれぞれ形成された貫通電極11b〜21bにより電気的に接続される。各導体パターン11a〜22aは、相互に電気的に接続されることで、各コイルLを構成することとなる。本実施形態では、コイル部10内に、4個のコイルLが整列して配置されることとなる。
各導体パターン11aの他端と、各導体パターン12aの外側端部とが、対応する貫通電極11bにより電気的に接続される。各導体パターン12aの内側端部と、各導体パターン13aの内側端部とが、対応する貫通電極12bにより電気的に接続される。各導体パターン13aの外側端部と、各導体パターン14aの外側端部とが、対応する貫通電極13bにより電気的に接続される。各導体パターン14aの内側端部と、各導体パターン15aの内側端部とが、対応する貫通電極14bにより電気的に接続される。各導体パターン15aの外側端部と、各導体パターン16aの外側端部とが、対応する貫通電極15bにより電気的に接続される。各導体パターン16aの内側端部と、各導体パターン17aの内側端部とが、対応する貫通電極16bにより電気的に接続される。
各導体パターン17aの外側端部と、各導体パターン18aの外側端部とが、対応する貫通電極17bにより電気的に接続される。各導体パターン18aの内側端部と、各導体パターン19aの内側端部とが、対応する貫通電極18bにより電気的に接続される。各導体パターン19aの外側端部と、各導体パターン20aの外側端部とが、対応する貫通電極19bにより電気的に接続される。各導体パターン20aの内側端部と、各導体パターン21aの一方の端部とが、対応する貫通電極20bにより電気的に接続される。各導体パターン21aの他方の端部と、各導体パターン22aの一方の端部とが、対応する貫通電極21bにより電気的に接続される。
このように、各コイルLにおいて、積層方向に隣接する導体パターン13aと14a,15aと16a,17aと18a,19aと20aの外側端部同士が、対応する貫通電極13b,15b,17b,19bにより電気的に接続される。また、各コイルLにおいて、積層方向に隣接する導体パターン12aと13a,14aと15a,16aと17a,18aと19aの内側端部同士が、対応する貫通電極12b,14b,16b,18bにより電気的に接続される。
各コンデンサCは、図3に示されるように、各コイルLに対応するコンデンサ電極31a〜38aが形成された複数(本実施形態においては、8層)の非磁性体グリーンシート(絶縁体)31〜38が積層されることにより構成される。各コンデンサ電極31a,33a,35a,37aは、非磁性体グリーンシート31,33,35,37の端面にそれぞれ露出する一対の導出部31b,33b,35b,37bを含んでおり、各非磁性体グリーンシート31,33,35,37上で略矩形状に形成されている。各コンデンサ電極32a,34a,36a,38aは、素子1の側面を構成する非磁性体グリーンシート32,34,36,38の端面に露出する導出部32b,34b,36b,38bを含んでおり、各非磁性体グリーンシート32,34,36,38上で略矩形状に形成されている。各導出部32b,34b,36b,38bは、素子1の長手方向にずれて配置されている。
一対のコンデンサ電極31a,32aと、これらの間に位置する非磁性体グリーンシート31とが、1個のコンデンサCを構成する。一対のコンデンサ電極33a,34aと、これらの間に位置する非磁性体グリーンシート33とが、1個のコンデンサCを構成する。一対のコンデンサ電極35a,36aと、これらの間に位置する非磁性体グリーンシート35とが、1個のコンデンサCを構成する。一対のコンデンサ電極37a,38aと、これらの間に位置する非磁性体グリーンシート37とが、1個のコンデンサCを構成する。本実施形態では、コンデンサ部30内に、4個のコンデンサCが積層方向に併設されることとなる。
コンデンサ電極31a,33a,35a,37aの導出部31b,33b,35b,37bは、グランド電極7に電気的に接続される。コンデンサ電極32a,34a,36a,38aの導出部32b,34b,36b,38bは、一方の入出力電極3に電気的に接続される。これにより、コンデンサ電極32a,34a,36a,38aは、対応するコイルLの一方の端部(導体パターン11a)に電気的に接続されることとなる。本実施形態においては、コンデンサ電極32a,34a,36a,38aは信号用の電極(いわゆる、ホット電極)とされ、コンデンサ電極31a,33a,35a,37aは接地用の電極(いわゆる、グランド電極)とされる。
各コンデンサ電極31a〜38aは、積層方向から見て、少なくとも2つのコイルL(本実施形態においては、4つのコイル)に渡るように形成されている。コイルの整列方向(以下、単に「整列方向」と称する)及び積層方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの両端は、図7に示されるように、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aと重なっている。積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの幅は、積層方向及び整列方向に直交する方向での導体パターン12a〜21aの内径ID以上から外径ED以下までの範囲に設定されている。図7において、当該図7を分かりやすくするため、各コイルCの導体パターン12a〜21aをリング状に簡略化して示す。
コンデンサ電極31a,33a,35a,37aには、整列方向での中央部分に切り欠き51がそれぞれ形成されている。切り欠き51は、積層方向及び整列方向に直交する方向での一方の端からスリット状に伸びている。なお、切り欠き51は、図8に示されるように、積層方向及び整列方向に直交する方向での両端からスリット状に伸びるように形成してもよい。また、切り欠き51は、図9に示されるように、途中部分に拡大領域を有するように形成してもよい。
積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極32a,34a,36a,38aの幅は、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの幅よりも小さく設定されている。本実施形態において、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極32a,34a,36a,38aの両端は、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aの内側端よりも内側に位置しており、導体パターン12a〜21aと重なっていない。
コイル部10(非磁性体グリーンシート22)とコンデンサ部30(非磁性体グリーンシート31)との間には、各導体パターン22aとコンデンサ電極31aとの間の距離を調整するための非磁性体グリーンシート41が積層されている。コイル部10(非磁性体グリーンシート11)の上部には、導体パターン11aを保護するためのベース層とされる非磁性体グリーンシート42が積層されている。また、非磁性体グリーンシート38の下にも、非磁性体グリーンシート43が積層されている。非磁性体グリーンシート41〜43は、電気絶縁性も有している。
上述した構成の積層型フィルタアレイFにおいては、図6に示されるように、各コイルLと、当該各コイルLに対応する各コンデンサCとでL型フィルタを構成している。
非磁性体グリーンシート11〜22,41〜43は、例えばFe、ZnO及びCuOの混合粉を原料としたスラリーをフィルム上にドクターブレード法により塗布して形成したものを用いることができる。非磁性体グリーンシート31〜38は、例えばTiO、CuO及びNiOの混合粉を原料としたスラリーをフィルム上にドクターブレード法により塗布して形成したものを用いることができる。非磁性体グリーンシート11〜22,31〜38,41〜43の厚みは、例えば20μm程度である。
導体パターン11a〜22aとコンデンサ電極31a〜38aとは、例えば、銀を主成分とする導体ペーストをスクリーン印刷した後、乾燥することによって形成される。
素子1は、導体パターン11a〜22aが形成された非磁性体グリーンシート11〜22と、コンデンサ電極31a〜38aが形成された非磁性体グリーンシート31〜38と、非磁性体グリーンシート41〜43とを、図3に示されるように積層して圧着し、チップ単位に切断した後に所定温度(例えば、800〜900℃)にて焼成することにより、得られる。素子1は、例えば、焼成後における長手方向の長さが2.0mm、幅が1.0mm、高さが0.7mmとなるようにする。導体パターン11a〜22aの焼成後における幅は、例えば50μ程度に設定される。導体パターン11a〜22aの焼成後における厚みは、例えば12μ程度に設定される。コンデンサ電極31a〜38aの焼成後における厚みは、例えば6μm程度に設定される。
入出力電極3,5及びグランド電極7は、上述するように得られた素子1の外面に銀を主成分とする電極ペーストを転写した後に所定温度(例えば、700℃程度)にて焼き付け、更に電気めっきを施すことにより、形成される。電気めっきには、CuとNiとSn、NiとSn、NiとAu、NiとPdとAu、NiとPdとAg、又は、NiとAg等を用いることができる。
本実施形態において、コイル部10の絶縁体は、磁性体で形成してもよい。この場合、コンデンサCのキャパシタンスとコイルLのインダクタンスとで決まる共振周波数を低周波側に設定することが可能となり、より低帯域(例えば、400〜800MHz)のノイズを除去することができる。コイル部10の絶縁体としては、非磁性体グリーンシート11〜22の代わりに、磁性体グリーンシートを用いることができる。磁性体グリーンシートは、例えばフェライト(例えば、Ni−Cu−Zn系フェライト、Ni−Cu−Zn−Mg系フェライト、Cu−Zn系フェライト、又は、Ni−Cu系フェライト等)粉末の磁性体粉末をバインダーで結着させてシート状に形成したものが用いられる。コンデンサ部30の絶縁体は、電圧非直線特性(バリスタ特性)を発現する材料であってもよい。
以上のように、本実施形態においては、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの両端が、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aと重なっているので、コンデンサ電極31a,33a,35a,37aの上記両端が導体パターン12a〜21aに支えられるような位置となる。
ところで、非磁性体グリーンシート11〜22,31〜38,41〜43を積層して圧着すると、コンデンサ電極31a〜38aの非磁性体グリーンシート31〜38への食い込みは少なく、プレス圧力をコンデンサ電極31a〜38a全体で受けることから、コンデンサ電極31a〜38aと重なる位置となる非磁性体グリーンシート31〜38部分の密度はかなり密になる。一方、コンデンサ電極31a〜38aの外側に位置する非磁性体グリーンシート31〜38部分の密度は疎になってしまう。このように、コンデンサ部30における非磁性体グリーンシート31〜38には、コンデンサ電極31a〜38aの外周端付近に、密度の疎密の変極点が形成されることとなる。
しかしながら、本実施形態では、上述したようにコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの上記両端が導体パターン12a〜21aに支えられるような位置となるので、コンデンサ電極31a,33a,35a,37aの両端付近に形成される上記変極点での密度の差が小さくなる。この結果、積層型フィルタアレイFにおけるクラックやデラミネーション等の発生が抑制され、信頼性が高まる。
また、本実施形態では、コンデンサ電極31a,33a,35a,37aに切り欠き51が形成されているので、当該切り欠き51の面積に応じて、各コンデンサCの容量を調節することができる。したがって、切り欠き51の面積を大きくすることで、特性を高周波に対応した特性を有する積層型フィルタアレイも実現することができる。なお、上記切り欠き51は、コンデンサ電極31a,33a,35a,37aにおける整列方向での中央部分に形成されているので、非磁性体グリーンシート11〜22,31〜38,41〜43がバランスよく積層されることとなり、積層ズレが生じることはない。
また、本実施形態において、積層方向及び整列方向に直交する方向での他方のコンデンサ電極32a,34a,36a,38aの幅は、積層方向及び整列方向に直交する方向での一方のコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの幅よりも小さく設定されている。これにより、積層方向から見て、一方のコンデンサ電極31a,33a,35a,37aと他方のコンデンサ電極32a,34a,36a,38aとで上記変極点の位置がずれることとなり、各変極点での密度の差が更に小さくなる。この結果、クラックやデラミネーション等の発生がより一層抑制される。
ここで、本実施形態によって、クラックやデラミネーション等の発生が抑制され、信頼性が高まることを、実施例及び比較例によって、具体的に示す。
実施例では、上述した実施形態の積層型フィルタアレイFと同じ構成の積層型フィルタアレイを用いた。比較例では、図12に示されるように、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極131a〜138aの両端が、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aの内側端よりも内側に位置しており、導体パターン12a〜21aと重なっていない積層型フィルタアレイを用いた。なお、比較例に係る積層型フィルタは、上記コンデンサ電極131a〜138aの点を除いて上述した積層型フィルタアレイFと同じ構成としている。
実施例に係る積層型フィルタアレイを製造し、製造された積層型フィルタアレイの目視検査(検体数:2万個)を行った。この結果、クラックの発生は見られず、クラックの発生率は0%であった。目視検査は、100倍の金属顕微鏡を用いて行った。
また、上記2万個の検体から200個の検体を抜き取り、DPA(Destructive Physical Analysis)を行い、デラミネーションを確認した。この結果、デラミネーションの発生は見られず、デラミネーションの発生率は0%であった。
一方、比較例に係る積層型フィルタアレイを製造し、実施例と同じく、製造された積層型フィルタアレイの目視検査(検体数:2万個)を行った。この結果、図12に示されるように、コンデンサ電極131a〜138aの端から伸びるクラックKの発生が見られ、クラックの発生率は0.42%であった。
また、実施例と同じく、2万個の検体から200個の検体を抜き取り、DPAを行い、デラミネーションを確認した。この結果、デラミネーションの発生率は2.5%であった。
以上のことから、本実施形態の有効性が確認された。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの両端が、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aと重なり、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極32a,34a,36a,38aの両端が、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aと重なっていないが、これとは逆に、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極32a,34a,36a,38aの両端が、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aと重なり、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの両端が、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aと重ならなくてもよい。
また、本実施形態においては、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの両端が、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aと重なっているが、これに限られない。図10あるいは図11に示されるように、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの両端が、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aの内側端あるいは外側端と一致していてもよい。積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの両端が、導体パターン12a〜21aの端と一致する、若しくは、重なっている必要はなく、少なくとも一方の端が導体パターン12a〜21aと導体パターン12a〜21aの端と一致する、若しくは、重なっていればよい。また、切り欠き51は、コンデンサ電極32a,34a,36a,38aに形成してもよく、コンデンサ電極31a〜38aに形成してもよい。図10及び図11において、当該図10及び図11を分かり易くするため、各コイルCの導体パターン12a〜21aを、図7と同様に、リング状に簡略化して示す。
また、本実施形態においては、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極32a,34a,36a,38aの幅は、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極31a,33a,35a,37aの幅よりも小さく設定されているが、これに限られることなく、同じ幅に設定されていてもよい。また、コンデンサ電極32a,34a,36a,38aの幅が、コンデンサ電極31a,33a,35a,37aの幅よりも大きく設定されていてもよい。また、積層方向及び整列方向に直交する方向でのコンデンサ電極32a,34a,36a,38aの両端は、積層方向から見て、導体パターン12a〜21aと重なっていないが、これに限られることなく、少なくともいずれか一方の端が導体パターン12a〜21aと重なっていてもよい。
また、本実施形態の積層型フィルタアレイFは、コイルL及びコンデンサCを含むフィルタを4組備える構成としているが、これに限られることなく、3組以下のフィルタを備える構成としてもよく、また、5組以上のフィルタを備える構成としてもよい。
また、積層型フィルタアレイFにおけるコイルLのインダクタンスは、導体パターン11a〜22aの幅や層数等によって調整可能であり、上述した実施形態に限られるものではない。また、積層型フィルタアレイFにおけるコンデンサCのキャパシタンスは、コンデンサ電極31a〜38aの面積(切り欠き51の大きさ)や層数等によって調整可能であり、上述した実施形態に限られるものではない。
また、本実施形態においては、グリーンシートを積層すること(グリーンシート積層工法)により素子1を構成しているが、これに限られることなく、非磁性体スラリーを用い、当該非磁性体スラリー、導体パターン11a〜22a及びコンデンサ電極31a〜38aを印刷して積層すること(印刷積層工法)により素子1を構成するようにしてもよい。
本実施形態においては、本発明をL型の積層型3端子フィルタアレイに適用しているが、これに限られることなく、本発明をT型、π型、又はダブルπ型の積層型3端子フィルタアレイに適用してもよい。また、本発明を、コイルL及びコンデンサCを含むフィルタを1組備える積層型フィルタに適用してもよい。
本実施形態に係る積層型フィルタアレイを示す斜視図である。 本実施形態に係る積層型フィルタアレイの断面構成を説明するための概略図である。 本実施形態に係る積層型フィルタアレイを示す分解斜視図である。 本実施形態に係る積層型フィルタアレイに含まれるコイル部を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る積層型フィルタアレイに含まれるコイル部を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る積層型フィルタアレイの等価回路を説明するための図である。 コンデンサ電極と導体パターンとの位置関係を示す模式図である。 コンデンサ電極を示す平面図である。 コンデンサ電極を示す平面図である。 コンデンサ電極と導体パターンとの位置関係を示す模式図である。 コンデンサ電極と導体パターンとの位置関係を示す模式図である。 比較例に係る積層型フィルタの断面構成を説明するための概略図である。
符号の説明
1…素子、3,5…入出力電極、7…グランド電極、10…コイル部、11〜22,31〜38,41〜43…非磁性体グリーンシート、11a〜22a…導体パターン、11b〜21b…貫通電極、30…コンデンサ部、31a〜38a,131a〜138a…コンデンサ電極、31b〜38b…導出部、51…切り欠き、C…コンデンサ、F…積層型フィルタアレイ、L…コイル。

Claims (4)

  1. 複数の導体パターンがそれぞれ形成された複数の絶縁体が積層されることによって構成される複数のコイルを含むと共に当該複数のコイルが整列して配置されたコイル部と、前記各コイルに対応するコンデンサ電極が形成された複数の絶縁体が積層されることによって構成される複数のコンデンサを含むコンデンサ部と、を有する積層体を備え、
    前記各コンデンサにおいて対をなすコンデンサ電極は、前記積層体における前記絶縁体の積層方向から見て、少なくとも2つのコイルに渡るように形成され、
    前記対をなすコンデンサ電極のうち少なくとも一方のコンデンサ電極の前記積層方向及び前記複数のコイルの整列方向に直交する方向での端は、前記積層方向から見て、前記導体パターンの端と一致する、若しくは、当該導体パターンと重なっており、
    前記少なくとも一方のコンデンサ電極には、前記整列方向での中央部分に切り欠きが形成されていることを特徴とする積層型電子部品。
  2. 前記対をなすコンデンサ電極のうち他方のコンデンサ電極の前記積層方向及び前記整列方向に直交する前記方向での幅は、前記一方のコンデンサ電極の前記積層方向及び前記整列方向に直交する前記方向での幅よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の積層型電子部品。
  3. 前記少なくとも一方のコンデンサ電極の前記積層方向及び前記整列方向に直交する方向での幅は、前記導体パターンの前記積層方向及び前記整列方向に直交する方向での内径以上から外径以下までの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の積層型電子部品。
  4. 導体パターンがそれぞれ形成された複数の絶縁体が積層されることによって構成されるコイルを含むコイル部と、前記コイルに対応するコンデンサ電極が形成された複数の絶縁体が積層されることによって構成されるコンデンサを含むコンデンサ部と、を有する積層体を備え、
    前記コンデンサにおいて前記対をなすコンデンサ電極のうち少なくとも一方のコンデンサ電極の前記積層方向に直交する方向での端は、前記積層方向から見て、前記導体パターンの端と一致する、若しくは、当該導体パターンと重なっており、
    前記少なくとも一方のコンデンサ電極には、その中央部分に切り欠きが形成されていることを特徴とする積層型電子部品。
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