JP2007250878A - 半導体光デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第2のIII−V化合物半導体からなる井戸層を含む量子井戸構造において窒素の拡散を低減できる構造を有する半導体光デバイスを提供する。
【解決手段】半導体レーザ11aの活性層13aは、障壁層19と、井戸層21と、中間層23aとを含む。障壁層19は、構成元素として少なくともガリウムおよびヒ素を含む第1のIII−V化合物半導体からなる。井戸層21は、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第2のIII−V化合物半導体からなる。中間層23aは、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第3のIII−V化合物半導体からなる。中間層23aは、障壁層19と井戸層21との間に設けられている。中間層23aの厚みDは3nm以下であり、中間層23aの第3のIII−V化合物半導体は、構成元素としてインジウムを含まない。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体光デバイスに関する。
非特許文献1には、量子井戸構造の半導体レーザが記載されている。この半導体レーザは、GaInNAs井戸層およびGaAsバリア層を有する。その発振波長は1280nmである。2つの酸化物層を用いて電流狭窄構造を形成しており、これにより閾値電流11ミリアンペアが達成された。この半導体レーザは、摂氏100度でもレーザ発振動作をする。
非特許文献2には、量子井戸構造の半導体レーザが記載されている。この半導体レーザは、GaInNAs井戸層およびGaNAsバリア層を有する。その発振波長は1320nmである。閾値電流密度は546A/cmであり、また特性温度は、104度である。
Electron.Lett. 36 (2000) pp725. Appl.Phys. Lett. 79 (2001) pp3386.
非特許文献1の半導体レーザでは、バリア層が窒素を含まないので、GaInNAsの光学特性を向上するために必要な高温アニールができず、閾値電流が高い等、デバイス特性は悪い。高温アニールを行うと窒素の拡散が起こり、界面付近の結晶性が劣化する。窒素の拡散により生成される結晶欠陥および通電時における窒素の拡散により、信頼性も低下する。したがって、GaAsからなるバリア層では高温アニール時および通電時の窒素の拡散を抑制できず、高品質化・高信頼性が達成されない。
非特許文献2の半導体レーザでは、窒素の拡散を防ぐためには活性層の窒素と同等以上の窒素組成が必要であり、バリア層の窒素組成が充分に高くなければ、高温アニールや通電時の窒素の拡散を抑制することができず、活性層の結晶性が劣化する。また、活性層の窒素組成と同等以上の窒素組成を有するバリア層を用いた場合、量子井戸構造における十分な伝導帯バンドオフセットが得られないので、キャリアのオーバーフローが起こりやすくなり、発光効率が低下し温度特性も悪くなる。したがって、GaNAsバリア層では、十分なバンドオフセットが取れないので、キャリアのオーバーフローが起こりやすく、発光効率が低下し温度特性も悪くなる。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含むIII−V化合物半導体からなる井戸層を有する量子井戸構造において窒素の拡散を低減できる構造の半導体光デバイスを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、半導体光デバイスは、(a)構成元素として少なくともガリウムおよびヒ素を含む第1のIII−V化合物半導体からなる障壁層と、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第2のIII−V化合物半導体からなる井戸層と、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第3のIII−V化合物半導体からなり前記障壁層と前記井戸層との間に設けられ、前記井戸層に含まれる窒素元素の拡散を防止するための中間層とを含む量子井戸構造と、(b)第1導電型半導体層と、(c)第2導電型半導体層とを備え、前記量子井戸構造は、前記第1導電型半導体層と前記第2導電型半導体層との間に設けられており、前記第3のIII−V化合物半導体は、構成元素としてインジウムを含まない。
本発明に係る半導体光デバイスによれば、障壁層が、構成元素として少なくともガリウムおよびヒ素を含む第1のIII−V化合物半導体からなるので、バンドギャップが大きく取れ、発光効率を高めることができる。井戸層が、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第2のIII−V化合物半導体からなるので、光通信に利用できる近赤外領域を含む波長範囲における発光が実現される。中間層が、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第3のIII−V化合物半導体からなるので、高温アニール時だけでなく通電時における窒素の拡散を低減できる。中間層が、窒素との結合が弱いインジウムを構成元素として含まない。中間層の厚さが薄いので、伝導帯のバンドオフセットが確保され、キャリアのオーバーフローが最小限に抑えられる。
本発明に係る半導体光デバイスでは、前記中間層の厚みは3nm以下であり、前記中間層の窒素組成は前記井戸層の窒素組成以上であることが好ましい。この発明によれば、中間層の窒素組成が井戸層の窒素組成と同程度以上の窒素組成であるので、窒素の拡散を充分に防ぐことができる。
本発明に係る半導体光デバイスでは、前記第3のIII−V化合物半導体は構成元素として燐を含むことができる。この発明によれば、中間層が燐を含む半導体から構成されるので、伝導帯および価電子帯のバンドオフセットを大きくでき、キャリアの閉じ込め効果が増大する。これ故に、井戸層からのキャリア漏れが抑制され、発光効率が向上する。また、燐を添加することにより中間層において窒素の平衡固溶度が増加するので、窒素が結晶中に容易に取り込まれるようになり、中間層の結晶性が向上する。中間層の結晶欠陥が低減されるので、キャリアの消滅を低減し、活性層の発光効率を向上させる。
本発明に係る半導体光デバイスでは、前記第1のIII−V化合物半導体はGaAsであり、前記第2のIII−V化合物半導体はGaInNAsであり、前記第3のIII−V化合物半導体はGaNPAsであることが好ましい。或いは、本発明に係る半導体光デバイスでは、前記第1のIII−V化合物半導体はGaAsであり、前記第2のIII−V化合物半導体はGaInNAsであり、前記第3のIII−V化合物半導体はGaNAsであることが好ましい。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第2のIII−V化合物半導体からなる井戸層を含む量子井戸構造において窒素の拡散を低減できる構造の半導体光デバイスが提供される。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明の半導体光デバイスに係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る半導体光デバイスといった半導体レーザを概略的に示す図面である。半導体レーザ11aは、活性層13aと、第1導電型半導体層15と、第2導電型半導体層17とを備える。活性層13aは、第1導電型半導体層15と第2導電型半導体層17との間に設けられている。活性層13aは、量子井戸構造を有しており、また障壁層19と、井戸層21と、中間層23aとを含む。障壁層19は、構成元素として少なくともガリウムおよびヒ素を含む第1のIII−V化合物半導体からなる。井戸層21は、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第2のIII−V化合物半導体からなる。中間層23aは、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第3のIII−V化合物半導体からなる。また、中間層23aは、障壁層19と井戸層21との間に設けられてており、また井戸層21に含まれる窒素元素の拡散を防止するように設けられている。中間層23aの厚みDは好ましくは3nm以下であり、中間層23aの第3のIII−V化合物半導体は、構成元素としてインジウムを含まない。
半導体レーザ11aによれば、障壁層19が、構成元素として少なくともガリウムおよびヒ素を含む第1のIII−V化合物半導体からなるので、バンドギャップが大きく取れ、発光効率を高めることができる。井戸層21が、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第2のIII−V化合物半導体からなるので、光通信に利用できる近赤外領域を含む波長範囲における発光が実現される。中間層23aが、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第3のIII−V化合物半導体からなるので、高温アニール時だけでなく通電時における窒素の拡散を低減できる。中間層23aが、窒素との結合が弱いインジウムを構成元素として含まない。中間層23aの厚さDが薄いので、伝導帯のバンドオフセットが確保され、キャリアのオーバーフローが最小限に抑えられる。
半導体レーザ11aでは、第1導電型半導体層15は、半導体基板25の主面25a上に設けられている。半導体基板25は、導電性を有しており、例えばGaAs基板である。必要な場合には、第1導電型半導体層15と半導体基板25との間には、III−V化合物半導体からなるバッファ層27を含むことができる。
半導体レーザ11aは、第2導電型半導体層17の第1の領域17a上に設けられたコンタクト層29を含むことができる。また、第2導電型半導体層17の第2の領域17b上には、絶縁層31が設けられている。コンタクト層29は、例えばストライプ形状を有している。コンタクト層29および絶縁層31上には、第1の電極35が位置しており、また基板25の裏面25bには第2の電極33が設けられている。
一例の半導体レーザ11aは、障壁層19の第1のIII−V化合物半導体はGaAsであり、井戸層21の第2のIII−V化合物半導体はGaInNAsであり、中間層23aの第3のIII−V化合物半導体はGaNAsであることが好ましい。
半導体レーザ11aでは、中間層23aの窒素組成は井戸層21の窒素組成以上であることが好ましい。この半導体レーザ11aによれば、中間層23aの窒素組成が井戸層21の窒素組成と同程度以上の窒素組成であるので、窒素の拡散を充分に防ぐことができる。
半導体レーザ11aの一例を下記に示す。
半導体基板25:n型GaAs
バッファ層27:n型GaAs
第1導電型半導体層15:n型クラッド層、n型AlGaAs
活性層13a
障壁層19:GaAs、8nm
井戸層21:GaInNAs、7nm
中間層23a:GaN0.01As0.99、2nm
第2導電型半導体層17:p型クラッド層、p型AlGaAs
コンタクト層29:p型GaAs
絶縁層31:窒化シリコン
第1の電極35:アノード
第2の電極33:カソード
である。活性層13aとしては単一量子井戸構造に限定されることなく、多重量子井戸構造を有することができる。
半導体レーザ11aは、最も第1導電型半導体層15に近い障壁層19と第1導電型半導体層15との間に光閉じ込め層37を含むことができる。また、最も第2導電型半導体層17に近い障壁層19と第2導電型半導体層17との間に光閉じ込め層39を含むことができる。半導体レーザ11aでは、障壁層19の材料が光閉じ込め層37、39の材料と異なることができる。或いは、第1導電型半導体層15と中間層23aとの間に位置する障壁層19の厚さを調整して、最も第1導電型半導体層15に近い該障壁層19が光閉じ込め層としても機能を有するようにすることができる。また、第2導電型半導体層17と中間層23aとの間に位置する障壁層19の厚さを調整して、最も第2導電型半導体層17に近い該障壁層19が光閉じ込め層としても機能を有するようにすることができる。
(実施例1)
減圧有機金属気相成長(MOVPE)法を用いて、単一量子井戸(SQW)を活性層とするレーザ構造エピを作製した。Al、Ga、In、N、Asの原料として、それぞれ、TMAl、TEGa、TMIn、DMHy、TBAsを用いる。また、Si、Znドーパントのために、それぞれ、ドーピングガスTeESiおよびDEZnを用いる。
基板はSiドープGaAs(100)2゜オフ基板を用いた。
本実施例の単一量子井戸構造は、井戸層/中間層/障壁層(GaInNAs/GaNAs/GaAs)の組み合わせを有する。このGaInNAs井戸層の厚さは7nmであり、具体的には、井戸層はGa0.65In0.350.01As0.99からなることができる。井戸層の成長条件の一例:
成長温度:摂氏510度、
成長速度:0.9μm/h、
モル比[DMHy]/[全V族原料]:0.99、
成長圧力:76Torr(10132.5Pa)
である。
障壁層はGaAsで形成し、また光閉じ込め層との兼用のために、厚さ140nmの半導体層を形成した。中間層の厚さは例えば2nmである。中間層はGaNAsで形成し、具体的には、GaN0.01As0.99からなることができる。n型クラッド層はSiドープのAl0.3Ga0.7Asからなり、その厚さは1.5マイクロメートルである。p型クラッド層はZnドープのAl0.3Ga0.7Asからなり、その厚さは1.5マイクロメートルである。p型クラッド層成長後、0.2マイクロメートル厚のp型GaAsコンタクト層を成長した。
中間層が提供する利益を調べるために、GaNAs中間層を有しないレーザ構造も作製した。GaInNAs井戸層の光学特性向上のために、エピタキシャル成長の完了の後に、MOVPE炉内で10分間アニールを行った。アニール温度は例えば二通りの温度、例えば摂氏650度および700度を用いた。
エピタキシャル成長が完了した後に、Gain−Guide型半導体レーザを作製した。まず、フォトリソグラフィー法によりフォトレジストでパターンを形成した後、メサエッチングによりコンタクト層をストライプ状に加工した。ストライプ幅は例えば5マイクロメートルである。プラズマCVD法を用いてウェハ全面にSiN絶縁膜を形成する。フォトリソグラフィー法およびフッ酸エッチングを用い、幅5マイクロメートルのストライプ形状のコンタクト層上のSiN絶縁膜を選択的に除去した。その後、p型用電極およびn型用電極を形成した。これにより、ウエハ生産物が得られた。
製造プロセスが完了した後、ウェハ生産物を共振器長L=600μmになるように劈開し、レーザバーを作製した。このレーザバーを用いてレーザ特性評価および長期通電試験を行った。また、ウェハ生産物の一部を用いて室温でのフォトルミネッセンス(PL)測定を行い、アニール温度に対するGaInNAs半導体のPL波長を調べた。
図2は、半導体レーザに印加された電流と光出力との関係を示す図面である。特性線Cは、GaNAs中間層およびGaInNAs井戸層を有する半導体レーザAの特性を示す。特性線Cは、GaNAs中間層を含まずGaInNAs井戸層を含む半導体レーザBの特性を示す。これらの半導体レーザA、Bは、摂氏700度の温度でアニールされている。中間層を有する半導体レーザAは、半導体レーザBに比べて、低い閾値電流を有すると共に高いスロープ効率を有する。これは、中間層の存在によりアニール時の窒素の相互拡散が抑制されて、良好なヘテロ界面が維持された結果と考えられる。
図3は、中間層を含まない半導体レーザBの室温におけるPLスペクトルを示す図面である。特性線CB650は、摂氏650度でアニールされた半導体レーザのGaInNAs井戸層のPLスペクトルを示す。特性線CB700は、摂氏700度でアニールされた半導体レーザのGaInNAs井戸層のPLスペクトルを示す。
図4は、中間層を含む半導体レーザAの室温におけるPLスペクトルを示す図面である。特性線CA650は、摂氏650度でアニールされた半導体レーザのGaInNAs井戸層のPLスペクトルを示す。特性線CA700は、摂氏700度でアニールされた半導体レーザのGaInNAs井戸層のPLスペクトルを示す。
中間層を用いる半導体レーザAでは、アニール温度が摂氏700度であるピーク波長は、アニール温度が摂氏600度であるピーク波長と実質的に同じであり、アニールによりピーク波長の変化がない。一方、中間層を用いない半導体レーザBでは、摂氏700度でアニールされた半導体レーザのピーク波長は、摂氏600度でアニールされた半導体レーザのピーク波長に比べて20ナノメートル程度短い。
中間層を用いない半導体レーザBにおけるピーク波長の変動の理由は、摂氏700度のアニールでは、井戸層からの窒素拡散が起こり、ピーク波長が短波長にシフトしたものであると考えられる。一方、中間層を用いる半導体レーザAでは、中間層のおかげで窒素拡散が抑えられ、この結果、ピーク波長のシフトが非常に小さくできたと考えられる。
図5は、光出力が一定であるという条件で通電試験を行った結果を示す図面である。この試験は、摂氏25度の温度およびAPC条件の下で、2mWの光出力が得られるように行われた。中間層を用いない半導体レーザBの特性CIBは通電初期から動作電流が増加し徐々に劣化が進んでいるのに対して、中間層を含む半導体レーザAの特性CIAは1000時間まで動作電流が安定し通電劣化がほとんどない。中間層を用いない半導体レーザBでは、窒素の相互拡散による界面付近の結晶欠陥の増加により通電劣化が進行しているものと考えられる。
以上の結果から、GaNAs中間層によりアニール中の窒素の相互拡散が抑制され、急峻で結晶欠陥の少ない良好なヘテロ界面の維持が行われることが可能となり、低閾値電流、高スロープ効率、良好な波長安定性が得られたものと考えられる。また、GaNAs中間層は通電中の長期信頼性にも大幅な改善をもたらし、信頼性の高い半導体レーザを作製することができる。
これまでの説明から、GaNAs中間層を含む半導体レーザAは、改善された特性(低閾値電流、高スロープ効率、波長安定性)を有することが理解される。成長直後のGaInNAs半導体には様々な結晶欠陥が含まれており、これらの欠陥が非発光中心として働くので、GaInNAs半導体レーザの発光効率は低い。発光効率の向上のために、エピタキシャル成長の後に高温アニールが行われ、このアニールにより結晶欠陥が劇的に減少する。しかし、GaInNAs/GaAsヘテロ界面において、高温アニール中に窒素の相互拡散が生じ、井戸層中の窒素がGaAs層へ拡散する。この拡散はIn−N結合が弱いことも関係しており、高温の熱処理中にIn−N結合が容易に切れて、この結果、窒素の拡散が促進されているものと推測される。このように、GaAs障壁層では、高温アニール中に窒素の拡散が生じて、ヘテロ界面における急峻性が損なわれると共に、窒素(N)の移動により空孔等の結晶欠陥が生成される。一方、活性層と同程度の窒素濃度を有すると共にインジウム(In)を含まない中間層を用いると、窒素の濃度勾配による拡散は起きないので、高温アニールでのヘテロ界面の急峻性が維持されることが期待できる。また、インジウムを含まない中間層を用いる半導体レーザでは、結合力の強いGa−N結合により窒素が引き留められるので、その結合力の強さが中間層を形成している窒素の拡散を防ぐ。
このように、中間層を用いることによって窒素の相互拡散およびヘテロ界面の劣化を引き起こすことなく高温アニールが行われるようになり、GaInNAs半導体の高品質化が可能になる。また、窒素の相互拡散が抑制されることにより、井戸層、中間層および障壁層の組成が安定化するので、アニールによる波長の変動が少ない波長安定性に優れた半導体レーザが作製可能になる。
また、長期通電での信頼性が向上する。中間層を用いることにより、通電中においてもGaInNAs井戸層からの窒素の拡散が抑制されるので、相互拡散により生じる空孔等の結晶欠陥の生成が低減されると共に、ヘテロ界面の結晶性も変化せずバンドオフセットが維持される。これ故に、発光効率が維持され、良好な信頼性(光出力の安定性)が得られる。また、GaNAs中間層はGaAs障壁層よりも格子定数が小さいので、圧縮歪が加わっているGaInNAs井戸層に対して引張り歪を加えることになり、この歪補償効果が良好な信頼性の一要因となっていると考えられる。
(実施例2)
減圧有機金属気相成長(MOVPE)法を用いて、単一量子井戸(SQW)を活性層とするレーザ構造エピを作製した。基板はSiドープGaAs(100)2゜オフ基板を用いた。
単一量子井戸構造は、井戸層/中間層/障壁層(GaInNAs/GaNAs/GaAs)の組み合わせを有する。このGaInNAs井戸層の厚さは7nmであり、具体的には、井戸層はGa0.65In0.350.01As0.99からなることができる。井戸層の成長条件の一例:
成長温度:摂氏510度、
成長速度:0.9μm/h、
モル比[DMHy]/[全V族原料]:0.99、
成長圧力:76Torr(10132.5Pa)
である。
GaNAs中間層の組成として、GaN0.01As0.99を用い、中間層の厚さの影響を調べるために、GaNAs中間層の異なる厚みを有する半導体レーザを作製した。その厚さとして、0、2nm、3nm、5nm、10nmを用いた。
障壁層はGaAsで形成し、また光閉じ込め層との兼用のために、厚さ140nmの障壁層を形成した。n型クラッド層はSiドープのAl0.3Ga0.7Asからなり、その厚さは1.5マイクロメートルである。p型クラッド層はZnドープのAl0.3Ga0.7Asからなり、その厚さは1.5マイクロメートルである。p型クラッド層成長後、0.2マイクロメートル厚のp型GaAsコンタクト層を成長した。
GaInNAs井戸層の光学特性向上のために、エピタキシャル成長の完了の後に、MOVPE炉内で10分間アニールを行った。アニール温度として、例えば700度を用いた。
エピタキシャル成長が完了した後に、実施例1と同様に、Gain−Guide型半導体レーザを作製した。製造プロセスが完了した後、実施例1と同様に、ウェハ生産物を600μmの共振器長になるように劈開し、レーザバーを作製した。このレーザバーを用いてレーザ特性評価を行った。
図6は、GaNAs中間層の厚さと初期レーザ光出力との関係を示す図面である。GaNAs中間層の組成として、GaN0.01As0.99を用い、その厚さとして、0、2nm、3nm、5nm、10nm(それぞれシンボルD1、D2、D3、D4、D5として示す)を用いた。
GaInNAs井戸層を有する半導体レーザの中間層の厚さが3nmを超えると、レーザ光出力は低下しはじめる。GaNAs中間層とGaInNAs井戸層との伝導帯バンドオフセットが小さく、キャリア漏れが起こりやすくなることが原因と考えられる。この結果から、GaNAs中間層の厚さは3nm以下が好ましい。また、GaNAs中間層としては、一原子層以上の厚みが好ましい。
以上の説明より、GaNAs中間層の厚さが増加すると光出力が低下する。窒素の相互拡散を防ぐために、井戸中の窒素組成と同等の窒素組成を有するGaNaAs中間層を用いるので、井戸層と中間層との伝導帯バンドオフセットがキャリア閉じ込めに対して十分ではない可能性がある。キャリア閉じ込め用の障壁層としてはGaAsがあるためGaNAs中間層は薄くてもよい。この実験は、GaNAs中間層として3nm程度の厚さであれば、窒素相互拡散抑制が可能であり、かつ発光効率の高いデバイスが作製できることを示す。
(第2の実施の形態)
図7は、本実施の形態に係る半導体光デバイスといった半導体レーザを概略的に示す図面である。半導体レーザ11bは、活性層13bと、第1導電型半導体層15と、第2導電型半導体層17とを備える。活性層13bは、量子井戸構造を有しており、また第1導電型半導体層15と第2導電型半導体層17との間に設けられている。活性層13bは、障壁層19と、井戸層21と、中間層23bとを含む。中間層23bは、障壁層19と井戸層21との間に設けられている。中間層23bの厚みDは3nm以下である。中間層23bは、構成元素として少なくとも燐、窒素およびヒ素を含む第3のIII−V化合物半導体からなる。また、中間層23bの第3のIII−V化合物半導体は、構成元素としてインジウムを含まない。
この半導体レーザによれば、中間層23bが燐を含む半導体から構成されるので、伝導帯および価電子帯のバンドオフセットを大きくでき、キャリアの閉じ込め効果が増大する。これ故に、井戸層21からのキャリア漏れが抑制され、発光効率が向上する。また、燐を添加することにより中間層23bにおいて窒素の平衡固溶度が増加するので、窒素が結晶中に容易に取り込まれるようになり、中間層23bの結晶性が向上する。中間層23bの結晶欠陥は低減されるので、キャリアの消滅を低減し、半導体レーザ11bの発光効率を向上させる。
一例の半導体レーザでは、障壁層19の第1のIII−V化合物半導体はGaAsであり、井戸層21の第2のIII−V化合物半導体はGaInNAsであり、中間層23bの第3のIII−V化合物半導体はGaNPAsであることが好ましい。
半導体レーザ11bでは、中間層23bの窒素組成は井戸層21の窒素組成以上であることが好ましい。この半導体レーザ11bによれば、中間層23bの窒素組成が井戸層21の窒素組成と同程度以上の窒素組成であるので、窒素の拡散を充分に防ぐことができる。
半導体レーザ11bの一例を下記に示す。
半導体基板25:n型GaAs
バッファ層27:n型GaAs
第1導電型半導体層15:n型クラッド層、n型AlGaAs
活性層13b
障壁層19:GaAs
井戸層21:GaInNAs、7nm
中間層23b:GaNPAs、2nm
第2導電型半導体層17:p型クラッド層、p型AlGaAs
コンタクト層29:p型GaAs
絶縁層31:窒化シリコン
第1の電極35:アノード
第2の電極33:カソード
である。活性層13aと同様に、活性層13bとしては単一量子井戸構造に限定されることなく、多重量子井戸構造を有することができる。
(実施例3)
減圧有機金属気相成長(MOVPE)法を用いて、単一量子井戸(SQW)を活性層とするレーザ構造エピを作製した。基板はSiドープGaAs(100)2゜オフ基板を用いた。単一量子井戸構造は、井戸層/中間層/障壁層(GaInNAs/GaNPAs/GaAs)の組み合わせを有する。障壁層はGaAsで形成し、また光閉じ込め層との兼用のために、厚さ140nmの障壁層を形成した。中間層の厚さは例えば2nmである。中間層はGaNPAsで形成し、具体的には、GaN0.010.01As0.98からなることができる。GaInNAs井戸層の厚さは7nmであり、具体的には、井戸層はGa0.65In0.350.01As0.99からなることができる。井戸層の成長条件の一例:
井戸層の成長条件の一例:
成長温度:摂氏510度、
成長速度:0.9μm/h、
モル比[DMHy]/[全V族原料]:0.99、
成長圧力:76Torr(10132.5Pa)
である。
n型クラッド層はSiドープのAl0.3Ga0.7Asからなり、その厚さは1.5マイクロメートルである。p型クラッド層はZnドープのAl0.3Ga0.7Asからなり、その厚さは1.5マイクロメートルである。p型クラッド層成長後、0.2マイクロメートル厚のp型GaAsコンタクト層を成長した。
GaNPAs中間層が提供する利益を調べるために、GaNAs中間層を有するレーザ構造も作製した。GaInNAs井戸層の光学特性向上のために、エピタキシャル成長の完了の後に、MOVPE炉内で10分間アニールを行った。アニール温度として例えば700度を用いた。
エピタキシャル成長が完了した後に、実施例1と同様に、Gain−Guide型半導体レーザを作製した。製造プロセスが完了した後、ウェハ生産物を600μmの共振器長になるように劈開し、レーザバーを作製した。このレーザバーを用いてレーザ特性評価を行った。
図8は、半導体レーザに印加された電流と光出力との関係を示す図面である。この図は、GaNPAs中間層を含むGaInNAs半導体レーザA1およびGaNAs中間層を含むGaInNAs半導体レーザA2のための特性CA1、CA2をそれぞれ示す。GaNPAs中間層を含む半導体レーザA1の閾値電流は、GaNAs中間層を含む半導体レーザA2の閾値電流より低く、またGaNPAs中間層を含む半導体レーザA1のスロープ効率がGaNAs中間層を含む半導体レーザA2のスロープ効率より高い。この結果は、中間層に燐を含むIII−V化合物半導体を用いることによって、井戸層と中間層とのバンドオフセットを大きくでき、キャリアのオーバーフローを抑制できたためと考えられる。
以上説明したように、燐を含む中間層を用いることにより初期特性が向上する。燐を含む中間層は、井戸層と中間層との間の伝導帯および価電子帯のバンドオフセットを大きくすることが可能となり、これにより、キャリアの閉じ込めが増大する。これ故に、井戸層からのキャリア漏れが抑制され、発光効率が向上する。また、低閾値電流、高スロープ効率の半導体レーザが提供される。
また、中間層が燐を含むと、結晶中の窒素の平衡固溶度が増加する。このため、窒素を構成元素として結晶中に導入しやすくなり、中間層としての結晶性を向上させることが可能である。これ故に、中間層の結晶欠陥が低減し、それによるキャリア消滅が抑制される。従って、半導体レーザの発光効率が向上し、低閾値電流、高スロープ効率のレーザが得られる。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本実施の形態では、例えば、半導体レーザといった半導体光デバイスを説明したけれども、本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。例えば、半導体光デバイスとして、発光ダイオード、フォトダイオード、半導体光増幅器、光変調素子、太陽電池等がある。また、中間層の材料としてGaNAs、GaNPAsについて説明したが、中間層の材料としてはGaNAsSb、GaNPAsSb等も使用できる。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
図1は、本実施の形態に係る半導体光デバイスといった半導体レーザを概略的に示す図面である。 図2は、半導体レーザに印加された電流と光出力との関係を示す図面である。 図3は、中間層を含まない半導体レーザBの室温におけるPLスペクトルを示す図面である。 図4は、中間層を含む半導体レーザAの室温におけるPLスペクトルを示す図面である。 図5は、光出力が一定であるという条件で通電試験を行った結果を示す図面である。 図6は、GaNAs中間層の厚さと初期レーザ光出力との関係を示す図面である。 図7は、本実施の形態に係る半導体光デバイスといった半導体レーザを概略的に示す図面である。 図8は、半導体レーザに印加された電流と光出力との関係を示す図面である。
符号の説明
11a、11b…半導体レーザ、13a、13b…活性層、15…第1導電型半導体層、17…第2導電型半導体層、19…障壁層、21…井戸層、23a、23b…中間層、25…半導体基板、27…バッファ層、29…コンタクト層、31…絶縁層、33…第2の電極、35…第1の電極

Claims (5)

  1. 構成元素として少なくともガリウムおよびヒ素を含む第1のIII−V化合物半導体からなる障壁層と、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第2のIII−V化合物半導体からなる井戸層と、構成元素として少なくとも窒素およびヒ素を含む第3のIII−V化合物半導体からなり前記障壁層と前記井戸層との間に設けられ、前記井戸層に含まれる窒素元素の拡散を防止するための中間層とを含む量子井戸構造と、
    第1導電型半導体層と、
    第2導電型半導体層と
    を備え、
    前記量子井戸構造は、前記第1導電型半導体層と前記第2導電型半導体層との間に設けられており、
    前記第3のIII−V化合物半導体は、構成元素としてインジウムを含まない、ことを特徴とする半導体光デバイス。
  2. 前記中間層の厚みは3nm以下であり、
    前記中間層の窒素組成は前記井戸層の窒素組成以上である、ことを特徴とする請求項1に記載された半導体光デバイス。
  3. 前記第3のIII−V化合物半導体は構成元素として燐を含む、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された半導体光デバイス。
  4. 前記第1のIII−V化合物半導体はGaAsであり、
    前記第2のIII−V化合物半導体はGaInNAsであり、
    前記第3のIII−V化合物半導体はGaNPAsである、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載された半導体光デバイス。
  5. 前記第1のIII−V化合物半導体はGaAsであり、
    前記第2のIII−V化合物半導体はGaInNAsであり、
    前記第3のIII−V化合物半導体はGaNAsである、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に半導体光デバイス。
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