JP4341702B2 - Iii族窒化物系半導体発光素子 - Google Patents

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    • H01L33/32Materials of the light emitting region containing only elements of group III and group V of the periodic system containing nitrogen

Description

本発明は、III族窒化物系半導体発光素子に関する。
特許文献1には、窒化物半導体発光素子が記載されている。正電極は第一のp型窒化物半導体層に接触している。第二のp型窒化物半導体層は、活性層上において、p型クラッド層と第一のp型窒化物半導体層との間に位置している。つまり、活性層上に、順に、p型クラッド層、第二のp型窒化物半導体層、第一のp型窒化物半導体層が設けられている。第二のp型窒化物半導体層のアクセプタ不純物濃度は、正電極が接触する第一のp型窒化物半導体層のアクセプタ不純物濃度より低い。
特許文献2には、III族窒化物化合物半導体発光素子が記載されている。発光層上には、p型Al0.08Ga0.92Nクラッド層、p型第1GaNコンタクト層72、およびp型第2GaNコンタクト層が順に設けられ、p型第2GaNコンタクト層に電極が接触している。
特開平8−330629号公報 特開平10−4210号公報
引用文献1および2に記載された発光素子では、活性層の上に、p型AlGaN電子ブロック層/p型GaNコンタクト層からなる積層が設けられている。p型GaNコンタクト層は、通常Mg濃度のp型GaN層と高いMg濃度のp型GaN層とを含む。
この構造の発光ダイオードの光出力の向上が望まれる。発明者らによる発光ダイオードの特性解析によれば、p型半導体層と量子井戸構造活性層との界面付近にドナー準位が観測された。また、低温における発光スペクトルには、活性層とは異なるp型半導体層に起因する発光と推測されるピークが観測された。この発光の原因は、量子井戸構造の活性層とp型半導体層との界面付近にドナー性欠陥が形成されており、該欠陥が、電子ブロック層のバリアハイトを低下させている。この低下により、活性層から電子がp型半導体領域へリークし、これにより、発光効率が低下したと考えられる。
そこで、本発明の目的は、上記の事項を鑑みて為されたものであり、活性層からのp型半導体領域への電子リークを低減可能なIII族窒化物系半導体発光素子を提供することとしている。
本発明の一側面によれば、III族窒化物系半導体発光素子は、(a)n型窒化ガリウム系半導体層と、(b)第1のp型AlGa1−XN(0≦X<1)層と、(c)前記n型窒化ガリウム系半導体層と前記第1のp型AlGa1−XN層との間に設けられInGaN層を含む発光層と、(d)前記第1のp型AlGa1−XN層上に設けられた第2のp型AlGa1−YN(0≦Y≦X<1)層と、(e)前記第2のp型AlGa1−YN層上に設けられた第3のp型AlGa1−ZN層(0≦Z≦Y≦X<1)と、(f)前記第3のp型AlGa1−ZN層に接触するp電極とを備える。前記第2のp型AlGa1−YN層のp型ドーパント濃度は、前記第1のp型AlGa1−XN層および前記第3のp型AlGa1−ZN層のp型ドーパント濃度より大きい。前記第1のp型Al Ga 1−X N層は前記第2のp型Al Ga 1−Y N層に接しており、前記第2のp型Al Ga 1−Y N層は前記第3のp型Al Ga 1−Z N層に接しており、前記第1のp型Al Ga 1−X N層は前記発光層に接しており、前記第1のp型Al Ga 1−X 層は電子ブロック層である。前記第1のp型Al Ga 1−X N層のp型ドーパント濃度は、1×10 19 cm −3 以上である。
このIII族窒化物系半導体発光素子によれば、第2のp型AlGa1−YN層のp型ドーパント濃度は、第1のp型AlGa1−XN層のp型ドーパント濃度より大きいので、第2のp型AlGa1−YN層からのp型ドーパントが当該素子を製造における熱により第1のp型AlGa1−XN層を拡散して、第1のp型AlGa1−XN層と活性層との界面近傍まで到達する。これにより、第1のp型AlGa1−XN層と活性層との界面近傍の第1のp型AlGa1−XN層においてp型ドーパント濃度のプロファイルが急峻になる。これにより、電子リークが低減され、発光効率を増加させる。また、第3のp型AlGa1−ZN層のp型ドーパント濃度は、適切なコンタクト抵抗を得るための値に設定可能である。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記第3のp型Al Ga 1−Z N層はGaNからなると共に、前記第2のp型Al Ga 1−Y N層はGaNからなることができる。また、本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記第1のp型Al Ga 1−X N層はAlGaNからなることができる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記第2のp型AlGa1−YN層のp型ドーパント濃度は、1×1020cm−3以上であることが好ましい。p型ドーパント濃度が1×1020cm−3以上になると、ドーパント拡散を促進させる効果が高まる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記第3のp型AlGa1−ZN層のp型ドーパント濃度が1×1019cm−3以上であることが好ましい。このドーパント濃度範囲では、第3のp型AlGa1−ZN層と電極との接触抵抗が小さくなる。また、前記第3のp型AlGa1−ZN層のp型ドーパント濃度が1×1020cm−3以下であることが好ましい。過度のp型ドーパント濃度は順方向電圧(Vf)が増加する。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記第1のp型AlGa1−YN層のp型ドーパント濃度は、1×1020cm−3以下であることが好ましい。
過剰なドーパント濃度は活性化率を低下させるので、p型ドーパント濃度は1×1020cm−3以下であることが好ましい。第1のp型AlGa1−YN層の役割は活性層に正孔を提供することなので、高いキャリア濃度を達成することが好ましい。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記第2のp型AlGa1−YN層はGaNからなることが好ましい。また、本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記第3のp型AlGa1−ZN層はGaNからなることが好ましい。GaNの成長速度はAlGaNの成長速度よりも大きくできるので、成長時間が短くなり、コストを削減できる。
さらに、本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記第1のp型AlGa1−XN層はGaNからなることが好ましい。活性層における発光波長に応じて、GaNも電子バリアとして使用可能である。また、GaNの成長速度はAlGaNの成長速度よりも大きくできるので、成長時間が短くなり、コストを削減できる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記第1のp型AlGa1−XN層のp型ドーパントはBe、Mg、Znの少なくとも一つであることができる。前記第2のp型AlGa1−YN層のp型ドーパントはBe、Mg、Znの少なくとも一つであることができる。前記第3のp型AlGa1−ZN層のp型ドーパントはBe、Mg、Znの少なくとも一つであることができる。このIII族窒化物系半導体発光素子では、p型ドーパントのための上記の元素で優れた効果が提供される。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、本発明によれば、活性層からのp型半導体領域への電子リークを低減可能なIII族窒化物系半導体発光素子が提供される。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明のIII族窒化物系半導体発光素子に係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係るIII族窒化物系半導体発光素子を概略的に示す図面である。III族窒化物系半導体発光素子11としては、例えば面発光の発光ダイオードがある。III族窒化物系半導体発光素子11は、n型窒化ガリウム系半導体層13と、第1のp型AlGa1−XN(0≦X<1)層15と、InGaN層を含む活性層17と、第2のp型AlGa1−YN(0≦Y≦X<1)層19と、第3のp型AlGa1−ZN(0≦Z≦Y≦X<1)層21と、電極23とを備える。第1のp型AlGa1−XN層(以下、p型AlGa1−XN層と記す)15は、InGaN活性層17上に設けられている。第2のp型AlGa1−YN層(以下、p型AlGa1−YN層と記す)19は、p型AlGa1−XN層15上に設けられている。第3のp型AlGa1−ZN層(以下、p型AlGa1−ZN層と記す)21は、p型AlGa1−YN層19上に設けられている。電極23は、p型AlGa1−ZN層21に接触しており、例えばアノード電極である。この接触は、好ましくはオーミック接触である。p型AlGa1−YN層19のp型ドーパント濃度NP19は、p型AlGa1−XN層15のp型ドーパント濃度NP15より大きい。また、p型ドーパント濃度NP19は、p型AlGa1−ZN層21のp型ドーパント濃度NP21より大きい。
このIII族窒化物系半導体発光素子11によれば、p型ドーパント濃度NP19は、p型ドーパント濃度NP15より大きいので、p型AlGa1−YN層19からのp型ドーパントが、半導体発光素子11の製造工程中にp型AlGa1−XN層15を熱拡散して、p型AlGa1−XN層15と活性層17との界面近傍まで到達する。これにより、p型AlGa1−XN層15と活性層17との界面近傍のp型AlGa1−XN層15においてp型ドーパントの濃度プロファイルが急峻に変化する。これにより、活性層17からの電子リークが低減され、発光効率が増加する。また、p型AlGaN層21のp型ドーパント濃度NP21はp型ドーパント濃度NP19と独立して規定されるので、電極23とp型AlGa1−ZN層21との接触に適切なコンタクト抵抗を提供できる。
III族窒化物系半導体発光素子11は基板25を更に含む。基板25は、本実施例では、例えば導電性のGaN基板といったIII族窒化物基板であることができる。或いは、基板25として、サファイア基板を用いることもできる。n型GaN基板の主面(主面25aに対応する)上には、例えばn型AlGaN層27が設けられており、またn型GaN基板の裏面(裏面25bに対応する)上には、電極29が接触しており、例えばカソード電極である。
活性層17は、例えば量子井戸構造を有することができ、InGaN井戸層17aおよび障壁層17bを含む。障壁層17bは、窒化ガリウム系半導体からなり、例えば井戸層17aのInGaNのインジウム組成よりも少ないインジウム組成のInGaNからなることができる障壁層17bの材料としては、必要な場合にはGaNであることができる。活性層17の構造は、単一または多重の量子井戸構造に限定されることなく、単一のInGaN層からなることもできる。活性層17からの光Lは、電極23を介して出射される
III族窒化物系半導体発光素子11では、p型AlGa1−YN層19のためのp型ドーパントはBe、Mg、Znの少なくとも一つであることができる。上記の元素をp型ドーパントとして使用して、優れた特性が提供される。p型AlGa1−ZN層21のためのp型ドーパントはBe、Mg、Znの少なくとも一つであることができる。低コンタクト抵抗が実現される。ドーパント濃度の調整は、例えば成長速度等の変更により実現される。また、p型AlGa1−XN層15のためのp型ドーパントはBe、Mg、Znの少なくとも一つであることができる。
(実施例)
発光ダイオード(LED)を作製した。n型GaN基板を準備した。引き続く結晶成長では、例えば有機金属気相成長(OMVPE)法を用いた。OMVPEの原料としては、ガリウム原料としてトリメチルガリウム(TMGa)、インジウム原料としてトリメチルインジウム(TMIn)、アルミニウム原料としてトリメチルアルミニウム(TMAl)を用い、窒素原料としてアンモニアを用いた。キャリアガスとして、水素、窒素を用いた。p型ドーパントとしてビスシクロペンタディエニルマグネシウム(CpMg)を用い、n型ドーパントとしてモノメチルシラン(CHSiH)を用いた。
n型GaN基板上に、n型Al0,07Ga0.93N層(例えば、厚さ50nm)、n型GaN層(例えば、厚さ2μm)、In0.14Ga0.86N井戸層(例えば、厚さ3nm)/In0.003Ga0.997N障壁層(例えば、厚さ15nm)の活性層(6つの井戸層)、p型Al0.085Ga0.915N(例えば、厚さ20nm、Mg濃度3.0×1019cm−3)、Mg高添加GaN層(例えば、厚さ20nm、Mg濃度1.8×1020cm−3)、Mg通常添加GaN層(例えば、厚さ30nm、Mg濃度7.6×1019cm−3)を順に成長して、エピタキシャルウエハAを形成した。
参考のために、Mg高添加GaN層を成長することなく、Mg通常添加GaN層(例えば、厚さ50nm)を順に成長して、エピタキシャルウエハR1(比較例1)を形成した。また、Mg通常添加GaN層を成長することなく、Mg高添加GaN層(例えば、厚さ50nm)を順に成長して、エピタキシャルウエハR2(比較例2)を形成した。
図2は、エピタキシャルウエハAのための二次イオン質量分析(SIMS)の結果を示す図面である。図3は、エピタキシャルウエハRのためのSIMSの結果を示す図面である。図2を参照すると、Mg高添加GaN層(図2における参照符号19)がp型Al0.085Ga0.915N層(図2における参照符号15)とMg通常添加GaN層(図2における参照符号21)との間に設けられたので、p型Al0.085Ga0.915N層におけるMg(p型ドーパント)のプロファイルPF1MgがMg濃度3〜4×1019cm−3を示しており、またp型Al0.085Ga0.915N層と活性層(図2における参照符号17)との界面近傍において、プロファイルPF1Mgの変化において急峻性が向上している。図3を参照すると、p型Al0.085Ga0.915N層(図3における参照符号45)が活性層(図3における参照符号17)とMg通常添加GaN層(図3における参照符号49)との間に設けられている。p型Al0.085Ga0.915N層におけるMg(p型ドーパント)のプロファイルPF2MgがMg濃度2〜3×1019cm−3を示しており、またp型Al0.085Ga0.915N層(図3における参照符号45)と活性層(図3における参照符号17)との界面近傍におけるプロファイルPF2Mgの変化に関して、図2のプロファイルPF1Mgに比べて、プロファイルPF2Mgの急峻性が劣る。急峻性の差は、Al濃度を示すプロファイルとプロファイルPF1Mg、PF2Mgを比較すると、良く表われている。
成長炉からエピタキシャルウエハA、R1、R2を取り出した後に、真空蒸着法とリソグラフィー法を用いて、GaN基板の裏面にn電極(例えばTi/Al電極)を形成すると共に、エピタキシャルウエハの表面にp電極(例えばNi/Au電極)を形成した。p電極のサイズは、例えば400μm角である。
さらに、p電極およびn電極のためにパッド電極を形成した後に、20mAの電流をウエハの素子に流して発光波長と出力を測定した。また、接触抵抗をTLM(Transmission Line Method)法で測定した。Mg濃度は、SIMSの結果から見積もった。
p−GaN層の構造 光出力 発光波長 駆動電圧 接触抵抗
A 通常Mg濃度/高Mg濃度2層 5mW 468nm 3.3V 7E-3Ωcm2
R1 通常Mg濃度1層 4mW 470nm 3.3V 7E-3Ωcm2
R2 高Mg濃度1層 4.8mW 465nm 3.7V 8E-2Ωcm2
駆動電圧は、直流電流20mAを通電した時の値として測定した。
この結果から、実施例のLEDは、2種の比較例のLEDに対して、高い光出力と、低い駆動電圧および低い接触抵抗の両方を有することが示された。比較例1のLEDでは接触抵抗と駆動電圧は低いけれども、比較例1の光出力が実施例のLEDの光出力より20%低い。比較例2のLEDの光出力は、実施例のLEDの光出力とほぼ同等であるけれども、比較例2のLEDの接触抵抗と駆動電圧は、実施例のLEDに比べて高い。
LEDのp電極の接触抵抗は、Mg濃度が高すぎても低すぎても悪化する傾向にあり、1×1019cm−3以上であることが好ましく、また1×1020cm−3以下であることが好ましい。一方、p型AlGaN層と活性層の界面におけるMgプロファイルの立ち上がりは、SIMSプロファイルによれば、p型AlGaN層に接するp型GaN層のMg濃度が高いほど急峻になる傾向がある。この理由して、p型GaN層のMg濃度が高くなると、p型AlGaN層を介して活性層へマグネシウム原子が拡散しやすくなるからと考えられる。
比較例1、2および実施例について、クライオスタットを使用しLEDに通電しながら、10絶対温度10K〜420Kの範囲で、LEDの発光スペクトルを測定した。図4(a)は、実施例におけるELスペクトルを示す図面である。図4(b)は、比較例1におけるELスペクトルを示す図面である。図5は、実施例および比較例1における活性層により発光波長と環境温度との関係を示す図面である。実施例の測定値は「△」で示されており、比較例1の測定値は「□」で示されている。比較例1では低温で380nm付近にp型半導体層でのドナーアクセプタ対による発光のピークが現れる。故に、低温ではp型半導体層におけるドナーアクセプタ対発光効率が上がるので、活性層からp型半導体層へリークした電子が、上記の発光を引き起こしていると考えられる。一方、実施例では低温でも活性層からの460nm付近の発光のみが観測されるので、活性層からp型半導体層への電子のリーク量は無視できる程度に小さいと考えられる。
図6(a)に示されるように、比較例1のLED構造では、p型AlGaNと活性層との界面にドナー性欠陥Dが形成されており、該欠陥は、p型AlGaN層のバリアハイトを低下させる。このバリアハイトの低下により、電子リークが生ずると考えられる。
比較例2のLED構造では、結果的に、発光効率が高いけれども、駆動電圧は大きく、好ましくない。
実施例のLED構造では、p型AlGaN層におけるMg濃度を高濃度MgGaN層からMg拡散により制御して、図6(b)に示されるように、Mgプロファイルの急峻性およびドナー性欠陥の補償Cを実現している。この結果、高い発光効率が得られている。また、Mgプロファイルの制御とは独立して、電極との良好な接触抵抗のためのp型GaN層を提供している。実施例のLEDによれば、p型電極との良好な接触抵抗およびドナー性欠陥の補償両者が両立できる。
上記の説明から、III族窒化物系半導体発光素子11では、p型ドーパント濃度が1×1020cm−3以上になるとドーパント拡散を促進させる効果が高まるので、p型AlGa1−YN層19のp型ドーパント濃度NP19は1×1020cm−3以上であることが好ましい。また、p型ドーパント濃度NP19は1.0×1021cm−3以下であることが好ましい。
III族窒化物系半導体発光素子11では、p型電極との接触抵抗を小さくするために、p型AlGa1−ZN層21のp型ドーパント濃度NP21が1×1019cm−3以上であることが好ましい。また、順方向電圧(Vf)の増加を抑えるために過度のp型ドーパント添加を避けて、p型AlGa1−ZN層21のp型ドーパント濃度NP21が1×1020cm−3以下であることが好ましい。
III族窒化物系半導体発光素子11では、過剰なドーパント濃度は活性化率を低下させるので、正孔を活性層に供給するp型AlGa1−YN層15のp型ドーパント濃度NP15は、1×1020cm−3以下であることが好ましい。また、p型ドーパント濃度NP15は、1.0×1019cm−3以上であることが好ましい。
III族窒化物系半導体発光素子11では、p型AlGa1−YN層19として、AlGaNまたはGaNを用いることができる。p型AlGa1−ZN層21として、AlGaNまたはGaNを用いることができる。
p型AlGa1−YN層19およびp型AlGa1−ZN層21は共にGaNからなることが好ましい。GaNでは成長速度を速くできるので、成長時間を短くでき、コストを下げることができる。また、アクセプタの活性化率が高くなるので、接触抵抗や比抵抗を下げることができる。
III族窒化物系半導体発光素子11では、p型AlGa1−YN層19はAlGaNからなり、またp型AlGa1−ZN層21はGaNからなることが好ましい。AlGaNの方が成長速度を遅くする必要はあるので、供給原料中のMgの比率を容易に高くすることができ、AlGaN中のMg濃度を高くすることができる。
さらに、III族窒化物系半導体発光素子11では、p型AlGa1−XN層15の材料は、AlGaNに限定されることなく、GaNを用いることができる。活性層における発光波長によっては、GaNも電子ブロック層として使用可能である。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
図1は、本実施の形態に係るIII族窒化物系半導体発光素子を概略的に示す図面である。 図2は、エピタキシャルウエハAのための二次イオン質量分析(SIMS)の結果を示す図面である。 図3は、エピタキシャルウエハRのためのSIMSの結果を示す図面である。 図4は、実施例および比較例1におけるELスペクトルを示す図面である。 図5は、実施例および比較例1における活性層により発光波長と環境温度との関係を示す図面である。 図6は、活性層およびp型半導体層のバンドダイアグラムを示す図面である。
符号の説明
11…III族窒化物系半導体発光素子、13…n型窒化ガリウム系半導体層、15…第1のp型AlGa1−XN層、17…活性層、17a…InGaN井戸層、17b…障壁層、19…第2のp型AlGa1−YN層、21…第3のp型AlGa1−ZN層、23…電極、25…基板、27…n型AlGaN層、29…電極、NP21…p型AlGa1−ZN層のp型ドーパント濃度、NP19…p型AlGa1−YN層のp型ドーパント濃度、NP15…p型AlGa1−XN層のp型ドーパント濃度

Claims (8)

  1. n型窒化ガリウム系半導体層と、
    第1のp型AlGa1−XN(0≦X<1)層と、
    前記n型窒化ガリウム系半導体層と前記第1のp型AlGa1−XN層との間に設けられInGaN層を含む発光層と、
    前記第1のp型AlGa1−XN層上に設けられた第2のp型AlGa1−YN(0≦Y≦X<1)層と、
    前記第2のp型AlGa1−YN層上に設けられた第3のp型AlGa1−ZN層(0≦Z≦Y≦X<1)と、
    前記第3のp型AlGa1−ZN層に接触するp電極と
    を備え、
    前記第1のp型Al Ga 1−X N層は前記第2のp型Al Ga 1−Y N層に接しており、
    前記第2のp型Al Ga 1−Y N層は前記第3のp型Al Ga 1−Z N層に接しており、
    前記第1のp型Al Ga 1−X N層は前記発光層に接しており、
    前記第1のp型Al Ga 1−X N層は電子ブロック層であり、
    前記第1のp型Al Ga 1−X N層のp型ドーパント濃度は、1×10 19 cm −3 以上であり、
    前記第2のp型AlGa1−YN層のp型ドーパント濃度は、前記第1のp型AlGa1−XN層および前記第3のp型AlGa1−ZN層のp型ドーパント濃度より大きい、ことを特徴とするIII族窒化物系半導体発光素子。
  2. 前記第2のp型AlGa1−YN層のp型ドーパント濃度は、1×1020cm−3以上である、ことを特徴とする請求項1に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  3. 前記第3のp型AlGa1−ZN層のp型ドーパント濃度は、1×1019cm−3以上であり、1×1020cm−3以下である、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  4. 前記第1のp型AlGa1−YN層のp型ドーパント濃度は、1×1020cm−3以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  5. 前記第3のp型Al Ga 1−Z N層はGaNからなると共に、前記第2のp型AlGa1−YN層はGaNからなる、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  6. 前記第1のp型AlGa1−XN層はGaNからなる、ことを特徴とする請求項5に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  7. 前記第1のp型Al Ga 1−X N層はAlGaNからなる、ことを特徴とする請求項5に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  8. 前記第1のp型AlGa1−XN層のp型ドーパントはBe、Mg、Znの少なくとも一つであり、
    前記第2のp型AlGa1−YN層のp型ドーパントはBe、Mg、Znの少なくとも一つであり、
    前記第3のp型AlGa1−ZN層のp型ドーパントはBe、Mg、Znの少なくとも一つである、ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
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