JP2007249387A - 文書情報配信システムとそのサーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】文書情報をデータ処理性能が制限された携帯端末に配信する際に、携帯端末専用の文書情報を別途作成することなくかつ効率良く配信し表示させることを可能にする。
【解決手段】サーバ101において、マニュアルを作成するためのテキストデータ及び画像データとその文書属性情報の入力をサイズを制限して受け付けて、この受け付けた各データと文書属性情報を基本単位ファイルとしてマニュアルデータベース104に記憶する。そして、記憶された複数の基本単位ファイルをもとに文書構造を表す情報及び目次データを編集して、携帯情報端末111〜11nに配信し表示させる。これに対し、携帯情報端末111〜11nにおいて上記文書構造又は目次中のパラメータ等が選択されると、サーバ101から上記選択されたパラメータに対応するテキストデータ及び画像データを携帯情報端末111〜11nに配信する。
【選択図】図8

Description

この発明は、例えば防災用のマニュアルや緊急連絡帳等の文書情報をサーバ装置から携帯端末に配信する文書情報配信システムとそのサーバ装置に関する。
近年、報告資料やマニュアル等の書類の電子化が推進され、大量に作成される紙文書を電子化するためのデータ入力作業を請け負うサービスや、紙文書をスキャニングし、PDF(Portable Document Format)形式、Microsoft Word(登録商標)形式、TIFF(Tagged Image File Format)形式、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などの標準形式で保存するサービスが登場してきている。また、OCR(Optical Character Recognition :光学的手法による文字認識)処理により文字部分をテキストデータとして取り出す技術も開発されている(例えば、非特許文献1を参照。)。
また、電子書類を作成するために、文字列のキャラクタコード以外のさまざまな属性情報、例えば文字のタイプ(イタリック、ボールドなど)、組版情報、ハイパーリンク情報などを予め定義されたコマンドとして文書中に記述していく方式の言語として、マークアップ言語がある。代表的なマークアップ言語としては、SGML(Standard Generalized Markup Language)、SGMLから発展したHTML(Hyper Text Markup Language)、TeX等ある。この他、XML(eXtensible Markup Language)のようにタグを使用した構造を規定しているが、タグの意味については規定していないメタ言語と呼ばれるものもある。メタ言語はタグの意味を規定するスキーマ言語と組み合わせてマークアップ言語と同等の機能を実現している(例えば、非特許文献2を参照。)。
一方、電子化された報告資料やマニュアルの利用方法としては、HTML等で作成されたものを、パーソナル・コンピュータ等の情報端末からブラウザを利用してオンラインマニュアルとして閲覧するものや、PDF形式やMicrosoft Word形式で保存されたファイルをダウンロードして閲覧するものが一般的である。このほか、操作マニュアル等のマニュアルをある程度自動的に作成するツールも開発されている(例えば、非特許文献3を参照。)。一般的には、パーソナル・コンピュータの画面上に表示されるGUI(Graphical User Interface)をキャプチャし、キャプチャした画面上に噴出しを加えたり、キャプチャした画面をコマ送り再生したりするものが多い。
このような電子化推進のあおりを受けて、従来から紙媒体を中心に発行されていた新聞や書籍の発行部数が減少していると言われている。これを受ける形で、ソニー(登録商標)社から発売された「LIBRIE」(登録商標)は、配信される電子図書を読むための端末として知られている(例えば、非特許文献4を参照。)。また、携帯電話機等へ電子書籍データを配信する電子出版サービスも活発に行われるようになってきた(例えば、非特許文献5を参照。)。
近年、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末も急速に高度化されており、NTTドコモ(登録商標)社のiアプリ(登録商標)に代表されるように、携帯端末上でJAVA(登録商標)言語を用いて作成されたアプリケーションを実行することができる。iアプリが実行できる携帯端末では、JAVAプログラムを格納するためのJARストレージとScratchPadと呼ばれるデータ・ストレージが用意されており、ScratchPad内に保存したデータについては、iアプリが高速にアクセスすることができる。
ところで、企業の営業担当者が外出先において営業活動を行う場合、取扱商品の仕様や取扱方法に対する顧客の問いに対し迅速に対応することが、受注行為につながる一つの近道である。しかし、そのためには詳細な取扱説明書や多くのパンフレットを常に持参するか、又は内容を全て営業担当者自身が記憶する必要がある。また、外出先で取扱機器の保守や修理等を行う技術者も、取扱機器の保守マニュアルや修理マニュアルを暗記するほど十分把握していない限り、マニュアルを携帯して持ち歩く必要があり、多くの商品を取り扱う揚合はその量が膨大になる。
このような課題に対する対応策として、外出先からパーソナル・コンピュータ等の情報端末により自社サーバ等にアクセスし、オンラインマニュアルを参照することが考えられる。オンラインマニュアルを参照するには、パーソナル・コンピュータ等においてOS(Operation System)及びブラウザの起動と、自社サーバ等への接続手順の実行が必要となり、顧客の応対中に即座に対応するためには事前準備が必要となる。また、オンラインマニュアルは、常に通信が確立された状態でのみ成立するサービスであり、災害時等の通信が不安定な場合には役に立たない可能性が高くなる。このほか、LIBRIE等の情報端末に複数のマニュアルを予めダウンロードして持ち歩く方法も考えられる。この場合、一つの専用端末に収納できるという利点はあるが、専用端末の表示能力や書式に合わせて全ての電子マニュアルを作成する必要がある。また専用端末は、必ずしも標準的なOSで動作するというわけではなく、独自形式を取り扱う場合が多い。そのため、機器ごとに表示レイアウトや処理能力を考慮したアプリケーションの設計とコンテンツの作成が必要となる。
一方、近年の自然災害の増加に伴い、国や自治体、企業の防災担当者は常に防災マニュアルと緊急連絡帳を携帯することが義務化される方向に進んでいる。また、一般住民もハザードマップや避難行動マニュアル等の防災対応マニュアルを常時携帯することが望ましい。この種のマニュアルは、比較的コンパクトなサイズに製本されてはいるものの、休日等に携帯するには不便な面がある。また、人事異動の多い組織においては、防災担当責任者が頻繁に変わるが、着任時に有事の際に何をすべきかを予め把握しておくことは困難であり、災害時にマニュアルを見ながら行動できるとは限らない。
いまでは多くの国民が利用するようになった携帯端末は、平日及び休日或いは勤務中及び勤務外を問わず、多くの人が常時携帯している。この点に着目し、携帯端末に重要なメッセージを配信するサービスだけでなく、電子書籍等の比較的余暇を楽しむためのテキストデータを配信するサービスも登場してきている。
http://www.ocr.org.uk/OCR/Website/docroot/index/jsp
http://www.yougo.ascii24.com/gh/13/001363.html
http://www.softsimulator.jp/
http://www.sony.jp/products/Consumer/LIBRIE/
http://www.jepa.or.jp
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/java/index.html
しかしながら、携帯端末の表示画面は、パーソナル・コンピュータ等のディスプレイと比較すると、表示する文字の大きさや表示可能な文字数など多くの制約がある。また、携帯端末内のアプリケーションが同時に使用できるストレージの大きさが機種ごとに異なる。このため、情報を配信するサーバ装置では、機種ごとに配信する文書情報を作成するか、配信対象の機種を制限する必要がある。したがって、電子書籍のようなテキストデータのみからなる情報を配信する場合においても、見やすい表示方法を考慮する場合には、表示画面の大きさに応じた分割作業と分割数等の最適化作業が必要となる。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、マニュアル等の情報量の多い文書情報をデータ処理性能が制限された携帯端末に配信する際に、携帯端末専用の文書情報を作成することなくかつ効率良く配信し表示させることを可能にした文書情報配信システムとそのサーバ装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明は、サーバ装置から携帯端末へ文書情報を配信する文書情報配信システムにあって、サーバ装置に、文字データ及び画像データの少なくとも一方の入力を、携帯端末が有するデータ処理能力に応じて予め定められたデータサイズに制限して受け付けるための第1の入力インタフェースと、上記入力されるデータの上記文書情報との関係性を表す文書属性情報の入力を受け付けるための第2の入力インタフェースとを備え、上記入力されたデータを上記入力された文書属性情報と対応付けた状態で上記文書情報を構成する一単位として文書データベースに記憶する。そして、この文書データベースに記憶された文書属性情報に基づいて上記入力データを編集することによりサーバ装置用の第1の形態の文書情報を作成すると共に、上記携帯端末へは上記入力されたデータ及びその文書属性情報を一単位ずつ読み出して送信する。これに対し携帯端末では、上記サーバ装置から転送された入力データ及びその文書属性情報を一単位ずつ受信して記憶し、この記憶された文書属性情報に基づいて入力データを上記一単位ずつ編集することにより携帯端末用の第2の形態の文書情報を再構成して表示する。
したがってこの発明によれば、サーバ装置において文字データ及び画像データが、携帯端末が有するデータ処理能力に応じて予め定められたサイズに制限されて入力され、このサイズの制限された入力データが一単位として携帯端末へ配信される。このため、携帯端末では自己のデータ処理能力に対応するサイズのデータを一単位として文書情報を編集して表示することが可能となり、これにより文書情報を常に適切な状態で表示することができる。一方、サーバ装置では文書情報を作成する際に、サーバ装置自身で使用する通常の形態の情報と、携帯端末専用の形態の情報とを別々に作成する必要がなくなり、その分処理負担を軽減することができる。
またこの発明は、以下のような各種具体的構成を備えることも特徴とする。
第1の構成は、第2の入力インタフェースが、文書属性情報として文書情報の構造を表す情報及び見出しを表す情報の入力を受け付ける機能を有する場合に、サーバ装置に、上記入力された文書情報の構造を表す情報及び見出しを表す情報に基づいて目次及び索引の少なくとも一方を表す情報を編集し、この編集された目次及び索引の少なくとも一方を表す情報を携帯端末へ送信する手段をさらに備え、一方携帯端末には、上記サーバ装置から転送された目次及び索引の少なくとも一方を表す情報を受信して表示し、この表示された目次又は索引を選択する操作が行われた場合に当該選択された目次又は索引に対応するデータを読み出して表示する手段をさらに備えることを特徴とする。
このように構成すると、第1の入力インタフェースにより入力された文字データ及び画像データを、文書情報を構成する1単位として管理するだけでなく、章番号、節番号、項番号などの文書の構造を示す情報及び見出し情報と関連付けて管理することが可能となる。また、上記文書の構造を示す情報及び見出し情報をもとに目次又は索引が作成されてこれが携帯端末に送られ、携帯端末においてこの目次又は索引を基づくデータの選択表示が行われる。このため、携帯端末において利用者は、目次又は索引を選択することにより、文書情報中の所望の部位のデータを簡単かつ迅速に検索してその内容を確認することが可能となる。
第2の構成は、サーバ装置に、携帯端末の利用者の識別情報、当該利用者に関する利用者属性情報、及び当該利用者属性情報と配信対象のデータとの対応関係を表す配信規則情報の入力を受け付けるための第3の入力インタフェースと、上記入力された利用者の識別情報、利用者属性情報及び配信規則情報を相互に対応付けて記憶する手段と、上記記憶された利用者属性情報及び配信規則情報に基づいて利用者ごとに当該利用者に配信すべきデータを上記文書テータベースから選択的に読み出して対応する携帯端末へ送信する手段とを、さらに備えることを特徴とする。
このような構成であるから、利用者ごとにその担当業務や責任分担に対応して必要な文字データ及び画像データを確実に配信することが可能となる。
第3の構成は、サーバ装置に、携帯端末の機種を表す識別情報と、当該機種の携帯端末が一定時間内に処理可能なデータサイズを規定するサイズ規則情報とを相互に対応付けて記憶する手段と、この記憶された機種を表す識別情報及びサイズ規則情報に基づいて配信対象の文書情報を配信先の携帯端末の機種に応じたサイズに制限する手段と、上記配信対象の文書情報を上記制限されたサイズごとに上記配信先の携帯端末へ送信する手段とをさらに備えることを特徴とする。
このような構成であるから、例えば文字データ又は画像データ情報を入力する際に、当該入力データのサイズを各機種の処理能力の制約を満足するように制限することができる。この結果、携帯端末の機種ごとに、その処理能力やデータ記憶容量が異なる場合でも、各機種にとって最適なデータサイズのデータを配信することができる。
第4の構成は、サーバ装置に、文書データベースに記憶されたデータの変更又は削除の入力を受け付けるための第4の入力インタフェースと、上記データの変更又は削除の入力を受け付けた場合に該当するデータ及び当該データの文書属性情報を選択的に携帯端末へ送信する手段とをさらに備えることを特徴とする。
このような構成であるから、文書データベースに記憶されたデータが変更されるか又は削除された場合には、サーバ装置においてデータの変更又は削除部分のみが編集し直されて、携帯端末へ配信される。このため、データ変更又は削除がなされるごとに文章情報全体を編集し直す場合に比べ、サーバ装置の処理負担を軽減すると共にサーバ装置から携帯端末への配信情報量を減らして通信トラフィック及び通信コストの低減を図ることが可能となる。
要するにこの発明によれば、マニュアル等の情報量の多い文書情報をデータ処理性能が制限された携帯端末に配信する際に、携帯端末専用の文書情報を別途作成することなくかつ効率良く配信し表示させることを可能にした文書情報配信システムとそのサーバ装置を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明に係わる文書情報配信システムの第1の実施形態である防災情報配信システムの概略構成図である。この実施形態のシステムは、サーバ101と、このサーバ101に対し通信ネットワーク108を介して接続可能な複数の携帯情報端末111〜11nとから構成される。
サーバ101は、処理ユニット102と、入力ユニット103と、マニュアルデータベース104と、緊急連絡帳データベース105と、出力ユニット106と、通信制御ユニット107とを備えている。
このうち入力ユニット103は、マニュアルを作成するためのテキストデータ及び画像データとその属性情報、及び緊急連絡帳を作成するための利用者名とその属性情報を入力するためのもので、例えばキーボードと、マウス等のポインティングデバイスとから構成される。出力ユニット106は、液晶表示器(LCD)及びプリンタを備える。これらのLCD及びプリンタはそれぞれ、処理ユニット102の制御の下で、上記マニュアルデータベース104及び緊急連絡帳データベース105に記憶されたマニュアル及び緊急連絡帳の表示データの表示と、印刷データのプリントアウトを行う。
マニュアルデータベース104には、上記入力ユニット103により入力されたテキストデータ及び画像データとその属性情報が相互に対応付けられ、かつこれがマニュアルを構成する一単位のデータとして記憶される。緊急連絡帳データベース105には、上記入力ユニット103により入力された利用者氏名、連絡先情報及び属性情報が、緊急連絡帳を構成する一単位のデータとして記憶される。
通信制御ユニット107は、処理ユニット102の制御の下で、通信ネットワーク108を介して各携帯情報端末111〜11nに対しマニュアル及び緊急連絡帳を配信するためのデータ通信を行う。なお、通信ネットワーク108は、例えばインターネットに代表されるIP(Internet Protocol)網と、このIP網にアクセスするためのアクセス網とから構成される。アクセス網としては、例えばDSL(Digital Subscriber Line)や光伝送路を使用する有線加入者網、LAN、無線LAN(Local Area Network)、移動通信網、専用線網が用いられる。
処理ユニット102は、例えばマイクロコンピュータを備えるもので、この発明に係わる制御機能として、マニュアル用入力インタフェース機能と、緊急連絡帳用入力インタフェース機能と、マニュアルの編集機能と、緊急連絡帳の編集機能と、データ配信制御機能とを備える。これらの機能はいずれもアプリケーション・プログラムを上記マイクロコンピュータに実行させることにより実現される。
マニュアル用入力インタフェース機能は、マニュアルを作成するためのテキストデータ及び画像データとその属性情報の入力を、サイズを制限して受け付け、この受け付けた情報をマニュアルデータベース104に記憶させる処理を実行する。
緊急連絡帳用入力インタフェース機能は、緊急連絡帳を作成するための利用者氏名や連絡先情報、所属属性情報の入力を、サイズを制限して受け付け、この受け付けた情報を緊急連絡先データベース105に記憶させる処理を実行する。
マニュアル編集機能は、サーバ101で取り扱い可能な形態のマニュアルを作成する機能と、携帯情報端末110〜11nで取り扱い可能な形態のマニュアルを作成する機能とを備える。前者の機能は、上記マニュアルデータベース104に記憶されたデータをその属性情報をもとに編集して完成されたマニュアルを作成する。後者の機能は、上記マニュアルデータベース104に記憶されたデータの属性情報をもとにマニュアルの文書構造を表す情報を作成し、さらにこの情報をもとに目次又は索引を表す情報を作成する。
緊急連絡帳編集機能も、サーバ101で取り扱い可能な形態の緊急連絡帳を作成する機能と、携帯情報端末110〜11nで取り扱い可能な形態の緊急連絡帳を作成する機能とを備える。前者の機能は、上記緊急連絡帳データベース105に記憶されたデータをその属性情報をもとに編集して完成された緊急連絡帳を作成する。後者の機能は、上記緊急連絡帳データベース105に記憶されたデータの属性情報をもとに組織体制を表す情報を作成し、さらにこの情報をもとに緊急連絡表を表す情報を作成する。
データ配信制御機能は、上記マニュアル編集機能及び緊急連絡帳編集機能により作成された携帯情報端末110〜11n向けの情報と、上記マニュアルデータベース104及び緊急連絡帳データベース105に記憶された単位データを、通信制御ユニット107から宛先の携帯情報端末に向け送信させる。
一方、携帯情報端末110〜11nは、ブラウザ等のウエブアクセス機能を備える携帯電話機又はPDA(Personal Digital Assistant)からなる。そして、上記サーバ101から送信される自端末宛ての情報を通信ネットワーク108を介して受信し、端末メモリに記憶する。また、利用者の表示操作に応じて上記記憶された情報を端末メモリから読み出してLCDに表示する。
次に、以上のように構成された防災情報配信システムの動作を説明する。
(1)マニュアルの入力とその配信
図2は、サーバ101の処理ユニット102によるマニュアルの入力制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
管理者によりマニュアルデータの入力モードが指定されると、サーバ101の処理ユニット102は、先ずステップS21において出力ユニット106のLCDにマニュアルデータ入力画面を表示させる。このマニュアルデータ入力画面には、例えば図3に示すように、入力文字数が制限されたテキストデータの入力領域と、画像サイズが制限された画像データのファイル名を入力する領域とが設けられており、さらに文書属性の入力領域と、入力モードを選択指定するための「検索」、「登録」及び「削除」の各ボタンが設けられている。
上記テキストデータの入力領域において制限される入力文字数は、携帯情報端末110〜11nが持つ表示能力に応じて予め設定される。文書属性入力領域には、文書構造を表す情報である章番号、節番号及び項番号を入力もしくは選択するための領域と、上記章、節及び項の見出しを入力する領域とが設けてある。
上記マニュアルデータ入力画面が表示された状態で、管理者がこれから入力しようとするテキストデータ及び画像データのマニュアル中の属性を表す章番号、節番号及び項番号を入力し、さらにその見出しを入力したとする。そうすると、サーバ101処理ユニット102は、ステップS21で上記入力された章番号、節番号及び項番号と、見出しを入力ユニット103から受け取り、この受け取った章番号、節番号及び項番号と見出しの形式が適切か否かをステップS22により判定する。この判定の結果、適切であれば上記入力された章番号、節番号及び項番号と見出しを文書属性ファイルとして処理ユニット102内のメモリに保持する。なお、適切でなければステップS21に戻って、章番号、節番号及び項番号と見出しの再入力を促す。
次に処理ユニット102は、ステップS23においてテキストデータ及び画像データの入力操作を監視する。この状態で、管理者がテキストデータ及び画像ファイル名を入力したとする。そうすると処理ユニット102は、ステップS23により上記入力されたテキストデータ及び画像ファイル名を入力ユニット103から受け取り、この受け取ったテキストデータと、画像ファイル名に対応する画像データのデータサイズが制限の範囲内であるか否かをステップS24で判定する。この判定の結果、入力されたテキストデータ及び画像データのサイズが制限範囲内であれば、ステップS25において、上記入力されたテキストデータ及び画像データを、マニュアルを構成するデータの最小単位のファイルとして定義して、この最小単位のデータファイルを処理ユニット102内のメモリに保持する。
続いて処理ユニット102は、ステップS26において、上記保持されたテキストデータ及び画像データのファイルを、先に保持しておいた上記属性ファイルと対応付けてマニュアルデータベース104に記憶させる。なお、上記入力されたテキストデータ及び画像データのサイズが制限範囲を越えている場合には、ステップS23に戻ってテキストデータ及び画像ファイル名の再入力を促す。
かくして、マニュアルデータベース104には、図8に示すようにテキストデータ及び画像データDとそのマニュアル中の属性を章番号、節番号、項番号及び見出しにより表した属性ファイルAが、マニュアルを構成する基本単位のファイルとして登録される。以下同様の手順により、マニュアルを構成する複数の基本単位ファイルが登録される。
さて、マニュアルを構成するすべての基本単位ファイルの登録が終了すると、サーバ101の処理ユニット102は、上記マニュアルデータベース104に記憶された各基本単位ファイル中の文書属性情報をもとに、マニュアルの文書構造を表す情報を編集してマニュアルデータベース104に保存する。図4はこの編集された文書構造を表す情報の一例を示すもので、ツリー構造により表示される。したがって、管理者はこのツリー構造によりマニュアルの文書構造を一目で確認することが可能となる。
また、管理者がマニュアルの表示指示を入力すると、処理ユニット102は上記保存された文書構造を表す情報に基づいてマニュアルデータベース104からテキストデータ及び画像データの基本単位ファイルを読み出し、マニュアルを編集する。そして、この編集されたマニュアルを出力ユニット106のLCDに表示させるか、又はプリンタから印刷出力させる。したがって管理者は、編集されたマニュアルの内容をLCD又はプリント用紙にて確認することができる。
さらに、上記表示された文書構造に対し、管理者が所望の章番号、節番号及び項番号を選択してファイルの検索操作を行うと、処理ユニット102は上記選択された項番号に対応するテキストデータ及び画像データのファイルをマニュアルデータベース104から選択的に読み出してLCDに表示させる。図4は、第1章、第2節及び第2項を選択した場合を例示している。これにより管理者は、マニュアル中の所望の章番号、節番号及び項番号に対応するテキストデータ及び画像データのみを選択的に確認することもできる。
次に、処理ユニット102は、上記作成された文書構造を表す情報と、上記記憶された属性ファイルに含まれる見出しに基づいて、マニュアルの目次データINを編集する。この目次データINは、図4に示すように章番号、節番号及び項番号に対応付けて見出しを表示したものである。そして処理ユニット102は、上記目次データINを図8に示すように通信制御ユニット107から携帯情報端末111〜11nへ送信させる。なお、目次データに加えて或いは代わりにマニュアルの索引データを編集し、この索引データを携帯情報端末111〜11nへ送信してもよい。
これに対し携帯情報端末111〜11nは、サーバ101から目次データ又は索引データINが送られると、このデータを受信して端末内のメモリに保存する。そして、利用者の表示指示により読み出してLCDに表示する。また、この状態で利用者が目次又は索引中の所望の見出しを選択した上で内容の閲覧要求を入力すると、携帯情報端末111〜11nからサーバ101へ通信ネットワーク108を介して閲覧要求が送られる。
サーバ101の処理ユニット102は、上記閲覧要求を受信すると、当該閲覧要求により指定された章、節及び項に対応するテキストデータ及び画像データの基本単位ファイルD1〜Dkをマニュアルデータベース104から選択的に読み出し、この読み出されたテキストデータ及び画像データの基本単位ファイルD1〜Dkを、図8に示すように通信制御ユニット107から要求元の携帯情報端末111〜11nに向け送信する。
携帯情報端末111〜11nは、サーバ101から送られたテキストデータ及び画像データの基本単位ファイルD1〜Dkを受信して端末内のメモリに保存すると共にLCDに表示する。したがって、利用者はマニュアル中の必要な章、節及び項に対応するテキストデータ及び画像データを選択的に閲覧することが可能となる。
また、携帯情報端末111〜11nにおいて利用者が希望する章を選択しその閲覧要求を入力すると、サーバ101から上記選択された章に含まれるすべての節及び項に対応するテキストデータ及び画像データの基本単位ファイルD1〜Dkがその属性ファイルA1〜Akと共に図8に示すようにそれぞれ配信される。携帯情報端末111〜11nは、上記配信された複数の基本単位ファイルのテキストデータ及び画像データD1〜Dkを、属性ファイルA1〜Akに含まれる文書構造を表す情報をもとに編集して、マニュアルの一部を再構成する。そして、この再構成されたマニュアルデータを保存したのちLCDに表示させる。なお、マニュアルデータをLCDに一覧表示できない場合には、行単位又は頁単位にスクロール操作することにより表示可能である。
一方、サーバ101において、マニュアルデータベース104に記憶された基本単位ファイルの変更又は削除処理は以下のように行われる。すなわち、管理者は図3に示したマニュアル入力画面において検索又は削除ボタンを押下する。そして、変更の場合には検索操作により表示されたテキストデータ及び画像ファイル名を変更する。また、削除の場合には検索により削除対象のテキストデータ及び画像ファイル名が表示された状態で、削除ボタンを押下する。
上記基本単位データの変更又は削除が行われると、サーバ101の処理ユニット102は、文書構造を表す情報を更新すると共に、この更新された文書構造に基づいてマニュアルを編集し直す。また、目次データ又は索引データを更新し、この更新された目次データ又は索引データを携帯情報端末111〜11nに配信する。なお、上記変更後に当該変更された基本単位データを含むマニュアルデータを携帯情報端末111〜11nへ配信し直す場合には、上記変更された基本単位データとその属性ファイルのみを配信する。
(2)緊急連絡帳の入力とその配信
図5は、サーバ101の処理ユニット102による緊急連絡帳の入力制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
管理者により緊急連絡帳データの入力モードが指定されると、サーバ101の処理ユニット102は、先ずステップS51において出力ユニット106のLCDに緊急連絡帳データ入力画面を表示させる。この緊急連絡帳データ入力画面には、例えば図6に示すように、利用者が所属する部名、課名及び係名と役職を入力するための所属属性入力領域と、利用者の氏名を入力する領域と、電話番号や電子メールアドレス等の緊急連絡先を入力する領域と、入力インタフェースのモードを選択指定するための「検索」、「登録」及び「削除」の各ボタンが設けられている。
上記緊急連絡帳データ入力画面が表示された状態で、処理ユニット102はステップS51において登録対象の利用者の所属属性情報の入力操作を監視する。この状態で、管理者が登録対象の利用者の所属部名、課名、係名及び役職名を入力したとする。そうすると処理ユニット102は、ステップS51で上記入力された所属部名、課名、係名及び役職名を受け取り、この受け取った所属部名、課名、係名及び役職名の選択が適切であるか否かをステップS52により判定する。この判定の結果、適切であれば上記入力された所属部名、課名、係名及び役職名を所属属性ファイルとして処理ユニット102内のメモリに保持する。なお、適切でなければステップS51に戻って、所属部名、課名、係名及び役職名の再入力を促す。
次に処理ユニット102は、ステップS53において登録対象の利用者の氏名と連絡先情報の入力操作を監視する。この状態で、管理者が利用者の氏名と、携帯電話番号や携帯メールアドレス等の緊急連絡先情報を入力したとする。そうすると処理ユニット102は、ステップS53により上記入力された利用者の氏名及び緊急連絡先情報を入力ユニット103から受け取り、この受け取った利用者の氏名及び緊急連絡先情報の入力が適切であるか否かをステップS54で判定する。この判定の結果、入力された利用者の氏名及び緊急連絡先情報のサイズが適切であれば、ステップS55において、上記入力された利用者の氏名及び緊急連絡先情報を、緊急連絡帳を構成するデータの最小単位のファイルとして定義して、この最小単位のファイルを処理ユニット102内のメモリに保持する。
続いて処理ユニット102は、ステップS56において、上記保持された利用者の氏名及び緊急連絡先情報のファイルを、先に保持しておいた上記所属属性のファイルと対応付けて緊急連絡帳データベース105に記憶させる。なお、上記入力された利用者の氏名及び緊急連絡先情報の入力が不適切だった場合には、ステップS53に戻って利用者の氏名及び緊急連絡先情報の再入力を促す。
かくして、緊急連絡帳データベース105には、図8に示すように利用者の氏名N及び緊急連絡先情報のファイルと所属属性ファイルBが、緊急連絡帳を構成する基本単位のファイルとして登録される。以下同様の手順により、配信対象の複数の利用者に関する利用者の氏名及び緊急連絡先情報のファイルと所属属性ファイルが緊急連絡帳データベース105に登録される。
さて、配信対象のすべての利用者に関する基本単位ファイルの登録が終了すると、サーバ101の処理ユニット102は、上記緊急連絡帳データベース105に記憶された各基本単位ファイル中の所属属性情報をもとに、組織体制を表す情報を編集して緊急連絡帳データベース105に保存する。図7はこの編集された組織体制を表す情報の一例を示すもので、ツリー構造により表示される。したがって、管理者はこの組織体制のツリー構造により組織体制を一目で確認することが可能となる。
また、管理者が緊急連絡帳の表示指示を入力すると、処理ユニット102は上記保存された組織体制を表す情報に基づいて緊急連絡帳データベース105から利用者の氏名及び緊急連絡先情報を読み出し、緊急連絡帳を編集する。そして、この編集された緊急連絡帳を出力ユニット106のLCDに表示させるか、又はプリンタから印刷出力させる。したがって管理者は、編集された緊急連絡帳をLCD又はプリント用紙にて確認することができる。
さらに、上記表示された組織体制に対し、管理者が所望の役職名を選択してファイルの検索操作を行うと、処理ユニット102は上記選択された役職名に対応する利用者の氏名を表す情報及びその緊急連絡先情報を緊急連絡帳データベース105から選択的に読み出してLCDに表示させる。図7は、D係長を選択した場合を例示している。これにより管理者は、組織体制中の所望の役職に対応する利用者の氏名及び緊急連絡先情報を選択的に確認することもできる。
次に処理ユニット102は、上記編集された組織体制を表す情報と、上記記憶された利用者の氏名を表す情報に基づいて、緊急連絡体制表を編集する。この緊急連絡体制表は、図7に示すように各役職名に対応付けて利用者の氏名を表示したものである。そして処理ユニット102は、上記緊急連絡体制表STを図8に示すように通信制御ユニット107から携帯端末111〜11nへ送信させる。なお、緊急連絡体制表STに加えてもしくはその代わりに利用者の索引データを編集し、この索引データを携帯端末111〜11nへ送信してもよい。
これに対し携帯情報端末111〜11nは、サーバ101から緊急連絡体制表又は利用者の索引データSTが送られると、このデータを受信して端末内のメモリに保存する。そして、利用者の表示指示により読み出してLCDに表示する。また、この状態で利用者が緊急連絡体制表又は索引中の所望の氏名を選択した上で連絡先の閲覧要求を入力すると、携帯情報端末111〜11nからサーバ101へ通信ネットワーク108を介して閲覧要求が送られる。
サーバ101の処理ユニット102は、上記閲覧要求を受信すると、当該閲覧要求により指定された氏名に対応する緊急連絡先情報B1〜Bkを緊急連絡帳データベース105から選択的に読み出し、この読み出された緊急連絡先情報B1〜Bkを図8に示すように通信制御ユニット107から要求元の携帯情報端末111〜11nに向け送信する。
携帯情報端末111〜11nは、サーバ101から送られた緊急連絡先情報B1〜Bkを受信して端末内のメモリに保存すると共にLCDに表示する。したがって、利用者は緊急連絡体制表ST中の必要な利用者の緊急連絡先情報B1〜Bkを選択的に閲覧することが可能となる。
また、携帯情報端末111〜11nにおいて利用者が希望する組織を選択しその閲覧要求を入力すると、図8に示すようにサーバ101から上記選択された組織に含まれるすべての役職者の氏名N1〜Nkと緊急連絡先情報B1〜Bkがそれぞれ配信される。携帯情報端末111〜11nは、上記配信された複数の役職者の氏名N1〜Nkと緊急連絡先情報B1〜Bkを、組織体制を表す情報をもとに編集して緊急連絡帳の一部を再構成する。そして、この再構成された緊急連絡帳を保存したのちLCDに表示させる。なお、緊急連絡帳をLCDに一覧表示できない場合には、スクロール表示により全情報を表示可能である。
一方、サーバ101において、緊急連絡帳データベース105に記憶された所属属性情報と、利用者の氏名と緊急連絡先情報の変更又は削除処理は以下のように行われる。すなわち、管理者は図6に示した緊急連絡帳データ入力画面において検索又は削除ボタンを押下する。そして、変更の場合には検索操作により表示された所属属性情報、利用者の氏名及び緊急連絡先情報を変更する。また、削除の場合には検索により削除対象の所属属性情報、利用者の氏名及び緊急連絡先情報が表示された状態で、削除ボタンを押下する。
上記基本単位データの変更又は削除が行われると、サーバ101の処理ユニット102は、組織体制を表す情報を更新すると共に、この更新された組織体制表に基づいて緊急連絡帳を編集し直す。また、緊急連絡体制表又は利用者の索引データを更新し、この更新された緊急連絡体制表又は利用者の索引データを携帯情報端末111〜11nに配信する。なお、上記変更後に当該変更された基本単位データを含む緊急連絡帳データを携帯情報端末111〜11nへ配信し直す場合には、上記変更された所属属性情報、利用者の氏名及び緊急連絡先情報のみを配信する。
すなわち、先に(1)で述べたマニュアルは章番号、節番号、項番号を用いて階層化された文書構造が決定されるのに対して、緊急連絡帳は所属する部、課、係等の部署名と役職名を用いて階層化された組織体制が決定される。したがって、マニュアルと緊急連絡帳との間では、入力する属性情報のパラメータは異なるものの、同様の方法で情報を管理してマニュアル及び緊急連絡帳を自動編集することができる。
なお、サーバ101から携帯情報端末111〜11nに各種情報を配信する際の通信形式としては、携帯情報端末111〜11nからの要求とユーザ認証によってサーバ101から情報をダウンロードする形式と、サーバ101側において予め設定されたアドレスに対応する携帯情報端末111〜11nへ情報を配信する形式がある。
以上述べたように第1の実施形態では、サーバ101において、マニュアルを作成するためのテキストデータ及び画像データとその文書属性情報の入力を、サイズを制限して受け付けて、この受け付けた各データと文書属性情報を基本単位ファイルとしてマニュアルデータベース104に記憶する。そして、記憶された複数の基本単位ファイルをもとに文書構造を表す情報及び目次データを編集して、携帯情報端末111〜11nに配信し表示させる。これに対し、携帯情報端末111〜11nにおいて、上記文書構造又は目次中のパラメータ等が選択されると、サーバ101から上記選択されたパラメータに対応するテキストデータ及び画像データを携帯情報端末111〜11nに配信する。
また、緊急連絡帳を作成するための利用者氏名や連絡先情報、所属属性情報の入力を、サイズを制限して受け付けて、この受け付けた利用者氏名や連絡先情報、所属属性情報を基本単位ファイルとして緊急連絡先データベース105に記憶する。そして、記憶された複数の基本単位ファイルをもとに組織体制を表す情報及び緊急連絡体制表を編集して、携帯情報端末111〜11nに配信し表示させる。これに対し、携帯情報端末111〜11nにおいて、上記組織体制を表す情報及び緊急連絡体制表中の所属名又は氏名が選択されると、サーバ101から上記選択された所属名又は氏名に対応する利用者の緊急連絡先情報を携帯情報端末111〜11nに配信する。
したがって第1の実施形態によれば、携帯情報端末111〜11nにおいては自己のデータ処理能力に対応するサイズのデータを基本単位ファイルとして表示することが可能となり、これによりマニュアル及び緊急連絡帳を常に適切な状態で表示することができる。一方、サーバ101ではマニュアル及び緊急連絡帳を作成する際に、サーバ101自身で使用する通常の形式の情報と、携帯情報端末専用の形式の情報とを別々に作成する必要がなくなり、その分サーバ101における管理者の処理負担を軽減することができる。
また、テキストデータや画像データを文書構造を表すパラメータ、つまり章、節、項及び見出しと関連付けてデータベース104,105で管理することで、これらのパラメータを基本単位とする様々な構成のマニュアルを編集することができる。同様に、利用者の氏名及びその緊急連絡先情報を組織体制の各パラメータ、つまり部署名及び役職名に関連付け管理することで、これらのパラメータを基本単位とする様々な構成の緊急連絡帳を編集することができる。
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、サーバにおいて、マニュアルの一部を構成するテキストデータや画像データ等のデータとその属性情報とからなる各基本単位ファイルに対応付けて、当該ファイルの配信先を表す配信規則情報を入力してデータベースに記憶し、この記憶された配信規則情報に基づいて、上記基本単位ファイルを選択的に携帯情報端末へ送信するようにしたものである。
図9は、サーバ101において使用される、上記基本単位ファイル及び配信規則情報を入力するためのマニュアルデータ入力画面を示すものである。同図に示すように、マニュアルデータ入力画面には、入力文字数が制限されたテキストデータの入力領域と、画像サイズが制限された画像データのファイル名を入力する領域と、文書属性の入力領域と、入力モードを選択指定するための「検索」、「登録」及び「削除」の各ボタンに加え、配信必須グループの選択領域が設けられている。
このうち配信必須グループの選択領域には、配信対象の部名、課名、係・担当名、役職名及び特定の利用者識別情報を入力又は選択する領域が設けられている。
またサーバ101は、前記第1の実施形態と同様に、利用者識別情報(利用者ID)と利用者に関する属性情報とを管理するためのデータベースを緊急連絡帳データベース105内に備え、さらに上記配信規則情報を記憶するエリアも上記緊急連絡帳データベース105内に備えている。そして、サーバ101の処理ユニット102は、上記マニュアルデータ入力画面の配信必須グループ選択領域において入力又は選択された配信規則情報、つまり配信対象の部名、課名、係・担当名、役職名及び特定の利用者IDを、その形式が適切か否かをチェックしたのち、上記緊急連絡帳データベース105内の配信規則情報記憶エリアに記憶させる。
また、サーバ101の処理ユニット102は、マニュアル及び緊急連絡帳を携帯情報端末111〜11nに配信する際に、上記緊急連絡帳データベース105に記憶された配信規則情報を参照して、配信先の利用者に対応する携帯情報端末111〜11nを選択する。
次に、以上のように構成された文書情報配信システムによるマニュアル及び緊急連絡帳の配信動作を説明する。図10はその配信動作を説明するための図である。
いま仮に、任意のマニュアル又は緊急連絡帳の配信対象利用者がA部A課A係のA係長であるとする。この場合、サーバ101の処理ユニット102は、図9に示す入力画面の配信必須グループ選択領域において管理者により入力又は選択されたA部A課A係A係長の所属名と役職もしくは利用者IDを、A部A課A係のA係長に対して配信すべき(関連性の高い)情報に対応付けて上記緊急連絡帳データベース105内の配信規則情報記憶エリアに記憶させる。
そして、上記記憶された配信規則情報をもとに、図10に示すようにA部A課A係のA係長に対してマニュアル及び緊急連絡帳の全体が必須項目と選択項目に分類される。そして、必須項目に該当するデータが上記A部A課A係のA係長に対し配信される。したがって、携帯情報端末111〜11nの処理能力や記憶容量に応じて配信すべき優先順位を設けた配信手順や、所属及び役職に応じて配信すべき優先順位を設けた配信手順が容易に実現される。この結果、各利用者の携帯情報端末111〜11nに配信されるマニュアル及び緊急連絡帳はそれぞれ、図10に示すように利用者の属性に即してカスタマイズされたマイマニュアル及びマイ連絡帳となり、利用者にとっては利便性が向上する。
(第3の実施形態)
この発明の第3の実施形態は、サーバに、携帯情報端末の機種に対応付けてマニュアル及び緊急連絡帳の配信データサイズを記憶したデータベースを設ける。そして、サーバが携帯情報端末に対しマニュアルまたは緊急連絡帳に関する情報を配信する際に、配信先の携帯情報端末の機種に対応する配信データサイズを上記データベースから読み出し、マニュアル又は緊急連絡帳を上記配信データサイズに分割して配信する。これに対し携帯情報端末は、上記サーバから分割して配信されたマニュアル又は緊急連絡帳を自らの所有する複数のデータ領域に分けて格納するようにしたものである。
図11は、携帯情報端末111〜11nがアプリケーション・プログラムを実行する環境におけるアーキテクチャの一例を示す図である。図11の例では、オペレーション・システム(OS)の上に、アプリケーション・プログラムを実行するためのアプリケーションインタフェースとアプリケーション・マネージャが配置してあり、これらによりアプリケーション・ストレージ内にあるアプリケーション・プログラムとデータ・ストレージ内にあるデータを制御することにより、アプリケーション・プログラムの実行環境が実現される。
ここでは、携帯情報端末111〜11nの全ての機種において、アプリケーション・プログラムの容量がアプリケーション・ストレージの容量内であり、アプリケーション・プログラムが同時に利用できるデータ・ストレージ内のデータ領域が機種ごとに異なる場合を例にとって説明する。
サーバ101は、携帯情報端末111〜11nの機種を識別するための機種IDと、当該機種において1つのアプリケーション・プログラムが同時に使用できるデータ・ストレージ内のデータ領域との対応関係を表すテーブルを備える。例えば、いま機種1、機種2及び機種3においてアプリケーション・プログラムが同時に使用可能なデータ領域1の容量比が4:3:2だったとすると、この容量比に対応するデータサイズが機種IDに対応付けてテーブルに記憶される。
このような構成であるから、次のような配信制御が実行される。すなわち、先ず携帯情報端末111〜11nはサーバ101に対し自端末の機種IDを通知し、サーバ101はこれをデータベースに記憶する。サーバ101は、携帯情報端末111〜11nに対しマニュアルに関するデータを配信する際に、配信先の携帯情報端末の機種IDをデータベースから読み出し、この機種IDに対応する配信データサイズを上記テーブルから読み出す。そして、この読み出された配信データサイズをもとに、当該携帯情報端末に配信するデータの基本単位容量と分割数とを決定して、これに従いマニュアルを配信する。
例えば、いま配信しようとするマニュアルが第1章から第6章により構成されているものとする。この場合サーバ101は、携帯情報端末110〜11nの機種1、機種2及び機種3に上記マニュアルのデータを配信する際に、機種1に対しては上記6章からなるマニュアルを第1章〜第4章と、第5及び6章からなる2つのデータグループに分割する。そして、これらのデータグループをそれぞれ基本単位として機種1の携帯情報端末に向け配信する。また、機種2に対しては、第1〜第3章と、第4〜第6章からなる2つのデータグループに分割する。そして、これらのデータグループをそれぞれ基本単位として機種2の携帯情報端末に向け配信する。同様に、機種3に対しては、第1及び2章と、第3及び4章と、第5及び第6章からなる3つのデータグループに分割する。そして、これらのデータグループをそれぞれ基本単位として機種2の携帯情報端末に向け配信する。
携帯情報端末111〜11nは、上記サーバ101から配信されたマニュアルを上記分割されたデータグループごとに受信して、これらのデータグループをデータ・ストレージ内のデータ領域1、2、3に順に格納する。したがって、携帯情報端末111〜11nにおいて、アプリケーション・プログラムがマニュアルの第5章をLCDに表示する制御をCPUに実行させる場合、機種1及び機種2ではデータ領域2に対しアクセスするのに対して、機種3ではデータ領域3に対しアクセスすることになる。なおこの場合、機種1、2と機種3との間ではアプリケーション・プログラムによる表示制御が異なるだけで、利用者が取得する情報は変わらない。
以上説明したように第3の実施形態によれば、サーバ101に、携帯情報端末110〜11nの機種IDと、1つのアプリケーションが同時に使用できるデータ領域との対応関係を表すテーブルを設け、サーバ101が携帯情報端末111〜11nに対しマニュアル及び緊急連絡帳を配信する際に、上記テーブルに基づいてマニュアル及び緊急連絡帳を基本単位容量ごとに分割して携帯情報端末110〜11nに配信するようにしている。
したがって、各形態情報端末110〜11nでは、サーバ101から基本単位容量ごとに分割して配信されたマニュアル及び緊急連絡帳をそのままデータ領域に保存することが可能となる。これにより、アプリケーション・プログラムの表示処理能力やデータ・ストレージの容量の異なる携帯情報端末110〜11nが複数種類存在する場合にも、システムとして柔軟に対応できる。
(その他の実施形態)
前記各実施形態では、サーバ101から各携帯情報端末111〜11nに対するマニュアル及び緊急連絡帳の配信手段として、通信ネットワーク108を利用した通信を使用する場合を例にとって説明した。しかしそれに限らず、サーバ101において配信対象のマニュアル及び緊急連絡帳をメモリカード等の記録媒体に記憶させ、この記録媒体を利用者の携帯情報端末111〜11nに装着することにより、この記録媒体からマニュアル及び緊急連絡帳のデータを読み込んでデータ記憶領域に記憶させるようにしてもよい。この場合にも、第3の実施形態で述べた機種ごとのデータ分割処理は実行される。
前記各実施形態では、文書情報として防災対応マニュアルと緊急連絡帳を配信する場合を例にとって説明したが、営業ビジネス等に使用するカタログやパンフレット類、保守点検、修理作業などに使用する取り扱い説明書などを配信するようにしてもよい。
その他、サーバ装置及び携帯端末の種類やその構成、文書情報の入力インタフェースにおける制御手順と制御内容、配信制御手順と制御内容などについても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の第1の実施形態に係わる文書情報配信システムの構成を示すブロック図。 図1に示したシステムのサーバによるマニュアル入力制御手順と制御内容を示すフローチャート。 図2に示したマニュアル入力制御において使用される入力インタフェース画面の一例を示す図。 図2に示したマニュアル入力制御により登録された属性情報をもとに編集される文書構造の一例と、この文書構造に基づいて編集された目次データの一例を示す図。 図1に示したシステムのサーバによる緊急連絡帳データの入力制御手順と制御内容を示すフローチャート。 図5に示した緊急連絡帳データ入力制御において使用される入力インタフェース画面の一例を示す図。 図2に示した緊急連絡帳データ入力制御により登録された属性情報をもとに編集される組織体制の表示例と、この組織体制に基づいて編集された緊急連絡体制表の一例を示す図。 図1に示した文書情報配信システムによるマニュアル及び緊急連絡帳の配信動作を説明するための図。 この発明の第2の実施形態に係わるサーバにおいて実行されるマニュアル入力制御で使用される入力インタフェース画面の一例を示す図。 この発明の第2の実施形態に係わるシステムにおいて、サーバが携帯情報端末へ配信するマニュアル及び緊急連絡帳の配信動作を説明するための図。 この発明の第3の実施形態に係わるシステムにおいて、携帯情報端末がアプリケーションを実行する環境におけるアーキテクチャを示す図。
符号の説明
101…サーバ、102…処理ユニット、103…入力ユニット、104…マニュアルデータベース、105…緊急連絡帳データベース、106…出力ユニット、107…通信制御ユニット、108…通信ネットワーク、111から11N…携帯情報端末。

Claims (10)

  1. サーバ装置から携帯端末へ文書情報を配信する文書情報配信システムであって、
    前記サーバ装置は、
    文字データ及び画像データの少なくとも一方の入力を、前記携帯端末が有するデータ処理能力に応じて予め定められたデータサイズに制限して受け付けるための第1の入力インタフェースと、
    前記入力されるデータの前記文書情報との関係性を表す文書属性情報の入力を受け付けるための第2の入力インタフェースと、
    前記入力されたデータを、前記入力された文書属性情報と対応付けた状態で、前記文書情報を構成する一単位として記憶する文書データベースと、
    文書データベースに記憶された文書属性情報に基づいて前記入力データを編集することにより、サーバ装置で取り扱い可能な第1の形態の文書情報を作成する手段と、
    前記文書データベースに記憶された入力データ及びその文書属性情報を一単位ずつ読み出して前記携帯端末へ送信する手段と
    を備え、
    前記携帯端末は、
    前記サーバ装置から送られた入力データ及びその文書属性情報を受信して一単位ずつ記憶する手段と、
    前記記憶された文書属性情報に基づいて前記入力データを編集することにより、携帯端末で取り扱い可能な第2の形態の文書情報を再構成する手段と
    を備えることを特徴とする文書情報配信システム。
  2. 前記第2の入力インタフェースが、前記文書属性情報として、前記文書情報の構造を表す情報及び見出しを表す情報の入力を受け付ける機能を有する場合に、
    前記サーバ装置は、
    前記入力された文書情報の構造を表す情報及び見出しを表す情報に基づいて、目次及び索引の少なくとも一方を表す情報を編集する手段と、
    前記編集された目次及び索引の少なくとも一方を表す情報を前記携帯端末へ送信する手段と
    を、さらに備え、
    前記携帯端末は、
    前記サーバ装置から転送された目次及び索引の少なくとも一方を表す情報を受信して表示する手段と、
    前記表示された目次又は索引を選択する操作が行われた場合に、当該選択された目次又は索引に対応するデータを読み出して表示する手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の文書情報配信システム。
  3. 前記サーバ装置は、
    前記携帯端末の利用者の識別情報、当該利用者に関する利用者属性情報、及び当該利用者属性情報と配信対象のデータとの対応関係を表す配信規則情報の入力を受け付けるための第3の入力インタフェースと、
    前記入力された利用者の識別情報、利用者属性情報及び配信規則情報を相互に対応付けて記憶する手段と、
    前記記憶された利用者属性情報及び配信規則情報に基づいて、利用者ごとに当該利用者に配信すべきデータを前記文書テータベースから選択的に読み出して対応する携帯端末へ送信する手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の文書情報配信システム。
  4. 前記サーバ装置は、
    前記携帯端末の機種を表す識別情報と、当該機種の携帯端末が一定時間内に処理可能なデータサイズを規定するサイズ規則情報とを相互に対応付けて記憶する手段と、
    前記記憶された機種を表す識別情報及びサイズ規則情報に基づいて、配信対象の文書情報を配信先の携帯端末の機種に応じたサイズに制限する手段と、
    前記配信対象の文書情報を、前記制限されたサイズごとに前記配信先の携帯端末へ送信する手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の文書情報配信システム。
  5. 前記サーバ装置は、
    前記文書データベースに記憶されたデータの変更又は削除の入力を受け付けるための第4の入力インタフェースと、
    前記データの変更又は削除の入力を受け付けた場合に、該当するデータ及び当該データの文書属性情報を選択的に前記携帯端末へ送信する手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の文書情報配信システム。
  6. 携帯端末に対し文書情報を配信するサーバ装置であって、
    文字データ及び画像データの少なくとも一方の入力を、前記携帯端末が有するデータ処理能力に応じて予め定められたデータサイズに制限して受け付けるための第1の入力インタフェースと、
    前記入力されるデータの前記文書情報との関係性を表す文書属性情報の入力を受け付けるための第2の入力インタフェースと、
    前記入力されたデータを、前記入力された文書属性情報と対応付けた状態で、前記文書情報を構成する一単位として記憶する文書データベースと、
    文書データベースに記憶された文書属性情報に基づいて前記入力データを編集することにより、サーバ装置で取り扱い可能な第1の形態の文書情報を作成する手段と、
    前記文書データベースに記憶された入力データ及びその文書属性情報を一単位ずつ読み出して前記携帯端末へ送信する手段と
    を具備することを特徴とするサーバ装置。
  7. 前記第2の入力インタフェースが、前記文書属性情報として、前記文書情報の構造を表す情報及び見出しを表す情報の入力を受け付ける機能を備える場合に、
    かつ前記入力された文書情報の構造を表す情報及び見出しを表す情報に基づいて、目次及び索引の少なくとも一方を表す情報を編集する手段と、
    前記編集された目次及び索引の少なくとも一方を表す情報を前記携帯端末へ送信する手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項6記載のサーバ装置。
  8. 前記携帯端末の利用者の識別情報、当該利用者に関する利用者属性情報、及び当該利用者属性情報と配信対象のデータとの対応関係を表す配信規則情報の入力を受け付けるための第3の入力インタフェースと、
    前記入力された利用者の識別情報、利用者属性情報及び配信規則情報を相互に対応付けて記憶する手段と、
    前記記憶された利用者属性情報及び配信規則情報に基づいて、利用者ごとに当該利用者に配信すべきデータを前記文書データベースから選択的に読み出して対応する携帯端末へ送信する手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項6記載のサーバ装置。
  9. 前記携帯端末の機種を表す識別情報と、当該機種の携帯端末が一定時間内に処理可能なデータサイズを規定するサイズ規則情報とを相互に対応付けて記憶する手段と、
    前記記憶された機種を表す識別情報及びサイズ規則情報に基づいて、配信対象の文書情報を配信先の携帯端末の機種に応じたサイズに分割する手段と、
    前記配信対象の文書情報を、前記分割されたサイズごとに前記配信先の携帯端末へ送信する手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項6記載のサーバ装置。
  10. 前記文書データベースに記憶されたデータの変更又は削除の入力を受け付けるための第4の入力インタフェースと、
    前記データの変更又は削除の入力を受け付けた場合に、該当するデータ及び当該データの文書属性情報を選択的に前記携帯端末へ送信する手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項6記載のサーバ装置。
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