JP2004295444A - 業務処理プログラム - Google Patents

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JP2004295444A
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Yasuyo Takano
耕世 高野
Hiroshi Kuzumaki
博 葛巻
Tomotaka Ono
智孝 小野
Kazuaki Honda
一顯 本多
Hiroshi Inagawa
博志 稲川
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Abstract

【課題】自社に適合していない教材業務事例を判断することができる。
【解決手段】社内事例DB1fは、社員によって作成された業務事例が登録されるデータベースである。教材業務事例DB1gは、教育ベンダが提供する教材業務事例が格納されたデータベースである。業務事例登録部1aは、社員が作成した業務事例を端末装置3aから受信し、社内事例DB1fに登録する。事例表示部1bは、社員からの事例学習の要求に応じて、業務事例及び教材業務事例を端末装置3aに表示する。評価点受信部1cは、端末装置3aから社員によって付けられた業務事例、教材業務事例の評価点を受信する。評価点比較部1dは、業務事例の評価点と教材業務事例の評価点を比較する。通知部1eは、業務事例の評価点が、教育ベンダが提供する教材業務事例の評価点より高い場合、管理者が使用する端末装置3bにその旨を通知する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は業務処理プログラムに関し、特に業務処理の途中に業務学習を行うことができる業務処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、社員研修は、一箇所に社員を集めて行っていた。このような研修では、移動に費やす時間、交通費などがかかってしまい無駄が多い。そこで社員、各自のデスクの端末装置から研修(学習)を行える装置がある(例えば、特許文献1参照)。このような装置は、教育ベンダが用意した一般的な教材コンテンツを社員の学習に使用している。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−72848号公報(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、業務に対する考えは、各企業において異なっており、一般的な教材コンテンツに含まれる教材業務事例では、自社の内容に適合していないこともある。そこで、企業が自社に適合していない教材業務事例を判断できることが望まれていた。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、企業が自社に適合していない教材業務事例の判断をすることができる業務処理プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、業務処理を行う業務処理プログラムにおいて、コンピュータ1に、社員からの事例学習の要求に応じて、社内事例データベース(DB)1fに登録されている社員によって作成された業務事例と教育ベンダが提供する教材業務事例とを社員が使用する端末装置3aに表示し、端末装置3aから業務事例と教材業務事例の評価点を受信し、業務事例の評価点と教材業務事例の評価点とを比較し、業務事例の評価点が教材業務事例の評価点より高い場合、業務を管理する管理者が使用する端末装置3bにその旨を通知する、処理を実行させることを特徴とする業務処理プログラムが提供される。
【0007】
このような業務処理プログラムによれば、社員が使用する端末装置3aから、社員が作成した業務事例の評価点と教育ベンダが提供する教材業務事例の評価点を受信し比較する。業務事例の評価点が教材業務事例の評価点より高い場合、業務を管理する管理者が使用する端末装置3bにその旨を通知する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の原理を説明する原理図である。図に示すように、コンピュータ1は、本発明の学習プログラムを実行することによって、業務事例登録部1a、事例表示部1b、評価点受信部1c、評価点比較部1d、通知部1e、社内事例DB1f、及び教材業務事例DB1gを有している。コンピュータ1には、ネットワーク2を介して、社員が使用する端末装置3aと業務を管理する管理者が使用する端末装置3bが接続されている。
【0009】
社内事例DB1fは、社員によって作成された業務事例が登録されるデータベースである。教材業務事例DB1gは、教育ベンダが提供する教材業務事例が格納されたデータベースである。
【0010】
業務事例登録部1aは、社員が作成した業務事例を端末装置3aから受信し、社内事例DB1fに登録する。
事例表示部1bは、社員からの事例学習の要求に応じて、社内事例DB1fに登録されている業務事例、及び教材業務事例DB1gに格納されている教材業務事例を端末装置3aに表示する。
【0011】
評価点受信部1cは、端末装置3aから、社員によって付けられた業務事例、教材業務事例の評価点を受信する。
評価点比較部1dは、評価点受信部1cによって受信された業務事例の評価点と教材業務事例の評価点を比較する。
【0012】
通知部1eは、社員が作成した業務事例の評価点が、教育ベンダが提供する教材業務事例の評価点より高い場合、管理者が使用する端末装置3bにその旨を通知する。
【0013】
以下、原理図の動作について説明する。
業務事例登録部1aは、社員によって作成された業務事例を社内事例DB1fに登録する。
【0014】
事例表示部1bは、社員からの要求に応じて、社内事例DB1fに登録されている業務事例及び教材業務事例DB1gに格納されている教材業務事例を端末装置3aに表示する。
【0015】
評価点受信部1cは、社員によって付けられた業務事例、教材業務事例の評価点を端末装置3aから受信する。
評価点比較部1dは、業務事例の評価点と教材業務事例の評価点を比較する。
【0016】
通知部1eは、社員が作成した業務事例の評価点が、教育ベンダが提供する教材業務事例の評価点より高い場合、管理者が使用する端末装置3bにその旨を通知する。
【0017】
このように、社員が使用する端末装置3aから、社員が作成した業務事例の評価点と教育ベンダが提供する教材業務事例の評価点を受信し比較する。そして、業務事例の評価点が教材業務事例の評価点より高い場合、業務を管理する管理者が使用する端末装置3bにその旨を通知するようにした。これにより、企業は自社に適合しない教材業務事例を判断することができる。
【0018】
次に、本発明の業務遂行プログラムを実行する業務サーバについて説明する。図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。図に示すように、業務サーバ10は、ネットワーク32を介して端末装置31a〜31cと接続されている。業務サーバ10と端末装置31a〜31cは、会社A内でネットワークを構築している。ネットワーク32は、例えば、イントラネットである。図2の概略について説明する。
【0019】
業務サーバ10は、社員の要求に応じて業務処理を行う。また、業務サーバ10は、社員の要求に応じて業務を学習するための業務学習を提供する。業務サーバ10には、社員に業務学習を提供するための教材コンテンツが格納されている。
【0020】
教材コンテンツは、外部の業務学習を専門とする教育ベンダから提供される。教材コンテンツには、例えば、苦情処理に対してどのような対応をすべきかなどの教材業務事例が含まれている。
【0021】
端末装置31a,31bは、社員が業務サーバ10にアクセスして、業務処理、業務学習をするための端末装置である。端末装置31cは、業務又は社員を管理する管理者が使用する端末装置である。
【0022】
社員は、端末装置31a,31bを用いて業務学習をしたとき、教材コンテンツが示す教材業務事例より、よい業務事例を発案した場合、発案した業務事例を業務サーバ10に追加登録することができる。
【0023】
業務サーバ10は、社員から業務学習の要求があった場合、外部の教育ベンダが提供する教材業務事例とともに、社員が追加した業務事例も例示する。そして、業務サーバ10は、業務学習を行った社員から、教材業務事例又は業務事例に対する評価点を受付ける。
【0024】
業務サーバ10は、管理者からの要求に応じて、教材業務事例と業務事例の平均評価点を算出し、端末装置31cに表示する。このとき、業務サーバ10は、外部の教育ベンダが提供する教材業務事例の平均評価点が、社員が追加した業務事例の平均評価点より低い場合、警告を発して端末装置31cに表示する。
【0025】
次に、業務サーバ10の機能について詳細に説明する。図3は、業務サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。図に示す業務サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)10aによって装置全体が制御されている。CPU10aには、バス10gを介してRAM(Random Access Memory)10b、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)10c、グラフィック処理装置10d、入力インターフェース10e、及び通信インターフェース10fが接続されている。
【0026】
RAM10bには、CPU10aに実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM10bには、CPU10aによる処理に必要な各種データが保存される。HDD10cには、OSやアプリケーションプログラムなどが格納される。
【0027】
グラフィック処理装置10dには、モニタ10hが接続されている。グラフィック処理装置10dは、CPU10aからの命令に従って、画像をモニタ10hの表示画面に表示させる。入力インターフェース10eには、キーボード10iと、マウス10jとが接続されている。入力インターフェース10eは、キーボード10iやマウス10jから送られてくる信号を、バス10gを介してCPU10aに送信する。
【0028】
通信インターフェース10fは、ネットワーク32に接続されている。通信インターフェース10fは、ネットワーク32を介して、社内の端末装置31a〜31cと通信を行う。
【0029】
なお、端末装置31a〜31cも図3と同様のハードウェア構成を有する。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
【0030】
図4は、業務サーバの機能ブロック図である。図に示すように業務サーバ10は、制御部11、個人識別部12、学習履歴管理部13、事例登録部14、事例管理部15、利用者情報DB16、学習履歴DB17、業務DB18、業務ツリーリンクTB19、教材リンクTB20、教材DB21、社内事例DB22、事例評価ログ23、事例評価累積TB24を有している。
【0031】
まず、業務サーバ10が有するデータベース、データテーブルのデータ構造例について説明する。
利用者情報DB16は、端末装置31a〜31cを使用する社員、管理者の情報が予め格納されるデータベースである。図5は、利用者情報DBのデータ構造例を示す図である。図に示すように、利用者情報DB16には、利用者コード、所属コード、所属名、従業員番号、氏名、及びメールアドレスの欄が設けてある。
【0032】
利用者コードの欄には、端末装置31a〜31cを使用する社員、管理者に付与された識別番号が格納される。所属コードの欄には、社員、管理者が会社A内で所属している部署の識別番号が格納される。従業員番号の欄には、社員、管理者が会社Aから付与されている従業員番号が格納される。氏名の欄には、社員、管理者の氏名が格納される。メールアドレスの欄には、社員、管理者のメールアドレスが格納される。
【0033】
図5の例では、利用者情報DB16には、社員の氏名として特許一郎が格納されている。特許一郎の利用者コードは00111111である。特許一郎の所属名は第四営業所である。特許一郎の従業員番号は111111である。特許一郎のメールアドレスはichi@jp.xxx.comである。
【0034】
学習履歴DB17は、社員が学習した教材コンテンツの情報が格納されるデータベースである。学習履歴DB17には、業務を学習するための教材コンテンツを利用した利用者の識別番号や、利用者が学習に使用した教材コンテンツ、業務事例の識別番号、教材コンテンツが呼び出された業務(業務画面)の階層番号が格納される。また、学習履歴DB17には、社員が学習を開始した日時、終了した日時が格納される。さらに、学習履歴DB17には、学習が終了したか否かの識別子などが格納される。
【0035】
業務DB18は、端末装置31a〜31cの画面に表示するWebページのデータ、業務を遂行するためのアプリケーションプログラム、及び業務を遂行するときの入力例を示す雛型ファイルが格納されるデータベースである。業務DB18には、業務の内容に応じた画面を端末装置31a〜31cに表示するためのWebページのデータが格納される。また、業務DB18には、例えば、業務を処理するアプリケーションプログラム(業務システム)が格納される。業務を処理するアプリケーションは、例えば、ファイル検索、メールの発信及び受信、業務に関連するオーダ、収支計算などを処理する。また、業務DB18には、営業における提案書を作成するためのエディタ、収入、支出金額を入力するための表計算のアプリケーションプログラムが格納される。また、業務DB18には、提案書の書き方の内容例、表計算の金額入力の例を示す雛形ファイルが格納される。
【0036】
業務ツリーリンクTB19は、業務の階層を示すテーブルである。図6は、業務ツリーリンクTBのデータ構造例を示した図である。図に示すように、業務ツリーリンクTB19には、階層番号、タイトル、及びリンクデータの欄が設けてある。
【0037】
階層番号の欄には、業務の項目ごとに付与された階層番号が格納される。図6において、階層番号は、ハイフンで区切られるほど階層が深いことを示している。タイトルの欄には、業務DB18に格納されている、業務画面を示すWebページのタイトル、社員が業務上利用できるアプリケーションのタイトル、及び社員が参考利用できるための、例えば、提案書のサンプルファイルのタイトルが格納される。リンクデータの欄には、タイトルが示しているWebページ、アプリケーション、及びサンプルファイルの格納先を示すリンクデータが格納されている。リンクデータは、例えば、URL(Uniform Resource Locator)形式で表記される。なお、階層番号は、端末装置31a〜31cに表示される各業務画面にも対応し、各業務画面の識別子にもなっている。
【0038】
図6の例では、全社業務は、業務項目の最上の階層にある。その下位の階層に、ソフトサービス、コールセンタの業務が存在する。コールセンタには、さらに下位の苦情処理の業務が存在する。
【0039】
教材リンクTB20は、社員が業務学習をする教育ベンダが提供する教材コンテンツ、社員が追加登録した業務事例のリンク先を示すテーブルである。図7は、教材リンクTBのデータ構造例を示した図である。図に示すように、教材リンクTB20には、階層番号、タイトル、教材コード、追加事例、及びリンクデータの欄が設けてある。
【0040】
階層番号の欄には、業務ツリーリンクTB19の階層番号に対応した階層番号が格納される。タイトルの欄には、教材コンテンツ、社員が追加登録した業務事例のタイトル名が格納される。教材コードの欄には、教材コンテンツ、業務事例を識別する識別番号が格納される。追加事例の欄には、事例が外部の教育ベンダから提供されたものか、会社Aの社員によって追加されたものかを示す識別子が格納される。図7において、追加事例0は、教育ベンダが提供した教材コンテンツに教材業務事例が含まれていることを示している。追加事例1は、会社Aの社員が業務事例を追加したことを示している。リンクデータの欄には、教材コンテンツ及び社員が追加した業務事例の格納先を示すリンクデータが格納されている。リンクデータは、例えば、URL形式で表記される。
【0041】
図7の例では、階層番号1−2−1に対応するタイトルは4つ存在し、タイプ別対応、一般事例、社内事例1、社内事例2である。タイトルがタイプ別対応の教材コードは、10003401である。タイトルがタイプ別対応の教材コンテンツは、追加事例は0であり、外部の教育ベンダが提供したコンテンツであることを示している。タイトルがタイプ別対応の教材コンテンツのリンクデータは、教材リンクaである。また、タイトルが社内事例1の教材コンテンツは、会社Aの社員によって追加された業務事例であることを示している。
【0042】
教材DB21は、社員が業務を学習するための教材コンテンツ、業務事例が格納されるデータベースである。教材DB21には、教育ベンダが提供する教材コンテンツ、教材コンテンツを識別する教材コード、タイトルなどの教材コンテンツを管理するデータが格納される。
【0043】
ところで、上記で述べたように、図7に示した階層番号は、図6に示した階層番号に対応している。従って、例えば、端末装置31a〜31cに、図6の階層番号1−2−1の業務画面が表示されているときに学習要求があると、図7の階層番号1−2−1のリンクデータが参照され、教材リンクa,bが示す教材DB21の教材コンテンツと社内事例リンクc,dが示す社内事例DB22の事例が端末装置31a〜31cの画面に表示される。
【0044】
社内事例DB22は、教育ベンダが提供する教材コンテンツの教材業務事例とは別に、社員が作成した業務事例が格納されるデータベースである。社内事例DB22には、社員が作成した業務事例のデータの実態が格納されると共に、業務事例を識別する識別番号、タイトルなどが格納される。
【0045】
事例評価ログ23は、社員によって付けられた教育ベンダが提供した教材コンテンツに含まれる教材業務事例の評価点、社員が追加登録した業務事例の評価点が追加されていくログファイルである。図8は、事例評価ログのデータ構成例を示した図である。図に示すように事例評価ログ23には、教材コード、追加事例、タイトル、リンク先、学習日付、利用者コード、及び評価点の欄が設けてある。
【0046】
教材コードの欄には、社員によって評価点が付けられた教材コンテンツ(教材業務事例)、業務事例の識別番号が格納される。追加事例の欄には、評価点が付けられた事例が、教育ベンダによって提供されたものか、社員によって追加されたものかを示す識別子が格納される。タイトルの欄には、評価点が付けられた教材コンテンツ、社員によって追加登録された業務事例に付与されているタイトル名が格納される。リンク先の欄には、評価点が付けられた教材コンテンツ、社員によって追加登録された業務事例の格納先を示すリンクデータが格納される。リンクデータは、例えば、URLで表記される。学習日付の欄には、評価点が付けられた教材コンテンツ、業務事例が学習された日付が格納される。利用者コードの欄には、評価点を付けた社員の識別番号が格納される。評価点の欄には、社員が教材コンテンツ、業務事例に付けた評価点が格納される。評価点は、例えば5段階で付与される。
【0047】
図8の例では、教材コード10003402の教材コンテンツは、教育ベンダが提供したことを示している。教材コード10003402の教材コンテンツのタイトル名は、一般事例であることを示している。教材コード10003402の教材コンテンツのリンク先は、教材リンクbであることを示している。教材コード10003402の教材コンテンツが、社員によって学習された日は、2002年11月30日であることを示している。教材コード10003402の教材コンテンツを学習した社員の利用者コードは、00111111であることを示している。教材コード10003402の教材コンテンツを学習した社員が、この教材コンテンツに付与した評価点は、3であることを示している。
【0048】
事例評価累積TB24は、教材コードごとの平均評価点が格納されるテーブルである。図9は、事例評価累積TBのデータ構成例を示した図である。図に示すように事例評価累積TB24には、教材コード、追加事例、タイトル、リンク先、最新日付、累積利用者数、及び平均評価点の欄が設けてある。
【0049】
教材コードの欄には、平均評価点が出されている教材コンテンツ(教材業務事例)、社員によって追加登録された業務事例の識別コードが格納される。追加事例の欄には、平均評価点が出されている事例が、教育ベンダによって提供されたものか、社員によって追加されたものかを示す識別子が格納される。タイトルの欄には、平均評価点が出されている教材コンテンツ、業務事例に付与されているタイトル名が格納される。リンク先の欄には、平均評価点が出されている教材コンテンツ、社員によって追加登録された業務事例のリンクデータが格納される。リンクデータは、例えば、URLで表記される。最新日付の欄には、平均評価点が出された最新の日付が格納される。累積利用者数の欄には、評価点を付けた社員の累積人数が格納される。平均評価点の欄には、社員によって付けられた評価点の平均値が格納される。
【0050】
図9の例では、教材コード10003402の教材コンテンツは、外部の教育ベンダが提供したことを示している。教材コード10003402の教材コンテンツのタイトル名は、一般事例であることを示している。教材コード10003402の教材コンテンツのリンク先は、教材リンクbであることを示している。教材コード10003402の教材コンテンツの平均評価点が算出された日は、2002年11月30日であることを示している。教材コード10003402の教材コンテンツを学習した社員の累積利用者数は、453人であることを示している。平均評価点は、2.8であることを示している。
【0051】
制御部11は、社員及び管理者が業務を任意にドリルダウン及びドリルアップして選択できるよう、端末装置31a〜31cの画面の一部に業務項目を階層表示する。階層表示される業務項目には、図6に示した業務ツリーリンクTB19の階層番号が付与されている。制御部11は、端末装置31a〜31cにおいて業務項目が選択されると、選択された業務項目の階層番号に対応した業務ツリーリンクTB19のリンクデータを参照する。そして、制御部11は、リンクデータに従って、業務DB18に格納されているWebページのデータ、アプリケーションプログラム、及び雛型ファイルを取得し、端末装置31a〜31cにWebページ、雛型ファイルを表示し、またアプリケーションプログラムが実行できるようにする。
【0052】
また、制御部11は、社員から学習要求があれば、端末装置31a,31bに表示している業務画面(業務項目)の階層番号に対応した教材リンクTB20のリンクデータを参照する。そして、制御部11は、リンクデータに従って、教材DB21、社内事例DB22に格納されている教材コンテンツ及び業務事例を取得し、社員が端末装置31a,31bで学習を行えるようにする。これにより、社員は、端末装置31a,31bに表示されている業務を処理しているときに学習要求すれば、その業務に関する学習を行える。なお、制御部11は、例えば、社員が学習要求することができるためのボタンを端末装置31a〜31cに表示する。
【0053】
個人識別部12は、業務を開始する社員及び管理者の認証処理を行う。社員及び管理者は、業務作業を開始するとき、端末装置31a〜31cから例えば、利用者コード及び氏名を入力する。個人識別部12は、端末装置31a〜31cに入力された利用者コード及び氏名を受信し、利用者情報DB16に格納されている利用者コード及び氏名と比較し一致しているか否かを判断する。
【0054】
学習履歴管理部13は、学習をした社員の利用者コード、教材コンテンツの教材コード、階層番号、学習の開始日時、終了日時、正味学習時間、及び受講フラグを取得し、学習履歴DB17に格納する。
【0055】
事例登録部14は、社員が発案、作成した業務事例を端末装置31a,31bから受信し、社内事例DB22に格納する。このとき、事例登録部14は、社員が業務事例を追加した学習画面(項目)の階層番号、社員が業務事例に付与したタイトル、業務事例が追加事例であることを示す識別子、及び社内事例DB22に格納した業務事例のリンクデータ(格納場所)を教材リンクTB20に格納する。また、事例登録部14は、追加された業務事例の教材コードを教材リンクTB20に格納する。
【0056】
事例管理部15は、社員によって付けられた事例の評価点、教材コンテンツ又は事例の識別子、評価点が付けられた事例が社員によって追加されたものか、教育ベンダが提供したものかを示す識別子を事例評価ログ23に追加する。また、事例管理部15は、評価点が付けられた事例のタイトル、リンクデータ、社員が学習を行った日付を事例評価ログ23に追加する。また、事例管理部15は、評価点を付けた社員の利用者コード、評価点を事例評価ログ23に追加する。
【0057】
事例管理部15は、管理者の要求に応じて、事例評価ログ23に格納されている教材コードごとにおいて、評価点の平均点を算出する。事例管理部15は、平均評価点の高い順に教材コードを並べ替え、事例評価累積TB24に格納する。事例管理部15は、評価点を付けた社員の累積人数(累積利用者数)も事例評価累積TB24に格納する。そして、事例管理部15は、管理者が使用する端末装置31cに事例評価累積TB24の内容を表示する。このとき、事例管理部15は、教育ベンダが提供する教材コンテンツに含まれる教材業務事例の平均評価点と、社員が追加した業務事例の平均評価点を比較し、社員が追加した業務事例の平均評価点が高い場合、管理者に警告を促す。警告は、例えば、管理者が使用する端末装置31cの画面に表示する。また、端末装置31cに音を発生させるようにする。なお、事例管理部15は、1人の社員によって付けられた評価点によって、直ちに管理者に警告を促さないよう、累積利用者数が所定値になった場合にのみ警告を管理者に促すようにしてもよい。
【0058】
次に、端末装置31a〜31cに表示される画面について説明する。
図10は、社員の端末装置に表示される業務画面を示した図である。図に示すように社員が使用する端末装置31a〜31bに表示される画面41は、領域41a,41bと分かれている。領域41aには、業務項目が階層表示され、領域41bには、業務を処理するための業務画面が表示される。
【0059】
領域41aには、全社業務、全社業務の下位の階層であるコールセンタ、及びコールセンタの下位の階層である苦情処理と階層表示されている。また、領域41aには、業務と示されたボタン41c、学習と示されたボタン41dが示されている。
【0060】
階層表示された業務項目は、例えば、社員が、端末装置31a,31bが有するマウスでポインタを合わせダブルクリックすると、ドリルダウン及びドリルアップする。業務項目にポインタを合わせてダブルクリックすると、領域41bに表示される業務を作業することができる。また、ボタン41dにポインタを合わせてクリックすると、領域41bに表示されている業務の業務学習を行うことができる。
【0061】
図11は、社員の端末装置に表示される学習画面を示した図である。図に示す画面42は、図10において、ボタン41dがクリックされたときの画面である。画面42は、領域42a,42bと分かれている。領域42aには、苦情処理を学習するための学習項目が表示されている。また、領域42aには、業務と示されたボタン42c、学習と示されたボタン42dが表示されている。
【0062】
画面42において、タイプ別対応と示された学習項目にポインタを合わせダブルクリックすると、領域42bに学習項目に対応する教材コンテンツが表示される。なお、領域42bには、領域42aに表示されているタイプ別対応がダブルクリックされた場合の教材コンテンツの画面が示してある。領域42bには、相手が怒っている場合の対応の事例が表示されている。
【0063】
領域42bには、事例を追加と表示されたボタン42eが表示されている。例えば、社員が、領域42bに表示されている事例より、よい事例を考えた場合には、ボタン42eをクリックして、事例を追加することができる。なお、ボタン42cをクリックすると、学習要求した業務画面に戻る。
【0064】
図12は、社員の端末装置に表示される追加事例画面を示した図である。図に示す画面43は、図11において、ボタン42eがクリックされたときの画面である。画面43には、送信と示されたボタン43aが表示されている。また、画面43には、社員によって相手が怒っている場合の対応についての事例が書き込まれている。
【0065】
画面43において、ボタン43aがクリックされると、社員によって書き込まれた事例が業務サーバ10に送信され、追加事例として登録される。
図13は、事例が追加された後の社員の端末装置に表示される学習画面を示した図である。図に示す画面44は、事例が追加された後に、苦情処理の業務の学習要求をしたときの画面である。画面44では、図11に示す画面42に対し、会社事例が1つ増えている。
【0066】
また、画面44には、業務と示されたボタン44a、学習と示されたボタン44bが表示されている。例えば、画面44の会社事例の1つをダブルクリックすると、会社事例が画面に表示される。
【0067】
図14は、社員の端末装置に表示される事例画面を示した図である。図に示す画面45は、図13の画面44において、会社事例の1つがダブルクリックされたときの画面である。
【0068】
画面45には、社員によって追加された事例が表示される。また、画面45には、事例に評価点を付けるためのテキストボックス45a、及びテキストボックス45aに入力された数値を業務サーバ10に送信するための送信と示されたボタン45bが表示されている。社員は、テキストボックス45aに5段階の数値を入力し、ボタン45bをクリックすることによって、事例に評価点を付けることができる。
【0069】
図15は、管理者の端末装置に表示される事例評価画面を示した図である。図に示すように管理者が使用する端末装置31cに表示される画面46には、事例の平均評価点が示されている。画面46には、事例のタイトル、評価点、及び累積利用者が表示されている。
【0070】
画面46の社内事例1、社内事例2は、社員によって追加された事例である。一般事例は、外部の教育ベンダが提供する教材コンテンツの事例である。社員が追加した事例の平均評価点が、教育ベンダが提供する事例の平均評価点より高い場合には、警告(Warning)が発せられる。これにより、管理者に、教材コンテンツの改訂を促すことができる。
【0071】
次にフローチャートを用いて図4の業務サーバ10の動作について説明する。図16は、社員が事例学習をするときの業務サーバが実行する処理手順を示したフローチャートである。業務サーバ10は、以下のステップに従って処理を行う。
【0072】
[ステップS1]業務サーバ10の個人識別部12は、社員の端末装置31a,31bの電源投入によって、社員を識別するための初期画面を端末装置31a,31bに表示する。
【0073】
[ステップS2]個人識別部12は、端末装置31a,31bから社員の利用者コード、氏名(利用者ID)を受信する。個人識別部12は、受信された利用者コード、氏名が、利用者情報DB16に予め格納されている利用者コード、氏名と一致しているかを判断する。一致していればステップS3に進む。一致していなければ、利用者コード、氏名を受信し続ける。
【0074】
[ステップS3]制御部11は、端末装置31a,31bからの要求に応じ、社員が自分専用にカスタマイズした初期画面となるポータルサイトを表示する。制御部11は、業務ツリーリンクTB19の最上位にある階層番号1のリンクデータを参照し、業務DB18に格納されているWebページのデータを取得する。制御部11は、取得したWebページのデータを端末装置31a,31bに送信する。端末装置31a,31bの画面には、業務を選択するための業務項目が階層表示される。また、制御部11は、社員から学習要求を受付けるための学習ボタンを端末装置31a,31bに表示する。
【0075】
[ステップS4]制御部11は、社員によってドリルダウン又はドリルアップして選択された業務項目のWebページ、雛型ファイルを端末装置31a,31bに表示する。また、制御部11は、社員によって選択された業務項目のアプリケーションプログラムが実行できるようにする。
【0076】
[ステップS5]制御部11は、端末装置31a,31bに表示されている業務画面において、学習ボタンの押下(クリック)を受付ける。
[ステップS6]制御部11は、教材リンクTB20を参照し、学習画面を表示する。
【0077】
[ステップS7]制御部11は、端末装置31a,31bに事例学習を行うための画面を表示する。制御部11は、社員によって画面上の事例のタイトルを選択されることにより、教材リンクTB20を参照し、教材DB21に格納されている教育ベンダが提供する教材コンテンツの教材業務事例及び社内事例DB22に格納されている社員によって追加登録された業務事例を端末装置31a,31bに表示する。
【0078】
[ステップS8]事例管理部15は、端末装置31a,31bに表示した事例の評価点を受付ける。事例管理部15は、評価点を受付けた事例の評価点、タイトル、利用者コード等の情報を事例評価ログ23に格納する。
【0079】
[ステップS9]事例登録部14は、端末装置31a,31bから業務事例追加の要求があるか否かを受付ける。事例登録部14は、業務事例追加の要求があればステップS10へ進む。事例登録部14は、業務事例追加の要求がなければ、処理を終了する。
【0080】
[ステップS10]事例登録部14は、端末装置31a,31bから送信されてくる業務事例を社内事例DB22に格納する。また、事例登録部14は、社員が業務事例を追加した学習画面(項目)の階層番号、社員が業務事例に付与したタイトル、業務事例が追加事例であることを示す識別子等の情報を教材リンクTB20に格納する。
【0081】
このように、業務サーバ10は、端末装置31a,31bを介して社員に教材業務事例、業務事例を提供し、その事例の評価点を受付け、事例評価ログ23に格納していく。また、業務サーバ10は、社員が発案、作成した業務事例を社内事例DB22に格納し、教育ベンダが提供する教材業務事例とともに端末装置31a,31bに表示する。
【0082】
次に、管理者が事例の平均評価点を確認するときに業務サーバ10が実行する処理手順について説明する。図17は、管理者が事例の平均評価点を確認するときの業務サーバ10が実行する処理手順を示したフローチャートである。業務サーバ10は、以下のステップに従って処理を行う。
【0083】
[ステップS11]業務サーバ10の個人識別部12は、管理者の端末装置31cの電源投入によって、管理者を識別するための初期画面を端末装置31cに表示する。
【0084】
[ステップS12]個人識別部12は、端末装置31cから管理者の利用者コード、氏名(利用者ID)を受信する。個人識別部12は、受信された利用者コード、氏名が、利用者情報DB16に予め格納されている利用者コード、氏名と一致しているかを判断する。一致していればステップS13に進む。一致していなければ、利用者コード、氏名を受信し続ける。
【0085】
[ステップS13]制御部11は、端末装置31cからの要求に応じ、管理者が自分専用にカスタマイズした初期画面となるポータルサイトを表示する。制御部11は、端末装置31cの画面に、業務を選択するための業務項目を表示する。業務項目には、事例の平均評価点を調べるための事例評価という項目と、その他、管理者が行う業務の項目が表示される。なお、事例の平均評価点を調べるための業務項目以外の項目が選択された場合、制御部11は、選択された業務を処理する。
【0086】
[ステップS14]制御部11は、端末装置31cから、事例の平均評価点の表示要求を受付ける。
[ステップS15]事例管理部15は、事例評価ログ23に格納されている教材コードごとにおいて、評価点の平均点を算出する。
【0087】
[ステップS16]事例管理部15は、事例の平均評価点の高い順に教材コードを並べ替えて事例評価累積TB24に格納する。事例管理部15は、評価点を付けた社員の累積人数(累積利用者数)も事例評価累積TB24に格納する。
【0088】
[ステップS17]事例管理部15は、管理者が使用する端末装置31cに事例評価累積TB24の内容を表示する。このとき、事例管理部15は、教育ベンダが提供する教材コンテンツの事例より社員が追加した事例の方が、平均評価点が高い場合、管理者に警告を促す。警告は、例えば、管理者が使用する端末装置31cの画面に表示する。また、端末装置31cで音が発生するようにする。なお、事例管理部15は、累積利用者数が所定値になった場合にのみ警告を管理者に促すようにしてもよい。
【0089】
このように、業務サーバ10は、管理者の要求に応じて事例の平均評価点を算出し、平均評価点の高い順に並べ替えて事例評価累積TB24に格納する。業務サーバ10は、教育ベンダが提供する教材コンテンツの事例より社員が追加した事例の方が、平均評価点が高い場合、管理者に警告を促す。
【0090】
以上より、社員が作成した業務事例を社内事例DB22に登録し、社員が作成した事例の評価点と教育ベンダが提供する教材業務事例の評価点を端末装置31cから受信し、社員が追加した事例の平均評価点と教育ベンダが提供する教材コンテンツの事例の平均評価点とを比較する。そして、社員が追加した事例の平均評価点が教育ベンダの提供する教材コンテンツの事例の評価点より高い場合、業務を管理する管理者が使用する端末装置31cに警告を発するようにした。これにより、管理者、すなわち企業は自社に適合しない教育ベンダが提供する業務の事例を判断することができる。
【0091】
また、企業は、自社に適合しない教材コンテンツの業務事例を知ることによって、不必要な教材コンテンツを教材DB21から削除し整理することができる。なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、業務サーバ10が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述されており、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場へ流通させる場合には、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)やフレキシブルディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行する。
【0092】
(付記1) 業務処理を行う業務処理プログラムにおいて、
コンピュータに、
社員からの事例学習の要求に応じて、社内事例データベースに登録されている社員によって作成された業務事例と教育ベンダが提供する教材業務事例とを前記社員が使用する端末装置に表示し、
前記端末装置から前記業務事例と前記教材業務事例の評価点を受信し、
前記業務事例の前記評価点と前記教材業務事例の前記評価点とを比較し、
前記業務事例の前記評価点が前記教材業務事例の前記評価点より高い場合、前記業務を管理する管理者が使用する端末装置にその旨を通知する、
処理を実行させることを特徴とする業務処理プログラム。
【0093】
(付記2) 前記評価点の高い順に前記業務事例と前記教材業務事例とを前記管理者が使用する端末装置に表示することを特徴とする付記1記載の業務処理プログラム。
【0094】
(付記3) 前記評価点を累積し、前記業務事例の累積された前記評価点の平均点と前記教材業務事例の累積された前記評価点の平均点とを比較することを特徴とする付記1記載の業務処理プログラム。
【0095】
(付記4) 前記業務事例と前記教材業務事例に評価点を付けた前記社員の人数をカウントし、前記人数が所定値に達した場合に前記通知を行うことを特徴とする付記1記載の業務処理プログラム。
【0096】
(付記5) 前記管理者からの要求に応じて、前記管理者が使用する端末装置に前記通知をすることを特徴とする付記1記載の業務処理プログラム。
(付記6) 業務処理を行う業務処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
コンピュータに、
社員によって作成された業務事例を社内事例データベースに登録し、
前記社員からの事例学習の要求に応じて、前記業務事例と教育ベンダが提供する教材業務事例とを前記社員が使用する端末装置に表示し、
前記端末装置から前記業務事例と前記教材業務事例の評価点を受信し、
前記業務事例の前記評価点と前記教材業務事例の前記評価点とを比較し、
前記業務事例の前記評価点が前記教材業務事例の前記評価点より高い場合、前記業務を管理する管理者が使用する端末装置にその旨を通知する、
処理を実行させる業務処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、社員が使用する端末装置から、社員が作成した業務事例の評価点と教育ベンダが提供する教材業務事例の評価点を受信し比較する。そして、業務事例の評価点が教材業務事例の評価点より高い場合、業務を管理する管理者が使用する端末装置にその旨を通知するようにした。これにより、企業は自社に適合していない教材業務事例を判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】業務サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】業務サーバの機能ブロック図である。
【図5】利用者情報DBのデータ構造例を示す図である。
【図6】業務ツリーリンクTBのデータ構造例を示した図である。
【図7】教材リンクTBのデータ構造例を示した図である。
【図8】事例評価ログのデータ構成例を示した図である。
【図9】事例評価累積TBのデータ構成例を示した図である。
【図10】社員の端末装置に表示される業務画面を示した図である。
【図11】社員の端末装置に表示される学習画面を示した図である。
【図12】社員の端末装置に表示される追加事例画面を示した図である。
【図13】事例が追加された後の社員の端末装置に表示される学習画面を示した図である。
【図14】社員の端末装置に表示される事例画面を示した図である。
【図15】管理者の端末装置に表示される事例評価画面を示した図である。
【図16】社員が事例学習をするときの業務サーバが実行する処理手順を示したフローチャートである。
【図17】管理者が事例の平均評価点を確認するときの業務サーバが実行する処理手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータ
1a 業務事例登録部
1b 事例表示部
1c 評価点受信部
1d 評価点比較部
1e 通知部
1f,22 社内事例DB
1g 教材業務事例DB
2,32 ネットワーク
3a,3b,31a〜31c 端末装置
10 業務サーバ
11 制御部
12 個人識別部
13 学習履歴管理部
14 事例登録部
15 事例管理部
16 利用者情報DB
17 学習履歴DB
18 業務DB
19 業務ツリーリンクTB
20 教材リンクTB
21 教材DB
23 事例評価ログ
24 事例評価累積TB

Claims (3)

  1. 業務処理を行う業務処理プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    社員からの事例学習の要求に応じて、社内事例データベースに登録されている社員によって作成された業務事例と教育ベンダが提供する教材業務事例とを前記社員が使用する端末装置に表示し、
    前記端末装置から前記業務事例と前記教材業務事例の評価点を受信し、
    前記業務事例の前記評価点と前記教材業務事例の前記評価点とを比較し、
    前記業務事例の前記評価点が前記教材業務事例の前記評価点より高い場合、前記業務を管理する管理者が使用する端末装置にその旨を通知する、
    処理を実行させることを特徴とする業務処理プログラム。
  2. 前記評価点の高い順に前記業務事例と前記教材業務事例とを前記管理者が使用する端末装置に表示することを特徴とする請求項1記載の業務処理プログラム。
  3. 前記評価点を累積し、前記業務事例の累積された前記評価点の平均点と前記教材業務事例の累積された前記評価点の平均点とを比較することを特徴とする請求項1記載の業務処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008108181A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Nec Fielding Ltd 教育管理システム
JP2013205950A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Document House Co Ltd 製品マニュアル評価システム、その評価方法および品質評価サーバ

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