JP2001042984A - 情報提示装置、情報提示方法およびプログラム記録媒体、ならびに音声認識装置、音声認識方法およびプログラム記録媒体 - Google Patents

情報提示装置、情報提示方法およびプログラム記録媒体、ならびに音声認識装置、音声認識方法およびプログラム記録媒体

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JP2001042984A
JP2001042984A JP21911699A JP21911699A JP2001042984A JP 2001042984 A JP2001042984 A JP 2001042984A JP 21911699 A JP21911699 A JP 21911699A JP 21911699 A JP21911699 A JP 21911699A JP 2001042984 A JP2001042984 A JP 2001042984A
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voice recognition
voice
network
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JP21911699A
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English (en)
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Eiji Noguchi
栄治 野口
Minoru Eito
稔 栄藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の技術による情報提示装置は、情報提示
に用いられる表示端末の能力(解像度、色数)等を考慮
して、表示桁数、色数、文字数等を制限したデータを事
前に準備する必要があった。 【解決手段】 端末側でハイパーテキストとよばれる画
像・音声を含む複数の文書への接続情報が埋め込まれた
文書を表示する際に、接続情報の埋め込み位置を抽出す
るリンク情報抽出手段102と、前記接続情報に応じて
ハイパーテキストを再構成する情報整理手段103とを
備えた情報提示装置100を用いて、適切な情報提示を
行うとともに、利用の際に簡易なインターフェースの提
供を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
イントラネット等のネットワーク上にある情報を取得す
るための情報提示方法、情報提示装置およびプログラム
記録媒体、ならびに音声入力により動作を行わせる音声
認識装置、音声認識方法およびプログラム記録媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネット、イントラネ
ット等のネットワークの発達により、音声,画像,その
他のデータを一方向または双方向(インタラクティヴ)
に伝送できるようになっている。
【0003】このようなネットワークを介した情報の伝
送は、要約すれば次のように行われる。すなわち、受信
側が、例えばパーソナル・コンピュータ(以下PC)な
どの、専用のブラウザを備えた端末を用意する。ブラウ
ザは発信側のデータフォーマットに適応した通信用ソフ
トウェアで、これを用いることによりネットワークを介
してデータの受信または送信を行うことができる。
【0004】さらに近年では、ネットワーク上のデータ
伝送においては、受信側のハードウェアとして、電子手
帳、携帯電話などの携帯端末が用いられるようになって
きており、携帯電話の利便性に着目して、インターネッ
ト上では特にこうした携帯端末を対象としたデータ伝送
を行なっているところもある。
【0005】一方、PCや携帯端末においては、ユーザ
と機器の双方向性(インタラクティビティ)を向上させ
るために、操作系にマウス等のポインティング・デバイ
スだけではなく、音声認識機能を利用して、より操作性
を増すとともにユーザ・フレンドリィな機器を提供しよ
うとする試みが従来からなされており、こうした試み
は、受信用端末を用いたネットワーク上の情報の検索・
選択にも応用されている。
【0006】このような音声認識機能を実現するには、
機器側に認識対象となる音声認識テーブルが必ず必要と
されるが、従来の音声認識機能を利用した機器の制御、
とりわけネットワーク上での情報の検索・選択に際して
は、あらかじめ受信側の機器の認識対象となると考えら
れる音声認識テーブルを作成、保持しておくようにして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な携帯型のデータ受信用端末は、従来のデータ受信用端
末であるPCおよびその専用ブラウザと比較すると、基
本性能や表示装置の性能において著しい制約がある。例
えば、インターネット上のWWW(World Wide Web)に
設けられたホームページの作成に標準的に使われている
HTML(Hypertext Markup Language)において、コ
ンテンツの背景色や文字色などにカラー表示を行う旨が
記述されていても、受信側がモノクロ表示を行う端末を
用いてデータの受信を行っている場合は、データをコン
テンツの記述通りに表示することは当然できない。
【0008】また、携帯電話のように、表示装置の小さ
なものを受信用端末として用いている場合は、WWW上
に配置されたコンテンツである画像データやそのレイア
ウト、あるいは文字データをそのまま表示装置の画面に
適合する形で表示することはできない。
【0009】そこで、上述の特に携帯端末を対象とした
データ伝送においては、あらかじめデータ送信を行う側
が、受信側のハードウェア(例えば表示端末)の性能
(例えば解像度、色数)を考慮して、コンテンツのフォ
ーマット(例えば表示桁数、色数、文字数等)を制限し
たデータを準備するようにしていた。
【0010】しかしながら、ネットワーク上に配置され
た情報およびコンテンツは、その量、種類ともに膨大な
ものであり、ネットワーク上の全てのコンテンツのフォ
ーマットが、携帯端末のような、ハードウェア上の制約
を有する受信用端末に対して適合しているわけではな
く、また適合させることは実質不可能である。したがっ
て、従来の携帯端末をネットワーク伝送に用いるには、
データの表示時に生ずる不具合を避けることはできなか
った。
【0011】また、音声認識機能をネットワーク上での
検索・選択等に用いる場合は、上述のコンテンツの量的
質的多様性のため、受信側の機器において、音声認識の
対象と想定される全ての音声認識テーブルを事前に備え
ておくことは、非常に困難を極める。
【0012】この困難を解決する手段としては、従来よ
り、受信したデータのコンテンツである文字情報を、直
接音声認識テーブルとして用いるといったものがある。
【0013】しかしながら、コンテンツそのものの文字
情報から音声テーブルを用意するために、発話した言葉
は音声認識テーブルの中に含まれていなかったりして、
音声認識の精度の低下ならびにユーザの利便性を低下さ
せているという問題を有していた。
【0014】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、受信端末側でハイパーテキストとよばれる画
像・音声を含む複数の文書への接続情報が埋め込まれた
文書を表示する際に、埋め込み位置を抽出し識別子を与
え、識別子によって指示することにより、接続された別
文書を再表示することを特徴とする。
【0015】また、本発明は、従来のネットワーク利用
音声認識での問題を考慮し、コンテンツに対応した音声
認識テーブルを付加することにより、コンテンツをダウ
ンロードする際、同時に音声認識テーブルもダウンロー
ドされ、音声認識の精度上げることによりユーザの利便
性を向上させることを特徴とする音声認識装置、音声認
識方法およびプログラム記録媒体を提供するものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、ネットワー
ク上またはネットワーク間にまたがって配置された情報
を取得するネットワーク情報取得手段と、前記情報を、
所定の方法によって整理する情報整理手段と、前記情報
整理手段が整理した情報を提示する情報提示手段とを備
えたことを特徴とする情報提示装置である。
【0017】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記所定の方法は、前記情報提示手段のプロパティ
に基づき設定されることを特徴とする第1の本発明の情
報提示装置である。
【0018】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記情報整理手段は、前記情報から、少なくとも情
報の相互リンクに関するリンク情報を抽出することを特
徴とする第1また第2の本発明の情報提示装置である。
【0019】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記情報整理手段は、前記リンク情報を、所定の順
序で配列するとともに、所定の符丁を付与することを特
徴とする請求項3に記載の情報提示装置である。
【0020】また、第5の本発明(請求項8に対応)
は、ネットワーク上またはネットワーク間にまたがって
配置された情報を記憶するネットワーク情報取得ステッ
プと、前記情報を、所定の方法によって整理する情報整
理ステップと、前記情報整理手段が整理した情報を提示
する情報提示ステップとを含むことを特徴とする情報提
示方法である。
【0021】また、第6の本発明(請求項9に対応)
は、前記情報整理ステップの所定の方法は、前記情報提
示ステップのプロパティに基づき設定されることを特徴
とする第5の本発明の情報提示方法である。
【0022】また、第7の本発明(請求項10に対応)
は、前記情報整理ステップは、前記情報から、少なくと
も情報の相互リンクに関するリンク情報を抽出すること
を特徴とする第6の本発明の情報提示方法である。
【0023】また、第8の本発明(請求項11に対応)
は、第1ないし第4のいずれかの本発明の情報提示装置
の各手段または各部の全部あるいは一部の機能をコンピ
ュータにより実行させるためのプログラムを記録したこ
とを特徴とするプログラム記録媒体である。
【0024】また、第9の本発明(請求項12に対応)
は、ネットワーク上またはネットワーク間にまたがって
配置された情報を取得するネットワーク情報取得手段
と、音声の入力を受け、音声認識テーブルに基づき該音
声の内容を認識して処理動作を行う音声認識処理手段
と、前記音声認識処理手段に音声を入力する音声入力手
段とを備え、前記情報は、そのコンテンツに関連づけら
れたコンテンツ対応音声認識テーブルを含むものであ
り、前記ネットワーク情報取得手段は、前記コンテンツ
対応音声認識テーブルを、前記情報とともに取得し、前
記音声認識手段は、前記音声認識テーブルとして、少な
くとも前記コンテンツ対応音声認識テーブルを用いるこ
とを特徴とする音声認識装置である。
【0025】また、第10の本発明(請求項13に対
応)は、前記音声認識手段は、前記コンテンツに関連づ
けられていない共通音声認識テーブルを有するものであ
り、前記音声認識テーブルとして、前記共通音声認識テ
ーブルおよび前記コンテンツ対応音声認識テーブルを用
いることを特徴とする第9の本発明の音声認識装置であ
る。
【0026】また、第11の本発明(請求項14に対
応)は、前記コンテンツに関連づけられているとは、情
報の相互リンクに関するリンク情報に関連づけられてい
ることであることを特徴とする第9または第10の本発
明音声認識装置である。
【0027】また、第12の本発明(請求項15に対
応)は、ネットワーク上またはネットワーク間にまたが
って配置された情報を取得するネットワーク情報取得ス
テップと、 音声の入力を受け、音声認識テーブルに基
づき該音声の内容を認識して処理動作を行う音声認識処
理ステップと、前記音声認識処理手段に音声を入力する
音声入力ステップとを含み、前記情報は、そのコンテン
ツに関連づけられた分散音声認識テーブルを有するもの
であり、前記ネットワーク情報取得ステップは、前記分
散音声認識テーブルを、前記情報とともに取得し、前記
音声認識ステップは、前記音声認識テーブルとして、少
なくとも前記分散音声認識テーブルを用いることにより
行うことを特徴とする音声認識方法である。
【0028】また、第13の本発明(請求項16に対
応)は、第12の本発明の音声認識装置の各手段または
各部の全部あるいは一部の機能をコンピュータにより実
行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする
プログラム記録媒体である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
情報提示装置の構成を示す図である。図に示すように、
情報提示装置100において、ネットワーク情報取得手
段101は、ハイパーテキストと呼ばれる音声、画像、
文字情報等を含んだネットワーク情報をメモリーやハー
ドディスク等に保存・記憶する手段、リンク情報抽出手
段102は、ネットワーク情報に含まれているアンカー
と呼ばれるリンク情報をハイパーテキストから取り出す
手段、情報整理手段103は、リンク情報抽出手段10
2からの出力を、ユーザに合わせて並べ替えを行い、端
末の表示桁数等に合わせて整理する手段、情報提示手段
104は、前記情報整理手段103からの出力を映像・
音声などの手段を用いてユーザに情報提示を行う手段で
ある。
【0030】以上のように構成された、本発明の実施の
形態1による情報提示装置の動作を、以下に説明すると
ともに、これによって本発明の情報提示方法を説明す
る。
【0031】ネットワーク上で利用可能な情報は主に文
書データ、静止画像データ、動画像データ、音声データ
等であるが、これらデータは、例えばHTML(Hypert
extMarkup Language)のようなハイパーテキスト記述用
言語によって記述されたハイパーテキストにより統合さ
れ、ネットワーク上ではウェブページとして配置されて
いる。ここで図2および図3に、HTMLで記述された
ウェブページのソース(ネットワーク情報)の一例を示
す。
【0032】ネットワーク情報取得手段101は、ネッ
トワーク上にて、ネットワーク情報源である特定のホー
ムページにアクセスすると、ネットワーク情報を取得す
る。
【0033】次に、リンク情報抽出手段102は、ネッ
トワーク情報取得手段101が取得したネットワーク情
報を走査して、アンカーと呼ばれる情報を抽出する。ア
ンカーとは、ハイパーテキスト上で、他のホームページ
や画像データといったオブジェクトへのリンクを与える
情報であり、HTMLでは<a href>〜</a>というタグで
記述される。例えば、あるハイパーテキスト上に、<a h
ref=http://www.XXX.co.jp/YYYY> ZZZZZ</A>という記
述があるとき、この記述は、他のウェブページへのリン
ク先を示すアンカーということになる。
【0034】リンク情報抽出手段102は、ネットワー
ク情報から、アンカーを抽出する際に、該アンカーに付
随した情報も同時に抽出する。
【0035】次に、情報整理手段103は、リンク情報
抽出手段102からアンカーおよび付随情報を取得する
と、これを再構成する。再構成されたインターネット情
報からは、インターネット情報に含まれている、画像フ
ァイルの張り込み指定タグ(例えば図2に示すHTML
の2行目<img src>参照)、文字のフォント色指定タ
グ、テーブル作成の指定タグ(例えば、図2に示すHT
MLの1行目<Table>参照)、といった各種のレイアウ
ト用のタグがある程度削除されており、アンカーおよび
アンカーを表示するのに必要なだけの最小限のレイアウ
ト用のタグ(例えば図2に示すHTMLの11行目<a h
ref>参照)のみが記述されている。
【0036】また、図2および図3に示す例のように、
元のネットワーク情報が、ウェブページからその一部、
例えばHTMLファイルの一部を抜粋したものであると
き、情報整理手段103は、この一部のHTMLファイ
ルから、新たに一個の完結したHTMLファイル、すな
わち新たなウェブページを作成することになる。ここ
で、図4に、情報整理手段103によって再構成され
た、アンカーを含むウェブページのインターネット情報
(ソース)を示す。図に示すように、情報整理手段10
3によって再構成されたインターネット情報からは、先
に説明したのと同様に、図2および図3に示すインター
ネット情報が含んでいた、各種レイアウトおよび画素表
示用のタグの記載が削除されていることがわかる。
【0037】ところで、情報整理手段103によるイン
ターネット情報の再構成は、情報提示手段104のプロ
パティである、例えば画面の表示桁数、色数等に基づき
設定されている(例えば図3に示すHTMLの7行目の
タグ<BODY BGCOLOR>を参照)。そこで、最終的に情報提
示手段104に表示されるデータは、桁数のあふれ、画
像の色数不足等が生じず、適切な表示が行われることに
なる。
【0038】次に、本実施の形態の他の動作例として、
インターネット情報をさらに効率的に削減する場合を以
下に示す。図5は、本発明の実施の形態1による情報提
示装置100におけるリンク情報抽出手段102の動作
を示すフローチャートである。以下、同フローチャート
を参照しながら、本実施の形態の情報提示装置の動作を
説明するとともに、本発明の情報提示方法を説明する。
【0039】はじめに、ネットワーク情報取得手段10
1は、インターネット情報として、図6に示すインター
ネットのウェブページを取得しているものとする。
【0040】次いでリンク情報抽出手段102の動作
を、図5のフローチャートのステップ毎に説明する。ス
テップS1では、ネットワーク情報取得手段101が取
得したインターネット情報の読みとりを開始する。
【0041】次いでステップS2では、インターネット
情報からアンカーを検出し、ステップS3にて、検出し
たアンカーを一時的に記憶する。
【0042】ステップS4では、一時記憶したアンカー
が、すでにネットワーク情報上にて検出したものである
かどうかを判断する。該アンカーがすでに検出ずみのも
のである場合は、これを抽出せず、ステップS1に戻
り、ネットワーク情報の読みとり動作を再開する。ま
た、該アンカーが初めて登場したものである場合は、ス
テップS5に移行して、該アンカーを抽出する。
【0043】ステップS6では、前記アンカーを抽出し
た時点で、ネットワーク情報上の読みとりを終えたかど
うかの判断を行い、読み終えていない場合は再度ステッ
プS1に戻って読みとり動作を行い、読み終えた場合
は、リンク情報抽出手段102は動作を終了する。
【0044】次に、情報整理手段103は、リンク情報
抽出手段102が抽出したアンカーを取得すると、これ
を所定の順序で配列するとともに、各アンカーに番号を
付与して、該番号毎に整理を行い、インターネット情報
を再構成する。ここで図7に、情報整理手段103によ
り整理されたインターネット情報を示す。図に示すよう
に、整理されたインターネット情報は、ほとんどアンカ
ーだけとなっている。
【0045】最後に情報提示手段104は、整理された
インターネット情報を提示する。このときアンカーは数
字だけで示されるようになっており、携帯電話のよう
に、数字の表示機能しか有しないようなインターフェー
ス機器に置いても、充分な情報を提供することが可能と
なる。
【0046】また、図8に示すように、整理されたイン
ターネット情報において、携帯端末が音声入力を受けつ
けることができるような構成を有するものである場合
は、アンカーを示す番号とともに、応じた音声認識テー
ブルを同時に設定するようにしてもよい。
【0047】このように、本発明の実施の形態1による
情報提示装置または情報提示方法によれば、受信したネ
ットワーク情報から、アンカーおよびそれに付随する情
報のみを抽出し、再構成して新たなネットワーク情報を
作成するようにしたことから、携帯端末等の限られた表
示装置を用いた受信装置においても、適切な情報の取得
および提示が可能となる。
【0048】なお、本実施の形態において、図2、3お
よび6のウェブページのHTML文書は、(http://ww
w.yahoo.co.jp)から引用したものである。 (実施の形態2)図9は、本発明の実施の形態2による
音声認識装置の構成を示す図である。図に示すように、
音声認識装置900において、ネットワーク情報取得手
段901は、ネットワーク情報を取得する手段、音声認
識処理手段902は、音声入力手段903から得られる
音声入力をうけると、それと音声認識テーブルとを参照
し音声認識を行い、その認識結果を音声認識テーブルの
中から選択的に出力する手段、音声入力手段903は、
音声認識処理手段902に音声を入力する手段である。
また図中の音声認識結果は、音声認識処理手段902か
ら得られた演算出力である。また、ネットワーク情報発
信手段950は、ネットワーク情報を他の端末に発信す
る手段、情報伝送手段951は、端末等から発信された
ネットワーク情報を他の端末等に転送する手段である。
【0049】さらに音声認識テーブル記憶手段952
は、ネットワーク情報発信手段950に対し、音声認識
処理手段902の入力となる音声認識テーブルを与える
手段である。
【0050】以上のように構成された、本発明の実施の
形態2による音声認識装置の動作を、以下に説明すると
ともに、これによって本発明の音声認識方法を説明す
る。
【0051】ネットワーク情報発信手段950が有す
る、HTMLにて作成したネットワーク情報(この場合
はHTML文書)内に、音声認識テーブル記憶手段95
2に保存されている音声認識テーブルを埋め込む。ここ
で、図10は、ネットワーク情報のHTML文書内に埋
め込み記載した、音声認識テーブルをネットワーク情報
に埋め込むためのタグの一例である。図に示すように、
音声認識テーブルの埋め込みは、HTML文書上におけ
るタグ指定により行われる。
【0052】音声認識テーブルをふくんだネットワーク
情報は、ネットワーク情報発信手段950によりネット
ワーク上に発信され、情報伝送手段951またはネット
ワーク情報取得手段901によって受信される。このと
き、ネットワーク受信手段@は、ネットワーク情報を、
ネットワーク情報発信手段950から直接受信すること
もできるし、情報伝送手段951から転送して受信する
こともできる。
【0053】次に、ネットワーク情報取得手段901
は、受信したネットワーク情報から、音声認識テーブル
を抽出する。ここで図11に、音声認識テーブルの一例
を示す。音声認識テーブルは、ネットワーク情報内の単
語や語彙の発話パターンの読み仮名を所定の基準に基づ
き羅列したものであり、例えばテキストファイル(ここ
では"voice.txt")の体裁をとっている。
【0054】次に、音声入力手段903は、外部から音
声入力を受けつける。音声認識処理手段902は、音声
入力手段903が受けた音声入力と、先の音声認識テー
ブルとを参照して、音声入力の内容の判定を行い、音声
認識結果を出力する。
【0055】ここで図12は、音声認識処理手段902
の動作の詳細を説明するための図である。図に示すよう
に、音声認識処理手段902は、A/D変換手段120
2、比較手段1201および音声データベース1203
を備えている。
【0056】音声入力手段903から入力した音声は、
A/D変換手段でデジタルデータに変換された後、比較
手段1201に入力する。比較手段1201は、デジタ
ルデータ化した音声入力を受けると、これと音声データ
べース1203とを参照し比較を行い、音声入力の発声
内容を照合したのち、これを音声認識テーブル1200
と参照して、もっとも認識距離の近い内容のものを音声
認識結果として出力する。最後に、出力された音声認識
結果は、その内容に応じてネットワーク情報内のリンク
間の移動や、ネットワーク情報取得手段901の制御の
為のコマンドとして用いられる。
【0057】このように、本実施の形態2による音声認
識装置または音声認識方法によれば、ネットワーク情報
に非表示で埋め込まれて、該ネットワーク情報とともに
発信する音声認識テーブルを設けるようにしたことによ
り、利用者側またはネットワーク情報のコンテンツに応
じて適切な語句を有する音声認識テーブルを設定するこ
とができるため、携帯端末等の端末側で音声認識をする
場合でも、音声入力時に、音声認識の精度が向上すると
同時に、言い換えなど発話しそうなパターンを事前に準
備することにより、個人差のある発話パターンも吸収す
ることができ、より親しみのもてるユーザインターフェ
ースを提供することが可能となる。
【0058】なお、本発明のいずれの実施の形態におい
ても、ネットワーク情報は、HTMLによって記述され
ているものとして説明を行ったが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えばjavaによって記述され
たネットワーク情報に対して用いてもよい。また、テキ
スト、音声、画像等ハイパーテキストと呼ばれるマルチ
メディアコンテキストの一部または全部のどのような形
態に対しても用いることができるものである。
【0059】また、本発明の実施の形態1の情報提示装
置および実施の形態2の音声認識装置の各部の動作は、
いずれもハードウェア的に実現するものとして説明を行
ったが、これはコンピュータを用いてプログラムの働き
により、ソフトウェア的に実現してもよい。
【0060】また、本発明の実施の形態においては、本
発明の情報提示装置および情報提示方法並びに音声認識
装置および音声認識方法を中心に説明したが、本発明の
記録媒体として、以上説明した各手段の機能の全部また
は一部、または、各ステップの全部または一部をコンピ
ュータにより実行させるプログラムを格納する記録媒体
を用いてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は従来の情報提示装置を用いるよりも、より適切
なデータ表示、より簡便なインターフェースを提供する
ことが可能となる長所を有し、さらに、従来のネットワ
ーク利用音声認識装置を用いるよりも、より音声認識精
度が高く、発話パターンの相違の吸収が可能となる長所
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における情報提示装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるネットワーク情
報の一例を示す図(前半)
【図3】本発明の実施の形態1におけるネットワーク情
報の一例を示す図(後半)
【図4】本発明の実施の形態1における情報提示装置に
より再整理されたネットワーク情報を示す図
【図5】本発明の実施の形態1におけるリンク情報抽出
手段の動作を説明するためのフローチャート
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるネットワー
ク情報の一例を示す図
【図7】本発明の第1の実施の形態における情報提示装
置により再整理されたネットワーク情報を示す図
【図8】本発明の第1の実施の形態における情報提示装
置に用いる音声認識テーブルの一例を示す図
【図9】本発明の実施の形態2における音声認識装置の
構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態2における音声認識装置
において用いられる音声認識テーブルを埋め込むための
タグの一例を示す図
【図11】本発明の実施の形態2におけ音声認識装置に
おいて用いられる音声認識テーブルの一例を示す図
【図12】本発明の実施の形態2における音声認識装置
の音声認識処理手段の動作の詳細を説明するための図
【符号の説明】
100 情報提示装置 101 ネットワーク情報取得手段 102 リンク情報抽出手段 103 情報整理手段 104 情報提示手段 900 音声認識装置 901 ネットワーク情報取得手段 902 音声認識処理手段 903 音声入力手段 950 ネットワーク情報発信手段 951 情報伝送手段 952 音声認識テーブル記憶手段 1200 音声認識テーブル 1201 比較手段 1202 A/D変換手段 1203 音声データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB04 HA10 JB03 JB05 JB06 KA02 KC53 LB13 LB14 5E501 AA02 BA03 CA02 5K024 AA76 BB00 BB01 CC09 CC11 DD02 EE09 FF03 FF04 GG00 5K101 KK16 LL12 MM07 NN08 NN18 NN21 SS07 TT06 9A001 HH17 JJ19 JJ25 JJ72 KK60

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上またはネットワーク間に
    またがって配置された情報を取得するネットワーク情報
    取得手段と、 前記情報を、所定の方法によって整理する情報整理手段
    と、 前記情報整理手段が整理した情報を提示する情報提示手
    段とを備えたことを特徴とする情報提示装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の方法は、前記情報提示手段の
    プロパティに基づき設定されることを特徴とする請求項
    1に記載の情報提示装置。
  3. 【請求項3】 前記情報整理手段は、 前記情報から、少なくとも情報の相互リンクに関するリ
    ンク情報を抽出することを特徴とする請求項1または2
    に記載の情報提示装置。
  4. 【請求項4】 前記情報整理手段は、 前記リンク情報を、所定の順序で配列するとともに、所
    定の符丁を付与することを特徴とする請求項3に記載の
    情報提示装置。
  5. 【請求項5】 前記情報整理手段の動作は、ハイパーテ
    キスト記述用言語を処理することにより行われることを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の情報提
    示装置。
  6. 【請求項6】 前記ハイパーテキスト記述用言語は、H
    TMLであることを特徴とする請求項5に記載の情報提
    示装置。
  7. 【請求項7】 前記ハイパーテキスト記述用言語は、J
    avaであることを特徴とする請求項4に記載の情報提
    示装置。
  8. 【請求項8】 ネットワーク上またはネットワーク間に
    またがって配置された情報を記憶するネットワーク情報
    取得ステップと、 前記情報を、所定の方法によって整理する情報整理ステ
    ップと、 前記情報整理手段が整理した情報を提示する情報提示ス
    テップとを含むことを特徴とする情報提示方法。
  9. 【請求項9】 前記情報整理ステップの所定の方法は、
    前記情報提示ステップのプロパティに基づき設定される
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報提示方法。
  10. 【請求項10】 前記情報整理ステップは、 前記情報から、少なくとも情報の相互リンクに関するリ
    ンク情報を抽出することを特徴とする請求項9に記載の
    情報提示方法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし7のいずれかに記載の
    情報提示装置の各手段または各部の全部あるいは一部の
    機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム
    を記録したことを特徴とするプログラム記録媒体。
  12. 【請求項12】 ネットワーク上またはネットワーク間
    にまたがって配置された情報を取得するネットワーク情
    報取得手段と、 音声の入力を受け、音声認識テーブルに基づき該音声の
    内容を認識して処理動作を行う音声認識処理手段と、 前記音声認識処理手段に音声を入力する音声入力手段と
    を備え、 前記情報は、そのコンテンツに関連づけられたコンテン
    ツ対応音声認識テーブルを含むものであり、 前記ネットワーク情報取得手段は、 前記コンテンツ対応音声認識テーブルを、前記情報とと
    もに取得し、 前記音声認識手段は、前記音声認識テーブルとして、少
    なくとも前記コンテンツ対応音声認識テーブルを用いる
    ことを特徴とする音声認識装置。
  13. 【請求項13】 前記音声認識手段は、前記コンテンツ
    に関連づけられていない共通音声認識テーブルを有する
    ものであり、 前記音声認識テーブルとして、前記共通音声認識テーブ
    ルおよび前記コンテンツ対応音声認識テーブルを用いる
    ことを特徴とする請求項12に記載の音声認識装置。
  14. 【請求項14】 前記コンテンツに関連づけられている
    とは、情報の相互リンクに関するリンク情報に関連づけ
    られていることであることを特徴とする請求項12また
    は13に記載の音声認識装置。
  15. 【請求項15】 ネットワーク上またはネットワーク間
    にまたがって配置された情報を取得するネットワーク情
    報取得ステップと、 音声の入力を受け、音声認識テーブルに基づき該音声の
    内容を認識して処理動作を行う音声認識処理ステップ
    と、 前記音声認識処理手段に音声を入力する音声入力ステッ
    プとを含み、 前記情報は、そのコンテンツに関連づけられた分散音声
    認識テーブルを有するものであり、 前記ネットワーク情報取得ステップは、 前記分散音声認識テーブルを、前記情報とともに取得
    し、 前記音声認識ステップは、前記音声認識テーブルとし
    て、少なくとも前記分散音声認識テーブルを用いること
    により行うことを特徴とする音声認識方法。
  16. 【請求項16】 請求項12ないし14に記載の音声認
    識装置の各手段または各部の全部あるいは一部の機能を
    コンピュータにより実行させるためのプログラムを記録
    したことを特徴とするプログラム記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007249387A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 文書情報配信システムとそのサーバ装置

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