JP2007248135A - 半導体集積回路装置とそのテスト方法 - Google Patents

半導体集積回路装置とそのテスト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スキャンパステストクロック端子数の増大を抑止する回路の提供。
【解決手段】スキャンパステストの際、ユーザクロック(UCLK1〜UCLK3)ドメイン数よりも少ない数のテストクロックSCLKの端子を確保し、テストクロックライン上にテストクロックSCLKのパルスを伝播するか遮断するかを制御するテストクロック制御回路(TCLKCTL)を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体集積回路に関し、特に半導体集積回路装置とそのテスト手法の分野に関する。
半導体集積回路内部の故障状態を容易に検出するテスト容易化(DFT)技術として、スキャンパステストがある。スキャンパステストでは、ユーザモードにおいて複数存在するクロックドメインのそれぞれで動作周波数が異なる場合に、個別クロックドメインごとのスピードテストを行う場合や、特定のクロックドメイン内で故障が発生した際の故障解析のために個別クロックドメインごとのスキャンパステストを行っている。なお、「ユーザモード」とは、スキャンパステストを実行する際に設定されるスキャンパステストモードと区別するために呼ぶ動作モードであり、スキャンパステストモード時以外に半導体集積回路の内蔵機能が通常動作する動作モードのことを意味する。「ノーマルモード」と呼ぶこともできるが、以下の説明では、ユーザモードを用いる。また、スキャンパステスト時に供給されるテストクロックと区別するために、ユーザモードでの動作時に供給される動作用クロックを「ユーザクロック」と呼び、ユーザクロックが供給される端子を「ユーザクロック端子」と呼ぶ。
大規模で端子数が多い半導体集積回路では、一般的に、ユーザモードにおける個別クロックドメインと同じか、または同程度の数のテストクロック端子を設けて各クロックドメインを個別に制御するスキャンパステストが採用されている。
一方、小規模で、端子数そのものが少ない半導体集積回路やLSIテスタでの多並列テストを行うことを目的として、テスト端子数を制限している半導体集積回路では、より少ないテストクロック端子を使用したテスト構造が求められるほか、できるだけテストのための付加回路が増加しないことが求められる。
特許文献1には、2つ以上のクロックドメインを有する回路を、各々のドメインテストクロックレートでメインテストクロックの制御下でテストする方法が開示されている。図1は、特許文献1に開示された構成を示している。この回路は、コアロジック、および各々がクロック入力、コアロジックの出力に接続される入力、および/もしくはコアロジック26の入力に接続される出力を有する、複数のスキャナブルメモリ素子を有する。破線は、2つのクロックドメインの境界を表す。該回路において、スキャンパステストモードで、該メモリ素子20、22、28、30が各ドメインにおける1つ以上のスキャンチェーンを規定するために接続され、ユーザモードで、該メモリ素子がノーマル動作モードのコアロジックと接続される構成が可能である。該方法は、メモリ素子をスキャンパステストモードで構成し、各々のクロックドメインの各々のスキャンチェーンにテスト信号を同時にクロックする。このクロックは、メインテストクロック信号に同期しているドメインテストクロック信号を有する各々のクロックドメインについて、テスト信号をメインテストクロック信号から導出されたシフトクロックレートでクロックし、メインテストクロック信号に非同期であるドメインテストクロック信号を有する各々のクロックドメインについて、テスト信号の所定数のビットを除くメインテストクロック信号から導出された第1のドメインシフトクロックレートでクロックした後、テスト信号の所定数のビットをドメインテストクロックレートに対応する第2のドメインシフトクロックレートでクロックする、ことを含む。該方法は、さらに、各々のスキャンチェーンのメモリ素子がノーマル動作モードでコアロジックによって相互接続されるユーザモードに、各々のスキャンチェーンのメモリ素子を構成し、各々のドメインテストクロックレートで、少なくとも1クロックサイクル、各々のスキャンチェーンの各々のメモリ素子をクロックし、メモリ素子をスキャンパステストモードで構成し、各々のスキャンアウトインターバルの間に各々のドメインシフトクロックレートでスキャンチェーンの各々のテスト応答パターン出力をクロックする。全ての各々のスキャンアウトインターバルは、複数のクロックサイクルの間、各々のクロックレートの最高レートで時間的にオーバーラップしている。
また、特許文献2には、複数のスキャンチェーングループが構成された半導体集積回路にてグループ間を接続して全体のスキャンチェーンを構成するときの配線混雑を防止するスキャンチェーン接続方法(図2参照)が開示されている。図2において、101は入出力セル領域、102〜110はスキャンチェーングループ、111はスキャン入力セル、112はスキャン出力セル、113〜121は各スキャンチェーングループの重心である。この方法は、個別のスキャンチェーングループ内でスキャンチェーンを接続した後にスキャンチェーングループ間を接続して全体のスキャンチェーンを構成するスキャンチェーン接続方法において、スキャンチェーングループのそれぞれのクロック系統に係るセルの配置位置情報に関する所定の評価によりスキャンチェーングループ間を接続する順序を決定する。この方法によれば、スキャンチェーングループ内のクロック系統に係るセルの配置位置情報の評価により、スキャンチェーン間の接続配線がより短くなるようにスキャンチェーングループ間の接続順序を決定することが可能になるため、半導体集積回路全体のスキャンチェーンを構成する際の配線混雑を防止することが可能となる。前記所定の評価は、それぞれのスキャンチェーングループに含まれる全てのフリップフロップ配置座標の重心座標の相互距離が近い順にスキャンチェーングループ間の接続順序とする。前記所定の評価は、スキャンチェーンのクロックグループ系に存在するゲーテッドセルの位置座標の相互距離が近い順にスキャンチェーングループ間の接続順序とする。前記所定の評価は、スキャンチェーングループのクロック系において予め任意指定された目印セルの位置座標の相互距離が近い順にスキャンチェーングループ間の接続順序とする。前記所定の評価は、相異なるスキャンチェーングループ間で位置座標の相互距離が最短であるフリップフロップの組をスキャンチェーン接続用フリップフロップの候補と決定し、このスキャンチェーン接続用フリップフロップの候補の相互距離が近い順にスキャンチェーングループ間の接続順序とする。
特表2003−513286公報 特開2005−223171公報
上記特許文献1には、スキャンパステスト時において、テストクロックレートが異なる複数のクロックドメインを個別に制御し、これら複数のクロックドメインを同時にテストするためのテスト回路とそのテスト手法が示されている。上記特許文献1のシステムでは、テストクロックレートが異なる複数のクロックドメインそれぞれについて、且つ、複数のクロックドメインを同時にテストすることができるものの、スキャナブルメモリ素子(スキャンフリップフロップ)に格納された内部ロジックの状態は、スキャンアウトインターバル(すなわちスキャンシフト動作)にて、BISTコントローラ中のMISR(結果圧縮回路)にて圧縮された結果を外部端子から観測するため、内部ロジックに故障が存在した場合の故障箇所特定が極めてに困難である。さらに、MISRにて結果を圧縮出力するということから、内部ロジック状態が不定となる回路構成が許されないため、不定となる状況を回避するためのテスト回路追加が必要になる、という問題点がある。
また、上記特許文献1のシステムにおいては、図1に示すように、テストクロックレートが異なる複数のクロックドメインを制御する仕組みとしてBIST機能を用いていることから、補助コントローラ、BISTコントローラなど大規模な回路追加が必要となるなど、小規模な半導体集積回路に対しては、回路面積の多大な増加を招く。このため、特許文献1を実際に採用することは困難である。
一方、上記特許文献2のシステムにおいては、複数のスキャンチェーングループが構成された半導体集積回路においてグループ間を接続して全体のスキャンチェーンを構成する際の配線混雑を防止する手法が示されている。半導体集積回路において実現可能なスキャンチェーンの本数制限に対応するため、個別のクロックグループ系統毎にスキャンチェーンを構築した後、スキャンチェーンが構築されたクロックグループ間の接続順序を決定する際にレイアウトにおけるフリップフロップなどの物理的位置関係を考慮することで、全体のスキャンチェーン配線混雑を抑制する手法であるが、スキャンパステストを行う場合に別途必要となるスキャンパステストクロック端子数を抑制することができない。
このため、半導体集積回路の端子数の増加要因となり、半導体集積回路のチップコスト増加、パッケージサイズ増大に伴う実装基盤に占める面積の増大、LSIテスタで複数個を同時にテストする並列テストの際の数量が抑制されることでテスト効率低下やテストコスト増加、などの問題がある。
本願で開示される発明は、前記課題を解決するため、概略以下の構成とされる。
本発明は、複数のユーザクロック端子とそれぞれのユーザクロック端子から供給されるユーザクロックに対応した複数のクロックドメイン(ユーザクロックドメイン)との間にクロックゲーティングセルを挿入し、該当するクロックゲーティングの出力を制御可能な構造としている。より詳しくは、本発明は、複数のレジスタ群へクロック信号をそれぞれ供給する複数のクロック信号供給パス上に、テストクロック信号を伝播するか遮断するかを制御するテストクロック制御回路をそれぞれ備え、ユーザクロックのドメイン数よりも少ない数のテストクロック端子を備え、スキャンパステスト時に、前記テストクロック端子からのテストクロック信号を前記複数のクロック信号供給パス上の前記テストクロック制御回路でそれぞれ制御して、前記複数のクロック信号供給パスのレジスタ群の各々に関するスキャンパステストが行われる。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る半導体集積回路装置は、クロック信号供給パスと、該クロック信号供給パスからのクロック信号で共通に駆動される、複数のスキャンフリップフロップよりなるレジスタ群と、の組を複数組有し、前記各クロック信号供給パス上にテストクロック制御回路を備え、ユーザモード時には、前記各テストクロック制御回路は、対応するユーザクロック端子から供給されるユーザクロック信号を対応する前記各クロック信号供給パスへ伝播させ、スキャンパステストモード時において、スキャンシフト期間中には、前記各テストクロック制御回路は、共通のスキャンクロック端子から供給されるテストクロック信号を、対応する前記クロック信号供給パスに伝播させ、複数組の前記レジスタ群をそれぞれスキャンシフトさせ、スキャンキャプチャ期間中には、選択されたクロック信号供給パスには、対応するテスト制御回路からテストクロックパルスが供給され、前記選択されたクロック信号供給パスに接続するレジスタ群にキャプチャ動作させ、非選択のクロック信号供給パスへはテストクロックパルスは供給されず、前記クロック信号供給パスの数よりも少ないテストクロック端子数で前記複数のクロック信号供給パスのレジスタ群の各々に関するスキャンパステストを実行可能としている。
本発明において、前記テストクロック制御回路は、スキャンフリップフロップと、前記スキャンフリップフロップに基づき、テストクロックパルスを伝播するか遮断するかを制御するクロックゲーティング回路と、を備えている。
本発明において、前記テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップは、他のテストクロック制御回路中のスキャンフリップフロップとスキャンチェーン接続される。
本発明において、前記テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップは、対応するクロック信号供給パス上の他のスキャンフリップフロップとチェーン接続される構成としてもよい。
本発明において、前記テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップに対して、スキャンシフト動作の最終値で、スキャンキャプチャ期間中における前記クロックゲーティング回路を制御するための値を設定する。
本発明において、前記テストクロック制御回路における前記クロックゲーティング回路は、前記スキャンフリップフロップの出力値を入力とする論理ゲートによって制御される。
本発明において、ユーザクロックドメイン数(n個)に対応して、n個の前記テストクロック制御回路を備え、1番目からn−1番目までの前記各テストクロック制御回路は、スキャンフリップフロップと、前記スキャンフリップフロップに基づき、テストクロックパルスを伝播するか遮断するかを制御するクロックゲーティング回路と、を備え、n番目の前記テストクロック制御回路は、1番目からn−1番目までの前記テストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップの出力を入力し、その値の組み合わせに基づき、テストクロックパルスを伝播するか遮断するかを制御するクロックゲーティング回路を備えている構成としてもよい。
本発明において、前記テストクロック制御回路は、スキャンパステストモードとユーザモードを制御する制御信号を入力し、前記制御信号がユーザモードを示すときは、ユーザクロック信号を選択し、前記制御信号がスキャンパステストモードを示すときは、テストクロック信号を選択して出力するクロック選択回路を、前記クロックゲート回路の後段に備え、前記クロック選択回路で選択されたクロック信号が前記クロック信号供給パスに供給される。
本発明において、前記テストクロック制御回路は、スキャンパステストモードとユーザモードを制御する制御信号を入力し、前記制御信号がユーザモードを示すときは、ユーザクロック信号を選択し、前記制御信号が、スキャンパステストモードを示すときは、テストクロック信号を選択するクロック選択回路を、前記スキャンフリップフロップの前段に備えた構成としてもよい。
本発明に係る半導体集積回路装置は、複数(n個)のユーザクロック信号をそれぞれ入力する第1乃至第nのユーザクロック端子と、少なくとも1つのテストクロック信号を入力するテストクロック端子と、スキャンパステストモードとユーザモードを制御する第1の制御信号を入力する第1の制御信号入力端子と、スキャンシフト動作モードとスキャンキャプチャ動作モードを切替制御する第2の制御信号を入力する第2の制御信号入力端子と、スキャン入力端子と、第1乃至第n+1のスキャン出力端子を備え、前記第1乃至第nのユーザクロック端子と、第1乃至第n群のスキャンフリップフロップへの第1乃至第nのテストクロック供給パスとの間にそれぞれ接続される第1乃至第nのテストクロック制御回路を備えている。
前記各テストクロック制御回路は、前記第1及び第2の制御信号、前記テストクロック端子からのテストクロック信号、及び、対応するユーザクロック端子からのユーザクロック信号を入力し、スキャンパステスト時、前記第2の制御信号に基づき、スキャンシフト期間中には、前記テストクロック信号に応答してスキャン入力端子からのシリアルデータをサンプル出力し、スキャンキャプチャ期間中には、データ入力端子の信号をサンプルするスキャンフリップフロップと、前記スキャンフリップフロップの出力と、前記第2の制御信号との論理演算結果に基づき、テストクロック信号の伝達、非伝達を制御するクロックゲート回路と、前記第1の制御信号を選択信号として受け、前記第1の制御信号がユーザモード(非スキャンパステストモード)を示すときには、前記ユーザクロックを選択し、スキャンパステストモードを示すときには、前記クロックゲート回路の出力を選択するクロック選択回路と、を備えている。前記第1乃至第nのテストクロック制御回路のクロック選択回路の出力が、第1乃至第nのテストクロック供給パスにそれぞれ供給され、前記第1テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップには、スキャン入力端子からの信号が供給され、前記第i(ただし、iは2以上n以下の整数)のテストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップには、前段のテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップのスキャン出力端子からの信号が供給され、前記第nのテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップの出力は第1のスキャン出力端子に接続され、前記第1乃至第n群のスキャンフリップフロップのスキャン出力は、第2乃至第n+1のスキャン出力端子に接続されている。
本発明の別のアスペクトに係る半導体集積回路装置は、複数(n個)のユーザクロック信号をそれぞれ入力する第1乃至第nのユーザクロック端子と、少なくとも1つのテストクロック信号を入力するテストクロック端子と、スキャンパステストモードとユーザモードを制御する第1の制御信号を入力する第1の制御信号入力端子と、スキャンシフト動作モードとスキャンキャプチャ動作モードを切替制御する第2の制御信号を入力する第2の制御信号入力端子と、スキャン入力端子と、第1乃至第n+1のスキャン出力端子を備え、前記第1乃至第nのユーザクロック端子と、第1乃至第n群のスキャンフリップフロップへの第1乃至第nのテストクロック供給パスとの間にそれぞれ接続される第1乃至第nのテストクロック制御回路を備えている。
前記第1乃至第n−1のテストクロック制御回路は、前記第1及び第2の制御信号、前記テストクロック端子からのテストクロック信号、及び、対応するユーザクロック端子からのユーザクロック信号を入力し、スキャンパステスト時、前記第2の制御信号に基づき、スキャンシフト期間中には、前記テストクロック信号に応答してスキャン入力端子からのシリアルデータをサンプル出力し、スキャンキャプチャ期間中には、データ入力端子の信号をサンプルするスキャンフリップフロップと、前記スキャンフリップフロップの出力と、前記第2の制御信号との論理演算結果に基づき、テストクロック信号の伝達、非伝達を制御するクロックゲート回路と、前記第1の制御信号を選択信号として受け、前記第1の制御信号がユーザモード(非スキャンパステストモード)を示すときには、前記ユーザクロックを選択し、スキャンパステストモードを示すときには、前記クロックゲート回路の出力を選択するクロック選択回路と、を備えている。
前記第nのテストクロック制御回路は、前記第1及び第2の制御信号、前記テストクロック端子からのテストクロック信号、及び、対応するユーザクロック端子からのユーザクロック信号を入力し、前記第1乃至第n−1のテストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップの各出力を入力し、スキャンキャプチャ期間中、前記スキャンフリップフロップの出力の組み合わせに応じた信号を生成するデコード回路と、前記デコード回路の出力に基づき、テストクロック信号の伝達、非伝達を制御するクロックゲート回路と、前記第1の制御信号を選択信号として受け、前記第1の制御信号がユーザモードを示すとき、前記ユーザクロックを選択し、スキャンパステストモードのとき、前記クロックゲート回路の出力を選択するクロック選択回路と、を備えている。前記第1乃至第nのテストクロック制御回路のクロック選択回路の出力が、第1乃至第nのテストクロック供給パスにそれぞれ供給され、前記第1テストクロック制御回路のスキャンフリップフロップには、スキャン入力端子からの信号が供給され、前記第i(ただし、iは2以上n以下の整数)のテストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップには、前段のテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップのスキャン出力端子からの信号が供給され、前記第nのテストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップの出力は第1のスキャン出力端子に接続され、前記第1乃至第n群のスキャンフリップフロップのスキャン出力は、第2乃至第n+1のスキャン出力端子に接続されている。
本発明の別のアスペクトに係る半導体集積回路装置において、前記各テストクロック制御回路は、前記第1及び第2の制御信号、前記テストクロック端子からのテストクロック信号、及び、対応するユーザクロック端子からのユーザクロック信号を入力し、前記第1の制御信号がユーザモードを示すとき、前記ユーザクロックを選択し、スキャンパステストモードのとき、前記クロックゲート回路の出力を選択するクロック選択回路と、前記第1の制御信号がユーザモードを示すとき、所定の値にセットされ、前記第2の制御信号に基づき、スキャンシフト期間中、テストクロック信号に応答してスキャン入力端子からのシリアルデータをサンプル出力し、スキャンキャプチャ期間中には、テストクロック信号に応答してデータ入力端子の信号をサンプルするスキャンフリップフロップと、前記スキャンフリップフロップの出力と、前記第2の制御信号の論理演算結果に基づき、前記クロック選択回路から出力されるクロック信号の伝達、非伝達を制御するクロックゲート回路と、を備えている。前記第1乃至第nのテストクロック制御回路のクロック選択回路の出力が、第1乃至第nのテストクロック供給パスにそれぞれ供給され、前記第1テストクロック制御回路のスキャンフリップフロップには、スキャン入力端子からの信号が供給され、前記第i(ただし、iは2以上n以下の整数)のテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップには、前段のテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップのスキャン出力端子からの信号が供給され、前記第nのテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップの出力は第1のスキャン出力端子に接続され、前記第1乃至第n群のスキャンフリップフロップのスキャン出力は、第2乃至第n+1のスキャン出力端子に接続されている。
本発明において、前記テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップの出力は、前記各テストクロック制御回路のスキャン出力端子、前記各テストクロック制御回路内の前記クロックゲート回路に接続されるとともに、前記スキャンフリップフロップのデータ入力端子に帰還入力される。
本発明において、前記テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップは、前記第1の制御信号が非スキャンパスモード(ユーザモード)を示すとき、所定の値にセットされる。
本発明において、前記スキャンフリップフロップのリセット又はセット用の制御信号を入力し、前記第1乃至第nのテストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップが、リセット又はセット用の制御信号により所定値にセットされる。
本発明において、前記第nのテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップの出力のうち少なくとも1つが対応するスキャンフリップフロップ群にスキャン入力される。
本発明の別のアスペクトに係る半導体集積回路装置のテスト方法によれば、クロック信号供給パスと、該クロック信号供給パスからのクロック信号で共通に駆動される、複数のスキャンフリップフロップよりなるレジスタ群と、の組を複数組有する半導体集積回路装置のテスト方法であって、
前記各クロック信号供給パス上にテストクロック制御回路を備え、
スキャンパステストモード時において、スキャンシフト期間中には、前記各テストクロック制御回路は、共通のスキャンクロック端子から供給されるテストクロック信号を、対応する前記クロック信号供給パスに伝播させ、複数組の前記レジスタ群をそれぞれスキャンシフトさせ、
スキャンキャプチャ期間中には、選択されたクロック信号供給パスには、対応するテスト制御回路からテストクロックパルスが供給され、前記選択されたクロック信号供給パスに接続するレジスタ群にキャプチャ動作させ、非選択のクロック信号供給パスへはテストクロックパルスは供給されず、
前記クロック信号供給パスの数よりも少ないテストクロック端子数で前記複数のクロック信号供給パスのレジスタ群の各々に関するスキャンパステストが行われる、ことを特徴とする。
本発明において、前記テストクロック制御回路は、スキャンフリップフロップと、前記スキャンフリップフロップに基づき、テストクロックパルスを伝播するか遮断するかを制御するクロックゲーティング回路と、を有する。
本発明において、前記テストクロック制御回路のスキャンフリップフロップに対して、スキャンシフト動作の最終値で、スキャンキャプチャ期間中における前記クロックゲーティング回路を制御するための値を設定する。本発明においては、前記テストクロック制御回路のスキャンフリップフロップを、該クロックゲーティングセルに接続し、更に、スキャンフリップフロップを他のスキャンチェーン上のスキャンフリップフロップとチェーン接続するようにしてもよい。
本発明によれば、クロックゲーティングセルと接続し、且つ、スキャンチェーンに接続されたスキャンフリップフロップに対して、スキャンシフト動作の最終値として、任意の値を設定することにより、スキャンパステストにおけるキャプチャ期間中のテストクロック伝播を制御可能とすることで、ユーザクロックドメインごとのスキャンパステストを可能としている。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく添付図面を参照して説明する。本発明の第1の実施形態について説明する。図3は、本発明に係るテストクロック制御回路(TCLKCTL)を備えた半導体集積回路の構成を示す図である。
図3において、第1のテストクロック制御回路(TCLKCTL)TC11は、ユーザモード時のクロック信号UCLK1にて駆動されるクロックドメインに所属する第1のレジスタ群(スキャンフリップフロップ群)SFFG1a〜SFFG1zを制御する位置に配置されている。第1のレジスタ群SFFG1a〜SFFG1zは同一のスキャンチェーンに接続している。
第1のテストクロック制御回路TC11は、第1のユーザクロック信号UCLK1、スキャンモード信号SMODE、スキャン入力信号SIN1、スキャンイネーブル信号SEN、スキャンパステストクロック信号SCLKを入力する。スキャンモード信号SMODEは、スキャンパステストのモードを制御する信号であり、HIGHレベルでスキャンパステストを指示し、LOWレベルでユーザモードを指示する。スキャン入力信号SIN1は、シリアル入力されるスキャン入力信号である。スキャンイネーブル信号SENは、スキャンパステストクロック信号SCLKによるスキャンチェーン上でのシリアルシフトと、スキャンキャプチャ(データ入力端子DINをクロック信号に応答してサンプリング)の制御を行う信号である。第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵のスキャンフリップフロップ(図4のSFF)の出力をSOTへ、第1のテストクロック制御回路TC11で制御後のクロックを出力端子MCOUTへ出力する。
図3において、第2のテストクロック制御回路(TCLKCTL)TC12は、第1のテストクロック制御回路(TCLKCTL)TC11と内部構成は同一とされ、ユーザモード時のクロック信号UCLK2にて駆動されるクロックドメインに所属する第2のレジスタ群SFFG2a〜SFFG2zを制御する位置に配置される。第2のレジスタ群SFFG2a〜SFFG2zは同一のスキャンチェーンに接続する。第2のテストクロック制御回路TC12は、第2のユーザクロック信号UCLK2、スキャンモード信号SMODE、第1のテストクロック制御回路TC11のスキャン出力信号(SOT)、スキャンイネーブル信号SEN、スキャンパステストクロック信号SCLKを入力する。また、第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵のスキャンフリップフロップの出力をSOTへ、第2のテストクロック制御回路TC12で制御後のクロックをMCOUTへ出力する。
第3のテストクロック制御回路(TCLKCTL)TC13は、第1のテストクロック制御回路(TCLKCTL)TC11と内部構成は同一とされ、ユーザモード時のクロックUCLK3にて駆動されるクロックドメインに所属する第3のレジスタ群SFFG3a〜SFFG3zを制御する位置に挿入する。第3のレジスタ群SFFG3a〜SFFG3zは同一のスキャンチェーンに接続する。第3のテストクロック制御回路TC13は、第3のユーザクロックUCLK3、スキャンモード信号SMODE、第2のテストクロック制御回路TC12のスキャン出力信号(SOT)、スキャンイネーブル信号SEN、スキャンパステストクロックSCLKを入力する。また、第3のテストクロック制御回路TC13に内蔵のスキャンフリップフロップの出力をSOTへ、第3のテストクロック制御回路TC13で制御後のクロックをMCOUTへ出力する。
第1のテストクロック制御回路TC11と第2のテストクロック制御回路TC12と第3のテストクロック制御回路TC13は、同一のスキャンチェーンに接続する。すなわち、第1のテストクロック制御回路TC11のスキャン出力SOTは、第2のテストクロック制御回路TC12のスキャン入力SINに接続され、第2のテストクロック制御回路TC12のスキャン出力SOTは、第3のテストクロック制御回路TC13のスキャン入力SINに接続され、第3のテストクロック制御回路TC13のスキャン出力SOTは、スキャン出力端子SOT1に接続され、テストクロックSCLKに応答してシフトされ、外部に出力される。
図4は、図3のテストクロック制御回路(TCLKCTL)の詳細な回路構成を示す図である。図4において、SCGCは、スキャンパステストモードでない場合、すなわちユーザモードの場合に、スキャンモード信号SMODEをLOWレベルとすることで、出力値Qが論理1にセットされ、TC11、TC12、TC13のスキャンチェーンに組み込まれて、任意の値を設定可能なスキャンフリップフロップSFFと、スキャンパステスト時のスキャンイネーブル信号SENの値と、スキャンフリップフロップSFFの出力値によって、スキャンパステスト時のテストクロック信号SCLKを伝播させるか遮断するかを制御するクロックゲーティングセルCGCとを備えている。スキャンフリップフロップSFFは、スキャン入力端子SINと、出力端子Qが、スキャン入力端子SIN、スキャン出力端子SOTにそれぞれ接続され、スキャンチェーンに組み込まれ、また、データ入力DINには出力端子Qが帰還入力される。
クロックゲーティングセルCGCは、スキャンイネーブル信号SENとフリップフロップSFFの出力Qとを入力するOR回路と、OR回路の出力とスキャンテストクロックSCLKを入力しAND演算結果をクロック信号COUTとして出力するAND回路を備えている。スキャンフリップフロップSFFの出力端子Qは、テストクロック制御回路(TCLKCTL)のスキャン出力SOTに接続されている。
クロック選択回路MUXGは、スキャンモード信号SMODEを選択制御信号として入力し、スキャンモード信号SMODEがLOWレベルのとき、ユーザクロックUCLK、スキャンモード信号SMODEがHIGHレベルのとき、SCGCにて制御出力されたクロック信号COUTを選択し、MCOUTとして出力するマルチプレクサである。
図5は、本発明の第1の実施例において、第2のテストクロック制御回路TC12のクロック出力MCOUT2で駆動されるレジスタ群SFFG2a〜SFFG2zのクロックドメインについてのみ、スキャンパステストする場合のタイミング動作を示す図である。
スキャンパステストモードであることを示すスキャンモード信号SMODEは、アクティブHIGHに固定する。
スキャンパステスト時のイネーブル信号SENは、スキャンシフト期間中には、HIGHレベルとされ、スキャンキャプチャ期間中には、LOWレベルとされる。
まず、スキャンイネーブル信号SENをHIGHレベルに設定し、スキャンシフト動作モードに設定する。
スキャンパステスト時のテストクロック信号SCLKは、第1、第2、第3のテストクロック制御回路TC11、TC12、TC13にそれぞれ配設されている3つのスキャンフリップフロップSFF(スキャンチェーンを構成)をシフト動作するため、3クロックパルスを供給する必要がある。
ここで、第2のテストクロック制御回路TC12の出力MCOUT2で駆動されるクロックドメインのみをテストするために、スキャンシフト期間中にテストクロックSCLKの1クロックパルス目で、スキャン入力端子SIN1からシフト入力の最初の値”0”を第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵のスキャンフリップフロップSFFにシフト入力する。
次に、スキャンパステストクロック信号SCLKの2クロックパルス目で、スキャン入力端子SIN1からシフト入力の2番目の値”1”を第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力すると同時に、1クロックパルス目で第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力した値”0”が、第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵のスキャンフリップフロップへシフト入力される。
次に、スキャンパステストクロック信号SCLKの3クロックパルス目で、スキャン入力端子SIN1からシフト入力の3番目の値“0”を、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力すると同時に、2クロックパルス目で第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力した値“1”が第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFへシフト入力され、更に、同時に、2クロック目で第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力された値“0”が、第3のテストクロック制御回路TC13に内蔵のスキャンフリップフロップSFFへシフト入力される。
このように、スキャンパステストクロック信号SCLKの3つのクロックパルスによるシフト動作により、スキャン入力端子SIN1からのスキャンシフト値として、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFには、”0”、第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFには、”1”、第3のテストクロック制御回路TC13に内蔵のスキャンフリップフロップSFFには、”0”、という値が、最終シフト値としてシフト入力される。この動作は、スキャンパステストにおける、スキャンシフト動作に他ならない。
このスキャンシフト動作は、3つのクロックドメインをそれぞれレジスタ群SFFG1a〜SFFG1z、レジスタ群SFFG2a〜SFFG2z、レジスタ群SFFG3a〜SFFG3zに対しても、同時に、スキャンシフト動作が開始され、それぞれスキャンチェーンを構成するレジスタの全てについてスキャンシフト値が設定される。
なお、これらのレジスタ群に対するスキャンシフト動作に必要なクロックパルス数は、それぞれのクロックドメイン中に構成されたスキャンチェーン上のレジスタ群SFFG1a〜SFFG1z、レジスタ群SFFG2a〜SFFG2z、レジスタ群SFFG3a〜SFFG3zの段数、すなわちスキャンフリップフロップ数に依存する。
スキャンシフト動作によって、第1のテストクロック制御回路TC11、第2のテストクロック制御回路TC12、第3のテストクロック制御回路TC13に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFに対して、スキャンシフト動作の最終値として、”0”、”1”、”0”をシフト入力した状態で、スキャンイネーブル信号SENをLOWレベルに設定し、スキャンキャプチャ動作モードに切り替える。
このとき、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力された値は”0”であり、スキャンイネーブル信号SENはキャプチャ期間中のLOWレベルであるため、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵のクロックゲーティングセルCGCを通過後の出力は”0”である。また、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるクロック選択回路MUXGは、スキャンモード信号SMODEがHIGHとなっていることから、クロックゲーティングセルCGCの出力COUTを選択出力しており、結果的に、第1のテストクロック制御回路TC11のクロック出力信号MCOUTは”0”、すなわち、スキャンキャプチャ期間中、MCOUT1は”0”固定となり、クロックパルスとして動作しない。従って、レジスタ群SFFG1a〜SFFG1zにシフト入力することにより、該当クロックドメイン内のロジックを動作させた結果を、スキャンキャプチャ期間中、レジスタ群SFFG1a〜SFFG1zに取り込まない。
同様に、第3のテストクロック制御回路TC13に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力された値は”0”であり、スキャンイネーブル信号SENはキャプチャ期間中のLOWレベルであるため、第3のテストクロック制御回路TC13に内蔵のクロックゲーティングセルCGCを通過後の出力は”0”である。
また、第3のテストクロック制御回路TC13に内蔵のクロック選択回路MUXGはスキャンモード信号SMODEがHIGHレベルとなっていることから、クロックゲーティングセルCGCの出力”COUT”を選択出力しており、結果的に、第3のテストクロック制御回路TC13のクロック出力信号MCOUTは”0”、すなわちMCOUT3は”0”となり、スキャンキャプチャ期間中には、クロックパルスとして動作しない。従って、スキャンシフトにおいて、レジスタ群SFFG3a〜SFFG3zにシフト入力することにより、該当クロックドメイン内のロジックを動作させた結果を、スキャンキャプチャにおいて、レジスタ群SFFG3a〜SFFG3zに取り込まない。
一方、第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力された値は“1”であり、スキャンイネーブル信号SENはキャプチャ期間中のLOWレベルであるため、第2のテストクロック制御回路TC12において、CGCのOR回路の出力はHIGHレベルとなり、内蔵のクロックゲーティングセルCGCの出力COUT(AND回路の出力)にはテストクロックSCLKのクロックパルスが出力される。
この時、第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるクロック選択回路MUXGはスキャンモード信号SMODEがHIGHレベルとなっていることから、クロックゲーティングセルCGCの出力COUTを選択出力しており、結果的に、第2のテストクロック制御回路TC12からのクロック出力MCOUT2は、テストクロック信号SCLKと等しいクロックパルスとなる。すなわち、第2のテストクロック制御回路TC12のクロック出力端子MCOUT2からは、第2のテストクロック制御回路TC12に入力されたSCLK信号が、論理ゲートAND、MUXGを介して出力される。
従って、レジスタ群SFFG2a〜SFFG2zにシフト入力することにより該当クロックドメイン内のロジックを動作させた結果を、スキャンキャプチャ期間に、第2のテストクロック制御回路TC12からのMCOUTにより、SFFG2a〜SFFG2zにて取り込む。
再び、図5を参照すると、キャプチャ動作が終了した後、スキャンイネーブル信号SENをHIGHに設定し、再度、スキャンシフトモードに設定する。
スキャンシフトモードにて、スキャンチェーンに接続された全てのレジスタSFFG1a〜SFFG1z、SFFG2a〜SFFG2z、SFFG3a〜SFFG3zにそれぞれ格納された値は、それぞれのスキャン出力端子(SOT2、SOT3、SOT4)から、シフト出力される。同様に、第1乃至第3のテストクロック制御回路TC11乃至13にそれぞれ内蔵されるスキャンフリップフロップSFFに格納された値は、スキャン出力端子SOT1から出力される。
このとき、スキャンキャプチャ期間中に、内部ロジックを動作させた結果を取り込んだレジスタ群はSFFG2a〜SFFG2z、すなわちMCOUT2で駆動されたクロックドメインのみであり、該当クロックドメインについてのみスキャンパステストが行われたことになる。
なお、第1のテストクロック制御回路TC11の出力MCOUT1で駆動されるクロックドメインのみをスキャンパステストする場合には、前述の動作にて、スキャンシフトの最終値で、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFに対してのみ”1”をシフト入力し、第2、第3のテストクロック制御回路TC12、TC13にそれぞれ内蔵されるスキャンフリップフロップSFFには”0”をシフト入力するようにすればよい。
同様に、第3のテストクロック制御回路TC13の出力MCOUT3で駆動されるクロックドメインのみをスキャンパステストする場合には、前述の動作にてスキャンシフトの最終値で第3のテストクロック制御回路TC13に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFに対してのみ“1”をシフト入力し、第1、第2のテストクロック制御回路TC11、TC12にそれぞれ内蔵されるスキャンフリップフロップSFFには”0”をシフト入力するようにすればよい。
このように、スキャンパステスト時のクロック端子(SCLK)の数が、たとえ1端子のみであっても、所望のクロックドメインのみをスキャンパステストすることができ、特定クロックドメインにおける故障発生時の故障箇所特定などの絞込みが容易に行える。
また、ユーザモードにおいては、スキャンモード信号SMODEはLOWレベルに固定されるので、第1のテストクロック制御回路TC11、第2のテストクロック制御回路TC12、第3のテストクロック制御回路TC13にそれぞれ内蔵されるスキャンフリップフロップSFFの出力Qの値は全て“1”となる。ユーザモードにおいては、スキャンイネーブル信号SENもスキャンモード信号SMODEと同じくLOWレベルに固定される。スキャンパステストクロックSCLKもLOWレベルに固定され、クロックパルスは供給されない。第1のテストクロック制御回路TC11のクロック選択回路MUXGはユーザクロックUCLK1を選択しMCOUT1から出力する。第2のテストクロック制御回路TC12のクロック選択回路MUXGはユーザクロックUCLK2を選択しMCOUT2から出力する。第3のテストクロック制御回路TC13のクロック選択回路MUXGはユーザクロックUCLK3を選択しMCOUT3から出力する。
第1のテストクロック制御回路TC11のクロック出力MCOUT1、第2のテストクロック制御回路TC12のクロック出力MCOUT2、第3のテストクロック制御回路TC13のクロック出力MCOUT3は、それぞれのクロック選択回路MUXGによりユーザクロックUCLK1、UCLK2、UCLK3が選択出力されることにより、クロックゲーティングセルCGCの出力はユーザモード時の動作には影響を与えない。
このように、本実施例においては、複数のユーザクロックごとに設けたテストクロックライン上のそれぞれにクロックゲーティングセルCGCを挿入すると共に、該当クロックゲーティングセルCGCの出力を制御可能な構造でスキャンフリップフロップSFFを、該当クロックゲーティングセルCGCに接続する。更に、該当スキャンフリップフロップSFFを、他のスキャンチェーン上のスキャンフリップフロップとチェーン接続する。
本実施例においては、特定のユーザクロックドメインについてのみスキャンパステストを行う場合(例えばMOUT2)、スキャンパステストモードに設定した後、スキャンパステスト対象のユーザクロックドメインを制御しているテストクロック制御回路中(例えばTC12)のスキャンフリップフロップ(SFF)に対してスキャンシフト動作の最終値で”1”をシフト入力する。
この状態で、スキャンキャプチャモードに切り替えると、スキャンパステスト対象の特定のユーザクロックドメインに対してのみ、スキャンパステストのクロックパルスが供給される、つまり、スキャンキャプチャ動作が行われる。従って、スキャンパステスト時のテストクロック端子数は、ユーザモード時のクロックドメイン数と同じ数だけ確保できない場合(例えばスキャンパステストクロック端子数が1端子)でも、任意のクロックドメインについてのみ、スキャンキャプチャ動作を行うことが可能となる。つまり、スキャンパステストが実施可能となる。
また、スキャンパステスト対象とするクロックドメインが複数存在した場合でも、複数のテストクロック制御回路中のスキャンフリップフロップSFFに対して、スキャンシフト動作の最終値で”1”を設定することが可能であることから、特にテスト回路を増やすことなく、複数のスキャンパステスト対象とするクロックドメインを任意に制御することができ、意図したクロックドメインをスキャンパステストすることができる。
次に、本発明の第2の実施例の構成を説明する。図6は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。図6において、第1のテストクロック制御回路TC11、第2のテストクロック制御回路TC12は、図3に示した前記第1の実施例と同じ構成であるが、第3のテストクロック制御回路TC23を備えている点が前記第1の実施例と相違している。
第3のテストクロック制御回路TC23は、第3のユーザクロックUCLK3、スキャンイネーブル信号SEN、スキャンパステストクロックSCLKを入力するとともに、第1のテストクロック制御回路TC11からのスキャン出力信号を端子DIN2に、第2のテストクロック制御回路TC12からのスキャン出力信号を端子DIN1に入力する。また、第3のテストクロック制御回路TC23で制御後のクロックを端子MCOUTから出力する。
図7は、図6に示した本発明の第2の実施例における第3のテストクロック制御回路(TCLKCTL2)TC23の詳細な回路構成を示す図である。図7を参照すると、第3のテストクロック制御回路(TCLKCTL2)は、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFの出力SOTと第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFの出力SOTをDIN2、DIN1より入力とし、スキャンイネーブル信号SENの値と入力した2つのスキャンフリップフロップの値によってスキャンパステストクロックSCLKを伝播するか遮断するかを制御するクロックゲーティングセルSCGC2を備えている。より詳細には、クロックゲーティングセルSCGC2は、DIN1、DIN2に入力が接続されたAND回路AND1と、DIN1、DIN2の反転信号を入力するAND回路AND2と、AND1とAND2の出力を入力するOR回路OR1と、スキャンイネーブル信号SENとOR1の出力を入力するOR回路OR2と、OR回路OR2の出力とSCLKを入力としAND演算結果をCOUTとして出力するAND回路AND3を備えている。OR2とAND3はクロックゲーティングセルCGCを構成している。
図8は、本発明の第2の実施例における回路の動作状況を示したタイミング図であり、テストクロック制御回路TC23で出力したクロックMCOUT23(図6参照)で駆動されるクロックドメインのみをスキャンパステストする場合のタイミング図である。
スキャンパステスト時のイネーブル信号SENは、スキャンシフト期間中にはHIGHレベルとされ、スキャンキャプチャ期間中にはLOWレベルとなる。
スキャンパステスト時のテストクロック信号SCLKは、スキャンチェーンを構成する第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFと、第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFの2つをシフト動作させるため、スキャンシフト期間中に2クロックパルス供給する。
ここで、第3のテストクロック制御回路TC23の出力MCOUT23で駆動されるクロックドメインのみをテストするためには、スキャンシフト期間中にテストクロックSCLKの1クロックパルス目で、シフト入力の最初の値“0”を第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力する。
次に、テストクロックSCLKの2クロックパルス目で、シフト入力の2番目の値“0”を第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力すると同時に、1クロックパルス目で第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力した値“0”を第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力する。
2つのクロックパルスの供給を行うことで、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFには”0”、第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFには”0”がスキャンシフトの最終値としてセットされる。
次に、スキャンイネーブル信号SENをLOWレベルとし、スキャンキャプチャ期間に切り替える。
スキャンキャプチャ期間における第1のテストクロック制御回路TC11の出力MCOUT1は、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFにシフト入力された値”0”と、スキャンイネーブル信号SENの値=LOWレベルにより、スキャンパステストクロックSCLKの伝播がカットされ、”0”となる。
第2のテストクロック制御回路TC12の出力MCOUT2も同様の動作により結果的に“0”となる。
一方、第3のテストクロック制御回路TC23では、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵のスキャンフリップフロップの値”0”と、第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵のスキャンフリップフロップの値“0”が、クロックゲーティングセルSCGC2に入力される。クロックゲーティングセルSCGC2において、AND2の出力がHIGH、OR1、OR2の出力はHIGHレベルとなり、AND3の出力COUTからは、テストクロックSCLKが出力される。SMODEがHIGHレベルであることから、クロック選択回路MUXGはCOUTを選択出力する。テストクロックSCLKと同じクロックパルスがMCOUT23に出力される。
なお、本実施例のテストクロック制御回路TC23の構成では、クロックMCOUT1、MCOUT2、MCOUT23で駆動する全てのクロックドメインを、同時にスキャンパステスト動作させることも可能である。
そのためには、第1のテストクロック制御回路TC11に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFに対してスキャンシフトの最終値として“1”をシフト入力し、第2のテストクロック制御回路TC12に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFに対してもスキャンシフトの最終値として“1”をシフト入力することにより、テストクロック制御回路TC23に内蔵されるクロックゲーティングセルSCGC2のOR2の出力を”1”とする。クロックゲーティングセルSCGC2において、AND1の出力がHIGH、OR1、OR2の出力はHIGHレベルとなり、AND3の出力COUTからは、SCLKが出力される。SMODEがHIGHレベルであることから、MUXGはCOUTを選択出力する。テストクロックSCLKと同じクロックパルスがMCOUT23に出力される。
本発明の第2の実施例では、前記第1の実施例で示したものと同じく所望のクロックドメインについてのみスキャンパステストを実施することができるほか、第1、第2、第3のテストクロック制御回路中にスキャンフリップフロップを内蔵した構成と比較して、テストクロック制御回路が小さくできるという利点がある。
また、本発明の第2の実施例におけるテストクロック制御回路TC23に内蔵するクロックゲーティングセルSCGC2の論理ゲートを多入力の(例えばn個(nは3以上)のテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップの出力をD1〜Dnより入力する)デコード回路として構成することで、更に多くのユーザクロックを制御可能となる。
図9は、本発明における第3の実施例の構成を示す図である。前記第1の実施例と比較した場合、テストクロック制御回路の接続関係は同じであるが、テストクロック制御回路(TCLKCTL3)TC31、TC32、TC33の構成が相違している。
図10は、本発明の第3の実施例におけるテストクロック制御回路TC31、TC32、TC33の詳細な回路構成を示す図である。
前記第1の実施例におけるテストクロック制御回路(TCLKCTL)では、クロックゲーティングSCGCの後段にクロック選択回路MUXGが配置されていたが、本実施例では、図10に示す通り、クロック選択回路MUXGの後段にクロックゲーティングSCGCを配置するようにしてもよい。本実施例の動作は前記第1の実施例と同一であるためその説明は省略する。
図11は、本発明の第4の実施例の構成を示す図である。図11を参照すると、本実施例において、テストクロック制御回路(TCLKCTL)TC11のスキャン出力SOTは、レジスタ(スキャンフリップフロップ)SFFG1aのシリアル入力SINに入力され、レジスタ群SFFG1a〜SFFG1zとともにスキャンチェーンの一部を構成している。テストクロック制御回路(TCLKCTL)TC2、TC3についても同様に、スキャン出力SOTは、それぞれのスキャンフリップフロップSFFG2a、3aのシリアル入力SINに入力され、スキャンチェーンの一部を構成している。すなわち、テストクロック制御回路(TCLKCTL)に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFは、テストクロック制御回路に内蔵されるスキャンフリップフロップSFF同士だけではなく、他の内部ロジックをテストするためのスキャンチェーンの一部として組み込む構成としても良い。なお、テストクロック制御回路(TCLKCTL)TC11のスキャンフリップフロップSFFのデータ入力端子は、図4に示すようにデータ出力端子Qを帰還接続する代わりに、レジスタ群SFFG1a〜SFFG1zのデータ入力端子DIN同様、内部ロジック回路(組み合わせ回路)の対応する出力に接続する構成としてもよい。
本発明は、従来スキャンパステストを行うテストクロック端子としてユーザモード時のクロック端子数と等しい数だけ設けることができない、小規模あるいはテスト端子数制限がある半導体集積回路においても、テストクロックライン上にクロックゲーティング構造とその出力値を制御可能なスキャンフリップフロップとを挿入し、スキャンフリップフロップをスキャンチェーンに組み込んだ上でスキャンシフトの最終シフト値によって任意の値をスキャンフリップフロップに設定することで、スキャンキャプチャ時にテストクロックを伝播させるか遮断するかを制御可能としたことで、所望のクロックドメインごとのスキャンパステストが行える様にした。従って、特定クロックドメインで発生した故障解析時の故障箇所特定の容易性向上や、特定クロックレートで動作するクロックドメインのみをテストすることが容易となる。
なお、図4、図10に示したテストクロック制御回路(TCLKCTL)の構成では、テストクロック制御回路(TCLKCTL)に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFを初期値にセットする信号(SFFのSB端子に接続される信号)としてスキャンパステストモード信号SMODEが用いられているが、本発明は、かかる構成にのみ限定されるものではないことは勿論である。例えばスキャンパステストモード信号SMODEとは別に、半導体集積回路装置の所定のテスト端子(例えばテスト時に用いられる端子)を、スキャンパスフリップフロップSFFをセット又はリセットするための信号の入力端子に割り当て、この信号に基づき、テストクロック制御回路(TCLKCTL)に内蔵されるスキャンフリップフロップSFFの出力を”1”に設定するようにしてもよい。
また図3、図6、図9、図11にそれぞれ示した上記各実施例では、スキャンパス時のテストクロックSCLKを入力する端子を1つ、ユーザクロックUCLK1、UCLK2、UCLK3を入力する端子を3つとした例について説明したが、これは、ユーザクロックドメイン毎にテストクロック端子を設けることを必要とせず、ユーザクロックドメイン毎のスキャンパステストが実行可能なことを説明するため、テストクロック端子SCLKを最大限縮減した具体例として1つの端子を例示したものであり、テストクロック端子の個数は、1つに限定されるものでないことは勿論である。すなわち、本発明においては、テストクロック端子は、ユーザクロックドメイン数よりも少なければよく、スキャンパス時のテストクロックSCLKを入力するテストクロック端子をさらに1つ別に設けた構成としてもよい。なお、本実施例によれば、半導体集積回路のテストクロック端子の個数(ピン数)を最小単位1にまで抑えながら複数のユーザクロックドメインのスキャンパステストが実行可能であるため、ピン数の縮減による製品コスト、不良の低減(歩留りの向上)効果が期待できるほか、LSIテスタによるテストにおいても、テスト用エレクトロニクスカードのテストクロック供給用の端子数(ピン数)を抑えることができ、例えば複数のDUT(Device Under Test)を同時にテストする並列テスト等において有効である。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
特許文献1の構成を示す図である。 特許文献2の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例のテストクロック制御回路の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例の動作を示すタイミング図である。 本発明の第2の実施例の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例のテストクロック制御回路の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例の動作を示すタイミング図である。 本発明の第3の実施例の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例のテストクロック制御回路の構成を示す図である。 本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
符号の説明
10 集積回路
14 低速ドメイン
16 高速ドメイン
20、22、28、30 スキャナブルメモリ素子
26 コアロジック
32 スキャンチェーン
34 高速ロジック
52 補助テストコントローラ
56 入力バス
101 入出力セル領域
102〜110 スキャンチェーングループ
111 スキャン入力セル
112 スキャン出力セル
113〜121 各スキャンチェーングループの重心
MUXG クロック選択回路
CGC、SCGC、SCGC2 クロックゲーティングセル
SFF スキャンフリップフロップ
SFFG1a〜SFFG1z レジスタ群(スキャンフリップフロップ群)
SFFG2a〜SFFG2z レジスタ群(スキャンフリップフロップ群)
SFFG3a〜SFFG3z レジスタ群(スキャンフリップフロップ群)
TC11〜TC13、TC23、TC31〜TC33 テストクロック制御回路

Claims (24)

  1. 複数のレジスタ群へクロック信号をそれぞれ供給する複数のクロック信号供給パス上に、テストクロック信号を伝播するか遮断するかを制御するテストクロック制御回路をそれぞれ備え、
    ユーザクロックのドメイン数よりも少ない数のテストクロック端子を備え、スキャンパステスト時に、前記テストクロック端子からのテストクロック信号を前記複数のクロック信号供給パス上の前記テストクロック制御回路でそれぞれ制御して、前記複数のクロック信号供給パスのレジスタ群の各々に関するスキャンパステストが行われる、ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. クロック信号供給パスと、該クロック信号供給パスからのクロック信号で共通に駆動される、複数のスキャンフリップフロップよりなるレジスタ群と、の組を複数組有し、
    前記各クロック信号供給パス上にテストクロック制御回路を備え、
    ユーザモード時には、前記各テストクロック制御回路は、対応するユーザクロック端子から供給されるユーザクロック信号を対応する前記各クロック信号供給パスへ伝播させ、
    スキャンパステストモード時において、スキャンシフト期間中には、前記各テストクロック制御回路は、共通のスキャンクロック端子から供給されるテストクロック信号を、対応する前記クロック信号供給パスに伝播させ、複数組の前記レジスタ群をそれぞれスキャンシフトさせ、
    スキャンキャプチャ期間中には、選択されたクロック信号供給パスには、対応するテスト制御回路からテストクロックパルスが供給され、前記選択されたクロック信号供給パスに接続するレジスタ群に対して選択的にキャプチャ動作を行わせ、非選択のクロック信号供給パスへはテストクロックパルスは供給されず、
    前記クロック信号供給パスの数よりも少ないテストクロック端子数で前記複数のクロック信号供給パスのレジスタ群の各々に関するスキャンパステストを実行可能としてなる、ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 前記テストクロック制御回路は、スキャンフリップフロップと、前記スキャンフリップフロップに基づき、テストクロックパルスを伝播するか遮断するかを制御するクロックゲーティング回路と、を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップは、他のテストクロック制御回路中のスキャンフリップフロップとスキャンチェーン接続される、ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップは、対応するクロック信号供給パス上の他のスキャンフリップフロップとチェーン接続される、ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップに対して、スキャンシフト動作の最終値で、スキャンキャプチャ期間中における前記クロックゲーティング回路を制御するための値を設定する、ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記テストクロック制御回路における前記クロックゲーティング回路は、前記スキャンフリップフロップの出力値を入力とする論理ゲートによって制御される、ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  8. ユーザクロックドメイン数(n個)に対応して、n個の前記テストクロック制御回路を備え、
    1番目からn−1番目までの前記各テストクロック制御回路は、スキャンフリップフロップと、前記スキャンフリップフロップに基づき、テストクロックパルスを伝播するか遮断するかを制御するクロックゲーティング回路と、
    を備え、
    n番目の前記テストクロック制御回路は、1番目からn−1番目までの前記テストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップの出力を入力し、その値の組み合わせに基づき、テストクロックパルスを伝播するか遮断するかを制御するクロックゲーティング回路を備えている、ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記テストクロック制御回路は、スキャンパステストモードとユーザモードを制御する制御信号を入力し、前記制御信号がユーザモードを示すときは、ユーザクロック信号を選択し、前記制御信号がスキャンパステストモードを示すときは、テストクロック信号を選択して出力するクロック選択回路を、前記クロックゲート回路の後段に備え、前記クロック選択回路で選択されたクロック信号が前記クロック信号供給パスに供給される、ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記テストクロック制御回路は、スキャンパステストモードとユーザモードを制御する制御信号を入力し、前記制御信号がユーザモードを示すときは、ユーザクロック信号を選択し、前記制御信号が、スキャンパステストモードを示すときは、テストクロック信号を選択するクロック選択回路を、前記スキャンフリップフロップの前段に備えている、ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  11. 複数(n個)のユーザクロック信号をそれぞれ入力する第1乃至第nのユーザクロック端子と、
    少なくとも1つのテストクロック信号を入力するテストクロック端子と、
    スキャンパステストモードとユーザモードを制御する第1の制御信号を入力する第1の制御信号入力端子と、
    スキャンシフト動作モードとスキャンキャプチャ動作モードを切替制御する第2の制御信号を入力する第2の制御信号入力端子と、
    スキャン入力端子と、
    第1乃至第n+1のスキャン出力端子を備え、
    前記第1乃至第nのユーザクロック端子と、第1乃至第n群のスキャンフリップフロップへの第1乃至第nのテストクロック供給パスとの間にそれぞれ接続される第1乃至第nのテストクロック制御回路を備え、
    前記各テストクロック制御回路は、前記第1及び第2の制御信号、前記テストクロック端子からのテストクロック信号、及び、対応するユーザクロック端子からのユーザクロック信号を入力し、
    スキャンパステストモード時には、前記第2の制御信号に基づき、スキャンシフト期間中には、前記テストクロック信号に応答してスキャン入力端子からのシリアルデータをサンプル出力し、スキャンキャプチャ期間中には、入力されるテストクロック信号に応答してデータ入力端子の信号をサンプルするスキャンフリップフロップと、
    前記スキャンフリップフロップの出力と、前記第2の制御信号との論理演算結果に基づき、テストクロック信号の伝達、非伝達を制御するクロックゲート回路と、
    前記第1の制御信号を選択制御信号として受け、前記第1の制御信号がユーザモードを示すときには、前記ユーザクロックを選択し、前記第1の制御信号がスキャンパステストモードを示すときには、前記クロックゲート回路の出力を選択するクロック選択回路と、
    を備え、
    前記第1乃至第nのテストクロック制御回路のクロック選択回路の出力が、第1乃至第nのテストクロック供給パスにそれぞれ供給され、
    前記第1テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップには、スキャン入力端子からの信号が供給され、
    前記第i(ただし、iは2以上n以下の整数)のテストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップには、前段のテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップのスキャン出力端子からの信号が供給され、
    前記第nのテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップの出力は第1のスキャン出力端子に接続され、
    前記第1乃至第n群のスキャンフリップフロップのスキャン出力は、第2乃至第n+1のスキャン出力端子に接続されている、ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  12. 複数(n個)のユーザクロック信号をそれぞれ入力する第1乃至第nのユーザクロック端子と、
    少なくとも1つのテストクロック信号を入力するテストクロック端子と、
    スキャンパステストモードとユーザモードを制御する第1の制御信号を入力する第1の制御信号入力端子と、
    スキャンシフト動作モードとスキャンキャプチャ動作モードを切替制御する第2の制御信号を入力する第2の制御信号入力端子と、
    スキャン入力端子と、
    第1乃至第n+1のスキャン出力端子を備え、
    前記第1乃至第nのユーザクロック端子と、第1乃至第n群のスキャンフリップフロップへの第1乃至第nのテストクロック供給パスとの間にそれぞれ接続される第1乃至第nのテストクロック制御回路を備え、
    前記第1乃至第n−1のテストクロック制御回路は、前記第1及び第2の制御信号、前記テストクロック端子からのテストクロック信号、及び、対応するユーザクロック端子からのユーザクロック信号を入力し、
    スキャンパステストモード時には、前記第2の制御信号に基づき、スキャンシフト期間中には、前記テストクロック信号に応答してスキャン入力端子からのシリアルデータをサンプル出力し、スキャンキャプチャ期間中には、入力されるテストクロック信号に応答してデータ入力端子の信号をサンプルするスキャンフリップフロップと、
    前記スキャンフリップフロップの出力と、前記第2の制御信号との論理演算結果に基づき、テストクロック信号の伝達、非伝達を制御するクロックゲート回路と、
    前記第1の制御信号を選択制御信号として受け、前記第1の制御信号がユーザモードを示すときには、前記ユーザクロックを選択し、前記第1の制御信号がスキャンパステストモードを示すときには、前記クロックゲート回路の出力を選択するクロック選択回路と、
    を備え、
    前記第nのテストクロック制御回路は、前記第1及び第2の制御信号、前記テストクロック端子からのテストクロック信号、及び、対応するユーザクロック端子からのユーザクロック信号を入力し、
    前記第1乃至第n−1のテストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップの各出力を入力し、スキャンキャプチャ期間中、前記スキャンフリップフロップの出力の組み合わせに応じた信号を生成するデコード回路と、
    前記デコード回路の出力に基づき、テストクロック信号の伝達、非伝達を制御するクロックゲート回路と、
    前記第1の制御信号を選択制御信号として受け、前記第1の制御信号がユーザモードを示すとき、前記ユーザクロックを選択し、前記第1の制御信号がスキャンパステストモードを示すとき、前記クロックゲート回路の出力を選択するクロック選択回路と、
    を備え、
    前記第1乃至第nのテストクロック制御回路のクロック選択回路の出力が、第1乃至第nのテストクロック供給パスにそれぞれ供給され、
    前記第1テストクロック制御回路のスキャンフリップフロップには、スキャン入力端子からの信号が供給され、
    前記第i(ただし、iは2以上n以下の整数)のテストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップには、前段のテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップのスキャン出力端子からの信号が供給され、
    前記第nのテストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップの出力は第1のスキャン出力端子に接続され、
    前記第1乃至第n群のスキャンフリップフロップのスキャン出力は、第2乃至第n+1のスキャン出力端子に接続されている、ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 複数(n個)のユーザクロック信号をそれぞれ入力する第1乃至第nのユーザクロック端子と、
    少なくとも1つのテストクロック信号を入力するテストクロック端子と、
    スキャンパステストモードを制御する第1の制御信号を入力する第1の制御信号入力端子と、
    スキャンシフト動作モードとスキャンキャプチャ動作モードを切替制御する第2の制御信号を入力する第2の制御信号入力端子と、
    スキャン入力端子と、
    第1乃至第n+1のスキャン出力端子を備え、
    前記第1乃至第nのユーザクロック端子と、第1乃至第n群のスキャンフリップフロップへの第1乃至第nのテストクロック供給パスとの間にそれぞれ接続される第1乃至第nのテストクロック制御回路を備え、
    前記各テストクロック制御回路は、前記第1及び第2の制御信号、前記テストクロック端子からのテストクロック信号、及び、対応するユーザクロック端子からのユーザクロック信号を入力し、
    前記第1の制御信号がユーザモードを示すとき、前記ユーザクロックを選択し、前記第1の制御信号がスキャンパステストモードを示すとき、前記クロックゲート回路の出力を選択するクロック選択回路と、
    スキャンパステストモード時には、前記第2の制御信号に基づき、スキャンシフト期間中、テストクロック信号に応答してスキャン入力端子からのシリアルデータをサンプル出力し、スキャンキャプチャ期間中には、入力されるテストクロック信号に応答してデータ入力端子の信号をサンプルするスキャンフリップフロップと、
    前記スキャンフリップフロップの出力と、前記第2の制御信号の論理演算結果に基づき、前記クロック選択回路から出力されるクロック信号の伝達、非伝達を制御するクロックゲート回路と、
    を備え、
    前記第1乃至第nのテストクロック制御回路のクロック選択回路の出力が、第1乃至第nのテストクロック供給パスにそれぞれ供給され、
    前記第1テストクロック制御回路のスキャンフリップフロップには、スキャン入力端子からの信号が供給され、
    前記第i(ただし、iは2以上n以下の整数)のテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップには、前段のテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップのスキャン出力端子からの信号が供給され、
    前記第nのテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップの出力は第1のスキャン出力端子に接続され、
    前記第1乃至第n群のスキャンフリップフロップのスキャン出力は、第2乃至第n+1のスキャン出力端子に接続されている、ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  14. 前記テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップの出力は、前記各テストクロック制御回路のスキャン出力端子、前記各テストクロック制御回路内の前記クロックゲート回路に接続されるとともに、前記スキャンフリップフロップのデータ入力端子に帰還入力される、ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載の半導体集積回路装置。
  15. 前記テストクロック制御回路内の前記スキャンフリップフロップは、前記第1の制御信号がユーザモードを示すとき、所定の値にセットされる、ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載の半導体集積回路装置。
  16. 前記スキャンフリップフロップのリセット又はセット用の制御信号を入力し、前記第1乃至第nのテストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップが、入力された前記リセット又はセット用の制御信号により、所定値にセットされる、ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載の半導体集積回路装置。
  17. 前記第nのテストクロック制御回路のスキャンフリップフロップの出力のうち少なくとも1つが対応するスキャンフリップフロップ群にスキャン入力される、ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載の半導体集積回路装置。
  18. 前記テストクロック端子の個数は、前記ユーザクロック端子の個数よりも少ない、ことを特徴とする請求項11乃至17のいずれか一に記載の半導体集積回路装置。
  19. クロック信号供給パスと、該クロック信号供給パスからのクロック信号で共通に駆動される、複数のスキャンフリップフロップよりなるレジスタ群と、の組を複数組有する半導体集積回路装置のテスト方法であって、
    前記各クロック信号供給パス上にテストクロック制御回路を備え、
    スキャンパステストモード時において、スキャンシフト期間中には、前記各テストクロック制御回路は、共通のスキャンクロック端子から供給されるテストクロック信号を、対応する前記クロック信号供給パスに伝播させ、複数組の前記レジスタ群をそれぞれスキャンシフトさせ、
    スキャンキャプチャ期間中には、選択されたクロック信号供給パスには、対応するテスト制御回路からテストクロックパルスが供給され、前記選択されたクロック信号供給パスに接続するレジスタ群に選択的にキャプチャ動作を行わせ、非選択のクロック信号供給パスへはテストクロックパルスは供給されず、
    前記クロック信号供給パスの数よりも少ないテストクロック端子数で前記複数のクロック信号供給パスのレジスタ群の各々に関するスキャンパステストを実行可能としてなる、ことを特徴とする半導体集積回路装置のテスト方法。
  20. 前記テストクロック制御回路は、スキャンフリップフロップと、前記スキャンフリップフロップに基づき、テストクロックパルスを伝播するか遮断するかを制御するクロックゲーティング回路と、を有する、ことを特徴とする請求項19記載の半導体集積回路装置のテスト方法。
  21. 前記テストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップは、他のテストクロック制御回路中のスキャンフリップフロップとスキャンチェーン接続される、ことを特徴とする請求項19記載の半導体集積回路装置のテスト方法。
  22. 前記テストクロック制御回路の前記スキャンフリップフロップは、内部ロジックに他のスキャンフリップフロップとチェーン接続される、ことを特徴とする請求項19記載の半導体集積回路装置のテスト方法。
  23. 前記テストクロック制御回路のスキャンフリップフロップに対して、スキャンシフト動作の最終値で、スキャンキャプチャ期間中における前記クロックゲーティング回路を制御するための値を設定する、ことを特徴とする請求項19記載の半導体集積回路装置のテスト方法。
  24. 前記テストクロック制御回路における前記クロックゲーティング回路は、前記スキャンフリップフロップの出力値を入力とする論理ゲートによって制御される、ことを特徴とする請求項19記載の半導体集積回路装置のテスト方法。
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