JP2003513286A - 複数のクロックを備える回路をテストするための方法および装置 - Google Patents

複数のクロックを備える回路をテストするための方法および装置

Info

Publication number
JP2003513286A
JP2003513286A JP2001535070A JP2001535070A JP2003513286A JP 2003513286 A JP2003513286 A JP 2003513286A JP 2001535070 A JP2001535070 A JP 2001535070A JP 2001535070 A JP2001535070 A JP 2001535070A JP 2003513286 A JP2003513286 A JP 2003513286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
domain
signal
test
clock signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001535070A
Other languages
English (en)
Inventor
ナド−ドティ、ブノワ
バック、デイビッド、ピー.
Original Assignee
ロジックヴィジョン インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ロジックヴィジョン インコーポレイテッド filed Critical ロジックヴィジョン インコーポレイテッド
Publication of JP2003513286A publication Critical patent/JP2003513286A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318577AC testing, e.g. current testing, burn-in
    • G01R31/31858Delay testing
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318552Clock circuits details
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318594Timing aspects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 2つ以上のクロックドメインを有する回路を、各々のドメインテストクロックレートでメインテストクロックの制御下でテストする方法である。該回路は、コアロジック、および、各々がクロック入力、コアロジックの出力に接続される入力、および/もしくはコアロジックの入力に接続される出力を有する、複数のスキャナブルメモリ素子、を有する。該回路において、スキャンモードで、該メモリ素子が各ドメインにおける1つ以上のスキャンチェーンを規定するために接続され、ノーマルモードで、該メモリ素子がノーマル動作モードのコアロジックと接続される、構成が可能である。該方法は、メモリ素子をスキャンモードで構成し、各々のクロックドメインの各々のスキャンチェーンにテスト信号を同時にクロックする。このクロックは、メインテストクロック信号に同期しているドメインテストクロック信号を有する各々のクロックドメインについて、テスト信号をメインテストクロック信号から導出されたシフトクロックレートでクロックし、メインテストクロック信号に非同期であるドメインテストクロック信号を有する各々のクロックドメインについて、テスト信号の所定数のビットを除くメインテストクロック信号から導出された第1のドメインシフトクロックレートでクロックした後、テスト信号の所定数のビットをドメインテストクロックレートに対応する第2のドメインシフトクロックレートでクロックする、ことを含む。該方法は、さらに、各々のスキャンチェーンのメモリ素子がノーマル動作モードでコアロジックによって相互接続されるノーマルモードに、各々のスキャンチェーンのメモリ素子を構成し、各々のドメインテストクロックレートで、少なくとも1クロックサイクル、各々のスキャンチェーンの各々のメモリ素子をクロックし、メモリ素子をスキャンモードで構成し、各々のスキャンアウトインターバルの間に各々のドメインシフトクロックレートでスキャンチェーンの各々のテスト応答パターン出力をクロックする。全ての各々のスキャンアウトインターバルは複数のクロックサイクルの間、各々のクロックレートの最高レートで時間的にオーバラップしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集積回路を含むディジタルシステムをテストするための方法および
装置に係り、詳細には、非同期クロックおよび非整数周波数比を備える複数のク
ロックドメインを有する集積回路のビルトイン・セルフ・テストに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
集積回路のコアロジックといったディジタルシステムのテストは、一般に、シ
ステムのスキャナブルメモリ素子にテストパターンまたはテスト信号(stimulus)
をロードし、テストデータをシステムにローンチし、システムクロックの1クロ
ックサイクルの間ノーマルモードでシステムを動作させ、テスト信号に対するシ
ステムの応答をキャプチャし、システムからテスト応答をアンロードした後、そ
の応答を、システムが設計通りに動作した場合に得られるはずの応答と比較する
ことによって実行される。このテスト手順は、1つのクロックドメインだけから
構成されるか、またはクロックが同じクロックソースから導出される複数のクロ
ックドメインより構成される、比較的単純なシステムについては充分である。正
確な結果を得るために、キャプチャ操作の間に各自のノーマル動作クロックレー
トで各種クロックドメインにおいてメモリ素子を動作させる間に、テストが実行
されなければならないことが十分に確証されている。問題は、クロックドメイン
が、テストを実行するために使用されるテストクロック信号と異なるクロックソ
ースを有する場合、ドメインが異なるクロックレートを有する場合、および/ま
たは、信号が、異なるクロック周波数を有するクロックドメインの間の境界を横
断する場合に生じる。あるドメインの素子がシステムの他のドメインのものと異
なる周波数で動作するので、クロックドメインを横断する信号が同期するように
保証するために、テストの間に特別な備えが設けられなければならない。そうし
なければ、システムからのテスト応答は再現できず、テスト結果は信頼できない
。この問題は、ビルトイン・セルフ・テストシステムにおいて特にシビアである
【0003】 2つのクロックドメインの周波数の比が整数であるシステムをテストするため
の方法が開発されている。しかし、ディジタルシステムが、相互に倍数ではない
周波数を有する非同期クロックを使用することは珍しくない。例えば、1つのク
ロックドメインが200MHzのクロックレートを使用でき、他のドメインは7
8MHzのクロックレートを使用できるとすれば、結果的に2.564...の
非整数の周波数比になる。非整数周波数比を有するクロックドメインのための解
決策は依然、開発の必要がある。機能システムクロックを使用するそのようなシ
ステムのテストは、システムクロック間の位相関係が未知であり、経時的に可変
であるために難しい。用語「機能システムクロック」とはディジタルシステムま
たはその一部の正常動作周波数をいう。極めて高信頼性の回路を実現するために
は、全てのクロックドメインが全速(full-speed)でテストされることが不可欠で
ある。
【0004】 従来、そうした回路は、機能クロックレートと本質的に同じであるテストクロ
ックレートを使用するが、クロックドメイン境界を横断する全ての信号経路をデ
ィスエーブルにし、各クロックドメインについてテストを繰り返すことによって
テストされてきた。この方式の主要な欠点は、ロジックの一部がテストされず、
システムの全ての部分をテストするために一連のテストが実行されなければなら
ないことである。しかし、その場合でも、高速で同時に動作しているシステムの
全ての部分の結果を得ることは不可能である。
【0005】 また、機能クロックレートを超えることなく機能クロックのレートにできる限
り近くかつ互いの倍数であるテストクロックレートを使用することが知られてい
る。これは、最も速いクロックレートを備えるドメインに最速の機能クロックを
テストクロックとして使用し、他のクロックドメインによって要求されるテスト
クロックを単純なクロック分割器を用いてメインテストクロック信号から生成す
ることによって行われる。例えば、200MHzの機能クロック周波数を備える
1クロックドメインおよび78MHzのクロック周波数を備える別のクロックド
メインを有するシステムでは、200MHzおよび50MHzのテストクロック
レートがテストに使用される。「ディジタルシステムをテストするための複数ク
ロックレートテスト装置」について1994年9月20日交付のNadeau−
Dostieらの米国特許第5,349,587号および、「複数クロック回路
を有するビルトイン・セルフ・テストのための方法および装置」について199
7年10月21日交付のBhawmikの米国特許第5,680,543号は、
後者の方式を例証しており、両方とも参照により本願に採り入れられる。この方
式の主要な欠点は、明らかに、クロックドメインのうちの1つがその全速(78
MHz)でテストされないことである。
【0006】 また、上記の方法を順次的に組み合わせることも可能である。この方式の欠点
は、テスト時間が長くなり、必要以上に複雑なテスト回路、全ての構成要素を各
自の機能クロックレートで同時または並行的にテストすることができないことで
ある。
【0007】 従って、その周波数が互いの倍数ではない非同期クロックを備える2つ以上の
クロックドメインを有するディジタルシステムの設計または機能レートでのテス
トを可能にするテスト方法および回路の必要性が存在する。
【0008】
【発明を解決するための手段】
本発明は、独立のクロックソースによる2つ以上のクロックドメインに構成さ
れたコアロジックおよびスキャナブルメモリ素子を有するディジタルシステムを
テストする際に使用するための、より詳細には、たとえクロック周波数が非同期
であっても単一セッションで回路全体をテストするための、方法およびテスト制
御回路を提供しようとするものである。
【0009】 本発明の方法は、メインテストクロック信号に対応するかまたはそれから導出
されるクロック周波数を用いて各クロックドメインの各スキャンチェーンにテス
ト信号を同時にクロックすることを伴う。ドメインクロック信号がメインテスト
クロックレートに関して同期している同期クロックドメインでは、全体のテスト
信号は同じ各クロックレートでクロックインされる。ドメインクロック信号がメ
インテストクロックレートに関して非同期である非同期クロックドメインでは、
テスト信号の一部がメインテストクロック信号から導出される第1のシフトクロ
ック信号を用いてクロックインされ、テスト信号の残部は各々のドメインテスト
クロック信号から導出される第2のシフトクロック信号を用いてクロックインさ
れる。各ドメインは、キャプチャ操作の間に各自のドメインテストクロックレー
トの1サイクルの間動作する。応答データは、テスト信号をクロックインするた
めに使用されたクロック信号を用いて各ドメインからクロックアウトされる。非
同期クロックドメインでは、第1のシフトクロック信号が応答データをクロック
アウトするために使用される。
【0010】 各々の第1および第2のシフトクロックレートでクロックインされるテスト信
号のビットの数は、スキャンチェーンのメモリ素子が単サイクルパスまたはマル
チサイクルパスのソースであるかに応じて異なる。単サイクルパスのスキャンチ
ェーンでは、最後のビットだけが第2のシフトクロックレートでクロックインさ
れる。マルチサイクル信号経路のスキャンチェーンでは、テスト信号の最後の数
ビットが第2のシフトクロックレートでクロックインされ、この場合、ビットの
数はマルチサイクル信号経路のサイクルの数に対応する。この方法の一つの様相
は、第1のシフトクロックから第2のシフトクロックへの遷移が生じるそのタイ
ミングおよび手段にある。
【0011】 テスト制御回路は、メインテストクロックによってクロックされるメインテス
トコントローラおよび、各非同期クロックドメイン用の補助テストコントローラ
より構成される。補助テストコントローラは、メインテストクロックおよびドメ
インテストクロックによってクロックされる。ドメインテストクロックによりク
ロックされる補助テストコントローラの部分は、極めて小さく、極めて高速で動
作できる。これは、ドメインテストクロックの周波数が完全なテストコントロー
ラの動作を許さない場合、またはクロックドメイン自体が少量のロジックを含ん
でいる場合に、特に有益である。補助テストコントローラには、メインテストク
ロックに対応するかまたはそれから導出される第1のシフトクロックと、ドメイ
ンテストクロックに対応する第2のシフトクロックとの間で選択する機能が備わ
っており、メモリ素子クロック信号およびリタイムド(re-timed)コンフィギュレ
ーション信号を生成するために動作する。クロックドメインは、非インターアク
ト、インターアクト、および/またはマルチサイクル信号経路のソースとするこ
とができる。
【0012】 従って、本発明の一態様は、2つ以上のクロックドメインを有する回路を、各
々のドメインテストクロックレートで、メインテストクロック信号の制御下でテ
ストする方法であって、前記回路はコアロジックと、各々がクロック入力、前記
コアロジックの出力と接続された入力および/または前記コアロジックへの入力
と接続された出力を有する、複数のスキャナブルメモリ素子を有し、前記メモリ
素子が各前記ドメインにおける1つ以上のスキャンチェーンを規定するために接
続されるスキャンモード、および、前記メモリ素子がノーマル動作モードで前記
コアロジックと接続されるノーマルモードにおいて構成可能であり、前記方法は
、 前記メモリ素子をスキャンモードで構成し、テスト信号を各々の前記クロッ
クドメインの各々のスキャンチェーンに同時にクロックし、該クロックすること
は、前記メインテストクロック信号に同期しているドメインテストクロック信号
を有する各クロックドメインについて、前記メインテストクロック信号から導出
されたシフトクロックレートで前記テスト信号をクロックし、前記メインテスト
クロック信号に非同期であるドメインテストクロック信号を有する各クロックド
メインについて、前記テスト信号の所定数のビットを除く全てを前記メインテス
トクロック信号から導出された第1のドメインシフトクロックレートでクロック
した後、前記テスト信号の前記所定数のビットを前記ドメインテストクロックレ
ートに対応する第2のドメインシフトクロックレートでクロックする、ことを含
み、 各々のスキャンチェーンの前記メモリ素子を、各スキャンチェーンのメモ
リ素子がノーマル動作モードで前記コアロジックによって相互接続されるノーマ
ルモードに構成し、各々のスキャンチェーンの各々のメモリ素子を各々のドメイ
ンテストクロックレートで少なくとも1クロックサイクルの間クロックし、前記
メモリ素子をスキャンモードで構成し、各スキャンアウトインターバルの間に各
々のドメインシフトクロックレートでスキャンチェーンの各々からテスト応答パ
ターンをクロックアウトする、ことを含み、全ての各々のスキャンアウトインタ
ーバルは複数のクロックサイクルの間、各々のクロックレートの最高のレートで
時間的にオーバラップしている、方法として定義される。
【0013】 本発明の別の態様は、コアロジック回路および各々のドメインクロックレート
で動作可能な2つ以上のクロックドメインを有する集積回路をテストする際に使
用するためのテストコントローラであって、各クロックドメインは、各々がクロ
ック入力、前記コアロジックの出力と接続された入力および/または前記コアロ
ジックへの入力と接続された出力を有する、複数のスキャナブルメモリ素子を有
し、前記メモリ素子が各前記ドメインにおける1つ以上のスキャンチェーンを規
定するために接続されるスキャンモード、および、前記メモリ素子がノーマル動
作モードで前記コアロジックと接続されるノーマルモードにおいて構成可能であ
り、前記テストコントローラは、メインテストクロック信号の制御下で回路テス
ト操作を制御するメインテストコントローラであって、前記メインテストコント
ローラは、各クロックドメインの各スキャンチェーンにテスト信号を同時にロー
ドし、各ドメインシフトクロックレートで各前記スキャンチェーンから応答デー
タを受信し、各クロックドメインについて前記メインテストクロック信号から導
出される各ドメインシフトクロック信号を生成し、ドメインテストクロック信号
が前記メインテストクロック信号に非同期である各非同期クロックドメインにつ
いて各々のドメインコンフィギュレーション制御信号を生成するように動作可能
である、該メインテストコントローラと、各前記非同期クロックドメインと連結
され、前記メインテストコントローラの制御下でテスト操作を制御する補助テス
トコントローラであって、各前記補助テストコントローラは、前記各ドメインコ
ンフィギュレーション制御信号がアクティブである時には前記各ドメインシフト
クロック信号から導出され、前記ドメインコンフィギュレーション制御信号がイ
ナクティブである時には前記ドメインテストクロック信号から導出される、メモ
リ素子クロック信号を生成するように動作可能であり、各前記補助テストコント
ローラは、前記メモリ素子を前記スキャンモードまたは前記ノーマルモードに構
成するために動作可能なメモリ素子コンフィギュレーション信号を生成すること
によって前記各コンフィギュレーション制御信号に応答する、該補助テストコン
トローラと、を有する、テストコントローラとして定義される。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の上記および他の特徴は、添付図面を参照して以下の説明からより明白
になるであろう。
【0015】 本発明に関する一般的な集積回路は、コアロジックおよび2つ以上のクロック
ドメインに複数のスキャナブルメモリ素子を含み、各ドメインにおけるメモリ素
子は、テストベクトルをメモリ素子にシフトし、分析のためにチェーンから応答
データをシフトするために1つ以上のスキャンチェーンに構成される。
【0016】 1つ以上のドメインは、メインテストクロック信号または、それから導出され
る信号、すなわち、メインテストクロックのクロックレートの半分または1/4
を有する信号によってクロックされ得る。これらのクロック信号は同じソースか
ら生じるので、同期信号であると考えられ、それらの信号を使用するドメインは
同期クロックドメインであるとみなされる。
【0017】 多くのドメインは、独立したテストクロック信号、すなわち、メインテストク
ロック信号から導出されるのではない信号を付与することもできる。それらの信
号は、メインテストクロックのものと同一または異なるクロックレートを有する
ことができる。メインテストクロックレートの倍数ではない信号は一般に、テス
トの間に特定の問題を呈する。それらの信号が異なるソースに由来するので、そ
れらは非同期であるとみなされる。同様に、それらの信号を使用するドメインは
非同期クロックドメインであるとみなされる。
【0018】 一部のスキャンチェーンは、単サイクルパス、すなわち信号がそのソースから
そのデスティネーションに伝搬するために1サイクルだけを必要とするパスのソ
ースであるメモリ素子よりなる。これらのパスは、マルチサイクル信号経路スキ
ャンチェーンを含むドメインに位置しない限り、特定の問題を呈することはない
。マルチサイクル信号経路は、信号がそのソースからそのデスティネーションに
伝搬するためにクロック信号の複数のサイクルを必要とするパスである。この問
題に加え、非同期ドメインのクロック周波数は、メインテストクロック信号の周
波数よりも高く、メインテストクロック信号の整数または非整数の倍数となり得
る。
【0019】 インターアクトクロックドメイン、すなわち1つ以上の信号を交換するドメイ
ンも、テストの間に特殊な問題を呈する。キャプチャサイクルのタイミングが、
各スキャンチェーンのメモリ素子がノーマル動作モードでコアロジックによって
相互接続され、かつ、全ての各ノーマルモードインターバルが、ドメインテスト
クロックレートの最高のクロックレートで少なくとも1クロックサイクルの間、
時間的にオーバラップする、オーバラッピングノーマルモードインターバルの間
に実行されなければならないからである。
【0020】 説明および図面は、本発明が上に概説した問題に取り組む態様を例証するため
に3つの例示的回路を検討する。図1〜4は、メモリ素子が低速および高速の非
インターアクトクロックドメインに区分される回路を例示する。図5および6は
、同様の回路を例示するが、低速および高速ドメインがクロックドメイン境界を
横断する信号経路に沿って互いに通信する。図7〜12は、マルチサイクルパス
信号のソースであるメモリ素子よりなるスキャンチェーンおよび、単サイクルパ
スメモリ素子によるスキャンチェーンを含む回路を例示する。これらの応用の各
々は以下でより詳細に説明する。
【0021】 本発明がこの多様な回路アーキテクチャを取り扱う手段の概要は、標準のテス
ト方法の3つの基本的なステップ(スキャンイン、キャプチャおよびスキャンア
ウト)を独立して考慮することである。
【0022】 スキャンイン操作の間、テスト信号が、メインテストクロック信号から導出さ
れた各々のドメインシフトクロックレートで各クロックドメインの各スキャンチ
ェーンに同時にクロックインされる。同期クロックドメインでは、クロックレー
トは1つの同期クロックと別のものとで異なるかもしれないが、同一のクロック
レートがテスト全体にわたって使用される。非同期クロックドメインでは、テス
ト信号の一部がメインテストクロック信号から導出された第1のシフトクロック
レートでクロックインされ、テスト信号の残部(balance)が各々のドメインテス
トクロックレートから導出された第2のクロックレートでクロックインされる。
一般に、クロック信号は、テスト信号の残部がキャプチャサイクルの直前に、か
つそれと同期してシフトされるように、第1および第2のシフトクロック信号か
らの遷移においてある期間抑制される。本発明の方法は、メモリ素子へのモード
コンフィギュレーション信号の適用のタイミングを提供する。
【0023】 メモリ素子がノーマルモードでコアロジックと接続されるキャプチャ操作の間
に、全てのドメインの全てのメモリ素子は各自のドメインテストクロックレート
でクロックされる。メモリ素子クロック信号は、高速および/または非同期ドメ
インにおけるキャプチャの後ただちに抑制され、その結果、応答データが各ドメ
インのオーバラッピング時限の間にスキャンチェーンからクロックアウトされ得
る。
【0024】 スキャンアウト操作の間、各ドメインのメモリ素子は各自のドメインシフトク
ロックレートでクロックされ、非同期クロックドメインでは第1のドメインシフ
トクロックレートが使用される。
【0025】 制御回路は、各非同期クロックドメインについてメインコントローラおよび補
助テストコントローラを含む。従来のテストコントローラによって実行される機
能に加え、メインコントローラは、コンフィギュレーション制御信号および、メ
インテストクロックから導出される各々のシフトクロック信号を各非同期クロッ
クドメインに供給する。補助コントローラは、ローカルメモリ素子モード制御信
号およびクロック信号を生成し、それらを、コンフィギュレーション制御信号の
状態に応答してメモリ素子に適用する。
【0026】 以下の説明は低速クロックドメインおよび高速クロックドメインに言及するが
、ドメインは、同期および非同期クロックドメインであるとみなすべきである。
クロックドメインは必ずしも、本発明の使用を保証するために異なるレートで動
作する必要はない。
【0027】 (図1〜4−−非インターアクトクロックドメイン) 図1は、低速ドメイン14および高速ドメイン16を含む2つのクロックドメ
インに区分される、コアロジック12を有する集積回路10の一部を略示してい
る。破線18は2つのクロックドメイン間の境界を示す。この単純な回路におい
て、いかなる信号経路も2つのクロックドメイン間の境界を横断しないので、従
って2つのドメインは非インターアクトである。各クロックドメインは、スキャ
ンチェーンに構成され組合せロジックと接続された2つのスキャナブルメモリ素
子よりなる。低速ドメイン14は、スキャンチェーン24に構成された2つのス
キャナブルメモリ素子20および22ならびにメモリ素子が接続されている組合
せロジック26よりなる。高速ドメイン16は、スキャンチェーン32に構成さ
れた2つのスキャナブルメモリ素子28および30ならびにメモリ素子が接続さ
れている組合せロジック34よりなる。
【0028】 図1〜6の実施形態におけるスキャナブルメモリ素子は、同一構成のものであ
り、図13および14に最適に示されるように、メモリデバイス36およびマル
チプレクサ38を含む。メモリデバイス36は、データ入力D、クロック入力C
Kおよび出力Qを有するDフリップフロップとすることができる。入力Dはマル
チプレクサの出力と接続される。出力Qは、組合せロジックおよびスキャンチェ
ーンの次のスキャナブルメモリ素子の“si”入力と接続される。マルチプレク
サ38は、入力“si”および“d”ならびにセレクト入力“se”を備える。
“d”入力は組合せロジックからの出力と接続される。“se”入力はスキャン
イネーブル信号SEを受信する。スキャンイネーブル信号がアクティブの時、マ
ルチプレクサは“si”入力をメモリデバイスのD入力に接続する。このコンフ
ィギュレーションをここでは「スキャンモード」と称する。SEがイナクティブ
である時、マルチプレクサは“d”入力をメモリデバイスのD入力に接続する。
このコンフィギュレーションは「ノーマルモード」または「キャプチャモード」
と称する。
【0029】 一般的な回路は多数のスキャンチェーンを有し、各スキャンチェーンにもっと
多くのメモリ素子を有し得ることが理解されるであろう。克服しなければならな
い課題は、回路の異なる部分が異なるレートで動作する回路をいかにして単一の
パスでテストするかである。
【0030】 本発明は、ビルトイン・セルフ・テスト(BIST)コントローラとも称する
、メインテストコントローラ50および、個々の付加的または高速クロックドメ
インのための補助テストコントローラ52を提供する。メインコントローラは、
図1において低速クロックドメイン14である同期クロックドメインと接続され
、そこでのテスト操作を制御する。2つのコントローラは別々に図示されている
が、補助コントローラはメインコントローラの回路に組み入れることもできる。
【0031】 BISTコントローラは当該技術分野で公知であり、多様な機能を提供するい
くつかのサブ回路を含む。そうしたサブ回路についてはここでは説明しない。そ
のような回路が本発明のBISTコントローラに含まれてもよいことが理解され
るはずである。メインテストコントローラは、回路の各スキャンチェーンの入力
に接続された出力バス54と接続されている出力PRPGを有する疑似ランダム
パターンジェネレータを備える。メインテストコントローラは、スキャンチェー
ンの各々の出力に接続された入力バス56と接続された入力MISRを有する複
数入力シグネチャ分析器も含む。疑似ランダムパターンジェネレータおよび複数
入力シグネチャ分析器は、当該技術分野で公知であり、従ってここではこれ以上
説明しない。
【0032】 メインコントローラの役割は、テストベクトルまたはテスト信号を生成し回路
のスキャンチェーンに適用すること、メモリ素子をスキャンまたはノーマルモー
ドで構成するためのメモリ素子コンフィギュレーション信号を生成すること、お
よび、適用されたスキャンテストベクトルおよびここに説明する必要がない他の
特定の機能に対する組合せロジックの応答を分析することを含め、テスト操作を
制御することである。
【0033】 メインコントローラはメインテストクロック信号BistClkを受信する。
メインコントローラは、出力バス54に沿って様々なスキャンチェーンにスキャ
ンテストベクトルを送り、入力バス56に沿ってスキャンチェーンから応答を受
け取る。メインコントローラは低速ドメインの補助コントローラとして働くこと
ができ、低速ドメイン14の各メモリ素子にSE入力への出力線58に沿ってス
キャンイネーブル信号SEを供給する。メインコントローラはまた、回路の他の
クロックドメインの各々のコンフィギュレーション制御信号も生成する。図1の
回路において、コントローラは、その関係する高速ドメインのメモリ素子を構成
する際に使用するために補助コントローラ52への出力線60に沿ってコンフィ
ギュレーション制御信号SE[2]を供給する。図1では、1つだけの付加的ま
たは高速ドメインが存在する。
【0034】 補助コントローラは、その関係するクロックドメインのメモリ素子のコンフィ
ギュレーションを制御し、メインテストコントローラによって供給されたコンフ
ィギュレーション制御信号に応答して適切なクロック信号をメモリ素子に適用す
る。以下でより完全に説明するように、補助テストコントローラは、テスト信号
の所定の数のビットを除く全てを高速スキャンチェーン32にシフトインし、キ
ャプチャされたデータをスキャンチェーンからシフトアウトするために、メイン
テストクロックを使用する。例示した例において、テスト信号の最後のビットを
除いた全ては、メインテストクロックの制御下でシフトインされる。補助テスト
コントローラは、最後のビットをローンチしキャプチャ操作を実行することを含
むキャプチャシーケンスを実行するために、所定のドメインクロック信号を使用
する。
【0035】 補助テストコントローラは3つの入力を有する。それらは、メインテストクロ
ック信号BistClk、メインコントローラからのコンフィギュレーション制
御信号SE[2]および、ソースドメインテストクロック信号ClockHS_
rawを受信する。従って、ドメインテストクロック信号はメインテストクロッ
ク信号BiskClkと非同期である。補助コントローラは、ローカルメモリ素
子コンフィギュレーション信号SEHSを生成し、メモリ素子の各々のSE入力
に適用するとともに、ドメインクロック信号ClockHSを生成し、その関係
するドメインのメモリ素子のクロック入力に適用する。メインテストクロック信
号およびドメインテストクロック信号の周波数は、回路の正常動作に影響を及ぼ
す回路の遅延欠陥がテスト中に検出できるように、回路の正常動作の間に使用さ
れる周波数とほぼ一致するように選択される。SEHS信号は、前述のスキャン
イネーブル信号および、低速ドメインのメモリ素子に適用されるスキャンイネー
ブル信号に対応する。
【0036】 アクティブのコンフィギュレーション制御信号SE[2]は、非同期クロック
ドメイン16のスキャンチェーンが、スキャンまたはシフトモードで構成され、
メインテストクロック信号から導出された第1のシフトクロック信号によってク
ロックされるはずであることを指示する。この信号は、テスト信号の一部がスキ
ャンチェーンにクロックインされる第1のテスト信号ロードシーケンスの初めに
アクティブにされる。アクティブ値からイナクティブ値へのコンフィギュレーシ
ョン制御信号の遷移は、ドメインテストクロック信号を用いて有効となりテスト
信号の残部がスキャンチェーンにロードされる、第2のロードシーケンスの開始
を指示する。第2のロードシーケンスは、動作の全サイクルについてクロックド
メインのスキャナブルメモリ素子をスキャンモードで構成し、ドメインクロック
信号の1つのアクティブエッジをクロック入力に適用することと、その後、スキ
ャナブルメモリ素子をキャプチャまたはノーマルモードで構成し、ドメインクロ
ックの1つのアクティブエッジをメモリ素子のクロック入力に適用することから
なる。図1の実施形態では、メモリ素子の動作の全サイクルを有効にするために
1つだけのアクティブエッジが必要とされるので、ドメインテストクロックの1
つだけのアクティブエッジが第2のシフトシーケンスの間に適用される。後述の
通り、マルチサイクルスキャンパスのソースであるメモリ素子は、動作の全サイ
クルを有効にするために複数のアクティブエッジを必要とする。この最終的なシ
フトサイクルは、高速クロックレートでテストデータをローンチするのに役立つ
【0037】 図2は、補助テストコントローラ52のより詳細な略ブロック図である。補助
テストコントローラは、制御信号生成回路70およびローカルクロック信号生成
回路72という2つのサブ回路より構成される。
【0038】 制御信号生成回路70は、クロックドメイン16のためのローカルスキャンイ
ネーブル信号SEHSを生成する。回路70は、ORゲート74および、高速ス
キャンイネーブル信号の現在状態を記憶し、ローカル高速クロック信号Cloc
kHSによって駆動されるメモリ素子76よりなる。高速スキャンイネーブル信
号SEHSは、ORゲートにおいて、メインテストコントローラから受信された
スキャンモード制御信号SE[2]とメモリ素子の現在状態を結合することによ
って生成される。アクティブコンフィギュレーション制御信号は、メモリ素子が
そのクロック入力でアクティブエッジを受信した後に、スキャンイネーブル信号
をアクティブにさせる。コンフィギュレーション制御信号がイナクティブである
場合、スキャンイネーブル信号はそのクロック入力における次のアクティブエッ
ジにおいて反転される。
【0039】 ローカルクロック信号生成回路72は、高速クロックドメイン16のためのド
メインクロック信号ClockHSを生成する。クロックドメイン16のメモリ
素子のクロック入力に適用されたクロック信号は、メインテストクロックおよび
ドメインテストクロック信号の合成である。第1のシフトシーケンスの間、メイ
ンテストクロック信号のクロックパルスをイネーブルにすることによってシフト
クロックが生成される。第2のシフトシーケンスの間に、ドメインテストクロッ
ク信号のクロックパルスをイネーブルにすることによって第2のシフトクロック
信号が生成される。制御信号SE[2]は、所与の時点にいずれのクロックがア
クティブであるかを決定する。
【0040】 ローカルクロック信号生成回路72は、インバータ82、BistClkによ
ってクロックされる透過ラッチ84、ORゲート86、ANDゲート88および
バッファ90よりなる第1の回路80を含む。インバータは、コンフィギュレー
ション制御信号SE[2]を受信し、それを反転し、反転信号を、同じくメイン
テストクロック信号BistClkをその他方の入力で受信するORゲート86
の1入力に適用する。ORゲートの出力は、ANDゲート88の1入力に適用さ
れるシフトクロック信号である。制御信号がアクティブである時、ラッチの出力
はイナクティブであり、従ってシフト信号はメインテストクロック信号である。
コンフィギュレーション制御信号がイナクティブになると、ラッチ84の出力は
アクティブになり、直ちにシフト信号に反映される。ANDゲートへの入力は、
シフトクロック信号および、後述する第2の回路から導出されるキャプチャクロ
ック信号である。上述の第2のシフトクロック信号に対応するキャプチャクロッ
ク信号は、コンフィギュレーション制御信号がアクティブである間、アクティブ
である。従って、第1のシフトクロック信号は、制御信号がアクティブである間
、ANDゲートを通過する。
【0041】 ANDゲート88の出力は、出力がローカル高速クロック信号ClockHS
であるバッファ90に適用される。バッファは、第2のクロックドメインにおけ
るメモリ素子の全てのクロック入力を駆動する。バッファは、クロック・スキュ
ーに関係する潜在的なタイミング問題を最小限にする。補助テストコントローラ
がクロックバッファを備えない場合、補助テストコントローラにクロックバッフ
ァの出力を接続し戻すために付加的な入力(図示せず)が要求される。
【0042】 ローカルクロック信号生成回路72は、メインテストクロック信号によってク
ロックされる遅延回路94、ドメインテストクロック信号によってクロックされ
る遷移検出器96およびリタイミングラッチ98、およびORゲート100より
なる、第2の回路92を含む。
【0043】 遅延回路94は、コンフィギュレーション制御信号を遅延させるためにメイン
テストクロック信号によってクロックされるメモリ素子(図示せず)よりなる。
クロック信号の立上りおよび立下りに応答して更新し得るメモリ素子を設けるこ
とによって、1/2、1、1+1/2...のクロックサイクルで制御信号を遅
延することが可能である。遅延は、ドメインテストクロック信号から導出される
キャプチャクロック信号が、コンフィギュレーション制御信号がイナクティブで
ある期間の周期のほぼ中間にアクティブになるように選択される。コンフィギュ
レーション制御信号は、ドメインテストクロックレートで最後のベクトルにシフ
トインするために、最後から2番目のシフトサイクルの後でかつ最後のシフトサ
イクルの前に、イナクティブになる。
【0044】 メインコントローラ50は、メインテストクロックの最後から2番目のシフト
サイクルの結果としてコンフィギュレーション制御信号SE[2]を非アクティ
ブ化する。しかし遷移は、最後のシフトサイクルが同期の低速ドメイン14で生
起した後まで遅延されなければならない。これにより、非同期の高速ドメインに
おけるテストベクトルのローンチおよびキャプチャが、全ての各ノーマルモード
インターバルが各ドメインテストクロックレートの最高のもので少なくとも1ク
ロックサイクルの間、時間的にオーバラップして、インターアクトの同期および
非同期のドメインの各スキャンチェーンのメモリ素子がノーマル動作モードでコ
アロジックによって相互接続されるオーバラッピングノーマルモードインターバ
ルの間に低速ドメインにおけるローンチおよびキャプチャと同時にまたはその結
果として生起することを保証する。わずか2つの非インターアクトドメインが存
在する図1に示された特定の回路では、キャプチャは、オーバラッピングノーマ
ルモードインターバルの間に実行される必要がない。遅延は、後述する遷移検出
器96によって導入される遅延を考慮しなければならない。
【0045】 図3は、制御信号の立下りを検出するために使用され得る遷移検出器96を例
示する。メインテストクロック信号およびドメインテストクロック信号は互いに
非同期であることができるので、メインテストクロックを用いて生成されるスキ
ャンモード制御信号は、ドメインテストクロックと同期化されなければならない
。これは、直列に接続された2つのメモリ素子102および104を用いて遅延
制御信号SEDをサンプリングすることによって行われる。通常、2つのメモリ
素子は、遅延制御信号が良好に同期化され、回路が準安定状態(metastable)に入
らないことを保証するために十分である。この同期化の方法は当該技術分野で公
知である。回路のこの第1の部分の出力は、同期化された遅延制御信号である。
【0046】 遷移検出器の第2の部分106は、検出された遷移に対応する、キャプチャク
ロックディスエーブル信号DISを生成する。回路のこの部分は、同期化された
遅延コンフィギュレーション制御信号を受信し、キャプチャシーケンスの時間を
規定する2つのメモリ素子108および110を含む。回路の第1の部分の出力
は、出力がNANDゲート114の1入力に適用されるインバータ112に適用
される。第2のメモリ素子110の出力は、NANDゲートの他方の入力に適用
される。遷移検出器の全てのメモリ素子は、ドメインテストクロック信号によっ
てクロックされる。
【0047】 図3のタイミング図は、遅延制御信号SED、ドメインクロック信号Cloc
kHSおよび信号DISを示している。DISの立下りは、素子102および1
04によるSEDのクロッキングによって生じる。DISの持続時間は素子10
8および110による同期化されたSED信号のクロッキングによって生じる。
DISは、シフト操作の間アクティブであり、キャプチャシーケンスの間イナク
ティブである。いくつかの回路は、(図7〜12の実施形態のように)3を超え
るクロックサイクルのDIS持続時間を必要とし得る。この信号のアクティブ値
は、キャプチャクロック信号をディスエーブルにし、イナクティブ値はそれをイ
ネーブルにする。イナクティブ値は、同期化された遅延制御信号のアクティブ値
からイナクティブ値への遷移に応答して生成される。イナクティブ値は所定数の
第2のクロックサイクルについて生成される。図示した例では、この数は2であ
り、第1のサイクルはメモリ素子からのテストベクトルをローンチし、第2のサ
イクルはテストベクトルに対する応答をキャプチャする。
【0048】 図4のタイミング図は、第2のスキャンインシーケンス、キャプチャサイクル
およびスキャンアウトシーケンスの初期部分の間のキー信号の関係を示す。例示
のために、ドメインテストクロック信号は、メインテストクロック信号より約8
倍高速であるように図示されている。
【0049】 図には示していないが、低速スキャンイネーブル信号SEおよび高速コンフィ
ギュレーション制御信号SE[2]は、メインテストクロックレートでPRPG
からクロックアウトされるスキャンテストベクトルと同期してスキャンインシー
ケンスの初めに同時にアクティブにされる。
【0050】 低速ドメインスキャンイネーブル信号SEは、それがスキャナブル回路につい
て通常であるように、メインテストクロック信号の1周期、キャプチャサイクル
についてイナクティブであると示されている。信号は、低速ドメインの最後のシ
フトサイクルの立上りの結果としてイナクティブになる。キャプチャ操作の直前
に実行される最後のシフトサイクルは、テストベクトルを回路の組合せ部にロー
ンチさせる。回路の組合せ部の応答はクロックの次のアクティブエッジでキャプ
チャされる。
【0051】 コンフィギュレーション制御信号SE[2]は、シフトクロックの2つのアク
ティブエッジを抑制するために、メインテストクロック信号の2つのクロックサ
イクルの間イナクティブである。制御信号は、最後から2番目のシフトサイクル
の立上りの結果としてイナクティブにされる。この実施形態において、制御信号
は、遅延回路に配置されメインテストクロックのポジティブエッジに応答する単
一のフリップフロップ(図示せず)を用いて遅延される。遅延された制御信号の
立下り遷移は、ドメインテストクロックから導出されるキャプチャクロックの2
クロックパルスを後に生成する遷移検出器によって検出される。これらの2つの
パルスは、1シフトサイクルおよびキャプチャサイクルよりなる第2のシフトシ
ーケンスが高速クロックドメイン16において生起するように開始させる。図4
より、高速ドメインにおけるローンチおよびキャプチャ操作間の時間は、ドメイ
ンテストクロックの周期に対応することがわかる。従って、高速クロックドメイ
ンにおける遅延故障は検出できる。
【0052】 図4は、キャプチャクロック信号がスキャンインおよびスキャンアウトサイク
ルの全てにわたってアクティブであり、高速ドメインにおけるテストベクトルの
ローンチおよびキャプチャを生じる2つのドメインテストクロックサイクルの間
イナクティブであることを示している。図4は、高速ドメインクロック信号Cl
ockHSがメインテストクロックおよびドメインテストクロックのどのような
合成であるかも示している。遅延が最後から2番目のシフトサイクルおよびキャ
プチャサイクルの後で起こっていることが特に指摘される。最後に、高速スキャ
ンイネーブル信号SEHSが、最後のシフトサイクル(ドメインクロックレート
で生じた第1のサイクル)の間アクティブであり、2つのサイクルの第2のもの
の間イナクティブであることが言及される。
【0053】 図2に示された回路は、4より大きいいずれかの周波数比(すなわち、メイン
テストクロック信号に対するドメインテストクロック信号の比)について良好に
動作するはずである。より小さい周波数比が要求される場合、有効シフトクロッ
ク周波数は、高速クロック周波数に関して4より大きい周波数比を維持するため
に低減されなければならない。これは、メインコントローラにより補助コントロ
ーラに供給されるクロック信号を調整することによって容易に達成される。メイ
ンテストコントローラは、低速クロックドメインの回路が依然メインテストクロ
ックレートでクロックされる必要があるので、複数の有効クロック周波数を取り
扱える必要がある。この状況に対処するには2つの方法が使用可能である。「デ
ィジタルシステムをテストするための複数クロックレートテスト装置」について
1994年9月20日発行のNadeau−Dostieらの米国特許第5,3
49,587号および、「ディジタル回路をスキャンテストするための方法およ
び装置」について1996年11月20日出願のNadeau−Dostieら
の米国特許出願第08/752,499号は、メインコントローラの設計におい
て使用することができ、両方とも参照によって本願に採り入れられる。両方の場
合において、有効クロック周波数は、メインテストコントローラに適用される基
準クロックの1/4とすることができる。これは、1以上のクロック周波数比が
取り扱えることを意味している。
【0054】 回路の個々の付加的な高速または非同期クロックドメインに関して補助テスト
コントローラが必要である。1つの補助テストコントローラと別のものとの唯一
の潜在的な相違は、異なる周波数比を考慮するためにコンフィギュレーション制
御信号SE[2]に適用される遅延の量である。
【0055】 (インターアクトクロックドメイン) 図5および6は、クロックドメイン境界を横断する信号経路に沿ってクロック
ドメインがインターアクトする回路を例示している。この回路は図1のものと同
様であるので、従って同一部分を指示するために同一参照符号が使用されている
。4つのスキャナブルメモリ素子120、122、124および126は、クロ
ックドメイン境界18を横断する2つの信号経路130および132を形成する
ために相互接続されている。信号経路130は高速クロックドメインから低速ク
ロックドメインに及ぶ。信号経路132は低速クロックドメインから高速クロッ
クドメインに及ぶ。各信号経路は、1つのドメインに配置され、別のドメインに
配置されたデスティネーションメモリ素子の入力と接続された出力を有するソー
スメモリ素子を含む。ソースメモリ素子の出力はいくつかのデスティネーション
メモリ素子に接続され得る。同様に、デスティネーションメモリ素子は複数のソ
ース素子からの入力を受信することができる。使用した方法は、参照により本願
に採り入れられる、「クロック・スキュー管理方法および装置」、1998年1
2月11日出願のNadeau−Dostieらの米国特許出願第09/209
,790号に記載のものと本質的に同じである。
【0056】 この方法の原理は、当該信号のソースであるスキャナブルメモリ素子がキャプ
チャするように構成されている場合、別のクロックドメインからの信号を受信す
るスキャナブルメモリ素子のキャプチャを抑制し、逆もまた同様にすることであ
る。キャプチャディスエーブル信号CD[O]およびCD[1]がキャプチャの
抑制を制御する。これらの信号は排他的であり、すなわち、スキャンチェーンに
シフトされたあらゆる任意のスキャンベクトルについて、1つだけのキャプチャ
ディスエーブル信号がイナクティブである。この単純な例において、2つのデス
ティネーションスキャナブルメモリ素子はCD[O]により制御され、2つのソ
ーススキャナブルメモリ素子はCD[1]により制御される。低速クロックドメ
インから高速クロックドメインへの信号経路132のソーススキャナブルメモリ
素子126は、デスティネーションスキャナブルメモリ素子122へ伝搬するた
めの付加的なセットアップ時間を信号に付与するために、低速クロックレートの
半分の実効クロックレートでクロックされる。これは、ソース素子126のCE
入力に適切なクロックイネーブル信号CEを適用することによって達成される。
ソーススキャナブルメモリ素子のキャプチャが抑制された場合、信号がデスティ
ネーションスキャナブルメモリ素子によって正しくキャプチャされることを保証
するために大きいホールド時間が与えられる。
【0057】 デスティネーションスキャナブルメモリ素子に伝搬するために十分なセットア
ップ時間を信号に付与する別の方法は、メインテストクロックの1/2サイクル
だけ補助テストコントローラのスキャンモード制御信号に課される遅延の量を増
大させることである。結果として得られるホールド時間は、多くの場合において
十分である。当業者は、クロック周波数、クロック分配ツリーの伝搬遅延および
信号経路伝搬時間の知識に基づき適切な方法を選択できるであろう。
【0058】 高速クロックドメインから低速クロックドメインへの信号経路130では、セ
ットアップおよびホールド時間は、図6において、メインテストクロックのほぼ
1クロック周期であると示されており、これはほとんどの場合において十分であ
る。適正でなければ、制御信号SE[2]に課される遅延を適宜増減するかまた
は、上記の場合におけるようにソーススキャナブルメモリ素子の実効シフトサイ
クル数を低減することができる。
【0059】 (マルチサイクルパス) 図7は、マルチサイクル信号経路を有する回路200の一部を例示する。回路
は、高速テストクロック信号ClockHSによってクロックされる2つのスキ
ャンチェーン202および204、メインBISTコントローラ210、および
2つのスキャンチェーンと関係する補助コントローラ212を含む。回路はただ
1つのクロックドメインを有する。図1〜6において例示されたような組合せロ
ジックおよび他の同期および非同期クロックドメインは、マルチサイクルパスの
特徴に焦点を当てるために図7では図示されない。
【0060】 メインコントローラ210は、メインテストクロック信号BistClkの制
御下で動作し、出力PRPGでテストベクトルを補助テストコントローラの対応
する入力に出力し、補助テストコントローラの出力からMISR入力において適
用されたテストベクトルに対する応答を受信し、クロックイネーブル信号CEE
、コンフィギュレーション制御信号SE[3]およびスキャンイネーブル信号S
Eを出力するものであり、それらの信号は図に示された場合には同期クロックド
メインのメモリ素子に適用されるであろう。補助テストコントローラ212は、
ドメインテストクロック信号ClockHS、ローカルクロックイネーブル信号
CEHS、ローカルスキャンイネーブル信号SEHSを供給し、テストベクトル
およびその応答を各々出力SIHSおよび入力SOHSにより処理し出力し、メ
インテストコントローラにより発行された制御信号に応答してテスト操作を制御
する。
【0061】 両方のスキャンチェーンはスキャナブルメモリ素子を含む。スキャンチェーン
204のメモリ素子は、図13に関して前述したものと同じかまたは類似の単サ
イクルパス素子である。スキャンチェーン202は、ソースマルチサイクルパス
であるメモリ素子よりなる。マルチサイクル信号経路は、ソース素子の出力から
デスティネーション素子の入力に伝搬するために複数のクロックサイクルを必要
とする信号経路である。ソースメモリ素子は通例、そこでクロックイネーブル信
号を受信するためのクロックイネーブル入力CEが設けられている。図14は、
そのようなメモリ素子のいくつかの可能なコンフィギュレーションの1つを例示
している。メモリ素子は、クロックイネーブル信号を処理するために付加的なマ
ルチプレクサが設けられていること以外、図13のそれと同様であることがわか
るであろう。アクティブのクロックイネーブル信号により、素子はそのクロック
入力に適用されたクロック信号に応答して正常に動作することが可能になる。イ
ナクティブのクロックイネーブル信号は、素子の動作をディスエーブルにし、素
子にその出力を一定に保たせる。これはマルチサイクルパスのソースである素子
にとって有益である。なぜなら、信号がマルチサイクルパスを経てそのデスティ
ネーションの入力に伝搬するために必要なクロックパルスの数について、素子を
ホールドモードで構成できるからである。2のマルチサイクルパスのソースであ
る素子において、クロックイネーブル信号は、適用されたクロック信号の1サイ
クルおきにイナクティブにされる。適用されたクロック信号の2つのサイクルが
、メモリ素子の動作の1つの全サイクルを構成している。4のマルチサイクルパ
スのソースである素子では、クロックイネーブル信号は適用されたクロック信号
のすべての4サイクルのうちの3つでイナクティブにされる。適用されたクロッ
ク信号の4つのサイクルが、メモリ素子の動作の1つの全サイクルを構成する。
【0062】 図7に例示された実施形態において、第1のスキャンチェーン202の素子の
各々は2のマルチサイクルパスのソースであり、すなわち、各自の出力における
信号が各自のデスティネーション素子の入力に伝搬するために2つのクロックサ
イクルが要求される。そのような各素子には、補助テストコントローラによって
出力されるクロックイネーブル信号CEHSを受信するクロックイネーブル入力
CEが設けられている。CEHSがアクティブである時、素子は各自のクロック
入力CKに適用されたクロック信号に応答して動作する。CEHSがイナクティ
ブである時には、素子はディスエーブルにされ、各自の出力を一定に保つ。ここ
で例示し説明した特定の事例において、CEHSは、適用されたクロック信号C
lockHSのクロックレートの1/2を有するクロック信号である。補助コン
トローラから出力されるクロックイネーブル信号CEHSは、メインテストコン
トローラによって出力されたクロックイネーブル信号CEE(クロックイネーブ
ルアーリー)に応答して生成される。CEEは、CEHS信号に1クロックサイ
クルの1/2だけ先行する。クロックイネーブル信号は、補助コントローラによ
って対処されなければならない複雑さを導入する。
【0063】 第2のスキャンパス204のメモリ素子は、単サイクルパスのソースである。
すなわち、各自の出力における信号が各自のデスティネーション素子の入力に伝
搬するために1クロックサイクルだけしか必要としない。
【0064】 メモリ素子を制御する方法は、マルチサイクルパスの数より1少ない分、コン
フィギュレーション制御信号が単サイクルパスメモリ素子より早くイナクティブ
にされる以外、前述の実施形態のものとほぼ同じである。第1のシフトクロック
信号はコンフィギュレーション制御信号の非アクティブ化と同時に抑制されて、
遅延コンフィギュレーション制御信号のアクティブ−イナクティブ遷移が検出さ
れるまで抑制され続ける。その時点で、ドメインテストクロック信号は、マルチ
サイクルパスの数に対応するクロック信号のアクティブエッジの数の間、アクテ
ィブにされる。クロックが抑制されている間、ロードされているスキャンテスト
ベクトルビットは、クロック信号が再びイネーブルになった時のロードのために
記憶される。記憶されるビットの数は、マルチサイクルパスの数より1少ない。
事例では、マルチサイクルパスの数は2であり、従って、最後から2番目のビッ
ト、1ビットが記憶される。
【0065】 クロックイネーブル信号は、メインコントローラによって生成され、メインテ
ストクロックに基づく。またコンフィギュレーション制御信号もメインコントロ
ーラから生じる。高速クロック信号は独立のソースから生じ、第2のシフトシー
ケンスの間における第2のシフトクロック信号および、キャプチャサイクルの間
におけるその信号を生成するために、補助コントローラによって使用される。
【0066】 図8は、補助テストコントローラ212の略ブロック図である。補助コントロ
ーラは、制御信号生成回路214、クロック信号生成回路216およびスキャン
パスリタイミング回路218を備える。
【0067】 制御信号生成回路214は、メインテストクロックと高速ドメインテストクロ
ックとの間に必要な同期を付与するために、メインコントローラによって供給さ
れたクロックイネーブルおよびスキャンイネーブル信号を修正する非同期インタ
フェースである。この回路の実施形態は図9に例示されている。
【0068】 図8に例示されたクロック信号生成回路は、マルチサイクルパスおよび単サイ
クルパスチェーン両方のメモリ素子のためのドメインテストクロック信号入力を
生成する。シフトクロック信号は、テストベクトルの所定数のビットを除く全て
のためのメインテストクロック信号または、それから導出される信号である。シ
フトクロック信号は、記憶されたテストベクトルビットをロードし、キャプチャ
操作を実行するためにメインテストクロック信号からドメインテストクロック信
号にスイッチされ、その後、キャプチャされたデータをシフトアウトするために
メインテストクロックにスイッチし戻される。
【0069】 図12に例示されたスキャンデータリタイミング回路218は、スキャンチェ
ーンにシフトインされたテストベクトルデータおよび、単サイクルパスチェーン
からメインコントローラにシフトアウトされる応答データのリタイミングを行う
【0070】 図8に例示されたクロック生成回路216は、図2に例示したものとほぼ同じ
であるので、従って同一構成要素を指示するために同一参照符号が使用されてい
る。しかし、遷移検出器は、テストベクトルデータおよび応答データを処理する
ために使用される信号を生成するために修正されている(後述する図10参照)
。所要の結果は、コンフィギュレーション制御信号SE[3]が非アクティブ化
および再アクティブ化されるタイミングの変更および遅延回路により付与される
遅延によって得られる。
【0071】 図9を参照すれば、制御信号生成回路214は、ドメインテストクロック信号
によってクロックされるDフリップフロップの形態の1対のリタイミング素子2
20および222、および連結されているロジック224から構成される。タイ
ミング素子220は、メインコントローラによって出力されるクロックイネーブ
ル信号CEEを受信し、高速クロックイネーブル信号CEHSを出力する。タイ
ミング素子222は、コンフィギュレーション制御信号SE[3]を受信し、高
速クロックイネーブル信号SEHSを出力する。ロジック224は、1対のOR
ゲート226および228ならびにインバータ230を含む。ORゲート226
は、タイミング素子220およびインバータ230の出力を受信し、その出力を
ORゲート228の1入力に適用する。ORゲート228の他方の入力はコンフ
ィギュレーション制御信号SE[3]である。ORゲート228の出力はタイミ
ング素子222の入力に適用される。
【0072】 高速スキャンイネーブル信号SEHSは、その間にキャプチャが実行されなけ
ればならない高速クロックサイクルを除き、全てのクロックサイクルについてア
クティブのままでなければならない。これは図9のタイミング図においてはっき
りと例示されており、図は高速スキャンイネーブル信号がスキャン制御信号のイ
ナクティブ周期のほぼ中間にあることも示している。SEHS信号は、SEHS
がアクティブになり、SE[3]およびCEHSがイナクティブになった後のク
ロックサイクルのアクティブエッジにおいてのみイナクティブになる。図9のタ
イミング図は、高速クロックイネーブル信号のアクティブおよびイナクティブ周
期の持続時間が高速ドメインクロック信号の変更に適応するためにどのように拡
張されるかを例示している。
【0073】 この回路に使用された遷移検出器は、遅延スキャン制御信号SEDを受信し、
信号DISを出力するという点で、図2のそれとほぼ同じである。しかし、この
検出器は付加的な信号SELも生成し、それは記憶されたテストベクトルビット
および入力テストベクトルビット間で選択するために使用される。SELがイナ
クティブである場合、記憶されたスキャンベクトルビットがスキャンベクトルス
トリームに注入され、アクティブの時には、入力スキャンベクトルビットがスト
リームに注入される。図10に示すように、遷移検出器は、直列に接続された2
つのメモリ素子102および104を含む。第2の素子の出力は、インバータ1
12および第3のメモリ素子232に適用される。インバータおよび第3の素子
の出力は、NANDゲート114の入力に適用される。NANDゲートの両方の
入力がアクティブである時、遷移が検出され、NANDゲートの出力はイナクテ
ィブになる。
【0074】 遷移検出器の第2の部分は、キャプチャクロック信号を非アクティブ化する信
号DISを生成し、信号の持続時間を規定する。回路のこの部分は、同期化され
た遅延コンフィギュレーション制御信号を受信する2つのメモリ素子108およ
び110を含む。全ての素子はドメインテストクロックによってクロックされる
。メモリ素子110およびインバータ114の出力は、第2のNANDゲート1
16に適用され、その出力は信号DISである。
【0075】 テストベクトルのローンチの前にシフトクロックが抑制されなければならない
ので、ロードされているプロセスの間にテストベクトルを記憶するための機構が
設けられなければならない。図11は、テストベクトルを記憶するための回路2
40を例示している。回路は、2つのメモリ素子242および244、ならびに
2つのマルチプレクサ246および248よりなる。PRPGバスからの入力ス
キャンベクトルデータは、マルチプレクサ246のハイ入力およびマルチプレク
サ248のロー入力に適用される。マルチプレクサ246への他方の入力はメモ
リ素子244の出力である。マルチプレクサ246のセレクタ入力は、前述のセ
レクタ信号SELである。マルチプレクサ246の出力は、高速スキャンチェー
ンの入力に適用される高速スキャンインデータストリームSIHSである。
【0076】 第2のマルチプレクサ248は、前述の通りメインコントローラのPRPGに
よって出力されたスキャンデータおよび、メモリ素子244のフィードバック出
力を受信し、その出力はメモリ素子244の入力に接続されている。マルチプレ
クサ248のセレクタ入力は、タイミング素子242の反転出力であるストア信
号STRである。タイミング素子への入力は、メインコントローラによって出力
されるクロックイネーブル信号CEEである。メモリ素子244およびタイミン
グ素子242は、メインテストクロック信号BistClkによってクロックさ
れる。
【0077】 ストア信号STRは、メインテストクロックのすべての第2サイクルであるク
ロックイネーブル信号がイナクティブである時にのみ、アクティブである。スト
ア信号がアクティブである時、メモリ素子の出力はその入力にフィードバックさ
れ、その値を一定に保つ。ストア信号がイナクティブである時には、テストデー
タビットがメモリ素子の入力に適用される。このようにして、回路は、その間に
メモリ素子がイナクティブであるそれらのサイクル(クロックイネーブルイナク
ティブ)を含む、テストクロックの2サイクルについてテストデータ値を保持す
る。ストア値は、SEL信号がイナクティブである時に注入される。マルチサイ
クルパスのサイクルの数が2である場合、CEE信号は、シフトシーケンスの最
後から2番目および最後のシフトサイクルの間、イナクティブにされる。一般的
な場合、CEE信号は、マルチサイクルパスの数より1少ない数のシフトサイク
ルおよびキャプチャサイクルについてイナクティブにされる。
【0078】 図11に示された特定の回路は、スキャンベクトルビットを記憶するために1
つのメモリ素子が設けられている。一般に、そのような1つのメモリ素子が、記
憶される各スキャンベクトルビットについて設けられる。
【0079】 図12は、マルチサイクルパスの数が2であるマルチサイクルパス環境のキー
信号を例示している。図12の上側部分の波形を参照すれば、コンフィギュレー
ション制御信号SE[3]は、縦の点線260によって指示されたキャプチャエ
ッジの前のシフトクロックの4番目のアクティブエッジの後に非アクティブ化さ
れ、キャプチャエッジの後に再アクティブ化されることが指摘される。第1のシ
フトクロック信号は、コンフィギュレーション制御信号がイナクティブになると
同時に抑制される。それは、遅延された同期化コンフィギュレーション制御信号
SE[3]がイナクティブになった(アクティブ−イナクティブ遷移が検出され
た)時にドメインテストクロックの3サイクルについて再アクティブ化され、そ
の後再びキャプチャエッジの後に抑制される。クロック信号はコンフィギュレー
ション制御信号がアクティブになるまで抑制され続け、それは前述の通りキャプ
チャエッジが生起した後である。ドメインクロック信号が再アクティブ化される
際、そのクロックレートは、メインテストクロック信号またはその派生物に対応
するドメインシフトクロック信号のそれである。
【0080】 シフトクロックの最後から2番目のエッジより前にClockHSが抑制され
ていることがわかるであろう。それは、前述のようにして記憶されなければなら
ないそのエッジと関係するデータである。従って、3つの高速エッジの第1のア
クティブエッジは記憶されたビットをロードし、第2のエッジはデータをローン
チし、第3のエッジはローンチされたテストデータに対する組合せロジックの応
答をキャプチャする。
【0081】 高速マルチサイクルパスチェーンにおいてキャプチャされたデータは、MIS
Rの入力に適用される。単サイクルパスチェーン出力は、他方の出力が接地GN
Dに接続することによってローに保たれているマルチプレクサ250の一方の入
力に適用される。セレクタ制御はコンフィギュレーション制御信号SE[3]で
ある。マルチプレクサの出力は、メインテストクロックによってクロックされる
リタイミング素子252の入力に適用される。リタイミング素子の出力はMIS
Rに適用される。
【0082】 一般的な回路は、上述の様々な形式の回路の全てまたはサブセット、すなわち
、非インターアクトの低速および高速ドメイン、インターアクトの低速および高
速ドメイン、および、各々が1つ以上のスキャンパスを有するマルチサイクルパ
スを備えるドメインを含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態に従った、非インターアクトの低速クロックドメインおよ
び高速クロックドメイン、メインテストコントローラおよび補助テストコントロ
ーラを有する回路を略示する。
【図2】 図1の補助テストコントローラのより詳細な図を略示する。
【図3】 図2の補助テストコントローラにおいて使用できる遷移検出器および信号タイ
ミング図を略示する。
【図4】 テストの間における多数のキー信号の状態を例示するタイミング図である。
【図5】 図1と図式的に同様であるが、本発明の第2の実施形態に従った、インターア
クトの低速クロックドメインおよび高速クロックドメイン、メインテストコント
ローラおよび補助テストコントローラを有する回路を例示する。
【図6】 図5の実施形態におけるキー信号の状態を示す図4と同様のタイミング図であ
る。
【図7】 図1および5と図式的に同様であるが、本発明の第3の実施形態に従った、単
サイクルパスのソースである回路素子よりなる1スキャンチェーンおよびマルチ
サイクルパスのソースである回路素子よりなるスキャンチェーンを備える低速ク
ロックドメインおよび高速クロックドメイン、メインテストコントローラおよび
補助テストコントローラを有する回路を例示する。
【図8】 図7の補助テストコントローラのより詳細な図を略示する。
【図9】 図8の補助テストコントローラにおいて使用できる遷移検出器および信号タイ
ミング図を略示する。
【図10】 マルチサイクルパスをサポートするために必要なドメインスキャンイネーブル
信号およびクロックイネーブル信号の生成のための回路および信号タイミング図
を略示する。
【図11】 マルチサイクルパスを有する回路のためのスキャンテストパスデータをリタイ
ミングするための回路および信号タイミング図を略示する。
【図12】 マルチサイクルパスを有する回路のテストの間における多数のキー信号の状態
を例示するタイミング図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 バック、デイビッド、ピー. アメリカ合衆国 94121 カリフォルニア 州 サンフランシスコ サーティサード アベニュー 666 Fターム(参考) 2G132 AA00 AA01 AB01 AC14 AD06 AG01 AG02 AG06 AG08 AK07 AK13 AK14 AK23 AK24 AK29 AL09 AL11 AL16 5L106 DD08 DD11 DD21 GG03 【要約の続き】 ドメインについて、テスト信号の所定数のビットを除く メインテストクロック信号から導出された第1のドメイ ンシフトクロックレートでクロックした後、テスト信号 の所定数のビットをドメインテストクロックレートに対 応する第2のドメインシフトクロックレートでクロック する、ことを含む。該方法は、さらに、各々のスキャン チェーンのメモリ素子がノーマル動作モードでコアロジ ックによって相互接続されるノーマルモードに、各々の スキャンチェーンのメモリ素子を構成し、各々のドメイ ンテストクロックレートで、少なくとも1クロックサイ クル、各々のスキャンチェーンの各々のメモリ素子をク ロックし、メモリ素子をスキャンモードで構成し、各々 のスキャンアウトインターバルの間に各々のドメインシ フトクロックレートでスキャンチェーンの各々のテスト 応答パターン出力をクロックする。全ての各々のスキャ ンアウトインターバルは複数のクロックサイクルの間、 各々のクロックレートの最高レートで時間的にオーバラ ップしている。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ以上のクロックドメインを有する回路を、各々のドメイ
    ンテストクロックレートでメインテストクロック信号の制御下でテストする方法
    であって、 前記回路はコアロジックと、複数のスキャナブルメモリ素子とを有し、 前記スキャナブルメモリ素子の各々は、クロック入力、前記コアロジックの出
    力と接続された入力、および/または、前記コアロジックへの入力と接続された
    出力を有し、 前記メモリ素子が各々の前記ドメインにおける1つ以上のスキャンチェーンを
    規定するために接続されるスキャンモード、および、前記メモリ素子がノーマル
    動作モードで前記コアロジックと接続されるノーマルモードに、構成可能であり
    、 前記方法は、 前記メモリ素子をスキャンモードで構成し、 テスト信号を各々の前記クロックドメインの各々のスキャンチェーンに同時に
    クロックし、該クロックは、 前記メインテストクロック信号に同期しているドメインテストクロック信号 を有する各クロックドメインについて、前記テスト信号を前記メインテストク ロック信号から導出されたシフトクロックレートでクロックし、 前記メインテストクロック信号に非同期であるドメインテストクロック信号 を有する各クロックドメインについて、前記テスト信号の所定数のビットを除 く全てを前記メインテストクロック信号から導出された第1のドメインシフト クロックレートでクロックした後、前記テスト信号の前記所定数のビットを前 記ドメインテストクロックレートに対応する第2のドメインシフトクロックレ ートでクロックする、 ことを含んで、クロックし、 各々のスキャンチェーンのメモリ素子がノーマル動作モードで前記コアロジッ
    クによって相互接続されるノーマルモードに、各スキャンチェーンの前記メモリ
    素子を構成し、 各々のドメインテストクロックレートでその少なくとも1クロックサイクルの
    間、各々のスキャンチェーンの各々のメモリ素子をクロックし、 前記メモリ素子をスキャンモードで構成し、 各々のスキャンアウトインターバルの間に各々のドメインシフトクロックレー
    トでスキャンチェーンの各々のテスト応答パターンをクロックアウトし、 全ての各々のスキャンアウトインターバルは複数のクロックサイクルの間、各
    々のクロックレートの最高のレートで時間的にオーバラップしている、 方法。
  2. 【請求項2】 同期および非同期ドメインのインターアクトを行うために、
    各々のスキャンチェーンの前記メモリ素子をノーマルモードに構成することは、 インターアクトを行う同期および非同期ドメインの各前記スキャンチェーンの
    メモリ素子がノーマル動作モードで前記コアロジックによって相互接続されるオ
    ーバラッピングノーマルモードインターバルの間に、インターアクトを行う同期
    および非同期ドメインの各スキャンチェーンの前記メモリ素子を、ノーマルモー
    ドに構成することを含み、 全ての各々のノーマルモードインターバルは、前記メモリ素子によってキャプ
    チャされる値が前記メモリ素子にシフトされたテストデータの組合せ関数である
    ように時間的にオーバラップしている、 請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 1対のクロックドメイン間のクロックドメイン境界を横断す
    る各々の信号経路について、異なるドメインにおいて、各々連結されているデス
    ティネーションまたはソースメモリ素子が、前記ノーマルモードでキャプチャを
    実行するように構成されている場合、横断境界信号のソースまたはデスティネー
    ションであるメモリ素子のキャプチャを抑制する、ことをさらに含む請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 マルチサイクル信号経路のソースであるメモリ素子を有する
    各々のクロックドメインについて、前記所定数のビットは前記マルチサイクル信
    号経路のサイクルの数であり、テスト信号を同時にクロックするステップは、前
    記所定数のビットの最後のものを除く全てを記憶し、後に、前記ビットの最後の
    ものをクロックインする直前に前記第2のドメインシフトクロックレートで記憶
    されたビットをクロックする、ことを含む請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 テスト信号をクロックする前記ステップは、 各々の非同期ドメインにおいて、前記テスト信号の所定数のビットを除く前記
    全てのクロッキングの完了時に前記メモリ素子のクロック入力に適用されたクロ
    ック信号を抑制し、 前記ノーマルモードサイクルの前に、前記ドメインテストクロック信号の所定
    数のクロックサイクルの間、前記クロック信号を再アクティブ化させる、 ことを含む請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 記憶されるビットの所定の数が前記マルチサイクル信号経路
    のサイクルの数より1少ない、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 各々の前記非同期クロックドメインについてドメインコンフ
    ィギュレーション制御信号を生成し、 個々の同時クロッキング動作の初めに前記制御信号をアクティブにし、 各々の前記メモリ素子でのテストベクトルのローンチの前に前記制御信号を所
    定数のクロックサイクル非アクティブ化する、 ことをさらに含む請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 各々の非同期クロックドメインについて、 ドメインクロック信号として動作可能なドメインテストクロック信号を供給し
    、 前記メモリ素子をスキャンモードで構成するために前記制御信号がアクティブ
    である時には前記ドメインの前記メモリ素子のスキャンイネーブル入力にアクテ
    ィブのドメインスキャンイネーブル信号を適用し、 前記ドメイン制御信号のアクティブからイナクティブへの遷移を検出し、 前記遷移の検出の結果として前記第1のドメインシフトクロック信号を前記第
    2のドメインシフトクロック信号と交替し、 前記メモリ素子をノーマルモードに構成するために前記遷移の検出の結果とし
    て前記ドメインの前記メモリ素子の前記スキャンイネーブル入力にイナクティブ
    のドメインスキャンイネーブル信号を適用する、 ことをさらに含む請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 所定の遅延期間、前記遷移の検出を遅延する、ことをさらに
    含む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 第1および第2のドメインシフトクロックレートのクロッ
    クレートの比が2以上である、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 2つ以上のクロックドメインを有する回路を、各々のドメ
    インテストクロックレートでメインテストクロック信号の制御下でテストする方
    法であって、 前記回路はコアロジックと、複数のスキャナブルメモリ素子とを有し、 各々のスキャナブルメモリ素子は、クロック入力、前記コアロジックの出力と
    接続された入力、および/または、前記コアロジックへの入力と接続された出力
    を有し、 前記メモリ素子が各前記ドメインにおける1つ以上のスキャンチェーンを規定
    するために接続されるスキャンモード、および、前記メモリ素子がノーマル動作
    モードで前記コアロジックと接続されるノーマルモードに構成可能であり、 前記方法は、 前記メモリ素子をスキャンモードで構成し、 該構成することは、 各々のドメインテストクロック信号が前記メインテストクロック信号に同期 している各々の同期ドメインについて、アクティブのメモリ素子コンフィギュ レーション信号を生成し、前記同期ドメインのメモリ素子に適用し、 該ドメインテストクロック信号が前記メインテストクロック信号に非同期で ある各々の非同期クロックドメインについて、アクティブのコンフィギュレー ション制御信号を生成し、アクティブのメモリ素子スキャンモードコンフィギ ュレーション信号を生成し、前記メモリ素子コンフィギュレーション信号を前 記メモリ素子に適用する、 ことを含んで、構成し、 テスト信号を各前記クロックドメインの各スキャンチェーンに同時にクロック
    し、 該クロックすることは、 各々の同期ドメインについて、前記メインテストクロック信号から導出され たドメインシフトクロックレートで前記テスト信号をクロックし、 各々の非同期クロックドメインについて、 各々の第1および第2のドメインシフトクロック信号を生成し、 前記第1のドメインシフトクロック信号は前記メインテストクロック信 号から導出され、前記第2のドメインシフトクロック信号は前記各ドメイ ンテストクロック信号から導出され、 ドメインクロック信号として前記第1のドメインシフトクロック信号を選 択し、 前記テスト信号の所定数のビットを除く全てを前記ドメインクロック信号 の制御下でクロックし、 イナクティブのコンフィギュレーション制御信号を生成し、 前記イナクティブコンフィギュレーション制御信号に応答して、所定のタ イム・インターバルについて前記ドメインクロック信号を抑制し、 前記ドメインクロック信号として前記第2のドメインシフトクロック信号 を選択し、 前記ドメインクロック信号をアクティブにし、前記ドメインクロック信号 の制御下で前記テスト信号の前記所定数のビットをクロックする、 ことを含み、 各々のスキャンチェーンのメモリ素子がノーマル動作モードで前記コアロジッ
    クによって相互接続され、全ての各々のノーマルモードインターバルは、前記メ
    モリ素子によってキャプチャされる値が、前記メモリ素子にシフトされたテスト
    データの組合せ関数であるように時間的にオーバラップしている、オーバラッピ
    ングノーマルモードインターバルの間に各スキャンチェーンの前記メモリ素子を
    ノーマルモードに構成し、 前記メモリ素子をスキャンモードに構成し、 該構成することは、 各々の非同期クロックドメインについて、アクティブのコンフィギュレーシ ョン制御信号を生成し、アクティブのメモリ素子スキャンモードコンフィギュ レーション信号を生成し、前記メモリ素子コンフィギュレーション信号を前記 メモリ素子に適用し、 各々の同期ドメインについて、アクティブのメモリ素子コンフィギュレーシ ョン信号を生成し、前記同期ドメインのメモリ素子に適用する、 ことを含み、 少なくとも1クロックサイクルの間、各々のドメインテストクロックレートで
    各々のスキャンチェーンの各メモリ素子をクロックし、 スキャンチェーンの各々からテスト応答パターンをクロックアウトし、 該クロックアウトすることは、 各々の非同期クロックドメインについて、前記第1のドメインシフトクロッ ク信号の制御下で前記テスト応答パターンをクロックし、 各々の同期クロックドメインについて、クロックテスト応答パターンを各々 のドメインシフトクロック信号の制御下でクロックする、 ことを含み、 各々の前記クロックドメインからの前記テスト応答パターンを分析する、 方法。
  12. 【請求項12】 単サイクルスキャンパスでは、ビットの前記所定の数は1
    であり、マルチサイクル信号経路のソースであるメモリ素子を有するマルチサイ
    クルスキャンパスでは、ビットの前記所定の数は、前記コアロジックを伝搬する
    ために最長マルチサイクルパスによって要求されるサイクルの数の関数である、
    請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記メモリ素子をスキャンモードに構成する前記ステップ
    は、 各々のクロックドメインについてコンフィギュレーション制御信号を生成し、
    前記各々のクロックドメインの各々のメモリ素子にアクティブのスキャンイネ
    ーブル信号を適用し、前記メモリ素子のクロック入力に前記ドメインシフトクロ
    ック信号を選択的に適用することによってアクティブのコンフィギュレーション
    制御信号に応答する、 ことを含み、 前記テスト信号を同時にクロックすることは、前記コンフィギュレーション制
    御信号がアクティブである間に前記テスト信号のビットをシフトすること、を含
    み、 マルチサイクル信号経路のソースである素子を含まないクロックドメインにお
    いて前記クロックシーケンスの最後から2番目のサイクルでイナクティブのコン
    フィギュレーション制御信号を生成し、マルチサイクル信号経路のソースである
    素子を含むクロックドメインにおいてキャプチャサイクルの前に第3のサイクル
    でイナクティブのコンフィギュレーション制御信号を生成し、 前記制御信号のアクティブからイナクティブへの遷移を検出するために前記各
    ドメインテストクロック信号のクロックレートで前記コンフィギュレーション制
    御信号を連続的にサンプリングし、 前記テストベクトルが前記メモリ素子からローンチされるサイクルまで前記遷
    移が検出された時にメモリ素子に適用されるクロック信号を抑制し、 前記スキャンチェーンからのテスト応答パターンを同時にクロックアウトする
    前記ステップは、 アクティブのコンフィギュレーション制御信号を生成し、 アクティブのスキャンイネーブル信号を生成し、前記メモリ素子のスキャン イネーブル入力に適用し、さらに前記各々のシフトクロック信号を前記メモリ 素子のクロック入力に適用することによってアクティブのコンフィギュレーシ ョン制御信号に応答する、 ことを含む請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 コアロジック回路および各々のドメインクロックレートで
    動作可能な2つ以上のクロックドメインを有する集積回路をテストする際に使用
    するテストコントローラであって、 各クロックドメインは、各々がクロック入力、前記コアロジックの出力と接続
    された入力、および/または、前記コアロジックへの入力と接続された出力を有
    する、複数のスキャナブルメモリ素子を有し、 前記メモリ素子が各前記ドメインにおける1つ以上のスキャンチェーンを規定
    するために接続されるスキャンモード、および、前記メモリ素子がノーマル動作
    モードで前記コアロジックと接続されるノーマルモードにおいて構成可能であり
    、 前記テストコントローラが、 メインテストクロック信号の制御下で回路テスト操作を制御するメインテス トコントローラであって、 該メインテストコントローラは、 各クロックドメインの各スキャンチェーンにテスト信号を同時にロードし 、各ドメインシフトクロックレートで各前記スキャンチェーンから応答デー タを受信し、 各クロックドメインについて前記メインテストクロック信号から導出され る各ドメインシフトクロック信号を生成し、 各同期クロックドメインについてモード制御信号を生成し、 ドメインテストクロック信号が前記メインテストクロック信号に関して非 同期である各非同期クロックドメインについて各々のドメインコンフィギュ レーション制御信号を生成する、 ように動作可能である、 該メインテストコントローラと、 各々の前記非同期クロックドメインと連結され、前記メインテストコントロー
    ラの制御下でテスト操作を制御する補助テストコントローラであって、 該各々の補助テストコントローラは、 前記各々のドメインコンフィギュレーション制御信号がアクティブである時 には前記各ドメインシフトクロック信号から導出され、前記ドメインコンフィ ギュレーション制御信号がイナクティブである時には前記ドメインテストクロ ック信号から導出される、メモリ素子クロック信号を生成する、 ように動作可能であり、 該各々の補助テストコントローラは、 前記メモリ素子を前記スキャンモードまたは前記ノーマルモードに構成す るために動作可能なメモリ素子コンフィギュレーション信号を生成すること によって前記各コンフィギュレーション制御信号に応答するものである、 補助テストコントローラと、 を有するテストコントローラ。
  15. 【請求項15】 前記メインテストコントローラは、テスト信号ロードシー
    ケンスおよび応答データアンロードシーケンスの初めに各非同期クロックドメイ
    ンについてアクティブのコンフィギュレーション制御信号を生成し、キャプチャ
    サイクルの前に、前記各ドメインシフトクロック信号の所定数のクロックサイク
    ルの間イナクティブのコンフィギュレーション制御信号を生成し、 各々の前記補助テストコントローラは、前記メモリ素子をスキャンモードに構
    成するために各自のクロックドメインの各メモリ素子に1つ以上のローカルコン
    フィギュレーション信号を適用し、前記メモリ素子のクロック入力に前記ドメイ
    ンシフトクロック信号を適用することによってアクティブのコンフィギュレーシ
    ョン制御信号に応答し、 各々の前記補助テストコントローラは、前記メモリ素子に適用されたクロック
    信号を所定の期間抑制し、前記コンフィギュレーション制御信号のアクティブか
    らイナクティブへの遷移を検出し、前記遷移の検出時に前記各々のドメインテス
    トクロック信号の所定数のアクティブエッジを前記メモリ素子のクロック入力に
    適用し、前記テストベクトルに対する応答をキャプチャするために前記メモリ素
    子をノーマルモードで構成するために前記所定数のアクティブエッジの最後のも
    のの前にローカルコンフィギュレーション制御信号を前記メモリ素子に適用し、
    その後、前記メモリ素子のクロック入力に適用されたクロック信号を抑制するこ
    とによって、イナクティブのコンフィギュレーション制御信号に応答する、 請求項14に記載のテストコントローラ。
  16. 【請求項16】 各々の前記補助テストコントローラは、 前記コンフィギュレーション制御信号および前記ドメインテストクロック信号
    に応答し、前記メモリ素子をスキャンモードまたはノーマルモードに構成するた
    めにメモリ素子コンフィギュレーション制御信号を生成するための第1の手段と
    、 前記コンフィギュレーション制御信号、前記各ドメインシフトクロック信号お
    よび前記ドメインテストクロック信号に応答し、前記ドメインシフトクロック信
    号および前記ドメインテストクロック信号の一方を連結しているメモリ素子のク
    ロック入力に選択的に適用するための第2の手段と、 前記コンフィギュレーション制御信号のアクティブからイナクティブへの遷移
    を検出するための、前記ドメインテストクロック信号を選択することによって検
    出された遷移に応答する第3の手段と、 を含む請求項14に記載のテストコントローラ。
  17. 【請求項17】 前記第3の手段への前記コンフィギュレーション制御信号
    の適用を所定の期間遅延するための第4の手段をさらに含む、請求項16に記載
    のテストコントローラ。
  18. 【請求項18】 前記第3の手段は、前記ドメインテストクロック信号の所
    定数のアクティブクロックエッジだけを前記メモリ素子に適用するように動作可
    能である、請求項16に記載のテストコントローラ。
  19. 【請求項19】 前記メインコントローラは、単サイクルパスクロックドメ
    インにおけるロードシーケンスの前記ドメインシフトクロック信号の最後から2
    番目のエッジの結果としてイナクティブのコンフィギュレーション制御信号を生
    成する、請求項15に記載のテストコントローラ。
  20. 【請求項20】 前記メインコントローラは、マルチサイクル信号経路のソ
    ースであるメモリ素子を有するクロックドメインにおけるロードシーケンスの前
    記ドメインシフトクロック信号の所定のエッジの結果としてイナクティブのコン
    フィギュレーション制御信号を生成し、前記所定のエッジは、テストベクトルビ
    ットのローンチの前の前記マルチサイクル信号経路のサイクルの数である、請求
    項15に記載のテストコントローラ。
  21. 【請求項21】 メモリ素子がマルチサイクル信号経路のソースであるスキ
    ャンパスを制御する各々の補助テストコントローラが、前記クロック信号が抑制
    されている間、スキャンパスに沿って送信されるテストベクトルビットを記憶す
    る記憶手段をさらに含む、請求項20に記載のテストコントローラ。
  22. 【請求項22】 前記第1の手段が、前記コンフィギュレーション制御信号
    をリタイミングしローカルスキャンイネーブル信号を出力するための、前記ドメ
    インテストクロック信号によってクロックされるリタイミング手段を含む、請求
    項16に記載のテストコントローラ。
  23. 【請求項23】 前記第1の手段が、前記メインコントローラからのクロッ
    クイネーブル信号をリタイミングしローカルクロックイネーブル信号を出力する
    ための、前記ドメインテストクロック信号によってクロックされるリタイミング
    手段を含む、請求項16に記載のテストコントローラ。
  24. 【請求項24】 前記補助テストコントローラは、ローカルクロック信号を
    生成し、前記メモリ素子のクロック入力に適用するクロック信号生成回路を含み
    、 前記クロック信号生成回路は、 シフトクロック生成回路であって、 前記コンフィギュレーション制御信号を受信し、反転コンフィギュレーシ ョン制御信号を出力するインバータと、 前記ドメインシフトクロック信号によってクロックされ、前記反転コンフ ィギュレーション制御信号をリタイミングするリタイミング素子と、 前記反転コンフィギュレーション制御信号および前記各ドメインシフトク ロック信号を受信し、シフトクロック信号を生成するORゲートと、 を含む、該シフトクロック生成回路と、 キャプチャクロック信号生成回路であって、 前記遅延コンフィギュレーション制御信号のアクティブ−イナクティブ遷移 を検出し、キャプチャクロックディスエーブル信号を生成する遷移検出器と、 ソースドメインクロック信号によってクロックされ、リタイムドキャプチャ クロックディスエーブル信号を生成するリタイミング素子と、 キャプチャクロック信号を生成するために前記リタイムドキャプチャクロッ クディスエーブル信号および前記ソースドメインクロック信号を受信するOR ゲートと、 を含む、該キャプチャクロック信号生成回路と、 前記シフトクロック信号および前記キャプチャクロック信号を受信し、前記ロ
    ーカルクロック信号を出力するANDゲートと、 を含む、請求項14に記載のテストコントローラ。
  25. 【請求項25】 前記キャプチャクロック信号生成回路は、 前記各々のドメインシフトクロック信号によってクロックされ、前記コンフィ
    ギュレーション制御信号を受信し遅延コンフィギュレーション制御信号を生成す
    る遅延回路、 をさらに含む請求項24に記載のテストコントローラ。
  26. 【請求項26】 前記遷移検出器は、前記キャプチャクロック信号の持続時
    間を規定するためのタイミング手段を含む、請求項24に記載のテストコントロ
    ーラ。
  27. 【請求項27】 前記補助テストコントローラはマルチサイクル信号経路の
    ソースであるメモリ素子を有するクロックドメインを制御するように動作可能で
    あり、 メモリ素子コンフィギュレーション制御信号を生成し前記メモリ素子に適用す
    るメモリ素子制御信号生成回路と、 前記コンフィギュレーション制御信号、前記ドメインシフト制御信号およびソ
    ースドメインクロック信号に応答してドメインクロック信号を生成し、前記メモ
    リ素子のクロック入力に適用するメモリ素子クロック信号生成回路と、 前記メインテストコントローラによって出力されるテスト信号および前記テス
    ト信号に応答してキャプチャされたデータをリタイミングする、スキャンパスリ
    タイミング回路と、 を含む請求項14に記載のテストコントローラ。
  28. 【請求項28】 前記メインテストコントローラは前記ドメインシフトクロ
    ック信号の制御下でクロックイネーブル信号を生成し、 前記メモリ素子制御信号生成回路は、 ドメインクロック信号によってクロックされ、前記クロックイネーブル信号 をリタイミングしリタイムドクロックイネーブル信号を出力する第1のリタイ ミング回路と、 ドメインテストクロック信号によってクロックされ、前記メモリ素子にスキ ャンモード制御信号を出力するために前記コンフィギュレーション制御信号を リタイミングする第2のリタイミング回路と、 を含む請求項27に記載のテストコントローラ。
  29. 【請求項29】 前記メインテストコントローラは前記ドメインシフトクロ
    ック信号の制御下でクロックイネーブル信号を生成し、 前記スキャンパスリタイミング回路はテスト信号リタイミング回路を含み、 該テスト信号リタイミング回路は、 前記ドメインシフトクロック信号によってクロックされ、前記テスト信号か らのデータビットを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段の入力と接続された出力、前記テスト信号を受信するための第 1の入力および前記記憶手段の出力を受信するための第2の入力を有しており 、また、前記第1および第2の入力の一方を前記記憶手段の入力に選択的に適 用するためのデータソース選択制御信号を有する、第1のセレクタ手段と、 前記ドメインのスキャンチェーンと接続された出力、前記テスト信号を受信 するための第1の入力、前記記憶手段の出力を受信するための第2の入力およ び前記第2のセレクタ手段の入力の1つを前記第2のセレクタ手段の出力に選 択的に適用するためのデータソース選択制御信号を受信するための第3の入力 を有する、第2のセレクタ手段と、 前記データソース選択制御信号を生成する、前記クロックイネーブル信号に 応答する手段と、 を含む、請求項27に記載のテストコントローラ。
  30. 【請求項30】 前記スキャンパスリタイミング回路は、並行マルチサイク
    ル信号経路スキャンパスを有するクロックドメインにおいて単サイクルパスのソ
    ースであるメモリ素子を有するスキャンパスのためのキャプチャデータリタイミ
    ング回路を備えており、 前記リタイミング回路は、 単サイクル信号経路スキャンパスのスキャン出力を受信するための第1の入 力、固定値の信号を受信するための第2の入力および前記コンフィギュレーシ ョン制御信号を受信するためのセレクタ入力を有しており、前記入力の1つを 前記セレクタ手段の出力と接続させるように動作可能であるセレクタ手段と、 前記セレクタ手段の出力を前記ドメインシフトクロック信号の制御下でリタ イミングするリタイミング素子と、 を含む、請求項27に記載のテストコントローラ。
  31. 【請求項31】 コアロジック回路および各々のドメインクロックレートで
    動作可能な2つ以上のクロックドメインを有する集積回路をテストする際に使用
    するためのテストコントローラであって、 各クロックドメインは、各々がクロック入力、前記コアロジックの出力と接続
    された入力および/または前記コアロジックへの入力と接続された出力を有する
    複数のスキャナブルメモリ素子を有し、 前記メモリ素子は各々の前記ドメインにおける1つ以上のスキャンチェーンを
    規定するために接続されるスキャンモード、および、前記メモリ素子がノーマル
    動作モードで前記コアロジックと接続されるノーマルモードにおいて構成可能で
    あり、 前記テストコントローラは、 メインテストクロック信号の制御下で回路テスト操作を制御するメインテス トコントローラと、 各々の非同期クロックドメインと連結され、テスト操作を制御する補助テス トコントローラであって、各々の前記補助テストコントローラは前記メインコ ントローラからの各ドメインシフトクロック信号および各ドメインテストクロ ック信号を受信する、該補助テストコントローラと、 を有し、 前記メインテストコントローラは、 各々のクロックドメインの各々のスキャンチェーンについてテスト信号を 同時に生成する、前記メインテストクロック信号の制御下で動作可能な疑似 ランダムパターンジェネレータと、 各々のスキャンチェーンからの応答データを受信および分析する、前記メ インテストクロック信号の制御下で動作可能な複数入力シグネチャ分析器と 、 各々のクロックドメインについて前記メインテストクロック信号から導出 されるドメインシフトクロック信号を生成する回路と、 各々の前記クロックドメインについてコンフィギュレーション制御信号を 生成する回路と、 を含み、 前記補助テストコントローラは、 前記コンフィギュレーション制御信号に応答し、前記メモリ素子をスキャ ンモードまたはノーマルモードに構成するためのメモリ素子コンフィギュレ ーション信号を生成する手段と、 ローカルクロック信号を生成し前記メモリ素子のクロック入力に適用する クロック信号生成回路と、 を含み、 前記クロック信号生成回路は、 前記コンフィギュレーション制御信号および前記各ドメインシフトクロ ック信号に応答し、前記各ドメインシフトクロック信号に対応するシフト クロック信号を生成するシフトクロック生成回路と、 前記コンフィギュレーション制御信号および前記所定のドメインクロッ ク信号に応答し前記各ドメインテストクロック信号に対応するキャプチャ クロック信号を生成するキャプチャクロック信号生成回路と、 前記シフトクロック信号および前記キャプチャクロックを受信し、前記 シフトおよびキャプチャクロック信号の一方を前記ローカルクロック信号 として選択的に出力する手段と、 を含む、 テストコントローラ。
  32. 【請求項32】 前記シフトクロック生成回路は、 前記コンフィギュレーション制御信号を受信し、反転コンフィギュレーション
    制御信号を出力するインバータと、 前記ドメインシフトクロック信号によってクロックされ、前記反転コンフィギ
    ュレーション制御信号をリタイミングするリタイミング素子と、 前記反転コンフィギュレーション制御信号および前記ドメインシフトクロック
    信号を受信し、前記シフトクロックを生成するORゲートと、 を含む、請求項31に記載のテストコントローラ。
  33. 【請求項33】 前記キャプチャクロック信号生成回路は、 前記ドメインシフトクロック信号によってクロックされ、前記コンフィギュレ
    ーション制御信号を受信し、遅延されたコンフィギュレーション制御信号を生成
    する遅延回路と、 前記遅延コンフィギュレーション制御信号のアクティブ−イナクティブ遷移を
    検出し、キャプチャクロックディスエーブル信号を生成する遷移検出器と、 ソースドメインクロック信号によってクロックされ、リタイムドキャプチャク
    ロックディスエーブル信号を生成するリタイミング素子と、 キャプチャクロック信号を生成するために前記リタイムドキャプチャクロック
    ディスエーブル信号および前記ソースドメインクロック信号を受信するORゲー
    トと、 を含む、請求項32に記載のテストコントローラ。
  34. 【請求項34】 コアロジック回路および各々のドメインクロックレートで
    動作可能な2つ以上のクロックドメインを有する集積回路をテストするテストコ
    ントローラにおいて、 各クロックドメインは、各々がクロック入力、前記コアロジックの出力と接続
    された入力および/または前記コアロジックへの入力と接続された出力を有する
    複数のスキャナブルメモリ素子を有し、 前記メモリ素子が各前記ドメインにおける1つ以上のスキャンチェーンを規定
    するために接続されるスキャンモード、および、前記メモリ素子がノーマル動作
    モードで前記コアロジックと接続されるノーマルモードにおいて構成可能であり
    、 改良が、 メインテストクロック信号の制御下で回路テスト操作を制御し、そのドメイ ンテストクロック信号が前記メインテストクロック信号に関して同期している 同期クロックドメインのテストを制御するメインコントローラであって、各々 のクロックドメインについて前記メインテストクロック信号から導出される各 々のシフトクロック信号および、前記回路の各非同期クロックドメインについ てコンフィギュレーション制御信号を生成する、該メインコントローラと、 ドメインテストクロック信号が前記メインテストクロック信号に同期してい ない各々の非同期クロックドメインと連結された補助コントローラであって、 各々の前記補助コントローラはその連結されているクロックドメインのテスト を制御するために前記メインコントローラに応答し、各々の前記補助コントロ ーラはメモリ素子クロック信号を生成し、アクティブのコンフィギュレーショ ンクロック信号に応答して各々のドメインシフトクロック信号を前記メモリ素 子に適用し、イナクティブのコンフィギュレーション制御信号に応答して前記 ドメインテストクロック信号を前記メモリ素子に適用する、該補助コントロー ラと、 を有する、改良。
JP2001535070A 1999-10-29 2000-10-20 複数のクロックを備える回路をテストするための方法および装置 Pending JP2003513286A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/430,686 1999-10-29
US09/430,686 US6442722B1 (en) 1999-10-29 1999-10-29 Method and apparatus for testing circuits with multiple clocks
PCT/CA2000/001267 WO2001033237A1 (en) 1999-10-29 2000-10-20 Method and apparatus for testing circuits with multiple clocks

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003513286A true JP2003513286A (ja) 2003-04-08

Family

ID=23708593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001535070A Pending JP2003513286A (ja) 1999-10-29 2000-10-20 複数のクロックを備える回路をテストするための方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6442722B1 (ja)
EP (1) EP1228378A1 (ja)
JP (1) JP2003513286A (ja)
AU (1) AU1121801A (ja)
CA (1) CA2386670C (ja)
WO (1) WO2001033237A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343151A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Toshiba Corp スキャンテスト回路及びその配置方法
JP2007248135A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置とそのテスト方法
JP2008014950A (ja) * 2006-06-27 2008-01-24 Silicon Image Inc テストクロック制御構造を実装するデバイスのスキャンベーステスト
JP2011158440A (ja) * 2010-02-04 2011-08-18 Sony Corp クロック生成回路、半導体集積回路およびその試験システム
JP2011247654A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Yokogawa Electric Corp 半導体試験装置
JP2013007618A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Lapis Semiconductor Co Ltd 半導体集積回路
TWI455489B (zh) * 2006-01-20 2014-10-01 Silicon Image Inc 具嵌入式自測試與除錯特徵之並行碼核對器及高效率高速度輸入輸出之硬體

Families Citing this family (98)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6966021B2 (en) * 1998-06-16 2005-11-15 Janusz Rajski Method and apparatus for at-speed testing of digital circuits
KR100448903B1 (ko) * 2000-01-28 2004-09-16 삼성전자주식회사 스캔신호 변환회로를 구비한 반도체 집적회로 장치
US6651199B1 (en) * 2000-06-22 2003-11-18 Xilinx, Inc. In-system programmable flash memory device with trigger circuit for generating limited duration program instruction
US6510534B1 (en) * 2000-06-29 2003-01-21 Logicvision, Inc. Method and apparatus for testing high performance circuits
DE10038327A1 (de) * 2000-08-05 2002-02-14 Philips Corp Intellectual Pty Integrierter Schaltkreis mit Selbsttest-Schaltung
DE10041137A1 (de) * 2000-08-21 2002-03-21 Philips Corp Intellectual Pty Anordnung zum Testen von integrierten Schaltkreisen
US6898749B2 (en) * 2000-09-20 2005-05-24 Texas Instruments Incorporated IC with cache bit memory in series with scan segment
JP2002174662A (ja) * 2000-12-06 2002-06-21 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置とそのテスト方法
US6789222B2 (en) * 2001-01-05 2004-09-07 Yardstick Research, L.L.C. Single-pass methods for generating test patterns for combinational circuits
US8091002B2 (en) 2001-02-15 2012-01-03 Syntest Technologies, Inc. Multiple-capture DFT system to reduce peak capture power during self-test or scan test
US8769359B2 (en) 2001-02-15 2014-07-01 Syntest Technologies, Inc. Multiple-capture DFT system for detecting or locating crossing clock-domain faults during self-test or scan-test
US7007213B2 (en) * 2001-02-15 2006-02-28 Syntest Technologies, Inc. Multiple-capture DFT system for detecting or locating crossing clock-domain faults during self-test or scan-test
JP4971557B2 (ja) * 2001-07-03 2012-07-11 パナソニック株式会社 半導体集積回路
US6954887B2 (en) * 2001-03-22 2005-10-11 Syntest Technologies, Inc. Multiple-capture DFT system for scan-based integrated circuits
US7209852B2 (en) * 2001-03-30 2007-04-24 Intel Corporation Circuit for producing a variable frequency clock signal having a high frequency low jitter pulse component
US6738939B2 (en) * 2001-05-21 2004-05-18 Intel Corporation Method and apparatus for fault tolerant and flexible test signature generator
DE50108381D1 (de) * 2001-05-29 2006-01-19 Infineon Technologies Ag Synchronisierschaltungsanordnung
EP1296153A1 (de) * 2001-09-21 2003-03-26 Siemens Aktiengesellschaft Elektronischer Baustein
US20030084390A1 (en) * 2001-10-26 2003-05-01 Mentor Graphics Corporation At-speed test using on-chip controller
JP4023598B2 (ja) * 2001-11-20 2007-12-19 株式会社日立製作所 半導体集積回路装置
US6804764B2 (en) * 2002-01-22 2004-10-12 Mircron Technology, Inc. Write clock and data window tuning based on rank select
US7346135B1 (en) 2002-02-13 2008-03-18 Marvell International, Ltd. Compensation for residual frequency offset, phase noise and sampling phase offset in wireless networks
US6861867B2 (en) * 2002-03-07 2005-03-01 Lightspeed Semiconductor Corporation Method and apparatus for built-in self-test of logic circuits with multiple clock domains
US7444567B2 (en) * 2002-04-09 2008-10-28 Syntest Technologies, Inc. Method and apparatus for unifying self-test with scan-test during prototype debug and production test
US7263153B2 (en) * 2002-10-09 2007-08-28 Marvell International, Ltd. Clock offset compensator
US7319705B1 (en) 2002-10-22 2008-01-15 Marvell International Ltd. Programmable pre-emphasis circuit for serial ATA
US7131034B2 (en) * 2002-11-12 2006-10-31 Sun Microsystems, Inc. On-chip measurement of signal state duration
JP4083544B2 (ja) * 2002-11-18 2008-04-30 富士通株式会社 マルチサイクルパス解析方法
US7131046B2 (en) * 2002-12-03 2006-10-31 Verigy Ipco System and method for testing circuitry using an externally generated signature
US7246192B1 (en) 2003-01-10 2007-07-17 Marvell International Ltd. Serial/parallel ATA controller and converter
US7373568B1 (en) * 2003-01-21 2008-05-13 Marvell Israel Ltd. Scan insertion
US7194669B2 (en) * 2003-02-14 2007-03-20 Logicvision, Inc. Method and circuit for at-speed testing of scan circuits
US7124342B2 (en) * 2004-05-21 2006-10-17 Syntest Technologies, Inc. Smart capture for ATPG (automatic test pattern generation) and fault simulation of scan-based integrated circuits
US7805638B2 (en) * 2003-06-18 2010-09-28 Nethra Imaging, Inc. Multi-frequency debug network for a multiprocessor array
US7036098B2 (en) * 2003-06-30 2006-04-25 Sun Microsystems, Inc. On-chip signal state duration measurement and adjustment
TWI235841B (en) * 2003-07-02 2005-07-11 Realtek Semiconductor Corp Multi-clock domain logic device for performing scan test with single scan clock and method thereof
EP1505400A1 (en) * 2003-08-07 2005-02-09 Texas Instruments Incorporated Scan capture frequency modulator
US7134061B2 (en) * 2003-09-08 2006-11-07 Texas Instruments Incorporated At-speed ATPG testing and apparatus for SoC designs having multiple clock domain using a VLCT test platform
US7310752B2 (en) * 2003-09-12 2007-12-18 Micron Technology, Inc. System and method for on-board timing margin testing of memory modules
US8930583B1 (en) 2003-09-18 2015-01-06 Marvell Israel (M.I.S.L) Ltd. Method and apparatus for controlling data transfer in a serial-ATA system
US7120743B2 (en) 2003-10-20 2006-10-10 Micron Technology, Inc. Arbitration system and method for memory responses in a hub-based memory system
US7162673B2 (en) * 2003-11-14 2007-01-09 Integrated Device Technology, Inc. Scan chain registers that utilize feedback paths within latch units to support toggling of latch unit outputs during enhanced delay fault testing
US7146587B2 (en) * 2004-01-08 2006-12-05 International Business Machines Corporation Scalable logic self-test configuration for multiple chips
US7409613B2 (en) * 2004-01-08 2008-08-05 International Business Machines Corporation Simultaneous AC logic self-test of multiple clock domains
JP3859647B2 (ja) * 2004-01-16 2006-12-20 松下電器産業株式会社 半導体集積回路のテスト方法および半導体集積回路
EP1709455B1 (en) * 2004-01-19 2008-09-10 Nxp B.V. Testing of circuits with multiple clock domains
JP4401205B2 (ja) * 2004-03-19 2010-01-20 Necエレクトロニクス株式会社 テスト回路及び回路テスト方法
US7266742B1 (en) * 2004-04-06 2007-09-04 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for generating a local scan enable signal to test circuitry in a die
US7079973B2 (en) * 2004-04-06 2006-07-18 Avago Technologies General Ip Pte. Ltd. Apparatus and method for compensating clock period elongation during scan testing in an integrated circuit (IC)
US7516379B2 (en) * 2004-04-06 2009-04-07 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Circuit and method for comparing circuit performance between functional and AC scan testing in an integrated circuit (IC)
EP1584938B1 (en) * 2004-04-07 2008-05-21 STMicroelectronics Limited At-speed testing of an integrated circuit
US7155651B2 (en) * 2004-04-22 2006-12-26 Logicvision, Inc. Clock controller for at-speed testing of scan circuits
US20050240846A1 (en) * 2004-04-23 2005-10-27 Texas Instruments Incorporated Accurate Generation of Scan Enable Signal when Testing Integrated Circuits Using Sequential Scanning Techniques
US7958292B2 (en) 2004-06-23 2011-06-07 Marvell World Trade Ltd. Disk drive system on chip with integrated buffer memory and support for host memory access
JP2006058152A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Toshiba Corp 半導体装置の試験方法及び半導体装置の試験回路
US7334172B2 (en) * 2004-10-20 2008-02-19 Lsi Logic Corporation Transition fault detection register with extended shift mode
WO2006064300A1 (en) * 2004-12-13 2006-06-22 Infineon Technologies Ag Circuitry and method for an at-speed scan test
WO2006085276A1 (en) 2005-02-11 2006-08-17 Nxp B.V. Testing of an integrated circuit with a plurality of clock domains
US7240266B2 (en) * 2005-02-18 2007-07-03 International Business Machines Corporation Clock control circuit for test that facilitates an at speed structural test
US7421634B2 (en) * 2005-05-02 2008-09-02 Texas Instruments Incorporated Sequential scan based techniques to test interface between modules designed to operate at different frequencies
JP2006329810A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Nec Electronics Corp 半導体集積回路及びそのテスト方法
US20070063741A1 (en) * 2005-09-22 2007-03-22 Tarango Tony M Testing of integrated circuit receivers
JP4366353B2 (ja) * 2005-10-25 2009-11-18 パナソニック株式会社 半導体集積回路及びその設計方法
JP4091957B2 (ja) * 2006-02-17 2008-05-28 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 複数のクロック発生回路を含むテスト可能な集積回路
US7529294B2 (en) * 2006-02-28 2009-05-05 International Business Machines Corporation Testing of multiple asynchronous logic domains
JP4845543B2 (ja) * 2006-03-15 2011-12-28 富士通セミコンダクター株式会社 遅延故障試験回路
US7478300B2 (en) * 2006-04-28 2009-01-13 International Business Machines Corporation Method for testing functional boundary logic at asynchronous clock boundaries of an integrated circuit device
DE102006024507B4 (de) * 2006-05-23 2017-06-01 Infineon Technologies Ag Integrierte Schaltung und Verfahren zum Erkennen von Laufzeitfehlern in integrierten Schaltungen
US7500164B2 (en) * 2006-06-01 2009-03-03 International Business Machines Corporation Method for testing an integrated circuit device having elements with asynchronous clocks or dissimilar design methodologies
KR20070121318A (ko) * 2006-06-22 2007-12-27 삼성전자주식회사 액정표시장치 및 이의 구동방법
US7793179B2 (en) * 2006-06-27 2010-09-07 Silicon Image, Inc. Test clock control structures to generate configurable test clocks for scan-based testing of electronic circuits using programmable test clock controllers
US20080005709A1 (en) * 2006-06-30 2008-01-03 International Business Machines Corporation Verification of logic circuits using cycle based delay models
JP2008122159A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Toshiba Corp 半導体集積回路
US20080126898A1 (en) * 2006-11-27 2008-05-29 Kamlesh Pandey System and method for generating on-chip individual clock domain based scan enable signal used for launch of last shift type of at-speed scan testing
US7941722B2 (en) * 2007-06-24 2011-05-10 Texas Instruments Incorporated Testing of integrated circuits using test module
US20090063921A1 (en) * 2007-08-28 2009-03-05 Anthony Gus Aipperspach Staggered LBIST Clock Sequence for Noise (di/dt) Amelioration
US8001411B2 (en) * 2007-09-24 2011-08-16 International Business Machines Corporation Generating a local clock domain using dynamic controls
US7752586B2 (en) 2007-11-20 2010-07-06 International Business Machines Corporation Design structure of an integration circuit and test method of the integrated circuit
US20100138709A1 (en) * 2008-10-22 2010-06-03 Laung-Terng Wang Method and apparatus for delay fault coverage enhancement
US8418008B2 (en) * 2008-12-18 2013-04-09 Lsi Corporation Test technique to apply a variable scan clock including a scan clock modifier on an integrated circuit
JP5275136B2 (ja) * 2009-05-28 2013-08-28 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路
US7996739B2 (en) * 2009-09-11 2011-08-09 International Business Machines Corporation Avoiding race conditions at clock domain crossings in an edge based scan design
WO2011158500A1 (ja) * 2010-06-17 2011-12-22 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 スキャン非同期記憶素子およびそれを備えた半導体集積回路ならびにその設計方法およびテストパターン生成方法
US8887019B2 (en) * 2010-11-16 2014-11-11 Cadence Design Systems, Inc. Method and system for providing efficient on-product clock generation for domains compatible with compression
US8862955B2 (en) * 2010-12-29 2014-10-14 Stmicroelectronics S.R.L. Apparatus for at-speed testing, in inter-domain mode, of a multi-clock-domain digital integrated circuit according to BIST or SCAN techniques
US8850280B2 (en) * 2011-10-28 2014-09-30 Lsi Corporation Scan enable timing control for testing of scan cells
CN103728549B (zh) * 2012-10-15 2016-08-03 上海东软载波微电子有限公司 晶体振荡电路的测试方法及测试装置
US9069041B2 (en) 2012-12-05 2015-06-30 International Business Machines Corporation Self evaluation of system on a chip with multiple cores
US20140281717A1 (en) 2013-03-14 2014-09-18 Nisar Ahmed Built-in self test (bist) with clock control
US9182445B2 (en) * 2013-05-06 2015-11-10 Broadcom Corporation Integrated circuit with toggle suppression logic
US8966432B1 (en) * 2013-09-06 2015-02-24 Xilinx, Inc. Reduction of jitter in an integrated circuit
US20150316971A1 (en) * 2014-05-02 2015-11-05 Avalanche Technology, Inc. Method and apparatus to reduce power consumption of mobile and portable devices with non-volatile memories
US11300615B2 (en) 2017-12-29 2022-04-12 Texas Instruments Incorporated Transistion fault testing of funtionally asynchronous paths in an integrated circuit
US10838449B2 (en) * 2018-07-05 2020-11-17 International Business Machines Corporation Automatic detection of clock grid misalignments and automatic realignment
US10922203B1 (en) * 2018-09-21 2021-02-16 Nvidia Corporation Fault injection architecture for resilient GPU computing
US11829196B2 (en) * 2019-10-22 2023-11-28 Advanced Micro Devices, Inc. Ring transport employing clock wake suppression
US11892506B2 (en) * 2020-11-30 2024-02-06 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Method and circuit for at-speed testing of multicycle path circuits
US11821946B2 (en) * 2021-09-15 2023-11-21 Nxp Usa, Inc. Built in self test (BIST) for clock generation circuitry

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5173904A (en) * 1987-06-02 1992-12-22 Texas Instruments Incorporated Logic circuits systems, and methods having individually testable logic modules
NL8900151A (nl) * 1989-01-23 1990-08-16 Philips Nv Werkwijze voor het testen van een schakeling, alsmede schakeling geschikt voor een dergelijke werkwijze.
JP2945103B2 (ja) 1990-05-15 1999-09-06 株式会社リコー テスト用スキャン回路装置
US5349587A (en) * 1992-03-26 1994-09-20 Northern Telecom Limited Multiple clock rate test apparatus for testing digital systems
US5428622A (en) * 1993-03-05 1995-06-27 Cyrix Corporation Testing architecture with independent scan paths
US5504756A (en) * 1993-09-30 1996-04-02 Intel Corporation Method and apparatus for multi-frequency, multi-phase scan chain
US5841670A (en) 1994-03-09 1998-11-24 Texas Instruments Incorporated Emulation devices, systems and methods with distributed control of clock domains
US6173428B1 (en) * 1994-11-16 2001-01-09 Cray Research, Inc. Apparatus and method for testing using clocked test access port controller for level sensitive scan designs
US5680543A (en) 1995-10-20 1997-10-21 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for built-in self-test with multiple clock circuits
US5682391A (en) * 1996-02-22 1997-10-28 Sun Microsystems, Inc. Apparatus and method for high speed shifting of test data through an integrated circuit
US5748645A (en) * 1996-05-29 1998-05-05 Motorola, Inc. Clock scan design from sizzle global clock and method therefor
US5949692A (en) * 1996-08-28 1999-09-07 Synopsys, Inc. Hierarchical scan architecture for design for test applications
US5828579A (en) * 1996-08-28 1998-10-27 Synopsys, Inc. Scan segment processing within hierarchical scan architecture for design for test applications
US5909451A (en) 1996-11-21 1999-06-01 Sun Microsystems, Inc. System and method for providing scan chain for digital electronic device having multiple clock domains
JP3257425B2 (ja) * 1996-12-25 2002-02-18 日本電気株式会社 テスト回路及びテスト方法
US6327684B1 (en) * 1999-05-11 2001-12-04 Logicvision, Inc. Method of testing at-speed circuits having asynchronous clocks and controller for use therewith
US6327685B1 (en) * 1999-05-12 2001-12-04 International Business Machines Corporation Logic built-in self test

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343151A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Toshiba Corp スキャンテスト回路及びその配置方法
TWI455489B (zh) * 2006-01-20 2014-10-01 Silicon Image Inc 具嵌入式自測試與除錯特徵之並行碼核對器及高效率高速度輸入輸出之硬體
JP2007248135A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置とそのテスト方法
US7698613B2 (en) 2006-03-14 2010-04-13 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device and method of testing same
JP2008014950A (ja) * 2006-06-27 2008-01-24 Silicon Image Inc テストクロック制御構造を実装するデバイスのスキャンベーステスト
KR101363821B1 (ko) * 2006-06-27 2014-02-14 실리콘 이미지, 인크. 테스트 클록 제어 구조(tccs)를 구현하는 디바이스들의스캔-기반 테스팅
JP2011158440A (ja) * 2010-02-04 2011-08-18 Sony Corp クロック生成回路、半導体集積回路およびその試験システム
JP2011247654A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Yokogawa Electric Corp 半導体試験装置
JP2013007618A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Lapis Semiconductor Co Ltd 半導体集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
AU1121801A (en) 2001-05-14
EP1228378A1 (en) 2002-08-07
CA2386670A1 (en) 2001-05-10
US6442722B1 (en) 2002-08-27
WO2001033237A1 (en) 2001-05-10
CA2386670C (en) 2004-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003513286A (ja) 複数のクロックを備える回路をテストするための方法および装置
US6327684B1 (en) Method of testing at-speed circuits having asynchronous clocks and controller for use therewith
US7840861B2 (en) Scan-based testing of devices implementing a test clock control structure (“TCCS”)
US7793179B2 (en) Test clock control structures to generate configurable test clocks for scan-based testing of electronic circuits using programmable test clock controllers
US7155651B2 (en) Clock controller for at-speed testing of scan circuits
US8327205B2 (en) IC testing methods and apparatus
US8527824B2 (en) Testing of multi-clock domains
US20060107145A1 (en) Combinatorial at-speed scan testing
US7194669B2 (en) Method and circuit for at-speed testing of scan circuits
US7254762B2 (en) Semiconductor integrated circuit
US20070245180A1 (en) Circuitry and method for an at-speed scan test
RU2374679C2 (ru) Микрокомпьютер и способ его тестирования
EP1776596B1 (en) Testing of a circuit that has an asynchronous timing circuit
US20160349318A1 (en) Dynamic Clock Chain Bypass
EP3751298A1 (en) Register for at-speed scan testing
US7380189B2 (en) Circuit for PLL-based at-speed scan testing
EP1271162A2 (en) Test system
US20080126898A1 (en) System and method for generating on-chip individual clock domain based scan enable signal used for launch of last shift type of at-speed scan testing
US7913131B2 (en) Scan chain cell with delay testing capability
US8448008B2 (en) High speed clock control
US7263639B2 (en) Combinatorial at-speed scan testing
US7830195B2 (en) Self-test design methodology and technique for root-gated clocking structure
US5661731A (en) Method for shrinking a clock cycle when testing high speed microprocessor designs
US8090929B2 (en) Generating clock signals for coupled ASIC chips in processor interface with X and Y logic operable in functional and scanning modes
JP3328160B2 (ja) 論理集積回路のテスト装置