JP4401205B2 - テスト回路及び回路テスト方法 - Google Patents
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Description
(a)前記第1の動作クロックの周波数を前記第2の動作クロックの周波数で割った値を初期値としてテスタ観測間隔値を入力するステップ。
(b)0を初期値として付加ダミークロックサイクル数を入力するステップ。
(c)前記テスト対象回路のクロックサイクル数と前記付加ダミークロックサイクル数を足した値が前記テスタ観測間隔値と互いに素であるかを判定するステップ。
(d)前記ステップ(c)における判定結果が互いに素であった場合に、その時点でのテスタ観測間隔値と付加ダミークロックサイクル数を最終的な値として決定し、決定された前記テスタ観測間隔値及び前記付加ダミークロックサイクル数に基づき前記テスト繰り返し回数及び前記テスタ同期回路における判定結果の選択方法を決定するステップ。
(e)前記ステップ(c)における判定結果が互いに素ではなかった場合に、前記付加ダミークロックサイクル数を1増加し、1増加した前記付加ダミークロックサイクル数と前記テスタ観測間隔値の積が前記テスト対象回路のクロックサイクル数より大きいかどうかを判定するステップ。
(f)前記ステップ(e)における判定結果が大きいと判定された場合には、前記テスタ観測間隔値を1増加し前記ステップ(b)に戻り、大きくないと判定された場合には、前記ステップ(c)に戻るステップ。このような構成により、動作クロック周波数を落とさずに全てのクロックサイクルについてのテストを漏らさずに行うことが可能である。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるテスト回路の回路構成例を示す図である。テスト回路100は、クロックジェネレータ101、クロックジェネレータ102、テスト対象回路103、組み込み自己テスト回路104、テスタ同期回路105を備えている。
上述の方法の代わりに、オフセット付きテスタ同期回路を利用することにより、テストを行う例である。図5は、本発明の実施の形態2にかかるテスト回路の回路構成例を示す図である。テスト回路200は、クロックジェネレータ201、クロックジェネレータ202、テスト対象回路203、組み込み自己テスト回路204、オフセット付きテスタ同期回路205を備えている。
上述の方法の代わりに、テスタ同期カウンタを利用することにより、テストを行う例である。図7は、本発明の実施の形態3にかかるテスト回路の構成を示す図である。テスト回路300は、クロックジェネレータ301、テスト対象回路302、組み込み自己テスト回路303、テスタ同期カウンタ304を備えている。
上述の3つの実施例では、どのクロックサイクルで失敗が起こったか、までが分かるというメリットはあるが、テストを複数回行う必要がありテスト時間がかかるものであった。しかし、失敗率の低いテストの場合、失敗したかどうかだけでも早く知ることができればテストの効率も上がる。そこで、失敗したかどうかの判定だけは、1回のテストで分かるようにした例である。
上述の例では、テストを行う回路をテスト回路内に組み込む組み込み自己テスト回路で行ったが、これを別途外部接続にしてもよい。
101 クロックジェネレータ
102 クロックジェネレータ
103 テスト対象回路
104 組み込み自己テスト回路
105 テスタ同期回路
200 テスト回路
201 クロックジェネレータ
202 クロックジェネレータ
203 テスト対象回路
204 組み込み自己テスト回路
205 オフセット付きテスタ同期回路
300 テスト回路
301 クロックジェネレータ
302 テスト対象回路
303 組み込み自己テスト回路
304 テスタ同期カウンタ
400 テスト回路
401 クロックジェネレータ
402 クロックジェネレータ
403 テスト対象回路
404 組み込み自己テスト回路
405 テスタ同期回路
406 失敗情報保存レジスタ
407 マルチプレクサ
Claims (5)
- テスト対象回路のテストを行ってテスタに対してテスト結果を出力するテスト回路であって、
テスト対象回路と、
前記テスト対象回路と接続され、テスト繰り返し回数に応じてテストを行う組み込み自己テスト回路と、
前記テスト対象回路及び前記組み込み自己テスト回路に対して第1の動作クロックを供給する第1のクロックジェネレータと、
前記組み込み自己テスト回路からテストの判定結果を入力し、当該テストの判定結果の出力を前記テスタとの同期を取りながら行うテスタ同期回路と、
前記テスタ同期回路に対して、前記第1の動作クロックよりも低い周波数の第2の動作クロックを供給する第2のクロックジェネレータを備え、
前記組み込み自己テスト回路は、前記テスト繰り返し回数と、前記テストの判定結果が出力されるクロックサイクル数に前記テストの判定結果が伴わないダミークロックサイクル数を加えた値とが互いに素になるように、当該テスト繰り返し回数とダミークロックサイクル数とを決定し、前記決定されたダミークロックサイクル数によって決定されるダミークロックサイクルを前記テストの判定結果を出力するクロックサイクルに付加して出力し、
前記テスタ同期回路は、前記組み込み自己テスト回路から入力したテストの判定結果が出力されるクロックサイクルとテストの判定結果を伴わないダミーのクロックサイクルとの中から、前記テスト繰り返し回数に基づいて判定結果を選択して出力するテスト回路。 - テスト対象回路のテストを行ってテスタに対してテスト結果を出力するテスト回路であって、
テスト対象回路と、
前記テスト対象回路と接続され、テストを行う組み込み自己テスト回路と、
前記テスト対象回路及び前記組み込み自己テスト回路に対して第1の動作クロックを供給する第1のクロックジェネレータと、
前記組み込み自己テスト回路からテストの判定結果を入力し、当該テストの判定結果の出力を前記テスタとの同期を取りながら行うテスタ同期回路と、
前記テスタ同期回路に対して、前記第1の動作クロックよりも低い周波数の第2の動作クロックを供給する第2のクロックジェネレータを備え、
前記組み込み自己テスト回路は、前記第1の動作クロック周波数を前記第2の動作クロック周波数で割ったテスタ観測間隔に基づいて決定される回数のテストを繰り返し、
前記テスタ同期回路は、オフセット値入力手段を備え、前記組み込み自己テスト回路からのテストの判定結果の全てが出力されるように、前記オフセット値入力手段により入力されたオフセット値に基づいて判定結果を選択して出力するテスト回路。 - テスト対象回路のテストを行う回路テスト方法であって、
第1のクロックジェネレータが、テスト対象回路及びテスト実行回路に対して第1の動作クロックを供給するステップと、
第2のクロックジェネレータが、テスタ同期回路に対して前記第1の動作クロックよりも低い周波数の第2の動作クロックを供給するステップと、
前記テスト実行回路が、前記テスト対象回路のテストを行い前記テスタ同期回路へ結果を出力するステップと、
前記テスタ同期回路が、前記テスト実行回路から入力したテスト結果を選択して出力するステップを備え、
前記テスト結果を選択するステップでは次のステップにより前記テストの繰り返し回数を決定し、前記テスト実行回路からのテストの判定結果の全てが出力されるように判定結果を選択して出力する回路テスト方法。
(a)前記第1の動作クロックの周波数を前記第2の動作クロックの周波数で割った値を初期値としてテスタ観測間隔値を入力するステップ。
(b)0を初期値として付加ダミークロックサイクル数を入力するステップ。
(c)前記テスト対象回路のクロックサイクル数と前記付加ダミークロックサイクル数を足した値が前記テスタ観測間隔値と互いに素であるかを判定するステップ。
(d)前記ステップ(c)における判定結果が互いに素であった場合に、その時点でのテスタ観測間隔値と付加ダミークロックサイクル数を最終的な値として決定し、決定された前記テスタ観測間隔値及び前記付加ダミークロックサイクル数に基づき前記テスト繰り返し回数及び前記テスタ同期回路における判定結果の選択方法を決定するステップ。
(e)前記ステップ(c)における判定結果が互いに素ではなかった場合に、前記付加ダミークロックサイクル数を1増加し、1増加した前記付加ダミークロックサイクル数と前記テスタ観測間隔値の積が前記テスト対象回路のクロックサイクル数より大きいかどうかを判定するステップ。
(f)前記ステップ(e)における判定結果が大きいと判定された場合には、前記テスタ観測間隔値を1増加し前記ステップ(b)に戻り、大きくないと判定された場合には、前記ステップ(c)に戻るステップ。 - テスト対象回路のテストを行う回路テスト方法であって、
第1のクロックジェネレータが、テスト対象回路及びテスト実行回路に対して第1の動作クロックを供給するステップと、
第2のクロックジェネレータが、テスタ同期回路に対して前記第1の動作クロックよりも低い周波数の第2の動作クロックを供給するステップと、
前記テスト実行回路が、前記テスト対象回路のテストを行い前記テスタ同期回路へ結果を出力するステップと、
前記テスタ同期回路が、前記テスト実行回路から入力したテスト結果を選択して出力するステップを備え、
前記テスト対象回路のテストを行うステップでは、前記第1の動作クロック周波数を前記第2の動作クロック周波数で割ったテスタ観測間隔に基づいて決定される回数のテストを繰り返し、
前記テスト結果を選択するステップでは、前記テスト実行回路からのテストの判定結果の全てが出力されるように、前記テスタ同期回路において、入力されたオフセット値に基づいて判定結果を選択して出力する回路テスト方法。 - 前記テスト実行回路は、組み込み自己テスト回路であり、前記テスト対象回路と、前記テスト実行回路と、前記テスタ同期回路と、前記第1のクロックジェネレータと第2のクロックジェネレータは、1つの半導体チップ上に形成されることを特徴とする請求項3、又は4に記載の回路テスト方法。
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