JP2011158440A - クロック生成回路、半導体集積回路およびその試験システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外部クロックより周波数が高く高速動作を可能とする内部クロックを発生する発振セル230と、クロック選択信号に応じて発振セルによる内部クロックから1または2パルスを抜き出し抽出内部クロックを出力可能なクロック抽出部241と、クロック選択信号SEL CLKに応じて外部クロックと抽出内部クロックのいずれかを選択して切り替えて出力可能なクロック選択部242とを有し、クロック抽出部241は、クロック選択信号が外部クロック側から抽出内部クロック側に切り替えられたことをトリガとして、1ないしは2パルスを抜き出した抽出内部クロックを発生する。
【選択図】図2
Description
このフリップフロップを、チェーン状に接続したスキャンテスト手法が広く用いられている。
そのスキャンテストは、シフト状態とキャプチャ状態という2つの状態から構成される。
この値をキャプチャし、スキャンアウト時に真偽を検証することで、回路の故障を検出することが可能である。
遅延性の故障とは、立ち上がりや立ち下りのデータ遷移が時間内に次段の順序セルに到達できない故障である。
この試験を行う場合には、データ遷移を起こすためにローンチ(Launch)クロックを叩き(用い)、次いで結果を取り込むキャプチャ(Capture)クロックを叩く(用いる)という2パルス試験が基本動作となる。
そのクロックをテスタ(ATE=Auto Test Equipment)から供給する場合、テスタのクロック供給能力の制限で、LSIの実動作速度を出せない場合がある。
これらを用いると、PLLの発振速度で遅延故障試験を行うことができるようになり、テスタの限界速度を超えることができる。
メモリは、前後をスキャンフリップフロップと組み合わせ論理ゲートで挟まれた構造をとっている場合が多い。
このような構成を採用することにより、スキャンフリップフロップを介して、非スキャンセルを制御し観測することができるため、スキャンテスト手法の一環として試験を行うことができる。
ただし、この前後に数パルスのクロックが必要になる。
たとえば、メモリ出力の立ち上がり遅延故障を見るためには、メモリのどこかにデータ「0」と「1」とを書き込んでおき、メモリから一旦「0」を読み出しておく。
その後「1」を読み出してメモリ出力の遷移を起こし(Launch)、次段のフリップフロップでCaptureする。
このようにLaunch前に準備作業のための数クロックのパルスが必要である。
逆に、メモリの入力側の遅延試験をする場合には、メモリに格納された試験結果を読み出すため、Capture後に数パルス必要になる。
それに加え、その前後の数パルス分のクロックの供給方法も考慮したクロック生成回路である必要がある。
テストクロック生成部3は、Nパルスクロック抽出部31、およびクロック選択部32を有する。
クロック選択部32は、シフト動作などに用いる外部同期クロックであるスキャンクロックSCAN_CLKと、Nパルスクロック抽出部31が出力する内部抽出クロックCLK32とを、クロック選択信号SEL CLOCKで選択する。
しかし、PLLクロックから全パルスを抜き出す手法を採用しているため、波形4のような連続した高速パルスになる。
このような出力波形では、下記の問題を抱える。
(2)最大のNパルスを見据えたクロック生成回路を作り込む必要があり、回路規模増大につながる。
(3)全パルスが高速クロックになるため、マルチサイクルパス(設計上の低速パス)の影響が大きくなる。
(4)限界速度がターゲット以外のパスで決まる可能性が高く、仮にLSIに不具合が生じたとしても箇所の特定が困難である。
(5)FIFO等のメモリで、リードクロックとライトクロック速度が異なる場合、低速側の周波数で試験せざるを得ない。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態
2.第2の実施形態
3.第3の実施形態
図2は、本発明の第1の実施形態に係るクロック生成回路を採用した半導体集積回路の試験システムの構成例を示す図である。
真に高速にしなければならないものは、このうちの1ないしは2パルスの部分(Launch/Captureクロック)のみである。
本実施形態では、その高速パルス部分のみを、PLLなどの発振セルからテストクロックを生成させ、残りのクロックは検出率向上などのためテスタから同期クロックを供給するようにする。
そのために、本試験システム100は、以下のように構成されている。
すなわち、主回路部210は、テスト対象になる非スキャンセルであるメモリ213とその前後にスキャンフリップフロップ(図ではF/Fと略記)211,212があり、スキャンフリップフロップ211,212はスキャンチェーンを構築している。
主回路部210は、クロック生成回路220で選択された抽出内部クロックETCLKまたは外部クロックでスキャンクロック信号SCAN CLKであるクロックINTCLKに同期して動作する。
換言すれば、主回路部210は、スキャンイネーブル信号SCAN ENをアクティブで受けると、外部のテスタ300から供給されるテストデータであるスキャンイン信号SCAN INを受け入れる。
そして、主回路部210は、スキャンテスト結果であるスキャンアウト信号SCAN OUTを外部のテスタ300に出力する。
PLL回路230は、発生した内部クロックPLL CLKをテストクロック生成部240に供給する。
テストクロック生成部240は、クロック選択信号SEL CLKに応じて外部クロックであるスキャンクロックSCAN CLKと抽出内部クロックETCLKのいずれかを選択して切り替えて出力可能なクロック選択部242を有する。
テストクロック生成部240は、スキャンイネーブル信号SCAN ENをクロック選択用信号として適用可能なようにORゲート243を有する。
クロック選択部242は、ORゲート243の出力がハイレベル「1」のときは、外部クロックである低速のスキャンクロックSCAN CLKを選択してクロック信号INTCLKとして主回路部210に出力する。
クロック選択部242は、ORゲート243の出力がローレベル「0」のときは、内部クロックである高速の抽出内部クロックETCLKを選択してクロック信号INTCLKとして主回路部210に出力する。
クロック抽出部241は、スキャンイネーブル信号SCAN ENを抽出内部クロックETCLKの発生制御に寄与可能なようにNORゲート2411を有する。
クロック抽出部241は、NORゲート2411の出力により動作状態が制御される。
クロック抽出部241は、NORゲート2411に出力がたとえばハイレベルの期間のとき動作して、1または2パルスを抜き出すためのイネーブル信号PLENBをハイレベルで出力する2パルスイネーブラ2412を有する。
クロック抽出部241は、イネーブル信号PLENBがハイレベルの期間中のみ内部クロックPLL CLKから1または2パルス抽出して抽出内部クロックETCLKとしてクロック選択部242に出力するANDゲート2413を有する。
クロック抽出部241は、クロック選択信号SEL CLKが抽出内部クロックの選択側に設定され、かつ、スキャンイネーブル信号SCAN ENがキャプチャ極性側にする状態になったことをトリガとして、抽出内部クロックETCLKを発生する。
テスタ300は、LSI200に対して、外部クロックとしてのスキャンクロックSCAN_CLK、リファレンスクロックREFCLKを供給する機能を有する。
テスタ300は、LSI200に対して、制御信号としてのスキャンイネーブル信号SCAN EN、クロック選択信号SEL CLKを供給する機能を有する。
テスタ300は、LSI200からスキャンテストによりスキャンアウト信号SCAN OUTを受信する機能を有する。
図3(A)は、クロック選択信号SEL_CLKをハイレベル「1」に固定したときの入出力波形を示している。
図3(B)は、クロック選択信号SEL_CLKをローレベル「0」に固定したときの入出力波形を示している。
スキャンイネーブル信号SCAN_ENを「0」にした状態(キャプチャ状態)では、クロック選択信号SEL_CLKの値により挙動が変化する。
クロック選択信号SEL_CLKを「1」に固定にした場合には、テスタ300から供給されるスキャンクロックSCAN_CLKがそのままクロックとして出力される(図3中の波形201)。
クロック選択信号SEL_CLKを「0」に固定にした場合には、スキャンイネーブル信号SCAN_ENの立ち下がりをトリガとして、PLLクロックから抽出した2パルスのクロックが出力される(図3中の波形202)。
非スキャンセル210が間に存在しないスキャンフリップフロップ間の論理部分の試験は、このクロック選択信号SEL_CLKを固定して試験を行うことができる。
図4では4パルスが必要であった場合で、2番目がローンチ(Launch)クロック、3番目がキャプチャ(Capture)クロックであった場合を想定している。
波形301の<1>-(L)-(C)-<4>のパルスのうち、(L)と(C)部分の波形を所望の周波数に高速化できればよいが、テスタの限界能力を超える速度で試験を行うことはできない。
そこで、図4中に示す波形302のように、(L)と(C)の期間の間、クロック選択信号SEL_CLKを「0」に変更にする。
この立ち下がりをトリガとして、図4中の波形303の<2>、<3>の2パルスの高速内部抽出クロックを供給し、テスタの限界能力を超える速度で遅延試験を行うことができる。
この後、クロック選択信号SEL_CLKを「1」に戻すことで、再度<4>のパルスをテスタ300からスキャンクロックSCAN_CLKを経由して供給することができる。
この波形例は、4パルスの場合であったが、ATPG(テストパターン生成ツール)により、たとえば10パルスのパターンが生成されることもある。
また、そのLaunch/Captureの位置も、必ずしも2/3番目の間とは限らない。
いずれの場合にも、LaunchとCaptureの間の部分だけクロック選択信号SEL_CLKを「0」に変化させれば、その信号変化をトリガとして高速の2パルスクロックが生成される。
残りのパルスはクロック選択信号が切り替わることで、テスタと同期が取れたクロックが出力され、常に理想波形となる。すなわち、テスタと同期が取れたクロックのため外部データ端子の信号変化が許容でき検出率の低下の懸念がなくなり、パルス数の制限がなくなり、低速クロックであるためマルチサイクルパスや所望のパス以外での限界速度の影響がなくなる。
図2のクロック生成回路220を図1の基本構成図に当てはめると、スキャンイネーブル信号SCAN ENとは独立して制御可能な信号SEL_CLKを設け、クロック選択信号SEL_CLOCKとトリガ信号TRGの双方の機能を連動して制御できるようにしたことになる。
そのことが、図4の波形303を生成できるようにする必要条件である。
図1のSEL_CLOCKに相当するクロック選択信号について、特許文献1・4・5には記載がなく、特許文献3ではスキャンイネーブル信号が用いられている。特許文献2では、別信号として図示しているが、本文・フローチャートなどでスキャンイネーブルと同じタイミングで制御するように記載している。
このように比較技術において、意図を持って図1のクロック選択信号SEL_CLOCKをスキャンイネーブルと独立して制御する信号にしたものは存在しない。当然、トリガ信号としての機能を併用させ、連動させるような比較技術は存在しない。
それが後段の縦続接続されたフリップフロップ402〜405により形成されるシフトレジスタに伝搬し、これらはシフト期間中に一様に「0」クリアされる。
その後、スキャンイネーブル信号SCAN_ENが「0」かつクロック選択信号SEL_CLKが「0」という条件(トリガ)になった場合のみ、フリップフロップ401は「1」を取り込む。
それが、後段のシフトレジスタに「1」をシフトインする過程で、2パルス分のイネーブル信号が生成される。
これは2パルスに限定した回路であるが、ポジティブ(positive)エッジの順序セルとネガティブ(negative)エッジの順序セルが混在している場合には、1パルスにも対応しておいた方がよい。
その場合には、フリップフロップ404の反転出力を1パルスの場合のみANDゲート406に入力できるようにすればよい。
また、図ではNORゲート2411が出力するトリガ信号を一旦スキャンクロックSCAN_CLKで駆動するフリップフロップ401で受けているが、必ずしも必要ではなく、直接PLLクロックで駆動するシフトレジスタ402に入力しても動作する。
すなわち、この発明は、パルス発生部の回路構成に限定されるのではなく、トリガ信号とクロック選択信号とを連動させるスキャンイネーブル以外のクロック選択信号SEL_CLKの存在が重要である。
そのため、たとえば図4の波形303のパターンを生成できない場合もある。
また、図4の波形302で示すように、意図的にクロック選択信号SEL_CLKを変更できない場合もある。
図6はそのような制限付きのATPGを使用する場合のフローになる。
外部同期クロックの場合には大抵のATPGツールはシーケンシャルATPG(非スキャンセル対応)機能を有するためパターンを生成できる。ただし、これで得られるパターンは、図4の波形301のような外部同期クロックをINTCLKとして使用したものである(ST2)。
その後、パターン中のLaunchクロックとCaptureクロックを検索する。
その部分のクロック選択信号SEL_CLKを「0」に変換する(例:図4の波形302)ことで(ST3)、出力波形は図4の波形303の例のように、高速にすべき2パルスがPLLパルスから抜き出されるようになる(ST4)。
このように変換過程を経ることで所望のテストパターンがATPGに限定されずに得られるようになる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るクロック生成回路を採用した半導体集積回路の試験システムの構成例を示す図である。
本第2の実施形態のテスタ300Aは、スイッチ310、コンパレータ320、およびパターン格納部330を有する。
ただし、テスタ300Aは、クロック選択信号SEL_CLKについては、パターンの内容を出力するか、1固定にすることができるスイッチ310を有する。
通常は図4の波形302のようなパターンに格納された信号を出力することで、図4の波形303のようなPLLから抽出された内部クロックをINTCLKとして供給し試験を行う。
スイッチ310を操作し、クロック選択信号SEL_CLKを「1」の固定に変更すると、テストクロック生成部240はスキャンクロックSCAN_CLKを選択するようになる。
予め、クロック選択信号SEL_CLKが「0」の区間でスキャンクロックSCAN_CLKが2パルス入るようなパターンにしておけば、テストクロック生成部240からは図4の波形301のようなクロックが出力されるようになる。
ここで重要な点は波形301も波形303もどちらも同じ4パルスであり、周波数は違っていてもLSI200の論理の挙動としては変わらない。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るクロック生成回路を採用した半導体集積回路の試験システムの構成例を示す図である。
この構成でも、図4の波形形状は変わらず、メモリなどの非スキャンセルに適用できる。
クロック選択信号SEL_CLKを「1」に固定にすることで、図3の波形201を生成できることは変わらないが、波形202を実現するためには、スキャンイネーブル信号203と同じ波形をクロック選択信号SEL_CLKとして生成する必要がある。
また、図8では図2のトリガ信号部のNORゲート2411、および、クロック選択信号部のORゲート243の両方をなくしているが、どちらかを残していても同様に動作する。
この発明回路を用いることで、メモリなどの非スキャンセルに対して、図4の波形303のような3パルス以上のクロックで、かつ、所望の部分のみを高速化した遅延試験が行えるようになる。
波形303はあくまで一例であり、ATPG(自動テストパターン生成ツール)の結果に応じてパルス数や高速パルス位置を追従できる。
本実施形態では、あえて、高速クロック部分をLaunch−Captureに限定し、残りを外部同期のクロックにしているため下記の効果が生まれる。
テスタに同期したクロックが供給されている期間は、外部端子の信号制御が許容され、検出率の向上が見込まれる。
チップに遅延故障が見つかった場合に、低速クロック部分は原因から排除できるため、箇所特定が容易である。
マルチサイクルパスなどの低速パスがあっても、その影響を最小化できる。
外部同期クロックはテスタ上から供給されるため、パルス数の上限制限がなくなる。
パルス数制御回路の上限を2パルスに限定できるため、回路がシンプルになる。
PLL対応性が必要ないことから、ATPGツールが限定されるデメリットがなくなる。また、この手法で生成されるパターンは、検出率向上など上記で述べたメリットを享受できるパターンに自動的になる上、図7で述べたデバッグシステムに対応したパターンになる。
そのため、Shmoo特性などの速度依存特性を取ることは難しい。また、PLLが発振しないなどの問題が生じた場合には、波形303のパルス<2>や<3>が正しく出力されないことになるが、内蔵クロックであるため問題点の切り分けが難しい。
そのような問題に対して、図7のシステムを用いれば、パターンを再生成することなく(変更することなく)、波形301のように、テスタ同期クロック波形を得ることが可能である。これをデバッグモードと呼ぶこととする。
デバッグモードで波形301の(L)、(C)のクロック波形を調整すれば、テスタの限界能力までの範囲の速度依存特性が得られるなど、デバッグに用いることができる。
Claims (12)
- 外部クロックより周波数が高く高速動作を可能とする内部クロックを発生する発振セルと、
クロック選択信号に応じて発振セルによる上記内部クロックから1または2パルスを抜き出し抽出内部クロックを出力可能なクロック抽出部と、
上記クロック選択信号に応じて上記外部クロックと上記抽出内部クロックのいずれかを選択して切り替えて出力可能なクロック選択部と、を有し、
上記クロック抽出部は、
上記クロック選択信号が上記外部クロック側から上記抽出内部クロック側に切り替えられたことをトリガとして、1ないしは2パルスを抜き出した上記抽出内部クロックを発生する
クロック生成回路。 - 上記クロック選択部が低速外部クロックを選択する条件は、
上記クロック選択信号が外部クロックの選択側に設定されるか、スキャンイネーブル信号がシフト極性になることである
請求項1記載のクロック生成回路。 - 上記クロック抽出部は、
上記クロック選択信号が上記抽出内部クロックの選択側に設定され、かつ、スキャンイネーブル信号がキャプチャ極性側にする状態になったことをトリガとして、1ないしは2パルスを抜き出した上記抽出内部クロックを発生する
請求項1記載のクロック生成回路。 - 上記クロック選択部が低速外部クロックを選択する条件は、
上記クロック選択信号が外部クロックの選択側に設定されるか、スキャンイネーブル信号がシフト極性になることであり、
上記クロック抽出部は、
上記クロック選択信号が上記抽出内部クロックの選択側に設定され、かつ、スキャンイネーブル信号がキャプチャ極性側にする状態になったことをトリガとして、1ないしは2パルスを抜き出した上記抽出内部クロックを発生する
請求項1記載のクロック生成回路。 - 外部クロックおよび当該外部クロックより周波数が高く高速動作を可能とする内部クロックに同期してスキャンテストが可能なスキャンセルと、
上記内部クロックを生成するクロック生成回路と、が集積化され、
上記クロック生成回路は、
外部クロックより周波数が高く高速動作を可能とする内部クロックを発生する発振セルと、
クロック選択信号に応じて発振セルによる上記内部クロックから1または2パルスを抜き出し抽出内部クロックを出力可能なクロック抽出部と、
上記クロック選択信号に応じて上記外部クロックと上記抽出内部クロックのいずれかを選択して切り替えて出力可能なクロック選択部と、を含み、
上記クロック抽出部は、
上記クロック選択信号が上記外部クロック側から上記抽出内部クロック側に切り替えられたことをトリガとして、1ないしは2パルスを抜き出した上記抽出内部クロックを発生する
半導体集積回路。 - 上記クロック選択部が低速外部クロックを選択する条件は、
上記クロック選択信号が外部クロックの選択側に設定されるか、スキャンイネーブル信号がシフト極性になることである
請求項5記載の半導体集積回路。 - 上記クロック抽出部は、
上記クロック選択信号が上記抽出内部クロックの選択側に設定され、かつ、スキャンイネーブル信号がキャプチャ極性側にする状態になったことをトリガとして、1ないしは2パルスを抜き出した上記抽出内部クロックを発生する
請求項5記載の半導体集積回路。 - 上記クロック選択部が低速外部クロックを選択する条件は、
上記クロック選択信号が外部クロックの選択側に設定されるか、スキャンイネーブル信号がシフト極性になることであり、
上記クロック抽出部は、
上記クロック選択信号が上記抽出内部クロックの選択側に設定され、かつ、スキャンイネーブル信号がキャプチャ極性側にする状態になったことをトリガとして、1ないしは2パルスを抜き出した上記抽出内部クロックを発生する
請求項5記載の半導体集積回路。 - 外部クロックおよび当該外部クロックより周波数が高く高速動作を可能とする内部クロックに同期してスキャンテストが可能なスキャンセルと、
上記内部クロックを生成するクロック生成回路と、
が集積化された半導体集積回路と、
上記半導体集積回路に対してスキャンテストのためのスキャンデータ、クロック、および制御信号を供給し、上記半導体集積回路からスキャンテストによりスキャンアウト信号を受信するテスタと、を有し、
上記クロック生成回路は、
上記テスタによる外部クロックより周波数が高く高速動作を可能とする内部クロックを発生する発振セルと、
制御信号としてのクロック選択信号に応じて発振セルによる上記内部クロックから1または2パルスを抜き出し抽出内部クロックを出力可能なクロック抽出部と、
上記クロック選択信号に応じて上記外部クロックと上記抽出内部クロックのいずれかを選択して切り替えて出力可能なクロック選択部と、を含み、
上記クロック抽出部は、
上記クロック選択信号が上記外部クロック側から上記抽出内部クロック側に切り替えられたことをトリガとして、1ないしは2パルスを抜き出した上記抽出内部クロックを発生する
半導体集積回路の試験システム。 - 上記テスタは、
上記クロック選択信号を、上記外部クロックを選択する信号レベルに選択的に設定可能である
請求項9記載の半導体集積回路の試験システム。 - 上記テスタは、
上記クロック選択信号を、上記外部クロックの選択する側に固定してパターンを生成し、その後、高速のパルスが必要である部分のみ、上記抽出内部クロック側を選択するように変更する
請求項9または10記載の半導体集積回路の試験システム。 - 上記クロック選択部が低速外部クロックを選択する条件は、
上記クロック選択信号が外部クロックの選択側に設定されるか、スキャンイネーブル信号がシフト極性になることであり、
上記クロック抽出部は、
上記クロック選択信号が上記抽出内部クロックの選択側に設定され、かつ、スキャンイネーブル信号がキャプチャ極性側にする状態になったことをトリガとして、1ないしは2パルスを抜き出した上記抽出内部クロックを発生する
請求項9から11のいずれか一に記載の半導体集積回路の試験システム。
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