JP2010276479A - 半導体集積回路、及びそのテスト方法 - Google Patents

半導体集積回路、及びそのテスト方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010276479A
JP2010276479A JP2009129489A JP2009129489A JP2010276479A JP 2010276479 A JP2010276479 A JP 2010276479A JP 2009129489 A JP2009129489 A JP 2009129489A JP 2009129489 A JP2009129489 A JP 2009129489A JP 2010276479 A JP2010276479 A JP 2010276479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scan
clock
input
flip
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009129489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010276479A5 (ja
JP5275136B2 (ja
Inventor
Naoki Kaneko
尚樹 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2009129489A priority Critical patent/JP5275136B2/ja
Priority to US12/801,182 priority patent/US8055965B2/en
Publication of JP2010276479A publication Critical patent/JP2010276479A/ja
Publication of JP2010276479A5 publication Critical patent/JP2010276479A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5275136B2 publication Critical patent/JP5275136B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318575Power distribution; Power saving
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318552Clock circuits details

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】半導体集積回路のスキャンテストにおける消費電力を削減する。
【解決手段】本発明による半導体集積回路は、スキャンテスト時にスキャンチェーンを構成する複数のスキャンフリップフロップと、クロック入力と複数のスキャンフリップフロップとの間に接続された複数のクロックゲーティング回路とを具備する。複数のクロックゲーティング回路は直列にチェーン接続され、チェーン接続を介してゲーティング設定データがシリアル入力される。複数のクロックゲーティング回路のそれぞれは、入力されたゲーティング設定データに応じて、クロック入力とスキャンフリップフロップとの接続を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体集積回路、及びそのテスト方法に関し、特にスキャン回路、及びスキャンテスト方法に関する。
半導体集積回路の製造後、又は製品中に遅延故障(delay fault)や縮退故障(stuck−at fault)が発生しているか否かを確認するため、テスト回路を設計段階で予め組み込んでおく設計技術が知られている。例えば、予め組み込んだスキャン回路によってスキャンチェーンのスキャンテストが行われる。スキャンテストでは、スキャンチェーンのシフト動作によって、テストパタンデータを組み合わせ回路に入力し、キャプチャ動作によって組み合わせ回路の出力データがスキャンセル(フリップフロップ)に取り出される。次に、スキャンセルに取り出された出力データは、シフト動作によって外部に出力される。このように外部に取り出されたデータ(スキャンアウトデータ)とその期待値とを比較することにより、テスト対象回路内の論理回路の良否を判定することができる。
一方、半導体集積回路において、電源供給能力を超えた動作電流が流れた場合、電源は、集積回路が正しく動作可能な電源電圧を維持できなくなり誤動作が発生する場合がある。特に、半導体集積回路の大規模化と高速化による消費電力の増大に伴い、スキャンテスト実施時における消費電力の増大は顕著である。このため、スキャンテスト時における消費電力の増大を抑制するテスト回路の要求が高まっている。
スキャン回路に関する技術が、例えば特開2007−248135に記載されている(特許文献1参照)。図1は、特許文献1に記載のスキャン回路の構成を示す図である。図2は、特許文献1に記載のスキャンテスト動作を示すタイミングチャートである。
図1及び図2を参照して、スキャンシフト動作期間(SCAN_Shift)中、テストクロック制御回路TC11、TC12、TC13に内蔵されるスキャンフリップフロップに対して、スキャンシフト動作の最終値が入力される。例えば、テストクロック制御回路TC11に“0”、テストクロック制御回路TC12“1”、テストクロック制御回路TC13に“0”が入力される。この状態で、スキャンイネーブル信号SENがLOWレベルに設定されることで、スキャンキャプチャ動作モードに切り替えられる。
スキャンキャプチャ期間(SCAN_Capture)中、テストクロック制御回路TC11、TC13のクロック出力信号MCOUT1、MCOUT3は、シフト動作において入力された値“0”に応じて“0”に固定され、クロックパルスとして動作しない。これにより、レジスタ群SFFG1a〜SFFG1zやレジスタ群SFFG3a〜SFFG3zに対するキャプチャ動作は実行されず、スキャン出力端子SOT2、SOT4からはデータが取り出されない。
一方、スキャンキャプチャ期間中、テストクロック制御回路TC12のクロック出力信号MCOUT2は、シフト動作において入力された値“1”に応じてテストクロックSCLKと同じクロックパルスとなる。これにより、シフト動作によってレジスタ群SFFG2a〜SFFG2zにシフト入力されたデータはスキャン出力端子SOT3から取り出される。
このように、特許文献1に記載のスキャン回路は、所望のクロックドメインのみクロックを供給するように制御することにより、特定のクロックドメインのみクロック供給を停止し、スキャンテスト実行中の消費電力を抑制することが可能になる。
特開2007−248135
スキャンテスト時において任意のクロックドメインもしくはスキャンチェーンへのクロック供給を停止することは、テスト中の消費電力を抑制する効果がある。しかし、特許文献1では、スキャンテストにおけるシフト動作時に、クロックの供給対象となるクロックドメインを設定している。この場合、スキャンシフト期間中、スキャンチェーン上の全てのスキャンフリップフロップにクロックが供給され、全てのスキャンフリップフロップがシフト動作を行うこととなる。このため、キャプチャ期間中のみならずシフト動作中も消費電力を低減できるスキャン回路及びスキャンテスト方法が求められている。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下に述べられる手段を採用する。その手段を構成する技術的事項の記述には、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための形態]の記載との対応関係を明らかにするために、[発明を実施するための形態]で使用される番号・符号が付加されている。但し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲を限定的に解釈するために用いてはならない。
本発明による半導体集積回路は、スキャンテスト時にスキャンチェーンを構成する複数のスキャンフリップフロップ(SF00〜SFxz)と、クロック入力(CLK0)と複数のスキャンフリップフロップ(SF00〜SFxz)との間に接続された複数のクロックゲーティング回路(GC0〜GCx)とを具備する。複数のクロックゲーティング回路(GC0〜GCx)は直列にチェーン接続され、チェーン接続を介してゲーティング設定データがシリアル入力される。複数のクロックゲーティング回路(GC0〜GCx)のそれぞれは、入力されたゲーティング設定データに応じて、クロック入力(CLK0)とスキャンフリップフロップとの接続を制御する。
このような構成により、スキャンテストにおいてテストパタンデータを入力するスキャンシフトモードの前に、クロック供給を停止するスキャンフリップフロップを設定することができる。このため、スキャンテストの全期間において、任意のスキャンフリップフロップの動作を停止し電力消費を抑制することができる。
又、本発明による半導体集積回路のテスト方法は、スキャンチェーンを構成する複数のスキャンフリップフロップ(SF00〜SFxz)のそれぞれに対するクロック入力(CLK)の導通又は遮断を設定するステップと、クロック入力(CLK)の導通又は遮断が設定されたスキャンチェーンにテストパタンデータを入力するステップとを具備する。
本発明によれば、スキャンテストにおける消費電力を削減することができる。
又、スキャンテストにおける誤判定が減少する。
図1は、従来技術によるスキャン回路の構成の一例を示す図である。 図2は、従来技術によるスキャンテスト動作の一例を示すタイミングチャートである。 図3は、本発明によるスキャン回路の構成を示す図である。 図4は、本発明によるクロックゲーティング回路の構成を示す図である。 図5は、本発明に係るスキャンフリップフロップの構成の一例を示す図である。 図6は、本発明によるクロックゲーティング設定動作の一例を示すタイミングチャートである。 図7は、本発明によるスキャンテスト動作の一例を示すタイミングチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図面において同一、又は類似の参照符号は、同一、類似、又は等価な構成要素を示している。
(構成)
図3から図5を参照して、本発明による半導体集積回路(スキャン回路)の構成を説明する。図3は、本発明によるスキャン回路の全体構成を示す図である。図3を参照して、本発明によるスキャン回路は、複数のクロックゲーティング回路GC0〜GCx、複数のスキャンフリップフロップSF00〜SFz0、SF10〜SF1z、SF20〜SF2z、SFx0〜SFxzを具備する。尚、x、zは整数である。
本発明によるスキャン回路は、クロック入力CLK0、スキャン入力SIN00、スキャン出力SOUTxz、ゲーティング制御入力GSIN0、クロックゲーティングイネーブル出力GSOUTx、テストモード制御信号入力AMC0、スキャンモード制御信号入力SMC0、クロックゲーティング回路設定制御入力GCC0を端子として持つ。以下、クロックゲーティングイネーブル出力GSOUTxをイネーブル出力GSOUTx、テストモード制御信号入力AMC0をモード制御入力AMC0、スキャンモード制御信号入力SMC0をモード制御入力SMC0、クロックゲーティング回路設定制御入力GCC0を設定制御入力GCC0と称す。
クロックゲーティング回路GC0〜GCxのそれぞれは、通常動作用クロックゲーティングイネーブル信号入力EN、スキャン用クロックゲーティングイネーブル信号入力GSIN、テストモード制御信号入力AMC、クロックゲーティング回路設定制御入力GCC、ゲーテッドクロック出力GCLK、クロックゲーティングイネーブル出力GSOUT、クロック入力CLKを端子として持つ。以下、通常動作用クロックゲーティングイネーブル信号入力ENをイネーブル信号入力EN、スキャン用クロックゲーティングイネーブル信号入力GSINをイネーブル信号入力GSIN、テストモード制御信号入力AMCを制御信号入力AMC、クロックゲーティング回路設定制御入力GCCを設定制御入力GCCを設定制御入力GCC、クロックゲーティングイネーブル出力GSOUTをイネーブル出力GSOUTと称す。
スキャンフリップフロップSF00〜SFz0、SF10〜SF1z、SF20〜SF2z、SFx0〜SFxzのそれぞれは、データ入力DIN、スキャン入力SIN、スキャン用クロックゲーティングイネーブル信号入力GCEN、スキャンモード制御入力SMC、クロック入力CLK、データ出力DOUT、スキャン出力SOUTを端子として持つ。以下、スキャン用クロックゲーティングイネーブル信号入力GCENをイネーブル信号入力GCEN、スキャンモード制御入力SMCをモード制御入力SMCと称す。
クロック入力CLK0は、全てのクロックゲーティング回路GC0〜GCxのクロック入力CLKに接続される。設定制御入力GCC0は、全てのクロックゲーティング回路GC0〜GCxの設定制御入力GCCに接続される。モード制御入力AMC0は、全てのクロックゲーティング回路GC0〜GCxのモード制御入力AMCに接続される。
ゲーティング制御入力GSIN0は、クロックゲーティング回路GC0のイネーブル信号入力GSINに接続される。クロックゲーティング回路GC0のイネーブル出力GSOUT(GSOUT0)はクロックゲーティング回路GC1のイネーブル信号入力GSINに接続され、クロックゲーティング回路GC1のイネーブル出力GSOUT(GSOUT1)はクロックゲーティング回路GC2のイネーブル信号入力GSINに接続され、以下同様に、クロックゲーティング回路GCxまで順次直列にチェーン接続される。
又、クロックゲーティング回路GC0のイネーブル出力GSOUT(GSOUT0)は、スキャンフリップフロップSF00〜SF0zのイネーブル信号入力GCENに接続される。クロックゲーティング回路GC1のイネーブル出力GSOUT(GSOUT1)は、スキャンフリップフロップSF10〜SF1zのイネーブル信号入力GCENに接続される。クロックゲーティング回路GC2のイネーブル出力GSOUT(GSOUT2)は、スキャンフリップフロップSF20〜SF2zのイネーブル信号入力GCENに接続される。以下同様に、クロックゲーティング回路GCxのイネーブル出力GSOUT(GSOUTx)は、スキャンフリップフロップSFx0〜SFxzのイネーブル信号入力GCENに接続される。
クロックゲーティング回路GC0のゲーテッドクロック出力GCLK(GCLK0)は、スキャンフリップフロップSF00〜F0zのクロック入力CLKに接続される。クロックゲーティング回路GC1のゲーテッドクロック出力GCLK(GCLK1)は、スキャンフリップフロップSF10〜F1zのクロック入力CLKに接続される。クロックゲーティング回路GC2のゲーテッドクロック出力GCLK(GCLK2)は、スキャンフリップフロップSF20〜F2zのクロック入力CLKに接続される。以下同様に、クロックゲーティング回路GCxのゲーテッドクロック出力GCLK(GCLKx)は、スキャンフリップフロップSFx0〜Fxzのクロック入力CLKに接続される。
スキャン入力SIN00は、スキャンフリップフロップSF00のスキャン入力SINに接続され、スキャンフリップフロップSF00のスキャン出力SOUT(SOUT00)はスキャンフリップフロップSF10のスキャン入力SINに接続され、スキャンフリップフロップSF00のスキャン出力SOUT(SOUT01)はスキャンフリップフロップSF20のスキャン入力SINに接続される。以下同様に、スキャン出力SOUT及びスキャン入力SINを介してスキャンフリップフロップがチェーン接続され、スキャンフリップフロップSF00を入力段(初段)、スキャンフリップフロップSFxzを最終段としたスキャンチェーンが構成される。
スキャンモード制御信号入力SMC0は、全てのスキャンフリップフロップSF00〜SFxzのモード制御入力SMCに接続される。
次に、図4を参照して、本発明によるクロックゲーティング回路GC0〜GCxの構成の詳細を説明する。図4は、本発明によるクロックゲーティング回路GC0の構成の一例を示す図である。他のクロックゲーティング回路GC1〜GCxzの構成は、クロックゲーティング回路GC0と同様であるのでその説明は省略する。
クロックゲーティング回路GC0は、マルチプレクサMX1とクロックゲーティングセルLT1を備える。マルチプレクサMX1は、入力端子として、データ入力D0〜D2、制御信号入力S0、S1を備え、出力端子として出力Yを備える。データ入力D0はイネーブル出力GSOUTに接続され、データ入力D1はイネーブル信号入力GSINに接続され、データ入力D2はイネーブル信号入力ENに接続される。制御信号入力S0はモード制御入力AMCに接続され、制御信号入力S1は設定制御入力GCCに接続される。又、出力Yは、クロックゲーティングセルLT1の制御入力GTに接続される。
マルチプレクサMX1は、制御信号入力S0、S1に入力されるモード制御入力AMC、設定制御入力GCGの信号レベル(論理値)に応じてデータ入力D0〜D2のいずれかを選択して出力YからクロックゲーティングセルLT1に出力する。詳細には、HIGHレベルのモード制御入力AMCによって、クロックゲーティング回路GC0はテストモードとなる。テストモード時、出力Yは、HIGHレベルの設定制御入力GCCに応じてデータ入力D1(イネーブル信号入力GSIN)となり、LOWレベルの設定制御入力GCCに応じてデータ入力D0(イネーブル出力GSOUT)となる。一方、LOWレベルのモード制御入力AMCによって、クロックゲーティング回路GC0は通常モードとなる。通常モード時、出力Yは常時データ入力D2(イネーブル信号入力EN)となる。
クロックゲーティングセルLT1は、マルチプレクサMX1によって選択されたイネーブル信号(出力Y)に応じてスキャンフリップフロップに対するクロックの導通(供給)と遮断(供給停止)を制御する。クロックゲーティングセルLT1は、入力端子として制御信号入力GTとクロック入力CLKを備え、出力端子としてイネーブル出力GSOUTとゲーテッドクロック出力GCLKを備える。クロックゲーティングセルLT1は、ラッチ回路LT1AとAND素子LT1Bを備える。ラッチ回路LT1Aは、クロック入力CLKに応じて、制御信号入力GTに入力されたイネーブル信号をラッチし、イネーブル出力GSOUTに出力する。AND素子LT1Bは、クロック入力CLKとイネーブル出力GSOUTとの論理積をゲーテッドクロック出力GLKに出力する。AND素子LT1Bは、他の論理演算によっても実現しても良い。
テストモード時、HIGHレベルの設定制御入力GCCに応じて、データ入力D1(イネーブル信号入力GSIN)がクロックゲーティングセルLT1に入力される。この際、ゲーテッドクロック出力GCLKは、イネーブル信号入力GSINに応じた信号レベルを示す。ここで、設定制御入力GCCがLOWレベルになると、イネーブル出力GSOUTは、クロックゲーティングセルLT1にラッチされたデータの信号レベルに固定される。すなわち、クロックゲーティング回路GC0に対して、ゲートクロック出力GCLKの導通及び遮断を決定するデータ(イネーブル出力GSOUT)が設定される。例えば、クロックゲーティング回路GC0が、HIGHレベルのイネーブル出力GSOUTに設定(固定)された場合、ゲーテッドクロック出力GCLKはクロック入力CLKに応じた信号レベルとなる。すなわち、ゲートクロック出力GCLKが導通状態となり、クロック入力CLKからのクロック信号が、スキャンフリップフロップSF00〜0zに供給される(クロック導通)。あるいは、クロックゲーティング回路GC0が、LOWレベルのイネーブル出力GSOUTに設定(固定)された場合、ゲーテッドクロック出力GCLKがLOWレベルに固定される(クロック遮断)。
一方、通常モード時、データ入力D2(イネーブル信号入力EN)がクロックゲーティングセルLT1に入力される。この際、ゲーテッドクロック出力GCLKは、イネーブル信号入力ENに応じた信号レベルを示す。すなわち、クロックゲーティング回路GC0に対して、ゲートクロック出力GCLKの導通及び遮断を決定するデータ(イネーブル出力GSOUT)が設定される。例えば、クロックゲーティング回路GC0が、HIGHレベルのイネーブル出力GSOUTに設定(固定)された場合、クロック入力CLKに応じた信号レベルのゲーテッドクロック出力GCLKが出力される(クロック導通)。あるいは、クロックゲーティング回路GC0が、LOWレベルのイネーブル出力GSOUTに設定(固定)された場合、ゲーテッドクロック出力GCLKはLOWレベルに固定される(クロック遮断)。
図5は、本発明によるスキャン回路に用いられるスキャンフリップフロップSF00の構成を示す図である。他のスキャンフリップフロップSF01〜SFxzの構成は、スキャンフリップフロップSF00と同様であるのでその説明は省略する。図3を参照して、スキャンフリップフロップSF00は、フリップフロップFF1とマルチプレクサMX2を備える。又、スキャンフリップフロップSF00は、入力端子として、データ入力DIN、スキャン入力SIN、イネーブル信号入力GCEN、モード制御入力SMC、クロック入力CLKを備え、出力端子としてデータ出力DOUT、スキャン出力SOUTを備える。
フリップフロップFF1は、データ入力DIN、スキャン入力SIN、モード制御入力SMCのそれぞれに接続されるセレクタSL1と、セレクタの出力とクロック入力CLKに接続され、出力Qを有するフリップフロップFF1Aを備える。フリップフロップFF1の出力QはマルチプレクサMX2のデータ入力D1に接続される。セレクタSL1は、モード制御入力SMCの信号レベルに応じてデータ入力DINとスキャン入力SINの一方を選択してフリップフロップFF1Aに出力する。フリップフロップFF1Aは、セレクタSL1の出力をクロックCLKに応じて取り込み、出力QからマルチプレクサMX2に出力する。
マルチプレクサMX2は、制御信号入力S0、S1に入力されるモード制御入力SMC及びイネーブル信号入力GCENの信号レベルに応じてデータ入力D0、D1の一方を選択してデータ出力DOUT及びスキャン出力SOUTに出力する。詳細には、HIGHレベルのモード制御入力SMCによって、スキャンフリップフロップFS00はスキャンシフトモードとなり、フリップフロップFF1Aはクロック入力CLKに応じてスキャン入力SINを取り込む。ここで、マルチプレクサMX2は、イネーブル信号入力GCENがHIGHレベルのときデータ入力D1(出力Q)を選択して出力Yとし(スキャンシフト)、LOWレベルのときデータ入力D0(スキャン入力SIN)を選択して出力Yとする(スルー出力)。一方、LOWレベルのモード制御入力SMCによって、スキャンフリップフロップFS00はキャプチャモード又は通常モードとなり、フリップフロップFF1Aはクロック入力CLKに応じてデータ入力DINを取り込む。ここで、マルチプレクサMX2は、イネーブル信号入力GCENの信号レベルに関係なくデータ入力D1(出力Q)を選択して出力Yとする。
(動作)
次に、図6及び図7を参照して、本発明によるスキャンテスト動作の一例を説明する。本発明では、スキャンテストを行なう前に、クロックゲーティング回路GC0〜GCxのそれぞれに対し、クロックを導通させるか遮断するかを設定する。この設定動作を行なうモードをクロックゲーティング設定モードと称す。
図6は、本発明によるクロックゲーティング設定動作の一例を示すタイミングチャートである。図6を参照して、先ずHIGHレベルのモード制御入力AMC0によって、図3に示すスキャン回路はテストモードに切り替わる。この状態において、設定制御入力GCC0がHIGHレベルである期間T1、スキャン回路はクロックゲーティング設定モードとなる。
期間T1において、ゲーティング制御入力GSIN0からクロックゲーティング回路GC0〜GCxに対して、所望の状態(クロックの導通または遮断)に設定するデータ(ゲーティング設定データ)を、クロック入力CLK0と同期してシリアルに入力する。ゲーティング制御入力GSIN0からシリアルに入力されたゲーティング設定データは、イネーブル信号入力GSINとイネーブル出力GSOUTとを介して、クロックゲーティング回路GC0〜GCxのそれぞれに入力される。この際、導通状態としたいクロックゲーティング回路に対してはHIGHレベル、遮断状態としたいクロックゲーティング回路に対してはLOWレベルのゲーティング設定データが入力される。又、期間T1では、ゲーテッドクロック出力GCLK0〜GLKxの値は確定せず、それぞれのイネーブル出力GSOUTに応じた値(X)を示す。
全てのクロックゲーティング回路GC0〜GCxに対し所望のゲーティング設定データが入力された時点で設定制御入力GCC0をLOWレベルとし、クロックゲーティング設定モードを解除する(期間T2)。このとき、クロックゲーティング回路GC0〜GCxは、LOWレベルの設定制御入力GCC0に応じて、ゲーティング制御入力GSINに入力されたゲーティング設定データを保持する。これにより、クロックゲーティング回路GC0〜GCxのそれぞれのイネーブル出力GSOUTの値とともに、クロックを導通するか遮断するかが設定され、スキャンテストを開始することが可能になる。
図6に示す一例では、上述のクロックゲーティング設定動作によって、クロックゲーティング回路GC0、GC2には、HIGHレベルのゲーティング設定データが設定され、クロックゲーティング回路GC1には、LOWレベルのゲーティング設定データが設定される。この場合、クロックゲーティング回路GC0、GC2のイネーブル出力GSOUT0、GSOUT2はHIGHレベルとなり、ゲーテッドクロック出力は、クロック入力CLKに従う信号レベルとなる。すなわち、クロックゲーティング回路GC0、GC2はクロック導通に設定される。一方、クロックゲーティング回路GC1のイネーブル出力GSOUT1はLOWレベルとなり、ゲーテッドクロック出力は、LOWレベルに固定される。すなわち、クロックゲーティング回路GC1はクロック遮断に設定される。同様に他のクロックゲーティング回路に対してもクロック導通又はクロック遮断が設定される。
以上のように、本発明によれば、スキャンテストを行なう前に、クロックゲーティング回路GC1のそれぞれに対しクロック導通又はクロック遮断を設定することができる。
図7は、本発明によるスキャンテスト動作の一例を示すタイミングチャートである。図7を参照して、本発明によるスキャンテストにおけるスキャンシフト動作(期間TS0、TS1)とキャプチャ動作(期間TC0)の詳細を説明する。ここでは、予めクロックゲーティング回路設定モードにおいて、図3に示す全てのクロックゲーティング回路GC0〜GCxに対して「クロック導通」又は「クロック遮断」が設定された状態となっている。本一例では、クロックゲーティング回路GC1が「クロック遮断」に設定され、その他のクロックゲーティング回路は「クロック導通」に設定されている。
スキャンテストを行なう際、クロックゲーティング回路GC0〜GCxのモード制御入力AMCはHIGHレベル、設定制御入力GCCはLOWレベルに設定される。これにより、スキャンテストが行われる間(TS0、TC0、TS1)、クロックゲーティング回路GC0〜GCxのそれぞれは、クロックゲーティング設定に応じたイネーブル出力GSOUT(GSOUT0〜GSOUTx)及びゲーティングクロック出力GCLK(GCLK0〜GCLKx)を出力する。本一例では、クロックゲーティング回路GC0、GC2〜GCxのイネーブル出力GSOUT0、GSOUT2〜GSOUTxはHIGHレベルに設定され、ゲーティングクロック出力GCLK0、GCLK2〜GCLKxはクロック入力CLKに応じた周期のクロック信号となる。又、クロックゲーティング回路GC1のイネーブル出力GSOUT1はLowレベル、ゲーティングクロック出力GCLK1の出力は遮断される。
このように、ゲーテッドクロック出力GCLK1がスキャンテスト全体を通じて遮断され停止している。この場合、クロック入力CLKがクロックゲーティング回路GC1に接続されたスキャンフリップフロップSF10〜SF1zはスキャンテスト全体を通じてクロック入力CLKに応じた動作を行なわない。
スキャンテストでは、スキャンシフトによるテストパタンデータの入力(スキャンシフトモード(スキャンイン):期間TS0)、キャプチャ動作によるデータの書き込み(キャプチャモード:期間TC0)、スキャンシフトによる外部へのキャプチャデータの読み出し(スキャンシフトモード(スキャンアウト):期間TS1)が行なわれる。
先ず、スキャンシフトモード(スキャンイン:期間TS0)の動作を説明する。スキャンシフトモード(期間TS0)では、HIGHレベルのモード制御入力SMCによってスキャンフリップフロップ群によるスキャンチェーン(シフトレジスタ)が形成される。この間、スキャンチェーンのシフト動作によって、テストパタンデータS0〜Snをスキャンフリップフロップに入力する。
一方、スキャンシフトモードにおいて、スキャンフリップフロップSF10〜SF1zは、LOWレベルのイネーブル信号入力GCENに応じてスキャン入力SINをそのままスルー出力する。又、クロック入力CLKが停止されているため、スキャンフリップフロップSF10〜SF1zは、スキャン入力SINをラッチしない。例えば、期間TS0において、スキャンフリップフロップSF10のスキャン出力SOUTは、スキャン入力SINをそのままスルー出力する。従って、スキャンフリップフロップSF20は、前段のスキャン出力SOUT10よりさらに1段前のスキャン出力SOUT00から値を入力するよう動作する。同様に、スキャンフリップフロップSF11のスキャン出力SOUTはスキャン入力SINをそのままスルー出力する状態にあるので、スキャンフリップフロップSF01は、前段のスキャン出力SOUT11よりさらに1段前のスキャン出力SOUT21から値を入力するよう動作する。
次に、スキャンチェーンの全てにテストデータが入力されると、モード制御入力SMCがLOWレベルに遷移し、キャプチャモードに移行する(期間TC0)。スキャンフリップフロップSF00〜0z、SF20〜xzは、クロック入力CLKに応じてデータ入力Dinをラッチし、ラッチしたデータ(キャプチャデータ)をデータ出力DOUT及びスキャン出力SOUTに出力する。図7に示す一例では、期間TC0において、2回のクロックパルスがクロック入力CLKに入力される。1回目のクロックパルスによって、スキャンフリップフロップはキャプチャ動作を開始する。2回目のクロックパルスによって、スキャンフリップフロップから検証対象となるデータを読み出す。例えば、スキャンフリップフロップSF00、SF20、SF21、SF01はそれぞれ、期間TC0において最初のクロック入力CLKに応じてデータL00、L20、L21、L01を出力する。例えば、スキャンフリップフロップSF00、SF20、SF21、SF01のそれぞれは、次のクロック入力に応じて、テストデータSn、データL00、L20、L21に応じたキャプチャデータC00、C20、C21、C01を出力する。
キャプチャモードにおいても、ゲーテッドクロックGCLK1が遮断状態のため、スキャンフリップフロップSF10〜SF1zにクロック信号は供給されない。このため、キャプチャ動作期間TC0中、スキャンフリップフロップSF10〜SF1zのスキャン出力SOUTは、フリップフロップFF1の初期値であるLOWレベルに固定される。
スキャンフリップフロップにデータがキャプチャされると、モード制御入力SMCがHIGHレベルに遷移し、スキャンシフトモード(スキャンアウト)に移行する(期間TS1)。期間TS1において、キャプチャデータがスキャンチェーンをシフトし、最終段のスキャンフリップフロップSFxzのスキャン出力SOUTxzから取り出される。この間、スキャンインと同様に、スキャンフリップフロップSF10〜SF1zは、LOWレベルのイネーブル信号入力GCENに応じてスキャン入力SINをそのままスルー出力する。
本発明では、スキャンテストの前のクロックゲーティング設定モードにおいて、クロックゲーティング回路GC0〜GCxに対するクロック導通と遮断の設定を行なっている。このため、スキャンシフト動作期間においてクロックゲーティング回路GC0〜GCxのクロック導通・遮断状態は変化せず、スキャンテスト全体を通じて任意のクロックゲーティング回路を遮断した状態で動作する。また個々のスキャンフリップフロップは、スキャンシフト動作においてクロック供給が停止されるとスキャン入力をスキャン出力にそのままスルー出力するため、スキャンシフト動作中に任意のクロックゲーティング回路を遮断してもスキャンシフト動作は問題なく可能である。従って、スキャンキャプチャ動作だけでなくスキャンシフト動作においても、任意のクロックゲーティング回路の制御でクロック遮断を行って電力消費の抑制が可能になる。
すなわち、本発明によれば、スキャンテストの全期間を通じてクロック供給を停止した分だけ消費電流を抑制することができる。スキャンシフト期間中に電力抑制できない場合、回路に誤動作が発生し、テスタが誤判定する場合がある。本発明では、スキャンシフト期間中も電力抑制できるため、回路の誤動作を防止でき、テスタによる誤判定を減少させることができる。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
GC0、GC1、GC2、GCx:クロックゲーティング回路
SF00、SF01、SF10、SF11、SF20、SF21、SF0z0、SF1z1、SF2z2、SFx0、SFx1、SFxz:スキャンフリップフロップ
GSIN0:ゲーティング制御入力
SIN00:スキャン入力
CLK、CLK0:クロック入力
GCC、GCC0:クロックゲーティング回路設定制御入力
AMC、AMC0:テストモード制御信号入力
SMC0:スキャンモード制御信号入力
GCLK0、GCLK1、GCLK2、GCLKx:ゲーテッドクロック出力
GSOUT0、GSOUT1、GSOUT2、GSOUTx:クロックゲーティングイネーブル出力
SOUT00、SOUT01、SOUT10、SOUT11、SOUT20、SOUT21、SOUT0z0、SOUT1z1、SOUT2z2、SOUTx0、SOUTx1、SOUTxz:スキャン出力
MX1:マルチプレクサ
LT1:クロックゲーティングセル
LT1A:ラッチ
LT1B:AND素子
GSIN:スキャン用クロックゲーティングイネーブル信号入力
EN:通常動作用クロックゲーティングイネーブル信号入力
GSOUT:クロックゲーティングイネーブル出力
GCLK:ゲーテッドクロック出力
FF1、FF1A:フリップフロップ
SL1:セレクタ
MX2:マルチプレクサ
GCEN:スキャン用クロックゲーティングイネーブル信号入力
DIN:データ入力
SIN:スキャン入力
DOUT:データ出力
SOUT:スキャン出力
SFFG1a〜SFFG1z:レジスタ群(スキャンフリップフロップ群)
SFFG2a〜SFFG2z:レジスタ群(スキャンフリップフロップ群)
SFFG3a〜SFFG3z:レジスタ群(スキャンフリップフロップ群)
TC11〜TC13:テストクロック制御回路
TCLKCTL:テストクロック制御回路
MUXG:クロック選択回路
CGC、SCGC:クロックゲーティングセル
SFF:スキャンフリップフロップ

Claims (7)

  1. スキャンテスト時にスキャンチェーンを構成する複数のスキャンフリップフロップと、
    クロック入力と前記複数のスキャンフリップフロップとの間に接続された複数のクロックゲーティング回路と
    を具備し、
    前記複数のクロックゲーティング回路は直列にチェーン接続され、前記チェーン接続を介してゲーティング設定データがシリアル入力され、
    前記複数のクロックゲーティング回路のそれぞれは、前記ゲーティング設定データに応じて、クロック入力とスキャンフリップフロップとの接続を制御する
    半導体集積回路。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路において、
    前記複数のクロックゲーティング回路のそれぞれは、
    ラッチ回路と、
    第1マルチプレクサと、
    論理演算素子と、
    を備え、
    前記マルチプレクサは、前記ゲーティング設定データと、前記ラッチ回路の出力であるクロックゲーティングイネーブル出力との一方を選択して前記ラッチ回路に出力し、
    前記論理演算素子は、前記クロックゲーティングイネーブル出力と前記クロック入力とに応じたゲーテッドクロック信号を前記複数のスキャンフリップフロップのいずれかに出力する論理演算素子と
    を備える
    半導体集積回路。
  3. 請求項2に記載の半導体集積回路において、
    前記複数のスキャンフリップフロップのそれぞれは、スキャンモード制御信号に応じて、スキャンシフトモードとキャプチャモードとが切り換えられ、スキャンシフトモード時、前段のスキャンフリップフロップから入力されたテストパタンデータと、前記ゲーテッドクロック信号に応じてフリップフロップに取り込まれたテストパタンデータの一方を、前記クロックゲーティングイネーブル信号の信号レベルに応じて選択し、データ出力と次段のスキャンフリップフロップとに出力する第2マルチプレクサを備える
    半導体集積回路。
  4. 請求項3に記載の半導体集積回路において、
    キャプチャモード時、前記第2マルチプレクサは、前記ゲーテッドクロック信号に応じてフリップフロップに取り込まれたデータを前記データ出力に出力する
    半導体集積回路。
  5. スキャンチェーンを構成する複数のスキャンフリップフロップのそれぞれに対するクロック入力の導通又は遮断を設定するステップと、
    前記クロック入力の導通又は遮断が設定されたスキャンチェーンにテストパタンデータを入力するステップと
    を具備する
    半導体集積回路のテスト方法。
  6. 請求項5に記載の半導体集積回路のテスト方法において、
    前記設定するステップは、
    直列にチェーン接続された複数のクロックゲーティング回路に対し前記チェーン接続を介してゲーティング設定データをシリアル入力するステップと、
    前記複数のクロックゲーティング回路のそれぞれが、前記ゲーティング設定データに応じて、クロック入力と前記複数のスキャンフリップフロップのいずれかとの接続を制御するステップと
    を備える
    半導体集積回路のテスト方法。
  7. 請求項6に記載の半導体集積回路のテスト方法において、
    前記スキャンチェーンにテストパタンデータを入力ステップは、
    前記クロック入力と前記複数のフリップフロップのうち第1フリップフロップとの間に接続を遮断するステップと、
    前記第1フリップフロップが、前記テストパタンを次段のフリップフロップにスルー出力するステップと
    を備える
    半導体集積回路のテスト方法。
JP2009129489A 2009-05-28 2009-05-28 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP5275136B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009129489A JP5275136B2 (ja) 2009-05-28 2009-05-28 半導体集積回路
US12/801,182 US8055965B2 (en) 2009-05-28 2010-05-26 Semiconductor integrated circuit and method of testing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009129489A JP5275136B2 (ja) 2009-05-28 2009-05-28 半導体集積回路

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010276479A true JP2010276479A (ja) 2010-12-09
JP2010276479A5 JP2010276479A5 (ja) 2012-04-05
JP5275136B2 JP5275136B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=43221662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009129489A Expired - Fee Related JP5275136B2 (ja) 2009-05-28 2009-05-28 半導体集積回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8055965B2 (ja)
JP (1) JP5275136B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015099146A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 インフィネオン テクノロジーズ アーゲーInfineon Technologies Ag 遅延故障構造テストのための網羅率向上およびパワーアウェアクロックシステム
CN114217211A (zh) * 2021-12-15 2022-03-22 四川创安微电子有限公司 一种降低扫描链动态测试功耗的电路及其控制方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8788895B2 (en) * 2010-04-08 2014-07-22 Stmicroelectronics S.R.L. Testing system for integrated circuits including components for receiving clock signals corresponding to different clock domains
US8464117B2 (en) * 2010-05-25 2013-06-11 Freescale Semiconductor, Inc. System for testing integrated circuit with asynchronous clock domains
KR20120121708A (ko) * 2011-04-27 2012-11-06 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치
US8914689B2 (en) * 2012-09-14 2014-12-16 Cadence Design Systems, Inc. Controlled toggle rate of non-test signals during modular scan testing of an integrated circuit
US20140181603A1 (en) * 2012-12-21 2014-06-26 Iwan R. Grau Method and apparatus for tuning scan capture phase activity factor
KR102057503B1 (ko) 2013-08-14 2019-12-19 삼성전자 주식회사 반도체 회로
US9646307B2 (en) 2014-09-23 2017-05-09 Sony Corporation Receiving fingerprints through touch screen of CE device
JP2021124371A (ja) 2020-02-05 2021-08-30 キオクシア株式会社 半導体集積回路
US11940494B2 (en) 2021-11-11 2024-03-26 Samsung Electronics Co., Ltd. System on chip for performing scan test and method of designing the same
US20230258714A1 (en) * 2022-02-15 2023-08-17 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Icg test coverage with no timing overhead

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10197603A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法
JP2007248135A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置とそのテスト方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5900753A (en) * 1997-03-28 1999-05-04 Logicvision, Inc. Asynchronous interface
US6275081B1 (en) * 1999-06-02 2001-08-14 Adaptec, Inc. Gated clock flip-flops
US6442722B1 (en) * 1999-10-29 2002-08-27 Logicvision, Inc. Method and apparatus for testing circuits with multiple clocks
US20030154434A1 (en) * 2002-02-11 2003-08-14 Chien-Tzu Hou Self testing-and-repairing data buffer and method for operating the same
US7058868B2 (en) * 2003-08-14 2006-06-06 Broadcom Corporation Scan testing mode control of gated clock signals for memory devices
US7089471B2 (en) * 2003-08-14 2006-08-08 Broadcom Corporation Scan testing mode control of gated clock signals for flip-flops
US7134061B2 (en) * 2003-09-08 2006-11-07 Texas Instruments Incorporated At-speed ATPG testing and apparatus for SoC designs having multiple clock domain using a VLCT test platform
EP1584938B1 (en) * 2004-04-07 2008-05-21 STMicroelectronics Limited At-speed testing of an integrated circuit
US7290191B2 (en) * 2004-08-20 2007-10-30 International Business Machines Corporation Functional frequency testing of integrated circuits
US20070200597A1 (en) * 2006-02-28 2007-08-30 Oakland Steven F Clock generator having improved deskewer
JP2008122159A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Toshiba Corp 半導体集積回路
JP2009222644A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Toshiba Corp 半導体集積回路、及び設計自動化システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10197603A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法
JP2007248135A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置とそのテスト方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015099146A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 インフィネオン テクノロジーズ アーゲーInfineon Technologies Ag 遅延故障構造テストのための網羅率向上およびパワーアウェアクロックシステム
CN114217211A (zh) * 2021-12-15 2022-03-22 四川创安微电子有限公司 一种降低扫描链动态测试功耗的电路及其控制方法
CN114217211B (zh) * 2021-12-15 2023-09-01 四川创安微电子有限公司 一种降低扫描链动态测试功耗的电路及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20100306607A1 (en) 2010-12-02
US8055965B2 (en) 2011-11-08
JP5275136B2 (ja) 2013-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5275136B2 (ja) 半導体集積回路
JP5256840B2 (ja) 論理回路
US7624322B2 (en) Scan based testing of an integrated circuit containing circuit portions operable in different clock domains during functional mode
US8013637B2 (en) Clock signal selection circuit
US9291674B1 (en) Integrated circuit with low power scan flip-flop
US9222979B2 (en) On-chip controller and a system-on-chip
EP1971871B1 (en) Reduced pin count scan chain implementation
US11307251B1 (en) Circuit and testing circuit thereof
US8832510B2 (en) Circuit to reduce peak power during transition fault testing of integrated circuit
JP2009097879A (ja) 半導体集積回路
JP3420142B2 (ja) スキャンパステスト用のフリップフロップ回路
EP3195321A1 (en) Scannable memories with robust clocking methodology to prevent inadvertent reads or writes
JP6534592B2 (ja) スキャンテスト回路及びスキャンテスト装置
TWI730707B (zh) 時脈閘控單元
JP2003121497A (ja) 論理回路テスト用スキャンパス回路及びこれを備えた集積回路装置
JP2006145307A (ja) スキャンテスト回路
US20080059853A1 (en) Semiconductor Integrated Circuit
JP5383588B2 (ja) スキャンテスト回路、半導体集積回路
JP2005257366A (ja) 半導体回路装置及び半導体回路に関するスキャンテスト方法
JP3963158B2 (ja) 半導体回路装置及びそのテスト方法
WO2011158500A1 (ja) スキャン非同期記憶素子およびそれを備えた半導体集積回路ならびにその設計方法およびテストパターン生成方法
JP2009175154A (ja) 半導体集積回路およびその設計方法
US20230259433A1 (en) Systems and methods to test an asychronous finite machine
JP2005283207A (ja) 半導体集積回路装置
JP2010025703A (ja) 半導体装置およびそのテスト方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120216

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5275136

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees