JP2007247960A - 空気調節機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和機1Aは、空気吸入口25aと空気吐出口25bとを連通する通風路19aが形成された筐体3Aと、通風路19aを遮って配設される面状のエアフィルタ16aと、エアフィルタ16aの表面を清浄するクリーニング装置2Aと、を備え、クリーニング装置2Aは、エアフィルタ16aが装着されて通風路19aを遮り、かつ、スライド移動可能に配設されたフィルタ装着部7Aと、複数列の清掃具18a〜18fを備え、かつ清掃具18a〜18fの配列方向をフィルタ装着部7Aのスライド方向に一致させて配設されたフィルタ清掃部8Aと、フィルタ装着部7Aを往復的にスライド移動させるスライド移動手段20と、を備えている。
【選択図】図3
Description
従来の空気調和機は、無端ベルト状のフィルタ(エアフィルタ)と、回転駆動手段と、塵埃除去手段と、塵埃捕集手段とで構成される集塵装置(クリーニング装置)を備えている。そして、集塵装置によって、フィルタのクリーニングを行っていた。
集塵装置は、無端ベルト状のフィルタが、空気吸い込み口と吹き出し口との間に配設されて、回転駆動手段によって回転駆動される。そして、空気と一緒に吸い込まれて、フィルタに捕捉された塵埃は塵埃除去手段によって吹き飛ばされ、吹き飛ばされた塵埃は、塵埃捕集手段にて吸引捕集されていた(例えば、特許文献1参照)。
そして、フィルタがスライド手段によって、本体キャビネット内外に向けて往復するように移動させられ、フィルタに付着したゴミが第1のブラシおよび第2のブラシにより掻き取られていた(例えば、特許文献2参照)。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機における要部の構成をわかりやすく説明するために空気調和機の構成要素を部分的に切除した斜視図である。図2はこの実施の形態1に係る空気調和機におけるクリーニング装置の要部の構成を説明する斜視図であり、図2の(a)〜図2の(d)はそれぞれ、フィルタ支持部、フィルタ装着部、フィルタ清掃部および上部フィルタ部の斜視図を示している。図3はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機における側面の要部断面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図であり、図4の(a)〜図4の(c)は、フィルタ装着部が往方向、復方向、往方向の順に移動する状態をそれぞれ示している。
クリーニング装置2Aは、フィルタ支持部6A、フィルタ装着部7A、フィルタ清掃部8A、上部フィルタ部31およびスライド移動手段20を有し、後述する空気吸入口25a側に配設される。
図2の(a)において、フィルタ支持部6Aは、枠12a、保持凸部13a〜13fおよびレール部14a,14bを有している。
枠12aは、弾力性のある樹脂などにより長方形の枠状に形成される。保持凸部13a〜13fは、棒状に形成されている。そして、保持凸部13a〜13fのそれぞれは、枠12aの長辺に平行に、かつ枠面に対して突出するように両端を短辺に固着されて、短辺の長さ方向に第1の所定の間隔で6列に配設されている。
枠12bは、枠12aと同じ材質で同じサイズの長方形の枠状に形成される。補強部15は、枠12bの短辺、長辺の長さをそれぞれ3分割および4分割するように、枠12bと同じ厚さで同じ材質を用いて格子状に形成されている。そして、補強部15は枠12bにはめ込まれた状態に固定される。エアフィルタ16aは、枠12bの表面全体を覆うように配置され、補強部15および枠12bの表面に接着等で固定される。
また、エアフィルタ16aの塵埃付着面(表面)の凹凸は極力小さいものが用いられる。凹凸の小さい方が後述の集塵動作において、エアフィルタ16aの表面に付着した塵埃を除去しやすい。
また、歯部17は、枠12bの長辺の一辺の中点付近の枠12b内から枠12bの外に向けて、枠12bに固定して取り付けられている。歯部17は後述するように歯車9に対応する形状の凹凸を有している。
枠12cは、枠12a,12bと同じ材質で同じサイズの長方形の枠状に形成される。そして、スキージ18a〜18fのそれぞれは、枠12cの長辺に平行に、かつ枠面に対して突出するように両端を短辺に固着されて、短辺の長さ方向に第1の所定の間隔で6列に配設されている。また、短辺の長さ方向(スキージ18a〜18fの配列方向)は後述するスライド移動の方向に一致している。
枠12dは、枠12a〜12cと同じ材質で形成され、さらに枠12a〜12cと同じ長さの長辺を有し、短辺は枠12a〜12cより短く形成される。エアフィルタ16bはエアフィルタ16aと同じ材質からなり、枠12dの表面全体を覆うように配置され、枠12dに接着等で固定される。
レール部14g,14hは、矩形平板状に形成され、枠12dの短辺の長さ方向の全域に渡って、枠12dの両短辺の外壁面に固定される。
筐体3Aは、ベース21、メインパネル22、底面パネル24aおよび側板23a,23bによって形成される。
底面パネル24aはベース21の長辺と同じ長さの長辺を有する矩形平板状に形成されて、ベース21の下部長辺に底面パネル24aの長辺を合わせて、ベース21の表面に対して垂直に突出するように固定されている。
そして、メインパネル22が、ベース21の上部長辺と底面パネル24aの突出先端側の長辺とをアーチ状の曲面で接続するように配設されている。
そして、側板23a,23bがベース21、メインパネル22および底面パネル24aによって形成される開口面を塞口するように取り付けられている。
ここで、空気調和機1Aは底面パネル24aが最下面となるように配設されるものとする。
また、アーチ状の曲面に形成されたメインパネル22の上部側には、空気吸入口25aが桟状に形成されている。さらに、空気吐出口27aが、底面パネル24aを長方形にくりぬいて形成されている。
そして、筐体3Aの内部には、空気吸入口25aから空気吐出口27aに通ずる通風路19aが形成されている。
通風路19aの経路中に、円柱状のファン5aが、その軸をベース21の長辺と平行になるように配設される。また、ファン駆動モータ36aが、その回転トルクがファン5aに伝達されるように配設されている。
さらに、熱交換器4が通風路19a内の上流側にファン5aをΛ型に覆って配設されている。
そして、フィルタ支持部6A、フィルタ装着部7A、フィルタ清掃部8A、および上部フィルタ部31は、レール部14a〜14hを側板23a,23bに形成されたそれぞれに対応する凹部に挿入されて、側板23a,23bに支持された状態で筐体3Aに装着される。
さらに、フィルタ清掃部8A及びフィルタ支持部6Aは、側板23a,23bに形成された凹部から抜け落ちないように、止め具(図示せず)にて側板23a,23bに固定される。
歯車9は、フィルタ装着部7Aに固定された歯部17に対応するように配設されている。そして、歯車9には歯車駆動モータ10の回転トルクが伝達されるようになっている。さらに歯車駆動モータ10が制御手段11に電気的に接続されている。
このとき、スライド移動の往復方向(スライド移動方向)のうち、底面パネル24a側へフィルタ装着部7Aが近づく方向の移動方向を往方向、底面パネル24aからフィルタ装着部7Aが離れる方向の移動方向を復方向とする。
図4の(a)に示されるように、CPUはフィルタ装着部7Aが往方向に例えば5cm移動するように歯車駆動モータ10の駆動制御を行う。このとき、スキージ18a〜18fがエアフィルタ16aに密接するように配設されているので、エアフィルタ16aに付着している塵埃28は、フィルタ装着部7Aの移動と共にスキージ18a〜18fに掻き取られて、エアフィルタ16aの表面上を復方向に移動する。また、このとき掻き取られた塵埃28は、スキージ18a〜18fとエアフィルタ16aの密接される部分に沿ってエアフィルタ16aの表面上を復方向に移動される。
フィルタ装着部7Aの往方向の移動のときに、大部分の塵埃28はスキージ18a〜18fによって掻き取られているが、復方向のフィルタ装着部7Aの移動時にもエアフィルタ16aの表面に残っている塵埃28が、エアフィルタ16aに密接されるスキージ18a〜18fの押圧力によって往方向に移動する。そしてCPUは、フィルタ装着部7Aの復方向の移動を停止するように歯車駆動モータ10の駆動制御を行う。
このとき、スキージ18a〜18fに押圧されてエアフィルタ16aの表面の往方向側に向かって掻き取られていた塵埃28は、その押圧力がなくなるので、フィルタ装着部7Aの往復運動が切り替えられる地点のエアフィルタ16aの表面に残される。
従って、塵埃28は、フィルタ装着部7Aの往復移動切り替え時に、エアフィルタ16a表面にスキージ18a〜18fが密接していた部分に集中して集められる。また、スキージ18a〜18fが摺接する他のエアフィルタ16aの表面は、スキージ18a〜18fに掻き取られて塵埃28が除去されている。
また、清掃具としてのスキージ18a〜18fは第1の所定の間隔で配設されるものとして説明したが、第1の所定の間隔とは、隣接するスキージ18a〜18fのそれぞれの間隔を指すものであって、必ずしも隣接するスキージ18a〜18fのそれぞれの間隔の全てが同じ長さである必要はない。
また、フィルタ装着部7Aの片道の移動距離は5cmであるものとして説明したが、5cmに限定されるものではなく、フィルタ装着部7Aのサイズなどによって適宜移動距離を設定すればよい。
図5はこの発明の実施の形態2に係る空気調和機におけるフィルタ清掃部を示す斜視図である。図6はこの発明の実施の形態2に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図であり、図6の(a)〜図6の(c)は、フィルタ装着部が復方向、往方向、復方向の順に移動する状態をそれぞれ示している。
また、第1の所定の間隔は、フィルタ装着部7Aのスライド移動の片道の移動距離より短くなっている。さらに、ブラシ29a〜29fのそれぞれの毛先は、エアフィルタ16aの表面の往方向に傾けて、1列に植えつけられている。また、ブラシ29a〜29fは、エアフィルタ16aの表面にそれぞれの毛先が密接した状態に配置されている。
なお、図6では、説明の便宜上、2つの保持凸部13i,13jのみ図示している。
なお、他の構成は実施の形態1と同様に構成されている。
ブラシ29a〜29fの毛の先端が、エアフィルタ16aの表面に対して往方向に傾けて配置したことで、フィルタ装着部7Aの往方向の移動時には、毛の向きに沿うようにエアフィルタ16aの表面は移動され、逆にフィルタ装着部7Aの復方向の移動時には毛の向きに逆らう方向にエアフィルタ16aの表面が移動される。
従って、図6の(a)に示すように、CPUによって歯車駆動モータ10が駆動制御されて、フィルタ装着部7Aが復方向に移動されると、ブラシ29a〜29fの毛の向きに逆らってエアフィルタ16aの表面が移動されるので、エアフィルタ16aの表面に付着されている塵埃は、ブラシ29c,29dの毛の先端に押圧されて往方向に向かって掻き集められる。このとき、塵埃28がブラシ29dで掻き集められた塵埃であるとする。
ついで、フィルタ装着部7Aが復方向に移動されると、図6の(c)に示すように、ブラシ29cの往方向側に位置していた塵埃28はブラシ29cの先端に押圧されて、さらにエアフィルタ16aの表面の往方向に向かって掻き集められる。
従って、フィルタ支持部6Bの往復運動が繰り返される度に、塵埃28を掻き集めるブラシは、往方向のブラシに代えられて、塵埃28は、エアフィルタ16aの表面上を往方向に掻き集められる。そして、フィルタ装着部7Aの最下端まで移動された塵埃28は、塵埃収集部26に落下し、収集される。
さらに、ブラシ29a〜29fのスライド移動方向の配列間隔である第1の所定の間隔が、フィルタ装着部7Aのスライド移動の片道の移動距離より短くなっているので、フィルタ装着部7Aの往復移動を繰り返す度に、塵埃を掻き集めるブラシは、往方向側のブラシに代えられ、塵埃はエアフィルタ16aの表面上を往方向に集められ、ついには塵埃収集部26に集塵される。これにより、エアフィルタ16aの表面から塵埃28が自動的に除去されるので、塵埃がエアフィルタ16aに付着することによる空気調和機の効率低下が防止される。
図7はこの発明の実施の形態3に係る空気調和機におけるフィルタ清掃部を示す斜視図であり、図8はこの発明の実施の形態3に係る空気調和機におけるフィルタ装着部を示す斜視図である。図9はこの発明の実施の形態3に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図であり、図9の(a)〜図9の(c)は、フィルタ装着部が復方向、往方向、復方向の順に移動する状態をそれぞれ示している。
フィルタ清掃部8Cは、ガイド30a〜30dが、レール部14e,14fのそれぞれの下部に、レール部14e,14fの長さ方向に所定の間隔をもって配設されている。このフィルタ清掃部8Cは、ガイド30a〜30dが配設されている点を除いて、上記実施の形態1におけるフィルタ清掃部8Aと同様に構成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この状態で、CPUによって歯車駆動モータ10が駆動制御されて、フィルタ装着部7Bが復方向に移動されると、スキージ18c,18dがエアフィルタ16aの表面を摺接し、塵埃を掻き集める。このとき、塵埃28がスキージ18dで掻き集められた塵埃とする。そして、ガイドピン32aがガイド溝33の第1直線部の端部まで来ると、第1直線部から第2直線部への円弧部に導かれる。そこで、フィルタ装着部7Bの復方向への移動が停止される。
なお、他のガイドピン32b〜32dおよびガイド30b〜30dについても、上記説明と同様の動作がなされる。
図10はこの発明の実施の形態4に係る空気調和機におけるフィルタ装着部を示す斜視図である。図11はこの発明の実施の形態4に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図であり、図11の(a)〜図11の(c)は、フィルタ装着部が復方向、往方向、復方向の順に移動する状態をそれぞれ示している。
至るように、枠12cの短辺の長さ方向に第1の所定の間隔で、6列に配設されている。ブラシの毛先は、エアフィルタ16aの塵埃付着面に対して垂直となるように形成されている。
なお、図11では、説明の便宜上、3つのブラシ35b,35c,35dのみを図示している。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成される。
まず、CPUによって歯車駆動モータ10が駆動制御されて、フィルタ装着部7Cが復方向に移動されると、図11の(a)に示されるように、ブラシ35c,35dの毛先がエアフィルタ16aの表面を摺接し、塵埃を掻き集める。そして、フィルタ装着部7Cの復方向にさらに移動されると、ブラシ35c,35dは、塵埃を掻き集めつつ移動制限部34c,34bを乗り越え、それぞれ移動制限部34c,34bの往方向側に配置される。このとき、ブラシ35c,35dで掻き集められた塵埃も、移動制限部34c,34bを乗り越え、それぞれ移動制限部34c,34bの往方向側まで移動する。ここで、塵埃28をブラシ35dで掻き集められた塵埃とする。
ついで、フィルタ装着部7Cが復方向に移動されると、ブラシ35cが塵埃28を押圧して移動制限部34bを乗り越えさせ、移動制限部34bの復方向側まで移動させる。
また、移動制限部34a〜34fは第2の所定の間隔で配設されるものとして説明したが、第2の所定の間隔とは、隣接する移動制限部34a〜34fのそれぞれの間隔を指すものであって、必ずしも隣接する34a〜34fのそれぞれの間隔の全てが同じ長さである必要はない。
図12はこの発明の実施の形態5に係る空気清浄機における側板を考慮しない要部透視図である。
なお、実施の形態1と同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
空気調節機としての空気清浄機43は、クリーニング装置2A、筐体3B、集塵フィルタ37、ファン5b、ファン駆動モータ36bおよび塵埃収集部26を備えている。
筐体3Bは、それぞれ矩形平板状の前面パネル38、背面パネル39、上面パネル40、底面パネル24bおよび2つの側板(図示せず)を有する中空の直方体に形成される。そして、前面パネル38と背面パネル39とが対向して配置されている。また、背面パネル39の中央部には、窪みが形成されて、窪みの開口部が対向する前面パネル38側に向けられている。
ここで、空気清浄機43は、底面パネル24bが最下面となるように配設される。
さらに、側板の相対する内壁の空気吸入口25b側には、フィルタ支持部6A、フィルタ装着部7A、フィルタ清掃部8Aおよび上部フィルタ部31のレール部14a〜14hに対応する凹部(図示せず)が底面パネル24bに対して垂直な方向に形成されている。 それぞれのレール部14a〜14hを対応する凹部に挿入することにより、クリーニング装置2Aが筐体3Bに配設される。
また、集塵フィルタ37がクリーニング装置2Aとファン5bとの間に通風路19bを遮って設けられている。なお、集塵フィルタ37は、クリーニング装置2Aのエアフィルタ16aをも通過する非常に小さな粒子を取り除くものである。
また、集塵フィルタ37とファン5bとの間には、中央部に空気を還流させる通風経路42を有する隔壁41が、上面パネル40および底面パネル24bからそれぞれ対向する面に向かって突出している。
また、フィルタ装着部7Aは、通風路19bを遮るように、かつ側板に形成された凹部に案内されて、エアフィルタ16aの面方向に、つまり底面パネル24bに対して垂直方向に往復的にスライド移動可能に配設される。
よって、空気吸入口25bより空気と共に取り入れられる塵埃は、エアフィルタ16aの表面に付着される。そして、塵埃は、フィルタ装着部7Aのスライド移動が開始されるとエアフィルタ16aの表面に密着するフィルタ清掃部8Aのスキージに掻き集められる。
従って、クリーニング装置2Aのエアフィルタ16aに付着した塵埃が実施の形態1の説明と同様にして収集される。
Claims (5)
- 空気吸入口と空気吐出口とを連通する通風路が形成された筐体と、
上記通風路を遮って配設される面状のエアフィルタと、該エアフィルタの表面を清浄するクリーニング装置と、
を備える空気調節機において、
上記クリーニング装置は、
上記エアフィルタが装着されて上記通風路を遮り、かつ、該エアフィルタの面方向に沿ってスライド移動可能に配設されたフィルタ装着部と、
第1の所定の間隔で配列された複数列の清掃具を備え、該清掃具を上記エアフィルタの
空気吸入口側の面に密着させ、かつ、該清掃具の配列方向を上記フィルタ装着部のスライド方向に一致させて配設されたフィルタ清掃部と、
上記フィルタ装着部を所定の距離で往復的にスライド移動させるスライド移動手段と、を備えていることを特徴とする空気調節機。 - 上記第1の所定の間隔が、上記フィルタ装着部のスライド移動の片道の移動距離より短いことを特徴とする請求項1記載の空気調節機。
- 複数列の上記清掃具のそれぞれが、毛先を上記フィルタ装着部のスライド移動方向の往方向又は復方向の一方の方向に傾けて1列に植え付けられたブラシで構成されていることを特徴とする請求項2記載の空気調節機。
- 上記フィルタ清掃部を上記フィルタ装着部に対して接離させるフィルタ清掃部移動機構をさらに備え、
上記フィルタ清掃部移動機構が、上記フィルタ装着部の往方向又は復方向の一方の方向へのスライド移動時には、上記エアフィルタ清掃部を該フィルタ装着部に近接させて上記清掃具を上記エアフィルタの面に密着状態に保持し、上記フィルタ装着部の往復方向の他方へのスライド移動時には該エアフィルタ清掃部を該フィルタ装着部から離反させて上記清掃具を上記エアフィルタの面から離反する状態に保持することを特徴とする請求項2記載の空気調節機。 - 上記エアフィルタの空気吸入口側の面に密着して上記フィルタ装着部のスライド移動方向に第2の所定の間隔で配列された複数列の移動制限部をさらに備え、
上記複数列の移動制限部のそれぞれは、上記エアフィルタの面からの高さが上記フィルタ装着部のスライド移動方向の往方向又は復方向の一方の方向に漸次高くなる楔状に形成され、かつ、上記第2の所定の間隔が上記フィルタ装着部のスライド移動の片道の移動距離より短いことを特徴とする請求項2記載の空気調節機。
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