JP2007247960A - 空気調節機 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置面積を抑えつつ、稼動しながらにエアフィルタ表面に付着した塵埃を自動的に集塵することが可能なクリーニング装置を備えた空気調和機や空気清浄機などの空気調節機を得ることを目的とする。
【解決手段】空気調和機1Aは、空気吸入口25aと空気吐出口25bとを連通する通風路19aが形成された筐体3Aと、通風路19aを遮って配設される面状のエアフィルタ16aと、エアフィルタ16aの表面を清浄するクリーニング装置2Aと、を備え、クリーニング装置2Aは、エアフィルタ16aが装着されて通風路19aを遮り、かつ、スライド移動可能に配設されたフィルタ装着部7Aと、複数列の清掃具18a〜18fを備え、かつ清掃具18a〜18fの配列方向をフィルタ装着部7Aのスライド方向に一致させて配設されたフィルタ清掃部8Aと、フィルタ装着部7Aを往復的にスライド移動させるスライド移動手段20と、を備えている。
【選択図】図3

Description

この発明は、エアフィルタの表面に付着した塵埃を自動的に集塵することが可能なクリーニング装置を備えた空気調和機や空気清浄機などの空気調節機に関するものである。
空気調節機においては、空気吸い込み口に、プレフィルターとしてのエアフィルタが設置されている。エアフィルタが空気と一緒に吸い込まれる塵埃を捕捉し、塵埃が機器内部へ浸入することを防いでいる。しかしながら、空気調和機が長時間稼動すると、エアフィルタの表面に塵埃が蓄積されて通気性が悪化し、エネルギー効率が下がってしまう。そこで、人手によってエアフィルタのクリーニングを適当な時間間隔で行うことにより、エアフィルタの通気性は維持されるが、人手によるクリーニングなので手間のかかるものとなっていた。
そこで、従来の空気調和機では、人手による手間を省くために、自動にてエアフィルタのクリーニングをおこなうものがあった。
従来の空気調和機は、無端ベルト状のフィルタ(エアフィルタ)と、回転駆動手段と、塵埃除去手段と、塵埃捕集手段とで構成される集塵装置(クリーニング装置)を備えている。そして、集塵装置によって、フィルタのクリーニングを行っていた。
集塵装置は、無端ベルト状のフィルタが、空気吸い込み口と吹き出し口との間に配設されて、回転駆動手段によって回転駆動される。そして、空気と一緒に吸い込まれて、フィルタに捕捉された塵埃は塵埃除去手段によって吹き飛ばされ、吹き飛ばされた塵埃は、塵埃捕集手段にて吸引捕集されていた(例えば、特許文献1参照)。
また、さらに他の従来の空気調和機では、空気吸入口と熱交換器との間に配置されるフィルタを所定方向にスライド移動させるスライド手段と、フィルタに付着した塵埃を除去するフィルタ清掃部とを空気調和機の本体キャビネット(筐体)内に配設している。また、清掃部は、第1の清掃ブラシを有するボトムカバーおよび第2清掃ブラシを有するトップカバーとからなり、フィルタに対して第1のブラシおよび第2のブラシが接触するように設けられている。
そして、フィルタがスライド手段によって、本体キャビネット内外に向けて往復するように移動させられ、フィルタに付着したゴミが第1のブラシおよび第2のブラシにより掻き取られていた(例えば、特許文献2参照)。
特開昭62−268929号公報 特開2004−28487号公報
しかしながら、従来の空気調和機は、集塵装置が大掛かりなものとなって設置面積が増大するなどの問題があった。また、さらに他の従来の空気調和機においては、クリーニング時に空気吸い込み口の近傍に配置されているフィルタを本体キャビネットの外に出す必要がある。よって、空気調和機を稼動したままフィルタを移動させると、フィルタ位置は気流の流れから外れてしまうので、空気調和機を稼動したままフィルタのクリーニングを行うことができないという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、設置面積を抑えつつ、稼動しながらにエアフィルタ表面に付着した塵埃を自動的に集塵することが可能なクリーニング装置を備えた空気調和機や空気清浄機などの空気調節機を得ることを目的とする。
この発明による空気調節機は、空気吸入口と空気吐出口とを連通する通風路が形成された筐体と、通風路を遮って配設される面状のエアフィルタと、エアフィルタの表面を清浄するクリーニング装置と、を備え、クリーニング装置は、エアフィルタが装着されて通風路を遮り、かつ、エアフィルタの面方向に沿ってスライド移動可能に配設されたフィルタ装着部と、第1の所定の間隔で配列された複数列の清掃具を備え、清掃具をエアフィルタの空気吸入口側の面に密着させ、かつ、清掃具の配列方向をフィルタ装着部のスライド方向に一致させて配設されたフィルタ清掃部と、フィルタ装着部を所定の距離で往復的にスライド移動させるスライド移動手段と、を備えている。
この発明によれば、清掃具がエアフィルタの表面に密着した状態で、エアフィルタが装着されたフィルタ装着部が往復的にスライド移動されるので、エアフィルタの表面に付着した塵埃は、清掃具がエアフィルタに密接する部分に掻き取られて集中的に集められ、エアフィルタの表面から塵埃を除去することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機における要部の構成をわかりやすく説明するために空気調和機の構成要素を部分的に切除した斜視図である。図2はこの実施の形態1に係る空気調和機におけるクリーニング装置の要部の構成を説明する斜視図であり、図2の(a)〜図2の(d)はそれぞれ、フィルタ支持部、フィルタ装着部、フィルタ清掃部および上部フィルタ部の斜視図を示している。図3はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機における側面の要部断面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図であり、図4の(a)〜図4の(c)は、フィルタ装着部が往方向、復方向、往方向の順に移動する状態をそれぞれ示している。
図1および図3において、空気調節機としての空気調和機1Aは、クリーニング装置2A、筐体3A、熱交換器4、ファン5a、ファン駆動モータ36aおよび塵埃収集部26を備えている。
クリーニング装置2Aは、フィルタ支持部6A、フィルタ装着部7A、フィルタ清掃部8A、上部フィルタ部31およびスライド移動手段20を有し、後述する空気吸入口25a側に配設される。
次にフィルタ支持部6A、フィルタ装着部7A、フィルタ清掃部8A、上部フィルタ部31の構成について図2を参照しつつ説明する。
図2の(a)において、フィルタ支持部6Aは、枠12a、保持凸部13a〜13fおよびレール部14a,14bを有している。
枠12aは、弾力性のある樹脂などにより長方形の枠状に形成される。保持凸部13a〜13fは、棒状に形成されている。そして、保持凸部13a〜13fのそれぞれは、枠12aの長辺に平行に、かつ枠面に対して突出するように両端を短辺に固着されて、短辺の長さ方向に第1の所定の間隔で6列に配設されている。
また、レール部14a,14bは、細長い矩形平板状に形成されている。そして、レール部14a,14bは、枠12aの短辺の長さ方向の全域に渡って、枠12aの両短辺の外壁面に固定される。
図2の(b)において、フィルタ装着部7Aは、面状のエアフィルタ16aを装着するものであって、枠12b、補強部15、面状のエアフィルタ16a、レール部14c、14dおよび歯部17を有している。
枠12bは、枠12aと同じ材質で同じサイズの長方形の枠状に形成される。補強部15は、枠12bの短辺、長辺の長さをそれぞれ3分割および4分割するように、枠12bと同じ厚さで同じ材質を用いて格子状に形成されている。そして、補強部15は枠12bにはめ込まれた状態に固定される。エアフィルタ16aは、枠12bの表面全体を覆うように配置され、補強部15および枠12bの表面に接着等で固定される。
ここで、エアフィルタ16aの材料は、ポリプロピレンからなるポリオレフィンなどの織物が用いられる。
また、エアフィルタ16aの塵埃付着面(表面)の凹凸は極力小さいものが用いられる。凹凸の小さい方が後述の集塵動作において、エアフィルタ16aの表面に付着した塵埃を除去しやすい。
また、レール部14c、14dは、細長い矩形平板状に形成されている。そして、レール部14c,14dは、枠12bの短辺の長さ方向の全域に渡って、枠12bの両短辺の外壁面に固定される。
また、歯部17は、枠12bの長辺の一辺の中点付近の枠12b内から枠12bの外に向けて、枠12bに固定して取り付けられている。歯部17は後述するように歯車9に対応する形状の凹凸を有している。
図2の(c)において、フィルタ清掃部8Aは、枠12c、清掃具としてのスキージ18a〜18fおよびレール部14e,14fを有している。
枠12cは、枠12a,12bと同じ材質で同じサイズの長方形の枠状に形成される。そして、スキージ18a〜18fのそれぞれは、枠12cの長辺に平行に、かつ枠面に対して突出するように両端を短辺に固着されて、短辺の長さ方向に第1の所定の間隔で6列に配設されている。また、短辺の長さ方向(スキージ18a〜18fの配列方向)は後述するスライド移動の方向に一致している。
レール部14e、14fは、細長い矩形平板状に形成されている。そして、レール部14a,14bは、枠12cの短辺の長さ方向の全域に渡って、枠12cの両短辺の外壁面に固定される。
図2の(d)において、上部フィルタ部31は、枠12d、エアフィルタ16bおよびレール部14g,14hを有している。
枠12dは、枠12a〜12cと同じ材質で形成され、さらに枠12a〜12cと同じ長さの長辺を有し、短辺は枠12a〜12cより短く形成される。エアフィルタ16bはエアフィルタ16aと同じ材質からなり、枠12dの表面全体を覆うように配置され、枠12dに接着等で固定される。
レール部14g,14hは、矩形平板状に形成され、枠12dの短辺の長さ方向の全域に渡って、枠12dの両短辺の外壁面に固定される。
フィルタ支持部6A、フィルタ装着部7A、フィルタ清掃部8Aおよび上部フィルタ部31の枠12a〜12dおよびレール部14a〜14hは、柔軟性があり、それぞれ、短辺が円弧状に湾曲した曲面形状に変形可能になっている。
次に、空気調和機1Aの詳細構成について、再び図1および図3を参照しつつ説明する。
筐体3Aは、ベース21、メインパネル22、底面パネル24aおよび側板23a,23bによって形成される。
ベース21は、矩形平板状に形成されて、空気調和機1Aを設置する壁面側に取り付けられる面を有している。
底面パネル24aはベース21の長辺と同じ長さの長辺を有する矩形平板状に形成されて、ベース21の下部長辺に底面パネル24aの長辺を合わせて、ベース21の表面に対して垂直に突出するように固定されている。
そして、メインパネル22が、ベース21の上部長辺と底面パネル24aの突出先端側の長辺とをアーチ状の曲面で接続するように配設されている。
そして、側板23a,23bがベース21、メインパネル22および底面パネル24aによって形成される開口面を塞口するように取り付けられている。
このような構成される筐体3Aは内部が中空体に形成されている。
ここで、空気調和機1Aは底面パネル24aが最下面となるように配設されるものとする。
また、アーチ状の曲面に形成されたメインパネル22の上部側には、空気吸入口25aが桟状に形成されている。さらに、空気吐出口27aが、底面パネル24aを長方形にくりぬいて形成されている。
そして、筐体3Aの内部には、空気吸入口25aから空気吐出口27aに通ずる通風路19aが形成されている。
通風路19aの経路中に、円柱状のファン5aが、その軸をベース21の長辺と平行になるように配設される。また、ファン駆動モータ36aが、その回転トルクがファン5aに伝達されるように配設されている。
さらに、熱交換器4が通風路19a内の上流側にファン5aをΛ型に覆って配設されている。
また、側板23a,23bの相対する内壁面には、メインパネル22の円弧状の辺に沿うようにフィルタ支持部6A、フィルタ装着部7A、フィルタ清掃部8Aおよび上部フィルタ部31のレール部14a〜14hに対応する凹部(図示せず)が形成されている。
そして、フィルタ支持部6A、フィルタ装着部7A、フィルタ清掃部8A、および上部フィルタ部31は、レール部14a〜14hを側板23a,23bに形成されたそれぞれに対応する凹部に挿入されて、側板23a,23bに支持された状態で筐体3Aに装着される。
このとき、フィルタ支持部6A、フィルタ装着部7A、フィルタ清掃部8Aは、空気吸入口25aと熱交換器4との間で3層構造をとるように装着されて、空気吸入口25a側から、フィルタ清掃部8A、フィルタ装着部7A、フィルタ支持部6Aの順にそれぞれ装着されて側板23a,23bに支持される。これにより、フィルタ支持部6A、エアフィルタ16aが装着されたフィルタ装着部7Aおよびフィルタ清掃部8Aは、空気吸い込み口25aと熱交換器4との間に、通風路19aを遮って配設されている。
さらに、上部フィルタ部31は、ベース21側まで延在しているフィルタ清掃部8Aの枠12cおよびフィルタ装着部7Aの枠12bに挟まれるように装着されている。そして、上部フィルタ部31は、エアフィルタ16bが、枠12cおよび枠12bの枠面と余裕をもって重なるようにベース21に止め具(図示せず)で固定されている。
さらに、フィルタ清掃部8A及びフィルタ支持部6Aは、側板23a,23bに形成された凹部から抜け落ちないように、止め具(図示せず)にて側板23a,23bに固定される。
このとき、フィルタ清掃部8Aおよびフィルタ支持部6Aは、スキージ18a〜18fをエアフィルタ16aの表面に密接させた状態で、スキージ18a〜18fと保持凸部13a〜13fの先端の表面とでフィルタ装着部7Aを挟みこんで支持するように配置されている。これにより、スキージ18a〜18fによるエアフィルタ16aへの押圧力を保ちつつ、その圧力が保持凸部13a〜13fで受け止められるので、エアフィルタ16aには変形するような負荷を与えること無しに、スキージ18a〜18fの先端部とエアフィルタ16aの表面は密接される。また、スキージ18a〜18fは、エアフィルタ16aとの接触部分の面積が小さくなるように加工されている。
スライド移動手段20は、フィルタ装着部7Aをスライド移動させるための駆動力を伝達する歯車9、歯車9に動力を与える歯車駆動手段としての歯車駆動モータ10および歯車9の駆動制御を行う制御手段11を有している。
歯車9は、フィルタ装着部7Aに固定された歯部17に対応するように配設されている。そして、歯車9には歯車駆動モータ10の回転トルクが伝達されるようになっている。さらに歯車駆動モータ10が制御手段11に電気的に接続されている。
ここで、フィルタ支持部6Aおよびフィルタ清掃部8Aは、フィルタ装着部7Aを挟みこむ状態で配設されており、また、歯車駆動モータ10の駆動力は小さいものでよいので大型の歯車駆動モータ10を用いる必要もなく、クリーニング装置2Aの設置面積は極力抑えられる。
制御手段11は、CPU(図示せず)、歯車駆動モータ10の駆動を制御するプログラムが書き込まれるROM(図示せず)などを有している。プログラムには、フィルタ装着部7Aを側板23a,23bの相対する内壁面に形成される凹部に沿って所定の距離を繰り返し往復移動する駆動力を歯車9に供給するように、歯車駆動モータ10を制御する命令が書き込まれている。そして、歯車駆動モータ10の駆動制御に応じた回転トルクが歯車9を介して歯部17に伝達され、エアフィルタ16aが装着されたフィルタ装着部7Aは、エアフィルタ16aの面方向に沿って所定の距離を往復的にスライド移動するようになっている。
このとき、スライド移動の往復方向(スライド移動方向)のうち、底面パネル24a側へフィルタ装着部7Aが近づく方向の移動方向を往方向、底面パネル24aからフィルタ装着部7Aが離れる方向の移動方向を復方向とする。
空気調和機1Aが稼動すると、ファン駆動モータ36aの回転トルクによりファン5aが駆動される。そして、空気吸入口25aからとり入れられた空気が、通風路19aに沿って空気吐出口27aまで誘導される。つまり、空気吸入口25aから取り入れられた空気は、フィルタ清掃部8A、フィルタ装着部7A、フィルタ支持部6Aおよび熱交換器4の配設箇所を通過し、空気吐出口27aから吹き出されるようになっている。
前述の通り、エアフィルタ16aが装着されたフィルタ装着部7Aは、空気吸入口25aから取り入れられた空気の通風路19aを遮るように配置されているので、空気吸入口25aより空気と共に取り入れられる塵埃は、エアフィルタ16aの表面に付着される。
次にエアフィルタ16aに付着した塵埃28が収集される動作について図4を参照しつつ述べる。
図4の(a)に示されるように、CPUはフィルタ装着部7Aが往方向に例えば5cm移動するように歯車駆動モータ10の駆動制御を行う。このとき、スキージ18a〜18fがエアフィルタ16aに密接するように配設されているので、エアフィルタ16aに付着している塵埃28は、フィルタ装着部7Aの移動と共にスキージ18a〜18fに掻き取られて、エアフィルタ16aの表面上を復方向に移動する。また、このとき掻き取られた塵埃28は、スキージ18a〜18fとエアフィルタ16aの密接される部分に沿ってエアフィルタ16aの表面上を復方向に移動される。
ついで、CPUは、フィルタ装着部7Aの往方向の移動を停止するように歯車駆動モータ10の駆動制御を行い、さらに図4の(b)に示されるように、フィルタ装着部7Aが復方向に5cm移動するように歯車駆動モータ10の駆動制御を行う。
このとき、スキージ18a〜18fに押圧されてエアフィルタ16aの表面を復方向に移動していた塵埃28は、その押圧力がなくなるので、フィルタ装着部7Aの往復運動が切り替えられる地点のエアフィルタ16aの表面に残されたままである。
フィルタ装着部7Aの往方向の移動のときに、大部分の塵埃28はスキージ18a〜18fによって掻き取られているが、復方向のフィルタ装着部7Aの移動時にもエアフィルタ16aの表面に残っている塵埃28が、エアフィルタ16aに密接されるスキージ18a〜18fの押圧力によって往方向に移動する。そしてCPUは、フィルタ装着部7Aの復方向の移動を停止するように歯車駆動モータ10の駆動制御を行う。
次に、図4の(c)に示されるように、再びCPUは、フィルタ装着部7Aが往方向に5cm移動するように歯車駆動モータ10の駆動制御を行う。
このとき、スキージ18a〜18fに押圧されてエアフィルタ16aの表面の往方向側に向かって掻き取られていた塵埃28は、その押圧力がなくなるので、フィルタ装着部7Aの往復運動が切り替えられる地点のエアフィルタ16aの表面に残される。
また、フィルタ装着部7Aは、往方向に最もスライド移動したときでも、上部フィルタ部31のエアフィルタ16bは、フィルタ装着部7Aのエアフィルタ16aと重なったままであり、空気調和機1Aの内部に塵埃28が侵入することはない。
以降、CPUは上述のようなフィルタ装着部7Aの往復移動が繰り返されるように歯車駆動モータ10を駆動制御する。
従って、塵埃28は、フィルタ装着部7Aの往復移動切り替え時に、エアフィルタ16a表面にスキージ18a〜18fが密接していた部分に集中して集められる。また、スキージ18a〜18fが摺接する他のエアフィルタ16aの表面は、スキージ18a〜18fに掻き取られて塵埃28が除去されている。
空気調和機1Aの稼動状態においては、塵埃28をエアフィルタ16a表面に押し付ける向きに風向が向いており、ある程度の量の塵埃28であれば落下することはない。しかし、風向による押し付け力以上にエアフィルタ16aの表面に集中的に収集された塵埃28による重力の力が大きくなると、塵埃28は底面パネル24a側にエアフィルタ16aの表面を伝って落下し、塵埃収集部26で集塵される。
よって、この実施の形態1によれば、エアフィルタ16aがフィルタ清掃部8Aおよびフィルタ支持部6Aとの間に挟まれつつ、スキージ18a〜18fがエアフィルタ16aの表面に密接した状態で、フィルタ装着部7Aつまりはエアフィルタ16aが歯車駆動モータ10によって往復移動されるので、エアフィルタ16aの表面に付着した塵埃28は、スキージ18a〜18fが密接する部分に掻き取られて集中的に集められ、エアフィルタ16aの表面の大部分から塵埃28を除去することができる。
従って、空気調和機1Aの稼動を停止することなしに、自動的にエアフィルタ16aの表面のクリーニングを行うことができるので、エアフィルタ16aの表面に塵埃28が付着することによる空気調和機1Aの効率低下は防止される。またフィルタ装着部7Aのスライド移動させるための駆動力を供給する歯車駆動モータ10は小型なものでよく、また、フィルタ清掃部8Aおよびフィルタ支持部6Aはフィルタ装着部7Aを挟みこむだけであり、設置面積をおさえたクリーニング装置2Aを構成することがきる。
なお、この実施の形態1では、エアフィルタ16aにポリオレフィンを用いることを例にあげて説明したが、ポリオレフィンに限定されるものではなく、エアフィルタ16aには、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ビニロン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、セルロースなどの合成繊維や、植物または動物性の天然繊維からなる織物、不織布を用いてもよい。
さらには、エアフィルタ16aに樹脂などに無数の貫通孔が形成されている成型品を使用してもよい。この場合、エアフィルタ16aの平面を貫通する孔の形状は、円形、方形など、形は限定されるものではなく、孔の最大径が、0.2mm以上2.0mm以下であることが好ましく、より好ましくは、孔の最大径が0.4mm以上1.5mm以下であるものである。孔径が2.0mmを超える場合には、エアフィルタ16aを通過する塵埃28が増えてしまうので好ましくない。また、0.2mm未満では、空気調和機が稼動した時の空気の圧力損失が大きくなるので好ましくない。
また、フィルタ清掃部8Aの清掃具にはスキージ18a〜18fを用いるものとして説明したが、スキージ18a〜18fに限定されるものではなく、ブラシを用いてもよい。ブラシの材質は特に限定されるものではないが、ナイロンなどの材質のものを用いても良く、ブラシの毛を構成する繊維の先端を細くしてエアフィルタ16aと接触しやすくしたり、ブラシの繊維表面に微小な凹凸加工を施してエアフィルタ16aとの摩擦を大きしたりすることによって、集塵の作用効果を高めることができる。
また、スキージ18a〜18fにはゴムを用いるものとして説明したが、ゴムに限定されるものではなく、プラスチック等を用いても良い。さらに、エアフィルタ16aとの接触面をスポンジ状の発砲体になるようにして弾力性を持たせるなどの加工を施し、エアフィルタ16aに密接させてもよい。
また、清掃具としてのスキージ18a〜18fは第1の所定の間隔で配設されるものとして説明したが、第1の所定の間隔とは、隣接するスキージ18a〜18fのそれぞれの間隔を指すものであって、必ずしも隣接するスキージ18a〜18fのそれぞれの間隔の全てが同じ長さである必要はない。
また、スキージ18a〜18fおよび保持凸部13a〜13fは6列に配設するものとして説明したが、配設数は6列に限定されるものではなくエアフィルタ16aの形状などから、適宜配設数を決定すればよい。
また、フィルタ装着部7Aの片道の移動距離は5cmであるものとして説明したが、5cmに限定されるものではなく、フィルタ装着部7Aのサイズなどによって適宜移動距離を設定すればよい。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係る空気調和機におけるフィルタ清掃部を示す斜視図である。図6はこの発明の実施の形態2に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図であり、図6の(a)〜図6の(c)は、フィルタ装着部が復方向、往方向、復方向の順に移動する状態をそれぞれ示している。
図5および図6において、フィルタ清掃部8Bは、実施の形態1のフィルタ清掃部8Aのスキージ18a〜18fの代わりにブラシ29a〜29fが取り付けられている。
ブラシ29a〜29fは、エアフィルタ16aの往復移動の方向とブラシ29a〜29fの列方向とのなす角度が70度になるように、かつ枠12cの一方の短辺から他方の短辺に至るように、枠12cの短辺の長さ方向に第1の所定の間隔で、6列に配列されている。
また、第1の所定の間隔は、フィルタ装着部7Aのスライド移動の片道の移動距離より短くなっている。さらに、ブラシ29a〜29fのそれぞれの毛先は、エアフィルタ16aの表面の往方向に傾けて、1列に植えつけられている。また、ブラシ29a〜29fは、エアフィルタ16aの表面にそれぞれの毛先が密接した状態に配置されている。
また、フィルタ支持部6Bは、フィルタ支持部6Aの保護凸部13a〜13fと同形状に構成される6つの保護凸部が、その長さ方向とエアフィルタ16aの往復移動の方向とのなす角度が70度になるように、かつ枠12cの一方の短辺から他方の短辺に至るように、枠12cの短辺の長さ方向に所定の間隔で、6列に配列されている。なお、図6では、説明の便宜上、3つの保護凸部13h,13i,13jのみを示している。
そして、フィルタ支持部6B、フィルタ装着部7Aおよびフィルタ清掃部8Bは、レール部14a〜14fを側板23a,23bに形成された凹部に挿入し、筐体3Aに3層に重なって装着される。
なお、図6では、説明の便宜上、2つの保持凸部13i,13jのみ図示している。
なお、他の構成は実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成されたクリーニング装置2Bの動作について、図6を参照しつつ説明する。
ブラシ29a〜29fの毛の先端が、エアフィルタ16aの表面に対して往方向に傾けて配置したことで、フィルタ装着部7Aの往方向の移動時には、毛の向きに沿うようにエアフィルタ16aの表面は移動され、逆にフィルタ装着部7Aの復方向の移動時には毛の向きに逆らう方向にエアフィルタ16aの表面が移動される。
従って、図6の(a)に示すように、CPUによって歯車駆動モータ10が駆動制御されて、フィルタ装着部7Aが復方向に移動されると、ブラシ29a〜29fの毛の向きに逆らってエアフィルタ16aの表面が移動されるので、エアフィルタ16aの表面に付着されている塵埃は、ブラシ29c,29dの毛の先端に押圧されて往方向に向かって掻き集められる。このとき、塵埃28がブラシ29dで掻き集められた塵埃であるとする。
ついで、フィルタ装着部7Aが往方向に移動されると、図6の(b)に示されるように塵埃28は毛の向きに沿う方向に移動されるので、毛先が塵埃28を押圧する力はなく、塵埃28は、往方向側のブラシ29cの先端部分を通過してブラシ29cより往方向側に位置される。
ついで、フィルタ装着部7Aが復方向に移動されると、図6の(c)に示すように、ブラシ29cの往方向側に位置していた塵埃28はブラシ29cの先端に押圧されて、さらにエアフィルタ16aの表面の往方向に向かって掻き集められる。
なお、他のブラシ29b〜29fに対しても、フィルタ装着部7Aの往方向の移動時に収集された塵埃28は、復方向の移動時に、隣接する往方向側のブラシ29a〜29eの先端を通過してから、次の往方向への移動が開始される。
従って、フィルタ支持部6Bの往復運動が繰り返される度に、塵埃28を掻き集めるブラシは、往方向のブラシに代えられて、塵埃28は、エアフィルタ16aの表面上を往方向に掻き集められる。そして、フィルタ装着部7Aの最下端まで移動された塵埃28は、塵埃収集部26に落下し、収集される。
また、エアフィルタ16aの往復移動の方向とブラシ29a〜29fの列方向とのなす角度を垂直からずらした70度とすることによって、塵埃28が、エアフィルタ16a上で、ブラシ29a〜29fのそれぞれの列傾斜に沿った上部側の端部方向にも移動される。そして、フィルタ装着部7Aの往復移動が繰り返されると、ついにはエアフィルタ16aの表面において、底面パネル24a側のブラシ29aの列傾斜に沿った上部側の往方向側の角部に集められる。したがって、塵埃28の集塵される場所が特定されて、塵埃28の収集がしやすくなる。
この実施の形態2によれば、エアフィルタ16aの表面に対して、毛先が往方向側に傾けた状態にブラシ29a〜29fがフィルタ清掃部8Bに配置されて、毛の先端をエアフィルタ16aの表面に接触した状態でフィルタ装着部7Aが往復移動されるので、エアフィルタ16aの表面に付着した塵埃28は復方向の移動時にのみ掻き集められる。
さらに、ブラシ29a〜29fのスライド移動方向の配列間隔である第1の所定の間隔が、フィルタ装着部7Aのスライド移動の片道の移動距離より短くなっているので、フィルタ装着部7Aの往復移動を繰り返す度に、塵埃を掻き集めるブラシは、往方向側のブラシに代えられ、塵埃はエアフィルタ16aの表面上を往方向に集められ、ついには塵埃収集部26に集塵される。これにより、エアフィルタ16aの表面から塵埃28が自動的に除去されるので、塵埃がエアフィルタ16aに付着することによる空気調和機の効率低下が防止される。
また、エアフィルタ16aの往復移動の方向とブラシ29a〜29fの列方向とのなす角度を垂直からずらした70度とすることによって、ブラシ29a〜29fのそれぞれの列傾斜に沿った上部側の端部方向にも移動される。そして、塵埃28が、ついにはエアフィルタ16a表面上で、最下端のブラシ29aの列傾斜に沿った往方向側の角部に集められる。したがって、塵埃28が集められる場所が特定されて、塵埃28の収集がしやすくなる。
なお、この実施の形態2において、棒状に形成されるブラシ29a〜29fは、エアフィルタ16aの往復移動の方向とブラシ29a〜29fの列方向とのなす角度が70度になるように配設されるものとしたが、70度に限定されるものでなく、60度〜85度であっても、塵埃が、エアフィルタ16aのブラシ29a〜29fにおける列方向で往方向側の角部に収集しやすくなる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3に係る空気調和機におけるフィルタ清掃部を示す斜視図であり、図8はこの発明の実施の形態3に係る空気調和機におけるフィルタ装着部を示す斜視図である。図9はこの発明の実施の形態3に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図であり、図9の(a)〜図9の(c)は、フィルタ装着部が復方向、往方向、復方向の順に移動する状態をそれぞれ示している。
図7乃至図9において、クリーニング装置2Cは、フィルタ清掃部8Cに固定されるガイド30a〜30dおよびフィルタ装着部固定されるガイドピン32a〜32dで構成されるフィルタ清掃部移動機構を備えている。
フィルタ清掃部8Cは、ガイド30a〜30dが、レール部14e,14fのそれぞれの下部に、レール部14e,14fの長さ方向に所定の間隔をもって配設されている。このフィルタ清掃部8Cは、ガイド30a〜30dが配設されている点を除いて、上記実施の形態1におけるフィルタ清掃部8Aと同様に構成されている。
ガイド30aは、扁平な断面楕円の柱状に形成されている。そして、ガイド溝33がガイド30aの一端面にレーストラック状に凹設され、ガイド溝33に囲まれた島部がガイド30aの断面楕円の長軸と平行な2辺とその長軸に対して所定の角度に傾斜する平行な2辺とからなる平行四辺形の断面形状に残されている。そして、ガイド30aは、その断面楕円の長軸をレール部14eの長さ方向に一致させて、かつ、ガイド30aの開口を内側に向けて、レール部14eの下部に固定状態に取り付けられている。なお、ガイド30b〜30dも、ガイド30aと同様に構成され、それぞれのレール部14e,14fの下部に固定状態に取り付けられている。
フィルタ装着部7Bは、ガイドピン32a〜32dが、軸方向を枠12bの長辺と平行にして両短辺から延出するように配設されている。このフィルタ装着部7Bは、ガイドピン32a〜32dを設けている点を除いて、上記実施の形態1におけるフィルタ装着部7Aと同様に構成されている。これらのガイドピン32a〜32dは、ガイド30a〜30dのガイド溝33に遊嵌状態に挿入される位置関係で枠12bに固着状態に取り付けられている。そして、エアフィルタ16aが、枠12bの表面全体を覆うように配置され、補強部15および枠12bの表面に接着等で固定される。
このように構成されたフィルタ装着部7Bが、ガイドピン32a〜32dをガイド30a〜30dの各ガイド溝33に挿入してフィルタ清掃部8Cに装着される。そして、フィルタ支持部6A、フィルタ装着部7Bおよびフィルタ清掃部8Cが、レール部14a〜14fを側板23a,23bに形成された凹部に挿入し、筐体3Aに3層に重なって装着される。
また、レール部14e,14fが挿入される側板23a,23bに形成された凹部の溝幅が広く形成されており、ガイドピン32a〜32dがガイド溝33のレーストラック状の一方の直線部から他方の直線部に、或いは他方の直線部から一方の直線部に移行する際に、フィルタ清掃部8Cがフィルタ装着部7Bに対して接離する方向に移動できるようになっている。さらに、スキージ18a〜18fのスライド移動方向の配列間隔である第1の所定の間隔はフィルタ装着部7Bのスライド移動の片道の距離より短くなっている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成されたクリーニング装置2Cの動作について図9を参照しつつ説明する。ここで、説明の便宜上、ガイド溝33のレーストラック状の2つの直線部に関し、フィルタ清掃部8C側の直線部を第1直線部、反フィルタ清掃部側の直線部を第2直線部とする。
まず、図9の(a)では、ガイドピン32aがガイド溝33の第1直線部内に位置し、スキージ18c、18dは、エアフィルタ16aの表面に密接している。
この状態で、CPUによって歯車駆動モータ10が駆動制御されて、フィルタ装着部7Bが復方向に移動されると、スキージ18c,18dがエアフィルタ16aの表面を摺接し、塵埃を掻き集める。このとき、塵埃28がスキージ18dで掻き集められた塵埃とする。そして、ガイドピン32aがガイド溝33の第1直線部の端部まで来ると、第1直線部から第2直線部への円弧部に導かれる。そこで、フィルタ装着部7Bの復方向への移動が停止される。
ついで、フィルタ装着部7Bが往方向に移動されると、ガイドピン32aが円弧部に沿って第2直線部に導かれる。このとき、フィルタ清掃部8Cは、図9の(c)に示されるように、フィルタ装着部7Bから離反し、スキージ18c,18dがエアフィルタ16aから離反する。そして、フィルタ装着部7Bがさらに往方向に移動され、ガイドピン32aがガイド溝33の第2直線部の端部まで来ると、第2直線部から第1直線部への円弧部に導かれる。そこで、フィルタ装着部7Bの往方向への移動が停止される。このフィルタ装着部7Bの往方向の移動では、スキージ18c,18dはエアフィルタ16aの表面から離反して移動する。このとき、スキージ18dで掻き集められた塵埃28は、スキージ18cの往方向に位置している。
さらに、フィルタ装着部7Bが復方向に移動されると、ガイドピン32aが円弧部に沿って第1直線部に導かれる。このとき、フィルタ清掃部8Cは、図9の(c)に示されるように、フィルタ装着部7Bに近接し、スキージ18c,18dがエアフィルタ16aに密接する。そして、フィルタ装着部7Bがさらに復方向に移動され、ガイドピン32aがガイド溝33の第2直線部の端部までくると、第2直線部から第1直線部への円弧部に導かれる。そこで、フィルタ装着部7Bの復方向の移動が停止される。
このフィルタ装着部7Bの復方向の移動では、スキージ18c,18dはエアフィルタ16aの表面に密接して移動し、塵埃28を掻き集める。このとき、前回のフィルタ装着部7Bの復方向への移動過程においてスキージ18dで掻き集められた塵埃28は、スキージ18cで掻き集められる。
なお、他のガイドピン32b〜32dおよびガイド30b〜30dについても、上記説明と同様の動作がなされる。
このように、この実施の形態3によれば、フィルタ清掃部移動機構が、フィルタ装着部7Bの往復移動の移動方向に対応して、フィルタ清掃部8Cがフィルタ装着部7Bに対して接離するように構成されている。つまり、フィルタ装着部7Bの復方向への移動時に、フィルタ清掃部8Cがフィルタ装着部7Bに近接し、スキージ18a〜18fがエアフィルタ16aに密接して移動する。また、フィルタ装着部7Bの往方向への移動時に、フィルタ清掃部8Cがフィルタ装着部7Bから離反し、スキージ18a〜18fがエアフィルタ16aに離反して移動する。そこで、エアフィルタ16aの表面上の塵埃は、フィルタ装着部7Bの復方向の移動時にのみスキージ18a〜18fで掻き集められる。
さらに、スキージ18a〜18fのスライド移動方向の配列間隔である第1の所定の間隔が、フィルタ装着部7Bのスライド移動の片道の移動距離より短くなっているので、フィルタ装着部7Bの往復移動を繰り返す度に、塵埃を掻き集めるスキージは往方向のスキージに代えられ、塵埃はエアフィルタ16aの表面上を往方向に集められ、ついには塵埃収集部26に集塵される。これにより、塵埃がエアフィルタ16aの表面から自動的に除去されるので、塵埃がエアフィルタ16aに付着することによる空気調和機の効率低下が防止される。
実施の形態4.
図10はこの発明の実施の形態4に係る空気調和機におけるフィルタ装着部を示す斜視図である。図11はこの発明の実施の形態4に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図であり、図11の(a)〜図11の(c)は、フィルタ装着部が復方向、往方向、復方向の順に移動する状態をそれぞれ示している。
図10において、フィルタ装着部7Cは、エアフィルタ16aが、枠12bの表面全体を覆うように配置され、補強部15および枠12bの表面に接着等で固定されている。そして、移動制限部34a〜34fが、それぞれ、枠12bの長辺と平行に、かつ、エアフィルタ16aの塵埃付着面に密接して、両端を枠12bの両短辺に固着されて、枠12bの短辺の長さ方向に第2の所定の間隔に配設されている。移動制限部34a〜34fは、枠12bと同一材料で断面楔状の棒状に作製され、エアフィルタ16aの塵埃付着面からの高さが往方向に漸次高くなるように配設されている。
また、フィルタ清掃部8Dは、図11に示されるように、スキージ18a〜18fに代えて、ブラシが枠12cの長辺と平行に、かつ、枠12cの一方の短辺から他方の短辺に
至るように、枠12cの短辺の長さ方向に第1の所定の間隔で、6列に配設されている。ブラシの毛先は、エアフィルタ16aの塵埃付着面に対して垂直となるように形成されている。
なお、図11では、説明の便宜上、3つのブラシ35b,35c,35dのみを図示している。
そして、フィルタ支持部6A、フィルタ装着部7Cおよびフィルタ清掃部8Dは、レール部14a〜14fを側板23a,23bに形成された凹部に挿入し、筐体3Aに3層に重なって装着される。そして、ブラシ35b,35c,35dがエアフィルタ16aの塵埃付着面に所定の押圧力で密接している。さらに、移動制限部34a〜34fのスライド移動方向の配列間隔である第2の所定の間隔およびブラシ35b,35c,35dのスライド移動方向の配列間隔である第1の所定の間隔はフィルタ装着部7Cのスライド移動の片道の距離より短くなっている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成される。
このように構成されたクリーニング装置2Dの動作について図11を参照しつつ説明する。
まず、CPUによって歯車駆動モータ10が駆動制御されて、フィルタ装着部7Cが復方向に移動されると、図11の(a)に示されるように、ブラシ35c,35dの毛先がエアフィルタ16aの表面を摺接し、塵埃を掻き集める。そして、フィルタ装着部7Cの復方向にさらに移動されると、ブラシ35c,35dは、塵埃を掻き集めつつ移動制限部34c,34bを乗り越え、それぞれ移動制限部34c,34bの往方向側に配置される。このとき、ブラシ35c,35dで掻き集められた塵埃も、移動制限部34c,34bを乗り越え、それぞれ移動制限部34c,34bの往方向側まで移動する。ここで、塵埃28をブラシ35dで掻き集められた塵埃とする。
ついで、フィルタ装着部7Cが往方向に移動されると、ブラシ35cが塵埃28を移動制限部34cまで移動させる。そして、フィルタ装着部7Cが往方向にさらに移動されると、ブラシ35cは移動制限部34cを乗り越え、移動制限部34cの復方向側まで移動する。しかし、塵埃28は、図11(b)に示されるように、楔状断面の移動制限部34cにより復方向への移動が阻止される。
ついで、フィルタ装着部7Cが復方向に移動されると、ブラシ35cが塵埃28を押圧して移動制限部34bを乗り越えさせ、移動制限部34bの復方向側まで移動させる。
このように、この実施の形態4によれば、フィルタ装着部7Cの往復移動に連動して、フィルタ清掃部8Dのブラシがエアフィルタ16aの表面を摺接し、塵埃を掻き集める。そして、楔状断面の移動制限部34a〜34fが枠12bの長辺と平行に、枠12bの短辺の長さ方向に所定の間隔で6列に配列し、エアフィルタ16aの表面からの高さが往方向に漸次高くなるように配設されているので、フィルタ装着部7Cの往方向の移動時に、掻き集められた塵埃は移動制限部34a〜34fを乗り越えられず、復方向への移動が制限される。さらに、移動制限部34a〜34fのスライド移動方向の配列間隔である第2の所定の間隔およびブラシのスライド移動方向の配列間隔である第1の所定の間隔が、フィルタ装着部7Cのスライド移動の片道の移動距離より短くなっているので、フィルタ装着部7Cの往復移動を繰り返す度に、塵埃を掻き集めるブラシは往方向のブラシに代えられ、塵埃はエアフィルタ16aの表面上を往方向に集められ、ついには塵埃収集部26に集塵される。これにより、塵埃がエアフィルタ16aの表面から自動的に除去されるので、塵埃がエアフィルタ16aに付着することによる空気調和機の効率低下が防止される。
なお、実施の形態4では、移動制限部34a〜34fを6列に配設するものとして説明したが、6列に限定されるものではなく、フィルタ装着部7Cのサイズなどを考慮して適宜配設数を決めればよい。
なお、実施の形態2乃至実施の形態4では、塵埃を往方向に移動させるように集塵するクリーニング装置2A〜2Cの構成について説明したが、塵埃を往方向に移動させて集塵されるものに限定されものではない。たとえば、実施の形態2におけるブラシ29a〜29fの毛先の向きを復方向側に傾けるなど一部の構成の配設向きを変更するだけで塵埃を復方向に移動させて集塵することもできるが、往方向に塵埃を移動させる場合には、重力による塵埃の移動のしやすさも加わるので往方向に塵埃を移動させることが好ましい。
また、移動制限部34a〜34fは第2の所定の間隔で配設されるものとして説明したが、第2の所定の間隔とは、隣接する移動制限部34a〜34fのそれぞれの間隔を指すものであって、必ずしも隣接する34a〜34fのそれぞれの間隔の全てが同じ長さである必要はない。
実施の形態5.
図12はこの発明の実施の形態5に係る空気清浄機における側板を考慮しない要部透視図である。
なお、実施の形態1と同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
空気調節機としての空気清浄機43は、クリーニング装置2A、筐体3B、集塵フィルタ37、ファン5b、ファン駆動モータ36bおよび塵埃収集部26を備えている。
筐体3Bは、それぞれ矩形平板状の前面パネル38、背面パネル39、上面パネル40、底面パネル24bおよび2つの側板(図示せず)を有する中空の直方体に形成される。そして、前面パネル38と背面パネル39とが対向して配置されている。また、背面パネル39の中央部には、窪みが形成されて、窪みの開口部が対向する前面パネル38側に向けられている。
また、上面パネル40と底面パネル24bとが対向して配置される。そして図示しないが、2つの側板が、前面パネル38、背面パネル39、上面パネル40および底面パネル24bによって形成される開口面を塞口して取り付けられる。
ここで、空気清浄機43は、底面パネル24bが最下面となるように配設される。
また、前面パネル38には空気吸入口25bが桟状に形成され、さらに空気吐出口27bが上面パネル40の背面パネル39側に桟状に形成される。そして、筐体3Bの内部には、空気吸入口25bと空気吐出口27bとを連通する通風路19bが形成される。
さらに、側板の相対する内壁の空気吸入口25b側には、フィルタ支持部6A、フィルタ装着部7A、フィルタ清掃部8Aおよび上部フィルタ部31のレール部14a〜14hに対応する凹部(図示せず)が底面パネル24bに対して垂直な方向に形成されている。 それぞれのレール部14a〜14hを対応する凹部に挿入することにより、クリーニング装置2Aが筐体3Bに配設される。
そして、通風路19bの背面パネル39側にファン5bが配設されて、さらに、背面パネル39の窪みには、ファン駆動モータ36bが配設される。そして、ファン駆動モータ36bは、その回転トルクがファン5bに伝達されるように配設されている。
また、集塵フィルタ37がクリーニング装置2Aとファン5bとの間に通風路19bを遮って設けられている。なお、集塵フィルタ37は、クリーニング装置2Aのエアフィルタ16aをも通過する非常に小さな粒子を取り除くものである。
また、集塵フィルタ37とファン5bとの間には、中央部に空気を還流させる通風経路42を有する隔壁41が、上面パネル40および底面パネル24bからそれぞれ対向する面に向かって突出している。
そして、空気清浄機43が稼動すると、ファン駆動モータ36bの回転トルクによりファン5bが駆動される。そして、空気吸入口25bからとり入れられた空気が、通風路19bに沿って空気吐出口27bまで誘導される。
また、フィルタ装着部7Aは、通風路19bを遮るように、かつ側板に形成された凹部に案内されて、エアフィルタ16aの面方向に、つまり底面パネル24bに対して垂直方向に往復的にスライド移動可能に配設される。
よって、空気吸入口25bより空気と共に取り入れられる塵埃は、エアフィルタ16aの表面に付着される。そして、塵埃は、フィルタ装着部7Aのスライド移動が開始されるとエアフィルタ16aの表面に密着するフィルタ清掃部8Aのスキージに掻き集められる。
従って、クリーニング装置2Aのエアフィルタ16aに付着した塵埃が実施の形態1の説明と同様にして収集される。
従って、この実施の形態5によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、この実施の形態5では、空気調節機としての空気清浄機43にクリーニング装置2Aを配設するものとして説明したが、クリーニング装置2Aに限定されるものではなく、クリーニング装置2Aの代わりにクリーニング装置2B〜2Dを配設してもよい。
この発明の実施の形態1に係る空気調和機における要部の構成をわかりやすく説明するために空気調和機の構成要素を部分的に切除した斜視図である。 この実施の形態1に係る空気調和機におけるクリーニング装置の要部の構成を説明する斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和機における側面の要部断面図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態2に係る空気調和機におけるフィルタ清掃部を示す斜視図である。 の発明の実施の形態2に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態3に係る空気調和機におけるフィルタ清掃部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3に係る空気調和機におけるフィルタ装着部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態4に係る空気調和機におけるフィルタ装着部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る空気調和機におけるクリーニング装置の動作を説明する要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態5に係る空気清浄機における側板を考慮しない要部透視図である。
符号の説明
1A 空気調和機(空気調節機)、2A〜2D クリーニング装置、3A,3B 筐体、7A〜7C フィルタ装着部、8A〜8D フィルタ清掃部、16a エアフィルタ、18a〜18f スキージ(清掃具)、19a,19b 通風路、20 スライド移動手段、25a,25b 空気吸入口、27a,27b 空気吐出口、29a〜29f ブラシ(清掃具)、30a〜30d ガイド(フィルタ清掃部移動機構)、32a〜32d ガイドピン(フィルタ清掃部移動機構)、35b〜35d ブラシ(清掃具)、43 空気清浄機(空気調節機)。

Claims (5)

  1. 空気吸入口と空気吐出口とを連通する通風路が形成された筐体と、
    上記通風路を遮って配設される面状のエアフィルタと、該エアフィルタの表面を清浄するクリーニング装置と、
    を備える空気調節機において、
    上記クリーニング装置は、
    上記エアフィルタが装着されて上記通風路を遮り、かつ、該エアフィルタの面方向に沿ってスライド移動可能に配設されたフィルタ装着部と、
    第1の所定の間隔で配列された複数列の清掃具を備え、該清掃具を上記エアフィルタの
    空気吸入口側の面に密着させ、かつ、該清掃具の配列方向を上記フィルタ装着部のスライド方向に一致させて配設されたフィルタ清掃部と、
    上記フィルタ装着部を所定の距離で往復的にスライド移動させるスライド移動手段と、を備えていることを特徴とする空気調節機。
  2. 上記第1の所定の間隔が、上記フィルタ装着部のスライド移動の片道の移動距離より短いことを特徴とする請求項1記載の空気調節機。
  3. 複数列の上記清掃具のそれぞれが、毛先を上記フィルタ装着部のスライド移動方向の往方向又は復方向の一方の方向に傾けて1列に植え付けられたブラシで構成されていることを特徴とする請求項2記載の空気調節機。
  4. 上記フィルタ清掃部を上記フィルタ装着部に対して接離させるフィルタ清掃部移動機構をさらに備え、
    上記フィルタ清掃部移動機構が、上記フィルタ装着部の往方向又は復方向の一方の方向へのスライド移動時には、上記エアフィルタ清掃部を該フィルタ装着部に近接させて上記清掃具を上記エアフィルタの面に密着状態に保持し、上記フィルタ装着部の往復方向の他方へのスライド移動時には該エアフィルタ清掃部を該フィルタ装着部から離反させて上記清掃具を上記エアフィルタの面から離反する状態に保持することを特徴とする請求項2記載の空気調節機。
  5. 上記エアフィルタの空気吸入口側の面に密着して上記フィルタ装着部のスライド移動方向に第2の所定の間隔で配列された複数列の移動制限部をさらに備え、
    上記複数列の移動制限部のそれぞれは、上記エアフィルタの面からの高さが上記フィルタ装着部のスライド移動方向の往方向又は復方向の一方の方向に漸次高くなる楔状に形成され、かつ、上記第2の所定の間隔が上記フィルタ装着部のスライド移動の片道の移動距離より短いことを特徴とする請求項2記載の空気調節機。
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