JP2007246237A - 桟付きベルト用吊り冶具 - Google Patents
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Abstract
【課題】桟付きベルトを傷めることなく吊ることが出来る桟付きベルト用吊り冶具を提供する。
【解決手段】両端にワイヤを取り付けるワイヤ取り付け部3が設けられた長棒状のベース部2と、少なくとも上面に湾曲面4aを有し、ベース部2に対して直交して取り付けられたベルト支持部4とを備える。この場合、フレックスベルト50はベース部2に対して直交して取り付けられたベルト支持部4の湾曲面4aによりフレックスベルト50を支持することができるので、ベルトを吊り下げたときのベルトの湾曲半径を大きくするようにした。
【選択図】図1
【解決手段】両端にワイヤを取り付けるワイヤ取り付け部3が設けられた長棒状のベース部2と、少なくとも上面に湾曲面4aを有し、ベース部2に対して直交して取り付けられたベルト支持部4とを備える。この場合、フレックスベルト50はベース部2に対して直交して取り付けられたベルト支持部4の湾曲面4aによりフレックスベルト50を支持することができるので、ベルトを吊り下げたときのベルトの湾曲半径を大きくするようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、桟付きベルト用吊り冶具に関わり、特に桟付きベルトをフレームに組み付ける際に好適なものである。
ゴミ処理場や砕石場等では、ゴミや砕石等の搬送物を搬送するベルトコンベアとしてフレックスコンベアが広く利用されている。
図6はフレックスコンベアに用いられるフレックスベルトの構成を示した図である。この図6に示すフレックスベルト50は、長尺の平ベルトからなるベルト本体51と、ベルト本体51のベルト進行方向と直交する方向(横方向)に伸びるゴム製の桟(横桟)52を備えている。また横桟52の左右両側には進行方向と平行に伸びるゴム製の波状の桟(波桟)53、53を備えている。そして、この横桟52と波桟53により囲まれた空間の搬送物を載せることで低所から高所へ向けて搬送する。
図6はフレックスコンベアに用いられるフレックスベルトの構成を示した図である。この図6に示すフレックスベルト50は、長尺の平ベルトからなるベルト本体51と、ベルト本体51のベルト進行方向と直交する方向(横方向)に伸びるゴム製の桟(横桟)52を備えている。また横桟52の左右両側には進行方向と平行に伸びるゴム製の波状の桟(波桟)53、53を備えている。そして、この横桟52と波桟53により囲まれた空間の搬送物を載せることで低所から高所へ向けて搬送する。
ところで、フレックスベルト50は、ベルト本体51上に横桟52と波桟53、53とが設けられているため、桟が無い通常の平ベルトに比べて重量が重い。またフレックスベルト50を取り付けるコンベアのフレーム54は下流側が上流側よりも高いため、フレックスベルト50をフレーム54に組み付けてベルトコンベアを組み立てる際には、図7に示すようにクレーン車55のクレーンを用いてフレックスベルト50を吊り上げてフレーム54の上側からベルトを組み付けるようにしていた。このとき、フレックスベルト50はベルト吊り冶具60を利用して吊り上げられる。
クレーンより吊り上げたフレックスベルト50のフレーム54への組み付けは、例えばフレーム54内に設けられたフレックスベルト50の設置経路内にフレーム54の上部開口からフレックスベルト50の端部を挿入し、ベルト端部に止着したワイヤ56を用いてフレックスベルト50全体をフレーム54のベルト設置経路内に引き込んで行うようにしていた。
図8(a)は、従来のベルト吊り冶具60に吊り下げられるフレックスベルト50の状態を示した図である。この図に示す従来のベルト吊り冶具60は、両端にクレーンから延びる吊り下げ用のワイヤWを取り付ける金具61が設けられた長棒状のベース部62からなり、このベース部62上にフレックスベルト50の一部を載せて吊り下げるようにしていた。
図8(a)は、従来のベルト吊り冶具60に吊り下げられるフレックスベルト50の状態を示した図である。この図に示す従来のベルト吊り冶具60は、両端にクレーンから延びる吊り下げ用のワイヤWを取り付ける金具61が設けられた長棒状のベース部62からなり、このベース部62上にフレックスベルト50の一部を載せて吊り下げるようにしていた。
なお、先行文献としては、特許文献1に建築物の躯体の上方から外壁用パネルを吊り込んで、躯体に取り付ける際にパネルの振れを防止し、安全に作業することができる外壁パネルの吊り込み用工具に関する技術が開示されている。
また、特許文献2にはベルトコンベアを任意の位置で固定するベルトコンベアのクランプ装置が開示されている。
特開平11−44093号公報
実開平5−94508号公報
また、特許文献2にはベルトコンベアを任意の位置で固定するベルトコンベアのクランプ装置が開示されている。
しかしながら、上記した従来のベルト吊り冶具60は、図8(b)に示すようにフレックスベルト50を吊り下げた時のベルトの湾曲半径Rが小さいため、フレックスベルト50の波桟53部分が伸びて傷むという欠点があった。
またフレックスベルト50に何らかの外力が加わった場合、或いは吊り下げ状態にあるベルトの重量バランスが崩れて片荷になった場合、図8(c)に示す矢印方向にベルトが滑ってベルトが落下するおそれがあった。
またフレックスベルト50に何らかの外力が加わった場合、或いは吊り下げ状態にあるベルトの重量バランスが崩れて片荷になった場合、図8(c)に示す矢印方向にベルトが滑ってベルトが落下するおそれがあった。
本発明は上記したような点に鑑みてなされたものであり、重量が重く且つ長尺の桟付きベルトを傷めることなく吊り下げることができる桟付きベルト用吊り冶具を提供することを目的とする。また吊り下げ状態にある桟付きベルトの落下を防止できる桟付きベルト用吊り冶具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、桟付きベルトを吊り下げるための桟付きベルト用吊り冶具であって、両端にワイヤを取り付けるワイヤ取り付け部が設けられた長棒状のベース部と、少なくとも上面に湾曲面を有し、前記ベース部に対して直交して取り付けられたベルト支持部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記ベルト支持部は、断面形状がL字型の長棒を湾曲状に折り曲げて形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記ベルト支持部は、断面形状がL字型の長棒を湾曲状に折り曲げて形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記ベース部は、長手方向の長さを伸縮自在に構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記ベルト支持部は、平板を湾曲状に折り曲げて形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記桟付きベルトを吊り下げた時に前記桟付きベルトを押さえるベルト押さえ金具を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記ベルト支持部は、平板を湾曲状に折り曲げて形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記桟付きベルトを吊り下げた時に前記桟付きベルトを押さえるベルト押さえ金具を備えることを特徴とする。
本発明によれば、上面に湾曲面を有するベルト支持部をベース部に直交して取り付けたことで、桟付きベルトを吊り下げた時のベルトの湾曲半径を従来より大きくすることができる。これにより、桟付きベルトの桟を傷めることなく桟付きベルトを吊り下げることが可能になる。
また本発明によれば、ベルト押さえ金具により吊り下げ状態にある桟付きベルトを押さえることができるように構成したことで、例えば桟付きベルトに何らかの外力が加わった場合、或いはベルトの重量バランスが崩れて片荷になった場合でも桟付きベルトが落下するのを防止できる。
以下、図面を参照しながら本発明の桟付きベルト用吊り冶具の実施形態について説明する。なお、本実施形態では桟付きベルトとして図6に示したフレックスベルトを例に挙げて説明する。
図1は本実施形態のベルト吊り冶具の構成例を示した図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
図1に示す本実施形態のベルト吊り冶具1は、ベース部2、ワイヤ取り付け部3、及びベルト支持部4により構成される。なお、各部はSS材(鉄)からなる。
図1は本実施形態のベルト吊り冶具の構成例を示した図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
図1に示す本実施形態のベルト吊り冶具1は、ベース部2、ワイヤ取り付け部3、及びベルト支持部4により構成される。なお、各部はSS材(鉄)からなる。
ベース部2は、例えば断面形状が略コの字型の長棒からなり、その長手方向両端部には、図7に示したクレーンから延びる吊り下げ用のワイヤWを夫々止着するためのワイヤ取り付け部3が溶接により夫々取り付けられている。またベース部2の上面の左右両側(長手方向両側)には、後述するベルト押さえ金具5を取り付ける孔2aが形成されている。さらにベース部2の両側面には湾曲した形状のベルト支持部4がベース部2の長手方向と直交するように取り付けられている。
ベルト支持部4は、例えば断面形状がL字型の長棒からなり、その上面が湾曲面4aとなるように折り曲げられている。また、ベルト支持部4の上面とベース部2の上面との間には段差が形成されないように連結されている。
ベルト支持部4は、例えば断面形状がL字型の長棒からなり、その上面が湾曲面4aとなるように折り曲げられている。また、ベルト支持部4の上面とベース部2の上面との間には段差が形成されないように連結されている。
このような本実施形態のベルト吊り冶具1の上面にフレックスベルト50を載せて吊り下げた場合は、ベース部2に対して直交したベルト支持部4の湾曲面(上面)4aによってフレックスベルト50の下面が安定して支持されることになる。従って、大きな湾曲面を有したベルト吊り冶具1を用いてフレックスベルト50の下面を支持して吊り下げたときのベルトの湾曲半径rは、図1(c)に示すように、従来のベルト吊り冶具60におけるベルトの湾曲半径Rより大きくすることができる。
次に図2を用いてベルト押さえ金具について説明する。
図2(a)は本実施形態のベルト吊り冶具1にベルト押さえ金具5を取り付けた状態を示した全体図、図2(b)はベルト押さえ金具部分を拡大して示した図である。
図2(a)(b)に示すように、本実施形態のベルト吊り冶具1は、フレックスベルト50の波桟53の外側に位置するベルト本体51の幅方向両端部をベルト押さえ金具5により押さえることができる。このとき、ベルト押さえ金具5のベース部2への取り付けはネジ6を用いて行う。またベース部2とベルト押さえ金具5との間にはスペーサ7が挟み込まれており、これによりベース部2とベルト押さえ金具5との隙間を調整している。なお、本実施形態ではネジ6を用いた機構によりベルト押さえ金具5をベース部2に取り付けるようにしているが、これはあくまでも一例であり、例えば油圧を利用したトグル機構や自動クランプ機構などによりベルト押さえ金具5をベース部2に取り付けてフレックスベルト50を押さえるようにしても良い。
図2(a)は本実施形態のベルト吊り冶具1にベルト押さえ金具5を取り付けた状態を示した全体図、図2(b)はベルト押さえ金具部分を拡大して示した図である。
図2(a)(b)に示すように、本実施形態のベルト吊り冶具1は、フレックスベルト50の波桟53の外側に位置するベルト本体51の幅方向両端部をベルト押さえ金具5により押さえることができる。このとき、ベルト押さえ金具5のベース部2への取り付けはネジ6を用いて行う。またベース部2とベルト押さえ金具5との間にはスペーサ7が挟み込まれており、これによりベース部2とベルト押さえ金具5との隙間を調整している。なお、本実施形態ではネジ6を用いた機構によりベルト押さえ金具5をベース部2に取り付けるようにしているが、これはあくまでも一例であり、例えば油圧を利用したトグル機構や自動クランプ機構などによりベルト押さえ金具5をベース部2に取り付けてフレックスベルト50を押さえるようにしても良い。
図3は本実施形態のベルト吊り冶具を用いてフレックスベルトを吊り下げたときの状態を示した斜視図である。
本実施形態のベルト吊り冶具1を用いてフレックスベルト50を吊り下げた場合は、ベース部2に対して直交して取り付けたベルト支持部4の上面の湾曲面4aによりフレックスベルト50を支持することができるため、従来のベルト吊り冶具60によりフレックスベルト50を吊り下げた場合に比べて、ベルトの湾曲半径rを大きくすることができる。これにより、フレックスベルト50を吊り下げたときに波桟53が伸びて傷むのを防止することができる。
具体的には、フレックスベルト50のベルト幅Wに対するベルトの湾曲半径rの割合(r/W)を0.1以上にすると、フレックスベルト50の波桟53が傷むのを防ぐことができた。因みに従来のベルト吊り冶具60ではベルト幅Wに対するベルトの湾曲半径Rの割合(R/W)が0.04〜0.05であった。
本実施形態のベルト吊り冶具1を用いてフレックスベルト50を吊り下げた場合は、ベース部2に対して直交して取り付けたベルト支持部4の上面の湾曲面4aによりフレックスベルト50を支持することができるため、従来のベルト吊り冶具60によりフレックスベルト50を吊り下げた場合に比べて、ベルトの湾曲半径rを大きくすることができる。これにより、フレックスベルト50を吊り下げたときに波桟53が伸びて傷むのを防止することができる。
具体的には、フレックスベルト50のベルト幅Wに対するベルトの湾曲半径rの割合(r/W)を0.1以上にすると、フレックスベルト50の波桟53が傷むのを防ぐことができた。因みに従来のベルト吊り冶具60ではベルト幅Wに対するベルトの湾曲半径Rの割合(R/W)が0.04〜0.05であった。
また、本実施形態のベルト吊り冶具1は、例えばフレックスベルト50を吊り下げた状態でベルト押さえ金具5によりフレックスベルト50のベルト本体51部分を押さえることで、例えばベルトに何らかの外力が加わった場合、或いは吊り下げ状態にあるベルトの重量バランスが崩れてベルトが片荷になった場合でもベルトが滑って落下するのを防止することができる。
さらに、本実施形態のベルト吊り冶具1は、事前に作製しておくことができるので、予め作製しておいたベルト吊り冶具1を用いてベルトコンベアの組み立てを行えばベルトコンベアを組み立てる際の工程が増加することもない。
さらに、本実施形態のベルト吊り冶具1は、事前に作製しておくことができるので、予め作製しておいたベルト吊り冶具1を用いてベルトコンベアの組み立てを行えばベルトコンベアを組み立てる際の工程が増加することもない。
以下、本実施形態のベルト吊り冶具の他の構成例を説明する。
図4は本実施形態のベルト吊り冶具の他の構成例を示した図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。なお、図1と同一部位には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図4に示すベルト吊り冶具11は、ベース部12の長手方向の長さを伸縮自在にした点が図1に示したベルト吊り冶具1とは異なる。この場合、ベース部12は、例えば断面サイズが異なる2つのベース材12a、12bにより構成し、断面サイズの小さい一方のベース材12aを、ベース材12aより断面サイズが大きい他方のベース材12bの内側に収納することで長手方向の長さを伸縮自在にしている。このため、一方のベース材12aには長手方向に長い長孔13aを形成し、他方のベース材12bには短孔13bを形成する。そして、この長孔13aと短孔13bとをボルトとナットを用いて接続するようにしている。
このようにベルト吊り冶具11を構成した場合は、上記効果に加えて、ベルト幅の異なる複数のベルトを吊り下げることができる。
図4は本実施形態のベルト吊り冶具の他の構成例を示した図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。なお、図1と同一部位には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図4に示すベルト吊り冶具11は、ベース部12の長手方向の長さを伸縮自在にした点が図1に示したベルト吊り冶具1とは異なる。この場合、ベース部12は、例えば断面サイズが異なる2つのベース材12a、12bにより構成し、断面サイズの小さい一方のベース材12aを、ベース材12aより断面サイズが大きい他方のベース材12bの内側に収納することで長手方向の長さを伸縮自在にしている。このため、一方のベース材12aには長手方向に長い長孔13aを形成し、他方のベース材12bには短孔13bを形成する。そして、この長孔13aと短孔13bとをボルトとナットを用いて接続するようにしている。
このようにベルト吊り冶具11を構成した場合は、上記効果に加えて、ベルト幅の異なる複数のベルトを吊り下げることができる。
図5は本実施形態のベルト吊り冶具のさらに他の構成例を示した図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。なお、図1と同一部位には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
この図5に示すベルト吊り冶具21は、ベルト支持部22を幅広の平板材を用いて構成した点が図1に示したベルト吊り冶具1とは異なる。即ち、図1に示したベルト吊り冶具1では、L字型の長棒を折り曲げてベルト支持部4の湾曲面4aを形成していたのに対して、図5に示すベルト吊り冶具21では平板材を湾曲させてベルト支持部22の湾曲面22aを形成するようにしたものである。
但し、図1に示した長棒を使用したベルト支持部4の方が、平板を用いたベルト支持部22よりも使用する金属量が少ないので低コスト化と軽量化を実現することができる。
このようにベルト吊り冶具21を構成した場合は、上記効果に加えて、ベルト下面との接触面積が増大するので支持安定性を確保することができ、ベルトが傷むのを防ぐことが出来る。
この図5に示すベルト吊り冶具21は、ベルト支持部22を幅広の平板材を用いて構成した点が図1に示したベルト吊り冶具1とは異なる。即ち、図1に示したベルト吊り冶具1では、L字型の長棒を折り曲げてベルト支持部4の湾曲面4aを形成していたのに対して、図5に示すベルト吊り冶具21では平板材を湾曲させてベルト支持部22の湾曲面22aを形成するようにしたものである。
但し、図1に示した長棒を使用したベルト支持部4の方が、平板を用いたベルト支持部22よりも使用する金属量が少ないので低コスト化と軽量化を実現することができる。
このようにベルト吊り冶具21を構成した場合は、上記効果に加えて、ベルト下面との接触面積が増大するので支持安定性を確保することができ、ベルトが傷むのを防ぐことが出来る。
なお、本実施形態では桟付きベルトの一例としてフレックスベルト50を例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、本発明の桟付きベルト用吊り冶具は、例えば横桟だけが設けられているヒレ付(クライマー)ベルトや、桟付(V桟、中寄)ベルト等の桟付きベルトを吊り下げる際に利用することができるのは言うまでもない。
1、11、21…ベルト吊り冶具、2、12…ベース部、3…ワイヤ取り付け部、4、22…ベルト支持部、4a、22a…湾曲面、5…ベルト押さえ金具、51…フレックスベルト、52…横桟、53…波桟
Claims (5)
- 桟付きベルトを吊り下げるための桟付きベルト用吊り冶具であって、両端にワイヤを取り付けるワイヤ取り付け部が設けられた長棒状のベース部と、少なくとも上面に湾曲面を有し、前記ベース部に対して直交して取り付けられたベルト支持部と、を備えることを特徴とする桟付きベルト用吊り冶具。
- 請求項1に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記ベルト支持部は、断面形状がL字型の長棒を湾曲状に折り曲げて形成されていることを特徴とする桟付きベルト用吊り冶具。
- 請求項1又は請求項2に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記ベース部は、長手方向の長さを伸縮自在に構成されていることを特徴とする桟付きベルト用吊り冶具。
- 請求項1に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記ベルト支持部は、平板を湾曲状に折り曲げて形成されていることを特徴とする桟付きベルト用吊り冶具。
- 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の桟付きベルト用吊り冶具において、前記桟付きベルトを吊り下げた時に前記桟付きベルトを押さえるベルト押さえ金具を備えることを特徴とする桟付きベルト用吊り冶具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006073372A JP2007246237A (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 桟付きベルト用吊り冶具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006073372A JP2007246237A (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 桟付きベルト用吊り冶具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007246237A true JP2007246237A (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=38590929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006073372A Pending JP2007246237A (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 桟付きベルト用吊り冶具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007246237A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103332438A (zh) * | 2013-06-17 | 2013-10-02 | 宁波钢铁有限公司 | 一种大倾角裙边胶带的防破损吊具 |
CN104310202A (zh) * | 2014-10-16 | 2015-01-28 | 广州广船国际股份有限公司 | 槽壁片体堆放吊运工装 |
-
2006
- 2006-03-16 JP JP2006073372A patent/JP2007246237A/ja active Pending
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
CN103332438A (zh) * | 2013-06-17 | 2013-10-02 | 宁波钢铁有限公司 | 一种大倾角裙边胶带的防破损吊具 |
CN104310202A (zh) * | 2014-10-16 | 2015-01-28 | 广州广船国际股份有限公司 | 槽壁片体堆放吊运工装 |
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