JP2007244126A - 車両の駆動制御装置、車両の駆動制御方法、および車両 - Google Patents

車両の駆動制御装置、車両の駆動制御方法、および車両 Download PDF

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Abstract

【課題】モータの回転状態を検知するセンサの電源装置に異常が生じても車両を継続して走行させるようモータを駆動可能な車両の駆動制御装置、駆動制御方法、および車両を提供する。
【解決手段】ハイブリッド自動車100ではレゾルバ21および電流センサ25(第1のセンサ部)に対応して電源回路41が設けられ、レゾルバ20および電流センサ24(第2のセンサ部)に対応して電源回路42が設けられる。これにより、電源回路41,42のいずれか一方が故障した場合にも他方の電源回路に対応するセンサ部は正常に駆動できる。制御装置230はそのセンサ部からモータジェネレータの回転状態を示す情報を受けてインバータ14,22のうちの対応するインバータを制御する。よってハイブリッド自動車100の通常走行時に電源回路41,42の一方が故障した場合にリンプフォーム走行を行なうことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の駆動制御装置、車両の駆動制御方法、および車両に関し、特に、車両の推進力を得るための電動機を駆動する駆動制御装置および駆動制御方法と、この駆動制御装置を備える車両に関する。
近年、従来のエンジンに加え、蓄電装置とインバータとインバータによって駆動される電動機(モータ)とを動力源として搭載したハイブリッド自動車が大きく注目されている。
特開2002−136171号公報(特許文献1)にはこのようなハイブリッド自動車が開示される。このハイブリッド自動車は、エンジンと協働して車輪を駆動させる主軸モータと、この主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出器と、モータ駆動用インバータから主軸モータへ供給される電力の電流を検出する電流検出器と、制御装置とを備える。制御装置はロータ位置検出信号および電流信号に基づいてモータ駆動用インバータを制御することによって主軸モータの駆動を制御する。
この制御装置は、ロータ位置検出器であるレゾルバの異常時には電流検出器からの電流信号を用いて主軸モータのロータ位置を推定する。そして制御装置は推定位置に基づいてモータ駆動用インバータを制御する。よって、上述のハイブリッド自動車はレゾルバの異常時にも走行可能なため信頼性を確保できる。
特開2002−136171号公報 特開平7−337032号公報 特開2004−159412号公報
上記の特開2002−136171号公報(特許文献1)には具体的に開示されていないが、一般的にはレゾルバや電流センサを駆動するには電源装置が必要である。搭載スペースやコスト等の観点から、これらレゾルバや電流センサの電源装置は共通化されていることが多い。
仮に電源装置自体が故障すると、レゾルバと電流センサとの両方が動作しなくなる。この場合には、制御装置はモータを正確に制御することができない。また制御装置がインバータの駆動を停止することによって車両が惰性走行を行なうことが想定される。しかしながら上記の特開2002−136171号公報(特許文献1)には、このような問題点に対する解決方法は開示されていない。
本発明の目的は、車両の駆動力を得ることが可能なモータを備える車両において、モータの回転状態を検知するセンサの電源装置に異常が生じても車両を継続して走行させるようモータを駆動可能な車両の駆動制御装置、駆動制御方法、および、この駆動制御装置を備える車両を提供することである。
本発明は要約すれば、車両の駆動制御装置である。車両は、車両の駆動力を得ることが可能な第1および第2のモータと、第1および第2のモータの回転状態をそれぞれ検出する第1および第2のセンサ部とを有する。駆動制御装置は、第1および第2のモータをそれぞれ駆動する第1および第2の駆動回路と、第1および第2のセンサ部に電源をそれぞれ供給する第1および第2の電源回路と、第1および第2のセンサ部から回転状態を示す情報をそれぞれ受け、第1および第2の駆動回路をそれぞれ制御する制御装置とを備える。
好ましくは、制御装置は、第1および第2の電源回路のいずれか一方の電源回路に異常が生じたことを検知すると、第1および第2のセンサ部のうちの他方の電源回路に対応するセンサ部から出力される情報に基づいて、第1および第2の駆動回路のうちの情報に対応する駆動回路を制御する。
より好ましくは、制御装置は、車両の走行中に異常が発生した場合には、対応する駆動回路を制御するとともに第1および第2の駆動回路のうちの他方の駆動回路の駆動を停止して、第1および第2のモータのうち対応する駆動回路が駆動するモータによる車両の退避走行を可能にする。
さらに好ましくは、第2のモータの回転に応じて車両の駆動輪が回転する。車両は、内燃機関と、3軸式の動力分割機構とをさらに備える。動力分割機構は、第1から第3の軸と結合された遊星歯車機構で構成され、第1から第3の軸のうちのいずれか2軸に対し動力が入出力されたときに、その入出力された動力に基づいて定まる動力を残りの1軸に対して入出力する。内燃機関のクランクシャフトは、第1の軸に結合される。第1のモータの回転軸は、第2の軸に結合される。第2のモータの回転軸は、第3の軸に結合される。制御装置は、第1の電源回路の異常時には第2の駆動回路を制御して第2のモータを回転させる。制御装置は、第2の電源回路の異常時には内燃機関が動力を出力する状態で第1の駆動回路を制御して、第1のモータに動力を出力させることにより第2のモータを回転させる。
さらに好ましくは、第1および第2のセンサ部の各々は、対応するモータの回転数を検出する回転数センサと、対応するモータに流れる電流を検出する電流センサとを含む。回転状態を示す情報は、回転数の情報と、電流の情報とを含む。
さらに好ましくは、車両は、上述のいずれかの車両の駆動制御装置を備える。
本発明の他の局面に従うと、車両の駆動制御方法である。車両は、車両の駆動力を得ることが可能な第1および第2のモータと、第1および第2のモータの回転状態をそれぞれ検出する第1および第2のセンサ部と、第1および第2のモータをそれぞれ駆動する第1および第2の駆動回路と、第1および第2のセンサ部に電源をそれぞれ供給する第1および第2の電源回路とを有する。駆動制御方法は、第1および第2のセンサ部から回転状態を示す第1および第2の情報をそれぞれ受けるステップと、第1および第2の情報に基づいて、第1および第2の駆動回路をそれぞれ制御するステップとを備える。
好ましくは、制御するステップにおいて、第1および第2の電源回路のいずれか一方の電源回路に異常が生じた場合に、第1および第2のセンサ部のうちの他方の電源回路に対応するセンサ部から出力される情報に基づいて、第1および第2の駆動回路のうちの情報に対応する駆動回路を制御する。
より好ましくは、制御するステップにおいて、車両の走行中に異常が発生した場合に、対応する駆動回路を制御するとともに第1および第2の駆動回路のうちの他方の駆動回路の駆動を停止して、第1および第2のモータのうち対応する駆動回路が駆動するモータによる車両の退避走行を可能にする。
本発明によれば、車両の駆動力を得ることが可能なモータを備える車両において、モータの回転状態を検知するセンサの電源装置に異常が生じても車両を継続して走行させることができる。
以下、本発明について図面を参照して詳しく説明する。なお図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両の駆動制御装置を搭載した車両のモータ制御に関する構成を示す回路図である。
図1を参照して、ハイブリッド自動車100は、エンジン4と、電池ユニット40と、モータジェネレータMG1,MG2と、動力分割機構PSDと、減速機RDと、駆動輪DWと、モータジェネレータMG1,MG2に対応してそれぞれ設けられるインバータ22,14と、昇圧コンバータ12と、レゾルバ20,21と、電流センサ24,25と、電源回路41,42と、制御装置230とを備える。
電池ユニット40と昇圧コンバータ12とは、電源ラインPL1と接地ラインSLとによって電気的に接続されている。
電池ユニット40は、バッテリBと、バッテリBの負極と接地ラインSLとの間に接続されるシステムメインリレーSMR3と、バッテリBの正極と電源ラインPL1との間に接続されるシステムメインリレーSMR2と、バッテリBの正極と電源ラインPL1との間に直列に接続される、システムメインリレーSMR1および制限抵抗Rとを含む。システムメインリレーSMR1〜SMR3は、制御装置230から与えられる制御信号SEに応じて導通/非導通状態が制御される。
電池ユニット40は、さらに、バッテリBの端子間の電圧VBを測定する電圧センサ10と、バッテリBに流れる電流IBを検知する電流センサ11とを含む。
バッテリBとしては、ニッケル水素、リチウムイオン等の二次電池や燃料電池などを用いることができる。また、バッテリBに代わる蓄電装置として電気二重層コンデンサ等の大容量キャパシタを用いることもできる。
昇圧コンバータ12は、接地ラインSLと電源ラインPL1と間の電圧を昇圧して接地ラインSLと電源ラインPL2によってインバータ14,22に供給する。インバータ14は、昇圧コンバータ12から与えられる直流電圧を三相交流に変換してモータジェネレータMG2に出力する。インバータ22は、昇圧コンバータ12から与えられる直流電圧を三相交流に変換してモータジェネレータMG1に出力する。
昇圧コンバータ12は、一方端が電源ラインPL1に接続されるリアクトルL1と、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列に接続されるIGBT素子Q1,Q2と、IGBT素子Q1,Q2にそれぞれ並列に接続されるダイオードD1,D2と、平滑用コンデンサC2と、電源ラインPL1と接地ラインSLとの間の電圧VLを検知する電圧センサ6と、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間の電圧VHを検知する電圧センサ8とを含む。平滑用コンデンサC2は、昇圧コンバータ12によって昇圧された電圧を平滑化する。
リアクトルL1の他方端はIGBT素子Q1のエミッタおよびIGBT素子Q2のコレクタに接続される。ダイオードD1のカソードはIGBT素子Q1のコレクタと接続され、ダイオードD1のアノードはIGBT素子Q1のエミッタと接続される。ダイオードD2のカソードはIGBT素子Q2のコレクタと接続され、ダイオードD2のアノードはIGBT素子Q2のエミッタと接続される。
インバータ14はモータジェネレータMG2に対して昇圧コンバータ12の出力する直流電圧を三相交流に変換して出力する。またインバータ14は、回生制動に伴い、モータジェネレータMG2において発電された電力を昇圧コンバータ12に戻す。このとき昇圧コンバータ12は降圧回路として動作するように制御装置230によって制御される。
インバータ14は、U相アーム15と、V相アーム16と、W相アーム17とを含む。U相アーム15,V相アーム16,およびW相アーム17は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に並列に接続される。
U相アーム15は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列接続されたIGBT素子Q3,Q4と、IGBT素子Q3,Q4とそれぞれ並列に接続されるダイオードD3,D4とを含む。ダイオードD3のカソードはIGBT素子Q3のコレクタと接続され、ダイオードD3のアノードはIGBT素子Q3のエミッタと接続される。ダイオードD4のカソードはIGBT素子Q4のコレクタと接続され、ダイオードD4のアノードはIGBT素子Q4のエミッタと接続される。
V相アーム16は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列接続されたIGBT素子Q5,Q6と、IGBT素子Q5,Q6とそれぞれ並列に接続されるダイオードD5,D6とを含む。ダイオードD5のカソードはIGBT素子Q5のコレクタと接続され、ダイオードD5のアノードはIGBT素子Q5のエミッタと接続される。ダイオードD6のカソードはIGBT素子Q6のコレクタと接続され、ダイオードD6のアノードはIGBT素子Q6のエミッタと接続される。
W相アーム17は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列接続されたIGBT素子Q7,Q8と、IGBT素子Q7,Q8とそれぞれ並列に接続されるダイオードD7,D8とを含む。ダイオードD7のカソードはIGBT素子Q7のコレクタと接続され、ダイオードD7のアノードはIGBT素子Q7のエミッタと接続される。ダイオードD8のカソードはIGBT素子Q8のコレクタと接続され、ダイオードD8のアノードはIGBT素子Q8のエミッタと接続される。
モータジェネレータMG2は、三相の永久磁石同期モータであり、U,V,W相の3つのコイルは各々一方端が中性点に共に接続されている。そして、U相コイルの他方端がIGBT素子Q3,Q4の接続ノードに接続される。またV相コイルの他方端がIGBT素子Q5,Q6の接続ノードに接続される。またW相コイルの他方端がIGBT素子Q7,Q8の接続ノードに接続される。
動力分割機構PSDは、基本的には、後で図5で示すエンジン4とモータジェネレータMG1,MG2に結合されてこれらの間で動力を分配する機構である。たとえば動力分割機構としてはサンギヤ、プラネタリキャリヤ、リングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構を用いることができる。
動力分割機構PSDの2つの回転軸がエンジン4、モータジェネレータMG1の各回転軸にそれぞれ接続され、他の1つの回転軸は減速機RDに接続される。動力分割機構PSDと一体化された減速機RDによってモータジェネレータMG2の回転は減速されて動力分割機構PSDに伝達される。
なお減速機の回転軸は、後に説明するように図示しない減速ギヤやディファレンシャルギヤによって駆動輪DWに結合されている。
電流センサ24は、モータジェネレータMG2に流れる電流をモータ電流値MCRT2として検出し、モータ電流値MCRT2を制御装置230へ出力する。電流センサ24は電源回路42から電源電圧V2Cが与えられると動作する。
インバータ22は、昇圧コンバータ12に対してインバータ14と並列的に接続される。インバータ22は、モータジェネレータMG1に対して昇圧コンバータ12の出力する直流電圧を三相交流に変換して出力する。インバータ22は、昇圧コンバータ12から昇圧された電圧を受けてたとえばエンジンを始動させるためにモータジェネレータMG1を駆動する。
また、インバータ22は、エンジン4のクランクシャフトから伝達される回転トルクによってモータジェネレータMG1で発電された電力を昇圧コンバータ12に戻す。このとき昇圧コンバータ12は降圧回路として動作するように制御装置230によって制御される。
なお、インバータ22の内部の構成は、図示しないがインバータ14と同様であり、詳細な説明は繰返さない。
モータジェネレータMG1は、三相の永久磁石同期モータであり、U,V,W相の3つのコイルは各々一方端が中性点に共に接続されている。そして、各相コイルの他方端はインバータ22に接続されている。
電流センサ25は、モータジェネレータMG1に流れる電流をモータ電流値MCRT1として検出し、モータ電流値MCRT1を制御装置230へ出力する。電流センサ25は電源回路41から電圧V1Cが与えられると動作する。
レゾルバ20は電源回路42から電源電圧V2Rが与えられると動作する。レゾルバ21は電源回路41から電源電圧V1Rが与えられると動作する。
電源回路41,42は自己の異常時にフェール信号F1,F2をそれぞれ出力する。制御装置230はフェール信号F1またはフェール信号F2を受けるとインバータ14,22に対する制御を電源回路41,42がともに正常であるときと異ならせる。なお、電源回路41,42はたとえばインバータ22,14にそれぞれ含まれていてもよいし、制御装置230に含まれていてもよい。
制御装置230は、トルク指令値Tm,Tg、エンジン回転数Ne、電圧VB,VL,VH、電流IBの各値、モータ電流値MCRT1,MCRT2および起動信号IGONを受ける。
制御装置230は、レゾルバ20,21の出力を受けて回転数Nm,Ngをそれぞれ算出する。ここで、トルク指令値Tg,回転数Ngおよびモータ電流値MCRT1はモータジェネレータMG1に関するものであり、トルク指令値Tm,回転数Nmおよびモータ電流値MCRT2はモータジェネレータMG2に関するものである。
また、電圧VBはバッテリBの電圧であり、電圧センサ10によって測定される。電流IBはバッテリBに流れる電流であり電流センサ11によって測定される。電圧VLは昇圧コンバータ12の昇圧前電圧であり電圧センサ6によって測定される。電圧VHは昇圧コンバータ12の昇圧後電圧であり電圧センサ8によって測定される。
そして制御装置230は、昇圧コンバータ12に対して昇圧指示を行なう制御信号PWU,降圧指示を行なう制御信号PWDおよび動作禁止を指示する信号CSDNを出力する。
さらに、制御装置230は、インバータ14に対して昇圧コンバータ12の出力である直流電圧(電圧VH)をモータジェネレータMG2を駆動するための交流電圧に変換する駆動指示PWMI2と、モータジェネレータMG2で発電された交流電圧を直流電圧に変換して昇圧コンバータ12側に戻す回生指示PWMC2とを出力する。IGBT素子Q3〜Q8はこれらの指示に応じて動作する。
ここで、モータジェネレータMG1,MG2は本発明における「第1および第2のモータ」にそれぞれ対応する。レゾルバ21および電流センサ25は本発明における「第1のセンサ部」に対応し、レゾルバ20および電流センサ24は本発明における「第2のセンサ部」に対応する。
また、インバータ22,14は本発明における「第1および第2の駆動回路」にそれぞれ対応する。電源回路41,42は本発明における「第1および第2の電源回路」にそれぞれ対応する。制御装置230は本発明における「制御装置」に対応する。
次に図1の電源回路41,42の構成を図示しながら説明する。なお電源回路41,42は互いに同一の構成を有する。よって図2では代表的に電源回路41の構成を示す。電源回路42の構成は図2の電源回路41の構成と同様であるので、詳細な説明は以後繰返さない。
図2は、図1の電源回路41の構成を示すブロック図である。
図2を参照して、電源回路41は、電源部61と、電源監視部62と、発振回路63とを備える。
電源部61は、DC/DCコンバータ65および補機バッテリ66に接続される。DC/DCコンバータ65は電源ラインPL1と接地ラインSLとの間の直流電圧を降圧して電源部61および補機バッテリ66に供給する。
電源部61はDC/DCコンバータ65から与えられる直流電圧(たとえばDC12V)を受けて、電源電圧V1C(たとえばDC15V)に変換する。電源電圧V1Cは発振回路63および図1の電流センサ25に与えられる。
電源監視部62は電源電圧V1Cが異常である場合にはフェール信号F1を出力する。発振回路63は、いわば直交変換回路であり、電源電圧V1Cに応じて発振して電源電圧V1Rを出力する。電源電圧V1Rは図1のレゾルバ21に供給される。これによりレゾルバ21では内部のコイルが励磁されてモータジェネレータMG1のロータの回転位置が検出可能になる。
なお図2の電源回路41の構成において、電源電圧V1Rを電源電圧V2Rに、電源電圧V1Cを電源電圧V2Cに、フェール信号F1をフェール信号F2に置換すると電源回路42の構成となる。
図3は、図1の電源回路41,42の異常発生時における制御装置230の処理を説明するフローチャートである。この処理は所定の条件の成立時または一定の期間ごとにメインルーチンから呼び出されて実行される。
図3および図1を参照して、処理が開始されると、まずステップS0において、制御装置230は、レゾルバ21の出力およびモータ電流値MCRT1(第1の情報)を受ける。さらにステップS0において制御装置230はレゾルバ22の出力およびモータ電流値MCRT2(第2の情報)を受ける。
次にステップS0Aにおいて、制御装置230は上述の第1および第2の情報に基づいて、インバータ22およびインバータ14をそれぞれ制御する。ステップS0,S0Aの処理は、ハイブリッド自動車の通常の走行時における処理である。
ステップS1において制御装置230は電源回路41からフェール信号F1を受信したか否かを判定する。フェール信号F1を受信した場合(ステップS1においてYES)、処理はステップS2に進む。
ステップS2において制御装置230はインバータ22,14のうちインバータ14のみを駆動してインバータ22の駆動を停止する。これによりハイブリッド自動車100はモータジェネレータMG2によるリンプフォーム走行(退避走行)を行なう。このときには制御装置230はモータ電流値MCRT2および回転数Nmに基づいてインバータ14を制御する。
一方、ステップS1において制御装置230が電源回路41からフェール信号F1を受信していない場合(ステップS1においてNO)、処理はステップS3に進む。
ステップS3において制御装置230は電源回路42からフェール信号F2を受信したか否かを判定する。制御装置230がフェール信号F2を受信した場合(ステップS3においてYES)、処理はステップS4に進む。一方、制御装置230がフェール信号F2を受信していない場合(ステップS3においてNO)、全体の処理は終了する。
ステップS4において、エンジン4、モータジェネレータMG1によるリンプフォーム走行が行なわれる。このとき制御装置230は、たとえばインバータ22を制御してモータジェネレータMG1を駆動することでエンジン4を始動させる。
また、制御装置230はインバータ22を制御してインバータ14の駆動を停止する。これによりモータジェネレータMG1の動力が出力されて、エンジン4の動力とモータジェネレータMG1の動力とは動力分割機構PSDに入力される。詳細は後述するが、エンジン4の動力とモータジェネレータMG1の動力とが動力分割機構PSDに入力されることでモータジェネレータMG2が回転する。これによりエンジン4、モータジェネレータMG1によるリンプフォーム走行が可能になる。
ステップS2またはステップS4の処理が終了すると、全体の処理が終了する。
続いて実施の形態1による効果を説明する。
図4は、センサ部の電源装置の構成について実施の形態1の比較例を示す図である。
図4を参照して、構成例1ではレゾルバ20,21用の電源回路(レゾルバ電源55)と、電流センサ24,25用の電源回路(センサ電源56)とが設けられる。また構成例2ではレゾルバ20,21と電流センサ24,25とに対して1つの電源回路57が設けられる。
構成例1,2のいずれもセンサ部の電源回路がモータジェネレータMG1,MG2のそれぞれに対応するように構成されていない。構成例1においてたとえばレゾルバ電源55が故障すると、図1のハイブリッド自動車100ではレゾルバ20,21の両方が動作不可能になる。構成例2では電源回路57が故障するとレゾルバ20,21と電流センサ24,25とが動作不可能になる。このような場合には制御装置230は正しくインバータ14,22を駆動することができないのでハイブリッド車両の走行を通常の走行から速やかにリンプフォーム走行に移行させることが困難になる。
再び図1を参照しながら説明する。ハイブリッド自動車100ではレゾルバ21および電流センサ25(第1のセンサ部)に対応して電源回路41が設けられ、レゾルバ20および電流センサ24(第2のセンサ部)に対応して電源回路42が設けられる。これにより、電源回路41,42のいずれか一方が故障した場合にも他方の電源回路に対応するセンサ部は正常に駆動できる。よって、ハイブリッド自動車のリンプフォーム走行が可能になる。
制御装置230はそのセンサ部からモータジェネレータの回転状態を示す情報を受けてインバータ14,22のうちの対応するインバータを制御する。よってハイブリッド自動車100の通常走行時に電源回路41,42の一方が故障した場合にリンプフォーム走行を行なうことができる。
ここで「回転状態を示す情報」とはモータ回転数の情報(回転数Ng,Nm)とモータ電流値の情報(モータ電流値MCRT1,MCRT2)とを含む。
続いて、図3のステップS2およびステップS4におけるリンプフォーム走行についてより詳細に説明する。
図5は、図1における動力分割機構PSDおよび減速機RDの詳細を説明するための模式図である。
図5を参照して、ハイブリッド自動車100の駆動装置は、モータジェネレータMG2と、モータジェネレータMG2の回転軸に接続される減速機RDと、減速機RDで減速された回転軸の回転に応じて回転する車軸と、エンジン4と、モータジェネレータMG1と、減速機RDとエンジン4とモータジェネレータMG1との間で動力分配を行なう動力分割機構PSDとを備える。減速機RDは、モータジェネレータMG2から動力分割機構PSDへの減速比が、たとえば2倍以上である。
エンジン4のクランクシャフト50とモータジェネレータMG1のロータ32とモータジェネレータMG2のロータ37とは同じ軸を中心に回転する。
動力分割機構PSDは、図5に示す例ではプラネタリギヤであり、クランクシャフト50に軸中心を貫通された中空のサンギヤ軸に結合されたサンギヤ51と、クランクシャフト50と同軸上を回転可能に支持されているリングギヤ52と、サンギヤ51とリングギヤ52との間に配置され、サンギヤ51の外周を自転しながら公転するピニオンギヤ53と、クランクシャフト50の端部に結合され各ピニオンギヤ53の回転軸を支持するプラネタリキャリヤ54とを含む。
動力分割機構PSDは、サンギヤ51に結合されたサンギヤ軸と、リングギヤ52に結合されたリングギヤケースおよびプラネタリキャリヤ54に結合されたクランクシャフト50の3軸が動力の入出力軸とされる。そしてこの3軸のうちいずれか2軸へ入出力される動力が決定されると、残りの1軸に入出力される動力は他の2軸へ入出力される動力に基づいて定まる。
動力の取出用のカウンタドライブギヤ70がリングギヤケースの外側に設けられ、リングギヤ52と一体的に回転する。カウンタドライブギヤ70は、動力伝達減速ギヤRGに接続されている。そしてカウンタドライブギヤ70と動力伝達減速ギヤRGとの間で動力の伝達がなされる。動力伝達減速ギヤRGはディファレンシャルギヤDEFを駆動する。また、下り坂等では車輪の回転がディファレンシャルギヤDEFに伝達され、動力伝達減速ギヤRGはディファレンシャルギヤDEFによって駆動される。
モータジェネレータMG1は、回転磁界を形成するステータ31と、ステータ31内部に配置され複数個の永久磁石が埋め込まれているロータ32とを含む。ステータ31は、ステータコア33と、ステータコア33に巻回される三相コイル34とを含む。ロータ32は、動力分割機構PSDのサンギヤ51と一体的に回転するサンギヤ軸に結合されている。ステータコア33は、電磁鋼板の薄板を積層して形成されており、図示しないケースに固定されている。
モータジェネレータMG1は、ロータ32に埋め込まれた永久磁石による磁界と三相コイル34によって形成される磁界との相互作用によりロータ32を回転駆動する電動機として動作する。またモータジェネレータMG1は、永久磁石による磁界とロータ32の回転との相互作用により三相コイル34の両端に起電力を生じさせる発電機としても動作する。
モータジェネレータMG2は、回転磁界を形成するステータ36と、ステータ31内部に配置され複数個の永久磁石が埋め込まれたロータ37とを含む。ステータ36は、ステータコア38と、ステータコア38に巻回される三相コイル39とを含む。
ロータ37は、動力分割機構PSDのリングギヤ52と一体的に回転するリングギヤケースに減速機RDによって結合されている。ステータコア38は、たとえば電磁鋼板の薄板を積層して形成されており、図示しないケースに固定されている。
モータジェネレータMG2は、永久磁石による磁界とロータ37の回転との相互作用により三相コイル39の両端に起電力を生じさせる発電機としても動作する。またモータジェネレータMG2は、永久磁石による磁界と三相コイル39によって形成される磁界との相互作用によりロータ37を回転駆動する電動機として動作する。
減速機RDは、プラネタリギヤの回転要素の一つであるプラネタリキャリヤ76が車両駆動装置のケースに固定された構造により減速を行なう。すなわち、減速機RDは、ロータ37のシャフトに結合されたサンギヤ72と、リングギヤ52と一体的に回転するリングギヤ68と、リングギヤ68およびサンギヤ72に噛み合いサンギヤ72の回転をリングギヤ68に伝達するピニオンギヤ64とを含む。
たとえば、サンギヤ72の歯数に対しリングギヤ68の歯数を2倍以上にすることにより、減速比を2倍以上にすることができる。
図6は、動力分割機構および変速機の共線図である。
図6に示すように、モータジェネレータMG1の回転数Ngはエンジンの回転数Neとリングギヤ52,68の回転数Nrとを結んだ直線上にある。また、モータジェネレータMG2の回転数は、リングギヤ52,68の回転数Nrと、プラネタリキャリヤ76の回転数とを結んだ直線上にある。ただしプラネタリキャリヤ76の回転数は0に固定されている。
符号S2で示す破線と、符号S4で示す実線とは、図3のステップS2,S4におけるリンプフォーム走行がそれぞれ行なわれたときのモータジェネレータMG1の回転数、エンジン回転数およびリングギヤ52,68の回転数状態を示す。
図5および図6からわかるように、エンジン回転数Neはプラネタリキャリヤの回転数である。モータジェネレータMG1の回転数Ngは、サンギヤ51の回転数である。モータジェネレータMG2の回転数Nmは、サンギヤ72の回転数である。
図1の電源回路41が異常の場合には、制御装置230は、たとえば回転数Nmが一定になるようにインバータ14を制御する。これによりリングギヤ52,68の回転数Nrが決定されて、ハイブリッド自動車100はリンプフォーム走行を行なうことができる。
なお、このときにはエンジン4のクランクシャフトが回転しないように固定されてエンジン回転数Neが0となる。図6の符号S2で示す破線から分かるようにモータジェネレータMG1の回転数Ngが決定される。
一方、電源回路42が異常の場合には、エンジン4が動作する。このときのエンジン回転数Neは、たとえば図示しないエンジンECU(Electronic Control Unit)により制御される。エンジンECUは、たとえば車速センサから得られる車速の情報やアクセル開度センサによるアクセル開度情報に基づいて回転数Neを決定する。
このときには制御装置230は、たとえば回転数Ngが一定になるようにインバータ22を制御してモータジェネレータMG1を動作させる。よって図6の符号S4で示す実線から分かるように、リングギヤ52,68の回転数Nrが決定されるとともに、モータジェネレータMG2の回転数Nmが決定される。
つまり制御装置230は、エンジン4が動力を出力する状態でインバータ22を制御することでモータジェネレータMG1から動力を出力させる。エンジン4の動力とモータジェネレータMG1の動力とによってモータジェネレータMG2が回転する。モータジェネレータMG2の回転に応じて駆動輪DWが回転するのでハイブリッド自動車100はリンプフォーム走行を行なうことができる。
以上のように、実施の形態1によれば、モータジェネレータMG1のセンサ部の電源回路とモータジェネレータMG2のセンサ部の電源回路とを分離して構成する。これにより実施の形態1によれば通常走行中に2つの電源回路のいずれか一方に異常が生じた場合にも車両をリンプフォーム走行させることが可能になる。
[実施の形態2]
実施の形態2はレゾルバと電流センサとで別の電源回路が設けられる点で実施の形態1と異なる。このように電源回路を構成することによって、レゾルバに供給する電圧と電流センサに供給する電圧とを独立に設定できる。たとえば電流センサがホールICである場合には、電流検知幅は一般的に電源電圧の大きさに依存する。よって実施の形態2によれば、たとえば電流センサの検出性能を実施の形態1よりも高くすることができる。
図7は、本発明の実施の形態2に係る車両の駆動制御装置を搭載した車両のモータ制御に関する構成を示す回路図である。
図7を参照して、ハイブリッド自動車100Aは、電源回路41に代えて電源回路41A,41Bを備える点で、図1のハイブリッド自動車100と異なる。さらに、ハイブリッド自動車100Aは、電源回路42に代えて電源回路42A,42Bを備える点でハイブリッド自動車100と異なる。ハイブリッド自動車100Aの他の部分についてはハイブリッド自動車100の対応する部分と同様であるので、以後の説明は繰返さない。
電源回路41Aは電流センサ25に電源電圧V1Cを供給する。電源回路41Bはレゾルバ21に電源電圧V1Rを供給する。電源回路41A,41Bは異常時にはフェール信号F1A,F1Bをそれぞれ出力する。電源回路41A,41Bは本発明における「第1の電源回路」を構成する。
電源回路42Aは電流センサ24に電源電圧V2Cを供給する。電源回路42Bはレゾルバ20に電源電圧V2Rを供給する。電源回路42A,42Bは異常時にはフェール信号F2A,F2Bをそれぞれ出力する。電源回路42A,42Bは本発明における「第2の電源回路」を構成する。
制御装置230はフェール信号F1A,F1B,F2A,F2Bのいずれかを受けた場合にはリンプフォーム走行を行なうようにインバータ14,22を制御する。
次に、電源回路41A,41Bの構成について図を参照しながら説明する。なお、電源回路42A,42Bは電源回路41A,41Bとそれぞれ同様の構成を有する。よって、以下の図8では代表的に電源回路41A,41Bの構成を示す。電源回路42A,42Bの構成は図8の電源回路41A,41Bの構成とそれぞれ同様であるので、詳細な説明は以後繰返さない。
図8は、図7の電源回路41A,41Bの構成を説明するブロック図である。
図8を参照して、電源回路41Aは、電源部61と、電源監視部62とを備える。電源回路41Bは、電源部61と、電源監視部62と、発振回路63とを備える。図8に示す電源部61、電源監視部62、発振回路63の機能は図2に示す電源部61、電源監視部62、発振回路63の機能とそれぞれ同様である。
すなわち、電源回路41Aにおいて電源部61はDC/DCコンバータ65から出力される電圧を変換して電源電圧V1Cを出力する。また、電源回路41Aにおいて電源監視部62は電源電圧V1Cの異常時にフェール信号F1Aを出力する。
電源回路41Bにおいて電源部61はDC/DCコンバータ65から出力される電圧を変換して発振回路63に出力する。電源監視部62は電源部61の出力電圧が異常である場合にフェール信号F1Bを出力する。発振回路63は電源部61から出力される直流電圧に応じて発振して電源電圧V1Rを出力する。
なお、図8の電源回路41Aの構成において、電源電圧V1Cを電源電圧V2Cに、フェール信号F1Aをフェール信号F2Aに置換すると電源回路42Aの構成となる。また図8の電源回路41Bにおいて、電源電圧V1Rを電源電圧V2Rに、フェール信号F1Bをフェール信号F2Bに置換すると電源回路42Bの構成となる。
図9は、図7の電源回路41A,41B,42A,42Bの異常発生時における制御装置230の処理を説明するフローチャートである。
なお、この処理は実施の形態1と同様に所定の条件の成立時または一定の期間ごとに所定のメインルーチンから呼び出されて実行される。
図9および図3を参照して、図9に示すフローチャートはステップS1,S3に代えてステップS11〜S14が設けられている点で図3のフローチャートと異なる。図9のフローチャートにおけるステップS2,S4の処理(すなわちリンプフォーム走行)は図3のフローチャートのステップS2,S4の処理とそれぞれ同様である。よって以下ではステップS11〜S14の処理について説明し、ステップS2,S4の処理については説明を繰返さない。
図9および図7を参照ながら、図9のステップS11〜S14における処理について説明する。処理が開始されると、まずステップS11において制御装置230はフェール信号F1Aを受信したか否かを判定する。ステップS11において制御装置230がフェール信号F1Aを受信した場合(ステップS11においてYES)、処理はステップS2に進む。一方、制御装置230がフェール信号F1Aを受信していない場合(ステップS11においてNO)、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、制御装置230はフェール信号F1Bを受信したか否かを判定する。制御装置230がフェール信号F1Bを受信している場合(ステップS12においてYES)、処理はステップS2に進む。一方、制御装置230がフェール信号F1Bを受信していない場合(ステップS12においてNO)、処理はステップS13に進む。
ステップS13において制御装置230はフェール信号F2Aを受信したか否かを判定する。制御装置230がフェール信号F2Aを受信している場合(ステップS13においてYES)、処理はステップS4に進む。一方、制御装置230がフェール信号F2Aを受信していない場合(ステップS13においてNO)、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、制御装置230はフェール信号F2Bを受信したか否かを判定する。制御装置230がフェール信号F2Bを受信している場合(ステップS14においてYES)、処理はステップS4に進む。一方、制御装置230がフェール信号F2Bを受信していない場合(ステップS14においてNO)、全体の処理は終了する。
以上のように実施の形態2によればレゾルバと電流センサとで別の電源回路が設けられる。このように電源回路を構成することによって、レゾルバに供給する電圧と電流センサに供給する電圧とを互いに依存することなく設定できる。
なお、以上の説明において実施の形態1および実施の形態2のハイブリッド車両は前輪を駆動する。しかし本発明の車両の駆動制御装置は、このような車両に限定されるものではない。たとえば駆動輪は後輪であってもよい。あるいはモータジェネレータMG1が前輪を駆動し、モータジェネレータMG2が後輪を駆動してもよい。
また、本発明の車両の駆動制御装置は、たとえば前輪駆動用のモータ(モータジェネレータMG1,MG2)に加え後輪駆動用のモータを搭載する四輪駆動車にも適用可能である。このような四輪駆動車では後輪を前輪駆動用モータと独立したモータで駆動させることにより、一般的な四輪駆動システムに必要不可欠なトランスファーやプロペラシャフトが不要となる。これにより駆動ロスの低減が図れ、後輪用モータジェネレータによる回生発電の効果も相まって通常の四輪駆動車よりも低燃費走行が期待できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1に係る車両の駆動制御装置を搭載した車両のモータ制御に関する構成を示す回路図である。 図1の電源回路41の構成を示すブロック図である。 図1の電源回路41,42の異常発生時における制御装置230の処理を説明するフローチャートである。 センサ部の電源装置の構成について実施の形態1の比較例を示す図である。 図1における動力分割機構PSDおよび減速機RDの詳細を説明するための模式図である。 動力分割機構および変速機の共線図である。 本発明の実施の形態2に係る車両の駆動制御装置を搭載した車両のモータ制御に関する構成を示す回路図である。 図7の電源回路41A,41Bの構成を説明するブロック図である。 図7の電源回路41A,41B,42A,42Bの異常発生時における制御装置230の処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
4 エンジン、6,8,10 電圧センサ、11,24,25 電流センサ、12 昇圧コンバータ、14,22 インバータ、15 U相アーム、16 V相アーム、17 W相アーム、20,21 レゾルバ、31,36 ステータ、32,37 ロータ、33,38 ステータコア、34,39 三相コイル、40 電池ユニット、41,42,41A,41B,41A,41B,57 電源回路、50 クランクシャフト、51 サンギヤ、52 リングギヤ、53 ピニオンギヤ、54 プラネタリキャリヤ、55 レゾルバ電源、56 センサ電源、61 電源部、62 電源監視部、63 発振回路、65 DC/DCコンバータ、66 補機バッテリ、70 カウンタドライブギヤ、100,100A ハイブリッド自動車、202 回転数センサ、230 制御装置、B バッテリ、C2 平滑用コンデンサ、D1〜D8 ダイオード、DEF ディファレンシャルギヤ、DW 駆動輪、L1 リアクトル、MG1,MG2 モータジェネレータ、PL1,PL2 電源ライン、PSD 動力分割機構、Q1〜Q8 IGBT素子、R 制限抵抗、RG 動力伝達減速ギヤ、S1〜S14 ステップ、SL 接地ライン、SMR1〜SMR3 システムメインリレー。

Claims (9)

  1. 車両の駆動制御装置であって、
    前記車両は、
    前記車両の駆動力を得ることが可能な第1および第2のモータと、前記第1および第2のモータの回転状態をそれぞれ検出する第1および第2のセンサ部とを有し、
    前記駆動制御装置は、
    前記第1および第2のモータをそれぞれ駆動する第1および第2の駆動回路と、
    前記第1および第2のセンサ部に電源をそれぞれ供給する第1および第2の電源回路と、
    前記第1および第2のセンサ部から前記回転状態を示す情報をそれぞれ受け、前記第1および第2の駆動回路をそれぞれ制御する制御装置とを備える、車両の駆動制御装置。
  2. 前記制御装置は、前記第1および第2の電源回路のいずれか一方の電源回路に異常が生じたことを検知すると、前記第1および第2のセンサ部のうちの他方の電源回路に対応するセンサ部から出力される前記情報に基づいて、前記第1および第2の駆動回路のうちの前記情報に対応する駆動回路を制御する、請求項1に記載の車両の駆動制御装置。
  3. 前記制御装置は、前記車両の走行中に前記異常が発生した場合には、前記対応する駆動回路を制御するとともに前記第1および第2の駆動回路のうちの他方の駆動回路の駆動を停止して、前記第1および第2のモータのうち前記対応する駆動回路が駆動するモータによる前記車両の退避走行を可能にする、請求項2に記載の車両の駆動制御装置。
  4. 前記第2のモータの回転に応じて前記車両の駆動輪が回転し、
    前記車両は、
    内燃機関と、
    第1から第3の軸と結合された遊星歯車機構で構成され、前記第1から第3の軸のうちのいずれか2軸に対し動力が入出力されたときに、その入出力された動力に基づいて定まる動力を残りの1軸に対して入出力する3軸式の動力分割機構とをさらに備え、
    前記内燃機関のクランクシャフトは、第1の軸に結合され、
    前記第1のモータの回転軸は、前記第2の軸に結合され、
    前記第2のモータの回転軸は、前記第3の軸に結合され、
    前記制御装置は、前記第1の電源回路の異常時には前記第2の駆動回路を制御して前記第2のモータを回転させ、前記第2の電源回路の異常時には前記内燃機関が動力を出力する状態で前記第1の駆動回路を制御して、前記第1のモータに動力を出力させることにより前記第2のモータを回転させる、請求項3に記載の車両の駆動制御装置。
  5. 前記第1および第2のセンサ部の各々は、
    対応するモータの回転数を検出する回転数センサと、
    前記対応するモータに流れる電流を検出する電流センサとを含み、
    前記回転状態を示す情報は、
    前記回転数の情報と、
    前記電流の情報とを含む、請求項4に記載の車両の駆動制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の車両の駆動制御装置を備える、車両。
  7. 車両の駆動制御方法であって、
    前記車両は、
    前記車両の駆動力を得ることが可能な第1および第2のモータと、
    前記第1および第2のモータの回転状態をそれぞれ検出する第1および第2のセンサ部と、
    前記第1および第2のモータをそれぞれ駆動する第1および第2の駆動回路と、
    前記第1および第2のセンサ部に電源をそれぞれ供給する第1および第2の電源回路とを有し、
    前記駆動制御方法は、
    前記第1および第2のセンサ部から前記回転状態を示す第1および第2の情報をそれぞれ受けるステップと、
    前記第1および第2の情報に基づいて、前記第1および第2の駆動回路をそれぞれ制御するステップとを備える、車両の駆動制御方法。
  8. 前記制御するステップにおいて、前記第1および第2の電源回路のいずれか一方の電源回路に異常が生じた場合に、前記第1および第2のセンサ部のうちの他方の電源回路に対応するセンサ部から出力される前記情報に基づいて、前記第1および第2の駆動回路のうちの前記情報に対応する駆動回路を制御する、請求項7に記載の車両の駆動制御方法。
  9. 前記制御するステップにおいて、前記車両の走行中に前記異常が発生した場合に、前記対応する駆動回路を制御するとともに前記第1および第2の駆動回路のうちの他方の駆動回路の駆動を停止して、前記第1および第2のモータのうち前記対応する駆動回路が駆動するモータによる前記車両の退避走行を可能にする、請求項8に記載の車両の駆動制御方法。
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