JP2007243876A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】行列状に配列された複数の光電変換素子と、該光電変換素子の前面に設けられたカラーフィルタとを備え、入射される被写体光像を光電変換し撮像信号として出力する固体撮像素子と、開状態により前記被写体光像を前記固体撮像素子へ入射させ、閉状態によりその入射を遮断するメカニカルシャッタ手段と、前記被写体光像内における強い光源の有無を判定する光源判定手段とを有し、静止画像撮影時に前記光源判定手段が被写体光像に強い光源があると判定したときに、前記メカニカルシャッタ手段を閉じてから前記固体撮像素子の電荷読み出し開始するまでの間に露光には寄与しないダミーフレームを挿入する。
【選択図】図10
Description
図1,図2に本発明を適用した撮像装置の構成例を示す。図1は、本発明の各実施形態で使用する撮像装置の一態様であうデジタルカメラの外観図であり、図2は、同デジタルカメラの制御系のブロック図である。
図1,図2において、ストロボ発光部(4),ストロボ回路(91)は、自然光などの光が足りない場合に光量を補う装置である。暗い場所や被写体が暗い場合の撮影においては、後述するシステムプロセッサ(50)からストロボ回路(91)にストロボ発光信号を送信し、ストロボ回路(91)は、ストロボ発光部(4)を発光させ被写体を明るくする。
(1)CCDセンサ
<CCDセンサの構造>
固体撮像素子であるCCDセンサ(45)の構成について説明する。図3は、デジタルカメラなどに用いられるインタライン型CCDセンサの模式図である。
CCDセンサ(45)は、入射した光量に応じて電荷を蓄積し光信号を電気信号に変換する光電変換素子であるフォトダイオード(45(a))と、フォトダイオードから電荷を受け取り垂直方向に順次転送する垂直転送路(45(b))と、垂直転送路からの電荷を水平方向に順次転送する水平転送路(45(c))と、水平転送路の出力信号を増幅する出力アンプ(45(d))からなる。
一般的に、CCDセンサ(45)には、図4のように被写体像を撮像する有効画素領域(A1)と、それを取り囲むようにOB(Optical Black)画素領域(AOB)がある。OB画素はフォトダイオード上をアルミ膜で覆い、外部からの光を遮断している。フォトダイオードは、外部の光だけでなく暗電流などのノイズによっても電荷が蓄積されるために、有効画素に蓄積された電荷からOB画素の電荷を引くことによって、ノイズ成分を除去することができ、このような処理をOB補正と呼ぶ。OB補正は、複数のOB画素の平均を用いる場合もある。
CCDセンサ(45)のフォトダイオード(45(a))に蓄積された電荷を読み出す方式は、プログレッシブ方式とインタレース方式がある。プログレッシブ方式は、フォトダイオードに蓄積された画面全部の電荷を一回で垂直転送路に読み出す方式である。一方、インターレース方式は1ラインおきに電荷を読み出す方式であり、1枚の画像を2回に分けて読み出している(2フィールド読み出し)。インターレース方式の場合、垂直転送路が2ラインに対して1個で済むため、CCDセンサの高画素化に適している。近年ではCCDセンサの更なる高画素化のために、1枚の画像を複数フィールドに分けて読み出しが行われている。図5は一般的なCCDセンサのインターレース方式の電荷読み出しを示したものであり、フォトダイオードの反転している画素はOB領域を示しているとする。
奇数ラインの全ての電荷が出力アンプ(45(d))から出力されると、偶数ラインも同様にして駆動を行い電荷が出力アンプ(45(d))から読み出される。
次に、強い光源が固体撮像素子(CCDセンサ(45))内に入射した撮影条件において、画像に横縞が発生するメカニズムについて説明する。
撮像素子内に強い光源が入射すると、CCDセンサ(45)ではスミアとブルーミングの2つの現象が起こりうる。ここでいうスミアとブルーミングとはつぎのようなものである。
スミアは、CCDセンサ(45)の垂直転送路(45(b))への光の漏れ込みにより、画像の明るい点を中心として画像の縦方向に縞状の強い輝線が走る現象のことを言う。
垂直転送部はアルミ膜により遮光されているが、撮像素子面で光が多重反射して漏れ込むことが原因であり、受光した電荷について垂直転送を行うとき、電荷を順次転送することに起因している。
ブルーミングは、CCDセンサ(45)の画素に強い光源の光が当たるとその周辺まで光が回り込み、電荷が隣の画素にあふれ出すことでにじんだようになる現象のことを言う。
<ダミーフレームの挿入場所>
図9は通常時の撮影シーケンスを示すものである。
図9(a)に示す垂直同期信号VDによって、1枚の画像を取得する単位時間(フレーム期間)が設定され、被写体の測光データに基づいて、システムプロセッサによって、図9(b)に示すサブパルスSUBの出力期間が設定制御される。スルー画像中は、システムプロセッサの指令によって作動するシャッタ駆動回路によりメカニカルシャッタ(39)は解放状態にされ、サブパルスSUBの停止期間にタイミング発生器TG(52)から供給される制御信号によって、CCDセンサ(45)の電子シャッタ動作が行なわれ、電子シャッタ動作が行なわれるCCDセンサ(45)のフォトダイオードへの露光時間が、図9(d)に示すように、サブパルスSUBの計数値により制御され、この露光時間の間フォトダイオードへの電荷の蓄積が行なわれる。
本発明のデジタルカメラ(1)では光源判定手段を備え、以下の方法で光源を判定する。
<スルー画像のスミア発生量を用いる場合>
画面(被写体光像)内に強い光源があると、スミアが発生し縦方向に輝線があらわれる。光源の強さによって輝線の強さも変わり、光源の光が強いほど輝線は強くなる。本発明では、スミア発生量の判定に画面上下どちらか一方のOB画素を用いる。
スルー画像の画面に対して、CPUブロック(54)で画面内の全ての画素あるいは幾つかのブロックに分割したブロック毎に輝度値の計算を行う。画面内の輝度値をCPUブロック(54)にて全画素又は全ブロックチェックして最大輝度値が飽和まで達しており、更に最大輝度の画素数又はブロック数が予め設定した個数を超えたとき、画面内にある光源は強いと判定してダミーフレームを挿入する。
すなわちブルーミングにより横縞が発生するのは、水平転送路(45(c))に近いOB画素付近に強い光源が入ったときに起こりやすいという点に着目すると、図12のように水平転送路(45(c))に近いOB画素付近だけ幾つかのブロックに分割して輝度値を計算すれば計算量は大幅に減らすことができる。そして、計算した輝度値が予め設定したしきい値よりも大きければ光源は強いと判定してダミーフレームを挿入する。
3 鏡胴ユニット
4 ストロボ発光部
5 測距ユニット
6 光学ファインダー
7 リモコン受光部
8 手振れ補正SW
9 レリーズボタン
10 撮影/再生切換えダイヤル
11 サブLCD
13 LCDモニタ
14 オートフォーカスLED
15 ストロボLED
16 電源スイッチ
18 ズームボタン
19 操作部
21 メモリカード
22 メモリカードスロットル
30 ズームレンズ
31 ズーム駆動モータ
32 ズーム光学系
33 フォーカスレンズ
34 フォーカス駆動モータ
35 フォーカス光学系
36 絞り
37 絞りモータ
38 絞りユニット
39 メカシャッタ(メカニカルシャッタ)
40 メカシャッタモータ
41 メカシャッタユニット
42 モータドライバ
45 CCD(CCDユニット)
45(a) フォトダイオード
45(b) 垂直転送路
45(c) 水平転送路
45(d) 出力AMP
46 フロントエンド−IC
47 CDS
48 AGC
49 A/D(A/Dコンバータ)
50 システムプロセッサ
51 第1のCCD信号処理ブロック
53 第2のCCD信号処理ブロック
54 CPUブロック
55 ローカルSRAM
56 USBブロック
57 シリアルブロック
58 JPEG CODECブロック
59 リサイズブロック
60 TV信号表示ブロック
61 メモリカードコントローラブロック
65 ROM
66 RAM
67 SDRAM
68 内蔵メモリ
69 LCDドライバ
70 ビデオAMP
71 ビデオジャック
72 USBコネクタ
73 シリアルドライバ回路
74 RS−232Cコネクタ
75 サブ−CPU
76 ブザー
77 サブLCDドライバ
78 音声記録ユニット
79 マイク
80 マイクAMP
81 音声記録回路
82 音声再生ユニット
83 スピーカ
84 音声再生回路
85 オーディオAMP
91 ストロボ回路
101 姿勢差検出センサ
102 姿勢検出回路
110 CCDシフトユニット
A1 有効画素領域
AOB OB画素領域
Claims (5)
- 行列状に配列された複数の光電変換素子と、該光電変換素子の前面に設けられたカラーフィルタとを備え、入射される被写体光像を光電変換し撮像信号として出力する固体撮像素子と、
開状態により前記被写体光像を前記固体撮像素子へ入射させ、閉状態によりその入射を遮断するメカニカルシャッタ手段と、
前記被写体光像内における強い光源の有無を判定する光源判定手段とを有し、
静止画像撮影時に、前記光源判定手段が被写体光像に強い光源があると判定したときに、前記メカニカルシャッタ手段を閉じてから前記固体撮像素子の電荷読み出し開始するまでの間に露光には寄与しないダミーフレームを挿入することを特徴とする撮像装置。 - 前記ダミーフレーム数は1または2以上の範囲で可変であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記光源判定手段は、静止画像撮影前のスルー画像を用いて強い光源の有無を判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記光源判定手段は、前記スルー画像のスミア発生量に基づいて判定を行うことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記光源判定手段は、前記スルー画像の最大輝度に基づいて判定を行うことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
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