JP4500106B2 - 撮像装置、及び撮像装置の調整方法 - Google Patents

撮像装置、及び撮像装置の調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数フィールド読み出し方式の撮像装置に関する。
従来、デジタルカメラ等の撮像装置において、撮像素子としてのインターライン転送方式のCCDを用いて静止画を撮影する場合には、撮像素子への入射光を機械的に遮光するシャッタ(以下、メカシャッタと称する)を用いてCCDの複数フィールドの各信号を読み出し、信号処理回路で複数フィールド分の信号を合成することで静止画を得ている。そして、このような撮像装置では、適正な露光時間に達すると、メカシャッタを閉じ、CCDを構成するn型基板と該n型基板の表面に形成されたp型拡散領域との間に印加される逆バイアス電圧(以下、SUB電圧と称する)を下げることで光電変換された信号電荷が基板側に排出されるのを抑圧している。
この種の技術として、例えば特許文献1では、CCDに印加するSUB電圧を時間的に制御することで、2つのフィールド画像間で輝度差の少ない画像を得ることを目的とした電子カメラに関する技術が開示されている。
特開平9−163239号公報
しかしながら、上記の如く複数フィールド読み出しを行う場合に、高輝度物を被写体とするときには、フィールド数が増えるほど最終フィールドの信号の読み出しまでに時間を要する為、十二分に蓄積されている電荷は時間と共に基板(SUB)電圧で定まるポテンシャル障壁を乗り越え、徐々に基板側に排出され、フィールド毎に輝度差が発生する。特に、3フィールド以上の複数フィールド読み出しを行う場合、隣接フィールド間の出力差が大きくなる箇所が生じる為、2フィールド読み出しよりも出力差が縞模様として視認されやすい。即ち、複数フィールド読み出しの場合、前述したSUB電圧のみによる制御では不十分である。ここに関しては実施例中に移動する
また、前述したように複数フィールド読み出しを行う場合には、フィールド毎の読み出しが進むに連れて出力信号レベルが小さくなってしまうために、飽和調整、つまり撮像素子の飽和出力に基づく信号増幅率の調整を行うときに最初のフィールドの出力に基づいて信号増幅率を算出し、飽和レベルを決定すると、最終フィールドの出力は飽和レベルまで達せず、その影響が撮影画像上に縞模様となって顕著に現れてしまい問題となる。
この発明の目的とするところは、複数フィールド読み出しを行う場合において、全フィールドが確実に飽和レベルに達するようにしてフィールド毎の輝度差を抑圧することにある。
本発明の第1の態様によれば、入射光により生じた電荷を蓄積する蓄積部を有する撮像素子と、この撮像素子への入射光を遮光する遮光手段と、前記撮像素子で得られた蓄積電荷を前記遮光手段で遮光されている間に、複数のフィールド周期で順次画像信号として読み出す読み出し手段と、前記順次読み出された画像信号のうち、前記複数のフィールド周期の読み出し順で最後のフィールドに読み出された蓄積電荷に基づく画像信号の出力から演算された信号増幅率を記憶する記憶手段と、前記記憶された信号増幅率により前記読み出された各フィールド周期の画像信号の増幅率を制御するようになされた制御手段と、前記制御手段により制御された増幅率で前記各フィールド周期の画像信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段で増幅された前記各フィールド周期の画像信号をデジタル信号に変換するAD変換手段とを有することを特徴とする撮像装置が提供される。
本発明の第2の態様によれば、上記第1の態様において、前記制御手段は、前記最後のフィールドに読み出された画像信号を基準として、各フィールド周期の画像信号の増幅率を演算する演算手段と、前記演算手段で演算された画像信号の増幅率を前記記憶手段に送信する送信手段とを有することを特徴とする撮像装置が提供される。
本発明の第3の態様によれば、上記第2の態様において、前記撮像素子は、前記入射光を色別に出力する色選択手段を有し、複数のフィールド周期の各フィールドにおいて色毎に蓄積電荷に基づく画像信号を出力することが可能に構成され、前記複数のフィールド周期の最後のフィールドに読み出された蓄積電荷に基づく画像信号を色毎に処理し、そのうちの最小出力となる色の画像信号を基に前記記憶手段で記憶される信号増幅率を演算することを特徴とする撮像装置が提供される。
本発明の第4の態様によれば、上記第の態様において、前記制御手段は、前記最後のフィールドに読み出された画像信号を所定領域毎に分けた領域毎の画像信号を得る演算手段を有し、この演算手段により得られた領域毎の画像信号のうち、最も出力の小さい領域の画像信号から前記信号増幅率を演算することを特徴とする撮像装置が提供される。
本発明の第5の態様によれば、上記第1の態様において、前記制御手段は、前記最後のフィールドに読み出された画像信号を所定領域毎に分けた領域毎の画像信号を得る演算手段を有し、この演算手段により得られた領域毎の画像信号の平均値から前記信号増幅率を演算することを特徴とする撮像装置が提供される。
本発明の第6の態様によれば、上記第1の態様において、変倍可能な撮影レンズを介して前記撮像素子で受光した光に対する蓄積電荷に基づく画像信号を出力するときには、この撮影レンズを最大の変倍率となる位置で撮像を行うことを特徴とする撮像装置が提供される。
本発明の第7の態様によれば、入射光により生じた電荷を撮像素子の蓄積部で蓄積し、この撮像素子への入射光を遮光手段で遮光し、前記撮像素子で得られた蓄積電荷を前記遮光手段で遮光されている間に、複数のフィールド周期で順次画像信号として読み出し手段により読み出し、前記順次読み出された画像信号のうち、前記複数のフィールド周期の読み出し順で最後のフィールドに読み出された蓄積電荷に基づく画像信号の出力から演算された信号増幅率を記憶手段により記憶し、前記記憶手段に記憶した信号増幅率により前記読み出された各フィールド周期の画像信号の増幅率を制御手段により制御し、前記制御された増幅率で前記各フィールド周期の画像信号を増幅手段により増幅し、前記増幅された前記各フィールド周期の画像信号をAD変換手段によりデジタル信号に変換する、ことを特徴とする撮像装置の調整方法が提供される。
本発明の第8の態様によれば、上記第7の態様において、演算手段により前記最後のフィールドに読み出された画像信号を基準として、各フィールド周期の画像信号の増幅率を演算し、送信手段により前記演算手段で演算された画像信号の増幅率を前記記憶手段に送信する、ことを更に特徴とする撮像装置の調整方法が提供される。
以上詳述したように、本発明によれば、複数フィールド読み出しを行う場合において、最も出力レベルの低いフィールドに係る出力を基にして信号増幅率を設定して飽和レベルを決定し、飽和調整を行うことで、全フィールドが確実に飽和レベルに達するようにし、ひいてはフィールド毎の輝度差を抑圧することが可能な撮像装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置、及びその周辺機器の構成例を示し説明する。尚、ここでは、撮像装置の一例としてデジタルカメラへの適用例を挙げて説明するが、これに限定されるものではない。
この図1に示されるように、このデジタルカメラ100において、光源として用いるビュア101からの光の光路上には、フォーカスレンズ20、ズームレンズ21、及びメカシャッタ22が設けられている。これらの部材20,21,22を介して得られた光像の結像位置には、撮像素子であるCCD16が配設されている。このデジタルカメラ100全体の制御を司るメインCPU1には、バス29を介して、撮影時のAE(自動露光)演算を行うAE処理部3、撮影時のAF(自動合焦)演算を行うAF処理部4、画像処理を行う画像処理回路5、液晶表示(LCD)ドライバ10、不揮発性メモリ6、内蔵メモリ7、圧縮伸長部8、着脱メモリ9、外部インターフェイス(I/F)19が電気的に接続されている。
さらに、このメインCPU1には、モータ23を駆動制御するフォーカス制御部24、モータ25を駆動制御するズーム制御部26、モータ27を駆動制御するメカシャッタ制御部28、タイミングジェネレータ(TG)回路14、スピーカ13、電源部11、入力部12等も電気的に接続されている。このデジタルカメラ100の各部への電源供給は、電源部11によりなされる。尚、モータ23はフォーカスレンズ20を移動させるためのものであり、モータ25はズームレンズ21を移動させるためのものであり、モータ27はメカシャッタ22を駆動するためのものである。そして、上記入力部12には、各種メニューボタンやレリーズスイッチ、各種モードスイッチ、その他の操作スイッチが含まれる。
また、デジタルカメラ100は、外部I/F19を介して、外部のパーソナルコンピュータ(以下、PCと略記する)103とも接続可能となっている。
以上のような構成において、CCD16で、その露光時間中に画素毎の電荷を蓄積し、蓄積終了したらメカシャッタ22で遮光した間に蓄積電荷に基づく画像信号を出力すると、当該出力は後段の撮像回路2により詳細は後述する処理がなされ、画像信号として内蔵メモリ7に一時的に記憶される。
この画像信号は、画像処理回路5にて各種画像処理が施され、アナログ信号に変換された後に、LCDドライバ10により駆動制御されるLCD17に出力され、モニタ表示される。内蔵メモリ7に記憶された画像信号は、圧縮伸長部8に読み出される。そして、例えばJPEG(Joint Photograph coding Experts Group)等といった所定の圧縮方法によりデータ量が圧縮される。その後、例えばフラッシュメモリで構成される着脱メモリ9に記録、保存される。
さらに、この着脱メモリ9に保存された画像信号は、再生時においては、圧縮伸長部8に読み出されて伸長される。そして、内蔵メモリ7に一時的に記憶される。その後、画像処理回路5にて上記したのと同様の各種画像処理が施され、アナログ信号に変換されに、LCD17にてモニタ表示される。
TG回路14は、上記したような動作の各過程で、メインCPU1の制御に基づいて各種タイミング信号を発生する。そして、このタイミング信号を後段の撮像回路2とCCD16を駆動するCCDドライバ15とに送出する。
さらに、AE処理部3は、上記画像信号に基づき露出を自動的に調整する。より具体的には、AE処理部3は、画像信号を積算し、当該積算値をメインCPU1に供給する。メインCPU1は、CCDドライバ15を駆動制御して、CCD16での電荷蓄積時間を可変制御し、露出を自動的に調整する。
AF処理部4は、上記画像信号に基づき合焦位置を自動的に調整する。より具体的には、AF処理部4は、デジタル画像信号を不図示のハイパスフィルタを介して積算することで高周波成分を抽出してAF評価値を取得する。メインCPU1は、当該AF評価値が最大となる位置にフォーカスレンズ20を設定するように制御する。SUB電圧切替回路18は、CCD16に印加するSUB電圧を下げることで光電変換された信号電荷が基板側に排出されるのを抑圧する。
尚、請求項に記載の撮像素子とは例えばCCD16に相当し、遮光手段とは例えばメカシャッタ22に相当し、読み出し手段とは例えばメインCPU1に相当し、記憶手段とは例えば不揮発性メモリ6に相当する。また、演算手段とは例えばメインCPU1又は外部のPC103等に相当する。この関係に限定されないことは勿論である。
以上、デジタルカメラ100としての基本的な作用を述べたが、特徴的な調整過程(信号増幅率の決定)の説明については後述する。
ここで、上記撮像回路2の詳細な構成は、図2に示される通りである。
即ち、図2に示されるように、撮像回路2は、CDS回路30、AGC回路31、A/D変換回路32からなる。CDS回路30は、所定のタイミングでCCD出力のリセットレベルと信号レベルとをサンプルホールドし、これらの信号レベルの差を減算により取り出すことで、CCD出力に内在する低周波ノイズ成分を除去し、ノイズ軽減を図るためのものである。AGC回路31は、このCDS回路30の出力を所定の信号増幅率で増幅(利得制御)し、出力するためのものである。そして、A/D変換回路32は、AGC回路31の出力信号をデジタル信号に変換し、バス29に出力するためのものである。
この第1の実施の形態では、詳細は後述するが、上記AGC回路31の信号増幅率を最終フィールドに読み出された信号電荷の画像信号の出力レベルを基に求めることで、フィールド毎に確実に飽和レベルまで達するようにさせることを特徴としている。即ち、メインCPU1が、最終フィールドに読み出された画像信号を基礎として各フィールド周期の画像信号の増幅率を演算し、この演算された画像信号の増幅率を不揮発性メモリ6等に送信する。
これについては、後に詳述する。
なお、第1の実施の形態に係る撮像装置による実際の調整作業の様子は、例えば図3に示される。即ち、一定輝度を有する光源としてのビュア101からの光は、写り込み防止板102で一部遮光されつつ、デジタルカメラ100に入射される。そして、前述した各種処理がデジタルカメラ100の内部で行われる。
この第1の実施の形態では、詳細は後述するが、デジタルカメラ100に接続された外部の演算装置であるPC103でも、上記AGC回路31の信号増幅率を演算可能である。
ところで、第1の実施の形態が採用したCCDは、縦形オーバーフロードレイン構造のインターライン型CCDであり、その構造は図4に示される。
すなわち、図4に示されるように、このCCDは、複数列の垂直シフトレジスタ200と、マトリックス状に隣接する複数のフォトダイオード201と、このフォトダイオード201に蓄積された信号電荷を垂直シフトレジスタ200に読み出すトランスファーゲート202と、垂直シフトレジスタ200の一端に横方向に設けられた水平シフトレジスタ203と、水平シフトレジスタ203の一端に設けられて信号電荷を検出する信号検出器204を有する。
この第1の実施の形態では、3フィールド読み出し方式を採用している。
以下、図5(a)乃至(c)を参照して、第1の実施の形態に係る撮像装置による3フィールド読み出しの動作について説明する。尚、図5(a)乃至(c)におけるGb,Gr,R,Bは、各画素の色フィルタ配置を意味しており、各色フィルタにより波長選択された光に対する電荷を蓄積する。
このとき、FIG.10のように、撮像素子16の露光期間、即ち電荷蓄積中はメカシャッタ制御部28からのメカシャッタ制御信号によりメカシャッタ22は開放された状態となっている。そして、電荷蓄積が終了したらメカシャッタ22を閉鎖する信号をメカシャッタ制御信号28より出力する。その後、メカシャッタ22を閉じた状態で第1から第3の各フィールド読み出しにより蓄積電荷に基づく画像信号が出力される。
先ず、図5(a)に示されるように、読み出しパルスの供給により、第1水平画素列、第4水平画素列、第7水平画素列、第10水平画素列の電荷を垂直シフトレジスタ200に読み出す。これら電荷を出力したのが、CCD出力の第1フィールドとなる。次いで、図5(b)に示されるように、読み出しパルスの供給により、第2水平画素列、第5水平画素列、第8水平画素列、第11水平画素列の電荷を垂直シフトレジスタ200に読み出す。これら電荷を出力したのが、CCD出力の第2フィールドとなる。そして、図5(c)に示されるように、読み出しパルスにより、第3水平画素列、第6水平画素列、第9水平画素列、第12水平画素列の電荷を垂直シフトレジスタ200に読み出す。これら電荷を出力したのが、CCD出力の第3フィールドとなる。このような第1乃至第3フィールドの読み出し順により、全ての画素の信号が読み出される。
上述のように、第1の実施の形態に係る撮像装置では、3フィールド読み出し方式を採用しているが、第1乃至第3フィールドの各フィールド毎の出力レベルには図6の特性図に示されるような差が生じ得る。尚、図6において、縦軸はCCD出力、横軸は露光量をそれぞれ示している。従って、第1フィールドに読み出された蓄積電荷に基づく画像信号に基づいてAGC回路31の信号増幅率を決定すると、全フィールドで確実に飽和レベルに到達しない事態が生じ得る。
このような点に着目して、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置では、最終フィールド(図6の例では、第3フィールドとなる)に読み出された蓄積電荷に基づく画像信号に基づいて、AGC回路31の信号増幅率を決定し、飽和調整を行っている(図6の例では、「A」に基づいて信号増幅率を決定する)。
より具体的には、一定輝度を有する光源としてのビュア101からの光は、写り込み防止板102で一部遮光されつつデジタルカメラ100に入射され、CCD16にて撮像される。そして、メインCPU1の制御の下、CCD16で得られた蓄積電荷は、複数のフィールド周期で順次読み出される。
この図6の例では、第1乃至第3のフィールド周期で順次読み出される。そして、メインCPU1又は外部PC103により、複数のフィールド周期の最後のフィールド(この例では、第3フィールド)に読み出された蓄積電荷に基づく画像信号を基にAGC回路31の信号増幅率が演算される。そして、この信号増幅率が不揮発性メモリ6に記憶され、この増幅率に基づいて画像信号出力の飽和調整がなされる。この増幅率に基づいて画像信号出力の飽和調整がなされる。例えば、第3フィールドに読み出された画像信号の平均値を図6のAとし、AD変換時のダイナミックレンジを表す電圧をVdとすれば、信号増幅率を20×log(Vd/A)とすることで確実に飽和するように出力を調整できる。なお、Aは平均値に限らず、出力のうちの最小値から求めるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、複数フィールド読み出しにおいて、高輝度物を被写体とした時に、最終フィールドの出力レベルを基に信号増幅率を設定し飽和調整を行う。これにより、フィールド毎の輝度差を抑圧することが可能な撮像装置を提供することができる。即ち、この第1の実施の形態では、最もレベルが低い最終フィールドが飽和に達するように調整をする。その為、最終フィールドより早く読み出されたフィールドも飽和レベルまで達することとなり、撮影画像に縞となって現れなくなるといった効果が奏される。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、最終フィールドのうち出力レベルが最小である色の蓄積電荷に基づく画像信号の出力に基づいて信号増幅率を設定することを特徴とするものである。
尚、第2の実施の形態に係る撮像装置の構成は、先に説明した第1の実施の形態に係る撮像装置の構成(図1)と同様であるので、ここでは重複した説明は省略し、同一構成要素については同一符号を用いて、説明を進める。
一般に、光源の色を表す指標として色温度(K:ケルビン)があるが、赤味の強い光の色温度は約2000K、白色光は5000K、青味の強い光の色温度は約10000Kになるとされている。このような色温度が異なる環境で撮影をすると、各画素の色フィルタの色(RGB)と色温度との関係で、画素に蓄積された電荷に基づく画像信号の出力レベルも変わってくる。
例えば、図7には、一例として色温度2800Kで撮影し、得られた各画素の出力レベルを示している。尚、縦軸は出力、横軸は露光量を示す。
この図7の例では、最終フィールドのブルーのフィルタが配設された画素(B画素)の受光信号の出力が最小となることが判る。
尚、図示はしないが、色温度7000Kで撮影した場合には、最終フィールドのレッドのフィルタが配設された画素(R画素)の蓄積電荷に基づく画像信号の出力が最小となることが実験により判っている。
このような点に着目して、第2の実施の形態では、最終フィールド(図7の例では、第3フィールドとなる)に読み出された蓄積電荷に基づく画像信号を色毎に処理する。そして、出力レベルが最小である色の画素の出力信号に基づいて、デジタルカメラ100の撮像回路2に含まれるAGC回路31の信号増幅率を決定し、飽和調整を行う(図7の例では、「B」に基づいて信号増幅率を決定する)。
より具体的には、一定輝度を有する光源としてのビュア101からの光は、写り込み防止板102で一部遮光されつつデジタルカメラ100に入射され、CCD16にて撮像される。そして、メインCPU1の制御の下、CCD16で得られた蓄積電荷は、複数のフィールド周期で順次読み出される。
この図7の例では、複数フィールド周期で各画素の蓄積電荷に基づく画像信号が順次読み出される。そして、メインCPU1又は外部PC103により、複数のフィールド周期の最終フィールドに読み出された蓄積電荷に基づく画像信号を色毎に処理する。そして、出力が最小である色の画素(図7の例では、第3フィールドの「B画素」となる)の蓄積電荷に基づく画像信号の出力を基にAGC回路31の信号増幅率が演算され、この信号信号増幅率が不揮発性メモリ6に記憶され、飽和調整がなされる。例えば、最終フィールドに読み出された画像信号の出力が最小である色の出力の平均値を図7のBとし、AD変換時のダイナミックレンジを表す電圧をVdとすれば、信号増幅率を20×log(Vd/B)とすることで確実に飽和するように出力を調整できる。なお、Bは平均値に限らず、画像信号の出力が最小である色の出力のうちの最小値から求めるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、色温度を変えて撮影した結果に基づいて各色温度に好適な信号増幅率を演算し飽和調整を行うことで、色毎のばらつきを抑圧する撮像装置を提供することができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態は、最終フィールドの読み出し画像を更に領域分割して、各領域の画像信号のうち、出力レベルが最小となる領域の当該画像信号に基づいて信号増幅率を設定することを特徴とするものである。
尚、第3の実施の形態に係る撮像装置の構成は、先に説明した第1の実施の形態に係る撮像装置の構成(図1)と同様であるので、ここでは重複した説明は省略し、同一構成要素については同一符号を用いて、説明を進める。
以下、図8、及び図9のフローチャートを参照して、第3の実施の形態に係る撮像装置による信号増幅率の算出の流れを詳細に説明する。
先ず、ズームレンズ21を最大の変倍位置(TELE端)に設定する(ステップS1)。これは、ズームレンズ21がWIDE端にあると、レンズの周辺減光のために均一性が図れなくなるからである。次いで、ビュア101からの光が、写り込み防止板102で一部遮光されつつデジタルカメラ100に入射され、CCD16にて撮像される。そして、メインCPU1の制御の下、CCD16で得られた蓄積電荷は、複数のフィールド周期で順次読み出される。こうして、得られた最終フィールドの読み出し画像は、図8に示される(ステップS2)。
このように、変倍可能なズームレンズ21を介して撮像素子であるCCD16で受光した光に対する蓄積電荷に基づく画像信号を出力するときには、このズームレンズ21を最大の変倍率となる位置で撮影を行う(調整値取得時)。
次にメインCPU1は当該最終フィールドの読み出し画像300を図8に示されるように所定領域毎に分割し(ステップS3)、最小出力値を算出する(ステップS4)。詳細には、この算出においては、複数の分割領域301の画像信号のうち最小の領域の画像信号を最小出力値として抽出してもよいし、各領域の画像信号の平均値を算出して当該平均値を最小出力値としてもよい。そして、得られた最小出力値をVoiとし、AD変換時のダイナミックレンジを表す電圧をVdとすれば、信号増幅率を20×log(Vd/Voi)とすることで確実に飽和するように出力を調整できる。
メインCPU1は、上記最小出力値に基づいてAGC回路31の信号増幅率を算出し(ステップS5)、当該信号増幅率を不揮発性メモリ6に記憶し(ステップS6)、処理を終了する。尚、ここでは、前述したような信号増幅率の演算をメインCPU1で行う例を示したが、外部のPC103で演算してもよい。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態によれば、高画素化、多フィールド化した場合であっても、最終フィールドの読み出し画像を領域分割し、画像信号が最小となる領域の当該画像信号に基づいて信号増幅率を演算し、飽和調整を行うことで、簡単な演算によりフィールド毎の輝度差を抑圧し、ひいては縞の影響が出ない画像を得る撮像装置を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記した内容に限定されることなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。例えば、上記実施の形態では、デジタルカメラを例に挙げて説明したが、これに限定されず、撮像機能を内蔵したPDA、携帯電話機等、各種モバイル機器にも適用可能であることは勿論である。
また、一部の画素が遮光されているオプティカルブラック(以下、OBと称する)領域を有するCCDを採用する場合においては、OB領域よりOB値を読み出し、色毎にOB値の平均値を算出し、通常画素から得られた画像信号の色毎の平均値より上記色毎のOB値の平均値を減算し、最小値を抽出し、当該最小値に基づいて信号増幅率を算出するようにしてもよい。
上述した実施の形態には種々の段階の発明が含まれ、開示される複数の構成要件の適当な組み合わせ、複数の実施の形態の組み合わせにより種々の発明が抽出される。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上記した課題が解決することができ、後述する発明の効果が得られる場合には、削除された後の構成も発明として成立し得る。
以上詳述したように、本発明の上記各態様によれば、複数フィールド読み出しを行う場合において、最も出力レベルの低いフィールドに係る出力を基にして信号増幅率を設定して飽和レベルを決定し、飽和調整を行うことで、全フィールドが確実に飽和レベルに達するようにし、ひいてはフィールド毎の輝度差を抑圧することが可能な撮像装置を提供することができる。
第1の実施の形態に係る撮像装置等の構成例を示す図である。 図1における撮像回路2の詳細な構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の調整作業を示す図である。 図1におけるCCD16の構成例を示す図である。 3フィールド読み出しについて説明する為の図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置による3フィールド読み出しにおいて生じるフィールド毎の出力レベル差を示す特性図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置による3フィールド読み出しにおいて生じるフィールド毎、フィルタ色毎の出力レベル差を示す特性図である。 第3の実施の形態に係る撮像装置による画像領域分割例である。 第3の実施の形態に係る撮像装置による信号増幅率演算の処理の流れを示すフローチャートである。 メカシャッタ22と読み出しのタイムチャート。
符号の説明
1・・・メインCPU、2・・・撮像回路、3・・・AE処理部、4・・・AF処理部、5・・・画像処理回路、6・・・不揮発性メモリ、7・・・内蔵メモリ、8・・・圧縮伸長部、9・・・着脱メモリ、10・・・LCDドライバ、11・・・電源部、12・・・入力部、13・・・スピーカ、14・・・TG回路、15・・・CCDドライバ、16・・・CCD、17・・・LCD、18・・・SUB電圧切替回路、19・・・外部I/F、20・・・レンズ、21・・・レンズ、22・・・メカシャッタ、23・・・モータ、24・・・フォーカス制御部、25・・・モータ、26・・・ズーム制御部、27・・・モータ、28・・・メカシャッタ制御部、29・・・バス、30・・・CDS回路、31・・・AGC回路、32・・・A/D変換回路、100・・・デジタルカメラ、101・・・ビュア、102・・・写り込み防止板、103・・・PC、200・・・垂直シフトレジスタ、201・・・フォトダイオード、202・・・トランスフォーゲート、203・・・水平シフトレジスタ、204・・・信号検出器。

Claims (8)

  1. 入射光により生じた電荷を蓄積する蓄積部を有する撮像素子と、
    この撮像素子への入射光を遮光する遮光手段と、
    前記撮像素子で得られた蓄積電荷を前記遮光手段で遮光されている間に、複数のフィールド周期で順次画像信号として読み出す読み出し手段と、
    前記順次読み出された画像信号のうち、前記複数のフィールド周期の読み出し順で最後のフィールドに読み出された蓄積電荷に基づく画像信号の出力から演算された信号増幅率を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された信号増幅率により前記読み出された各フィールド周期の画像信号の増幅率を制御するようになされた制御手段と、
    前記制御手段により制御された増幅率で前記各フィールド周期の画像信号を増幅する増幅手段と、
    前記増幅手段で増幅された前記各フィールド周期の画像信号をデジタル信号に変換するAD変換手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記最後のフィールドに読み出された画像信号を基準として、各フィールド周期の画像信号の増幅率を演算する演算手段と、
    前記演算手段で演算された画像信号の増幅率を前記記憶手段に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像素子は、前記入射光を色別に出力する色選択手段を有し、複数のフィールド周期の各フィールドにおいて色毎に蓄積電荷に基づく画像信号を出力することが可能に構成され、前記複数のフィールド周期の最後のフィールドに読み出された蓄積電荷に基づく画像信号を色毎に処理し、そのうちの最小出力となる色の画像信号を基に前記記憶手段で記憶される信号増幅率を演算することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記最後のフィールドに読み出された画像信号を所定領域毎に分けた領域毎の画像信号を得る演算手段を有し、この演算手段により得られた領域毎の画像信号のうち、最も出力の小さい領域の画像信号から前記信号増幅率を演算することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記最後のフィールドに読み出された画像信号を所定領域毎に分けた領域毎の画像信号を得る演算手段を有し、この演算手段により得られた領域毎の画像信号の平均値から前記信号増幅率を演算することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 変倍可能な撮影レンズを介して前記撮像素子で受光した光に対する蓄積電荷に基づく画像信号を出力するときには、この撮影レンズを最大の変倍率となる位置で撮像を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 入射光により生じた電荷を撮像素子の蓄積部で蓄積し、
    この撮像素子への入射光を遮光手段で遮光し、
    前記撮像素子で得られた蓄積電荷を前記遮光手段で遮光されている間に、複数のフィールド周期で順次画像信号として読み出し手段により読み出し、
    前記順次読み出された画像信号のうち、前記複数のフィールド周期の読み出し順で最後のフィールドに読み出された蓄積電荷に基づく画像信号の出力から演算された信号増幅率を記憶手段により記憶し、
    前記記憶手段に記憶した信号増幅率により前記読み出された各フィールド周期の画像信号の増幅率を制御手段により制御し、
    前記制御された増幅率で前記各フィールド周期の画像信号を増幅手段により増幅し、
    前記増幅された前記各フィールド周期の画像信号をAD変換手段によりデジタル信号に変換する、
    ことを特徴とする撮像装置の調整方法。
  8. 演算手段により前記最後のフィールドに読み出された画像信号を基準として、各フィールド周期の画像信号の増幅率を演算し、
    送信手段により前記演算手段で演算された画像信号の増幅率を前記記憶手段に送信する、ことを更に特徴とする請求項7に記載の撮像装置の調整方法。
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