JP2007241091A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも、結着樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子に、平均長軸径が0.5μm〜3.0μmであり、体積固有抵抗が1×104Ω・cm以上の酸化チタンが付着されてなることを特徴とする静電荷像現像用トナー。
【選択図】なし
Description
本発明におけるトナー母粒子としては、溶融混練粉砕法;懸濁重合法、乳化重合凝集法等の重合法等の何れの製造方法によって製造したものも用いることができる。以下、溶融混練粉砕法、懸濁重合法、乳化重合凝集法等の製造方法に共通の成分について述べる。
[[結着樹脂]]
本発明におけるトナー母粒子を構成するバインダー樹脂としては、トナーに適した公知の種々のものが使用でき、例えば、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマー樹脂、シリコーン樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、ポリビニルブチラール樹脂等が挙げられ、これらの混合物であってもよい。本発明に用いるのに特に好ましい樹脂としては、スチレン系樹脂およびポリエステル系樹脂が挙げられ、特にスチレン系樹脂が好ましい。
着色剤としては、例えば、無機顔料、有機顔料、合成染料等を挙げることができ、無機顔料又は有機顔料が好ましく用いられる。1種若しくは2種以上の顔料及び/又は1種若しくは2種以上の染料を組み合わせて用いることもできる。
本発明の静電荷像現像用トナーに用いられるトナー母粒子には、結着樹脂と着色剤が必須成分として含有されるが、要すれば、帯電制御剤、磁性体微粒子、ワックス類、離型剤等が含有される(以下、これらを[他の成分」と略記する)。
本発明におけるトナー母粒子としては、溶融混練粉砕法;懸濁重合法、乳化重合凝集法等の重合法等の何れの製造方法によって製造したものも好適に用いることができる。
溶融混練粉砕法においては、種々の方法で製造された樹脂及び着色剤、並びに必要に応じて、上記他の成分を乾式混合した後、押出機等で溶融混練し、次いで、粉砕し、目的に応じて分級することによりトナー母粒子が得られる。
懸濁重合法においては、水系媒体中に重合性単量体、着色剤、重合開始剤等を、ディスパーザー等の分散機を用いて適当な粒径に懸濁分散させ、その状態で重合させてトナー母粒子を得る。懸濁安定剤を用いる場合には、重合後に酸洗浄することにより容易に除去できる、水中で中性又はアルカリ性を示すものを選ぶことが好ましい。更に、粒度分布の狭いトナー母粒子が得られるものを選ぶことが好ましい。これらを満足する懸濁安定剤としては、リン酸カルシウム、リン酸三カルシウム、リン酸マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等が挙げられる。これらはそれぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。これらの懸濁安定剤は、重合性単量体100重量部に対して通常1〜10重量部使用する。
乳化重合凝集法においては、重合開始剤及び乳化剤を含有する水性媒体中に重合性単量体を分散させ、攪拌下に重合性単量体を重合させて、先ず重合体一次粒子を製造する。上記乳化重合に際して乳化剤として使用される界面活性剤は、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及び両性界面活性剤の何れでもよいが、非イオン性界面活性剤又はアニオン性界面活性剤が好ましい。
本発明においては、上記各種の方法で製造された、少なくとも樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子に、平均長軸径が0.5μm〜3.0μmであり、体積固有抵抗が1×104Ω・cm以上の酸化チタンを添加し混合して(以下、「外添」と略記する)、トナー母粒子の表面に該酸化チタンを付着させることによって、本発明の静電荷像現像用トナーが得られる。
[体積固有抵抗(Ω・cm)]
=[直流抵抗値(Ω)]×([電極断面積(cm2)]/[試料の厚さ(cm)])
=[直流抵抗値(Ω)]×(0.254(cm2)/[試料の厚さ(cm)]) (4)
更に、本発明では、静電荷像現像用トナーとして用いられる際の適切な流動性を得ること等を目的として、上記性状の酸化チタンと共に従来公知の無機微粉末や有機微粉末等の外添剤(以下、「他の外添剤」と略記する)を必要に応じて使用することが好ましい。他の外添剤としては、例えば、シリカ、アルミナ、上記性状を有さない酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、タルク、ハイドロタルサイト等の金属酸化物若しくは水酸化物;チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム等のチタン酸金属塩;窒化チタン、窒化珪素等の窒化物;炭化チタン、炭化珪素等の炭化物;リン酸カルシウム等の無機微粉末等が挙げられる。他の外添剤の表面の処理は特に限定はないが、例えば、シランカップリング剤やシリコーンオイル等で表面処理されたものが好ましい。
上記特性を有する酸化チタン及び要すれば他の外添剤を、トナー母粒子に付着させる方法は特に限定はないが、所定量のトナー母粒子と酸化チタンと要すれば他の外添剤を、ヘンシェルミキサー(例えば、三井鉱山社製)や、メカノフュージョンシステム(例えば、細川ミクロン社製)、メカノミル(例えば、岡田精工社製)等の混合機で混合して行うことが好ましい。
上記特性を有する酸化チタンを付着させるトナー母粒子については特に限定はなく、上記した成分を用い、上記した製造法で製造される。トナー母粒子の形状についても特に限定はないが、上記した特定の要件を満たす酸化チタンとの組み合わせで、本発明の効果をより発揮するトナー母粒子の形状は以下のようなものである。
すなわち、トナー母粒子は、その体積平均粒径が小さいほど、クリーニング時のトナーすり抜けを防止することが困難となり、トナー母粒子の体積平均粒径が10μm以下の場合は、クリーニング不良が生じる場合があり、特に、トナーの体積平均粒径が8μm以下、更には7μm以下の場合は、クリーニング不良が顕著である。上記特性を有する酸化チタンは、かかる小粒径のトナー母粒子に付着させたときに、小粒径トナーの欠点であるクリーニング不良を抑制するという特徴を有する。従って、トナー母粒子が、体積平均粒径2μm〜10μmであることが、上記特性を有する酸化チタンの付着効果を発揮させるために好ましく、2.5μm〜8μmであることが特に好ましく、3μm〜7μmであることが更に好ましい。トナー母粒子の体積平均粒径が大きすぎる場合は、高画質が得られない場合があり、また、そもそもクリーニング不良が生じにくいので、上記特性を有する酸化チタンを付着させる効果が得られにくい場合がある。
トナー母粒子は、その平均円形度が小さいほど、クリーニング時のトナーすり抜けを防止することが困難となり、クリーニング不良が生じやすくなる。上記特性を有する酸化チタンは、かかる平均円形度が小さいトナー母粒子に付着させたときに、かかるトナーの欠点であるクリーニング不良を抑制するという特徴を有する。従って、トナー母粒子の平均円形度が0.9以上であることが、上記特性を有する酸化チタンの付着効果を発揮させるために好ましく、0.94以上であることが特に好ましく、0.96以上であることが更に好ましい。トナー母粒子の平均円形度が0.9より小さい場合は、トナーの流動性が悪く、現像ローラーへのトナー補給性が悪くなり、高画質が得られない場合があり、また、そもそもクリーニング不良が生じにくいので、上記特性を有する酸化チタンを付着させる効果が得られにくい場合がある。
・モード :HPF
・HPF分析量 :0.35μL
・HPF検出個数:2000〜2500個
[円形度]=[粒子投影面積と同じ面積の円の周長]/[粒子投影像の周長]
そして、HPF検出個数である2000〜2500個を測定し、この個々の粒子の円形度の算術平均(相加平均)が「平均円形度」として装置に表示される。
本発明の静電荷像現像用トナーは、カラートナーであっても黒トナーであってもよいが、カラートナーは、着色剤として有機顔料を含んでいるため抵抗が高く感光体表面や中間転写体との付着力が大きいため、カーボンブラックを含有する黒トナーに比べ、クリーニング性に劣り、クリーニング性が問題となりやすい。そのため、本発明はカラートナーにおいて、より良好な効果を発現する。酸化チタンは無色、淡色として得られ、色調に悪影響を与えないため、本発明は、カラートナーに特に好適に適用することができる。
また、本発明の静電荷像現像用トナーの使用される装置等については特に限定はないが、直径50mm以下の小径ドラムが潜像担持体である場合に特に有効である。すなわち、複写機やプリンター等の画像形成装置の小型化にあたっては各構成部分の小型化の検討がされ、感光体ドラム等の潜像担持体の小型化(小径化)や薄肉化が行われている。クリーニングブレードによるクリーニング方式は小型化に適しているが、感光体ドラム等の潜像担持体の小径化に従い、同一部数の画像を形成するときの潜像担持体の使用頻度が増加することになり、クリーニングが困難になる傾向にある。また、潜像担持体を薄肉化した場合には、潜像担持体の強度が小さくなり、クリーニングブレードの圧力を低下させないと潜像担持体に歪みが起こりクリーニング不良を起こしやすくなるため、クリーニングが困難となる。
クリーニング効果が酸化チタンの形状によって影響を受ける理由は次の様に推測される。トナー母粒子表面にアスペクト比の大きな酸化チタンが存在することにより、クリーニングブレード等のクリーニング部材と、感光体等の潜像担持体、あるいは、カラー電子写真方式における中間転写体との間隙をクリーニング時にすり抜ける際の抵抗が大きくなり、その結果、効果的なクリーニングが実現できるものと思われる。また、トナー母粒子表面に存在する上記性状を有する酸化チタンにより、感光体等の被クリーニング部材の表面が適度に研磨されて、被クリーニング部材の表面の汚染物質が除去され、汚染の少ない表面が維持される効果もあると考えられる。
<ワックス分散液A1の調製>
ペンタエリスリトールテトラステアリルエステル(日本油脂社製H476、表面張力:37.4mN/m、融点ピーク(1)温度:59℃、融点ピーク(2)温度:68℃、融解ピーク(1)半値幅:9.1℃、融解ピーク(2)半値幅:8.5℃、結晶化温度:41℃、結晶化ピーク半値幅:6.7℃)30部(600g)、20質量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液(第一工業製薬社製、ネオゲンS20A、以下、「20%DBS水溶液」と略記する)2.8部、脱塩水67.2部を90℃に加熱してホモミキサー(特殊機化工業社製、マークII fモデル)を用いて10分間攪拌した。
セイコーインスツルメンツ社製、型式:SSC5200を用い、同社の取り扱い説明書に記載された方法で、10℃から110℃まで、10℃/minの速度で昇温させた際の吸熱曲線より、融点ピーク温度、融解ピーク半値幅を測定し、続いて、110℃から10℃まで10℃/minの速度で降温させた際の発熱曲線より、結晶化温度、結晶化ピーク半値幅を測定した。
ここで、体積平均径(MV)は、日機装株式会社製、型式:Microtrac Nanotrac 150(以下、「ナノトラック」と略記する)を用いて、ナノトラックの取り扱い説明書に従い、同社解析ソフトMicrotrac Particle Analyzer Ver10.1.2.-019EEを用い、電気伝導度が0.5μS/cmのイオン交換水を分散媒に用い、下記の条件で又は下記の条件を入力し、取り扱い説明書に記載された方法で測定した。
・溶媒屈折率:1.333
・測定時間 :100秒
・測定回数 :1回
・粒子屈折率:1.59
・透過性 :透過
・形状 :真球形
・密度 :1.04
攪拌装置(3枚翼)、加熱冷却装置、濃縮装置及び各原料・助剤仕込み装置を備えた反応器(内容積21L、内径250mm、高さ420mm)に、前記ワックス分散液A1を42.9部(729.0g)、脱塩水336部を仕込み、窒素気流下で90℃に昇温し、90℃で攪拌しながら8%過酸化水素水溶液3.2部、8%L(+)−アスコルビン酸水溶液3.2部を一括添加した。
スチレン 76.8部 (1304.8g)
アクリル酸ブチル 23.2部
アクリル酸 1.5部
ヘキサンジオールジアクリレート 1.0部
トリクロロブロモメタン 0.5部
20%DBS水溶液 1.0部
脱塩水 67.3部
8%過酸化水素水溶液 12.4部
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 12.4部
8%過酸化水素水溶液 9.3部
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 9.3部
攪拌装置(3枚翼)、加熱冷却装置、濃縮装置及び各原料・助剤仕込み装置を備えた反応器(内容積21L、内径250mm、高さ420mm)に、20%DBS水溶液2.0部、脱塩水317部を仕込み、窒素気流下で90℃に昇温し、攪拌しながら8%過酸化水素水溶液3.2部と8%L(+)−アスコルビン酸水溶液3.2部を一括添加した。
スチレン 88.0部 (1760g)
アクリル酸ブチル 12.0部
アクリル酸 1.5部
ヘキサンジオールジアクリレート 0.4部
トリクロロブロモメタン 0.5部
20%DBS水溶液 1.5部
脱塩水 66.4部
8%過酸化水素水溶液 18.9部
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 18.9部
攪拌機(プロペラ翼)を備えた内容積300Lの容器に、トルエン抽出液の紫外線吸光度が0.02であり、真密度が1.8g/cm3のファーネス法で製造されたカーボンブラック(三菱化学社製、三菱カーボンブラックMA100S)20部(40kg)、20%DBS水溶液1部、非イオン界面活性剤(花王社製、エマルゲン120)4部、電気伝導度が2μS/cmのイオン交換水75部を加えて予備分散して、顔料プレミックス液を得た。
・溶媒屈折率:1.333
・測定時間 :100秒
・測定回数 :1回
・粒子屈折率:1.59
・透過性 :吸収
・形状 :非球形
・密度 :1.00
下記の各成分を用いて、以下の手順によりトナー母粒子を製造した。
重合体一次粒子分散液A1 固形分として95部(固形分として1092.0g)
重合体一次粒子分散液A2 固形分として 5部
着色剤分散液A 着色剤固形分として6部
体積中位径(Dv50)は、ベックマンコールター社製マルチサイザーIII(アパーチャー径100μm、以下、「マルチサイザー」と略記する)を用い、分散媒には同社アイソトンIIを用い、分散質濃度0.03%になるように分散させて測定した。
電気伝導度の測定は、導電率計(横河電機社製のパーソナルSCメータモデルSC72と検出器SC72SN−11)を用いて行った。
攪拌機(Z/A0羽根)と上部より壁面に対し直角に向いたディフレクターを備えた内容積10L(直径230mm、高さ240mm)のヘンシェルミキサー内に、トナー母粒子A100部(1000g)を投入し、続いて、下記の(1)酸化チタン、(2)シリカ微粒子の混合物からなる無機微粉末を添加し、3000rpmで10分間攪拌・混合して、150メッシュを通し篩別することによりトナーAを得た。
(1)下記の形状、物性を有する酸化チタンを0.3部、
結晶構造 :ルチル型
表面処理 :なし
平均長軸径 :1.68μm
体積固有抵抗:2.9×105(Ω・cm)
アスペクト比:12.9
(2)下記の形状、物性を有するシリカ微粒子を1.25部
表面処理 :シリコーンオイル疎水化処理
体積平均一次粒径:0.012μm
BET比表面積 :300m2/g
実施例1に記載の酸化チタンに代えて、下記表1記載の酸化チタンを、表1記載の添加部数用いた以外は、実施例1と同様にして、それぞれ、トナーB、C、D、E、Fを得た。
画像形成装置として、デジタル一成分接触現像方式の画像形成装置(感光体はドラム式の有機感光体であり、感光体と現像スリーブが接近する場所では感光体と現像スリーブが同方向に回転する方式であり、感光体の転写残がクリーニングブレードによって回収される方式であり、定着は熱圧力ロールによる方式である。)を使用した。
○:10枚とも全く汚れが発生しない。
△:一部の枚数で、汚れが紙面全面ではなく、一部にのみ微発生している
×:一部の枚数(又は10枚とも)で、汚れが全面に発生している
前述の画像形成装置を使用して、白色のA4普通紙上に白地パターンを出力した。その際、印刷途中で画像形成装置のフタを開き、印刷を途中で停止させた。現像スリーブから転写ユニットまでの間の感光体上のトナー(かぶりトナー)をメンディングテープによってサンプリングし、トナーがサンプリングされているテープAと、何もサンプリングされていないテープBをA4普通紙に貼り付け、感光体上のかぶりを以下のように評価した。
○:「かぶり」が、1.0未満である
△:「かぶり」が、1.0以上で1.5未満である
×:「かぶり」が、1.5以上である
上記かぶりの評価と同様にして、印字率5%の画像パターンを使用して、3000枚まで印刷したときに使用したトナー重量から、下記の式により、平均のトナー消費を算出し、下記の基準で判定した。ここで、「kp」は、1000枚を示す。
トナー消費(g/kp)
=(5%印字率、3000枚印刷で使用したトナーの質量)/3
○:トナー消費が25(g/kp)未満
△:トナー消費が25〜30(g/kp)の範囲
×:トナー消費が30(g/kp)より多い
評価する新品トナーを45℃/50%Rh環境下で2日間暴露した後、前述の「かぶり」の評価を実施した。暴露する前の「かぶり」と暴露した後の「かぶり」の差を測定し、差が小さいものを保存安定性良(熱で劣化しない)とした。
○:「かぶり」の差(暴露後−暴露前)が、3未満
△:「かぶり」の差(暴露後−暴露前)が、3〜4
×:「かぶり」の差(暴露後−暴露前)が、4より大きい
上記かぶりの評価と同様に、印字率5%の画像パターンを使用して評価した(A4普通紙)。評価開始時と3000枚印刷後に印字率100%の画像パターンを印刷し、その画像濃度追従性を目視で確認した。評価開始時に比べ、3000枚後の画像のかすれ(濃度低下)度合いで画質安定性を判断した。
○:カスレ度合いにほとんど変化がない。
△:ややカスレ傾向が確認されるが、実用上問題ない。
×:一目でカスレ悪化が判断できる。
Claims (5)
- 少なくとも、結着樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子に、平均長軸径が0.5μm〜3.0μmであり、体積固有抵抗が1×104Ω・cm以上の酸化チタンが付着されてなることを特徴とする静電荷像現像用トナー。
- 該酸化チタンが、そのアスペクト比が10以上のものである請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該トナー母粒子が、その体積平均粒径が2μm〜10μmの範囲であり、その平均円形度が0.9〜1の範囲ものである請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
- 非磁性一成分カラートナーである請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
- クリーニングブレードを有する直径50mm以下のドラム潜像担持体上に形成された静電荷像現像用の請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
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