JP2006017965A - 現像剤供給装置、現像ローラ、現像装置、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ - Google Patents

現像剤供給装置、現像ローラ、現像装置、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ Download PDF

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Abstract

【課題】 トナー帯電時にかかるトナーの機械的ストレスを抑制して、画像品質を長期に渡って安定させることができる現像ローラ、現像剤供給装置、現像装置、画像形成装置、およびプロセスカートリッジを提供する。
【解決手段】 現像ローラ402は、メッシュ状の現像スリーブ404と、この現像スリーブ404内部に現像剤を現像スリーブ上に供給する供給ローラ410とが設けられている。上記供給ローラ410の中心部の中空部は、トナー保持部420となっている。また、供給ローラ410は、トナー保持部420内と供給ローラ410の表面外とを連通する連続気泡体411で形成されている。また、供給ローラ410には、トナーを静電的に搬送するための導電性ワイヤ412が設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、現像剤供給装置、現像ローラ、現像装置、画像形成装置、およびプロセスカートリッジに関するものである。
従来から、図14に示すような一成分現像剤を用いた一成分現像方式の現像装置200が知られている。この現像装置200は、弾性体からなる現像ローラ208と、現像ローラ208にトナーを供給するため、現像ローラ208に摺接するトナー供給ローラ206とを有している。また、現像ローラ208上のトナーを薄層化するために現像ローラ208に当接する薄層規制部材207と、トナー204を保持するトナー保持部203と、トナー保持部203内のトナーを撹拌しながらトナー供給ローラ206に表面に供給する撹拌部材としてのアジテータ205なども有している。
この現像装置200において、トナー保持部203内に保持されているトナー204は、上記アジテータ205により撹拌されながら、トナー供給ローラ206の表面に機械的に供給され担持される。トナー供給ローラ206は、トナー204を担持しながら現像ローラ208との対向部まで搬送し、現像ローラ208に摺察しながらトナー204を供給する。現像ローラ208に供給されたトナーは、現像ローラ208にトナー204を介して当接している薄層規制部材207により適当な層厚に薄層化されるとともに所望の極性に摩擦帯電される。そして、現像ローラ208の矢印方向の回転により、感光体1との対向部である現像領域に搬送される。
しかし、図14に示す従来の現像装置200においては、トナー204をアジテータ205により機械的に攪拌しながら、トナー供給ローラ206に搬送している。このため、トナー204がアジテータ205により機械的なストレスを受けてしまう。また、従来の現像装置200は、薄層規制部材207によってトナー204を所望の極性に摩擦帯電させるため、高い当接圧で薄層形成部材207を現像ローラ208に当接させている。このため、トナーが薄層形成部材を通過するとき、大きな機械的ストレスを受けてしまう。
一般的に、トナーは母体樹脂の周りに流動性を付与するための無機物の外添剤を付着させており、上記機械的ストレスにより外添剤が母体樹脂に埋没してしまう。これによりトナーの流動性が低下して凝集することで、トナー帯電量が低下し、地汚れ、供給不良などの悪影響があらわれてくる。このように、1成分現像装置では、トナーの劣化が進みやすく、画像品質の経時安定化が困難である。また、現像ローラに対して、供給ローラや規制部材が摺接しているので、現像ローラの摩耗やトナー固着(フィルミング)が生じ、装置自体の耐久性を長期間維持することが難しかった。
特許文献1には、搬送スクリュウから搬送されたトナーをファーブラシに供給し、ファーブラシを回転させてトナーを現像ローラ外周面上に搬送するものが記載されている。トナーをファーブラシで搬送中にケーシング内壁面とファーブラシとの間でトナーを摩擦帯電させることで、現像ローラの表面上に帯電したトナーが供給される。このように、ファーブラシの回転による搬送でトナーを摩擦帯電させている。これにより、従来の現像装置のように薄層規制部材と現像ローラとの高い当接圧の間を通過させることでトナーを摩擦帯電させる方法に比べて、トナーの機械的ストレスを軽減させている。
特開平5−232800号公報
しかしながら、特許文献1においても、ファーブラシの回転により機械的にトナーを搬送しているため、トナーがファーブラシの機械的ストレスを受けて劣化を引き起こす場合があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、トナー帯電時にかかるトナーの機械的ストレスを抑制して、画像品質を長期に渡って安定させることができる現像ローラ、現像剤供給装置、現像装置、画像形成装置、およびプロセスカートリッジを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、潜像を表面に形成した潜像担持体に対向して回動可能に配置され、該潜像をトナー像化すべく該潜像担持体に現像剤を供給する現像ローラにおいて、該現像剤を保持する現像剤保持部と、該現像剤保持部に保持された現像剤を該現像剤保持部側から該現像ローラ外周面側へ静電的に搬送するための電極部材と、該現像剤が該保持部から該現像スリーブ外周面への移動時に該現像剤と接触して帯電させる帯電部材とを該現像ローラ内部に有したことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の現像ローラにおいて、上記帯電部材には、上記現像剤保持部と上記現像ローラ外周面とを連通する連通孔が設けられており、該現像剤は、該連通孔を通って、該現像剤保持部から該現像ローラ外周面へ静電的に搬送されることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の現像ローラにおいて、上記帯電部材は、内部の気泡が繋がった連続気泡体であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の現像ローラにおいて、上記連続気泡体の気泡数は、6[個/25mm]以上23[個/25mm]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3または4の現像ローラにおいて、上記連通孔の孔径をdm、現像剤の径をdtとしたとき、dm>100dtであることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項3、4または5の現像ローラにおいて、上記保持部材から放射上にのびて、上記連続発泡体を仕切る仕切り壁が設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項3、4、5または6の現像ローラにおいて、上記連続気泡体を導電性部材で形成したことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6または7の現像ローラにおいて、上記帯電部材に、上記電極部材が配設されていることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、潜像を表面に形成した潜像担持体に対向して回動可能に配置され、該潜像をトナー像化すべく該潜像担持体に現像剤を供給する現像ローラの外周面へ、現像剤を保持した現像剤保持部から該現像剤を供給する現像剤供給装置において、該現像剤保持部から該現像ローラ外周面へ静電的に該現像剤を搬送する搬送手段と、該現像剤搬送中に該現像剤と接触し、該現像剤を帯電させる帯電部材とを備え、該帯電部材は、該現像剤保持部と該現像ローラとを連通する複数の連通孔が該搬送手段による現像剤の搬送通路として形成されており、該帯電部材が、該連通孔の内壁に搬送中の現像剤を接触させて帯電することを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、潜像を表面に形成した潜像担持体に対向して回動可能に配置され、該潜像をトナー像化すべく該潜像担持体に現像剤を供給する現像ローラと、該現像ローラ上の現像剤層を規制して一定量の現像剤層とする薄層規制部材とを有する現像装置において、該現像ローラとして請求項1、2、3、4、5、6、7または8の現像ローラを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10の現像装置において、少なくとも上記帯電部材を回転させる回転手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項10または11の現像装置において、上記現像剤補給装置は、粉体ポンプを用いて上記現像剤を上記現像剤保持部に供給することを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項11または12の現像装置であって、上記像担持体上にトナー像を形成するためのトナーとして、粒子の平均円形度が1.0〜0.96であるものを用いることを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、表面に画像の潜像を担持する潜像担持体と、該潜像を現像剤により現像する現像装置と、現像された該画像が転写される転写材とを有する画像形成装置において、上記現像装置として請求項11、12または13の現像装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、潜像を担持するための担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像しトナー像を形成するための現像装置とを備え、画像形成装置本体に対して着脱可能に一体構造物として構成されたプロセスカートリッジにおいて、該現像装置が、請求項11、12または13の現像装置であることを特徴とするものである。
請求項1乃至15の発明によれば、搬送手段によって、現像剤を静電的に移動させながら、帯電部材と接触させて、現像剤を摩擦帯電させている。このように、現像剤を静電的に移動させながら現像剤を摩擦帯電させることができるので、従来のように機械的に移動させながら現像剤を摩擦帯電させる現像ローラに比べて現像剤の機械的ストレスを抑制することができる。よって、画像品質を長期に渡って安定させることができる。また、現像剤保持部を現像ローラ内部に備えているので、現像ローラが取り付けられる現像装置に現像剤保持部を設ける必要がなくなり、現像装置をコンパクトにすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタの全体の概略構成図である。このプリンタは、潜像担持体としての感光体ドラム1の周辺に、感光体ドラム1の表面を一様帯電する帯電装置2、画像情報に基づいて変調されたレーザー光線等を感光体ドラム1に照射する露光装置3、感光体ドラム1に形成された静電潜像に対し現像ローラ402上の帯電した粉体のトナーを付着させることでトナー像を形成する現像装置4、感光体ドラム1上に形成されたトナー像を転写材としての転写紙20に転写する転写装置5、転写後に感光体ドラム1上に残ったトナーを除去するクリーニング装置6等が順に配設されている。また、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する潜像形成手段は、上記帯電装置2及び露光装置3により構成されている。
また、図示しない給紙トレイ等から転写紙を給紙・搬送する図示しない給紙搬送装置と、転写装置5で転写されたトナー像を転写紙20に定着する図示しない定着装置とが備えられている。
なお、上記プリンタを構成する複数の装置の一部は、プリンタ本体に対して着脱可能に一体構造物(ユニット)として構成してもよい。例えば、図中点線で示すように、感光体ドラム1と帯電装置2と現像装置4とクリーニング装置6とを一体構造物である画像形成用プロセスカートリッジ8として、プリンタ本体に対して着脱可能に構成してもよい。
上記構成のプリンタにおいて、矢印a方向に回転する感光体ドラム1の表面は、帯電装置2で一様帯電された後、画像情報に基づいて変調されたレーザー光線が感光体軸方向にスキャンされて照射される。これにより、感光体ドラム1上に静電潜像が形成される。感光体ドラム1上に形成された静電潜像は、現像領域A1において、現像装置4により帯電したトナーを付着させることで現像され、トナー像となる。一方、転写紙20は図示しない給紙搬送装置で給紙・搬送され、レジストローラ7により所定のタイミングで感光体ドラム1と転写装置5とが対向する転写部に送出・搬送される。そして、転写装置5により、転写紙20に感光体ドラム1上のトナー像とは逆極性の電荷を付与することで、感光体ドラム1上に形成されたトナー像が転写紙20に転写される。次いで、転写紙20は、感光体ドラム1から分離され、図示しない定着装置に送られ、定着装置でトナー像が定着された転写紙20が出力される。転写装置5でトナー像が転写された後の感光体ドラム1の表面は、クリーニング装置6でクリーニングされ、感光体ドラム1上に残ったトナーが除去される。
図2は、トナー補給装置を示す断面説明図である。図2中の符号20は、ニュートナーを収納したトナー収納容器を示している。トナー収納容器20は、トナーを収容した袋状の袋容器21と、袋容器21内のトナーを外部に排出するための唯一の排出口を有し且つ袋容器21の開口部に取り付けられた口金部材30とで構成されている。
プリンタ本体1にセットされたトナー収納容器20は、トナー補給経路を介して現像装置4と連通されている。このトナー補給経路には、口金部材30に連結される連結部材としてのノズル110、容器内のトナーを吸引力により現像装置14へ移送させる吸引手段としての粉体ポンプ60、およびノズル110と粉体ポンプ60を接続するトナー移送用チューブ65が設けられている。
現像装置4は、そのケーシング内部に現像ローラ402と、薄層規制部材405とが設けられている。現像ローラ402は、メッシュ状の現像スリーブ404と、この現像スリーブ404内部に現像剤を現像スリーブ上に供給する現像剤供給装置としての供給ローラ410とが設けられている。供給ローラ410の中心部は中空状となっており、この中空状の一端にトナー補給用チューブ68の一端が接続されている。
上記粉体ポンプ60は、一軸スクリューポンプといわれているものであって、ロータ61とステータ62の2つの主要部品を備えている。ロータ61は、硬質な断面円形の軸状部材が螺旋状にねじれた形状に形成されたものであって、モータ66とユニバーサルジョイント64を介して連結されている。他方、ステータ62はゴム状の柔軟な材料から作られて長円形の断面が螺旋状にねじれた形状の穴を有しており、また、ステータ62の螺旋のピッチはロータ61の螺旋のピッチの2倍の長さに形成されている。このような2つの部品を嵌合し、ロータ61を回転することでロータ61とステータ62の間にできるスペースに入ったトナーを移送することができる。
このように構成された粉体ポンプ60は、ロータ61が回転駆動されると、トナー収納容器20のトナーがトナー吸引口63から粉体ポンプ60に入り、図2の左から右に吸引搬送されてトナー排出口67からトナー補給用チューブ68を介してトナーが現像装置4に供給される。
図3は、本実施形態の現像装置4を示す説明図である。図3に示すように、現像スリーブ404には、吐出孔(図示せず)が複数設けられたメッシュ状の形状を有しており、吐出孔の径は、トナー径の約5倍以下としている。また、現像スリーブの厚さは200[μm]〜500[μm]となっている。この現像スリーブ404には、図示しない電源から現像バイアスが印加されている。
現像スリーブ404を径時で使用しつづけると、現像スリーブ404表面にトナー等が付着してトナーフィルミングが発生してしまう。これは、トナーと現像スリーブ404表面との付着力増加や、トナーの添加剤埋没による流動性の低下などが原因で発生する。このため、現像スリーブ404は、トナーに対して離型性がよく、さらに電気抵抗の低いものが好ましい。具体的には、導電性材料を含有したシリコン、アクリル、ポリウレタン等を主材料とする樹脂、ゴムを挙げることができる。また、これらの部材を現像スリーブ404の外周面にコートしても良い。特に、本実施形態の現像スリーブ404の表面は、摩耗しやすく、摩耗しても電気抵抗変化のないゴムで形成するのが好ましい。導電性材料を含有したゴムで現像スリーブ404を形成することで、現像スリーブ404を積極的に摩耗させて、フィルミングを抑制させることができる。また、ゴム材は摩耗して厚みが変化しても電気抵抗の変化が少ない材質であるので、ゴム材が摩耗して厚みが変化しても感光体と現像スリーブ間の現像電界の変化が抑制され、画像の劣化を抑制することができる。好ましいゴム材料としては、シリコン、ブタジエン、NBR、ヒドリン、EPDMなどのゴム材料にカーボンブラックなどの公知の導電剤を分散させたものが挙げられる。また、導電性を得るための導電性材料としては、カーボンブラックなどの公知の導電性材料が挙げられる。
上記供給ローラ410の中心部の中空部は、トナー保持部420となっている。供給ローラ410の径は、約φ16[mm]となっており、トナー保持部420の径は、約φ10[mm]となっている。また、供給ローラ410は、内部の気泡(セル)が連続した帯電部材としての連続気泡体411で形成されている。この連続気泡体411は、気泡同士が連続しており、これらの気泡がトナー保持部420内と供給ローラ410の表面外とを連通する連通孔となっている。これにより、トナー保持部420に補給されたトナーがこれらの気泡を通って、供給ローラ410表面に移動することができる。この連続気泡体411としては、発泡ポリウレタン等の発泡性樹脂があげられ、一般製品では、株式会社ブリヂストン製のHR−08、HR−20等が好ましい。また、連続気泡体411のセル数は、6〜23[個/25mm]が好ましい。セルの数が6個以下だと、トナーが連続気泡体内を通過しにくくなり、23個以上だと、通過しやすくなりすぎて、トナーが気泡壁と接触する確率が減少して、トナーが帯電しにくくなる。また、連続気泡体411の気泡の径dmは、トナー径をdtとすると、dm>dt×100の関係が好ましく、具体的には、50〜500[μm]が好ましい。気泡の径がdt×100より小さいと、トナーが連続気泡体411の内部を通過しにくくなり、内部でトナー詰まり等が発生してしまう。また、供給ローラ410の体積固有抵抗値は、約10[Ω・cm]程度としており、ある程度の導電性を有するようにしている。これにより、連続気泡体の壁面がトナーとの接触により帯電しても、その電荷の減少が早い。このため、トナーが気泡壁に接触したときに、気泡壁が帯電していてトナーが摩擦帯電しにくくなることを抑制することができる。
また、供給ローラ410には、中心から12[mm]離れた位置に円周上等間隔で供給ローラの軸方向に貫通する8本の第1の導電性ワイヤ412が設けられている。この第1の導電性ワイヤ412から同心円状に2[mm]表面側に離れた位置(供給ローラ410の中心から14[mm]離れた位置)に円周上等間隔で供給ローラ410の軸方向に貫通する8本の第2の導電性ワイヤ414が設けられている。これら導電性ワイヤ412、414は、銅、ニッケル、鉄などの金属性のものが最適で、径を0.1〜1[mm]としている。また、これら導電性ワイヤ412、414には、それぞれ図示しない電源からトナーの帯電極性と逆極性の搬送バイアスが印加されており、電圧の絶対値が第1の導電性ワイヤ412より第2の導電性ワイヤ414の方を大きくしている。これらの導電性ワイヤ412、414にそれぞれ電圧を印加することで、トナー保持部420に供給されたトナーを静電的にトナー保持部420から表面に移動させることができる。また、これら導電性ワイヤ412、414に供給ローラ410より体積固有抵抗の低いトナーが付着すると、トナーを介して供給ローラ410にワイヤの電流がリークすることがある。そこで、これらの導電性ワイヤ412、414を供給ローラ410の体積固有抵抗(10[Ω・cm])と同程度の部材でコートするようにしてもよい。これらの導電性ワイヤ412、414をコートすることで、トナーを介して供給ローラにワイヤの電流がリークすることがない。これらの導電性ワイヤ412、414をコートするコート部材としては、シリコン系、テフロン(登録商標)系の樹脂が挙げられる。さらに、これら導電性ワイヤ412、414をメッシュ構造とすることで、これらの導電性ワイヤ412、414がトナーの移動の邪魔となることがなくなり、トナーを供給ローラ410表面にスムーズに移動させることができる。また、連続気泡体は、略円弧状の仕切壁416によって6つに仕切られている。また、供給ローラ410の表層は、従来の1成分現像に使用される現像ローラの表層材料と同じ材料で構成されるのが好ましく、具体的には、シリコン、ウレタン等の樹脂がコーテイングされている。
図4は、現像ローラ402の軸方向断面図である。図4に示すように、第1の支持部431の突部431aがトナー保持部420の一端に挿入されている。供給ローラ410の他端は、供給チューブ68と第1の軸受け433を介して取り付けられている。現像スリーブ404は、その一端を第1の支持部431に取り付けられており、他端を第2の支持部432に取り付けられている。第2の支持部432は、第2の軸受け435を介して供給チューブ68に取付けられている。第1の支持部431は、図示しない駆動源が取り付けられている。第1の支持部431が駆動源の駆動力により回転すると、第1の支持部431に取り付けられている現像スリーブ404と供給ローラ410とがともに等速で回転する。
薄層形成部材405は、現像スリーブ404と50〜150[μm]の隙間をもって設けられており、導電性部材で形成されている。また、薄層形成部材405には、図示しない電源から吸引バイアスが印加されており、現像スリーブ404の内周面に付着したトナーを現像スリーブ404の外周面に静電的移動させる。
本実施形態のトナー供給について説明する。まず、トナー補給装置の粉体ポンプ60によって、トナー補給用チューブ68を介してトナー保持部420にトナーが供給される。トナー保持部420に補給されるトナー量は、画像形成一回分のトナー量にし、画像形成動作毎にこの一回分のトナー量をトナー保持部に補給する。この一回分のトナー量は、例えば、スキャナーなどから読み込まれた画像情報に基づいて決定する。
トナー補給装置から供給されたトナーは、トナー補給用チューブ68との摩擦により僅かに帯電した状態となっているので、第1の導電性ワイヤ412に印加された第1の搬送バイアスによって気泡内を静電的に移動する。供給ローラ410は、連続気泡体であるので、複雑な形で供給ローラ410の表面外と連通している。このため、気泡内を移動するトナーは、直線的に供給ローラ410表面まで移動するのではなく、気泡の壁面に接触しながら複雑な経路をたどり、供給ローラ表面まで移動する。そして、このように供給ローラ410内を複雑な経路で静電的に移動することで、気泡の壁面との接触確率が上がり、トナーが供給ローラ表面まで移動する間に十分な帯電量を得ることができる。また、供給ローラ410を回転させることで、トナーと気泡の壁面との接触確率を上げ、トナーの摩擦帯電をしやすくしている。さらに、帯電部材としての連続気泡体の体積抵抗値を10[Ω・cm]と、ある程度導電性の部材として気泡の壁面が帯電しにくくなっているので、トナーが気泡の壁面と接触したとき、トナーが帯電しにくくなるのを抑制している。また、法線方向にのびる仕切壁416を設けることで、連続発泡体内を移動する一部のトナーの移動の妨げとなり、トナーがこの壁と接触して摩擦帯電する。これにより、連続気泡体内の中のトナーの接触確率があがり、確実にトナーを摩擦帯電させることができる。また、この仕切り壁416により、供給ローラ410表面にトナーを円周上均一に供給させることができる。
第1の搬送バイアスからの電界の作用により第1の導電性ワイヤ412まで静電的に移動してきたトナーは、第2の導電性ワイヤ414に印加されている第2搬送バイアスの電界の作用によって第2の導電性ワイヤ414へ静電的に移動する。第2の搬送バイアスは、第1の搬送バイアスと同極性で、第1の搬送バイアスよりも絶対値を大きくしている。そして、トナーは、気泡の壁面と接触して摩擦帯電しながら第2の導電性ワイヤ414まで静電的に移動する。第2導電性ワイヤ414まで静電的に移動してきたトナーは、第2の搬送バイアスと同極性で絶対値の大きな現像スリーブ404に印加されている現像バイアスの電界の作用によって、供給ローラ410の表面側へ静電的に移動する。表面まで移動したトナーは、供給ローラ410の気泡壁面との接触により十分な帯電量を有している。本実施形態においては、供給ローラ410の表面上のトナーは、現像スリーブ410上のトナーに対して8割程度まで帯電していた。また、トナーの添加剤の埋没は確認されなかった。さらに、供給ローラ410表面上のトナーには、逆帯電トナーや未帯電トナーも確認されなかった。
供給ローラ410の表面まで移動したトナーは、現像スリーブ404に印加された現像バイアスの電界の影響により現像スリーブ404の内周面に付着して、現像スリーブ404とともに移動する。供給ローラ410と現像スリーブ404との隙間はほとんど形成されず、最大でも20[μm]位としている。供給ローラ410は、現像スリーブ404ととも回りしているので、供給ローラ410の表面と現像スリーブ404の内周面との間のトナーが、供給ローラ410と現像スリーブ404との間で機械的に劣化することがない。
現像スリーブ404の内周面に付着したトナーは現像スリーブ404によって薄層形成部材405に搬送される。薄層形成部材405には、吸引バイアスが印加されており、現像スリーブ404の内周面に付着したトナーを現像スリーブ404の吐出孔(図示せず)から吐出させ、現像スリーブ404の外周面に移動させる。吸引バイアスは、現像スリーブ404の外周面と薄層形成部材405とのギャップによって異なるが、ギャップが150[μm]のときVpp=500[V]程度で周波数1〜5[KHz]のサイン波または矩形波の交番電圧としている。吸引バイアスが現像バイアスと同極性で絶対値が大きいとき、現像スリーブ405内周面に付着しているトナーが吸引バイアスの電界によって静電的に移動して薄層形成部材405に吸着する。吸引バイアスが現像バイアスよりも小さい値に変化すると、薄層形成部材405に付着しているトナーが、現像バイアスの電界の影響によって静電的に移動して現像スリーブ404の外周面に付着する。現像スリーブ404の外周面に付着するトナー量は、薄層形成部材405とのギャップによって規制され、トナー帯電量が10〜30[μC/g]で、単位面積当たり0.4〜0.8[mg/cm]の均一な厚みをもった薄層が形成される。
このようにして、供給ローラ410のトナー保持部420に供給されたトナーが十分な帯電量をもって現像スリーブ404の外周面に均一な厚みで付着する。そして、現像スリーブ404の外周面に付着したトナーは、感光体1と現像スリーブ404とが対向する現像領域に搬送され、現像される。現像に付与しなかったトナーは、再び薄層形成部材405に搬送される。そして、薄層形成部材405によって厚みを整えられて再び現像領域へ搬送される。また、一部は、スリーブの吐出孔(図示せず)から供給ローラ410へ脱落する。そしてもう一度、供給ローラ410の気泡壁と接触しながら摩擦帯電し現像スリーブ404の内周面へ移動して、再び薄層形成部材405の吸引バイアスにより現像スリーブ405外周面に移動する。
また、薄層形成部材405は、導電性を有する部材で形成されているので、現像スリーブ404上で低下したトナーは、薄層形成部材405との隙間を通過するときに薄層形成部材405と接触して摩擦帯電し帯電量が増加する。このため、現像領域に搬送されるトナーは、良好な帯電量を有している。
図5は、本実施形態の現像装置4の径時におけるトナー帯電量の変化と、図13に示す従来の現像装置200の径時におけるトナー帯電量との変化とを比較した結果である。図5に示すように、本実施形態の現像装置4は、従来の現像装置200に比べて、良好な結果が得られた。従来の現像装置200においては、アジテータ205で機械的な攪拌により一割程度帯電させた後、供給ローラ206表面に帯電したトナーを供給する。そして、供給ローラ206表面に付着したトナーを現像ローラ208上に付着させ、薄層規制部材207との摩擦接触により残りの9割を帯電させて、所望のトナー帯電量を得ている。しかし、径時使用により薄層規制部材207が劣化して、トナーを十分に帯電できなくなると、未帯電トナーや十分に帯電していないトナーが現像領域に搬送されてしまう。その結果、図5に示すように従来の現像装置200においては、トナーの帯電量が低下したと考えられる。一方、本実施形態の現像装置4は、供給ローラ410の気泡の壁にトナーを接触させて摩擦帯電させながら供給ローラ410の表面に静電的に移動させている。その結果、供給ローラ410の表面に移動してきたトナーは、所望の現像剤の8割程度帯電している。そして、この8割程度帯電したトナーを静電的に移動させて、現像ローラ402上にトナーを付着させる。この現像ローラ402上の8割程度帯電したの残り2割を薄層形成部材405で帯電させて、所望の帯電量を得ている。このように、本実施形態の現像装置においては、現像ローラ402上にトナーを付着させる前に8割程度トナーを帯電させているので、薄層形成部材405が径時で劣化し、十分にトナーを帯電させることができなくなっても、現像ローラ402上のトナー帯電量の低下を抑えることができる。また、静電的にトナーを現像ローラ402表面に移動させるので、現像ローラ402表面に未帯電トナーや逆帯電トナー等が現像ローラ402表面に付着することがない。その結果、図5に示すように本実施形態の現像装置4は、径時に渡りあまりトナー帯電量が変化しなかったと考えられる。
図6は、本実施形態の現像装置4と、図13に示す従来の現像装置200との径時にわたるトナー添加剤の埋没度ランクを調べた結果である。図6に示すように、本実施形態の現像装置4は、従来の現像装置200に比べて、トナー添加剤が埋没してないことがわかる。従来の現像装置200は、トナー保持部203のトナーをアジテータ205によって機械的に供給ローラ206表面に供給している。このため、トナーがアジテーナ205によって機械的なストレスを受けて、トナー添加剤が早期に埋没したと考えられる。一方、本実施形態の現像装置4は、第1の導電性ワイヤ412や第2の導電性ワイヤ414等に印加された搬送バイアス、および現像スリーブ404に印加された現像バイアスによる電界によって、静電的にトナー保持部420のトナーを、供給ローラ410表面に供給している。このように、静電的に供給ローラ410表面にトナーを供給しているので、トナー添加剤が埋没しにくい。その結果、図6に示すように本実施形態の現像装置4は、従来の現像装置に比べて良好な結果が得られたと考えられる。
図7は、本実施形態の現像装置4と、図13に示す従来の現像装置200との径時にわたる画像の地汚れランクを調べた結果である。図7に示すように、本実施形態の現像装置4は、従来の現像装置200に比べて、良好な結果が得られた。これは、本実施形態の現像装置4は、図5、図6に示すように径時にわたり帯電量変化、トナー添加剤埋没量変化が従来の現像装置200よりも少ないため、地汚れランクの径時変化が従来の現像装置200よりも優れた結果となったと考えられる。
上記実施形態の現像ローラは、トナー供給ローラ410、トナー保持部420、現像スリーブ404としているが、帯電部材としての連続気泡体とトナー保持部と現像層とからなる現像ローラとしてもよい。この場合、帯電部材としての連続発泡体の表面に導電性材料を含有したシリコン、アクリル、ポリウレタン等を主材料とする樹脂、ゴムなどからなる現像層を積層させて一体化する。そしてこの現像層にトナー径に対して約5倍以下の径を有する複数の吐出孔を設ける。また、帯電部材としての連続発泡体は、供給ローラと同様に構成する。すなわち、連続気泡体を6つに区切る仕切り壁と、搬送バイアスが印加される第1、第2の導電性ワイヤを設ける。
[変形例1]
次に、変形例1について説明する。この変形例1の現像装置40を図8に示す。この現像装置40においては、図8に示すように、薄層形成部材405を板状の規制ブレードとして、現像スリーブ404と接触させるように構成したものである。この規制ブレード407は、図示しないホルダに取り付けられており、ホルダからの自由端長を10〜15[mm]としている。15[mm]以上に設定すると、現像装置40が大型化してしまう。また、10[mm]以下に設定すると、現像スリーブ表面と接触するときに、振動が生じやすくなり、画像上に段々ムラなどの異常画像が発生する。規制ブレード407の当接圧は、0.049〜2.45[N・cm]の範囲が好ましい。当接圧が上限を越えると規制ブレード407通過後の現像スリーブ404上のトナー付着量が低下し、且つ、トナ−帯電量が増加し過ぎてしまう結果、現像に付与する現像剤量が減少して画像濃度が低くなる。また、下限を下回ると薄層が均一に形成されずにトナ−の固まりが規制ブレード407を通過する事もあり、画像品質が著しく低下する。規制ブレード407の当接角度は先端が現像スリーブの下流側を向く方向で現像スリーブ407の接線に対して10〜45゜が良好である。
規制ブレード407には、現像バイアスと同極性で且つ現像バイアスより絶対値の大きな吸引バイアスが印加されている。トナー保持部420から気泡の壁面と接触して帯電しながら移動してきたトナーが現像スリーブ404の内周面に付着して、現像スリーブ404によって規制ブレード407と現像スリーブ404に挟まれた領域Aに搬送される。すると、吸引バイアスによってトナーが現像スリーブ404の吐出孔から吐出して現像スリーブ404の外周面側に移動する。これにより、規制ブレード407と現像スリーブ404との挟まれた領域にトナー溜まりが形成される。そして、規制ブレード407と現像スリーブ404に挟まれた領域に溜まったトナーの一部が規制ブレード407を通過して薄層を形成する。なお、変形例1の現像装置40においては、現像スリーブ404の硬度をJIS−Aで30゜とし、規制ブレード407を厚み0.1mmのSUS板とし、当接圧は60[gf/cm]に設定することで、規制ブレード407通過後のトナーを単位面積当たり0.4〜0.8[mg/cm]の均一な厚みを持った薄層とすることができた。また、この時のトナ−帯電は−10〜−30[μC/g]の範囲であった。なお、規制ブレードに印加する吸引バイアスを直流電圧としているが、交番電圧であっても良い。
[変形例2]
次に、変形例2について説明する。この変形例2の現像装置4を図9に示す。図9に示す変形例2の現像装置50は、帯電部材をファーブラシとして、このファーブラシにトナーを接触させて帯電させるようにしたものである。図9の現像装置50は、ケーシング内に現像ローラ51と薄層形成部材55とを備えている。薄層形成部材55は、現像ローラ51とギャップをもって配置されており、実施形態同様、現像スリーブ52内周面のトナーを現像スリーブ外周面に静電的に移動させる吸着バイアスが印加されている。現像ローラ51は、実施形態と同様な構成を有した現像スリーブ52と、この現像スリーブ52内に帯電部材としてのファーブラシ53とを設けている。ファーブラシ53の中心部には、中空状のトナー保持部54が設けられており、実施形態同様にトナー補給装置からトナーが供給される。ブラシの毛が植毛された植毛部材55には、植毛部材55の内側のトナー保持部54と植毛部材55の外側とを連通する複数の連通孔55aが設けられている。ブラシの先端は、現像スリーブ52の内周面と非接触としており、現像バイアスがブラシにリークしないようにしている。ファーブラシ53の植毛部材55には、トナーの帯電極性と異なり、かつ、現像バイアスよりも絶対値が小さい数ボルト程度の吸引バイアスを印加して、ファーブラシ53を帯電させている。ファーブラシ53は、図示しない駆動源により、現像スリーブ52と等速で回転している。また、ファーブラシ53は、導電性の材料で形成されている。
トナー保持部54に供給された微小に帯電したトナーは現像スリーブに印加された現像バイアスの電界の影響により、植毛部材55の植毛面側へ連通孔を通って静電的に移動する。植毛面側に移動したトナーは、現像バイアスによって形成された現像スリーブ52と植毛部材55との間の電界により現像スリーブ52側へ静電的に移動する。また、ファーブラシ53には、トナーと逆極性の数ボルトの吸引バイアスが印加されているので、微小帯電したトナーは、ファーブラシ53に静電的に接触する。これにより、トナーは、ファーブラシ53と接触しながら、現像バイアスの電界の影響によって現像スリーブ52側へ静電的に移動する。このように、トナーはファーブラシ53と接触しながら現像スリーブ52側へ移動するので、ブラシとの摩擦で帯電していく。ブラシ先端まで接触帯電しながら静電的に移動したトナーは、現像スリーブ52の内周面に付着する。現像スリーブ52とファーブラシ53は、等速で回転している。このため、現像スリーブ52の内周面に付着しているトナーが現像スリーブとともに回転しているときに、ファーブラシ53と接触して機械的に劣化することがない。
現像スリーブ52内周面に移動したトナーは、実施形態同様に薄層形成部材55の吸着バイアスによって現像スリーブ52表面に移動させられる。そして、現像領域に搬送されて現像される。
この変形例2の現像装置50においても、トナー保持部54に供給されたトナーは、静電的に移動しながらファーブラシ53と接触帯電していく。このため、トナーは十分帯電した状態で現像ローラ51の表面に供給される。また、静電的に現像ローラ51の表面へトナーを移動させるので、トナーが機械的に劣化されることがない。
[変形例3]
次に変形例3の現像装置70について説明する。この変形例3の現像装置70を図10に示す。図10に示す変形例3の現像装置70は、現像ローラ71の外部に現像剤供給装置としてのトナー供給部材73を設るようにしてもよい。この現像装置70は、ケーシング内部に現像ローラ71とトナー補給装置から供給されたトナーを保持するトナー保持部75と、トナー保持部75のトナーを現像ローラに供給するトナー供給部材73とを有している。また、トナー保持部75の上方にはトナー補給装置79が設けられており、トナー充填したトナー収納容器72と、トナー補給口74とトナー収納容器72とを接続するトナー補給用チューブ78とが設けられている。トナー供給部材73は、現像ローラ71と、トナー保持部75との間に配置している。トナー供給部材73は、帯電部材としての連続気泡体を有している。このトナー保持部75には、図11に示すように、図中縦方向にのびるメッシュ状の2枚の搬送手段としての導電板73a、73bが図中横方向に等間隔で設けられている。これら2枚の導電板73a、73bには、それぞれトナーを現像ローラ71側に静電的に移動させる搬送バイアスがそれぞれ印加される。トナー保持部75側に設けられた第1の導電板73aには、第1の搬送バイアスが印加され、現像ローラ71側に設けられた第2の導電板73bには、第2の搬送バイアスが印加される。第1および、第2の搬送バイアスに印加される電圧は、トナーの帯電極性と逆極性で、第2の搬送バイアスの印加電圧の絶対値を第1の搬送バイアスの絶対値より大きくしている。また、トナー供給部材73は、図中点線で示すように、トナー保持部75側から現像ローラ71側へ上方に傾斜する傾斜壁73cでそれぞれ仕切られている。
変形例3の現像装置71においては、トナー補給装置79から、画像形成に使用される一回分のトナーが補給される。トナー保持部75に供給されたトナーは、トナー補給用チューブ78との摩擦により僅かに帯電した状態となっている。トナー保持部75に供給された僅かに帯電したトナーは、第1の導電板73aに印加される搬送バイアスの電界の影響により、第1導電板73aへ静電的に移動する。トナー保持部75から第1導電板73aへ静電的に移動するトナーは、連続気泡体の気泡壁面と接触し、摩擦帯電しながら第1導電板73aへ静電的に移動する。第1静電板73aに静電的に移動したトナーは、第2の導電板73bに印加されている第2の搬送バイアスの電界の影響により第2の導電板73bへ静電的に移動する。気泡壁面と接触し、摩擦帯電しながら第2導電板73bまで静電的に移動したトナーは、現像ローラ71の現像バイアスにより現像ローラ71側へ静電的に移動する。現像バイアスによって静電的に移動するトナーは、トナー供給部材73の現像ローラ71側へ移動する。トナー供給部材73の現像ローラ71側へ移動したトナーは、現像バイアスの電界の影響により、現像ローラ71に付着する。そして、現像ローラ71に付着したトナーは、薄層形成部材77により、単位面積当たり0.4〜0.8[mg/cm]の均一な厚みを持った薄層とされ、現像領域に搬送される。
この変形例3の現像措置70においても、連続気泡体の気泡の壁面と接触して摩擦帯電しながら現像ローラ71側へ移動するので、トナーは十分帯電した状態で現像ローラ71の表面に供給される。また、静電的に現像ローラ71側へトナーを移動させるので、トナーが機械的に劣化されることがない。
本実施形態に好適に使用されるトナーについて説明する。トナーは特定の形状を有すことが重要であり、平均円形度が0.96未満で球形からあまりに離れた不定形の形状では、満足した帯電性を得ることができない。つまり、平均円形度0.96未満だと、気泡壁面に接触したときの回転量が少ないため、十分帯電することができない。一方、0.96以上の平均円形度を有するトナーは、気泡壁面と接触したときの回転量が多くなり、それだけ壁面との摩擦量が多くなるため、トナーの帯電量が増加する。
なお形状の計測方法としては粒子を含む懸濁液を平板上の撮像部検知帯に通過させ、CCDカメラで光学的に粒子画像を検知し、解析する光学的検知帯の手法が適当である。この手法で得られる投影面積の等しい相当円の周囲長を実在粒子の周囲長で除した値が平均円形度である。この値はフロー式粒子像分析装置FPIA−2000(東亜医用電子株式会社製)により平均円形度として計測できる。具体的な測定方法としては、容器中の予め不純固形物を除去した水100〜150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜0.5ml加え、更に測定試料を0.1〜0.5g程度加える。試料を分散した懸濁液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、分散液濃度を3000〜1万個/μlとして前記装置によりトナーの形状及び分布を測定することによって得られる。
本実施形態において好適に用いられ円型度0.96〜1.00のトナーを製造する方法について説明する。比較をわかりやすくするため、一般的な従来のトナーと比較して説明する。
従来トナーの調製:
下記原材料をヘンシェルミキサーで充分混合した後、小型二本ロールミルで、150℃、
2時間混練した。
結着樹脂(スチレン−アクリル酸メチル共重合体) 100.0重量部
着色剤(カーボンブラック#44、三菱カーボン社製) 10.0重量部
荷電制御剤(ジターシャリーブチルサリチル酸亜鉛塩)
(オリエント化学製ボントロンE−84) 2.0重量部
カルナバワックス 5.0重量部
得られた混練物を2mmのスクリーンを装着したパルベライザーで粗粉砕した後、ラボジ
ェットで粉砕し、100MZRで分級して4〜10μm径の着色粒子を得た。得られた着
色粒子95重量部に対して、トナーの流動性や現像性、転写性、クリーニング性、帯電性
を補助するための添加剤として3重量部のシリカ、2重量部の酸化チタン粒子(両添加剤
の平均粒径20nm)をヘンシェルミキサーで2分間混合し、篩にかけてトナーを得た。
これが従来トナーである。ここで、従来トナーの円形度をフロー式粒子像分析装置FPI
A−2000(東亜医用電子株式会社製)により計測したところ、0.93であった。ま
た、その重量平均粒径は5.73μmであった。
本実施形態のトナーの調製:
従来トナーの製造過程で得られた着色粒子を、日本ニューマチック製サーフュージョンシ
ステムを用いて、熱処理温度250℃、熱風風量1000リットル/分、供給風量100
リットル/分で2回処理し、4〜10μm径の新たな着色粒子を得た。得られた着色粒子
95重量部に対して、トナーの流動性や現像性、転写性、クリーニング性、帯電性を補助
するための添加剤として3重量部のシリカ、2重量部の酸化チタン粒子(両添加剤の平均
粒径60nm)をヘンシェルミキサーで2分間混合し、篩にかけてトナーを得た。これが
新トナーである。新トナーの円形度は0.96、その重量平均粒径は5.56μmであっ
た。
上記したように、粉砕トナーに熱処理を行うことにより、円形度0.96以上のトナーを得ることができる。また、熱処理に代えて、例えば特開平9−85741号公報に記載されたターボミル(ターボ工業製)を用いた方法やクリプトロン(川崎工業製)、Q型ミキサー(三井鉱山製)を用いた方法等、機械的な処理を行うことでトナー円形度を0.96以上にすることも可能である。その他には、懸濁重合法、分散重合法、溶解懸濁法等の湿式造粒による製法によって、円形度0.96以上のトナーを作製することもできる。これら製法の場合はエネルギー効率の点で優れるといったメリットがある。
なお、上記実施形態では、感光体1上に形成したトナー像を転写紙に直接転写する場合について説明したが、本発明は、図12や、図13に示す感光体1上のトナー像を一旦中間転写体に転写し、その後、該中間転写体上のトナー像を転写紙に転写する画像形成装置及びそれに用いる現像装置にも適用できるものである。図12の画像形成装置は、一つの感光体上に各色ごとのトナー像を順次形成し、該感光体21上の各色トナー像を一次転写装置で中間転写体としての中間転写ベルト28に重ね合わせて転写し、該中間転写ベルト28上の重ねトナー像を2次転写装置25で転写紙に一括転写するカラー画像形成装置及び該装置に用いる現像装置24にも適用することができる。
また図13の画像形成装置は、中間転写体としての中間転写ベルト10の直線状の移動経路部分に沿って感光体40を含む画像形成ユニット18を複数組並べて配置し、各画像形成ユニット18の感光体40上に互いに異なる色のトナー像を形成し、各感光体40上のトナー像を一次転写装置62で該中間転写ベルト10上に重ね合わせて転写し、該中間転写ベルト10上の重ねトナー像を図示しない2次転写装置で転写紙に一括転写するタンデム型のカラー画像形成装置及び該装置に用いる現像装置にも適用することができる。
(1)
以上、本実施形態の現像ローラは、トナーを静電的に現像ローラへ搬送する過程でトナーを帯電部材と接触させることでトナーを摩擦帯電させることができる。よって、トナーに機械的ストレスを与えることなく現像剤を摩擦帯電させることができる。その結果、トナーの機械的ストレスを抑制して、高品位な現像を長期に渡って安定しておこなうことができる。
(2)
また、本実施形態の現像ローラは、トナーを静電的に現像ローラへ搬送する過程で帯電部材の孔の内壁とトナーとを接触させることでトナーを摩擦帯電させることができる。
(3)
また、本実施形態の現像ローラは、帯電部材を内部の気泡が繋がった連続気泡体としている。この連続した気泡によりトナー保持部内と現像ローラ外とを連通する連通孔が形成される。このような気泡による連通孔により、トナー保持部内から現像ローラ外へ向かう連通孔は直線的な経路を有するものではなく、帯電部材内で複雑に入り組んだ経路を有する連通孔となる。その結果、連通孔を静電的に搬送される現像剤と連通孔内壁との接触確率があがり、確実にトナーを摩擦帯電させることができる。
(4)
また、連続気泡体411のセル数は、6〜23[個/25mm]が好ましい。セルの数が6個以下だと、トナーが連続気泡体内を通過しにくくなり、23個以上だと、通過しやすくなりすぎて、トナーが気泡壁と接触する確率が減少して、トナーが帯電しにくくなる。3
(5)
また、本実施形態の現像ローラは、気泡の孔径をdm、現像剤の径をdtとしたとき、dm>100dtとしている。dm>100dtとして、気泡径をトナー径に対して十分大きくしているので、トナーが連続気泡体の内部で詰まることなく、トナーが連続気泡体内部を移動することができる。
(6)
また、本実施形態の現像ローラは、連続発泡体がトナー保持部側から現像ローラ側へ仕切る仕切り壁でそれぞれ仕切られている。よって、この仕切り壁が連続発泡体内を移動する一部のトナーの移動の妨げとなりこのトナーがこの壁と接触して摩擦帯電する。これにより、連続気泡体内の中のトナーの接触確率があがり、確実にトナーを摩擦帯電させることができる。
(7)
また、本実施形態の現像ローラは、連続気泡体を導電性を有する材料で形成しているので、気泡の壁面がトナーと接触により帯電しても、その電荷の減少が早い。このため、トナーが気泡の壁面に接触したときに、気泡の壁面が帯電しているためトナーが摩擦帯電しにくくなるということを抑制することができる。
(8)
また、本実施形態の現像ローラは、帯電部材に電極を配設している。そして、この電極にトナーの帯電極性と逆極性でかつ現像バイアスよりも絶対値の小さい搬送バイアスを印加する。これにより、電極の電界の影響により帯電部材内のトナーを静電的に現像ローラ側へ搬送させることができる。
(9)
また、本実施形態のトナー供給装置は、トナーを静電的に現像ローラへ搬送する過程で帯電部材の孔の内壁とトナーとを接触させることでトナーを摩擦帯電させることができる。よって、トナーに機械的ストレスを与えることなく現像剤を摩擦帯電させることができる。その結果、トナーの機械的ストレスを抑制して、高品位な現像を長期に渡って安定しておこなうことができる。
(10)
また、本実施形態の現像装置は、現像ローラとして上述の現像ローラを用いる。この現像ローラを用いることにより、現像装置をコンパクトにすることができる。
(11)
また、本実施形態の現像装置は、少なくと帯電部材を回転させている。これにより、帯電部材の連通孔内を静電的に現像ローラ側へ移動しているトナーが連通孔の壁面と接触して移動する確率が高くなる。その結果、確実にトナーを摩擦帯電することができる。
(12)
また、本実施形態の現像装置は、粉体ポンプを用いて現像剤をトナー保持部に供給している。このように、粉体ポンプの吸引力によりトナーをトナー保持部に供給するので、トナーが機械的ストレスを受けることがない。
(13)
また、本実施形態の現像装置は、トナー粒子の平均円形度が1.0〜0.96としている。このようにトナーを円形上に近い形状とすることで、トナーが回転し易くなり、帯電部材との接触による摩擦が大きくなる。この結果、確実にトナーが摩擦帯電することができる。
(14)
また、本実施形態の画像形成装置は、上述の現像装置を用いているので、径時にわたり現像装置内でのトナーの劣化が抑制される。この結果、トナー劣化による濃度不良や地汚れなどが径時にわたり抑制することができ、径時にわたり良好な画像を維持できる画像形成装置を提供することができる。
(15)
感光体と少なくとも現像装置とを備えたプロセスカートリッジにおいて、現像装置として上述の現像装置を用いることで、径時にわたり良好な画像を維持できるプロセスカートリッジを提供することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図。 トナー補給装置を示す断面説明図。 現像装置を示す径方向断面説明図。 現像装置を示す軸方向断面説明図 本実施形態の現像装置と従来の現像装置との径時における帯電変化を示す説明図。 本実施形態の現像装置と従来の現像装置との径時におけるトナー添加剤の埋没ランクの変化を示す説明図。 本実施形態の現像装置と従来の現像装置との径時における地汚れ変化を示す説明図。 実施例1の現像装置を示す断面説明図。 実施例2の現像装置を示す断面説明図。 実施例3の現像装置を示す断面説明図。 実施例3の現像装置に用いられるトナー供給部材を示す断面説明図。 中間転写体を有した画像形成装置の一例を示す図。 タンデム型画像形成装置を示す図。 従来の現像装置を示す断面説明図。
符号の説明
1 感光体ドラム
2 帯電装置
3 露光装置
4、40、50、70、200 現像装置
5 転写装置
6 クリーニング装置
20 トナー収納容器
21 袋容器
51、71、208、402 現像ローラ
53 ファーブラシ
404 現像スリーブ
410 供給ローラ

Claims (15)

  1. 潜像を表面に形成した潜像担持体に対向して回動可能に配置され、該潜像をトナー像化すべく該潜像担持体に現像剤を供給する現像ローラにおいて、該現像剤を保持する現像剤保持部と、該現像剤保持部に保持された現像剤を該現像剤保持部側から該現像ローラ外周面側へ静電的に搬送するための電極部材と、該現像剤が該保持部から該現像スリーブ外周面への移動時に該現像剤と接触して帯電させる帯電部材とを該現像ローラ内部に有したことを特徴とする現像ローラ。
  2. 請求項1の現像ローラにおいて、上記帯電部材には、上記現像剤保持部と上記現像ローラ外周面とを連通する連通孔が設けられており、該現像剤は、該連通孔を通って、該現像剤保持部から該現像ローラ外周面へ静電的に搬送されることを特徴とする現像ローラ。
  3. 請求項2の現像ローラにおいて、上記帯電部材は、内部の気泡が繋がった連続気泡体であることを特徴とする現像ローラ。
  4. 請求項3の現像ローラにおいて、上記連続気泡体の気泡数は、6[個/25mm]以上23[個/25mm]以下であることを特徴とする現像ローラ。
  5. 請求項3または4の現像ローラにおいて、上記連通孔の孔径をdm、現像剤の径をdtとしたとき、dm>100dtであることを特徴とする現像ローラ。
  6. 請求項3、4または5の現像ローラにおいて、上記保持部材から放射上にのびて、上記連続発泡体を仕切る仕切り壁が設けられていることを特徴とする現像ローラ。
  7. 請求項3、4、5または6の現像ローラにおいて、上記連続気泡体を導電性部材で形成したことを特徴とする現像ローラ。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6または7の現像ローラにおいて、上記帯電部材に、上記電極部材が配設されていることを特徴とする現像ローラ。
  9. 潜像を表面に形成した潜像担持体に対向して回動可能に配置され、該潜像をトナー像化すべく該潜像担持体に現像剤を供給する現像ローラの外周面へ、現像剤を保持した現像剤保持部から該現像剤を供給する現像剤供給装置において、該現像剤保持部から該現像ローラ外周面へ静電的に該現像剤を搬送する搬送手段と、該現像剤搬送中に該現像剤と接触し、該現像剤を帯電させる帯電部材とを備え、該帯電部材は、該現像剤保持部と該現像ローラとを連通する複数の連通孔が該搬送手段による現像剤の搬送通路として形成されており、該帯電部材が、該連通孔の内壁に搬送中の現像剤を接触させて帯電することを特徴とする現像剤供給装置。
  10. 潜像を表面に形成した潜像担持体に対向して回動可能に配置され、該潜像をトナー像化すべく該潜像担持体に現像剤を供給する現像ローラと、該現像ローラ上の現像剤層を規制して一定量の現像剤層とする薄層規制部材とを有する現像装置において、該現像ローラとして請求項1、2、3、4、5、6、7または8の現像ローラを用いたことを特徴とする現像装置。
  11. 請求項10の現像装置において、少なくとも上記帯電部材を回転させる回転手段を備えたことを特徴とする現像装置。
  12. 請求項10または11の現像装置において、上記現像剤補給装置は、粉体ポンプを用いて上記現像剤を上記現像剤保持部に供給することを特徴とする現像装置。
  13. 請求項11または12の現像装置であって、上記像担持体上にトナー像を形成するためのトナーとして、粒子の平均円形度が1.0〜0.96であるものを用いることを特徴とする現像装置。
  14. 表面に画像の潜像を担持する潜像担持体と、該潜像を現像剤により現像する現像装置と、現像された該画像が転写される転写材とを有する画像形成装置において、
    上記現像装置として請求項11、12または13の現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 潜像を担持するための担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像しトナー像を形成するための現像装置とを備え、画像形成装置本体に対して着脱可能に一体構造物として構成されたプロセスカートリッジにおいて、該現像装置が、請求項11、12または13の現像装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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