JP5445918B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、上記回収手段は、現像領域通過後の上記現像剤担持体上の現像剤を上記現像剤担持体から除去する除去手段と、該除去手段により除去された現像剤を上記回収搬送路を介して上記現像剤収容部へ搬送する回収搬送手段とを備え、上記回収搬送手段として、粉体ポンプを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の現像装置において、上記除電手段を、上記回収搬送路内に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の現像装置において、上記除電手段は、電極板と、該電極板と対向する対向電極板とを有し、上記電極板と上記対向電極との間に回収搬送内の現像剤の帯電極性と逆極性に偏奇した交流電圧を印加したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3の現像装置において、上記回収搬送路は、管形状であって、上記除電手段は、上記回収搬送路の中心部に設けられた金属線の電極と、該金属線の電極と対向し、上記回収搬送路の内壁に接触する金属メッシュ状の対向電極とを有し、上記金属線の電極との間に現像剤の帯電極性と逆極性に偏奇した交流電圧を印加したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項4または5の現像装置において、上記電極間で、放電を発生させて、上記電極間に搬送されてきた現像剤を除電することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれかの現像装置において、上記供給手段は、上記現像剤収容部の現像剤を上記供給搬送路を介して上記現像剤担持体表面へ搬送する供給搬送手段を有し、該供給搬送手段として粉体ポンプを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかの現像装置において、上記供給搬送路内に、現像剤に対して、電荷を付与する電荷付与手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の現像装置において、上記電荷付与手段は、電極板と、該電極板と対向する対向電極板とを有し、上記電極板と上記対向電極との間に現像剤帯電極性と同極性に偏奇した交流電圧を印加したことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項8の現像装置において、上記供給搬送路は、管形状であって、上記電荷付与手段は、上記供給搬送路の中心部に設けられた金属線と、該金属線の電極と対向し、上記供給搬送路の内壁に接触する金属メッシュ状の対向電極とを有し、上記金属線の電極との間に現像剤帯電極性と同極性に偏奇した交流電圧を印加したことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項9または10の現像装置において、電極間で放電を発生させて、上記電極間に搬送されてきた現像剤に電荷を付与することを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項1乃至11いずれかの現像装置において、上記現像剤として、該現像剤投影時の円形度が90[%]以上の現像剤を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを有する画像形成装置において、上記現像手段として、請求項1乃至12のいずれかの現像装置を用いたことを特徴とするものである。
以下、本発明を、画像形成装置としての電子写真式レーザプリンタ(以下「プリンタ」という。)及び該プリンタに用いる現像装置に適用した実施形態1について説明する。
まず、図1を用いて、実施形態1に係るプリンタの全体の概略構成について説明する。このプリンタは、潜像担持体としてのドラム状の感光体1の周辺に、感光体1の表面を一様帯電する帯電装置2、画像情報に基づいて変調されたレーザー光線等を感光体1に照射する露光装置3、感光体1に形成された静電潜像に対し現像ローラ48上の帯電トナーを付着させることでトナー像を形成する現像装置4、感光体1上に形成されたトナー像を転写材としての不図示の転写紙に転写する転写装置5、転写後に感光体1上に残ったトナーを除去するクリーニング装置6等が順に配設されている。
また、図示しない給紙トレイ等から転写紙を給紙・搬送する図示しない給紙搬送装置と、転写装置5で転写されたトナー像を転写紙に定着する図示しない定着装置とが備えられている。
現像装置4は、現像剤担持体たる現像ローラ48、現像剤規制部材たる規制ブレード49、回収ブレード50などを備えた現像部41と、現像部41とは別体の一成分現像剤たるトナーを収容した現像剤収容部たるトナー収容部42とを備えている。現像部41とトナー収容部42とは、トナー収容部42内のトナーを現像部41へ搬送する供給搬送路46と、現像部41のトナーをトナー収容部43へ搬送するための回収搬送路43とで連結されている。供給搬送路46は、管形状の供給チューブ461により構成されており、回収搬送路43は、管形状の回収チューブ431により構成されている。
図に示すように、供給用エアーノズル51は、ティックコーポレーション株式会社製のマルチチャンネルジェットを用いており、不図示の供給チューブから供給された空気とトナーとの混合気が、現像ローラ48の軸方向に並列に配置された複数の吐出孔から均一に吐出するようになっている。これにより、現像ローラ48の表面に、軸方向に均一にトナーを供給することができる。
トナー収容部42は、トナー収容ボトル423と、トナー移送部421とを有している。トナー収容ボトル423には、使用初期においては、100〜150[g]のトナーが収容されている。トナー収容ボトル423は、装置本体に対して着脱可能となっており、下部が、トナー移送部421に装着されている。トナー移送部421は、トナー攪拌手段たるアジテータ424、このアジテータ424の下部には、搬送スクリュ422がそれぞれ縦方向に沿って並列配置されている。アジテータ424は、トナー移送部421内のトナーを攪拌することによりトナーが凝集するのを防止してトナーのブロッキング現象の発生を抑制するために設けられている。また、トナー収容ボトル423の上面には、開口部が設けられており、この開口部に、トナー分離部425が取り付けられている。トナー分離部425には、回収チューブ431が接続されている。
図4に示すように、本実施形態の供給用粉体ポンプ47は、従来公知の通称「モーノポンプ」と称されるものを用いた。
供給用粉体ポンプ47は、ゴム材料等の弾性体からなり、内部に螺旋溝を有するステータ471と、ステータ471内に挿入され、搬送スクリュ422と同軸上に配置された螺旋形状のロータ472とを有しており、ステータ471とロータ472とは、ホルダー473内に設けられている。ホルダー473は、トナー移送部421の図中左側の側板に取り付けられている。また、ホルダー473には、トナー吐出通路473aが設けられており、トナー吐出通路473aに、供給チューブ461が接続されている。また、ホルダー473には、空気連通路473bが形成されており、この空気連通路473bには、コネクタ474を介してエアー供給管475が接続されている。また、ホルダー473の内周面とステータ471の外周面との間には、1[mm]程度の極小隙間が形成されており、その隙間によって、空気連通路473bと、トナー吐出通路473aとが連通されている。
図5は、除電ユニット45の概略構成図である。
図に示すように、除電ユニット45は、回収チューブ内に残留トナー進行方向に対して平行に2枚の平行電極板45a、45bを有している。(以下、平行電極板45aを電極板といい、平行電極板45bを対向電極板という)電極板45aと対向電極板45bとのギャップは、0.5[mm]に設定されている。電極板45aと対向電極板45bとには、電源45cが接続されており、電極板45aと対向電極板45bとの間にVpp=300[V]、周波数2[KHz]の交流電圧、+100[V]の直流電圧が印加されている。これにより、電極間には、+400[V]、−200[V]の交流電圧が印加されることになり、トナーの帯電極性(負極性)と逆極性に偏奇した交流電圧を印加される。
図8は、除電ユニットの変形例を示す概略構成図である。
図に示すように、この変形例の除電ユニット450は、回収チューブ431の中央に設けられた金属ワイヤからなるワイヤ電極432と、回収チューブ431の環壁に配設された金属繊維で編んだメッシュ状の管からなる対向電極451とを有している。金属ワイヤからなるワイヤ電極432は、絶縁性の保持部材452により回収チューブ431の中央に保持されている。残留トナーを電極間で振動させ、電極に残留トナー接触させて除電する場合は、上述と同様、Vpp=300[V]、周波数2[KHz]の交流電圧、+100[V]の直流電圧を電極間に印加する。一方、放電により除電する場合は、Vpp=600[V]の交流電圧、+50〜100[V]の直流電圧を電極間に印加する。なお、トナーへの電荷量付与に関して、ワイヤ電極452と対向電極451の間隔に対して依存性が有るため、ワイヤ電極452と対向電極453の間隔は2[mm]程度に設定するのがこのましい。
図9は、ダイアフラムポンプ440の概略構成図である。
図に示すように、ダイアフラムポンプ440は、ダイアフラム442、吸引孔441と排気孔446とを有する本体部445などを有している。ダイアフラム442と本体部445とで作動室443が形成されている。吸引孔441の作動室443側端部には、吸引弁444が揺動可能に取り付けられており、排気孔446の作動室443と反対側の端部には、排気弁447が揺動可能に取り付けられている。
ダイアフラム442の接続部442aに不図示の駆動手段が接続されており、不図示の駆動手段により、ダイアフラム442を図中右側(本体部445側と反対側)へ引っ張ると、作動室443が負圧となる。すると、吸気弁444が開き、排気弁447が閉じて、吸引孔441から、残留トナーを空気とともに作動室443内へ吸引する。次に、ダイアフラム442を図中左側(本体部445側)へ移動すると、吸気弁444が閉じ、排気弁447が開いて、作動室443内に吸引された残留トナーが、排出される。このような動作を繰り返すことで、現像部41内の残留トナーが空気ともに吸引され、図3に示すトナー分離部425へ排出される。トナー分離部425の上部には、フィルター425aが設けられており、トナー分離部425へ排出された残留トナーと空気と混合気のうち、空気は、フィルター425aを介して、外部へ排出され、残留トナーは、自重で、トナー収容ボトル423の上面の開口部からトナー収容ボトル423内のトナー上に落下する。このとき、残留トナーの帯電量は、ほぼ0であるので、トナー収容ボトルの内壁などに静電的に付着することなく、トナー収容ボトル423内のトナー上に落下する。
また、現像部41とトナー収容部42とを別体にしているので、トナー収容部へ回収した残留トナーが、振動などで現像部41へ流出するのを抑制することができ、他のトナーよりも劣化が極端に進んだトナーが生じるのをより一層抑制することができる。
本実施形態のプリンタ100ではアルミ素管をベースとした剛体のドラム状の感光体1を用いているので、現像装置4の現像ローラ48は、可撓性を有する事が必要になる。そのため、ゴム材料などが良好で、硬度は10〜70[°](JIS−A)の範囲が良好である。また、現像ローラ48の直径は10〜30[mm]が好適である。本実施形態の現像装置4ではでは直径16[mm]のものを用いた。また、現像ローラ48の表面は適宜あらして粗さRz(十点平均粗さ)を1〜4[μm]とした。この表面粗さRzの範囲は、トナーの体積平均粒径に対して13〜80[%]となり、現像ローラ48の表面に埋没することなくトナーが搬送される範囲である。ここで、現像ローラ48のゴム材料として使用できるものとしてシリコン、ブタジエン、NBR、ヒドリン、EPDM等を挙げることができる。また現像ローラ48の硬度を下げるために、金属薄板を使用した無端状ベルト等も使用可能である。
A群:エチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4ブテンジオール、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA、ポリオキシエチレン化ビスフェノールA、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(3,3)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2,0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(2,0)−2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン等。
B群:マレイン酸、フマール酸、メサコニン酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、フタール酸、イソフタール酸、テレフタール酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、マロン酸、リノレイン酸、またはこれらの酸無水物または低級アルコールのエステル等。
C群:グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の3価以上のアルコール、トリメリト酸、ピロメリト酸等の3価以上のカルボン酸等。ポリオール樹脂としては、エポキシ樹脂と2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物、もしくはそのグリシジルエーテルとエポキシ基と反応する活性水素を分子中に1個有する化合物と、エポキシ樹脂と反応する活性水素を分子中に2個以上有する化合物を反応してなるものなどがある。
黒色顔料としては、カーボンブラック、オイルファーネスブラック、チャンネルブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、アニリンブラック等のアジン系色素、金属塩アゾ色素、金属酸化物、複合金属酸化物が挙げられる。
黄色顔料としては、カドミウムイエロー、ミネラルファストイエロー、ニッケルンイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキが挙げられる。
また、橙色顔料としては、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGKが挙げられる。
赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッド、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッドカルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3Bが挙げられる。
紫色顔料としては、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキが挙げられる。
青色顔料としては、コバルトブルー、アルカリブルー、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBCが挙げられる。
緑色顔料としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ等がある。
上記無機微粉体としてはSi、Ti、Al、Mg、Ca、Sr、Ba、In、Ga、Ni、Mn、W、Fe、Co、Zn、Cr、Mo、Cu、Ag、V、Zr等の酸化物や複合酸化物が挙げられる。これらのうち二酸化珪素(シリカ)、二酸化チタン(チタニア)、アルミナの微粒子が好適に用いられる。さらに、疎水化処理剤等により表面改質処理することが有効である。疎水化処理剤の代表例としては以下のものが挙げられる。
ジメチルジクロルシラン、トリメチルクロルシラン、メチルトリクロルシラン、アリルジメチルジクロルシラン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチルクロルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン、α−クロルエチルトリクロルシラン、p−クロルエチルトリクロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラン、クロルメチルトリクロルシラン、ヘキサフェニルジシラザン、ヘキサトリルジシラザン等。
また、少なくとも樹脂、顔料からなる粉体の表面に電荷制御剤を付着または固着させ、粉体表面形状を小さな周期と大きな周期を持つようにしても良い。その平均粒径は10〜200[nm]の小さい粒径のものが最適である。10[nm]より小さい粒径の場合には流動性に効果のある凹凸表面を作り出すことが難しく、200[nm]より大きい粒径の場合には粉体形状がラフになり、トナー形状の問題が生じる。
次に、上記実施形態1の場合と同様に、本発明を画像形成装置であるプリンタに適用した他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)について説明する。なお、本実施形態2のプリンタは、基本的には実施形態1と同様の構成を備えている。そのため、基本的な構成は実施形態1と同じなので説明を省略する。
図に示すように、実施形態2のプリンタにおいては、供給搬送路46に電荷付与手段たる電荷付与ユニット53を設けて、現像ローラ48表面へ供給するトナーに対して、電荷を付与して、帯電させる。
電荷付与ユニット53は、図5や、図8に示した除電ユニットと同様な構成である。そして、電極間にVpp=600[V]の交流電圧、−50〜100[V]の直流電圧を電極間に印加して、電極間に微弱な電流(暗電流)を流し、トナーに負電荷を付与し、トナーを帯電させる。また、帯電したトナーが電極間の電界により、電極間に滞留しないように、供給用粉体ポンプ47による搬送力を電界の拘束力よりも高く設定する。
なお、図13に示す添加剤埋没ランクの各ランクの評価基準は以下のとおりである。
ランク1:全ての外添剤が埋没して表面に残存していない状態。
ランク2:ほとんどの外添剤がトナーに埋没して表面に残存していない状態。
ランク3:ほとんどの外添剤がトナーに埋没しているが、トナー表面には残存している状態。
ランク4:一部の外添剤が埋没した状態。
ランク5:外添剤が埋没していない状態。
また、本発明に係る現像方法は、接触または非接触現像方式に使用する一成分現像方法を用いる。接触または非接触現像方式は色々な公知のものが使用される。例えば、アルミスリーブを用いた接触現像法、導電性ゴムベルトを用いた接触現像法、アルミ素管の表面にカーボンブラック、金属フィラー等を含む導電性樹脂層を形成した現像スリーブを用いる非接触現像法等がある。
除電ユニット45で残留トナーを除電してからトナー収容部へ残留トナーが回収されるので、トナー収容部内のトナーの帯電量が不均一になるのを抑制することができる。これにより、供給ローラへ供給されるトナーの帯電量が不均一になるのを抑制することができ、濃度ムラやドット再現性の低下を抑制することができる。また、現像ローラ表面から除去した現像後のトナーである残留トナーをトナー収容部に回収するので、現像ローラ表面から除去した残留トナーをトナー収容部へ回収しないものに比べて、除去したトナーが、除去後直ぐに現像ローラ表面へ再供給されるのを抑制することができる。これにより、極端に早く劣化するトナーが発生するのを抑制することができ、早期のフィルミング発生、トナーの凝集を抑制することができる。
また、電極を板とすることによって、除電ユニットを簡単な構成にすることができる。
4:現像装置
41:現像部
42:トナー収容部
43:回収搬送路
44:回収用粉体ポンプ
45:除電ユニット
46:供給搬送路
47:供給用粉体ポンプ
48:現像ローラ
49:規制ブレード
50:回収ブレード
51:供給用エアーノズル
52:回収用エアーノズル
53:電荷付与ユニット
412:供給ローラ
421:トナー移送部
422:搬送スクリュ
423:トナー収容ボトル
424:アジテータ
431:回収チューブ
461:供給チューブ
471 ステータ
Claims (13)
- 表面移動する表面に一成分現像剤を担持し、潜像担持体上の潜像に一成分現像剤を供給して潜像を現像する現像剤担持体と、
上記一成分現像剤を収容する現像剤収容部と、
該現像剤収容部の一成分現像剤を上記現像剤担持体へ供給する供給手段と、
現像領域通過後の上記現像剤担持体上の一成分現像剤を上記現像剤担持体表面から除去し、除去した現像剤を上記現像剤収容部へ回収する回収手段とを備えた現像装置において、
上記現像領域通過後の現像剤を上記現像剤収容部へ回収される前に除電する除電手段を備え、
上記現像剤収容部を、上記現像剤担持体を有する現像部と別体で設け、
該現像部と上記現像剤収容部とを、該現像剤収容部の現像剤を上記現像部へ搬送する供給搬送路と、上記現像部の現像剤を上記現像剤収容部へ搬送するための回収搬送路とで連結したことを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、
上記回収手段は、現像領域通過後の上記現像剤担持体上の現像剤を上記現像剤担持体から除去する除去手段と、該除去手段により除去された現像剤を上記回収搬送路を介して上記現像剤収容部へ搬送する回収搬送手段とを備え、
上記回収搬送手段として、粉体ポンプを用いたことを特徴とする現像装置。 - 請求項1または2の現像装置において、
上記除電手段を、上記回収搬送路内に設けたことを特徴とする現像装置。 - 請求項3の現像装置において、
上記除電手段は、電極板と、該電極板と対向する対向電極板とを有し、
上記電極板と上記対向電極との間に回収搬送内の現像剤の帯電極性と逆極性に偏奇した交流電圧を印加したことを特徴とする現像装置。 - 請求項3の現像装置において、
上記回収搬送路は、管形状であって、
上記除電手段は、上記回収搬送路の中心部に設けられた金属線の電極と、該金属線の電極と対向し、上記回収搬送路の内壁に接触する金属メッシュ状の対向電極とを有し、
上記金属線の電極と上記対向電極との間に現像剤の帯電極性と逆極性に偏奇した交流電圧を印加したことを特徴とする現像装置。 - 請求項4または5の現像装置において、
上記電極間で、放電を発生させて、上記電極間に搬送されてきた現像剤を除電することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至6いずれかの現像装置において、
上記供給手段は、上記現像剤収容部の現像剤を上記供給搬送路を介して上記現像剤担持体表面へ搬送する供給搬送手段を有し、
該供給搬送手段として粉体ポンプを用いたことを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至7いずれかの現像装置において、
上記供給搬送路内に、現像剤に対して、電荷を付与する電荷付与手段を設けたことを特徴とする現像装置。 - 請求項8の現像装置において、
上記電荷付与手段は、電極板と、該電極板と対向する対向電極板とを有し、
上記電極板と上記対向電極との間に現像剤帯電極性と同極性に偏奇した交流電圧を印加したことを特徴とする現像装置。 - 請求項8の現像装置において、
上記供給搬送路は、管形状であって、
上記電荷付与手段は、上記供給搬送路の中心部に設けられた金属線と、該金属線の電極と対向し、上記供給搬送路の内壁に接触する金属メッシュ状の対向電極とを有し、
上記金属線の電極との間に現像剤帯電極性と同極性に偏奇した交流電圧を印加したことを特徴とする現像装置。 - 請求項9または10の現像装置において、
電極間で放電を発生させて、上記電極間に搬送されてきた現像剤に電荷を付与することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至11いずれかの現像装置において、
上記現像剤として、該現像剤投影時の円形度が90[%]以上の現像剤を用いたことを特徴とする現像装置。 - 潜像を担持する潜像担持体と、
該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを有する画像形成装置において、
上記現像手段として、請求項1乃至12のいずれかの現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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