JP2010039390A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
現像装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010039390A JP2010039390A JP2008204747A JP2008204747A JP2010039390A JP 2010039390 A JP2010039390 A JP 2010039390A JP 2008204747 A JP2008204747 A JP 2008204747A JP 2008204747 A JP2008204747 A JP 2008204747A JP 2010039390 A JP2010039390 A JP 2010039390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- developing device
- carrier
- image
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】流動化粒子を添加した凝集度4%以上12%以下のトナー3を収容するホッパ4と、ホッパ4内のトナー粒子群を流動化させるアジテータ5と、潜像を形成された像担持体1に対向してホッパ4内に配置され像担持体1上の潜像にトナー3を付着させるトナー担持体2とを有し、アジテータ5で流動化させたトナー粒子群の流動化状態時にトナー担持体2に接触した時のトナー3のトナー担持体2に対する付着力が、トナー間付着力より大きくなるように構成され、かつ、トナー担持体2に供給するトナー3へ電荷を付与する電荷付与手段8がトナー担持体2に対向して配置されている現像装置10である。
【選択図】図1
Description
上述のトナー供給時とトナー薄層形成時にトナー3に強いストレスが与えられるので、樹脂で形成されたトナーを使用するプロセスではトナーが劣化してしまう。具体的には、トナー母体の周りに付着させている流動化粒子と呼ばれるシリカ、チタン等の添加剤のトナー樹脂内部への埋没であり、埋没することで流動性が低下してトナー担持体、規制部材に付着し易くなる。さらに摩擦熱も加わることで溶解してしまうことで、所謂トナー担持体へのフィルミング、規制部材へのトナー固着と言われる状態が発生する。トナー担持体と摩擦帯電するシステムでは、表層がトナー樹脂で覆われてしまうことでトナー同士の摩擦帯電と同じこととなり、所定の極性、帯電量が得られず地汚れが発生し易くなると共に現像量が低下して画像品質が低下する。
請求項1、12記載の発明の目的は、均一な層厚でトナーを供給し、担持させ、電荷を付与すると共にトナーの劣化を抑制できる現像装置および画像形成装置を実現し提供することにある。
請求項2〜6、12記載の発明の目的は、均一な層厚でトナーを供給し、担持させ、電荷を付与すると共にトナーの劣化を抑制できる現像装置および画像形成装置を実現し提供することにある。
請求項7、8、12記載の発明の目的は、トナーへのダメージを最小限にして電荷付与効率を向上できる現像装置および画像形成装置を実現し提供することにある。
請求項11、12記載の発明の目的は、トナーの流動化効率を向上できる現像装置および画像形成装置を実現し提供することにある。
請求項1記載の発明は、流動化粒子を添加した凝集度4%以上12%以下の非磁性1成分の現像剤としてのトナーを収容するトナー収容容器と、該トナー収容容器内のトナー粒子群を流動化させる流動化手段と、潜像を形成された像担持体に対向して上記トナー収容容器内に配置され上記像担持体上の潜像にトナーを付着させるトナー担持体とを有する現像装置であって、上記流動化手段で流動化させたトナー粒子群の流動化状態時に上記トナー担持体に接触した時のトナーの上記トナー担持体に対する付着力が、トナー間付着力より大きくなるように構成され、かつ、上記トナー担持体に供給するトナーへ電荷を付与する電荷付与手段が上記トナー担持体に対向して配置されていることを特徴とする。
請求項1、12記載の発明によれば、上記構成により、トナーを摩擦帯電させずに非静電的付着力で付着させ、非接触で帯電を行うことにより、トナーは従来のような機械的なストレスを受け難くなるので、経時でもトナー劣化を抑制でき、画像品質を維持することができる。
実施形態および変形例等に亘り、同一の機能を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。図および説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がないものは適宜断わりなく省略することがある。公開特許公報等の構成要素を引用して説明する場合は、その符号に括弧を付して示し、各実施形態等のそれと区別するものとする。
各画像形成部42Y、42M、42C、42Bkの感光体ドラム1Y、1M、1C、1Bkの配置位置の図1において下方には、シート状記録媒体である転写材の一例としての転写紙Pを吸着し搬送する搬送転写ベルト25が対向して張設されている。搬送転写ベルト25は、駆動ローラ35と従動ローラ37との間に掛け渡されて図中矢印方向(反時計回り)に走行搬送するようになっている。搬送転写ベルト25は、転写紙Pを静電吸着・担持し搬送する搬送転写手段ないし被転写媒体搬送手段として機能する。
図示しない操作パネルのキー操作等によりフルカラー画像形成の信号が送信されると、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各画像形成部42Y、42M、42C、42Bkが所定のタイミングでそれぞれ作動して、各感光体ドラム1Y、1M、1C、1Bk上に各色のトナー像が形成される。これを画像形成部42Yで例示すると、感光体ドラム1Yが図1中時計回り方向に回転するとともに、その外表面が帯電装置22Yにより一様に帯電された後、露光装置24Yの上記LDから画像信号に応じてレーザ光が照射され、上記ポリゴンミラーにより走査されつつ感光体ドラム1Y上に露光・結像されて、静電潜像が形成される。そして、静電潜像が形成された感光体ドラム1Yが現像装置23Yに対向すると、現像器23Y内の現像剤担持体ないしトナー担持体である現像ローラ200(図9参照)により現像器23Y内の非磁性1成分の現像剤であるトナー3(図9参照)が感光体ドラム1Yと対向する現像領域へ搬送されることで、トナーが感光体ドラム1Yの表面に形成された静電潜像に供給・付着されて現像され、感光体ドラム1Y上にイエロー(Y)の顕像化されたトナー像が形成される。
他色の画像形成部42M、42C、42Bkでも、画像形成部42Yと同様にしてトナー像が形成される。
一色目のイエロー(Y)のトナー像転写位置において、転写装置28Yにより形成される電界の作用で、イエロー(Y)のトナー像が転写紙Pに転写され、その転写が行われると同時に、転写紙Pは搬送転写ベルト25に静電吸着されて搬送転写ベルト25により搬送される。このようにしてイエロー(Y)のトナー像が転写された転写紙Pは、各色毎に順に設けられた転写装置28M、28C、28Bkと各感光体ドラム1M、1C、1Bkとの間の転写位置に順次搬送され、各感光体ドラム1M、1C、1Bk上に形成されたシアン(C)のトナー像、マゼンタ(M)のトナー像、ブラック(Bk)のトナー像が転写紙P上に順次転写される。こうして全ての色のトナー像が転写紙P上に転写されることでフルカラーのトナー像が転写紙P上に形成される。
図9において、符号1は、像担持体としてのドラム状の感光体(以下、「感光体ドラム」という)を、符号23は、感光体ドラム1上に形成された静電潜像を顕像化(可視像化)すべく現像する現像手段としての現像装置(以下、「現像器」と言い替える)を示す。
感光体ドラム1は、例えば図8に示した感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkの総括的な表現であり、現像装置23も例えば図8に示した現像装置23Y,23M,23C,23Bkの総括的な表現である。
感光体ドラム1の周りには、図8に示したと同様に図9中矢印で示す回転方向の順に、同図のほぼ真上に配置された図示しない帯電装置、図示しない露光装置からの露光、現像器23、図示しない転写装置、図示しないクリーニング装置が配置されていて、これらによって画像形成部が構成されている。
現像ローラ200は、その軸の両端部が、これを内蔵するハウジングである現像器ケーシング301の紙面の手前側および奥側に形成された図示しないケーシング側壁に、図9中矢印で示す回転方向(反時計回り)に回転自在に軸支されていて、図示しない駆動手段によって同方向に回転駆動される。
この際、現像ローラ200へのトナー供給時とトナー薄層形成時にトナー3に強いストレスが与えられるので、樹脂で形成されたトナーを使用するプロセスではトナーが劣化してしまうこととなる。具体的には、トナー母体の周りに付着させている流動化粒子と呼ばれるシリカ、チタン等の添加剤のトナー樹脂内部への埋没であり、埋没することで流動性が低下して現像ローラ200、規制部材400に付着し易くなる。さらに摩擦熱も加わることで溶解してしまうことで、所謂現像ローラ200(トナー担持体)へのフィルミング、規制部材40へのトナー固着と言われる状態が発生する。トナー担持体と摩擦帯電するシステムでは、表層がトナー樹脂で覆われてしまうことでトナー同士の摩擦帯電と同じこととなり、所定の極性、帯電量が得られず地汚れが発生し易くなると共に現像量が低下して画像品質が低下するという上述の問題が発生する。
本発明に係る現像装置は、接触または非接触現像方式に使用する1成分現像方法を用いる。接触または非接触現像方式は色々な公知のものが使用される。例えば、アルミスリーブを用いた接触現像法、導電性ゴムベルトを用いた接触現像法、アルミ素管の表面にカーボンブラック、金属フィラー等を含む導電性樹脂層を形成した現像スリーブを用いる非接触現像法等がある。
像担持体1は、図1等に示すものではドラム状で静電潜像を担持する感光体であるが、これに限らず、無端ベルト状のものも適宜使用される。トナー担持体(現像ローラ)2、アジテータ5、回収部材(回収ローラ)6は、それぞれ現像器ケーシングでもあるホッパ4に回転自在に軸支されている。
ワイヤ材質は、タングステン等が最適でその径は60μmのものを使用している。ケーシングによる有効幅は25〜35mmでケーシング背面との距離は5〜10mmである。グリッドは、その材質がSUS304等が最適で、その厚みは0.1mmスリットが複数入っておりその開口率は85〜90%が最適である。
本実施形態例ではワイヤに−6[kV]印加し、グリッドに−400[V]を印加している。この状態でトナー担持体2は低抵抗材料で形成されているのでトナーに降り注がないイオンは現像ローラ2に流れる。本条件ではトナー付着量が0.3[mg/cm2]で、帯電量が平均で−21.5[μC/g]となり、帯電量分布も比較的シャープな状態であった。ここでトナー3に電荷が付与され、さらに搬送されることで、現像領域において静電潜像を担持している像担持体1と対向し潜像電界と現像ローラ2に印加された現像バイアスによる電界で現像が行われ顕像化される。その後、図8を参照して説明したと同様の工程、すなわち適宜、転写、定着工程を経て画像が形成される。なお、現像されなかったトナー3はバイアス電圧が印加され、トナー担持体2と同速、同方向に回転する回収部材(回収ローラ)6により回収されて適宜ホッパ4へ戻される。
電荷付与手段8は、本実施形態のワイヤチャージャに限らず、例えば放電可能なローラ状部材であってもよい(請求項8)。
トナー担持体2の表層コート材料は、シリコン、アクリル、ポリウレタン等の樹脂、ゴムを含有する材料を挙げることができる。また別の材料としては、フッ素を含有する材料を挙げることができる。フッ素を含んだいわゆるテフロン(登録商標)系材料は表面エネルギーが低く、離型性が優れるため、経時におけるトナーフィルミングが極めて発生しにくい。また、上記表層コート材料に用いることができる一般的な樹脂材料として、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニールエーテル(PFA)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン重合体(FEP)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)、クロロトリフルオロエチレン・エチレン共重合体(ECTFE)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ポリビニルフルオライド(PVF)等を挙げることができる。これに導電性を得るために適宜カ−ボンブラック等の導電性材料を含有させることが多い。さらに均一にトナー担持体2にコートできるように、他の樹脂を混ぜ合わせることもある。電気抵抗に関してはコート層を含めてバルクの体積抵抗率を設定するもので、103〜108Ω・cmに設定できるようにベース層の抵抗と調整を行う。本実施形態で使用するベース層の体積抵抗率は103〜105Ω・cmなので、表層の体積抵抗率は少し高めに設定することがある。
現像装置10では、像担持体1として具体的にアルミ素管をベースとした剛体のドラム状の感光体1を用いているので、トナー担持体2はゴム材料が良好で、硬度は10〜70°(JIS−A)の範囲が良好である。また、トナー担持体2の直径は10〜30mmが好適である。本実施形態では直径16mmのものを用いた。また、トナー担持体2の表面は適宜あらして粗さRz(十点平均粗さ)を1〜4μmとした。この表面粗さRzの範囲は、トナー3の体積平均粒径に対して13〜80%となり、トナー担持体2の表面に埋没することなくトナー3が搬送される範囲である。ここで、現像ローラ2のゴム材料として使用できるものとしてシリコン、ブタジエン、NBR、ヒドリン、EPDM等を挙げることができる。またトナー担持体2の硬度を下げるために、金属薄板を使用した無端ベルト等も使用可能である。
トナー3の凝集度の測定は特開平7−160033号公報に記載されているトナー凝集度の測定方法および定義が一般的に使用されている。このトナー凝集度の測定方法は、「篩の目開きが150μm(上段)、75μm(中段)、45μm(下段)の組合せの第1組のものと、篩の目開きが75μm(上段)、45μm(中段)、22μm(下段)の組合せの第2組のものとを用い、上段の篩にトナー2グラムを載せ、振幅1mmで、T=20+|(1.6−W)/0.016|[sec.]但しWはトナーの動的見掛け比重であって、W=(P−a)c/100+aの数式で計算され、P;固め見掛け比重、a;ゆるみ見掛け比重、c;ゆるみ見掛け比重と固め見掛け比重との比から求めた圧縮度、の数式で計算された時間を振動させた後、各篩に残留したトナーの重量を測定して次の式で計算し、
(1)|(上段に残ったトナー重量)/2|×100
(2)|(中段に残ったトナー重量)/2|×100×(3/5)
(3)|(下段に残ったトナー重量)/2|×100×(1/5)
上記3つの計算値の合計をトナーの凝集度と定義している。
樹脂としては、ポリスチレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、スチレンアクリル樹脂、スチレンメタクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂、ビニル樹脂、ポリオレフィン樹脂、スチレンブタジエン樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、シリコン樹脂、ブチラール樹脂、テルペン樹脂、ポリオール樹脂等がある。ビニル樹脂としては、ポリスチレン、ポリ−p−クロロスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレンおよびその置換体の単重合体:スチレン−p−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロロメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合体:ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等がある。
A群:エチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4ブテンジオール、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA、ポリオキシエチレン化ビスフェノールA、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(3,3)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2,0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(2,0)−2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン等。
B群:マレイン酸、フマール酸、メサコニン酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、フタール酸、イソフタール酸、テレフタール酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、マロン酸、リノレイン酸、またはこれらの酸無水物または低級アルコールのエステル等。
黒色顔料としては、カーボンブラック、オイルファーネスブラック、チャンネルブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、アニリンブラック等のアジン系色素、金属塩アゾ色素、金属酸化物、複合金属酸化物が挙げられる。
黄色顔料としては、カドミウムイエロー、ミネラルファストイエロー、ニッケルンイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキが挙げられる。
また、橙色顔料としては、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGKが挙げられる。
赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッド、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッドカルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3Bが挙げられる。
青色顔料としては、コバルトブルー、アルカリブルー、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBCが挙げられる。
緑色顔料としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ等がある。
これら顔料は、1種または2種以上を使用することができる。特にカラートナーにおいては、良好な顔料の均一分散が必須となり、顔料を直接大量の樹脂中に投入するのではなく、一度高濃度に顔料を分散させたマスターバッチを作製し、それを希釈する形で投入する方式が用いられている。この場合、一般的には、分散性を助けるために溶剤が使用されていたが、環境等の問題があり、本実施形態では水を使用して分散させた。水を使用する場合、マスターバッチ中の残水分が問題にならないように、温度コントロールが重要になる。
また、本実施形態におけるトナー3には定着時のオフセット防止のために離型剤を内添することが可能である。離型剤としては、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックスなどの天然ワックス、モンタンワックスおよびその誘導体、パラフィンワックスおよびその誘導体、ポリオレフィンワックスおよびその誘導体、サゾールワックス、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、アルキルリン酸エステル等がある。これら離型剤の融点は65〜90℃であることが好ましい。この範囲より低い場合には、トナーの保存時のブロッキングが発生しやすくなり、この範囲より高い場合には定着装置における定着ローラ温度が低い領域でオフセットが発生しやすくなる場合がある。
樹脂は、結晶性ポリエステルを用いても良い。結晶性を有し、分子量分布がシャープでかつその低分子量分の絶対量を可能な限り多くした脂肪族系ポリエステルである。この樹脂はガラス転移温度(Tg)において結晶転移を起こすと同時に、固体状態から急激に溶融粘度が低下し、紙への定着機能を発現する。この結晶性ポリエステル樹脂の使用により、樹脂のTgや分子量を下げ過ぎることなく低温定着化を達成することができる。そのため、Tg低下に伴なう保存性の低下はない。また、低分子量化に伴なう高すぎる光沢や耐オフセット性の悪化もない。したがってこの結晶性ポリエステル樹脂の導入は、トナーの低温定着性の向上に非常に有効である。
また、少なくとも樹脂、顔料からなる粉体の表面に電荷制御剤を付着または固着させ、粉体表面形状を小さな周期と大きな周期を持つようにしても良い。その平均粒径は10〜200nmの小さい粒径のものが最適である。10nmより小さい粒径の場合には流動性に効果のある凹凸表面を作り出すことが難しく、200nmより大きい粒径の場合には粉体形状がラフになり、トナー形状の問題が生じる。
また、本実施形態のトナーには、実質的な悪影響を与えない範囲内でさらに他の添加剤、例えばテフロン(登録商標)粉末、ステアリン酸亜鉛粉末、ポリフッ化ビニリデン粉末の如き滑剤粉末;あるいは酸化セリウム粉末、炭化珪素粉末、チタン酸ストロンチウム粉末などの研磨剤;あるいは例えばカーボンブラック粉末、酸化亜鉛粉末、酸化スズ粉末等の導電性付与剤を現像性向上剤として少量用いることもできる。また、本評価法は混練り工程や粉砕工程を用いないで作製するスプレードライ法などで作製したトナー、カプセルトナーにも使用できる。
図3および図4を参照して、第2の実施形態を説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態と比較して、現像装置10に代えて、図3に示す現像装置10Aを用いる点が主に相違する。
第2の実施形態の現像装置10Aは、第1の実施形態の現像装置10と比較して、ローラ状部材で形成されたトナー担持体2に代えて、トナー担持体2Aが無端状ベルト11で構成され、像担持体1にトナー3を供給するトナー供給領域に凹凸を有した凹凸ローラ12が配設される。無端状ベルト11は、共にホッパ4に回転自在に軸支された凹凸ローラ12とローラ13との間に巻き掛け・張設されている。凹凸ローラ12は、図示しない電動モータ等の駆動源により回転駆動される駆動ローラであり、ローラ13は無端状ベルト11を介して従動する従動ローラである。
第2の実施形態は、上述の相違点以外は、第1の実施形態の現像装置10およびその画像形成装置と同様である。
ここで、トナー担持体2Aにおける無端状ベルト11の像担持体1側に配置された凹凸ローラ12の表面には複数の凹凸・鋸歯状の突起が設けられてある。凹凸ローラ12は、断面円筒状ないし円形状の部材である。図4に示すように、凹凸ローラ12は、その直径が2〜3[mm]で、凹凸の高さが0.5〜1.5[mm]の高さである。これは一例であって凹凸ローラ12の突起の直径および高さは適宜決めることができるが、トナー供給領域で突起の裏打ちにより該トナー担持体2Aの無端状ベルト11形状が突起にならい、材料が可撓性を有することから表面積が大きくなった状態でトナー3が供給されることになる。トナー担持体2Aへは約トナー3の一層が付着し、トナー3の供給後は伸ばされた部分が元に戻り復元するので、実質はトナー付着量が増加する。これによりトナー担持体2Aへのトナー供給量を多めに制御することが可能となる。
凹凸ローラ12の凹凸突起の高さの設定は、可撓性部材である無端状ベルト11がローラ状部材である凹凸ローラ12と別のローラ状部材13との間に巻き掛けられる際の張力を調整することで、上記凹凸の高さを調整することが可能となる。
図6を参照して、第3の実施形態を説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態と比較して、現像装置10に代えて、図6に示す現像装置10Bを用いる点が主に相違する。
第2の実施形態の現像装置10Bは、第1の実施形態の現像装置10と比較して、アジテータ5を除去しこれに代えて、流動化手段としての振動部材7を用い、これをホッパ4外壁面に当接させた点のみ相違する。
第3の実施形態は、上述の相違点以外は、第1の実施形態の現像装置10およびその画像形成装置と同様である。
図7を参照して、第4の実施形態を説明する。第4の実施形態は、第1の実施形態と比較して、現像装置10に代えて、図7に示す現像装置10Cを用いる点が主に相違する。
第4の実施形態の現像装置10Cは、第1の実施形態の現像装置10と比較して、ホッパ4内のトナー粒子群に、トナー3を帯電させる粒子状のトナー帯電部材16が分散されている点が相違する。
第4の実施形態は、上述の相違点以外は、第1の実施形態の現像装置10およびその画像形成装置と同様である。
粒子状のトナー帯電部材16は、これに限らず、導電性樹脂で形成してもよい(請求項10)。
このようなプロセスカートリッジを構成した実施形態によれば、上述した第1〜第4の実施形態等の利点・作用効果を奏することは元より、プロセスカートリッジを有しているので、図8に示す装置本体45への着脱を容易にし、操作性を向上することができる。
本発明を実施例を含む特定の実施形態等について説明したが、本発明が開示する技術的範囲は、上述した実施形態等に例示されているものに限定されるものではなく、それらを適宜組み合わせて構成してもよく、本発明の範囲内において、その必要性および用途等に応じて種々の実施形態や変形例あるいは実施例を構成し得ることは当業者ならば明らかである。
2 トナー担持体(現像剤担持体)
3 トナー(非磁性1成分現像剤)
4 ホッパ(現像剤収容器、トナー収容容器)
5 アジテータ(流動化手段・流動化部材、攪拌部材)
6 回収部材
7 振動部材(流動化手段・流動化部材)
8 電化付与手段
10、10A,10B,10C 現像装置(現像手段)
11 無端状ベルト(無端ベルト状の部材)
14 エアノズル(エア流れ生成手段)
15 エアポンプ(エア流れ生成手段)
16 トナー帯電部材(現像剤帯電部材)
50 フルカラー画像形成装置(画像形成装置)
P 転写紙(シート状記録媒体)
Claims (12)
- 流動化粒子を添加した凝集度4%以上12%以下の非磁性1成分の現像剤としてのトナーを収容するトナー収容容器と、該トナー収容容器内のトナー粒子群を流動化させる流動化手段と、潜像を形成された像担持体に対向して上記トナー収容容器内に配置され上記像担持体上の潜像にトナーを付着させるトナー担持体とを有する現像装置であって、
上記流動化手段で流動化させたトナー粒子群の流動化状態時に上記トナー担持体に接触した時のトナーの上記トナー担持体に対する付着力が、トナー間付着力より大きくなるように構成され、かつ、上記トナー担持体に供給するトナーへ電荷を付与する電荷付与手段が上記トナー担持体に対向して配置されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
上記流動化手段は、上記トナー粒子群にエア流れを供給するエア流れ生成手段であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
上記流動化手段は、上記トナー収容容器に当接して、該トナー収容容器内のトナー粒子群に振動を与える振動部材であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
上記流動化手段は、トナー収容容器内に配設され回転可能な軸を備えその周りに軸の回転と共に移動する羽根を有し、上記トナー収容容器内のトナーを上部に持ち上げた後、上記トナー担持体表面に落下させる機能を有する攪拌部材からなることを特徴とする現像装置。 - 請求項1ないし4の何れか一つに記載の現像装置において、
上記トナー担持体を、無端ベルト状としたことを特徴とする現像装置。 - 請求項5記載の現像装置において、
上記トナー担持体の表層となる部分を上記無端ベルト状の可撓性部材で形成し、かつ、上記像担持体へのトナー供給領域と対向する位置に凹凸を形成された回転駆動可能なローラ状部材を配置し、上記可撓性部材が該ローラ状部材と別のローラ状部材との間に巻き掛けられる際の張力を調整することで、上記凹凸の高さを調整することを特徴とする現像装置。 - 請求項1ないし6の何れか一つに記載の現像装置において、
上記電荷付与手段は、放電可能なワイヤチャージャであることを特徴とする現像装置。 - 請求項1ないし6の何れか一つに記載の現像装置において、
上記電荷付与手段は、放電可能なローラであることを特徴とする現像装置。 - 請求項1ないし8の何れか一つに記載の現像装置において、
トナーと逆極性の帯電特性を有した粒子形状のトナー帯電部材を、上記トナー収容容器内のトナーに混合し帯電させて、上記トナー収容容器および上記トナー担持体間に電界を形成してトナーを供給することを特徴とする現像装置。 - 請求項9記載の現像装置において、
上記トナー帯電部材は、導電性樹脂であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1ないし10の何れか一つに記載の現像装置において、
使用するトナーの形状が、投影時に円形度が90%以上であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1ないし11の何れか一つに記載の現像装置を、予め潜像を形成した像担持体に対向して配置し、該現像装置の上記トナー担持体と上記像担持体との間に電界を形成して現像を行うことで顕像化し、該顕像を被転写媒体に転写する転写工程、定着工程を経て画像を得ることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008204747A JP2010039390A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 現像装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008204747A JP2010039390A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 現像装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010039390A true JP2010039390A (ja) | 2010-02-18 |
Family
ID=42011976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008204747A Pending JP2010039390A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 現像装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010039390A (ja) |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49104639A (ja) * | 1973-01-09 | 1974-10-03 | ||
JPS5792355A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-08 | Toshiba Corp | Developing device |
JPH041566U (ja) * | 1990-04-13 | 1992-01-08 | ||
JPH08202143A (ja) * | 1995-01-21 | 1996-08-09 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、画像形成装置及び現像装置の使用方法 |
JP2001249494A (ja) * | 2000-03-02 | 2001-09-14 | Canon Inc | 非磁性一成分トナー、画像形成方法およびプロセスカートリッジ |
JP2002139902A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-17 | Ricoh Co Ltd | トナー補給装置および画像形成装置 |
JP2004252487A (ja) * | 2004-05-25 | 2004-09-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 無端ベルトを用いた画像形成装置 |
JP2005091959A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Ricoh Co Ltd | 静電荷現像装置、静電荷現像用トナーおよび画像形成装置 |
JP2006221149A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-08-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006309007A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、現像装置、プロセスカートリッジ |
JP2007004206A (ja) * | 2006-09-28 | 2007-01-11 | Sharp Corp | 現像方法および画像形成装置 |
JP2008070587A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Brother Ind Ltd | 現像剤供給装置及び画像形成装置 |
-
2008
- 2008-08-07 JP JP2008204747A patent/JP2010039390A/ja active Pending
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49104639A (ja) * | 1973-01-09 | 1974-10-03 | ||
JPS5792355A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-08 | Toshiba Corp | Developing device |
JPH041566U (ja) * | 1990-04-13 | 1992-01-08 | ||
JPH08202143A (ja) * | 1995-01-21 | 1996-08-09 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、画像形成装置及び現像装置の使用方法 |
JP2001249494A (ja) * | 2000-03-02 | 2001-09-14 | Canon Inc | 非磁性一成分トナー、画像形成方法およびプロセスカートリッジ |
JP2002139902A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-17 | Ricoh Co Ltd | トナー補給装置および画像形成装置 |
JP2005091959A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Ricoh Co Ltd | 静電荷現像装置、静電荷現像用トナーおよび画像形成装置 |
JP2004252487A (ja) * | 2004-05-25 | 2004-09-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 無端ベルトを用いた画像形成装置 |
JP2006221149A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-08-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006309007A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、現像装置、プロセスカートリッジ |
JP2008070587A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Brother Ind Ltd | 現像剤供給装置及び画像形成装置 |
JP2007004206A (ja) * | 2006-09-28 | 2007-01-11 | Sharp Corp | 現像方法および画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008020909A (ja) | 現像剤 | |
JP5346897B2 (ja) | 現像剤セット | |
JP2008020906A (ja) | 現像剤および画像形成方法 | |
US8389186B2 (en) | Toner set, developer set, image forming apparatus, and image forming method | |
JP2006243622A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2011232599A (ja) | 電子写真用現像剤 | |
JP5196919B2 (ja) | 現像装置とこれを備えた画像形成装置 | |
JP2007298977A (ja) | トリクル現像方式の画像形成方法、それに用いる現像剤とその作製方法、及び画像形成装置 | |
JP5364660B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP5174568B2 (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP5196307B2 (ja) | 現像剤供給装置、現像装置、画像形成装置及び現像剤供給方法 | |
JP5445918B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5463756B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2007248971A (ja) | キャリアおよび画像形成方法並びに画像形成装置 | |
JP2010039390A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5397734B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5263675B2 (ja) | 現像剤供給装置、現像装置および画像形成装置 | |
JP2004280072A (ja) | 画像形成装置及び補給用現像剤キット | |
JP5354366B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP5207129B2 (ja) | 画像形成方法および現像装置 | |
JP4423890B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP5464476B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5212807B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JPH0812445B2 (ja) | 静電荷像現像方法および装置 | |
JPH07104504A (ja) | 電子写真用カラー現像剤および現像方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120925 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130618 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130802 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140128 |