JP2007004206A - 現像方法および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高解像度の画像形成においても低濃度部では粒状感なく、安定して小さなドットを形成することにより安定した階調性を実現し、かつ高濃度部では十分な濃度を得ることにより画質の向上、現像の安定性を図ることのできる現像方法および画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体1と現像ローラ41との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が、その電位差が小さい領域とその電位差が大きい領域とで異なり、その電位差が小さい領域での現像濃度の増加率の方がその電位差が大きい領域での現像濃度の増加率より小さく、現像濃度の増加率が小さい領域の現像濃度の上限が0.3以上である現像特性で現像することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置およびその画像形成装置を用いた現像方法に関するものである。
まず従来の画像形成装置について説明する。
図12は、従来の電子写真方式を用いた画像形成装置の概要図である。図12を参照して、画像形成装置は、感光体1と、帯電装置2と、露光装置3と、現像装置4と、転写装置6と、クリーナ7と、光除電ランプ8とを主に有している。感光体1はほぼ中央部に配置され、その感光体1の周囲に対向するように帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置6、クリーナ7および光除電ランプ8が感光体1の回転方向にこの順序で配置されている。
なお、露光装置3は、半導体レーザ301と、レーザビームを走査するポリゴンミラー302と、レーザビームを感光体1上に所望の形状および走査速度で結像させるためのレンズ系303とからなっている。
この画像形成装置の動作においては、まず感光体1が帯電装置2によって予め所望の電位まで表面を帯電される。この後、露光装置3によって、画像情報に応じた潜像ポテンシャルが感光体1に形成される。この後、感光体1上に形成された静電潜像が、感光体1の回転により現像装置4との対向領域である現像領域に搬送される。
この現像領域では、表面に予め所望の値に帯電・層厚規制された現像剤(以下、トナーと称する)を担持した現像ローラが感光体1に対向して配置されており、そのトナーが潜像パターンに従って感光体1に移動して顕像化される。感光体1の潜像ポテンシャルをトナーにより顕像化した後、感光体1の回転によりトナー像が転写装置6の設置されている転写領域に搬送される。
そして、図示しない給紙装置によって給紙された転写紙Pが、転写領域に搬送されて感光体1上のトナー像と同期して接触する。転写装置6には感光体1のトナーを転写紙Pに移動する側の極性の電圧が印加され、感光体1のトナー像が転写紙Pに移動する。転写紙Pはトナー像が転写された後に搬送されて、一般には熱定着装置(図示せず)によって転写紙P上に融解・定着されて排紙されていく。一方、転写領域通過後の感光体1上に残留した未転写トナーはクリーナ7によって感光体1から除去され、感光体1の残留電荷をイレースする光除電ランプ8によって電位のリフレッシュが行なわれて、初めの工程に戻る。
このような電子写真方式の画像形成装置において、文字などはトナーによるドットの有無により2値記録され、写真画像などの場合にはディザ法などにより複数の2値記録されたドットからなる画素単位によって中間調が表現されていた。しかしながら、表現できる階調数を多くするために1画素内のドット数を多くすると、画素サイズが大きくなり、画素数で規定される解像度が下がってしまう。
この点に対処するために、1ドットの潜像を形成する際のレーザビームの点灯時間を変調して1ドットのサイズを変調したり、レーザビームの強度を変調して1ドットの濃度を変調することにより、画素サイズを変えることなく1画素で表現できる階調数を多くする方法が用いられている。そして前記レーザビームの点灯時間を変調するパルス幅変調に関
する技術が、たとえば特開平3−4244号公報に開示されている。この公報では、レーザビームのスポット径をドットピッチ(400dpiの場合63.5μm)の0.7倍以下にすることにより、潜像ポテンシャルのコントラストが大きくなり、画像濃度の低い画像部での階調の制御性および安定性を向上することができるとされている。
特開平3−4244号公報
近年、高解像度化に対する市場の要求が高まり、たとえば文字などの斜め線の部分がスムーズに見えるよう1200dpi程度の解像度が望まれている。またハイライト部の粒状感を向上するために1ドットが20μm程度で形成されることが望まれている。
高解像度化に伴ってレーザでの書込ピッチが小さくなると、孤立したドットでは、たとえレーザの露光スポットが書込ピッチより小さくまたはそのエネルギ分布がシャープであったとしても、レーザによる露光後に感光体内に発生した電荷の拡散などにより電位分布がなだらかなものになる。つまり、図13(a)に示すように孤立ドットに対応した感光体表面の電位は、図13(b)の実線で示すように角型性がよい方が望ましいが、電荷の拡散などにより一点鎖線で示すようになだらかなものになる。さらに、ドットピッチが小さくなるほど感光体表面の電位が形成する電位分布もなだらかになり、電位のピーク値(=現像電位差)も図13(b)の一点鎖線で示すように小さくなる。このため、孤立ドットでは、もはやデジタル的な現像は不可能となりアナログ的に現像が行なわれるようになる。
この点を図14〜図17を用いて説明する。
図14は、ドットピッチおよび露光スポットが比較的大きい場合のパルス幅変調によって形成された感光体上の潜像による1ドットのトナー層面の電位分布を示している。図14中の破線tは図17に示す一般的な現像特性に対応する現像開始レベルの電位を示し、破線sは同じく現像量飽和レベルの電位を示している。
ドットピッチ、露光スポットがともに比較的大きい場合、この図14に示すように階調の下位レベルのドットは現像開始レベルtに達しないため現像されない。特開平3−4244号公報に記載された発明では、この点を解決するためにレーザスポットを小さくすることにより、図15に示すように階調の下位レベルのドットにおいても現像量飽和レベルsを超えることができるため、安定に現像することが可能となる。
しかし、特開平3−4244号公報の技術を用いても、1200dpi程度の解像度を実現できる程度にドットピッチが小さくなると、レーザスポットを小さくしても潜像によるトナー層面の電位分布は図16に示すように階調の上位レベルのドットでさえ濃度飽和領域ではなく濃度立上がり領域で現像することとなる。この濃度立上がり領域では潜像によるトナー層内での電位分布やトナーの帯電量や付着量で決まるトナー層の電位の微小なばらつきがドット径のばらつきとなるため、特に低濃度領域において安定した階調性を実現することが困難となる。
本発明は上記の事情に鑑み、高解像度の画像形成においても低濃度部では粒状感なく、安定して小さなドットを形成することにより安定した階調性を実現し、かつ高濃度部では十分な濃度を得ることにより、画質の向上、現像の安定性を図ることのできる現像方法および画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明の一の局面に従う現像方法は、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現
像剤を担持し現像部にて静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置による現像方法において、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が、電位差が小さい領域と電位差が大きい領域とで異なり、電位差が小さい領域での現像濃度の増加率の方が電位差が大きい領域での現像濃度の増加率より小さく、現像濃度の増加率が小さい領域の現像濃度の上限が0.3以上である現像特性で現像することを特徴とするものである。
本発明の一の局面に従う現像方法では、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差が小さい領域で現像濃度の増加率が小さいため、ドットのばらつきを抑えることができる。また、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差が大きい領域で現像濃度の増加率が大きいため、十分な画像濃度を得ることができる。
これにより、高解像度の画像形成においても低濃度部では粒状感なく、安定して小さなドットを形成することで安定した階調性を実現でき、かつ高濃度部では十分な濃度を得ることにより、画質の向上、現像の安定性を図ることができる。
なお、現像濃度の増加率の小さい領域の現像濃度の上限を0.3以上としたのは、0.3以上であれば孤立したドットを安定して形成することができるからである。
上記一の局面に従う現像方法において好ましくは、現像濃度の増加率が小さい領域の現像濃度の上限値が0.5以上である現像特性で現像が行われる。
これにより、環境の変動などにより大きな電位変動が生じても、孤立したドットを安定して形成することができる。
本発明の他の局面に従う現像方法は、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置による現像方法において、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤で現像した後に、電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤で現像することを特徴とするものである。
本発明の他の局面に従う現像方法では、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤で現像した後に、その増加率の大きい現像剤で現像するため、その電位差が小さい領域での現像濃度の増加率をその電位差が大きい領域での現像濃度の増加率より小さくすることができる。このように静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差が小さい領域で現像濃度の増加率が小さいため、ドットのばらつきを抑えることができる。また、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差が大きい領域で現像濃度の増加率が大きいため、十分な画像濃度を得ることができる。
これにより、高解像度の画像形成においても低濃度部では粒状感なく、安定して小さなドットを形成することで安定した階調性を実現でき、かつ高濃度部では十分な濃度を得ることにより、画質の向上、現像の安定性を図ることができる。
本発明の一の局面に従う画像形成装置は、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、それぞれが表面に現像剤を担持し現像部にて静電潜像担持体に対向する第1および第2の現像剤担持体とを備え、第1の現像剤担持体と静電潜像担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率は、第2の現像剤担持体と静電潜像担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率よりも小さく、第1の現像剤担持体は静電潜像担持体の移動方向に対して第2の現像剤担持体より上流側に配置されていることを特徴とするものである。
本発明の一の局面に従う画像形成装置では、静電潜像担持体の移動方向に対して第1の現像剤担持体を第2の現像剤担持体よりも上流側に配設することにより、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤で現像した後に、その電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤で現像することができる。これにより、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差が小さい領域での現像濃度の増加率の方がその電位差が大きい領域での現像濃度の増加率より小さくなる。静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差が小さい領域で現像濃度の増加率が小さいため、ドットのばらつきを抑えることができる。また、その電位差が大きい領域で現像濃度の増加率が大きいため、十分な画像濃度を得ることができる。
これにより、高解像度の画像形成においても低濃度部では粒状感なく、安定して小さなドットを形成することで安定した階調性を実現でき、かつ高濃度部では十分な濃度を得ることにより、画質の向上、現像の安定性を図ることができる。
上記一の局面に従う画像形成装置において好ましくは、第1の現像剤担持体上の現像剤の比電荷量は、第2の現像剤担持体上の比電荷量より大きい。
これにより、第1の現像剤担持体と静電潜像担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率を小さくでき、かつ第2の現像剤担持体と静電潜像担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率を大きくすることができる。
上記一の局面に従う画像形成装置において好ましくは、第1の現像剤担持体上の現像剤と第2の現像剤担持体上の現像剤との少なくとも一方の現像剤に、単極性の電荷を付与することにより所望の帯電量を与える電荷発生装置がさらに備えられている。
これにより、2つの現像装置に同じトナーを用いても、電荷発生装置によって第1の現像剤担持体上の現像剤の比電荷量を第2の現像剤担持体上の比電荷量より大きくなるように電荷を付与することができる。
上記一の局面に従う画像形成装置において好ましくは、第1の現像剤担持体の抵抗値は第2の現像剤担持体の抵抗値より小さい。
現像剤担持体の抵抗値が大きいほど、その現像剤担持体上の現像剤の電位が小さくなる。このため、第1の現像剤担持体の抵抗値を第2の現像剤担持体の抵抗値より小さくすることで、2つの現像装置に同じトナーを用いても、第1の現像剤担持体上の現像剤の比電荷量を第2の現像剤担持体上の比電荷量を大きくすることができる。
本発明の他の局面に従う画像形成装置は、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と、その電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが、単一の現像剤担持体上に形成され、増加率が小さい現像剤を現像した後に増加率が大きい現像剤を現像することを特徴とするものである。
本発明の他の局面に従う画像形成装置では、1つの現像装置で小さなドットの均一形成と黒ベタ画像の光学濃度を両立することができるため、部品点数を少なくできるだけでなく装置全体のサイズを小型化することができる。
本発明のさらに他の局面に従う画像形成装置は、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画
像形成装置において、現像剤担持体は現像剤担持体の移動方向に対して交互に設けられた高抵抗部と低抵抗部とを有し、単極性の電荷を現像剤担持体上の現像剤に付与する電荷発生装置を備え、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが単一の現像剤担持体上に形成されることを特徴とするものである。
このように高抵抗部と低抵抗部とが交互に設けられた現像剤担持体を用いることによって、1つの現像装置で小さなドットの均一形成と黒ベタ画像の光学濃度を両立することができるため、部品点数を少なくできるだけでなく装置全体のサイズを小型化することができる。
本発明のさらに他の局面に従う画像形成装置は、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、現像剤担持体は現像剤担持体の移動方向に対して交互に設けられた高静電容量部と低静電容量部とを有し、単極性の電荷を現像剤担持体上の現像剤に付与する電荷発生装置を備え、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが単一の現像剤担持体上に形成されることを特徴とするものである。
このように高静電容量部と低静電容量部とが交互に設けられた現像剤担持体を用いることによって、1つの現像装置で小さなドットの均一形成と黒ベタ画像の光学濃度を両立することができるため、部品点数を少なくできるだけでなく装置全体のサイズを小型化することができる。
本発明のさらに他の局面に従う画像形成装置は、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、現像剤担持体が電荷発生装置と対向する面とは反対の面に現像剤担持体と接触して移動可能な支持部材を備え、支持部材は支持部材の移動方向に対して設けられた2組の電極パターンを有し、2組の電極パターンに異なる電圧が印加されており、単極性の電荷を現像剤担持体上の現像剤に付与する電荷発生装置を備え、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが単一の現像剤担持体上に形成されることを特徴とするものである。
このように2組の電極パターンに異なる電圧を印加することによって、1つの現像装置で小さなドットの均一形成と黒ベタ画像の光学濃度を両立することができるため、部品点数を少なくできるだけでなく装置全体のサイズを小型化することができる。
本発明のさらに他の局面に従う画像形成装置は、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、現像剤担持体上に担持される現像剤は平均粒径の異なる2セットの現像剤が混合されたものであり、平均粒径の小さな現像剤のセットの方が平均粒径の大きな現像剤のセットに比べて流動性が大きく、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが単一の現像剤担持体上に形成されることを特徴とするものである。
これにより、比電荷の大きい現像剤で微小ドットを形成した後、比電荷の小さい現像剤で現像することができるため、低濃度部での微小ドットを安定的に形成でき、かつ高濃度部において十分な黒ベタ濃度を得ることができる。
本発明のさらに他の局面に従う画像形成装置は、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、現像剤担持体上の担持される現像剤は平均比電荷量の異なる2セットの現像剤が混合されたものであり、平均比電荷量の大きな現像剤のセットの方が平均比電荷量の小さな現像剤のセットに比べて流動性が大きく、静電潜像担持体と現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが単一の現像剤担持体上に形成されることを特徴とするものである。
これにより、比電荷の大きい現像剤で微小ドットを形成した後、比電荷の小さい現像剤で現像することができるため、低濃度部での微小ドットを安定的に形成でき、かつ高濃度部において十分な黒ベタ濃度を得ることができる。
上記他の局面に従う画像形成装置において好ましくは、現像剤担持体には直流電圧に交流電圧が重畳された電圧が印加される。
これにより、比電荷の大きい現像剤で微小ドットを形成した後、比電荷の小さい現像剤で現像することができるため、低濃度部での微小ドットを安定的に形成でき、かつ高濃度部において十分な黒ベタ濃度を得ることができる。
以上説明したように、本発明の現像方法および画像形成装置によれば、光学系に過度な負担をかけることなく、低濃度部で粒状感を感じない程度の微小あるいは低濃度ドットを安定に形成することができ、かつ高濃度部で十分な濃度を得ることができるため、現像の安定性、画像の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電子写真方式を用いた画像形成装置の概要図である。図1を参照して、画像形成装置は、感光体1と、帯電装置2と、露光装置3と、現像装置4a、4bと、転写装置6と、クリーナ7と、光除電ランプ8とを主に有している。感光体1は、ほぼ中央部に配置され、その感光体1の周囲に対向するように、帯電装置2、露光装置3、現像装置4a、4b、転写装置6、クリーナ7および光除電ランプ8が感光体1の回転方向にこの順序で配置されている。
感光体1は、金属もしくは樹脂の導電性基体の上にアンダーレイヤとキャリア発生層CGLとキャリア移動層CTLが順に塗布されている。最外層に位置するキャリア移動層CTLは、ポリカーボネートを主成分として薄膜に塗布されており、露光量に対する電荷発生量の傾きが比較的緩やかな材質から形成されている。
本実施の形態の画像形成装置の動作においては、まず感光体1が、帯電装置2によって所望の電位、たとえば−600Vに帯電され、露光装置3によって画像情報に応じた潜像ポテンシャルが形成される。
その後、感光体1上に形成された静電潜像は回転して現像装置4aの現像ローラ41との対向領域に搬送され、次いで現像装置4bの現像ローラ41の対向領域に搬送される。現像領域では感光体1に、その表面が弾性部材で形成された導電性の現像ローラ41が圧接されており、後述の工程により予め所望の値に帯電・層厚規制されたトナーが潜像パターンに従って感光体1に移動し、顕像化される。感光体1の潜像ポテンシャルをトナーに
より顕像化した後、感光体1の回転によりトナー像が転写装置6の設置されている転写領域に搬送される。
そして、図示しない給紙装置によって給紙された転写紙Pが、転写領域に搬送されて感光体1上のトナー像と同期して接触する。転写装置6には感光体1のトナーを転写紙Pに移動する側の極性の電圧が印加され、その電圧により感光体1のトナー像が転写紙Pに移動する。転写紙Pはトナー像が転写された後に搬送されて、一般には熱定着装置(図示せず)によって転写紙P上に融解・定着されて排紙されていく。一方、転写領域通過後の感光体1上に残留した未転写トナーはクリーナ7によって感光体1から除去され、感光体1の残留電荷をイレースする光除電ランプ8によって電位のリフレッシュが行なわれて、初めの工程に戻る。
次に、現像装置4a、4bの構成について詳細に説明する。
図2は、現像装置4a、4bの構成を概略的に示す断面図である。図2を参照して、現像装置4a、4bのトナータンク(以下、ホッパ)40に収められたトナー10は、スクリュー47によって現像ローラ41近傍に搬送される。
現像ローラ41は、たとえば直径18mmのステンレス製の回転軸表面上に厚さ8mmの半導電性弾性層が被覆された構成を有している。この半導電性弾性層の基材はウレタン樹脂にカーボンブラックを分散させた材質よりなっており、カーボンブラックの分散量によりその抵抗値が調整されている。
現像ローラ41にはトナー供給ローラ42が圧接されており、トナー供給ローラ42は現像ローラ41との対向部で現像ローラ41の回転方向と逆方向に回転している。また、トナー供給ローラ42は現像ローラ41と同様な素材から構成されており、電気的抵抗の調整も現像ローラ41と同様の抵抗調整材料で行なわれている。また、トナー供給ローラ42には弾性力をさらに大きくするために発泡させた素材が用いられており、発泡剤の量は現像ローラ41よりも多くされている。
トナー供給ローラ42には、図示しないバイアス電源から電圧が印加されており、一般にはトナー10を現像ローラ41に押す方向、たとえば負極性トナーであればより負極側に大きなバイアス電圧がトナー供給ローラ42に印加される。
トナー供給ローラ42によって現像ローラ41に供給されたトナー10は、現像ローラ41の回転動作によってトナー層厚規制部材であるブレード43と現像ローラ41との当接位置に搬送される。
0.1mmのステンレス板で作られたブレード43は片持ち板バネ構造を有しており、その自由端が現像ローラ41に当接されている。これにより、現像ローラ41に供給されたトナー10はブレード43の所定の設定圧力や設定位置によって所定の帯電量と厚みに規制される。また、ブレード43は図示しないバイアス電源から電圧を印加されており、トナー10が現像ローラ41を押す方向、たとえば負極性トナーであればより負極側に大きなバイアス電圧、または現像ローラ41と同電位となるようなバイアス電圧を印加される。
現像工程で使用されなかった現像ローラ41上の未現像トナーは、現像ローラ41の回転によって現像装置4に戻っていく。このとき、トナー供給ローラ42の手前に設置された電荷除電装置44によって、現像ローラ41上の未現像トナーはその帯電電荷を除去され、供給ローラ42の圧接によってホッパ40に剥離回収されて再利用される。
電荷除電装置44は、弾性を有する薄板状部材であり、現像剤層を介して現像剤担持体と接触する部分における抵抗値が10kΩ以下の低抵抗材料もしくは金属材料から構成されている。また電荷除電装置44は、ローラ状部材でもよく、現像剤層を介して現像剤担持体と接触する部分における抵抗値が10kΩ以下の低抵抗材料もしくは金属材料から構成されている。電荷除電装置44をローラ状部材とすることにより、現像ローラ41上の誘電体層に存在する電荷を除去するだけでなく、現像に供されなかった残留トナーを現像ローラ41から除去することができる。
電荷除電装置44に板状の弾性部材を用いる場合、適度に現像ローラ41に圧接するように、板状の弾性部材の一端部分が現像層4aまたは4bに固定され、自由端側の腹はそのバネ性を利用して現像ローラ41に圧接される。また、図示しない電源回路からのバイアス電圧Vdがこの板状の弾性部材に供給され、それにより現像後の現像ローラ41上の電荷が除去され、また回収トナーが除電・除去される。電圧Vdは接地電位(0V)であってもよく、あるいは現像ローラ41との電位差が±800V程度の交流であってもよい。
現像ローラ41は、体積抵抗が107Ωcm、ゴム硬度がアスカC硬度において54度、表面粗さRzが2であり、感光体1との接触幅が約2.0mmとなっており、70mm/秒の周速で回転している。
トナー10はスチレン−アクリル共重合体の基材にカーボンブラックおよび帯電制御剤が添加された平均粒径7μmの微粒子であり、ブレード43により約1層分、充填率約50%のトナー層に形成される。
現像装置4aのトナー10は平均比電荷量が約−50μC/g、現像装置4bのトナー10は平均比電荷量が約−20μC/gとなるように帯電制御剤により調整されている。表1に現像装置の異なる点を示す。なお、表1には、後述する実施の形態2〜5のトナー帯電方法および比電荷量も併せて示す。
Figure 2007004206
このように平均比電荷量が異なる2種類のトナーを個別に収容した2つの現像装置4aおよび4bを有する点が、本実施の形態の特徴である。
画像形成時の各部材の印加電圧の例としては、現像ローラ41は−300Vに、供給ローラ42は−400V(現像ローラ電位−100V)に、現像装置4aのブレード43は−350V(現像ローラ電位−50V)、現像装置4bのブレード43は−320V(現像ローラ電位−20V)に設定されている。
上記の画像形成装置において、感光体面でのスポット径(1/e2)が約30μmのレーザを用いて、レーザの走査方向150mm、感光体1の回転方向10mmの範囲に露光ピッチ21μmで4ピッチおきにドットを形成し、レーザの走査方向の左端、中央、右端の3ヵ所でそれぞれ100点のドット径とそのばらつきを算出した。なお、露光エネルギはドット径が約20μmになるように調整した。
中央部での平均ドット径(ドット現像部の面積と等価な円の直径として算出)、平均ドット径のばらつき(実質的には右端の平均ドット径−左端の平均ドット径)、3ヵ所のドット径のばらつき(3σ/平均ドット径)の平均値の結果を表2に示す。なお、表2には、後述する他の実施の形態における各数値も併せて示す。
Figure 2007004206
場所による平均ドット径のばらつきが3μmで、ドット径のばらつき(3σ/平均ドット径)の3ヵ所の平均値が0.49と、小さなドットであるにも関わらず場所によるドット径のばらつきも小さく、ドット径のよく揃った画像が得られた。また、感光体1全面の電位を0Vにしたときの黒ベタ画像の光学濃度は1.52であり、黒色としての所望値を満たしていた。
以上より本実施の形態では、粒状感の改善された低濃度画像部を安定して形成することが可能になるとともに、黒ベタ部の濃度を十分に得ることが可能となった。
この結果と比較のため、以下のような比較例の実験も行なった。
現像装置4aのみを用いた場合と現像装置4bのみを用いた場合とで、現像ローラの回転周速を140mm/秒に設定して同様の評価を行なった。その結果を、表2に併せて示す。
表2の結果より、現像装置4aのみを用いた場合、平均ドット径のばらつきが3μmで、ばらつきの平均値は0.48と良好であったが、黒ベタ画像の光学濃度は1.05と所望値に到達しなかった。
また、現像装置4bのみを用いた場合、黒ベタ部の光学濃度は1.55と十分な濃度が得られたものの、平均ドット径のばらつきが12μmでばらつきの平均値は0.61と、場所による平均ドット径のばらつきおよび近傍のドット径ばらつきがともに大きくなり、安定した低濃度画像の形成を行なうことができなかった。
次に、現像装置4aのみ、現像装置4bのみ、現像装置4aおよび4bの双方の各場合において、それぞれ動作させたときの現像電位差に対する現像量(以下、現像γと称する)を別途調べた。その結果、現像装置4aのみの場合、現像装置4bのみの場合については図3に示す特性が得られ、また現像装置4aおよび4bの双方を動作させた場合には図4に示す特性が得られた。
図3および図4において、本測定では感光体1を帯電せずに0Vに保ったまま現像ローラ41への印加電圧を順次変えて、(感光体電位(0V))−(現像ローラ電位)を横軸に、全面同一濃度に画像形成された用紙の光学濃度(OD値:現像濃度)を縦軸に示している。なお、現像ローラ41の電位を固定し、感光体1の帯電電位を順次変えても横軸に(感光体電位(0V))−(現像ローラ電位)をとれば同じ図になることは周知のことである。
なお、現像されたドットの濃度から実質的な現像電位差は約50〜100Vであると推定した。
まず図3より、現像装置4bのみで現像した場合は、ドットの現像電位差付近では現像γの傾きが大きいため、現像量が感光体1の電位分布あるいはトナー10の帯電量分布に鋭敏に反応した結果、ドット径のばらつきが大きくなったと考えられる。一方、現像装置4aのみで現像した場合は、ドットの現像電位差付近では現像γの傾きが小さいため、上記分布に対する反応が鈍く結果的にドット径ばらつきは小さくなるが、一方で現像γの傾きが小さいため黒ベタの電位差においても十分な濃度が得られなかったと考えられる。
これらと比べて、現像装置4aおよび4bの両方を動作させて現像した場合、図4に示すように、現像電位差の小さい領域では現像γの傾きが小さく、現像電位差の大きい領域では現像γの傾きが大きくなっている。このような現像γ特性を形成することにより、低濃度画像部のようなドット密度が小さい領域(すなわち現像電位差の小さい領域)ではドットが安定して形成でき、高濃度画像部のようにドット密度が大きい領域(すなわち現像電位差が大きい領域)では、十分な画像濃度を得ることができたと考えられる。
なお、現像γの傾きが小さい場合にばらつきが小さくなることは、図5を用いて以下のように説明される。
図5を参照して、実線は実際の測定値を示しており、一点鎖線はその実際の測定値に対してばらつきの生じる範囲を示している。ここで、現像装置4bのみを用いる場合のように傾きが大きいと、ある現像電位差で見たときのばらつきが生じる範囲ΔOD2は比較的大きくなる。これに対して、現像装置4aおよび4bの両方を用いる場合のように傾きが小さいと、ある現像電位差で見たときの一点鎖線で示すばらつきが生じる範囲ΔOD1は比較的小さくなる。このことから、現像γの傾きが小さい場合にばらつきが小さくなることがわかる。
また本実験結果より、現像γの傾きの小さい領域が光学濃度0.3程度以上あれば孤立したドットを安定して形成できることがわかった。また、環境による変動などの大きな電位変動まで考慮すると、その現像γの小さい領域は光学濃度0.5程度以上あればより好ましいこともわかった。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に用いられる現像装置の構成を概略的に示す断面図である。図6を参照して、本実施の形態の現像装置の構成は、実施の形態1の構成と比較して、トナー層厚規制部材であるブレード43の現像ローラ41の回転方向下流側に電荷発生
装置45が設けられている点において異なる。
電荷発生装置45は、絶縁性の支持基板45a上に、電極45bと、絶縁層45cと、電極45dとが順に積層された構成を有している。この電荷発生装置45は、帯電時には電極45d近傍で生成された電荷がバイアス電圧とトナー層の表面電位とに基づく電界によりトナー層表面方向に引出され、トナー10に付加されることによってトナー10の帯電量を増加する役割をなすものである。
なお、これ以外の本実施の形態の構成については上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一の部材については同一の符号を付しその説明を省略する。
本実施の形態の動作においては、電荷発生装置45の電極45bには2kHzの±2kVの交流電圧に−400V(現像ローラ電位−100V)のバイアス電圧が印加され、電極45dには電極45bと同じバイアス電圧(つまり−400V)が印加される。トナー10は先述の現像装置4bに用いたトナー10と同じものであり、ブレード43により層形成されたトナー層は約−20μC/gに帯電している。このトナー層は電荷発生装置45と対向する位置に搬送され、その対向位置を通過する間にトナー層の表面電位が約60V(約−60μC/g)になるまで帯電され、現像領域に搬送されて現像工程に入る。その後の動作は実施の形態1と同様である。
この現像装置4cを図1に示す実施の形態1の現像装置4aと置き換えて、実施の形態1と同様のドット径ばらつきの評価を行なった。この結果、平均ドット径のばらつきが2μmで、ばらつきの平均値は0.43と小さなドットを安定して均一に形成することができた。また、黒ベタ画像の光学濃度は1.50であり、黒色としての所望値を満たしていた。
電荷発生装置45を設けた現像装置4cを用いることにより、2つの現像装置4cおよび4bに同じトナー10を用いることができるため、2種類のトナー10を用意する必要がなくなるだけでなく、たとえばトナー10の補給時にトナー10を取り違えてしまうようなミスが起こり得なくなる。また僅かではあるがドット径ばらつきが改善され、より良好な画像が形成された。このばらつきの改善については、現像装置4cの電荷発生装置45を用いてトナー10の帯電量を増加することにより、現像装置4aのトナー10より比電荷が大きくなり現像γの傾きがさらに小さくなったため、および層形成時の摩擦帯電による帯電量ばらつきが改善され、現像装置4aの摩擦帯電によるトナー10の帯電量ばらつきよりも小さくなったため、現像されたドットのばらつきも小さくなったと考えられる。
(実施の形態3)
本実施の形態の画像形成装置に用いられる現像装置4dの構成は、実施の形態2における現像装置4cの構成と比較して、現像ローラ41の抵抗値が109Ω・cmである点のみにおいて異なる。この現像装置4dでは、電荷発生装置45によって帯電されたトナー10の比電荷は約−35μC/gであった。
なお、これ以外の本実施の形態の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、その説明は省略する。
この現像装置4dを図1に示す実施の形態1の現像装置4bと置き換えて、実施の形態1と同様のドット径ばらつきの評価を行なった。この結果、平均ドット径のばらつきが4μmで、ばらつきの平均値は0.40と小さなドットを安定して均一に形成することができた。また、黒ベタ画像の光学濃度は1.45であり、黒色としての所望値を満たしてい
た。
トナー帯電時にはトナー層に供給した単極性電荷の一部(Ir)が、トナー10に付着することなく現像ローラ表面まで到達し弾性層を通って回転軸に流れ出すため、現像ローラの抵抗値(Rr)に応じた電位が発生する。一方、電荷発生装置45は、現像ローラ41の電位(Vr)とトナー層電位(Vt)とによるトナー層表面電位(Vs)がバイアス電圧(Vb)に到達するまで電荷を供給するため、Vs=Vb=Vr+Vtの関係が成り立つ。
ここで、Vr=Rr×Irであるため、現像ローラ41の抵抗値(Rr)が大きい方が現像ローラ41の電位(Vr)が大きくなり、トナー層電位(Vt)が小さくなる。トナー層電位(Vt)はトナー帯電量にほぼ比例するため、結果として抵抗値(Rr)の大きい現像ローラ41上のトナー10は比電荷量が小さくなる。この作用により現像装置4dの電荷発生装置45の各設定電圧などは全く同じであっても、異なる比電荷のトナー層を作ることが可能となる。
電荷発生装置45を設けた現像装置4c(図6)および4dを用いることにより、2つの現像装置4cおよび4dに同じトナー10を用いることができるため、2種類のトナー10を用意する必要がなくなるだけでなく、たとえばトナー10の補給時にトナー10を取り違えてしまうようなミスが起こり得なくなる。また、これらの現像装置4c、4dは、現像ローラ41の抵抗値が異なるだけであるので、作りやすさやコストの点においても優れている。
なお、現像装置4dの現像ローラ41の抵抗値が高すぎると、弾性層を流れる電流が、現像時までに流れ出してしまわないことによる電位や、現像時の現像ローラ41から感光体1へのトナー10の移動に伴う電流による電位の影響を受けるため好ましくない。その上限値は、現像ローラ41と感光体1との容量成分、トナー層の帯電から現像部までへの移動時間によって決まる。また、トナー層が厚すぎると電荷発生装置45から供給した電荷が現像ローラ41表面まで到達せず、抵抗の異なるところでトナー層電位に差がつかず、異なる比電荷のトナー層を作ることができないため、現像ローラ41上のトナー層の厚さはトナー10の1〜2.5層分程度が好ましい。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4に用いられる現像装置の構成を概略的に示す断面図である。図7を参照して、本実施の形態の構成は、図6に示す実施の形態2の構成と比較して、現像ローラ41がその回転方向に抵抗値の異なる部分を交互に有している点において異なる。
図8は現像ローラ41の弾性層を拡大して示す斜視図である。図8を参照して、回転軸41aの表面に、105Ω・cmの低抵抗弾性層41b1をベースとして1mmピッチの縞状に109Ω・cmの高抵抗弾性層41b2が設けられたシートが巻付けられている。
なお、これ以外の本実施の形態の構成については、上述した実施の形態2の構成とほぼ同じであるため、同一の部材については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態においては、この現像装置4eのみを用い、現像ローラ41を140mm/秒の速度で回転させて、実施の形態1と同様のドット径ばらつきの評価を行なった。この結果、平均ドット径のばらつきが4μmでばらつきの平均値は0.50と小さなドットを幾分均一に形成することができた。また、黒ベタ画像の光学濃度は1.41であり、黒色としての所望値を満たしていた。
現像ローラ41の抵抗値に対応したトナー層の比電荷は不明であるが、電荷発生装置45で帯電した後のトナー層全体の比電荷が約−45μC/gであったことを考えると、実施の形態3で記載した効果と同様の効果が得られていると思われる。
上記現像装置4eを上記の動作条件で、かつ現像ローラ41に与える現像バイアス電圧に周期1.5kHz、デューティ比1:1、±200Vの矩形電圧と−300Vの直流電圧とを重畳した電圧を与えて上記と同様のドット径ばらつきの評価を行なった。その結果、平均ドット径のばらつきが3μmで、ばらつきの平均値が0.46と、直流電圧のみで現像したときよりもばらつきが改善され、小さなドットを安定して均一に形成することができた。また、黒ベタ画像の光学濃度は1.42であり、黒色としての所望値を満たしていた。
ばらつきが改善された理由は定かではないが、矩形電圧を重畳することにより現像部突入前の狭ギャップ部で比電荷の大きいトナー10が飛翔・現像された後に、つまり現像電位差の増加に対して現像濃度の増加率が小さいトナー層で小さなドットが確実に現像された後に、現像部で比電荷の小さいトナー10により現像されたため(実質的には現像ローラ41から感光体1へのトナー10の移動はほとんどないと思われる)、上記実施の形態3での現像状態とよく似た現象となり、ばらつきが改善されたものと推測される。
この現像装置4eでは、1つの現像装置4eで小さなドットの均一形成と黒ベタ画像の光学濃度とを両立できるため、部品点数を少なくできるだけでなく、装置全体のサイズを小型化することができる。
上記では、現像ローラ41の移動方向に対して直角方向に低抵抗部と高抵抗部とを交互に設けたが、図9に示すように角度を持たせて(つまり螺旋状に)低抵抗部と高抵抗部とを交互に設けた方が良い。現像軸方向にドット部と黒ベタ部とが混在する場合、黒ベタ部では現像電流が多く流れるため、現像ローラ41の移動方向に対して直角方向に低抵抗部と高抵抗部とを交互に設けた場合には、現像電流がこのピッチに合わせて移動し、これにより実効的な現像バイアスが変動するためドットのサイズや濃度が変動することがある。これに対して、現像ローラ41の移動方向に対して角度を持たせて低抵抗部と高抵抗部とを交互に設けることにより、この変動をかなり緩和することが可能となる。
また、低抵抗部材と高抵抗部材との代わりに高誘電率部材と低誘電率部材とを用いても、高誘電率部材上の大きな比電荷のトナー10と低誘電率部材上の小さな比電荷のトナー10とからなるトナー層を形成することができるため、上記と同様の効果を得ることができる。
また、上記では弾性シートを回転軸41aに巻付けた現像ローラ41を用いたが、ベルト状にした弾性シートを駆動することにより、上記と同様の動作が実現されてもよい。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5に用いられる現像装置の構成を概略的に示す断面図である。図10を参照して、本実施の形態の構成は、実施の形態1の構成と比較して、現像剤担持体として現像ベルト41eが用いられ、この現像ベルト41eがベルト支持ローラ41cおよび現像バイアスローラ41dに懸架されている点において異なる。
この現像ベルト41eは、ベルト支持ローラ41cと現像バイアスローラ41dとが回転することにより移動可能となっている。この現像ベルト41eは、厚さ300μmで抵抗値が108Ω・cm程度のシリコンゴムシートからなっている。ベルト支持ローラ41
cは、絶縁性の樹脂により成形されたローラであり、図11に示すようにその表面に200μmの線幅で1.5mmピッチで電極AおよびBが印刷されており、1ライン置きの2組の電極ラインAおよびBがローラ41cの左右の端面でそれぞれ接続されている。
現像バイアスローラ41dは、金属シャフトの周囲に導電性かつ低弾性の層を設けた構成を有しており、感光体1と対向する位置に配置されている。この金属シャフトには現像バイアス電圧が印加される。電荷発生装置45は現像ベルト41eがベルト支持ローラ41cに密着して支持されている領域に対向して設けられている。この電荷発生装置45は、実施の形態2で説明した構成と同じ構成を有している。
なお、これ以外の本実施の形態の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一の部材については同一の符号を付し、その説明は省略する。
次に、トナーの帯電部の動作中の様子を図11を用いて説明する。
図11を参照して、ベルト支持ローラ41c上の電極Aの組には−100V、電極Bの組には0Vの電圧が図の反対側の端面で印加されている。ローラ41cが現像ベルト41eと密着しているところでは電極Aから電極Bへ電流が流れ、この電流の電位降下のため現像ベルト41eの電極Aに接するところから電極Bに接するところまでが−100Vから0Vにほぼ直線的に変化している。
一方、電荷発生装置45にはバイアス電圧として−100Vの電圧が印加されているため、現像ベルト41e上のトナー10のうち、現像ベルト41eが−100Vであるところのトナー10にはほとんど電荷が付与されず、0Vであるところのトナー10には多くの電荷が付与されて帯電量が増加される。電荷発生装置45を動作させないときの現像ベルト41e上のトナー10の比電荷は約−20μC/gであるのに対して、上記動作をしたときの平均比電荷は約−45μC/gであったことより、現像ベルト41e上には約−20〜−70μC/gのトナー層が形成されていると推察される。
このように大きい比電荷のトナー10と小さい比電荷のトナー10とを単一の現像剤担持体41e上に作ることにより、上述した実施の形態1〜4と同様の効果を得ることができる。また、この現像装置4fを用いて画像を形成したところ良好な画質を得ることができた。
また、1つの現像剤担持体上のトナーの比電荷を変調する他の実施の形態として、平均粒径の異なる2種類のトナー、あるいは帯電制御剤が異なる2種類のトナーを混合することにより、位置的にはランダムであるが上記と同様の効果を得ることが可能となる。このとき、比電荷量の大きいトナーの流動性が大きくなるようにシリカ微粒子などの外添剤により調整され、現像バイアスとして上記に示したような直流電圧に交流電圧を重畳することによって、比電荷の大きいトナー(すなわち現像電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さいトナー)で微小ドットを形成した後、比電荷の小さいトナー(すなわち現像電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きいトナー)で現像することができるため、低濃度部での微小ドットを安定に形成し、かつ高濃度部で十分な黒ベタ濃度を得ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1における画像形成装置の概要図である。 本発明の実施の形態1における画像形成装置に用いられる現像装置の構成を概略的に示す断面図である。 現像装置4aのみを用いた場合および現像装置4bのみを用いた場合の現像電位差と光学濃度との関係を示す図である。 現像装置4aと現像装置4bとの両方を用いた場合の現像電位差と光学濃度との関係を示す図である。 現像γの傾きが小さくなることによりばらつきが小さくなることを説明するための図である。 本発明の実施の形態2における画像形成装置に用いられる現像装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態4における画像形成装置に用いられる現像装置の構成を概略的に示す断面図である。 現像ローラの弾性層を拡大して示す斜視図である。 低抵抗部と高抵抗部に角度を持たせて交互に設けた構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態5における画像形成装置に用いられる現像装置の構成を概略的に示す断面図である。 ベルト支持ローラの構成を拡大して示す図である。 従来の画像形成装置の概要図である。 孤立ドット部における感光体表面の電位を説明するための図である。 ドットピッチおよび露光スポットが大きい場合のパルス幅変調によって形成された感光体上の潜像による1ドットのトナー層面の電位分布を示す図である。 レーザスポットを小さくすることにより、階調の下位レベルのドットにおいても現像飽和レベルを超えることができることを説明するための図である。 ドットピッチが小さい場合のパルス幅変調によって形成された感光体上の潜像による1ドットのトナー層面の電位分布を示す図である。 一般的な現像特性を示す図である。
符号の説明
1 感光体、2 帯電装置、3 露光装置、4a,4b,4c,4d,4e,4f 現像装置、6 転写装置、7 クリーナ、8 光除電ランプ、10 トナー、40 ホッパ、41 現像ローラ、41a 回転軸、41b1 低抵抗弾性層、41b2 高抵抗弾性層、41c ベルト支持ローラ、41d 現像バイアスローラ、41e 現像ベルト、42
トナー供給ローラ、43 ブレード、44 電荷除電装置、45 電荷発生装置、45a 支持基板、45b,45d 電極、45c 絶縁層、47 スクリュー。

Claims (14)

  1. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて前記静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置による現像方法において、前記静電潜像担持体と前記現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が、前記電位差が小さい領域と前記電位差が大きい領域とで異なり、前記電位差が小さい領域での前記現像濃度の増加率の方が前記電位差が大きい領域での前記現像濃度の増加率より小さく、前記現像濃度の増加率が小さい領域の前記現像濃度の上限が0.3以上である現像特性で現像することを特徴とする、現像方法。
  2. 前記現像濃度の増加率が小さい領域の前記現像濃度の上限が0.5以上である現像特性で現像することを特徴とする、請求項1に記載の現像方法。
  3. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて前記静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置による現像方法において、前記静電潜像担持体と前記現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤で現像した後に、前記電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤で現像することを特徴とする、現像方法。
  4. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、それぞれが表面に現像剤を担持し現像部にて前記静電潜像担持体に対向する第1および第2の現像剤担持体とを備え、前記第1の現像剤担持体と前記静電潜像担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率は、前記第2の現像剤担持体と前記静電潜像担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率よりも小さく、前記第1の現像剤担持体は前記静電潜像担持体の移動方向に対して前記第2の現像剤担持体より上流側に配置されていることを特徴とする、画像形成装置。
  5. 前記第1の現像剤担持体上の現像剤の比電荷量は、前記第2の現像剤担持体上の比電荷量より大きいことを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の現像剤担持体上の現像剤と前記第2の現像剤担持体上の現像剤との少なくとも一方の現像剤に、単極性の電荷を付与することにより所望の帯電量を与える電荷発生装置をさらに備えたことを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の現像剤担持体の抵抗値は前記第2の現像剤担持体の抵抗値より小さいことを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて前記静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、前記静電潜像担持体と前記現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と、前記電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが、単一の前記現像剤担持体上に形成され、前記増加率が小さい現像剤を現像した後に前記増加率が大きい現像剤を現像することを特徴とする、画像形成装置。
  9. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて前記静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、前記現像剤担持体は前記現像剤担持体の移動方向に対して交互に設けられた高抵抗部と低抵抗部とを有し、単極性の電荷を前記現像剤担持体上の現像剤に付与する電荷発生装置を備え、前記静電潜像担持体と前記現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と前記電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが単一の前記現像剤担持体上に形成されることを特徴とする、画像形成装置。
  10. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて前記静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、前記現像剤担持体は、前記現像剤担持体の移動方向に対して交互に設けられた高静電容量部と低静電容量部とを有し、単極性の電荷を前記現像剤担持体上の現像剤に付与する電荷発生装置を備え、前記静電潜像担持体と前記現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と前記電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが単一の前記現像剤担持体上に形成されることを特徴とする、画像形成装置。
  11. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて前記静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、前記現像剤担持体が前記電荷発生装置と対向する面とは反対の面に前記現像剤担持体と接触して移動可能な支持部材を備え、前記支持部材は、前記支持部材の移動方向に対して設けられた2組の電極パターンを有し、前記2組の電極パターンに異なる電圧が印加されており、単極性の電荷を前記現像剤担持体上の現像剤に付与する電荷発生装置を備え、前記静電潜像担持体と前記現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と前記電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが単一の前記現像剤担持体上に形成されることを特徴とする、画像形成装置。
  12. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて前記静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、前記現像剤担持体上に担持される現像剤は平均粒径の異なる2セットの現像剤が混合されたものであり、平均粒径の小さな現像剤のセットの方が平均粒径の大きな現像剤のセットに比べて流動性が大きく、前記静電潜像担持体と前記現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と前記電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが単一の前記現像剤担持体上に形成されることを特徴とする、画像形成装置。
  13. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、表面に現像剤を担持し現像部にて前記静電潜像担持体に対向する現像剤担持体とを備えた画像形成装置において、前記現像剤担持体上の担持される現像剤は平均比電荷量の異なる2セットの現像剤が混合されたものであり、平均比電荷量の大きな現像剤のセットの方が平均比電荷量の小さな現像剤のセットに比べて流動性が大きく、前記静電潜像担持体と前記現像剤担持体との電位差の増加に対する現像濃度の増加率が小さい現像剤と前記電位差の増加に対する現像濃度の増加率が大きい現像剤とが単一の前記現像剤担持体上に形成されることを特徴とする、画像形成装置。
  14. 前記現像剤担持体には直流電圧に交流電圧が重畳された電圧が印加されることを特徴とする、請求項8〜13のいずれかに記載の画像形成装置。
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JP2013037194A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Canon Inc 導電性ローラ及び導電性ローラの製造方法

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