JP2006235176A - 液体現像装置、液体現像方法及び現像ローラのクリーニング方法 - Google Patents

液体現像装置、液体現像方法及び現像ローラのクリーニング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 高濃度な液体現像剤であっても、均一な膜厚の液体現像剤の薄層を現像ローラ上に形成し、濃度ムラやトナーかぶりのない画像を形成することができる液体現像装置を提供することを第1の目的とし、前記液体現像装置がコンパクトで、配置自由度が大きい液体現像装置を提供することを第2の目的とする。
【解決手段】 現像ローラの表面に液体現像剤を供給する液体現像剤吐出口を有する液体現像剤供給ヘッドが、現像ローラの回転方向に対して液体現像剤吐出口の下流側に設けられた電極と、前記液体現像剤吐出口から吐出され前記現像ローラの表面に形成された液体現像剤の薄層の層厚を規制する層厚規制部とを有している。
【選択図】 図2

Description

本発明は液体現像剤を用いた電子写真方式によりトナー画像を形成する複写機、ファクシミリ、プリンタ等に用いる液体現像装置に関し、詳しくは絶縁性液体中にトナーを分散した液体現像剤を用い、像担持体上の静電潜像を現像する液体現像装置、液体現像方法及び前記液体現像装置内の現像ローラのクリーニング方法に関するものである。
従来より、高速の画像出力機としては、主に印刷機が用いられている。しかし、印刷機は、版を作る必要があり、少い部数を印刷するときは、コストが高くなる。そのため、少い部数でかつ高速の画像出力を低価格で実現できる方式として、電子写真方式が提案されている。電子写真方式には、乾式電子写真方式と湿式電子写真方式がある。中でも、画質の点で湿式電子写真方式が優れている。
湿式電子写真方式は、絶縁性液体の中にトナーを分散した液体現像剤を用いている。高速現像が可能であり、且つ、現像機をコンパクトにするため、高濃度の液体現像剤を用いるのが一般的である。しかし、高濃度の液体現像剤を用いる場合、現像ローラ上に形成される液体現像剤の薄層の膜厚が不均一になり、画像上に濃度ムラが発生するという問題や、また、像担持体上の非画像部にもトナーが付着し、白地部におけるトナーかぶりという問題が発生していた。このような問題に対し、現像ローラ上に高濃度な液体現像剤の薄層を形成する方法として、複数のローラを用いて液体現像剤を現像ローラ上に供給する方法が一般的に用いられている。しかし、現像装置の部品点数が増加し、駆動モータのトルクが高くなるため、コスト高となるとともに、現像装置自体が大きくなり、配置自由度が低下するという問題が発生した。
近年、現像ローラ軸方向に沿って、スリット状の液体現像剤吐出口を設け、現像ローラの軸方向への液体現像剤の供給量を一定にした、部品点数が少なく、現像装置の配置自由度のある液体現像装置が提案されている(特許文献1参照。)。
特開平9−258520号公報
しかしながら、上記特許文献1のような液体現像装置では、高濃度な液体現像剤を用いた場合、液体現像剤が高粘度となり、噴出口と現像ローラとの間で、空気を混入したり、噴出量が断続的に多くでたり少なくでたりするため、均一な液体現像剤の薄層を現像ローラ上に形成できず、十分に濃度ムラやトナーかぶりを解消することができない。
本発明は係る問題を解決するためになされたものであり、像担持体上に形成された静電潜像を液体現像剤の薄層を形成した現像ローラにより現像する液体現像装置において、高粘度な液体現像剤であっても、均一な膜厚の液体現像剤の薄層を現像ローラ上に形成し、濃度ムラやトナーかぶりのない画像を形成することができる液体現像装置を提供することを第1の目的とする。
また、前記液体現像装置がコンパクトで、配置自由度が大きい液体現像装置を提供することを第2の目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねたところ、以下の記載の何れかの構成により、前記課題を解決できることを見出した。
請求項1に係る液体現像装置は、静電潜像が形成された像担持体と対向する位置に配置され、その表面に形成されたトナーを含有する液体現像剤の薄層により前記静電潜像の現像を行う現像ローラと、前記現像ローラの軸方向に沿って形成された、前記現像ローラの表面に液体現像剤を供給するための液体現像剤吐出口を有する液体現像剤供給ヘッドとを有する液体現像装置において、
前記液体現像剤供給ヘッドは、前記現像ローラの回転方向に対して前記液体現像剤吐出口の下流側に設けられた電極と、前記液体現像剤吐出口から吐出され前記現像ローラの表面に形成された液体現像剤の薄層の層厚を規制する層厚規制部とを有していることを特徴とするものである。
請求項2に係る液体現像装置は、請求項1に記載の液体現像装置において、前記液体現像剤供給ヘッドの層厚規制部と前記現像ローラとの最近接距離L1が次式、
Q×0.5≦L1×V≦Q
であることを特徴とするものである。但し、Qは軸方向単位長さ、単位時間あたりの現像剤供給量(体積)であり、Vは現像ローラ表面の移動速度である。
請求項3に係る液体現像装置は、請求項1又は2に記載の液体現像装置において、前記電極が、前記現像ローラの回転方向に対し前記液体現像剤吐出口の下流側で前記現像ローラ表面と前記層厚規制部が最近接する部分より下流側に設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に係る液体現像装置は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の液体現像装置において、前記液体現像剤の粘度が、25℃において、0.1Pa・s以上100Pa・s以下であることを特徴とするものである。
請求項5に係る液体現像装置は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の液体現像装置において、前記液体現像剤供給ヘッドは、前記層厚規制部により規制されて生じる余剰の液体現像剤を回収する第1の回収口を備えることを特徴とするものである。
請求項6に係る液体現像方法は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の液体現像装置において、前記液体現像剤供給ヘッドは、前記静電潜像の現像が行われた後に前記現像ローラの表面に残存する液体現像剤を除去するクリーニング部を有することを特徴とするものである。
請求項7に係る液体現像装置は、請求項6に記載の液体現像装置において、前記液体現像剤供給ヘッドは、前記クリーニング部により前記現像ローラから除去された液体現像剤を回収する第2の回収口を備えることを特徴とするものである。
請求項8に係る液体現像方法は、請求項1乃至7の何れか1項に記載の液体現像装置を用いて、前記現像ローラを回転させ、前記現像ローラの回転方向に対し液体現像剤吐出口の下流側に設けられた電極と前記現像ローラとの間に、液体現像剤に含有されるトナーを前記現像ローラ側に引き寄せる方向に電界を形成し、前記現像ローラ上に形成される液体現像剤の薄層を接触させて像担持体上の静電潜像の現像を行うことを特徴とするものである。
請求項9に係る現像ローラのクリーニング方法は、請求項6又は7に記載の液体現像装置における現像ローラのクリーニング方法であって、前記現像ローラを回転させ、前記現像ローラの回転方向に対し液体現像剤吐出口の下流側に設けられた電極と前記現像ローラとの間に、液体現像剤に含有されるトナーを前記電極に引き寄せる方向に、または引き寄せる方向と押しやる方向とに交互に、電界を形成し、電界を作用させた後の液体現像剤を前記現像ローラから除去することを特徴とするものである。
請求項1においては、液体現像剤供給ヘッドに液体現像剤吐出口及び電極を設けることにより、前記電極に電圧を印加し、液体現像剤の薄層の厚さ方向にトナー濃度の勾配を設けることができ、現像時には、液体現像剤の薄層の上層部の濃度を低くし、上層部の粘度を下げることによって、液体現像剤供給ヘッドが前記液体現像剤薄層の表面から離れる際に生じる層厚ムラをなくすことができる。
また、液体現像剤供給ヘッドにより、液体現像剤の供給と液体現像剤の薄層形成をともに行うために、コンパクトな構成を取ることができ、液体現像装置の配置自由度を大きくすることができる。
また、請求項2においては、前記式のような関係とすることで、液体現像剤吐出口の下流部を通過する液量を供給液量に等しいかやや多くすることができ、現像ローラ上の液体現像剤薄層の層厚を良好に規制することができる。また、過剰に供給しすぎないので、余剰液量を減らすことができる。
また、請求項3においては、実質的な層厚規制部より下流側で電圧を印加するため、層厚規制部によって余剰液が除去されることに伴うトナー濃度変化が回避される。
また、請求項4においては、請求項1乃至3の何れか1項に記載の液体現像装置において、前記液体現像剤の粘度が、25℃において、0.1Pa・s以上100Pa・s以下とすることで、現像ローラ上の液体現像剤薄層の層厚を良好に規制することができる。また、トナーが高濃度に分散された高粘性の液体現像剤を用いることができるため、従来の0.1Pa・s以下の低粘度の液体現像剤を用いた場合に比べて、少ない量ですみ、コンパクトな構成とすることができる。
また、請求項5においては、請求項1乃至4の何れか1項に記載の液体現像装置において、液体現像剤供給ヘッドが、前記層厚規制部により規制された余剰の液体現像剤を回収する第1の回収口を備えることにより、コンパクトな構成で余剰液を回収でき、より安定した液体現像剤の薄層を形成することができる。また、液体現像装置の配置自由度を大きくすることができる。
また、請求項6においては、請求項1乃至5の何れか1項に記載の液体現像装置において、液体現像剤供給ヘッドが、前記静電潜像の現像が行われた後に前記現像ローラの表面に残存する液体現像剤を除去するクリーニング部を有することにより、液体現像剤の薄層を形成する前の現像ローラの表面をフレッシュにすることができ、より安定した液体現像剤の薄層を形成することができる。また、液体現像剤供給ヘッドにクリーニング部を設けることにより、現像ローラの他の部分にクリーニング部を設ける必要がなく、よりコンパクトな構成で液体現像剤を除去でき、液体現像装置の配置自由度を大きくすることができる。
また、請求項7においては、請求項6に記載の液体現像装置において、液体現像剤供給ヘッドが、前記クリーニング部により前記現像ローラから除去された液体現像剤を回収する第2の回収口を備えることにより、コンパクトな構成で除去された液体現像剤を回収でき、安定した液体現像剤の薄層を形成できるとともに、液体現像装置の配置自由度を大きくすることができる。
また、請求項8においては、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の液体現像装置を用いて、前記現像ローラを回転させ、前記現像ローラの回転方向に対し液体現像剤吐出口の下流側に設けられた電極と前記現像ローラとの間に、液体現像剤に含有されるトナーを前記現像ローラ側に引き寄せる方向に電界を形成し、現像ローラ上に形成される液体現像剤薄層を接触させて像担持体上の静電潜像の現像を行うことにより、液体現像剤中のトナーを現像ローラ側に集め、液体現像剤層の表面部のトナー濃度を低下させ、液体現像剤供給ヘッドに設けられた層厚規制部で規制されて得られた均一な膜厚の液体現像剤薄層により、高品位な画像を形成することができる。
また、請求項9においては、請求項6又は7に記載の液体現像装置における現像ローラのクリーニング方法であって、前記現像ローラを回転させ、前記現像ローラの回転方向に対し液体現像剤吐出口の下流側に設けられた電極と前記現像ローラとの間に、液体現像剤に含有されるトナーを前記電極に引き寄せる方向に、または引き寄せる方向と押しやる方向とに交互に、電界を形成し、電界を作用させた後の液体現像剤を現像ローラから除去することにより、現像ローラ上のトナーを現像ローラ表面から浮き上がらせることができ、クリーニング部によりクリーニングしやすくすることができる。よって、現像ローラ表面がリフレッシュされ、常に均一な膜厚の液体現像剤の薄層を長期にわたって形成することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態である液体現像装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。ドラム状の像担持体1の周囲には、矢印で示す回転方向に順に、帯電装置2、露光装置3、液体現像装置4、転写ローラ5、クリーニングブレード6、除電ランプ7が、それぞれ配設されている。像担持体1の表面を帯電装置2により、所定の表面電位に一様に帯電し、その後、露光装置3により、画像情報の露光を行い、像担持体1の表面に静電潜像を形成する。像担持体1の静電潜像を液体現像剤9を貯蔵した液体現像装置4により、現像することで、像担持体1の表面にトナー像を形成する。
像担持体1に形成されたトナー像は、所定の電圧が印加された転写ローラ5により転写紙8上に転写される。その後、所定の温度に保持された定着ローラ91、92を通過することにより、トナー像は転写紙8上に固定的に定着される。また、トナー像の転写後の像担持体1上に残存する液体現像剤9は、クリーニングブレード6により除去される。上記工程を繰り返すことにより、転写紙8上への画像形成を連続して行っている。
本実施形態の画像形成装置は、液体現像装置が上記のような画像形成を行うための動作モードである現像モードと、液体現像装置内の現像ローラのクリーニングを行うためのモードであるクリーニングモードとを備えている。詳細は後述する。
液体現像剤9は、キャリア液である絶縁性液体と、静電潜像を現像する帯電したトナーと、前記トナーを分散させる分散剤とを主要成分としている。
キャリア液としては、一般に電子写真用液体現像剤に用いるものであれば、特に制限することなく使用することができる。例えば、鎖状あるいは分岐鎖状脂肪族系炭化水素、芳香族系炭化水素などが挙げられ、具体的には、n−ペンタン、シクロヘキサン、イソパラフィン、塩素化パラフィン、ナフサ、ケロシン軽油などである。例えば、松村石油研究所(株)のモレスコホワイトなどを用いることができる。
トナーとしては、一般に電子写真用液体現像剤に用いるものであれば、特に制限することなく使用することができる。トナー用結着樹脂としては、例えばポリスチレン樹脂、スチレンーアクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができる。また、これらの樹脂を複数、混合して用いても良い。また、トナーの着色に用いられる顔料及び染料も一般に市販されているものを用いることができる。例えば、顔料としては、カーボンブラック、ベンガラ、酸化チタン、シリカ、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、スカイブルー、ベンジジンイエロー、レーキレッドD等を用いることができる。染料としては、ソルベントレッド27やアシッドブルー9等を用いることができる。
液体現像剤の調製方法としては、一般に用いられる技法に基づいて調製することができる。例えば、結着剤樹脂と顔料とを所定の配合比で、加圧ニーダ、ロールミルなどを用いて溶融混練して均一に分散させ、得られた分散体を例えばジェットミルによって微粉砕する。得られた微粉末を例えば風力分級機などにより分級することで、所望の粒径の着色トナーを得ることができる。
続いて、得られたトナーをキャリア液としての絶縁性液体と所定の配合比で混合する。
この混合物をボールミル等の分散手段により均一に分散させ、液体現像剤9を得ることができる。
トナー濃度としては、10〜40質量%が好ましい。
このときの液体現像剤9の粘度は、25℃において0.1Pa・s以上100Pa・s以下が好ましく、より好ましくは、0.2Pa・s以上20Pa・s以下である。0.1Pa・sより低粘度の場合、トナー濃度が低くなるとともに、トナーの分散性が悪くなるので、現像液を薄層にして現像することができなくなる。また100Pa・sより高粘度になると、キャリア液とトナーとの攪拌が難しくなり、均一な液体現像剤を作製するための装置が大がかりとなるためコスト高になるという問題がある。なお、液体現像剤9の粘度は、TAインスツルメント社製の粘度測定装置アレス(品番:FR−100)で測定した。
本発明の実施形態である液体現像装置4について説明する。
現像ローラ41に近接配置して液体現像剤9を吐出する液体現像剤供給ヘッド42が設けられている。液体現像剤供給ヘッド42に液体現像剤槽47から液体現像剤9を送り出しポンプ46によって、現像ローラ41上に一定量吐出している。
液体現像剤供給ヘッド42について、図2を用い、さらに詳しく説明する。図2(a)において、送り出しポンプ46によって送り出された液体現像剤9は、吐出口422から現像ローラ41表面に吐出する。また、液体現像剤供給ヘッド42の下流側側板421には、ヘッド電極424が配置されている。ヘッド電極424と現像ローラ41との間には、それらの間にある液体現像剤9に含有されるトナーが現像ローラ41側に引き寄せられる方向に、電界が形成されている。例えばトナーの帯電極性が正の場合、ヘッド電極424と現像ローラ41との間には、ヘッド電極424が正で現像ローラ41が負となるように電圧が印加される。
ヘッド電極424と現像ローラ41との電位差は、1V〜2000Vがよい。この範囲より小さいと、十分に液体現像剤中のトナーがスリーブ表面側に集まらない。また、この範囲より大きいと、部分的に放電が発生しやすくなる。
このようにすることで、ヘッド電極422と現像ローラ41との間を通過するトナーは、現像ローラ41の表面に集まり、ヘッド電極422側は低粘度な液体現像剤層が形成される。その後、主として、液体現像剤供給ヘッド42の下流側側板421(この先端部が層厚規制部として機能する)と現像ローラ41との対向部における最近接距離L1の領域で、液体現像剤層が一定の膜厚に規制される。よって、この最近接距離L1においては、液体現像剤層の上層の低粘度部分に対して膜厚の規制が行われるため、通常、高粘度な液体現像剤を規制する場合に発生する規制ムラが生じることなく、安定した均一な膜厚の液体現像剤層を形成することができる。
最近接距離L1の設定値としては、0.1μm〜10000μmが好ましく、2μm〜1000μmがより好ましい。最近接距離L1は、液体現像剤中のトナー粒子がスムーズに通過できるように、トナー粒径より大きく設定する必要がある。また、最近接距離L1の設定値が大きすぎると、現像ローラ上の液体現像剤層厚が大きくなり、現像時のトナー移動に長時間を要するため、現像速度が遅くなるという問題が生じる。
本実施形態においては、下流側側板421で規制された余剰現像剤を、上流側側板423と現像ローラ41との間からオーバーフローさせている。このオーバーフローした余剰現像剤は、現像剤受け43に貯められ、吸い上げポンプ45により液体現像剤槽47に戻される。あるいは現像剤受け43を設けない場合は、現像時に余剰現像剤を液体現像剤供給ヘッド42の上流部に溜めておき、非現像時に、供給口からの供給を止めた状態で現像ローラを回転させてクリーニング部材まで運び、回収してもよい。あるいは液体現像剤供給ヘッド42の上流側側板423に沿って現像ローラの軸方向両端部に流出させてそこで回収してもよい。
このように液体現像剤供給ヘッド42に液体現像剤9の層厚を規制する機能を設けることで、複数ローラからなる薄層形成機構が不要となり、非常にコンパクトで、配置自由度が大きく、低コストな液体現像装置を提供できる。
図2(b)には、スリット状の吐出口422を有する液体現像剤供給ヘッド42の吐出側から見た図を示している。また、図2(c)には、スリットに変えて、ノズル状の穴を多数並べて吐出口422′としたものを示している。吐出口422、422′としては、どちらの形状でも良いが、ノズル状のものは、液体現像剤供給ヘッド42の剛性が強くなり、寸法精度を出しやすくなるのでより好ましい。また、吐出口422、422′の長手方向の幅は、像担持体1の表面を一様に帯電する帯電幅よりも短く、像担持体1の表面に潜像を形成するための画像露光を行う露光幅又は現像ローラで現像可能な現像幅よりも長くなるように設定することで、吐出口422、422′の長手方向の両端部で生じる現像ローラ41上の液体現像剤薄層の層厚ムラの影響(像担持体1のクリーニングムラや転写部における転写ムラなど)を防ぐことができる。
このようにして形成した現像ローラ41上の液体現像剤9の薄層により、像担持体1上の静電潜像を現像することにより、均一でトナーかぶりや濃度ムラのない画像を形成することができる。
次に現像ローラ41上を現像ローラクリーニングブレード44でクリーニングし、現像されなかった液体現像剤9を現像ローラ41から除去する。この除去された液体現像剤9は、現像剤受け43に貯められ、吸い上げポンプ45により液体現像剤槽47に戻される。
現像ローラ41で像担持体1を現像する現像モードの時は、前記のようにヘッド電極424と現像ローラ41との間に、それらの間にある液体現像剤9に含有されるトナーが現像ローラ41側に引き寄せられる方向に、電界が形成されている。そのため、トナーが現像ローラ41表面に集まるので、クリーニングブレード44でクリーニングしても、現像ローラ41上に電気的に強固に付着しているトナーを完全に除去することはできないことが想定される。そこで、本実施形態では、定期的に現像ローラ41が像担持体1を現像しない時に、現像ローラ41の表面をクリーニングするクリーニングモードを設けている。
クリーニングモードは、現像ローラ41が、像担持体1を現像しないときに、ヘッド電極424と現像ローラ41との間に形成する電界を、トナーを現像ローラから浮き上がらせる方向への電界又は交番電界又は、前記浮き上がらせる方向の電界に交番電界を重畳したものとすることにより、現像ローラ41の表面に電気的に強固に付着しているトナーを現像ローラ41の表面から浮き上がらせ、現像ローラクリーニングブレード44でクリーニングしやすくするものである。このクリーニングモード時には、像担持体1と現像ローラを離間させておくことが好ましい。このようにすることで、現像ローラ41の表面を常にリフレッシュでき、安定して均一な液体現像剤層を長期に現像ローラ41上に形成することができる。
クリーニングモードは、連続した画像形成の間に設けても良いし、この液体現像装置を搭載した画像形成装置の電源投入時でもよい。また、一定の複写枚数ごとにクリーニングモードが入るようにしても良い。いずれにせよ、現像ローラ41の表面を定期的にリフレッシュできれば良い。
液体現像剤供給ヘッド42の製造方法としては、樹脂材料からの成型(押し出し成形方法、型抜き成形方法等)や機械加工、レーザ加工などにより作製する方法を採用することができる。また、板材を貼り合わせて作製することもできる。
液体現像剤供給ヘッド42を構成する材料としては、特に制限なく各種の材料を用いることができるが、樹脂等の絶縁性材料や金属等の導電性材料で、表面に絶縁膜がコートされているようなものであればよい。
樹脂材料としては、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂等の一般に成形可能な樹脂であればよい。
また、図3に示すように、図2(a)におけるヘッド電極424を現像ローラ41の回転方向に対し液体現像剤の吐出口の下流側で現像ローラ41表面と層厚規制部(下流側側板421の先端部)とが最近接する部分(最近接距離L1を形成する部分)より下流側に設けるようにするとさらに良い。図3では、下流側側板421に可とう性材料、例えばウレタン等のゴムブレードを用い、現像ローラ41に押圧しても良い。また、ヘッド電極424には、金属フィルムや樹脂フィルムに金属蒸着したものなどを用いることができる。
このヘッド電極424と現像ローラ41との短絡を防止するために、ヘッド電極424の現像ローラ41側の面には、絶縁材料を設けることが好ましい。金属フィルムであれば絶縁材料を被覆した面を、樹脂フィルムに導電性材料をコートしたものであれば樹脂フィルム面を現像ローラ41側に持ってくることが好ましい。
ヘッド電極424に所定の電圧を印加することで、ヘッド電極424は、下流側側板421の層厚規制部で規制された液体現像剤薄層の表面に沿った状態となり、ヘッド電極424と現像ローラ41との間を液体現像剤薄層が通過する時間内で、トナーを現像モード時には、現像ローラ41側に引き寄せ、上層のトナー濃度を低下させることで、粘度を低くすることができ、よって、ヘッド電極424から液体現像剤薄層が離れるときの層厚ムラを防止することができる。また、図3のような構成にすることで、ヘッド電極424の距離を長くすることができるので、より十分にトナーを現像ローラ表面に寄せることができる。また、クリーニングモード時には、現像ローラ41の表面にあるトナーを表面層の方向に十分に引きはがすことができる。
次に本発明の別の実施形態である液体現像装置4の液体現像剤供給ヘッド42を図4を用いて説明する。
図4(a)に液体現像剤供給ヘッド42の断面図、図4(b)に液体現像剤供給ヘッドの吐出側から見た図を模式的に示す。液体現像剤供給ヘッド42は、吐出口422と吐出口422から吐出した液体現像剤に電圧を印加し、トナーをスリーブ表面側に集めるためのヘッド電極424とヘッド電極424を保持するためのヘッド電極保持側板425と、吐出した液体現像剤に前記電圧を印加した後に、現像ローラ41上の液体現像剤9の層厚を規制する層厚規制部を有する下流側側板421と、前記規制することにより発生する余分な液体現像剤9を回収する余剰現像剤回収口428と現像ローラ41上の現像剤をクリーニングするクリーニングブレード430及びクリーニングされた現像剤を回収するクリーニング済み現像剤回収口429と液体現像剤供給ヘッド42の上流側の側板を構成する上流側側板427とを備えている。
余剰現像剤回収口428から回収された液体現像剤及びクリーニング済み現像剤回収口429から回収された液体現像剤は、液体現像剤槽47に戻される。この時、回収手段としてポンプを用いても良いが、送り出しポンプ46の圧力で回収するようにしても良い。
また、現像ローラクリーニングブレード430は、クリーニングブレード保持側板426が兼ねても良い。材料としては、樹脂材料や薄い金属バネ(リン青銅板やSUS板等)や、ゴム材料を用いるのが良い。
液体現像剤供給ヘッド42の製造方法及び材料については、先に示した実施形態と同様であればよいが、下流側側板421、ヘッド電極保持側板425及びクリーニングブレード保持側板426は、ヘッド電極424に近いため、電気力線が回り込まないように絶縁性材料で作るのが好ましい。
また、下流側側板421と現像ローラ41との最近接距離L1は、0.1μm〜10000μmが好ましく、2μm〜1000μmがより好ましい。最近接距離L1は、液体現像剤中のトナー粒子がスムーズに通過できるように、トナー粒径より大きく設定する必要がある。また、最近接距離L1の設定値が大きすぎると、現像ローラ上の液体現像剤層厚が大きくなり、現像時のトナー移動に長時間を要するため現像速度が遅くなる問題が生じる。ヘッド電極保持側板425と現像ローラ41との最近接距離L3は、L1と同程度か、吐出後の液表面から離れない程度にL1よりも大きく、L3の設定値としては、吐出液量にあわせてL1以上でL1×2以下が好ましい。
以上のような構成により、先に示した実施形態よりもさらにコンパクトになり、また配置自由度も大きくなる。
このような液体現像装置4を用いた画像形成装置により、トナーかぶりや濃度ムラのない画像を形成することができる。
次に本発明の実験例について詳細に説明する。
(実験例1)
絶縁性キャリア液としてモレスコホワイトP−120((株)松村石油研究所社製)を使用し、このキャリア液と粒径3μmのトナー粒子とをトナー濃度30質量%となるように混合し、15Pa・s(25℃)の粘度とした液体現像剤9を調製した。この液体現像剤9のトナーの帯電量は、−50μC/gであった。
この液体現像剤を図1に示す構成を持つ画像形成装置の液体現像剤槽47に収容した。
像担持体1としては、φ80mmのアルミドラムに有機感光体膜を形成し、周速200mm/secで回転させた。また、帯電装置2として、スコロトロンチャージャーを用い、像担持体1の表面を表面電位−700Vになるように帯電した。露光装置3として、半導体レーザを用い、画像部分を露光し、像担持体1の表面電位を−100Vとした。
液体現像装置4における現像ローラ41としては下記のものを用い、また、作動条件は下記の通りに設定した。
径:φ40mm
材料:NBR+カーボンブラック
表面導電率:1×107Ω・cm
ゴム硬度:50°
周速:200mm/sec
バイアス電圧:−400V
また、液体現像剤供給ヘッド42は、図2(b)に示すスリット型のものを使用し、以下のような条件に設定した。
上流側側板423:ポリカーボネート樹脂板
下流側側板421:ポリカーボネート樹脂板
L1:5μm
L2:20μm
吐出口422からの単位長さ(m)当たりの吐出量:1.1×10-63/sec
ヘッド電極424への印加電圧
現像モード時:−600V
クリーニングモード時:−200V
現像ローラクリーニングブレード44には、ウレタンゴムブレード(アスキー硬度70度、板厚2mm)を使用し、常時現像ローラに当接させている。
100枚印刷ごとにクリーニングモードを実行し、100枚印刷ごとに10秒間、液体現像装置4を像担持体1から離間させ、現像ローラ41の表面をクリーニングした。
以上の条件で10000枚の耐刷テストを行い、目視観察したところ、画像濃度のムラやかぶりなどのない良好な画像を形成することができた。
(実験例2)
実験例1において、液体現像剤供給ヘッド42を図3に示す構成にし、設定条件を下記のようにした以外は、同様な方法で実験を行った。
上流側側板423:ポリカーボネート樹脂板
下流側側板421:ウレタンブレード、硬度50度、現像ローラ41に押圧接触
L1:5μm(液体現像剤を吐出し、現像ローラ41が回転駆動した状態での値)
L2:20μm
ヘッド電極424:25μmのポリエチレンフィルムにアルミ蒸着したもの、ポリエチレンフィルム面側を現像ローラ41側の面とした。
実験例1と同様に、10000枚の耐刷テストを行い、目視観察したところ、画像濃度のムラやかぶりなどのない良好な画像を形成することができた。
(実験例3)
実験例1において、液体現像剤供給ヘッド42を図4における構造とし、現像ローラクリーニングブレード44を取り外した以外は、同様な方法で実験を行った。
液体現像剤供給ヘッド42の設定条件を説明する。
下流側側板421:ポリカーボネート樹脂板
ヘッド電極保持側板425:ポリカーボネート樹脂板
上流側側板427:ポリカーボネート樹脂板
L1:5μm
L3:8μm
吐出口422からの単位長さ(m)当たりの吐出量:1.1×10-63/sec
ヘッド電極424への印加電圧
現像モード時:−600V
クリーニングモード時:−200V
現像ローラクリーニングブレード430は、クリーニングブレード保持側板426が兼ねる構造とし、クリーニングブレード保持側板426には、ウレタンゴムブレード(アスキー硬度70度、板厚2mm)を使用し、常時現像ローラに当接させている。また、クリーニング済み液体現像剤は、図示していない吸い上げポンプにより液体現像剤槽47に回収している。また、下流側側板で規制され、発生した余剰現像剤は、吐出口422に液体現像剤を吐出させる送り出しポンプによる圧力により、液体現像剤槽47に回収している。
以上の条件で10K枚の耐刷テストを行い、目視観察したところ、画像濃度のムラやかぶりなどのない良好な画像を形成することができた。
本発明の一実施形態である液体現像装置を備えた画像形成装置の概略構成図である。 (a)は、本発明の一実施形態である液体現像装置における液体現像剤供給ヘッドの概略構成図である。(b)は、本発明の一実施形態である液体現像装置におけるスリット状の吐出口を有する液体現像剤供給ヘッドの吐出側から見た概略構成図である。(c)は、本発明の一実施形態である液体現像装置におけるノズル状の吐出口を複数有する液体現像剤供給ヘッドの吐出側から見た概略構成図である。 本発明の一実施形態である液体現像装置における液体現像剤供給ヘッドの概略構成図である。 本発明の一実施形態である液体現像装置における液体現像剤供給ヘッドの概略構成図である。
符号の説明
L1 下流側側板と現像ローラとの最近接距離
L2 上流側側板と現像ローラとの最近接距離
L3 ヘッド電極保持側板と現像ローラとの最近接距離
1 像担持体
2 帯電装置
3 露光装置
4 液体現像装置
5 転写ローラ
6 クリーニングブレード
7 除電ランプ
8 転写紙
9 液体現像剤
91、92 定着ローラ
41 現像ローラ
42 液体現像剤供給ヘッド
43 現像剤受け
44、430 現像ローラクリーニングブレード
45 吸い上げポンプ
46 送り出しポンプ
47 液体現像剤槽
421 下流側側板(層厚規制部材)
422、422′ 吐出口
423、427 上流側側板
424 ヘッド電極
425 ヘッド電極保持側板
426 クリーニングブレード保持側板
428 余剰現像剤回収口
429 クリーニング済み現像剤回収口

Claims (9)

  1. 静電潜像が形成された像担持体と対向する位置に配置され、その表面に形成されたトナーを含有する液体現像剤の薄層により前記静電潜像の現像を行う現像ローラと、前記現像ローラの軸方向に沿って形成された、前記現像ローラの表面に液体現像剤を供給するための液体現像剤吐出口を有する液体現像剤供給ヘッドとを有する液体現像装置において、
    前記液体現像剤供給ヘッドは、前記現像ローラの回転方向に対して前記液体現像剤吐出口の下流側に設けられた電極と、前記液体現像剤吐出口から吐出され前記現像ローラの表面に形成された液体現像剤の薄層の層厚を規制する層厚規制部とを有していることを特徴とする液体現像装置。
  2. 前記液体現像剤供給ヘッドの層厚規制部と前記現像ローラとの最近接距離L1が以下の式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の液体現像装置。
    Q×0.5≦L1×V≦Q
    式中、Qは軸方向単位長さ、単位時間あたりの現像剤供給量(体積)であり、Vは現像ローラ表面の移動速度である。
  3. 前記電極が、前記現像ローラの回転方向に対し前記液体現像剤吐出口の下流側で前記現像ローラ表面と前記層厚規制部が最近接する部分より下流側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体現像装置。
  4. 前記液体現像剤の粘度が、25℃において、0.1Pa・s以上100Pa・s以下であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の液体現像装置。
  5. 前記液体現像剤供給ヘッドは、前記層厚規制部により規制されて生じる余剰の液体現像剤を回収する第1の回収口を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の液体現像装置。
  6. 前記液体現像剤供給ヘッドは、前記静電潜像の現像が行われた後に前記現像ローラの表面に残存する液体現像剤を除去するクリーニング部を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の液体現像装置。
  7. 前記液体現像剤供給ヘッドは、前記クリーニング部により前記現像ローラから除去された液体現像剤を回収する第2の回収口を備えることを特徴とする請求項6に記載の液体現像装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の液体現像装置を用いて、前記現像ローラを回転させ、前記現像ローラの回転方向に対し液体現像剤吐出口の下流側に設けられた電極と前記現像ローラとの間に、液体現像剤に含有されるトナーを前記現像ローラ側に引き寄せる方向に電界を形成し、前記現像ローラ上に形成される液体現像剤の薄層を接触させて像担持体上の静電潜像の現像を行うことを特徴とする液体現像方法。
  9. 請求項6又は7に記載の液体現像装置における現像ローラのクリーニング方法であって、前記現像ローラを回転させ、前記現像ローラの回転方向に対し液体現像剤吐出口の下流側に設けられた電極と前記現像ローラとの間に、液体現像剤に含有されるトナーを前記電極に引き寄せる方向に、または引き寄せる方向と押しやる方向とに交互に、電界を形成し、電界を作用させた後の液体現像剤を前記現像ローラから除去することを特徴とする現像ローラのクリーニング方法。
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