JP2007239990A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 建物に固定された架台と基礎との間に設置される免震装置において、
   建物の前記架台に取り付けられた滑り支承と、前記滑り支承を支持するための支承転動台と、前記支承転動台を支持するための衝撃緩衝装置と、建物の前記基礎に設置され、前記衝撃緩衝装置を支持するための装置固定盤と、を備えており、
   前記滑り支承は、転動する複数の球体と、前記複数の球体を保持する保持器とを備え、前記支承転動台は、凹面を有する円盤体プレートを有し、前記衝撃緩衝装置は、複数の弾性体とフラットプレートを重ねて構成されており、
   前記支承転動台は、前記衝撃緩衝装置を介して前記装置固定盤に支持され、前記衝撃緩衝装置は地震の際の竪揺れを緩衝し、また、前記滑り支承の前記複数の球体は前記支承転動台の前記円盤体プレートに支持され、前記複数の球体及び前記円盤体プレートは地震の際の横揺れを緩衝することを特徴とする免震装置。
2. 建物に固定された架台と基礎との間に設置される免震装置において、
   建物の前記架台に取り付けられた滑動基盤と、前記滑動基盤を支持するための滑り支承と、前記滑り支承を弾性的に支持するための弾性体と、建物の前記基礎に設置された装置固定盤と、を備えており、
   前記滑り支承は、転動する複数の球体と、前記複数の球体を保持する保持器とを備え、前記滑動基盤は、前記架台に取り付けられる滑動用上部プレートと、前記滑り支承に支持される滑動用下部プレートと、前記滑動用上部プレート及び前記滑動用下部プレートの間に介在された弾性体とを有し、
   前記滑り支承は、前記弾性体を介して前記装置固定盤に支持され、前記弾性体は地震の際の竪揺れを緩衝し、また、前記滑動基盤の前記滑動用下部プレートは前記滑り支承の前記複数の球体に支持され、前記複数の球体及び前記滑動用下部プレートは地震の際の横揺れを緩衝することを特徴とする免震装置。
3. 建物の前記架台と前記基礎との間には、地震の際の全方向の動きを制御するための補助装置が設けられ、前記補助装置は前記滑り支承及び前記支承転動台の周りに配置されていることを特徴とする請求項１又は２に記載の免震装置。
4. 前記補助装置は、建物の前記架台に設けられたアンカー金物と、建物の前記基礎に設置されたアンカー金物と、これらアンカー金物の間に介在された自在伸縮材とから構成されていることを特徴とする請求項３に記載の免震装置。