JP2007238283A - 部品供給装置 - Google Patents

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修一 成川
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Abstract

【課題】搬送経路において所定数量以上の部品の搬送が行われた場合であっても、部品に傷や損傷を与えることなく部品の搬送能力を高めることができる部品供給装置を提供することである。
【解決手段】半球状のボウル状容器261内の微小部品が、螺旋状の部品移送トラック262を搬送され、次に微小部品搬入路、微小部品傾斜搬送路、微小部品姿勢変換路および搬送路上を搬送される。微小部品搬入路、微小部品傾斜搬送路、微小部品姿勢変換路および搬送路と並行に設けられた還流搬送路を搬送される微小部品が、半球状のボウル状容器261内の最上段の部品移送トラック262に戻される。
【選択図】図6

Description

本発明は、部品を振動により移送することが可能な部品供給装置に関する。
従来、部品を供給するために振動式パーツフィーダが広く用いられている。振動式パーツフィーダは、多数の比較的小型の部品を供給する場合に好適なものであるが、特に近年、半導体ICチップ、表面実装型電子部品、水晶振動片などが小型化、薄型化するに従ってその部品供給装置としての重要性がさらに高まっている。
例えば、特許文献1には、部品供給装置について開示されている。特許文献1記載の部品供給装置では、ボウル状容器の内底部に臨む始点を備えた複数の上流トラック部が内周部上を徐々に上昇するようにスパイラル状に形成されている。一方の上流トラック部は他方の上流トラックに向けて部品の進行方向斜めに伸びる傾斜トラック部を備えており、合流点において互いに合流するように構成されている。
その結果、特許文献1記載の部品供給装置においては、部品の供給量を高めることができるとともに、ボウル状容器の内底部に残る部品の数量が少なくなっても部品の供給量の低下を抑制することができる。
また、部品供給装置においては、搬送すべき部品を他の形状の部品に変更することがある。例えば、特許文献2には、部品変更時に有効な振動式部品供給装置について開示されている。特許文献2記載の振動式部品供給装置では、ボウル状容器のトラックの側壁に開口する切欠き部を設け、切欠き部の底からボウル状容器の外周面に貫通する部品排出孔を設けるとともに、切欠き部の上方からプラグを抜差自在に挿入し、通常運転時はプラグで開口を下端まで閉塞し、ボウル状容器内の部品排除時は開口の下端に部品を通す隙間を残してプラグを保持するようにし、部品排除部を内周側のトラックに設けて、短時間で効率よくボウル状容器内の部品を排除できるようにしたものである。
その結果、特許文献2記載の振動式部品供給装置においては、供給部品の変更時に、ボウル状容器内の部品を短時間で効率よく、かつ確実に排除できる。
特開2002−316712号公報 特開2000−85948号公報
しかしながら、特許文献1または特許文献2記載の部品搬送装置においては、所定の数量以上の部品を搬送した場合、所定の数量以上の部品を排出させてボウル状容器の内底部に戻していたため、再度ボウル状容器の内底部の始点から搬送を行うこととなり、搬送距離が2倍となって最適な部品の搬送を行うことができない状態となっていた。また、従来の部品搬送装置において、過剰な数量の部品をトラックから排除する際にエアー噴出やトラックの絞り等により部品を落下させているため、部品の落下回数が増加すると、部品の損傷や傷の発生または静電気等の影響等が大きな課題となる。
また、上記特許文献1記載の部品供給装置においては、複数のトラックを設けているため、部品供給装置の製造費用が高価となり、また複数のトラックの本数が多くなればなるほど、合流部において部品の干渉が増加し、部品の損傷や傷の発生または静電気の影響等も想定されうる。
さらに、特許文献2記載の振動式部品供給装置においては、搬送路を構成している一つの面を切欠いているため部品の排出時には特に問題が生じないが、部品を排出させない場合、プラグが当該一つの面に補充され、当該プラグと切欠かれていない搬送路との間に凹凸が生じることとなる。そのため、当該凹凸部分に部品が引っかかり搬送能力が低下するという課題も生じていた。
本発明の目的は、搬送経路において所定数量以上の部品の搬送が行われた場合であっても、部品に傷や損傷を与えることなく部品の搬送能力を高めることができる部品供給装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、搬送経路において所定数量以上の部品の搬送が行われた場合に、部品に傷や損傷を与えることなく早期に再度搬送することができ、かつ部品搬送の作業終了時に早期に部品を排出することができる部品供給装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
(1)
本発明に係る部品供給装置は、部品の姿勢を整えて供給を行う部品供給装置であって、半球状のボウル状容器内の内周に沿って下方から上方に向けて螺旋状に形成された螺旋状搬送路に振動を付与することにより、ボウル状容器内に投入された部品をボウル状容器内の周縁部に設けられた部品排出口まで搬送する部品整列供給装置と、部品整列供給装置によって搬送された部品を、直線状に形成された直線状搬送路に振動を付与することにより直線状搬送路の上流から下流まで搬送する部品直線搬送装置とを備え、部品直線搬送装置は、直線状搬送路と並行に設けられて部品を部品整列供給装置のボウル状容器内に戻すように搬送する還流搬送路をさらに備え、還流搬送路の下流端は、螺旋状搬送路の最上段の螺旋状搬送路に接続されたものである。
本発明に係る部品供給装置においては、半球状のボウル状容器内の部品が、螺旋状搬送路を搬送され、次に直線状搬送路上を搬送される。直線状搬送路と並行に設けられた還流搬送路が、最上段の螺旋状搬送路に接続されている。
この場合、還流搬送路を搬送された部品が、半球状のボウル状容器内の中央下部に投下されないので、部品の損傷や傷の発生を防止することができる。また、螺旋状搬送路において部品が所定の間隔(部品のサイズ)以上の間隔で搬送された場合には、その所定の間隔に、還流搬送路により還流搬送された部品が入るので、部品の搬送能力を最大限まで向上させることができる。
(2)
直線状搬送路は、下流側において、所定の数量の部品を通過させる通過口を有し、所定の数量以上の部品を排出する排出口を有し、還流搬送路の上流端は、排出口から排出される部品を授受する受け取り口を有してもよい。
この場合、直線状搬送路の通過口の働きにより次工程に過剰数量の部品を供給することを防止できる。また、過剰となった部品を還流搬送路を介して部品整列供給装置に戻すことができる。
(3)
部品整列供給装置は、部品を部品供給装置外に排出する排出部と、螺旋状搬送路の途中経路において、排出部に部品を搬送する第1の搬送経路および部品排出口に部品を搬送する第2の搬送経路を切り換え可能な切り換え部と、を備えてもよい。
この場合、切り換え部により第1の搬送経路および第2の搬送経路を切り換えることができる。その結果、螺旋状搬送路の部品排出口まで部品を搬送するか、螺旋状搬送路の途中で部品供給装置外に部品を排出するかを、選択することができる。その結果、部品供給装置において部品の供給を停止または終了する場合、部品を部品排出口まで搬送することなく、排出部から排出させることができる。したがって、部品供給作業の終了時間を短くすることができる。
(4)
切り換え部は、部品を搬送可能な搬送経路を有する部材からなり、切り換え部を直線状に摺動させることにより、第1の搬送経路および第2の搬送経路のいずれか一方に接続させてもよい。
この場合、切り換え部を摺動させることにより、第1の搬送経路および第2の搬送経路のいずれか一方に部品を供給することができるので、複数の経路のために搬送路を設ける必要がない。また、第1の搬送経路および第2の搬送経路への切り換え時間を短くすることができる。
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。本発明に係る部品供給装置の一例として、微小な部品を搬送する微小部品供給装置に適合させた場合について説明を行う。
(一実施の形態)
図1および図2は、本発明の一実施の形態に係る微小部品供給装置100の一例を示す模式的斜視図である。図1は微小部品供給装置100の上面を示し、図2は微小部品供給装置100の側面を示す。
図1および図2に示すように、微小部品供給装置100は、パーツフィーダ200、リニアフィーダ300およびステージ900を含む。また、図2に示すように、パーツフィーダ200は、部品搬送部260、振動発生部270、支持部280および支持台290とを含む。パーツフィーダ200についての詳細については後述する。
本実施の形態における微小部品供給装置100においては、ステージ900上にパーツフィーダ200およびリニアフィーダ300が設けられる。パーツフィーダ200の部品排出部267には、リニアフィーダ300の微小部品搬入部311が接続されている。さらに、リニアフィーダ300の微小部品還流路317には、パーツフィーダ200の還流搬送路268が接続されている。
パーツフィーダ200の振動発生部270により発振された振動が、振動発生部270の上部に載置された部品搬送部260に与えられる。部品搬送部260内には、後述するボウル状容器261の内周に沿って螺旋状の部品移送トラック262(図1参照)が設けられる(詳細については後述する。)。部品搬送部260の中央底部に微小部品800が供給され、振動発生部270からの振動により微小部品800が螺旋状の搬送路上を搬送され、部品排出部267からリニアフィーダ300の微小部品搬入部311に与えられる。
また、後述するように、リニアフィーダ300には、圧電式振動部302が設けられており、圧電式振動部302により発振された振動が、リニアフィーダ300の各搬送路に与えられる。それにより、微小部品供給装置100は、微小部品供給装置100の次工程に微小部品800を供給することができる。
また、リニアフィーダ300の搬送路内において所定姿勢に整理されなかった微小部品800が存在する場合、または次工程においてトラブルが生じて次工程側に微小部品800を搬送させないようにする場合、後述する還流部材325により微小部品800が、微小部品還流路317からパーツフィーダ200の還流搬送路268を介してボウル状容器の内周面の最上部の部品移送トラック262に戻される。
次に、図3は本実施の形態において搬送される微小部品800の形状の一例を示す模式的斜視図である。
図3に示すように、微小部品800は、長さL、高さH、幅Bを有する直方体からなる。長さL、高さHおよび幅Bの関係は、H<B<Lの関係を有する。このように、微小部品800は平板状の微小部品からなる。
また、微小部品供給装置100は、微小部品800の一方の面に電極が形成されたものである場合が多く、一般に微小部品800の大きさは、長さLが3.2mm〜8mm程度であり、幅Bが2.5mm〜5.0mm程度であり、高さHが0.8mm〜1.7mm程度である。
図4は、パーツフィーダ200の詳細の一例を示す模式図である。図4のパーツフィーダ200は、部品移送トラック262がボウル状容器261の内周面に沿って下方から上方にスパイラル状(螺旋状)に搬送溝が形成されたボウル状容器型パーツフィーダである。
図4に示すように、パーツフィーダ200は、主に部品搬送部260、振動発生部270、支持部280および支持台290を含む。
振動発生部270には、圧電バネ238および圧電素子239が設けられ、支持部280には、支持バネ240が設けられる。
圧電バネ238は、断面がL字形状の弾性板部材からなる。圧電バネ238は、L字形状の長手方向を有する一辺が可動台244および固定台245に対して略垂直に配設され、L字形状の他の一辺が固定台245を取り巻くように設けられる。圧電バネ238の略L字形状の一辺は、振動発生部270の中心方向に向かって延在されるとともに、延在されるその端部が可動台244に取り付け部を介して取り付けられている。一方、圧電バネ238の略L字形状の他の一辺は、固定台245に取り付け部を介して取り付けられている。
支持バネ240は、長手方向を有する平板形状の弾性板部材からなる。支持バネ240は、パーツフィーダ200の振動発生部270の周囲4箇所に均等に配設されている。そして、支持バネ240の一端側が部品搬送部260に取り付けられ、その他端側が固定台235に取り付けられている。なお、固定台235は、支持台290に固設されている。
支持バネ240は、鉛直面に対して長手方向の面が角度θ傾斜して設けられる。そして、圧電バネ238のL字形状の一辺の面は、鉛直方向に対して支持バネ240と同じ角度θ傾斜して設けられる。このように、支持バネ240と圧電バネ238とが同角度傾斜していることで、圧電バネ238と支持バネ240との間で振動動作に干渉を生じることを抑制でき、圧電バネ238に生じる捩じれ応力を低減し、効率よく振動を伝達することができる。
可動台244の上方には、部品搬送部260が設けられる。部品搬送部260には、半球状のボウル状容器から形成されたボウル状容器261が設けられる。このボウル状容器261には、ボウル状容器261の内周面に対して、下方から上方へスパイラル状(螺旋状)に形成された部品移送トラック262が形成されている。
パーツフィーダ200においては、圧電バネ238の長手方向が水平方向に延在して配設されるため、パーツフィーダ200の低背化を図ることができる。また、L字形状の圧電バネ238の弾性変形によりそのコーナー部分の角度が変化することで、比較的小さい力でスムーズに効率よく部品搬送部260に振動を伝達することができる。また、圧電バネ230の弾性変形によりL字形状のコーナー部分の角度が変化することで、部品搬送部260に対して効率よく振動を伝達することができる。
次に、図5および図6は図4の部品搬送部260を上方から見た模式的平面図である。
図5および図6に示すように、部品搬送部260には、半球状のボウル状容器261が設けられる。このボウル状容器261には、内周面に対してスパイラル状に形成された部品移送トラック262が形成されている。
部品移送トラック262には、ボウル状容器261の内周面に対して、下方から上方に対して徐々に搬送路の幅が狭くなるように搬送溝が形成されている。すなわち、この搬送溝は、下方において複数の微小部品を搬送することができる幅、または微小部品の姿勢が正常でない場合でも搬送できる幅で形成されており、姿勢調整装置(エアー噴出装置からの気体により所定の姿勢に整えられる)等(図示せず)が設けられた経路の後に、微小部品800の姿勢が一律に搬送できる幅と一致するように徐々に狭くなるように形成されている。
また、ボウル状容器261の最上部の周縁部の部品移送トラック262には、リニアフィーダ300に部品の受け渡しが可能な部品排出部267が形成されている。部品排出部267の下流端には、部品排出口267aが設けられる。さらに、部品排出部267よりも上流側で、かつボウル状容器261の最上部の内周面の部品移送トラック262には、リニアフィーダ300から還流された部品を受け取ることができる還流搬送路268が形成されている。
ボウル状容器261の内周面の部品移送トラック262には、部品早出し搬送部265が設けられている。部品早出し搬送部265には、部品移送トラック262と同様の搬送溝264および搬送溝264a(図5および図6の点線部)が形成されている。
図5に示すように、部品早出し搬送部265は、長穴を有しており、ボルト266により部品搬送部260に固設されている。この場合、搬送溝264が部品移送トラック262および部品排出部267の間に連通して設けられており、搬送溝254aは、部品移送トラック262と連通していない。例えば、作業者が、ボウル状容器261内の微小部品800を短時間で排出させたい場合、ボルト266を緩めて、図6に示すように、長孔に沿って部品早出し搬送部265を矢印Yの方向に直線方向に摺動させる。その結果、部品早出し搬送部265に形成された搬送溝264aが、搬送溝264が部品移送トラック262およびボウル状容器261の外側に形成された排出溝263の間に連通して設けられる。なお、この場合、搬送溝264は部品移送トラック262と連通していない。
また、排出溝263から微小部品800を排出し終えた後には、ボルト266を緩めて、図5に示すように、長孔に沿って部品早出し搬送部265を矢印R(図6参照)と逆方向に摺動させる。その結果、部品早出し搬送部265に形成された搬送溝264が、ボウル状容器261の部品移送トラック262および部品排出部267の間に連通して設けられる。
次いで、図7は、図5および図6における部品早出し搬送部265の前後の部品移送トラック262を示す模式的断面図である。図7(a)は図5に示す部品早出し搬送部265の前後の部品移送トラック262のA−A線断面を示し、図7(b)は図6に示す部品早出し搬送部265の前後の部品移送トラック262のB−B線断面を示す。
図7(a)に示すように、部品早出し搬送部265は、部品早出し搬送部265よりも上流の部品移送トラック262が部品早出し搬送部265の搬送溝264よりも僅かに高くなるように設けられ、部品早出し搬送部265よりも下流の部品移送トラック262が部品早出し搬送部265の搬送溝264よりも僅かに低くなるように設けられる。その結果、部品移送トラック262および部品早出し搬送部265の間において、微小部品800が詰まることなく、また微小部品800の姿勢を変化させることなくスムーズな搬送を行うことができる。なお、部品移送トラック262および部品早出し搬送部265の間における僅かな高さの違いは、搬送すべき微小部品800の高さH(図3参照)の0%以上10%以下であることが好ましい。
また、図7(b)に示すように、部品早出し搬送部265よりも排出溝263が部品早出し搬送部265の搬送溝264aよりも僅かに低くなるように設けられる。その結果、部品移送トラック262および排出溝263の間において、微小部品800が詰まることなく、また微小部品800の姿勢を変化させることなくスムーズな搬送を行うことができる。
次に、リニアフィーダ300の詳細について説明する。図8は、リニアフィーダ300の詳細を示す模式的側面図である。
リニアフィーダ300は、防振台301、圧電式振動部302、振動伝達部303、第1搬送部材320、第2搬送部材330、接続部材340、弾性板部材360および第3搬送部材350を含む。
図8に示すように、防振台301の上部には、圧電式振動部302が複数の防振用板ばね380により保持される。圧電式振動部302の上部には、振動伝達部303が複数の板ばね390により保持される。振動伝達部303の上部には、第1搬送部材320が固定され、第1搬送部材320の一端側には、第2搬送部材330が接続され、第1搬送部材320の側面には、接続部材340が併設される。また、第1搬送部材320には弾性板部材360を介して第3搬送部材350が設けられる。
以上の構成により、圧電式振動部302により発振された振動は、板ばね390により第1搬送部材320および第2搬送部材330に伝えられ、さらに弾性板部材360により第3搬送部材350に伝えられる。
次いで、図9および図10は第1搬送部材320、第2搬送部材330、接続部材340および第3搬送部材350の詳細を説明するための図である。図9は上面を示し、図10は側面を示す。
図9に示すように、第1搬送部材320は、微小部品搬入部321、傾斜搬送部322、姿勢変換部323および搬送部324からなる。微小部品搬入部321には微小部品搬入路311が設けられ、傾斜搬送部322には微小部品傾斜搬送路312が設けられ、姿勢変換部323には微小部品姿勢変換路313が設けられ、搬送部324には搬送路314が設けられる。また、搬送路314から直線状に接続された第2搬送部材330には、搬送路315が設けられる。さらに、第1搬送部材320に併設された接続部材340には、搬送路314から分岐された搬送路316が設けられる。また、第3搬送部材350には、微小部品搬入路311、微小部品傾斜搬送路312、微小部品姿勢変換路313および搬送路314と並行するように、還流搬送路317が設けられる。
搬送路314および搬送路315の間に微小部品800の搬送条件を超えた部品量を排出する絞り機構325が設けられている。ここでの微小部品800の搬送条件とは、例えば、微小部品800の姿勢が一律であること、または、単位時間当たりの部品搬送量の上下限を超過していないこと等が挙げられる。すなわち、微小部品800の姿勢が一律に整列していない微小部品800が絞り機構325によって搬送路316側に送られ、単位時間当たりの予定した微小部品800の部品量搬送量を超過した微小部品800が、絞り機構325によって搬送路316側に送られる。
また、例えば、微小部品供給装置100の次工程において、微小部品供給装置100からの微小部品800の供給を一時停止したい場合に、絞り機構325を搬送路316側に切り換える。それにより、微小部品搬入路311、微小部品傾斜搬送路312、微小部品姿勢変換路313および搬送路314により搬送されてきた微小部品800が、搬送路316および還流搬送路317によりパーツフィーダ200側に還流される。
なお、本実施の説明においては、絞り機構325として説明したが、これに限定されず、他の任意の機構を用いて微小部品800の部品量を調整するようにしてもよい。
搬送路317を搬送する微小部品800は、パーツフィーダ200側に還流され、パーツフィーダ200の還流搬送路268に戻される。そして、還流搬送路268から部品移送トラック262の最上部に戻される。
ここで、還流された微小部品800は、ボウル状容器261の下方から上方まで螺旋状に形成された部品移送トラック262の全ての経路を搬送されることなく、部品排出口267aに到達する。したがって、早期に部品排出口267aに到達するので、単位時間当たりの微小部品800の搬送能力を総合的に高めることができる。
上記一実施の形態においては、微小部品800が部品に相当し、微小部品供給装置100が部品供給装置に相当し、半球状のボウル状容器261が半球状のボウル状容器に相当し、部品移送トラック262が螺旋状搬送路に相当し、部品排出口267aが部品排出口に相当し、パーツフィーダ200が部品整列供給装置に相当し、微小部品搬入路311、微小部品傾斜搬送路312、微小部品姿勢変換路313および搬送路314が直線状搬送路に相当し、リニアフィーダ300が部品直線搬送装置に相し、微小部品還流路317が還流搬送路に相当し、排出溝263が排出部に相当し、搬送溝264が第1の搬送経路に相当し、搬送溝364aが第2の搬送経路に相当し、部品早出し搬送部265が切り換え部および搬送部材に相当する。
本発明は、上記の好ましい一実施の形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
本発明の一実施の形態に係る微小部品供給装置の一例を示す模式的斜視図 本発明の一実施の形態に係る微小部品供給装置の一例を示す模式的斜視図 本実施の形態において搬送される微小部品の形状の一例を示す模式的斜視図 パーツフィーダの詳細の一例を示す模式図 図4の部品搬送部を上方から見た模式的平面図 図4の部品搬送部を上方から見た模式的平面図 図5および図6における部品早出し搬送部の前後の部品搬送路を示す模式的断面図 リニアフィーダの詳細を示す側面図 第1搬送部材、第2搬送部材、接続部材および第3搬送部材の詳細を説明するための図 第1搬送部材、第2搬送部材、接続部材および第3搬送部材の詳細を説明するための図
符号の説明
100 微小部品供給装置
200 パーツフィーダ
261 半球状のボウル状容器261
262 部品搬送トラック
263 排出溝
265 部品早出し搬送部
267 部品排出部
267a 部品排出口
300 リニアフィーダ
311 微小部品搬入路
312 微小部品傾斜搬送路
313 微小部品姿勢変換路
314 搬送路
317 微小部品還流路
800 微小部品

Claims (4)

  1. 部品の姿勢を整えて供給を行う部品供給装置であって、
    半球状のボウル状容器内の内周に沿って下方から上方に向けて螺旋状に形成された螺旋状搬送路に振動を付与することにより、前記ボウル状容器内に投入された前記部品を前記ボウル状容器内の周縁部に設けられた部品排出口まで搬送する部品整列供給装置と、
    前記部品整列供給装置によって搬送された部品を、直線状に形成された直線状搬送路に振動を付与することにより前記直線状搬送路の上流から下流まで搬送する部品直線搬送装置とを備え、
    前記部品直線搬送装置は、
    前記直線状搬送路と並行に設けられて前記部品を前記部品整列供給装置の前記ボウル状容器内に戻すように搬送する還流搬送路をさらに備え、
    前記還流搬送路の下流端は、前記螺旋状搬送路の最上段の螺旋状搬送路に接続されたことを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記直線状搬送路は、
    下流側において、所定の数量の前記部品を通過させる通過口を有し、前記所定の数量以上の前記部品を排出する排出口を有し、
    前記還流搬送路の上流端は、
    前記排出口から排出される部品を授受する受け取り口を有することを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記部品整列供給装置は、
    前記部品を前記部品供給装置外に排出する排出部と、
    前記螺旋状搬送路の途中経路において、前記排出部に前記部品を搬送する第1の搬送経路および前記部品排出口に前記部品を搬送する第2の搬送経路を切り換え可能な切り換え部と、を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の部品供給装置。
  4. 前記切り換え部は、前記部品を搬送可能な搬送経路を有する部材からなり、前記切り換え部を直線状に摺動させることにより、前記第1の搬送経路および前記第2の搬送経路のいずれか一方に接続させることができることを特徴とする請求項3に記載の部品供給装置。
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