JP2007238138A - Icタグ付き金属蓋及び金属容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ICタグを外見上目立たなくして、容器の外観を保つとともに、人為的なICタグの剥離、損壊等を抑制し、商品の出荷、陳列等の際に他の商品や器具と接触してICタグが破損する可能性を低減させる。また、ICタグのアンテナ長を十分に確保するとともに、隣接する金属容器で隠れてしまう可能性を低減し、リーダ・ライタとの間で良好な無線通信を行うことができるようにする。
【解決手段】ICチップ41及びアンテナ42を備えるICタグ40を、容器本体20ではなく、金属蓋30に装着する。具体的には、ICタグ40を絶縁部材44で被覆し、開封用タブ33のリング孔38に圧入状態で装着する。
【選択図】図7

Description

本発明は、アルミニウム缶、スチール缶等の金属容器に備えられる金属蓋に関し、特に、リーダ・ライタとの間で無線通信を行うICタグが装着されたICタグ付き金属蓋及び金属容器に関する。
一般に、アルミニウム缶、スチール缶等の金属容器は、例えば、ビール、コーラ、サイダー等の炭酸飲料や果汁飲料、各種お茶類等の飲料用の容器、缶詰食品の容器、各種液体製品の容器等に広く使用されている。
そして、このような各種の金属容器には、例えば商品名や内容物の成分、生産者、生産地、賞味期限等、所定の商品情報を表示した文字やバーコード等が付されている。この種の商品情報の表示は、通常、金属容器の外面に直接印刷されたり、ラベルに印刷されて貼付されるようになっている。
ところが、商品情報等を表示するラベルや印刷は、容器のデザイン等を損なわないよう小さく表示されるのが一般的であり、その結果、表示面積や表示される文字の大きさ、文字数等が限られたものとなり、充分な商品情報が表示できないという問題があった。
また、バーコード表示の場合、リーダで読み取るためにバーコード自体を容器表面に平面状に表示等しなければならず、また、傷や汚れ等があると読み取り不能となってしまい、しかも、バーコードでコード化できる情報量は限られていることから、文字による表示の場合と同様に、商品情報を表示、認識する手段としては一定の限界があった。
そこで、このような従来の商品情報表示の不利・不便を解消し、必要かつ十分な商品情報を簡易かつ正確に表示等する手段として、最近ではICタグが利用されるようになってきている。
ICタグは、非接触ICタグ、RFID(Radio Frequency Identification)タグ、RFタグ等とも呼ばれ、ICチップと無線アンテナを樹脂やガラス等で封止してタグ(荷札)状に形成した超小型の通信端末で、ICチップに所定の情報を記録して対象物にタグを取り付け、記録した情報を無線通信により読取装置(リーダ・ライタ)側でピックアップすることにより、ICチップに記録された情報を認識、表示するものである。
このようなICタグは、ICチップのメモリに数百バイト〜数キロバイトのデータが記録可能であり、十分な情報等を記録でき、また、読取装置側と非接触であるため接点の磨耗や傷、汚れ等の心配もなく、さらに、タグ自体は無電源にすることができるため対象物に合わせた加工や小型化・薄型化が可能となる。
そして、このようなICタグを用いることで、商品に関する種々の情報、例えば商品の名称や重量、内容量、製造・販売者名、製造場所、製造年月日、使用期限・賞味期限等の種々の情報が記録可能となり、従来の文字やバーコードによる商品表示では不可能であった多種多様な商品情報であっても、小型・薄型化されたタグを商品に装着するだけで利用することが可能になった。
ところが、このようなICタグをアルミニウム缶やスチール缶のような金属容器に取り付けた場合、金属容器の導電性によってICタグが影響を受けてしまい、正確な無線通信が行えなくなるという問題が発生した。
ICタグを容器に取り付けると、ICタグが発生する磁束は容器を貫通する方向に生じることになる。このため、タグを金属容器に取り付けた場合、アンテナ部が発する磁波・電磁波が金属容器側に吸収される熱損失等が生じてしまい、タグの通信特性が損なわれる事態が生じる。
例えば、図9(a)に示すように、ICタグ100を金属容器101に取り付けると、図9(b)に示すように、タグ100が発する磁束により金属容器101の表面に渦電流が誘起され、この渦電流によって、ICタグ100の磁束が打ち消されて熱損失が生じる
また、金属容器101の影響によりタグ100のアンテナコイル部のインダクタンス等が変化してしまい、これによりアンテナの共振回路の共振周波数もずれてしまう。
このようにして、通常の汎用されているICタグをそのまま金属容器に取り付けると、タグが誤動作したり、リーダ・ライタとの無線通信が行えないという問題が発生した。
そこで、これまで、アルミニウム缶やスチール缶のような金属容器にICタグを取り付ける場合には、ICタグの構成を金属容器専用のものに変更して、金属容器からの影響を回避しようとする提案がなされている(例えば、特許文献1−3参照。)。
具体的には、図10に示すように、従来提案されている金属容器専用のICタグ102は、タグ内部の金属容器101と対向する側に、シート形状等に形成した磁性体(高透磁率体)103や誘電体が配設されるようになっており、これによって、ICタグ102が発する磁束を磁性体103内に通過させて、金属容器101側に渦電流が発生することを防止するようになっていた。
特開2002−207980号公報(第2−4頁、第1図) 特開2004−127057号公報(第3−4頁、第1図) 特開2004−164055号公報(第4−5頁、第1図)
しかしながら、従来提案されている金属容器用のICタグは、汎用のICタグに比べ厚さ等の寸法が大きく、金属容器の表面に装着すると、外見上タグが装着されていることが明らかになってしまい、金属容器の外観を損なうおそれがあるとともに、商品の出荷、陳列等の際に他の商品や器具等と接触して破損するおそれもあり、さらに、人為的に剥離、損壊等することも可能で、管理システムに支障を来す可能性があった。
また、外見上目立たないようにICタグを小型化することも可能であるが、この場合には、必要なアンテナ長を確保できずに、無線通信の距離(範囲)が狭い範囲に限られたり、隣接する金属容器の影響等によって通信特性が損なわれるおそれがあった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する課題を解決するために提案されたものであり、他の商品や器具と接触したり、隣接する金属容器で隠れてしまう可能性が低い金属蓋に絶縁封止されたICタグを装着することにより、容器の外観を損なうことなくICタグを装着できるとともに、ICタグの破損等も防止でき、かつ、金属容器による影響を回避してリーダ・ライタとの間で良好な無線通信を行うことができるICタグ付き金属蓋及び金属容器の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のICタグ付き金属蓋は、請求項1に記載するように、容器を封止する金属蓋であって、ICチップ及びアンテナを備えるICタグが、絶縁部材を介して装着される構成としてある。
このような構成からなる本発明のICタグ付き金属蓋によれば、リーダ・ライタとの間で通信を行うICタグを、ゴム等の絶縁部材で封止された状態で、金属容器の金属蓋側に装着されるようになっている。
金属蓋に装着されるICタグは、ゴム等で絶縁封止され、金属蓋や金属容器の影響を受けることなくリーダ・ライタとの間で通信が行え、しかも、容器の外観上デッドスペースとなる金属蓋に装着されることにより、容器の外観を損なうことなく、通信に必要となる十分なアンテナ長を確保でき、リーダ・ライタとの間で良好な無線通信を行うことができる。
また、蓋部に装着されたICタグは、金属容器が保管・陳列された状態でも、他の容器や商品等で隠れてしまうことがなく、どのような状態でもリーダ・ライタとの通信が行えるようになり、ICタグとしての機能・特性を十分に発揮させることができる。
絶縁封止されたICタグは、既存の汎用タグを使用することができ、小型かつ安価に製造可能であり、本発明により、低コストで良好な通信特性が得られる金属対応のICタグを実現することができる。
そして、本発明では、ICタグが容器本体側ではなく金属蓋側に装着されることにより、容器の外見上ICタグが目立たなくなり、タグの装着によって容器の外観が損なわれることなく、容器本来の外観・デザインを維持することができる。
また、ICタグが外観上目立たなくなることで、人目に付きにくくなり、人為的なICタグの剥離、損壊等も抑制することができる。
さらに、金属蓋は、容器の保管、出荷、陳列等の際にも、他の容器や器具、他の商品等とほとんど接触することがなく、金属蓋に装着されたICタグは、他の容器や商品等と接触して破損したり、容器から脱落することも有効に防止できるようになる。
特に、本発明のICタグ付き金属蓋は、請求項2に記載するように、リング孔を有する開封用タブを備え、前記ICタグが、前記絶縁部材を介して前記開封用タブのリング孔に装着される構成としてある。
このような構成からなる本発明のICタグ付き金属蓋によれば、ICタグを容器開封用のプルタブのリング孔内に装着することで、開封用タブのリング孔をICタグの装着空間として利用できるとともに、装着されたICタグをプルタブのリング部によって保護することができる。
金属容器に備えられる開封用タブ(プルタブ)のリング孔は、一般に、開封時の指掛け用の孔として認識されているが、近年の開封用タブは、開封後も金属蓋から分離されない構造となっており、小型化され、容器から完全に切り離される旧来の大型のプルタブとは異なり、リング孔も小さいものとなっている。
すなわち、現在流通している金属容器の開封用タブのリング孔は、実際には孔に指が入れられることはなく、せいぜい開封時に指の腹で押えられる程度のものとなっている。
本発明では、このように実際にはデッドスペース化している開封用タブのリング孔をICタグの装着空間として有効活用するものであり、タブのリング孔にICタグを装着することで、開封用タブ本来の機能を損なうことなく、金属蓋の空間を有効に利用でき、また、ICタグをリング孔内に隠蔽して、外観上目立たなくすることができ、リング部によってICタグを保護することもできる。
さらに、開封用タブのリングは、金属蓋の表面からある程度離間する構成となっており、開封用タブに装着することで、ICタグを金属蓋から離間させることができ、無線通信における金属の影響を可及的に低減することができる。
また、本発明のICタグ付き金属蓋は、請求項3に記載するように、前記ICタグが前記絶縁部材によって被覆され、当該絶縁部材が前記リング孔内に圧入されることにより、前記ICタグが前記リング孔内に装着される構成としてある。
このような構成からなる本発明のICタグ付き金属蓋によれば、ICタグを絶縁封止する絶縁部材として、一定の弾性を有するゴム等で構成し、その絶縁部材を開封用タブのリング孔内径よりやや大きくなるように形成することにより、ICタグを封止した絶縁部材をタブのリング孔内に圧入状態で押し込んで、ICタグを開封用タブに装着することできる。
これにより、ゴム等で封止されたICタグは、装着のための基材や接着剤等を必要とすることなく、金属蓋側に脱落不能に蓋側に取り付けることができ、ICタグの装着作業がきわめて容易に行うことができ、また、取り外しも簡単に行え、容器の使用後の廃棄・回収の際にも、容器とICタグとの分別が容易となりリサイクルに資する金属容器を実現することができる。
また、弾性を有する絶縁部材で封止されることで、ICタグは外部からの接触・衝撃等からも保護され、信頼性の高いICタグ付き金属容器を提供できるようになる。
そして、本発明の金属容器は、請求項4に記載するように、容器本体と、この容器本体を封止する金属蓋とを備える金属容器であって、前記金属蓋が、請求項1乃至3のいずれかに記載のICタグ付き金属蓋からなる構成としてある。
このような構成からなる本発明の金属容器によれば、本発明に係るICタグ付き金属蓋を備えることで、アルミニウム缶、スチール缶等の金属容器において、容器の外観・デザインを損なうことなく、また、ICタグの破損・脱落等を防止しつつ、リーダ・ライタとの間で良好な無線通信を行うことができる。
本発明によれば、絶縁封止したICタグを金属容器の蓋部の開封用タブに装着することで、他の商品や器具と接触したり、隣接する金属容器で隠れてしまうことがなくなり、容器の外観・デザインを損なうことなくICタグを装着できるとともに、ICタグの破損・脱落等も防止しつつ、金属容器による影響を回避してリーダ・ライタとの間で良好な無線通信を行うことができる
以下、本発明に係るICタグ付き金属蓋及び金属容器の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
[金属容器]
図1は、本発明の一実施形態に係るICタグ付き金属蓋を備えた金属容器を示す斜視図であり、図2は、本実施形態に係る金属容器を示す部分断面図、図3は、同じく本実施形態に係る金属容器の巻締め部を示す断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態の金属容器10は、飲料が充填されるアルミニウム缶、スチール缶等の缶容器であり、缶の胴部及び底部からなる容器本体20と、缶の蓋部となる金属蓋30とで構成されている。
そして、このような金属容器10の金属蓋30に、リーダ・ライタとの間で通信を行うICタグ40が装着されるようになっている。
ここで、金属容器10を構成する缶容器は、いわゆるスリーピース缶の場合には、胴部と蓋部及び底部がそれぞれ分離しており、胴部に蓋部及び底部を巻締めることにより形成され、いわゆるツーピース缶の場合には、底部と胴部が一体化されて容器本体を構成し、この容器本体に蓋部が巻締められることにより形成される。
本実施形態の金属容器10は、胴部及び底部を形成する容器本体20に、蓋部を形成する金属蓋30を巻締めるツーピース缶によって構成してある。
但し、金属容器10は、スリーピース缶によって構成してもよい。
図2及び図3に示すように、容器本体20と金属蓋30との巻締め部は、容器本体20の上端縁に形成されたボディフック21と、金属蓋30の外周縁に形成されたカバーフック31とを重ね合わせ、かつ、巻込み状に圧着することにより形成されている。
この巻締め部は、金属容器10に充填された内容物の品質保持に大きな影響を与える部分であり、通常は、巻締め部の重ね合わせ部分にウレタン樹脂P等を塗布し、必要な密封性が確保されるようになっている。
このような構成により、金属容器10は、容器本体20と金属蓋30は、絶縁部材であるウレタン樹脂Pを介して絶縁されるが、厳密には、容器本体20と金属蓋30が直接接触する部分も存在しているので、完全な絶縁状態とはなっていない。
そこで、本実施形態では、後述するように、ICタグ40がゴム等の絶縁部材で絶縁封止されるようになっており、金属蓋30に装着されるICタグ40が、金属蓋30及び容器本体20と完全な絶縁状態となるようにしてある。
[金属蓋]
図4は、本発明の一実施形態に係る金属蓋30の平面図である。
同図に示すように、金属蓋30は、円形の蓋パネル32と開封用タブ33を備えた構成となっている。
蓋パネル32は、円形の金属板であり、周縁部には、上述したカバーフック31が形成され、中央部オフセット位置には、開口予定領域を囲むようにスコア34が形成されている。
開封用タブ33は、剛性のある板状部材であり、リベット35を介して蓋パネル32に固定される固定部36と、固定部36から蓋パネル32に沿って延びるリング部37とを一体的に備えている。
固定部36は、スコア34に囲まれた開口予定領域にオーバーラップするように蓋パネル32に固定されており、リング部37は、スコア34から遠ざかる方向に延びている。
リング部37は、リング孔38を有する環状のつまみ部であり、リング部37の先端部に指を掛けて引き起すと、リベット35を支点として固定部36の先端部が下動し、いわゆる梃子の原理でスコア34を破断する。これにより、開口予定領域が開封され、内容物の注出が可能になる。
リング部37の一部又は全体は、蓋パネル32の表面から離間するように形成することが好ましい。このようにすると、リング部37と蓋パネル32の間に指掛け空間が確保されるので、リング部37の指掛けや引き起しが容易になる。
そして、本実施形態では、この開封用タブ33のリング部37のリング孔38にICタグ40が装着されるようになっている(図4に示す網掛け部参照)。
開封用タブのリング孔は、一般には、開封操作時の指掛け用の孔として認識されているが、近年の開封用タブは、開封後も金属蓋から分離されない構造となっており、小型化され、容器から完全に切り離される旧来の大型のプルタブとは異なり、リング孔も小さいものとなっている。本実施形態の開封用タブ33も、このような開封後も金属蓋から分離されない、リング孔の小さいタイプのものとなっている。そして、このようなタイプの開封用タブのリング孔は、実際には孔に指が入れられることはなく、せいぜい開封時に指の腹で押えられる程度のものとなっている。
そこで、本実施形態では、このように実際にはデッドスペース化している開封用タブ33のリング部37のリング孔38をICタグ40の装着空間として有効活用するようにしてある。
[ICタグ]
図5は、本実施形態に係るICタグ付き金属蓋に装着されるICタグの拡大平面図であり、図6は、本実施形態に係る金属蓋の開封用タブを示す拡大平面図である。
図5に示すように、ICタグ40は、ICチップ41とアンテナ42とを有し、これらを樹脂などからなる基材43に搭載して一つのICタグ40が構成される。
そして、このICタグ40は、図6に示すように、絶縁部材44で封止された状態で、金属蓋30に装着されるようになっている。
具体的には、ICタグ40は、金属蓋30に備えられる開封用タブ33のリング孔38の孔内に、ICタグ40を封止した絶縁部材44が圧入状態で装着されることにより、金属蓋30に装着されるようになっている。
このように、ICタグ40を開封用タブ33のリング孔38内に装着することで、開封用タブ33のリング孔38をICタグの装着空間として利用できるとともに、装着されたICタグ40を開封用タブ33のリング部37によって保護することができる。
上述したように、現在流通している金属容器の開封用タブのリング孔は、実際には孔に指が入れられることはなく、せいぜい開封時に指の腹で押えられる程度のものとなっている。そこで、本実施形態では、実際にはデッドスペース化している開封用タブ33はのリング孔38をICタグの装着空間として有効活用して、開封用タブ33のリング孔38にICタグ40を装着してある。
このようにすることで、開封用タブ本来の機能を損なうことなく、金属蓋30の空間を有効に利用でき、また、ICタグ40をリング孔38内に隠蔽して、外観上目立たなくすることができるとともに、リング部37によってICタグを保護することもできる。
さらに、開封用タブ33のリング部37は、金属蓋30の表面からある程度離間する構成となっており、この開封用タブ33に装着されることで、ICタグ40は金属蓋30から離間することになり、無線通信における金属蓋30及び金属容器10の影響を可及的に低減することができるようになる。
ICチップ41は、メモリ等の半導体チップからなり、例えば数百バイト〜数キロバイトのデータが記録可能となっている。
そして、アンテナ42を介して図示しないリーダ・ライタとの間で無線通信による読み書き(データ呼び出し・登録・削除・更新など)が行われ、ICチップ41に記録されたデータが認識されるようになっている。
ICチップ41に記録されるデータとしては、例えば、商品の識別コード、名称、重量、内容量、製造・販売者名、製造場所、製造年月日、使用期限等、任意のデータが記録可能であり、また、書換も可能である。
ICタグ40で使用される周波数帯としては、例えば、135kHz以下の帯域、13.56MHz帯、いわゆるUHF帯に属する860M〜960MHz帯、2.45GHz帯等の数種類の周波数帯がある。そして、使用される周波数帯によって無線通信が可能な通信距離が異なるとともに、周波数帯によって最適なアンテナ長や配線パターンが異なってくる。
本実施形態では、2.45GHz帯に適したアンテナ42の配線パターンとして、直線状の非渦巻きパターンを採用している。但し、アンテナパターンとしては、非直線状の渦巻きパターン、直線状の渦巻きパターン等、任意の配線パターンを用いることができる。
ICタグ40を絶縁封止する絶縁部材44は、ICタグ40と金属蓋30を電気的に絶縁する物質からなり、例えば、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂、ゴム等がある。また、樹脂による埋め込みをする場合には、ウレタン樹脂やポリエステル樹脂に硬化剤としてイソシアネート樹脂を混ぜても良い。
また、絶縁部材44は、開封用タブ33のリング孔38に圧入できるように、一定の弾性を有する部材であることが好ましく、ゴム系の材料として天然ゴム、スチレンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、ニトリルゴム(NBR)、エチレンプロピレンゴム(EPM)、ハイパロン(CSM)、アクリルゴム(ACM)、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素系ゴム等で構成することが好ましい。
絶縁部材44によるICタグ40の封止は、例えば、次のようにして行う。
ウレタン樹脂に硬化剤のイソシアネート樹脂を混合し、ICタグを入れた型に流し込み、硬化させて封止する。また、樹脂やゴムでできた基板をICタグが装着できるように成形し、挟み込んだり装着したりすることで封止してもよい。
そして、以上のようにしてICタグ40を絶縁封止した絶縁部材44は、上述した開封用タブ33のリング孔38の内径よりやや大きくなるように形成され、リング孔38内に圧入状態で装着できるようになっていす。
これにより、ゴム等の弾性部材で封止されたICタグ40は、装着のための基材や接着剤等を必要とすることなく、金属蓋30に脱落不能に取り付けることができ、ICタグ40の装着作業はきわめて容易に行うことができる。また、このように圧入状態で装着されたICタグ40は、取り外しも簡単に行え、容器の使用後の廃棄・回収の際にも、容器とICタグとの分別が容易となりリサイクルに資する金属容器を実現することができる。
さらに、ゴム等の弾性部材で封止されたICタグ40は、外部からの接触・衝撃等からも保護されることになる。
このようにして、本実施形態では、容器本体20ではなく、金属蓋30にICタグ40が装着されるので、外見上ICタグ40が目立たなくなり、金属容器10の外観が保たれるとともに、人為的なICタグ40の剥離、損壊等も抑制できる。また、金属蓋30に装着されたICタグ40は、他の商品や器具と接触しにくいので、商品の出荷、陳列等の際に他の商品や器具と接触して破損する可能性も低減できる。
さらに、金属蓋30に装着されるICタグ40は、外見上目立つことなく大型化できるので、十分なアンテナ長を容易に確保できるだけでなく、隣接する金属容器10で隠れてしまう可能性を低減し、リーダ・ライタとの間で良好な無線通信を行うことができる。
[ICタグの装着方法]
つぎに、金属蓋30に対するICタグ40の装着方法について、図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態に係るICタグの装着方法を示す金属容器の部分斜視図であり、(a)はICタグの装着前の状態、(b)はICタグを装着した状態を示している。
まず、ICタグ40は、上述したように、予め絶縁部材44で被覆・封止される。ICタグ40を封止した絶縁部材44は、適度な弾性を有している。
また、ICタグ40を被覆・封止した絶縁部材44の外形は、開封用タブ33に形成されるリング孔38の形状に対応しており、リング孔38よりも若干大きく形成される(図7(a)参照)。
そして、このように絶縁被覆されたICタグ40が、開封用タブ33のリング孔38に圧入状態で装着される(図7(b)参照)。
装着作業は、弾性を有する絶縁部材44をリング孔38に押し込むようにして簡単に装着することができる。
以上のようにして装着されたICタグ40の下面は、絶縁部材44や空間を介して蓋パネル32と対向することになる。これにより、ICタグ40と蓋パネル32との間に一定の距離を確保でき、金属容器からの影響が低減されることになる。
そして、容器の使用後等に廃棄・回収する際には、リング孔38に圧入状態で装着されている絶縁部材44を押し出すことで、ICタグ40を開封用タブ33から取り外すことができる。
[通信特性]
次に、本実施形態に係るICタグ付き金属蓋に実装されるICタグの通信特性について図8を参照して説明する。
図8は、共振周波数2.45GHzのICタグ20を絶縁封止して、本実施形態の金属蓋を介して金属容器30に実装・装着した場合のICタグの共振周波数と無線信号の強度の関係を示すグラフである。なお、同図は、周囲環境などの影響を考慮せずに設計されている既存の汎用タグを使用した結果を示している。
同図に示すように、ICタグは共振周波数3.0GHz帯域で10dB以上の出力で駆動しており、本実施形態に係る構成をとることで、既存の汎用タグであっても、本来の通信特性を良好に確保して金属容器に使用できることがわかる。
以上説明したように、本実施形態のICタグ付き金属蓋及び金属容器によれば、リーダ・ライタとの間で通信を行うICタグ40が、ゴム等の絶縁部材44で封止された状態で、金属容器10の金属蓋30側に装着されるようになっている。
金属蓋30に装着されるICタグ40は、ゴム等で絶縁封止され、金属蓋30や容器本体20の影響を受けることなくリーダ・ライタとの間で通信が行え、しかも、容器の外観上デッドスペースとなる金属蓋30に装着されることにより、容器の外観を損なうことなく、通信に必要となる十分なアンテナ長を確保でき、リーダ・ライタとの間で良好な無線通信を行うことができる。
また、金属蓋30側に装着されたICタグ40は、金属容器10が保管・陳列された状態でも、他の容器や商品等で隠れてしまうことがなく、どのような状態でもリーダ・ライタとの通信が行えるようになり、ICタグとしての機能・特性を十分に発揮させることができる。
絶縁封止されたICタグ40には、既存の汎用タグを使用することができ、小型かつ安価に製造可能であり、低コストで良好な通信特性が得られる金属対応のICタグを実現することができる。
そして、本実施形態では、ICタグ40が容器本体20側ではなく金属蓋30側に装着されることにより、容器の外見上ICタグ40が目立たなくなり、タグ40の装着によって容器の外観が損なわれることなく、容器本来の外観・デザインを維持することができる。
また、ICタグ40が外観上目立たなくなることで、人目に付きにくくなり、人為的なICタグ40の剥離、損壊等も抑制することができる。
さらに、金属蓋30は、容器の保管、出荷、陳列等の際にも、他の容器や器具、他の商品等とほとんど接触することがなく、金属蓋30に装着されたICタグ40は、他の容器や商品等と接触して破損したり、容器から脱落することも有効に防止できるようになる。
以上、本発明のICタグ付き金属蓋及金属容器について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係るICタグ付き金属蓋及び金属容器は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、本発明の金属蓋を備える容器として、飲料等が充填される金属製の缶容器を例にとって説明したが、本発明の金属蓋を適用できる容器としては、容器の用途や収納する内容物、容器の構成成分等は特に限定されるものではない。すなわち、絶縁部材を介してICタグが装着された金属蓋を備える容器であれば、どのような大きさ、形状、材質等の容器であってもよく、また、容器に収納される内容物がどのようなものであってもよい。
本発明は、金属蓋によって封止・密封される金属容器、特に、飲料等の容器となるアルミニウム缶、スチール缶等の金属容器に好適なICタグ付き金属蓋として利用することができる。
本発明の一実施形態に係るICタグ付き金属蓋を備える金属容器を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るICタグ付き金属蓋を備える金属容器を示す部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るICタグ付き金属蓋を備える金属容器の巻締め部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るICタグ付き金属蓋の平面図である。 本発明の一実施形態に係るICタグ付き金属蓋に装着されるICタグの拡大平面図である。 本発明の一実施形態に係るICタグ付き金属蓋の開封用タブを示す拡大平面図である。 本発明の一実施形態に係るICタグ付き金属蓋へのICタグの装着方法を示す金属容器の部分斜視図であり、(a)はICタグの装着前の状態、(b)はICタグを装着した状態を示している。 本発明の一実施形態に係るICタグ付き金属蓋に装着されたICタグの共振周波数と無線信号の強度の関係を示すグラフである。 従来の一般的な金属容器にICタグを実装した場合の通信特性の状態を模式的に示す説明図であり、(a)は金属容器に実装されたICタグの状態を、(b)は(a)に示すICタグが発する磁束の状態を示している。 従来の金属専用ICタグを金属容器に実装した場合の通信特性の状態を模式的に示す説明図であり、(a)は金属容器に実装された金属専用ICタグの状態を、(b)は(a)に示す金属専用ICタグが発する磁束の状態を示している。
符号の説明
10 金属容器
20 容器本体
30 金属蓋
32 蓋パネル
33 開封用タブ
34 スコア
35 リベット
36 固定部
37 リング部
38 リング孔
40 ICタグ
41 ICチップ
42 アンテナ
44 絶縁部材

Claims (4)

  1. 容器を封止する金属蓋であって、
    ICチップ及びアンテナを備えるICタグが、絶縁部材を介して装着されることを特徴とするICタグ付き金属蓋。
  2. 前記金属蓋が、リング孔を有する開封用タブを備え、
    前記ICタグが、前記絶縁部材を介して前記開封用タブのリング孔内に装着される請求項1記載のICタグ付き金属蓋。
  3. 前記ICタグが前記絶縁部材によって被覆され、当該絶縁部材が前記リング孔内に圧入されることにより、前記ICタグが前記リング孔内に装着される請求項2記載のICタグ付き金属蓋。
  4. 容器本体と、この容器本体を封止する金属蓋とを備える金属容器であって、
    前記金属蓋が、請求項1乃至3のいずれかに記載のICタグ付き金属蓋からなることを特徴とする金属容器。
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