JP2560682Y2 - 開口容易缶蓋 - Google Patents

開口容易缶蓋

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JP2560682Y2
JP2560682Y2 JP170092U JP170092U JP2560682Y2 JP 2560682 Y2 JP2560682 Y2 JP 2560682Y2 JP 170092 U JP170092 U JP 170092U JP 170092 U JP170092 U JP 170092U JP 2560682 Y2 JP2560682 Y2 JP 2560682Y2
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清明 井上
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  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、飲料等の缶詰販売会社
が缶詰の販売促進のために使用する賞金や賞品と引き換
え可能か、若しくはこれらが当たる印付きの懸賞用チッ
プを有する開口容易缶蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料缶詰の開口容易缶蓋の破断部に点数
や図形を印刷しておき、破断部に印刷してある点数や図
形の数を特定数以上集めて飲料缶詰の販売会社に送る
と、その販売会社が賞金や賞品と引き換えるか、抽選を
して当選者に賞品等を与えるようにした飲料缶詰の販売
促進のための商法がしばしば行なわれている。
【0003】従来から使用されている図6(A)に示す
ような飲料用の開口容易缶蓋100は、連続しているス
コア線101で囲まれた破断部104内に固着されてい
るプルタブ102を引き起こして固着部103の周りの
スコア線101を破断させ、次に、プルタブ102を引
き上げて残りのスコア線101を破断させると、破断部
104がプルタブ102と共に蓋板105から引き離さ
れるので、消費者は点数や図形の印刷されている図6
(B)に示すような破断部104だけを一定数集めて飲
料缶詰の販売会社に郵送できる。
【0004】ところが、プルタブ付きの破断部を蓋板か
ら引き離してゴミ箱以外の所に捨てると清掃し難く、ま
た、破断部により思わぬ怪我を引き起こすこともあるの
で、最近、開口後でも破断部およびタブが蓋板から引き
離されないタイプの開口容易缶蓋、特に、特公昭57−
42544号公報などに開示されている“ステイオンタ
ブ”と呼ばれる開口容易缶蓋が広く採用され始めた。
【0005】この開口容易缶蓋は、蓋板に不連続部を持
つスコア線(始端と終端とが隔置されているスコア線)
によって囲まれた破断部を有し、この破断部上に前端を
載置し、破断部の外側の蓋板上に後端を含む大部分を載
置した状態で、前端の近くにあり、前端側が開いている
C字状の切り込み線によって囲まれている取付部におい
て、破断部の外側のスコア線に接近した位置の蓋板に固
着されているタブを有している。
【0006】この開口容易缶蓋は、消費者がタブの後端
の下に指を入れて後端を引き起こすと、タブの前端と取
付部との間のスコア線が最初に破断し、さらに引き起こ
すと残りのスコア線が破断すると共に、破断部はスコア
線の不連続部をヒンジ部として蓋板から缶内に垂れ下が
る。
【0007】その後、タブを元の位置に戻しても、破断
部は垂れ下がったままであり、タブは取付部において蓋
板に固着されたままである。従って、缶内容物を消費し
た後缶を捨てる際に、破断部及びタブが缶から離れて散
乱することはない。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ステイ
オンタブと呼ばれる開口容易缶蓋は、破断部が蓋板から
離れないので、飲料缶詰の販売会社が従来のように破断
部に点数等を印刷しておき、その点数を一定数以上集め
た消費者に賞品等を与えるという販売促進法ができなく
なってしまった。
【0009】何故ならば、空缶は非常にかさばるので、
これを何個か集めて販売会社に送るのでは送料が高くつ
き、また、販売会社でも空缶の置場のスペースを非常に
広くとる必要があるため、コスト的にも合わないからで
ある。
【0010】本考案は、破断部及びタブが蓋板から引き
離されないタイプの開口容易缶蓋においても、従来通り
販売促進法を行なうことができる開口容易缶蓋を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の開口容易缶蓋では、不連続部をもつスコア
線を刻設することにより蓋板の一部に破断部が形成さ
れ、前端の押え部と後端の持ち上げ部と中間の取付部と
から成るタブが、押え部を前記破断部上に載置すると共
に、持ち上げ部を前記破断部の外側の蓋板上に載置した
状態で、取付部を前記破断部の外側の蓋板に固着して設
けられている破断部及びタブが蓋板から切り離されない
タイプの開口容易缶蓋において、前記タブが、前記取付
部と前記持ち上げ部との間に、内周カール部を有する中
央孔部と、該中央孔部と前記取付部との間の位置にあ
り、先端が前記蓋板上面と近接、あるいは当接する突出
部が形成された連接部とを備え、印が施された取り付け
孔付きの懸賞用チップが、その取り付け孔を前記突出部
に嵌合固着させて設けられている構成にした。なお、こ
の開口容易缶蓋は、懸賞用チップの取り付け孔を貫通し
て形成し、タブの突出部の先端を、この懸賞用チップの
取り付け孔より大きく拡張させることが好ましい。ま
た、懸賞用チップに施された印は、インキ又は塗料によ
って記号、文字、数字、図形、模様のうちの1以上から
成るものや、凹部と凸部のうちの1以上により形成され
た記号、文字、数字、図形のうちの1以上から成るもの
などが考えられる。
【0012】
【作用】蓋板を開口する前、取り付け孔付き懸賞用チッ
プは、その取り付け孔がタブの連接部に設けられた突出
部に嵌合固着され、しかもそのタブが、該突出部の先端
を蓋板上面に近接又は当接状態にして取り付けられてい
るため、懸賞用チップは中央孔部から不正に取り出し除
去されたり、搬送中に脱落したりしない。
【0013】蓋板を開口する時には、タブの後端の持ち
上げ部下に指を入れて持ち上げ部を起こす。そうする
と、テコ作用によりスコア線が破断すると共に破断部は
スコア線の不連続部をヒンジ部として蓋板から缶内に垂
れ下がる。その後、ほぼ垂直状態になっているタブを元
の位置に戻しても、破断部は垂れ下がったままであり、
タブは取付部において蓋板に固着されたままである。
【0014】そして、タブを蓋板から切り放さない状態
のまま蓋板の一部を開口してからタブを元の位置に戻す
までの間は、タブはほぼ垂直状態になっていて、タブの
突出部の先端側には何も邪魔物がなく、しかも、中央孔
部の周縁は内側カールが施されているので、カール面側
から指等で強く押しても、指を怪我することなく、大き
く変位させて突出部の先端から懸賞用チップだけを抜き
出すことができる。
【0015】
【実施例】以下、本考案実施例を図面に基づいて説明す
る。 (構成) 図1は実施例の開口容易缶蓋を示す平面図、図2は図1
のII−II線断面図である。
【0016】この開口容易缶蓋Aは、図示しない缶胴の
上面開口部に巻き締められる蓋板1と、蓋板1に固着さ
れるタブ2とにより構成されている。
【0017】蓋板1には、始端と終端とが隔置されてい
る不連続部15を持つスコア線10によって囲まれた破
断部11と、該破断部11を補強する補強ビード12
と、タブ2を固着するべく蓋板1のほぼ中心位置に形成
された固着リベット13と、固着リベット13を挟んで
破断部11とは反対位置に形成された指差し込み凹部1
4とが設けられている。
【0018】なお、スコア線10は、内側スコア線と外
側スコア線による二重スコア線となっていて、このう
ち、外側スコア線の深さが深く刻設されていて開口時に
はこの部分が破断されるようになっている。
【0019】前記タブ2は、外周に外周カール部20を
有すると共に、前端の押え部21と後端の持ち上げ部2
2と中間の取付部23とからなり、破断部11上に押え
部21を載置し、破断部11の外側の蓋板1上に持ち上
げ部22を含む大部分を載置した状態で、取付部23に
おいて蓋板1の固着リベット13に固着されている。な
お、取付部23は、タブの押え部21の近くで破断部1
1の外側スコア線10に接近した位置に配置されてい
て、押え部21側が開いているC字状の切込線24によ
って囲まれている。
【0020】さらに、タブ2は、持ち上げ部22と取付
部23との間で縁曲げされた内周カール部25で囲まれ
る中央孔部26と、中央孔部26と取付部23との間の
位置にあり、中央付近に先端が蓋板1上面と当接する突
出部30が形成された連接部31とを備えている。そし
て、タブ2と蓋板1の上面との間に、前記取付部23側
から前記持ち上げ部22の内周カール部25の下端まで
延在すると共に、印(図では星形の図形)27が施さ
れ、押出成形容易な樹脂製(本例では、ポリプロピレン
製)の取り付け孔29a付き懸賞用チップ29が、その
取り付け孔29aを突出部30に嵌合固着して設けられ
ている。
【0021】また、タブ2は、懸賞用チップ29を嵌合
固着させた突出部30の先端をカシメ、蓋板1上面に当
接状態にして、外周カール部20の下面を蓋板1上に密
着させて蓋板1に固着されている。このようにして消費
者がタブ2の持ち上げ部22の下に指を入れ後端を垂直
状態に起こさない限り、タブ2の突出部30に固着され
た懸賞用チップ29は取り外せないようにしてある。
【0022】この開口容易缶蓋Aを有する缶の内容物を
飲食あるいは使用するにあたって、蓋板1を開缶する時
は、消費者がタブ2の持ち上げ部22の下に指を入れ、
後端を起こすと、タブ2の押え部21を支点とし、取付
部23付近を作用点とするテコ作用によりタブ2の押え
部21と取付部23との間のスコア線10が最初に破断
する。その後、タブ2の取付部23付近を支点として、
押え部21を作用点とするテコ作用により、残りのスコ
ア線10が破断すると共に破断部11に押え部21から
の押圧力が作用し続けるので、破断部11はスコア線1
0の不連続部15をヒンジ部として蓋板1から缶内に垂
れ下がる。
【0023】タブ2から懸賞用チップ29を除去(除去
動作については後述)した後、ほぼ垂直状態になってい
るタブ2を元の位置に戻しても、破断部11は垂れ下が
ったままであり、タブ2は取付部23において固着リベ
ット13により蓋板1に固着されたままである。
【0024】(懸賞用チップ29の除去動作) 図3に示すように、開口のためにタブ2を蓋板1に対し
てほぼ垂直状態になるまで起こすと、懸賞用チップ29
が固着されている突出部30の先端側には邪魔物はなく
なり、しかも、中央孔部26の内縁が内周カールされ、
周りは鋭利なところがないので、中央孔部26の内周カ
ール部25側から懸賞用チップ29の面に強い押圧力を
加えることができ、大きく変位させて、突出部30から
簡単に懸賞用チップ29を押し出し除去することができ
る。そして、必要な個数の懸賞用チップ29をテープ等
で応募用紙等に貼り付けて、郵送にて販売会社等に送付
することができる。
【0025】(製造方法) 実施例の開口容易缶蓋Aは、例えば、下記のような方法
を用いて製造される。 タブ2は、例えば、特開昭60−23145号公
報、又は特公昭64−9227号公報に開示の如き、ト
ランスファープレス工程に、中央孔部26とその周縁を
縁曲げするカール成形工程と突出部30成形工程を組込
んで製造される。
【0026】 押出除去容易な樹脂製の懸賞用チップ
29は、タブ2の製造とは別に射出成形やコンプレッシ
ョン成形等で単一製造するか、又は、押出成形後にプレ
ス成形して樹脂シート上に連続製造するか、もしくは、
射出成形により細い連鎖で前後を次々連結して非常に長
い成形品として製造される。
【0027】 タブ2と取り付け孔29a付きの懸賞
用チップ29を製造したら、タブ2と懸賞用チップ29
とを組み合わせ、予め懸賞用チップ29付きのタブ2を
作る。組み合わせ方として、樹脂シート上に製造された
ものは、例えば、タブのトランスファープレス工程中で
樹脂シートから懸賞用チップ29を連続的に切断しなが
ら懸賞用チップ29の取り付け孔29aにタブ2の突出
部30を挿入させて固着させる方法がとれる。なお、懸
賞用チップ29のタブ2の突出部30への固着を確実に
するため、突出部30の先端を押圧成形等により、懸賞
用チップ29の取り付け孔29aの径よりも大きくなる
ようにカシメる。
【0028】 その後、懸賞用チップ29付きタブ2
を取付部23において蓋板1の固着リベット13に固着
させる。
【0029】 懸賞用チップ29に、凹部や凸部の成
形、あるいは印刷又は塗装により印27を設ける場合に
は、懸賞用チップ29の成形時(例えば、射出成形、プ
レス成形、押出成形がある)に凹部や凸部を形成する
か、懸賞用チップ29をタブ2に組み合わせる前後、あ
るいは懸賞用チップ29を組み合わせたタブ2を蓋板1
に固着した後にジェットプリンタで施す。
【0030】以上説明したように、実施例の開口容易缶
蓋Aにあっては、次のような効果が得られる。
【0031】イ)タブ2の連接部31の蓋板1の上面側
へ形成した突出部30に、取付部23側から持ち上げ部
22側へ向かって延在する印27付きの押出除去容易な
懸賞用チップ29が嵌合されているため、破断部11お
よびタブ2が蓋板1から引き離されないタイプの開口容
易缶蓋Aでありながら、印27が施された懸賞用チップ
29だけ突出部30から押出除去して賞品等を獲得し、
販売会社等に応募することができる。即ち、缶内容物を
消費した後、缶を捨てる際に、破断部11及びタブ2が
缶から離れて散乱することがないというステイオンタブ
の有用性を損なうことなく、飲料缶詰の販売会社等が缶
蓋Aに施した印27を一定数以上集めた消費者に賞品を
与えるという販売促進法を従来通りに行なうことができ
る。
【0032】ロ)懸賞用チップ29を指等で大きく変位
させて突出部30から押し出し除去する際に、押圧面側
となる中央孔部26の内縁は内周カール部25が形成さ
れ鋭利な切断部分がないので、懸賞用チップ29に強い
押圧力をかけても、その周縁で指を怪我することがな
い。
【0033】ハ)タブ2は、懸賞用チップ29が嵌合固
着された突出部30の先端を蓋板1の上面に当接させた
状態で、蓋板1上に密着させて蓋板1に固着される。従
って、店頭陳列中に不正に懸賞用チップ29が除去され
たり、搬送中や輸送中に突出部30から脱落することが
ない。
【0034】ニ)更に、懸賞用チップ29は、突出部3
0に固着するだけの簡単な取り付け手段で設けることが
でき、しかも射出成形等の簡単な成形手段で大量に製造
できる樹脂で作ることができる結果、生産コストがあま
り高くなることはない。
【0035】以上、本考案の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はない。例えば、懸賞用チップ29に施される印は、成
形時の凹凸形状によるものに限らず、インキ又は塗料に
よるものや、それらの2つ以上の組み合わせでも良く、
インキ又は塗料による印の場合は、記号、文字、数字、
図形、模様のうちの1以上からなり、凹部又は凸部によ
る印の場合は、記号、文字、数字、図形のうちの1以上
からなっていれば良い。樹脂製の懸賞用チップ29の材
質は、本例のポリプロピレンのほか、塩化ビニル、ナイ
ロン、ポリエチレンなどを用いることができ、100℃
以上で殺菌されるレトルト缶詰用の缶蓋には耐熱性樹脂
を用いる。
【0036】また、懸賞用チップ29の形状は、本例の
場合、懸賞用の印27が大きく施せるようにするため略
三角形としているが、これに限定されず、印が小さくて
済む場合には、これより小さくしても良く、中央孔部2
6の形状や印の施し方に合わせて適宜決定される。
【0037】更にまた、タブ2は、懸賞用チップ29が
嵌合固着されている突出部30の先端を蓋板1の上面に
当接させているが、店頭陳列中に懸賞用チップ29が不
正に除去されたり、搬送中や輸送中に脱落することが防
げれば、突出部30先端を蓋板1上面に近接させても良
い。また、突出部の先端形状は、図2に示すように、穴
が突き抜けていない形状にする他、図4に示すように、
真ん中に穴が突き抜けたバーリング型で固着する形状に
なっていても良い。さらに、図5に示すように、突出部
30が懸賞用チップ29を完全に貫通することなく、懸
賞用チップ29に突出部30の先端が挿入できる有底の
取り付け孔29bを設けて、凹凸を嵌合させて固着する
ようにしても同様な効果が得られる。
【0038】
【考案の効果】本考案によれば、ステイオンタブと呼ば
れ、開口後でも破断部及びタブが蓋板から引き離されな
いタイプの開口容易缶蓋において、タブの取付部と持ち
上げ部との間に、先端が蓋板上面に近接あるいは当接す
る突出部が形成された連接部とを備え、突出部に、印が
施され押し出し除去容易な懸賞用チップが挿入固着され
ているため、缶内容物を消費した後、缶を捨てる際に破
断部およびタブが缶から離れて散乱することのないとい
う有用性を保有しながら、印が施された懸賞用チップを
押し出し除去して賞品等を獲得するために販売会社等に
応募することができるという効果が得られる。
【0039】また、懸賞用チップは、その取り付け孔を
タブの突出部に嵌合固着させるという簡単な取り付け手
段で設けることができると共に、射出成形等の成形法で
大量生産できるので、生産コストを低く抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の開口容易缶蓋を示す平面図
【図2】図1のII−II線切断面図
【図3】懸賞用チップの除去動作を示す説明図
【図4】懸賞用チップの嵌合固着手段の変形例を示す断
面図
【図5】懸賞用チップの嵌合固着手段の変形例を示す断
面図
【図6】(A)は従来のプレタブタイプの開口容易缶蓋 (B)は従来のプレタブタイプの開口容易缶蓋の破断部
【符号の説明】
1 蓋板 2 タブ 10 スコア線 11 破断部 15 不連続部 21 押え部 22 持ち上げ部 23 取付部 25 内周カール部 26 中央孔部 27 印 29 懸賞用チップ 29a 取り付け孔 30 突出部 31 連接部

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不連続部をもつスコア線を刻設すること
    により蓋板の一部に破断部が形成され、前端の押え部と
    後端の持ち上げ部と中間の取付部とから成るタブが、押
    え部を前記破断部上に載置すると共に、持ち上げ部を前
    記破断部の外側の蓋板上に載置した状態で、取付部を前
    記破断部の外側の蓋板に固着して設けられている破断部
    及びタブが蓋板から切り離されないタイプの開口容易缶
    蓋において、 前記タブが、前記取付部と前記持ち上げ部との間に、内
    周カール部を有する中央孔部と、該中央孔部と前記取付
    部との間の位置にあり、先端が前記蓋板上面と近接、あ
    るいは当接する突出部が形成された連接部とを備え、印
    が施された取り付け孔付きの懸賞用チップが、その取り
    付け孔を前記突出部に嵌合固着させて設けられているこ
    とを特徴とする懸賞用チップ付き開口容易缶蓋。
  2. 【請求項2】 懸賞用チップの取り付け孔が貫通して形
    成され、タブの突出部の先端が、この懸賞用チップの取
    り付け孔より大きく拡張されている請求項1記載の開口
    容易缶蓋。
  3. 【請求項3】 懸賞用チップに施された印が、インキ又
    は塗料によって記号、文字、数字、図形、模様のうちの
    1以上から成る請求項1記載の開口容易缶蓋。
  4. 【請求項4】 懸賞用チップに施された印が、凹部と凸
    部のうちの1以上により形成された記号、文字、数字、
    図形のうちの1以上から成る請求項1記載の開口容易缶
    蓋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007238138A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Toyo Seikan Kaisha Ltd Icタグ付き金属蓋及び金属容器

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