JP2007232154A - ピストンクランク機構のクランクシャフト - Google Patents

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Abstract

【課題】複リンク式の機構の慣性力の特性に適したクランクシャフト4を提供する。
【解決手段】本発明のクランクシャフト4は、ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端とクランクピン5とを連結するロアリンクと、一端がシリンダブロックに揺動可能に支持され、他端が上記ロアリンクに連結されたコントロールリンクと、を備えた複リンク式のピストンクランク機構に適用される。クランクウェブ4aの内側の側面13に、肉厚変化の境界となる段差14が設けられ、段差14を境に、内周側が厚肉に、外周側が薄肉となっているが、段差14の形状は左右対称ではなく、メインジャーナル中心15とクランクピン中心16とを結ぶ直線36より右側に重心が片寄っている。これにより、下死点手前のタイミングにおいて最大となる慣性力を、その方向に合わせて効果的に相殺する。
【選択図】図4

Description

この発明は、内燃機関等に用いられるピストンクランク機構、特に複リンク式のピストンクランク機構におけるクランクシャフトに関する。
内燃機関やレシプロ式コンプレッサに用いられるクランクシャフトは、大まかに言えばクランクシャフトを内燃機関本体に対して回転可能に支承する部位であるメインジャーナルと、メインジャーナルの回転中心より偏心した部位に配置されてコネクティングロッドに連結されるクランクピンと、メインジャーナルとクランクピンとを連結するクランクウェブと、から構成される。また多くの場合、クランクウェブのメインジャーナル中心を挟んでクランクピンと反対側の位置に、カウンタウェイトが設けられている。カウンタウェイトは、クランクウェブにボルト等で連結されるか、あるいは一体に形成されており、メインジャーナル回転中心を中心としたクランクピンおよびこれに連結されるコネクティングロッドによって発生する回転アンバランスを相殺する。
一方、従来の可変圧縮比内燃機関として、特許文献1や特許文献2に記載の複リンク式ピストンクランク機構を用いた構成が知られている。このような可変圧縮比内燃機関においては、運転条件によって最適な圧縮比を任意に選択することができ、内燃機関の高効率化や高出力化、低エミッション化に貢献するばかりでなく、リンク構成の優れた力学特性によってピストン往復方向の回転2次の慣性力を従来の内燃機関よりも著しく低減することができる。
図8は、この公知の複リンク式可変圧縮比内燃機関の正面図(内燃機関前方からクランク軸に平行な視線で見た図)を示し、図9は、このような構成を直列4気筒内燃機関として適用した場合の図8の右側から見た縦断面図を示している。図9において左側が内燃機関前方であり、左側から順に1番〜4番気筒となる。
この公知の複リンク式ピストンクランク機構は、ピストン1にピストンピン2を介して連結されるアッパリンク3と、このアッパリンク3とクランクシャフト4のクランクピン5とを連結するロアリンク6と、クランクシャフト4に略並行に延びるコントロールシャフト7と、一端がコントロールシャフト7に揺動可能に支持され他端が上記ロアリンク6に連結されるコントロールリンク8と、を備える。また、コントロールシャフト7におけるコントロールリンク8の揺動中心と、コントロールシャフト7の回転中心とが偏心しており、このコントロールシャフト7の回転位置に応じてロアリンク6の姿勢が変化し、クランクピン5からピストンピン2までの距離が変化するようになっている。アッパリンク3とロアリンク6とはアッパピン9を介して、コントロールリンク8とロアリンク6とはコントロールピン10を介して、それぞれ揺動可能に連結される。なお、クランクシャフト7は、内燃機関前端、各気筒間および内燃機関後端の5箇所のバルクヘッドに設けられたメインベアリング11a〜11eによってシリンダブロック12に保持されている。
特開2001−227367号公報 特開2002−61501号公報 特開昭63−88217号公報
前述の複リンク式ピストンクランク機構を備えた内燃機関においては、一般の単リンク式ピストンクランク機構に比較して、クランクシャフトの回転運動をピストンの往復運動に変換するという原理は同じであるが、それを実現するためのリンクの構成が異なっているため、異なる力学特性を有している。図10は、一般の単リンク式内燃機関と上記の複リンク式内燃機関のピストン往復動の加速度を横軸クランク角で図示したものである。図中、符号30で示す特性が単リンク式ピストンクランク機構における加速度、符号31で示す特性が複リンク式ピストンクランク機構の加速度特性である。
図示するように、単リンク式の内燃機関ではピストン往復動の加速度の振幅が最大となるのは上死点付近のタイミングであり、ピストン上昇運動を下降運動に移行させる下向き加速度のほうが、下降運動を上昇運動に移行させる上向き加速度よりも振幅が大きい。それに対して複リンク式内燃機関においては、ピストン上昇運動を下降運動に移行させる下向き加速度よりも下降運動を上昇運動に移行させる上向き加速度のほうが振幅が大きく、しかも加速度が最大となるタイミング(符号32で示す)は、下死点よりも若干手前である。
図11は、ピストン加速度が最大となる、換言すれば運動部品の慣性力が最大となる下死点手前のタイミングにおける複リンク式内燃機関の各部の受ける慣性力を示したものである。本図では簡略化のために、アッパリンク3、ロアリンク6、コントロールリンク8は、それぞれ直線で図示し、複数の部品を回転可能に連結する連結部位、すなわちピストンピン2、アッパピン9、コントロールピン10、コントロールシャフト7は、それぞれ点で図示してある。
ここで、ピストン1は下降運動から上昇運動へと移行しつつあるので、上向きの力がピストンピン2から入力されている。ピストン1を押し上げる力はアッパリンク3を経由し、アッパリンク3自身を上昇させようとする力も合計され、アッパピン9を経由してロアリンク6に下向き荷重33として伝達される。ロアリンク6は、コントロールピン10が支点、アッパピン9が力点、クランクピン5が作用点となる一種の梃子のように作用し、アッパリンク3からの下向き荷重33を増幅し、さらにロアリンク6自身の慣性力も加えてクランクピン5に図中左下向きの荷重34を加える。クランクピン5に伝達された慣性力34を相殺し、シリンダブロックのメインジャーナルに伝達されるラジアル荷重を最小にするためには、カウンタウェイトが矢印35方向の力を発生しなければならないが、この力はクランクシャフト4の前方から見た中心線、すなわちメインジャーナル中心とクランクピン5中心とを結ぶ直線36とは角度がずれている。したがって複リンク式内燃機関において慣性力が最大となる瞬間の慣性力を効率的に相殺するためには、クランクシャフト4のカウンタウェイトの重心は、メインジャーナル中心を原点に、クランクピン中心を上方に、クランクシャフト4が反時計回りに回転するよう図示した場合に、メインジャーナル中心とクランクピン5中心とを結ぶ直線よりも右側に存在していることが望ましい。
従って、本発明は、複リンク式ピストンクランク機構により適したクランクシャフトを提供することを目的とする。
一方、前述の複リンク式内燃機関においては、圧縮比を可変に構成することができるという利点に加え、複リンク式ピストンクランク機構のロアリンク6が梃子のような作用をすることによってクランクスロー(メインジャーナル回転中心からクランクピン5中心までの距離)に比べてピストン往復動のストロークを大きくすることができるという利点を有する。すなわち、単リンク式のピストンクランク機構を用いる従前の内燃機関ではピストン往復動のストロークを拡大するためにはクランクスローを拡大しなければならず、クランクシャフトが回転する際の生存空間を大きくしなければならなかったが、複リンク機構を適切に設計すれば、クランクシャフトの生存空間はコンパクトに保ったままピストンストロークを拡大することが可能であるということであり、特にクランクシャフト4の回転中心よりも下方の内燃機関寸法を小さく保ったまま大排気量の内燃機関を実現することができ、内燃機関ひいてはそれが搭載される車両の低重心化に寄与する。
しかしながら、複リンク式ピストンクランク機構を用いてピストンストロークの拡大をしようとする際、ピストンストロークの拡大分だけ内燃機関の全高が増えるという問題点がある。仮に内燃機関の全高を一定に保ったままピストンストロークを拡大しようとすると、下死点におけるピストン1の位置がクランクシャフト回転中心に近接してくることになり、クランクシャフト4外周部とピストン1の干渉の恐れがでてくる。また、往復運動するピストン1を支えるシリンダボアはおおよそ下死点におけるピストンスカートの位置まで設ける必要が有るので、同様にシリンダボアとクランクシャフト4外周部との干渉の恐れもでてくる。
なお、ピストンとクランクシャフトの干渉問題に着目した従来技術としては特許文献3の例があるが、これはピストン側に切り欠きを設けてクランクシャフトのカウンタウェイトとの干渉を防止するものである。
本発明の第2の目的は、これらの干渉の恐れをクランクシャフト側の形状によって解消し、内燃機関の全高を増やすことなくピストンストロークの拡大を実現することである。
この発明は、ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端とクランクシャフトのクランクピンとを連結するロアリンクと、一端が本体部の支持点に揺動可能に支持され、他端が上記ロアリンクに連結されたコントロールリンクと、を備えてなり、クランクシャフトのメインジャーナル中心を原点とし、シリンダボア中心軸と平行にピストン上死点方向を正にy軸を設定し、クランクシャフトの回転が反時計回りになる方向から見て右方が正となるようにシリンダボア中心軸と垂直にx軸を設定した座標上において、上記コントロールリンクの上記本体部への支持点のx軸およびy軸座標がいずれも負となる配置を有する複リンク式のピストンクランク機構を前提としている。そして、上記クランクシャフトは、上記メインジャーナル中心を原点として、クランクピン中心を上方にし、かつクランクシャフトが反時計回りに回転するように図示したときに、メインジャーナル中心とクランクピン中心とを結ぶ直線よりも右側に存在するクランクウェブおよびカウンタウェイトの体積が、メインジャーナル中心とクランクピン中心とを結ぶ直線よりも左側に存在するクランクウェブおよびカウンタウェイトの体積よりも大きくなっている。
従って、クランクシャフトの1気筒あたりのカウンタウェイトの重心が、上記の直線よりも右側に配置されることになり、複リンク式ピストンクランク機構が発生する慣性力を、特にその大きさが最大になる下死点手前のタイミングにおいて、その方向に合わせて効果的にカウンタウェイトで相殺することが可能になる。
この発明のクランクシャフトは、例えば、直列4気筒内燃機関に適用される。この場合、クランクシャフトのカウンタウェイトによってリンク類の発生する慣性力が完全に相殺されなかったとしても、隣接する複数の気筒間で慣性力の一部が相殺するため、良好なバランスの内燃機関が得られる。
本発明の具体的な一つの態様では、上記クランクウェブのクランクピン側となる内側面に、該クランクウェブもしくはカウンタウェイトのメインジャーナル中心寄り部分が外周側部分よりも厚肉となるように段差を有し、この段差が、メインジャーナル中心とクランクピン中心とを結ぶ直線に対して左右非対称に構成されている。
このような構成では、厚肉部分の配置が片寄ることで、クランクシャフトの1気筒分あたりのカウンタウェイトの重心が上記の直線よりも右側となる。そして、クランクシャフトの剛性に寄与するクランクウェブのメインジャーナルに近い領域およびメインジャーナルとクランクピンとを連結する領域の肉厚を確保したまま、剛性にあまり寄与しないカウンタウェイト先端側を軽量化することにより、内燃機関の小型軽量化に貢献する。
望ましくは、上記段差より外周側の部分においては、互いに対向する一対のクランクウェブの間隔が、上記ピストンのピストンピンボスの両端の間隔よりも広い。
この場合、内燃機関のピストン行程の下死点近傍のタイミングにおいて、カウンタウェイトとピストンピンボスとの干渉を避けることが可能になり、メインジャーナル中心からピストンピンボス下端までの距離を従来よりも小さくすることが可能になる。従って、従来のクランクシャフトを用いる場合と比較してピストンの下死点の位置を下げることが可能になり、内燃機関の小型化や大排気量化が可能になる。
また望ましくは、メインジャーナル中心から上記段差までの距離の最小値が、メインジャーナル中心からピストン下死点時のピストンピンボス下端までの距離よりも短かく、メインジャーナル中心からカウンタウェイト外周までの距離が、メインジャーナル中心からピストン下死点時のピストンピンボス下端までの距離よりも長い。
従って、カウンタウェイトとピストンピンボスとの干渉を避けつつ、カウンタウェイトの最大外径を大きくすることができ、カウンタウェイトによる運動部品の慣性力を相殺する効果をより顕著に得ることが可能となる。
本発明の一つの態様では、カウンタウェイトの外周の輪郭形状が、メインジャーナル中心と同心の円弧ではなく、メインジャーナル中心からこの外周の輪郭までの距離が、上記メインジャーナル中心を原点として、クランクピン中心を上方にし、かつクランクシャフトが反時計回りに回転するように図示したときに、メインジャーナル中心とクランクピン中心とを結ぶ直線よりも右側の部位において相対的に大きく、左側の部位において相対的に小さい。
このような構成では、カウンタウェイトの外周の輪郭形状が異形となることで、クランクシャフトの1気筒分あたりのカウンタウェイトの重心が上記の直線よりも右側となる。
望ましくは、メインジャーナル中心から上記の外周の輪郭までの距離の最小値が、メインジャーナル中心からピストン下死点時のピストンピンボス下端までの距離よりも短かく、最大値が、メインジャーナル中心からピストン下死点時のピストンピンボス下端までの距離よりも長い。
この構成では、内燃機関のピストン行程の下死点近傍のタイミングにおいて、カウンタウェイトとピストンピンボスとの干渉を避けることが可能になり、メインジャーナル中心からピストンピンボス下端までの距離を従来よりも小さくすることが可能になる。従って、従来のクランクシャフトを用いる場合と比較してピストンの下死点の位置を下げることが可能になり、内燃機関の小型化や大排気量化が可能になる。
また、本発明においては、望ましくは、カウンタウェイトの最大半径が、メインジャーナル中心からシリンダボア下端までの距離よりも大きい。これにより、カウンタウェイトの最大外径よりもメインジャーナル中心に近い距離までピストンを下降させた際においても、ピストンがシリンダボアに安定して保持される。
また、一つの態様では、ピストン往復動のストロークが、クランクピン中心からメインジャーナル中心までの距離の2倍より大きい。
すなわち、本発明では、複リンク式ピストンクランク機構の発生する慣性力を効果的に相殺しつつ、該複リンク式ピストンクランク機構によりピストン往復動のストロークが増幅され、クランクピン中心からメインジャーナル中心までの距離を大きくすることなく内燃機関のストロークを増大させることができる。
そして、このようにピストンのストロークを増大させた際にも、下死点付近のタイミングにおいてピストンとカウンタウェイトとの干渉を効果的に避けることができ、従来のクランクシャフトを用いる機関よりも下死点のピストンの位置をよりメインジャーナル中心に近づけることができ、内燃機関の高さを従来よりも低く維持しつつロングストロークの内燃機関を実現することが可能となる。
この発明のクランクシャフトによれば、複リンク式ピストンクランク機構が発生する慣性力を、特にその大きさが最大になる下死点手前のタイミングにおいて、その方向に合わせて効果的にカウンタウェイトで相殺することができる。
以下、本発明の好ましい一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、複リンク式ピストンクランク機構の基本的な構成自体は前述した公知技術のものと特に変わりがないので、対応する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1〜図4は、本発明の第1実施例の説明図である。図1は直列4気筒の複リンク式内燃機関の1気筒分の構成部品を抜き出して図示したものであり、特にクランクシャフト4の回転方向ωが時計回り(右回転)となる方向から見た前面図である。仮に、回転方向ωが反時計回り方向となる方向から見たとすると、図1の左右を反転させた形となるので、この複リンク式ピストンクランク機構は、「クランクシャフト4のメインジャーナル中心を原点とし、シリンダボア中心軸と平行にピストン4上死点方向を正にy軸を設定し、クランクシャフト4の回転が反時計回りになる方向から見て右方が正となるようにシリンダボア中心軸と垂直にx軸を設定した座標上において、コントロールリンク8のシリンダブロック側の支持点のx軸およびy軸座標がいずれも負となる配置」を有している。
図2は、図1のA−A線断面図である。図3は、図1からピストン1を取り除いて示した図である。また、図4は、図2のB−B線に沿ってクランクシャフト4を切断し、クランクウェブ4aおよびカウンタウェイト4b部のみを示したものであり、従って、本図の上では、クランクシャフト4の回転方向ωは反時計回り(左回転)となる。つまり、この図4は、「メインジャーナル中心を原点として、クランクピン5中心を上方にし、かつクランクシャフト4が反時計回りに回転するように図示」したものである。
図4に最もよく示すように、本実施例では、クランクウェブ4aのクランクピン5側の側面13つまり互いに対向する内側の側面13に、肉厚変化の境界となる段差14が設けられており、この段差14を境に、メインジャーナル中心15に近い側のクランクウェブ4aおよびカウンタウェイト4bの部分は、遠い側のクランクウェブ4aおよびカウンタウェイト4bの部分よりも厚肉に形成されている。そして、この段差14の位置は、図の右側ではメインジャーナル中心15から離れ、また図の左側ではメインジャーナル中心15に近い。このような段差14の形状により、クランクウェブ4aおよびカウンタウェイト4bの重心は、メインジャーナル中心15とクランクピン中心16とを結ぶ直線36より右側に存在することになる。したがって内燃機関の運転時に、カウンタウェイト4bが発生する慣性力の向きは、図4において右下方向になり、前述の複リンク式ピストンクランク機構による慣性力を打ち消す方向に作用する。なお、カウンタウェイト4bの外周19は、メインジャーナル中心15を中心とする円弧をなす。
また、図1,図2は、ピストン1の下死点付近のタイミングにおける各部品の配置を表しているが、段差14を境にメインジャーナル中心15から遠い側においては、クランクウェブ4aのクランクピン5側の互いに対向する側面13a間の間隔は、ピストン1のピストンピン2を回転可能に支承するための一対のピンボス18の両端の間隔よりも広くなっている。同時に、メインジャーナル中心15から段差14までの距離は、メインジャーナル中心15からピストンピンボス18下端までの距離より小さくなっており、さらに、メインジャーナル中心15からカウンタウェイト4b外周19までの距離は、メインジャーナル中心15からピストンピンボス18下端までの距離よりも大きくなっている。これにより、ピストン1が下死点にあるときには、ピンボス18の側方に重なるようにカウンタウェイト4b外周が延びている。
従って、本実施例では、上記のように構成したことにより、単リンク式ピストンクランク機構を用いる内燃機関や従来の複リンク式内燃機関よりも、下死点におけるピストン1の下端からメインジャーナル中心15までの距離を小さくすることが可能になる。換言すれば、内燃機関のシリンダブロックの高さを一定に保ったまま、本発明のクランクシャフト4を適用することにより、ピストン1のストローク量を大きくすることができ、排気量を拡大することが可能になる。通常の単リンク式ピストンクランク機構を用いる内燃機関においては、ピストンのストローク量はクランクスロー(メインジャーナル中心15からクランクピン中心16までの距離)の略2倍であるが、複リンク式ピストンクランク機構を用いる内燃機関においては、ロアリンク6が梃子のような役割をすることにより、クランクスローの2倍以上のピストンストロークが得られる。特に、複リンク式ピストンクランク機構のリンクジオメトリ(各リンク節の長さ)を適切に設定すれば、大きなピストンストローク拡大効果が得られる。図1からピストン1を除いた図3に示すように、本実施例では、シリンダブロック12のシリンダボア下端20は、従来の内燃機関より低い位置まで下げられており、メインジャーナル中心15からシリンダボア下端20までの距離はカウンタウェイト4bの最大半径よりも小さくなっている。つまり、筒状に下方に延びたシリンダボア壁の側方をカウンタウェイト4bの外周部が通過する。このように構成することにより、前述のようにピストン1を従来より下方までストロークさせた場合にもピストン1の姿勢を安定させることが可能になる。
次に、図5は、本発明の第2実施例の説明図であり、前述した図4と同様の断面に沿ったクランクシャフト4の断面図を示している。
この第2実施例のクランクシャフト4のカウンタウェイト4bは、その外形線(輪郭線)19が、メインジャーナル中心15と同心の円弧である部位19a,19cと、メインジャーナル中心15と同心の円弧ではない部位19bと、で構成されている。また、メインジャーナル中心15と同心ではない輪郭線19b上に任意の一点を取ると、メインジャーナル中心15からその一点までの距離は、メインジャーナル中心15とクランクピン中心16を結ぶ直線36を中央にして、図中右側の部位において大きく、図中左側の部位において小さい。したがって本実施例のクランクシャフト4も、そのカウンタウェイト4bの重心は、直線36よりも図中右側に配置され、複リンク式ピストンクランク機構の慣性力を有効に相殺することが可能になる。
また、本実施例において、メインジャーナル中心15を中心としたカウンタウェイト4bの最大外径は、メインジャーナル中心15と同心の円弧である部位19a,19cの外径であり、最小外径は、輪郭線19b上の符号21で示す点における外径である。この点21は、ピストン1が下死点となるタイミングでピストン1に最も近接する周方向位置である。本実施例では、カウンタウェイト4bの最小外径は、メインジャーナル中心15から下死点時のピストンピンボス18下端までの距離より小さく、カウンタウェイト4bの最大外径は、メインジャーナル中心15から下死点時のピストンピンボス18までの距離より大きい。従って、第1実施例の場合と同様に、カウンタウェイト4bの外径を大きくして良好な慣性力相殺効果を確保しつつ、カウンタウェイト4bとピストンピンボス18との干渉を避け、従来よりもピストンストロークの長い内燃機関を実現することが可能になる。
次に、図6は、本発明の第3実施例のクランクシャフト4を示す図4等と同様の断面図である。この第3実施例においては、クランクシャフト4のクランクウェブ4aおよびカウンタウェイト4bの輪郭形状が、メインジャーナル中心15とクランクピン中心16とを結ぶ直線36に対して左右対称ではなく、図中右側の部分に周方向に延びた張り出し部22が設けられている。これにより直線36を挟んで図中右側にカウンタウェイト4bの重心が片寄り、複リンク式ピストンクランク機構による慣性力を効率的に相殺することができる。
また、図7は、本発明の第4実施例を示しており、この第4実施例においては、クランクシャフト4のクランクウェブ4aおよびカウンタウェイト4bの外形輪郭は左右対称であるが、直線36よりも図中左側の部位に穴23が設けられている。これにより図中右側にカウンタウェイト4bの重心が片寄り、複リンク機構による慣性力を効率的に相殺することができる。
なお、これらの第3,第4実施例においては、ピストンピンボス18とカウンタウェイト4bとの干渉を防止する作用効果はない。
この発明に係るクランクシャフトを備えた内燃機関要部の断面図。 図1のA−A線に沿った断面図。 図1からピストンを取り除いて示す図。 図2のB−B線に沿ったクランクシャフトの断面図。 第2実施例を示す図4と同様の断面図。 第3実施例を示す図4と同様の断面図 第4実施例を示す図4と同様の断面図。 公知の複リンク式ピストンクランク機構の構成説明図。 直列4気筒内燃機関の例の縦断面図。 ピストン加速度を単リンク式と複リンク式とで対比して示した特性図。 複リンク式ピストンクランク機構において慣性力が最大となる瞬間の各部の力を示す説明図。
符号の説明
1…ピストン
3…アッパリンク
4…クランクシャフト
4a…クランクウェブ
4b…カウンタウェイト
6…ロアリンク
8…コントロールリンク

Claims (9)

  1. ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端とクランクシャフトのクランクピンとを連結するロアリンクと、一端が本体部の支持点に揺動可能に支持され、他端が上記ロアリンクに連結されたコントロールリンクと、を備えてなり、クランクシャフトのメインジャーナル中心を原点とし、シリンダボア中心軸と平行にピストン上死点方向を正にy軸を設定し、クランクシャフトの回転が反時計回りになる方向から見て右方が正となるようにシリンダボア中心軸と垂直にx軸を設定した座標上において、上記コントロールリンクの上記本体部への支持点のx軸およびy軸座標がいずれも負となる配置を有するピストンクランク機構において、
    上記クランクシャフトは、
    上記メインジャーナル中心を原点として、クランクピン中心を上方にし、かつクランクシャフトが反時計回りに回転するように図示したときに、
    メインジャーナル中心とクランクピン中心とを結ぶ直線よりも右側に存在するクランクウェブおよびカウンタウェイトの体積が、
    メインジャーナル中心とクランクピン中心とを結ぶ直線よりも左側に存在するクランクウェブおよびカウンタウェイトの体積よりも大きいことを特徴とするピストンクランク機構のクランクシャフト。
  2. 直列4気筒内燃機関に適用されることを特徴とする請求項1に記載のピストンクランク機構のクランクシャフト。
  3. 上記クランクウェブのクランクピン側となる内側面に、該クランクウェブもしくはカウンタウェイトのメインジャーナル中心寄り部分が外周側部分よりも厚肉となるように段差を有し、この段差が、メインジャーナル中心とクランクピン中心とを結ぶ直線に対して左右非対称に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のピストンクランク機構のクランクシャフト。
  4. 上記段差より外周側の部分においては、互いに対向する一対のクランクウェブの間隔が、上記ピストンのピストンピンボスの両端の間隔よりも広いことを特徴とする請求項3に記載のピストンクランク機構のクランクシャフト。
  5. メインジャーナル中心から上記段差までの距離の最小値が、メインジャーナル中心からピストン下死点時のピストンピンボス下端までの距離よりも短かく、
    メインジャーナル中心からカウンタウェイト外周までの距離が、メインジャーナル中心からピストン下死点時のピストンピンボス下端までの距離よりも長いことを特徴とする請求項3に記載のピストンクランク機構のクランクシャフト。
  6. カウンタウェイトの外周の輪郭形状が、メインジャーナル中心と同心の円弧ではなく、
    メインジャーナル中心からこの外周の輪郭までの距離が、
    上記メインジャーナル中心を原点として、クランクピン中心を上方にし、かつクランクシャフトが反時計回りに回転するように図示したときに、
    メインジャーナル中心とクランクピン中心とを結ぶ直線よりも右側の部位において相対的に大きく、左側の部位において相対的に小さいことを特徴とする請求項1または2に記載のピストンクランク機構のクランクシャフト。
  7. メインジャーナル中心から上記の外周の輪郭までの距離の最小値が、メインジャーナル中心からピストン下死点時のピストンピンボス下端までの距離よりも短かく、
    最大値が、メインジャーナル中心からピストン下死点時のピストンピンボス下端までの距離よりも長いことを特徴とする請求項6に記載のピストンクランク機構のクランクシャフト。
  8. カウンタウェイトの最大半径が、メインジャーナル中心からシリンダボア下端までの距離よりも大きいことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のピストンクランク機構のクランクシャフト。
  9. ピストン往復動のストロークが、クランクピン中心からメインジャーナル中心までの距離の2倍より大きいことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のピストンクランク機構のクランクシャフト。
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