JP5160264B2 - エンジンのクランクシャフト機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ピストンとコンロッドを介して連結されたエンジンのクランクシャフト機構に関する。
ピストンの直線運動を揺動可能なコンロッドを介してクランクシャフトの回転運動に変換し、回転動力を得るレシプロ式内燃機関が知られている。このクランクシャフトは、エンジンに回転自在に支持されるクランクジャーナルと、コンロッドと連結されるクランクピンと、クランクジャーナルとクランクピンとを偏心した状態で繋ぐクランクアームとを備えている。このクランクアームには、クランクジャーナルの回転軸を挟んでクランクピンと反対側の位置にカウンタウエイト部が設けられており、ピストンの往復運動や、コンロッドの揺動運動との回転バランスを取っている。このカウンタウエイト部の外縁部は、クランクジャーナルを中心に円弧状に形成されており、クランクジャーナルが回転してピストンが下死点に到達したときに、ピストンの下端部と最も接近するようになる。
近年、エンジンの高さ寸法をできるだけ小さくし、車体の低重心化が図られている。そのためには、上述したピストンの下死点において、ピストンとカウンタウエイト部とのすき間をできるだけ小さくすることが望まれる。従来、このすき間を確保するために、カウンタウエイト部の円弧状の外縁部であって、下死点でピストンに最も近くなる部分を切り取って、クランクシャフトをできるだけピストン側に寄せて配置する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−174131号公報
しかしながら、カウンタウエイト部は、慣性モーメント(遠心力)によって回転バランスを取るものであるため、慣性モーメントを得るために最も有効な外縁部を切り欠くことは好ましくない。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、慣性モーメント量を確保しつつ、クランクシャフトをピストン側に寄せて配置することのできるエンジンのクランクシャフト機構を提供することにある。
上述課題を解決するため、本発明は、ピストン(34)、クランクシャフト(40)と、前記ピストン(34)のボス部(36)に設けられたピストンピン(37)、前記クランクシャフト(40)のクランクピン(42)間を連結するコンロッド(55)とを備え、前記クランクシャフト(40)が、前記クランクピン(42)の両端部を支持する一対のクランクアーム(43)と、これらのクランクアーム(43)の対向する内側面(43a)から内側に突出するように前記一対のクランクアーム(43)に形成された一対のカウンタウエイト部(44)とを備えたエンジンのクランクシャフト機構において、前記一対のカウンタウエイト部(44)の内側面、前記クランクピン(42)の中心から等距離となる半径の円弧から前記カウンタウエイト部(44)の外側縁部(44a)まで車体幅方向に切り欠くことで、前記一対のカウンタウエイト部(44)における外側縁部(44a)の対向する角部にそれぞれ面取り部(58)を形成し、ピストン(34)が下死点に達したときにコンロッド(55)のスモールエンド部(55b)下端のピストンピン(42)方向の張り出し部(56)を避ける形状としたことを特徴とする。
この構成によれば、カウンタウエイト部の半径方向の外縁部を切り取ることがないので、効果的に慣性力を得ることができる。
上記構成において、前記張り出し部(56)は、前記コンロッド(55)における前記スモールエンド部(55b)と腕部(55c)との接続部に形成され、前記カウンタウエイト部(44)の外側縁部(44a)は、前記ピストン(34)が下死点に達したときに、前記張り出し部(56)とピストンピン(37)方向に重なる位置に配置されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記ピストン(34)のボス部(36)は、その下縁が前記張り出し部(56)に連続するように形成されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記カウンタウエイト部(44)は、側面視で三日月形状をなして、この三日月状の円弧状の外側縁部(44a)は、前記クランクアーム(43)の外周縁部と一致し、前記面取り部(58)は、前記外側縁部(44a)の一部に亘って形成されて三日月状に形成されていても良い。
本発明に係るエンジンのクランクシャフト機構では、カウンタウエイトのクランクピンと反対側の周端内側をクランクピンの中心から等距離で切り欠き、ピストンが下死点に達したときにコンロッドのスモールエンド部下端のピストンピン方向の張り出し部を避ける形状としているので、クランクアームのカウンタウエイト部に必要な慣性モーメント量を確保しつつ、カウンタウエイト部をピストンの下端に近接させることができる。これにより、クランクシャフトをピストン側に寄せて配置することができるので、エンジンの高さ方向の大きさを小さくすることができる。
以下、本発明の実施の形態に係るエンジンのクランクシャフト機構について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るオフロード系自動2輪車の側面図である。
この自動2輪車の車体フレーム1は、ヘッドパイプ2,メインフレーム3,センターフレーム4、ダウンフレーム5及びロアフレーム6を備え、これらをループ状に連結し、その内側にエンジン7を支持している。エンジン7はシリンダ8とクランクケース9を備える。メインフレーム3,センターフレーム4及びロアフレーム6 はそれぞれ左右一対で設けられ、ヘッドパイプ2及びダウンフレーム5は車体中心に沿って1本で設けられる。
メインフレーム3は、エンジン7の上方を直線状に斜め下がり後方へ延び、エンジン7の後方を上下方向へ延びるセンターフレーム4の上端部へ連結している。ダウンフレーム5は、エンジン7の前方を斜め下がりに下方へ延び、その下端部でロアフレーム6の前端部へ連結している。ロアフレーム6はエンジン7の前側下部からエンジン7の下方へ屈曲して略直線状に後方へ延び、後端部でセンターフレーム4の下端部と連結している。
エンジン7は水冷4サイクル式であり、シリンダ8は、そのシリンダ軸線が略垂直になる直立状態でクランクケース9の前部に設けられ、下から上へ順に、シリンダブロック10,シリンダヘッド11,ヘッドカバー12を備える。シリンダ8を直立させることにより、エンジン7の前後方向を短くして、エンジン7をオフロード車に適した構成にしている。
エンジン7の上方には、燃料タンク13が配置されメインフレーム3上に支持される。この燃料タンク13の内部には、内蔵式の燃料ポンプ(図6参照)が収容されており、この燃料ポンプから燃料供給管を介してスロットルボディ18へ高圧燃料が供給される。
燃料タンク13の後方にはシート14が配置され、センターフレーム4の上端から後方へ延びるシートレール15上に支持される。シートレール15の下方には、リアフレーム16が配置されている。シートレール15とリアフレーム16には、エアクリーナ17が支持され、スロットルボディ18を介してシリンダヘッド11へ車体後方側から吸気される。
シリンダ8の前部には、排気管20が設けられている。この排気管20は、シリンダ8の前部からクランクケース9の前方へ延出し、右側へ曲げられた後に車体右側を後方に向かって引き回されている。この排気管20からはマフラー22が後方へ延出している。マフラー22の後端部は、リアフレーム16によって支持されている。
ヘッドパイプ2にはフロントフォーク23が支持され、下端部に支持された前輪24がハンドル25で操向される。センターフレーム4にはピボット軸26によりリヤアーム27の前端部を揺動自在に支持されている。リヤアーム27の後端部には後輪28が支持され、エンジン7のドライブスプロケット7aと後輪28の従動スプロケット28aとに巻き掛けられた駆動チェーン19によって駆動される。リヤアーム27とセンターフレーム4の後端部との間には、リヤサスペンションのクッションユニット29が設けられている。
なお、図1において、符号60はラジエタ、61はそのラバーマウント部、62,63はエンジンマウント部、64はエンジンハンガである。なお、エンジン7は、ピボット軸26にてもセンターフレーム4へ支持されている。
図2は、水冷4サイクル単気筒エンジン7の側部断面図、図3は図2の正面図であってA−A線で切断した断面図である。
エンジン7は、上述の通り、シリンダ8(シリンダブロック10,シリンダヘッド11,ヘッドカバー12)と、クランクケース9とで構成されている。
シリンダヘッド11の車体後側には、スロットルボディ18からの混合気がエンジン7内へ供給される吸気口30を備えている。この吸気口30は、ヘッドカバー12に設けられたカム31、バルブリフター32によって上下動する吸気バルブ33を介して開閉され、混合気が燃焼室S(図5参照)内に供給される。同様に、シリンダヘッド11の車体前側には、排気口(図示せず)を備えており、燃焼室S内で燃焼した混合気を排出する。
シリンダブロック10には、ピストン34が上下方向(より正確には、前方斜め上側に若干傾いた方向)に往復移動可能なシリンダ部35が形成されている。
一方、クランクケース9には、図2に示すように、ピストン34の下側に位置するクランクシャフト40と、このクランクシャフト40から車体後方側に位置するメインシャフト45と、このメインシャフト45よりもさらに車体後方側に位置するドライブシャフト50とが設けられている。これらのクランクシャフト40、メインシャフト45,ドライブシャフトの回転軸は互いに平行に配置され、後述する歯車によって動力が伝達される。
クランクシャフト40は、図3に示すように、クランクケース本体に回転自在に支持される左右両端のクランクジャーナル41と、このクランクジャーナル41と偏心して位置するクランクピン42と、これらのクランクジャーナル41とクランクピン42とをつなぐ左右一対のクランクアーム43とで構成されている。これらのクランクジャーナル41、クランクアーム43は、図3に示すように、一体に形成されている。
両端のクランクジャーナル41は、図3に示すように、軸受38a、38bによって回転自在に支持されている。
クランクピン42には、コンロッド55の一端部55a(以下、ビッグエンド部55aという)が回動自在に取り付けられている。一方、コンロッド55の他端部55b(以下、スモールエンド部55bという)は、ピストン34の下端に位置するボス部36にピストンピン37を介して回動自在に取り付けられている。
このコンロッド55は、図2に示すように、上下に延びてリンク機構のアームを構成しており、ピストン34が上下動したときに、クランクピン42がクランクジャーナル41の回転軸を中心に回転し、クランクシャフト40に回転動力を与えることになる。
クランクアーム43は、図2に示すように、側面視において真円状に形成されている。また、クランクアーム43には、クランクジャーナル41の回転軸を挟んでクランクピン42と反対側の位置にカウンタウエイト部44が設けられている。このカウンタウエイト部44は、車体幅方向において、左右のクランクアーム43の内側面43aからさらに内側に突出する態様で、クランクアーム43と一体に形成されており、図2に示すように、側面視で三日月形状をなしている。この三日月状の円弧状の外側縁部44aは、クランクアーム43の外周縁部と一致している。
また、クランクシャフト40の車体右側部分には、クランクシャフト40と共に回転する一次減速ギヤ46が設けられている。この一次減速ギヤ46は、メインシャフト45上に配置された多板クラッチ47のハウジングギヤ47aと噛み合っている。これにより、クランクシャフト40の回転動力は、一次減速ギヤ46、多板クラッチ47を介してメインシャフト45に伝達される。
メインシャフト45及びドライブシャフト50上には、複数の変速ギヤが設けられており、トランスミッション機構51が構成されている。詳細には、メインシャフト45には、第1変速ギヤ48a〜第5変速ギヤ48eが設けられており、ドライブシャフト50上にも、変速ギヤ48a〜48eと対応して噛み合う第1変速ギヤ49a〜第5変速ギヤ49eが設けられている。これらの変速ギヤの噛み合いが切り換えられることにより、ドライブシャフト50の回転数が切り換えられると共に、メインシャフト45からドライブシャフト50に回転動力が伝達される。
ドライブシャフト50の車体左側の端部であって、クランクケース9の外側に突出する軸端には、ドライブスプロケット7aが組み付けられている。このドライブスプロケット7aには、図1に示すように、駆動チェーン19が巻き掛けられ、これにより後輪28が駆動されることになる。
なお、図2及び図3において、符号52はクランクシャフト40の軸端に取り付けられたジェネレータ、符号53はクランクシャフト40の動力をカムシャフト54へ伝達するチェーンである。
図4は、ピストン34が上死点に位置する状態での断面図、図5は、下死点に位置する状態での断面図を示す。また、図6は、図5のX部の拡大図であって、カウンタウエイト部44とコンロッド55とが接近した状態を示す図である。
コンロッド55は、図4及び図5に示すように、ビッグエンド部55a(クランクピン42との取付部)及びスモールエンド部55b(ピストンピン37との取付部)の板厚が厚く形成されている。また、このビッグエンド部55aとスモールエンド部55bとをつなぐ腕部55cは、一端部55a及び他端部55bと比較して板厚が薄く形成されると共に、図2に示すように、その中央部に両側から肉盗みが設けられている。このコンロッド55は、クランクシャフト40が回転すると、図4及び図5に示すように、両側のクランクアーム43およびカウンタウエイト部44の間を通過することになる。
スモールエンド部55bと腕部55cとの接続部には、応力集中を避けるために、R形状に肉盛り(張り出し)が施されたR形状部56(張り出し部)が形成されている。同様に、ビッグエンド部55aと腕部55cとの接続部にもR形状部57が形成されている。
一方、カウンタウエイト部44の外側縁部44aであって、両側のカウンタウエイト部44が互いに対向する角部には、対向する内側面を切り欠いたR面取り部58が形成されている。
本実施の形態では、エンジン7の高さ方向の寸法を小さくするために、図6に示すように、ピストン34のボス部36及びコンロッドのスモールエンド部55bと、カウンタウエイト部44の外側縁部44aとの上下方向におけるすき間をできるだけ詰めて配置している。一方、このすき間を必要最小限にしたときに、コンロッド55とカウンタウエイト部44との干渉を避けるため、スモールエンド部55b下端の車体幅方向(ピストンピン37が延在する方向)に張り出すR形状部56を避ける態様で、R面取り部58の形状を決定している。
より詳細には、R面取り部58は、図2に示すように、クランクピン42の中心Qから等距離となる半径Rの円弧から、カウンタウエイト部44の外側縁部44aまでの内側面を車体幅方向に切り欠いたものである。このR面取り部58は、図6に示すように、ピストン34が下死点に位置する状態で、車体幅方向において、R形状部56とR面取り部58とが干渉しない(隙間Pが生じるように)形状に形成されている。
本発明の実施の形態に係るエンジンのクランクシャフト機構によれば、カウンタウエイト部44のクランクピン42と反対側の周端内側をクランクピン42の中心Qから等距離(半径Rの距離)の部分で切り欠き、ピストン34が下死点に達したときにコンロッド55のスモールエンド部55b下端のピストンピン37方向の張り出し部56を避ける形状としているので、クランクアーム43のカウンタウエイト部44に重量増加なしで必要な慣性モーメント、アンバランスウエイト量を確保しつつ、カウンタウエイト部44をピストン34の下端に近接させることができる。これにより、クランクシャフト40をピストン34側に寄せて配置することができるので、エンジン7の高さ方向の大きさを小さくすることができる。また、実施例では、R形状部56(切り欠き)は、大きなR形状の面取りで形成されているが、斜めにカットする(いわゆるC面取り)等、他の切り欠き形状であってもよい。
また、本実施の形態では、カウンタウエイト部44を車幅方向に切り欠いているが、これにより減少したモーメント量を確保するために、クランクアーム43の幅方向の厚みを僅かに厚くすることで対処し得る。すなわち、従来技術のようにカウンタウエイト部44の外縁部を切り取っていないので、減少するモーメント量は僅かである。そのため、クランクアーム43の厚みを僅かに厚くするだけで対応することができ、エンジン7の車幅方向の寸法を大きくする必要がない。
本発明の実施の形態における自動2輪車の側面図である。 水冷4サイクル単気筒エンジンの側部断面図である。 図2のA−A線で切断した断面図である。 ピストンが上死点に位置する状態の断面図である。 ピストンが下死点に位置する状態の断面図である。 図5のX部の拡大図である。
符号の説明
1 車体フレーム
7 エンジン
7a ドライブスプロケット
18 スロットルボディ
19 駆動チェーン
24 前輪
28 後輪
28a 従動スプロケット
30 吸気口
31 カム
32 バルブリフター
33 吸気バルブ
34 ピストン
35 シリンダ部
36 ボス部
37 ピストンピン
38a、38b 軸受
40 クランクシャフト
41 クランクジャーナル
42 クランクピン
43 クランクアーム
44 カウンタウエイト部
44a 外側縁部
45 メインシャフト
46 一次減速ギヤ
47 多板クラッチ
48a〜48e 変速ギヤ
49a〜49e 変速ギヤ
50 ドライブシャフト
51 トランスミッション機構
52 ジェネレータ
53 チェーン
54 カムシャフト
55 コンロッド
55a ビッグエンド部(一端部)
55b スモールエンド部(他端部)
55c 腕部
56 R形状部(張り出し部)
57 R形状部
58 R面取り部

Claims (4)

  1. ピストン(34)、クランクシャフト(40)と、前記ピストン(34)のボス部(36)に設けられたピストンピン(37)、前記クランクシャフト(40)のクランクピン(42)間を連結するコンロッド(55)とを備え、前記クランクシャフト(40)が、前記クランクピン(42)の両端部を支持する一対のクランクアーム(43)と、これらのクランクアーム(43)の対向する内側面(43a)から内側に突出するように前記一対のクランクアーム(43)に形成された一対のカウンタウエイト部(44)とを備えたエンジンのクランクシャフト機構において、
    前記一対のカウンタウエイト部(44)の内側面を、前記クランクピン(42)の中心から等距離となる半径の円弧から前記カウンタウエイト部(44)の外側縁部(44a)まで車体幅方向に切り欠くことで、前記一対のカウンタウエイト部(44)における外側縁部(44a)の対向する角部にそれぞれ面取り部(58)を形成し、ピストン(34)が下死点に達したときにコンロッド(55)のスモールエンド部(55b)下端のピストンピン(42)方向の張り出し部(56)を避ける形状としたことを特徴とするエンジンのクランクシャフト機構。
  2. 前記張り出し部(56)は、前記コンロッド(55)における前記スモールエンド部(55b)と腕部(55c)との接続部に形成され、前記カウンタウエイト部(44)の外側縁部(44a)は、前記ピストン(34)が下死点に達したときに、前記張り出し部(56)とピストンピン(37)方向に重なる位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のエンジンのクランクシャフト機構。
  3. 前記ピストン(34)のボス部(36)は、その下縁が前記張り出し部(56)に連続するように形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンのクランクシャフト機構。
  4. 前記カウンタウエイト部(44)は、側面視で三日月形状をなして、この三日月状の円弧状の外側縁部(44a)は、前記クランクアーム(43)の外周縁部と一致し、前記面取り部(58)は、前記外側縁部(44a)の一部に亘って形成されて三日月状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエンジンのクランクシャフト機構。
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