JP2006183595A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転運動する部品のシリンダボア壁との干渉を回避しつつ、機関の全高を低く構成することができる内燃機関を提供する。
【解決手段】往復運動するピストンを備える内燃機関において、クランクシャフト6とともに回転運動する部品のうち少なくとも一つの部品の運動軌跡とシリンダボア壁1とが干渉しないように、当該シリンダボア壁1に切り欠きを設ける。そして上記回転運動する部品が当該切り欠きを通過するように構成する。当該構成によれば、回転運動する部品の運動軌跡と上記シリンダボア壁1とが干渉しないため、機関の全高を十分に低く抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関に関し、特にクランクシャフトとともに回転運動する部品との干渉を回避しつつ機関の全高を抑える技術に関する。
従来の内燃機関においては、ピストン―クランク機構の慣性力の不釣合いを解消するためのカウンターウェイトと内燃機関本体との干渉を回避するよう設計する必要があり、その結果、機関の全高が高くならざるを得なかった。
その問題点を解決するために特許文献1のような技術が開示されている。この従来技術では、内燃機関の本体に切り欠きを設けたためにカウンターウェイトとの干渉を防ぐことができ、その分、機関の全高を低く抑えることができるとされている。
特開平11−343802号公報
しかしながら上記従来技術では、シリンダボア壁とカウンターウェイトとの関係においては依然として両者が干渉しないようにする必要がある。すなわち、シリンダボア壁の下端部とカウンターウェイトとの間には所定の間隔を設ける必要があり、機関の全高を抑えることを阻害する要因となっている。
そこで本発明では、回転運動する部品のシリンダボア壁との干渉を回避しつつ、機関の全高を低く構成する技術を提供することを目的とする。
本発明の往復運動するピストンを備える内燃機関は、クランクシャフトとともに回転運動する部品のうち、少なくとも一つの部品の運動軌跡とシリンダボア壁とが干渉しないようにシリンダボア壁に切り欠きを設け、前記回転運動する部品が該切り欠きを通過する構成にする。
本発明によれば、回転運動する部品とシリンダボア壁との干渉を回避しつつ、内燃機関の全高を低く構成することができる。
本発明の第1の実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
図1及び図2は、本実施形態の内燃機関のピストン上死点付近での様子である。ここで図2は図1に比べてクランク角がrの方向に若干回転した状態である。
各図に示すように、本実施形態の内燃機関は複リンク機構を有している。以下にその構成を説明する。シリンダボア壁1内を往復運動するピストン2は、ピストンピン31を介してアッパーリンク41と回転可能に連結支持されている。そしてアッパーリンク41は、第一連結ピン(アッパーピン)32を介してロアリンク42と回転可能に連結されている。ここで本実施形態において、ロアリンク42の連結部はアッパーリンク41を挟むように、その先端で42a及び42bの二つに分かれた形状をしている(図1の(b)及び図6の(b))。また、ロアリンク42はクランクピン33を介してクランクシャフト6に、さらに第二連結ピン(コントロールピン)34を介してコントロールリンク43の一方の端に、それぞれ回転可能に連結されている。そしてコントロールリンク43は、もう一方の端がコントロールシャフト35を介して、内燃機関本体に遥動可能に支持されている。
本実施形態では、上記構成の内燃機関において図1の(a)及び図2の(b)に示すように、クランクシャフト6方向で見て、ピストン上死点付近でロアリンク42とシリンダボア壁1とが干渉する部分を有する構成にする。
この場合、クランクシャフト6の回転中心はシリンダボア中心軸線に対して、クランクシャフト6の軸方向で見て、右側にオフセットする構成となっている。また、ロアリンク42はクランクピン33に関して非対称な形状である。
ここで図1の(a)に示すように、ロアリンク42はシリンダボア壁1の右側の下方において干渉部Iを形成するように構成される。しかし図1の(b)、図6の(a)及び(b)に示
すように、当該干渉部Iには切り欠き12が設けられており、ロアリンク42は当該切り
欠き12を通過するため干渉を回避することができる。
また、図2の(b)に示すように、ロアリンク42はシリンダボア壁1の左側の下方においても干渉部IIを形成するように構成されている。この場合にあっても、図2の(a)に示
すように当該干渉部IIには切り欠き13が設けられており、ロアリンク42とシリンダボ
ア壁1との干渉を回避することができる。なおロアリンク42は上述のオフセット及び形状の非対称性によって、クランクシャフト6の軸方向で見て、シリンダボア壁1の左右で異なる形状の干渉部I及びIIを形成するため、切り欠き12及び13も当該干渉部の形状
に応じた形状に形成されている。
ピストン下死点付近での内燃機関の様子を図3及び図4を用いて説明する。
各図に示すように、カウンターウェイト5は、クランクシャフト6の軸方向で見ると、ピストン下死点付近でシリンダボア壁1と干渉する部分を有する。そこで、シリンダボア壁1に切り欠き11を設け、該切り欠き11をカウンターウェイト5が通過する構成をとっている(図3の(b)及び図7の(c))。
また上述のように、本実施形態においてはクランクシャフト6の回転中心が、クランクシャフト6の軸方向で見て、シリンダボア中心軸線とオフセットしている。そのため、カウンターウェイト5の運動軌跡は図3の(a)、図4の(b)及び図7の(b)に示すように、図中の右側の下方でのみシリンダボア壁1と干渉部IIIを形成し、左側のシリンダボア壁1
では干渉部を形成しない構成になる。よって、干渉部IIIにのみ切り欠き11を設け、左側の壁面にはカウンターウェイト5の通過のための切り欠きを設ける必要はない。すなわち左側の壁面には、上述のようにロアリンク42と干渉しないように切り欠き13を形成するだけでよい(図2の(a)、図4の(a)、及び図7の(a))。よって本実施形態においては、一つの気筒について配された一組のカウンターウェイト5の間隔はロアリンク42の幅よりも大きいが、上記左側の壁面の切り欠き13の幅はロアリンク42に対応した幅で形成すれば十分である。
なお本実施形態においては、クランクシャフト6の軸方向に垂直かつシリンダボア中心軸方向に垂直方向で見て、シリンダ下方側へ延びるように、シリンダボア壁1下端の中央部にピストンスカート21とシリンダボア壁1との摺動部14を設けた(図5の(b)及び(c))。すなわち、図7の(a)及び(c)に示すように、ピストン2が下死点に位置する場合であっても、ピストン2に設けられたピストンスカート21の少なくとも一部がシリンダボア壁1と摺動するように形成される。該摺動部14の両外側には、シリンダボア壁1の下端からシリンダボア上方側への切り欠き長さが同一の第一の切り欠き12が形成され、そのさらに両外側には第二の切り欠き11が形成される。ここで切り欠き11はカウンターウェイト5との干渉を回避するために、シリンダボア壁1の下端からシリンダボア上方側への切り欠き長さが切り欠き12の当該長さよりも長く形成している。すなわち、摺動部14から外側へ向かうにつれて切り欠き長さが長くなるように形成されている。
当該形状によれば、ピストン2のピストンスカート21の下端部はピストン下死点においてもシリンダボア摺動部14と摺動することになる(図3の(b)及び図7の(c))。同様に、図4の(a)及び図7の(a)に示すように、ピストン2のピストンスカート22の下端部は、上記左側の壁面の切り欠き13よりも幅を大きく形成する。そのため、ピストンスカート22の下端部22a、22bもピストン下死点においてシリンダボア壁1と摺動部を有することになる。すなわちピストン2のピストンスカート21及び22は、その下端部の少なくとも一部がシリンダボア壁1に設けられた切り欠き11もしくは12に位置する場合であっても、摺動部14においてシリンダボア壁1と摺動することになる。
図7の(b)において5'はカウンターウェイト5の運動軌跡である。図に示すように左側のピストンスカート22とカウンターウェイト5は干渉しない。そこで本実施形態では、ピストン2のピストンスカート21、22のうち、図7の(c)に示すように、カウンターウェイト5の運動軌跡と干渉するシリンダボア壁1に摺動する側のピストンスカート21は、一つの気筒について配された一組のカウンターウェイト5の間隔よりも小さく形成する(図3の(b))。一方、図7の(a)に示すようにピストンスカート22の幅は、左側の壁面の切り欠き13の幅よりも大きく形成している。
さらに、ピストン2とアッパーリンク41とを連結するピストンピン31は、一つの気筒について配された一組のカウンターウェイト5の間隔よりも、短く形成している(図3の(b))。
ここで上記複リンク機構は、偏心したコントロールシャフト35を回転させることによって、運転中に圧縮比を変えることができることを特徴としている。すなわち、コントロールシャフト35の偏心回転により、コントロールピン34がコントロールリンク43を介して移動することで、クランクピン33を中心としてロアリンク42に回転変位が与えられる。当該回転変位により、アッパーリンク41はアッパーピン32を介して移動し、その移動によりピストン17はピストンピン11を介して、その上下方向の位置を移動させる。その結果、ピストン17の行程が変化し、当該複リンク機構は圧縮比を変えることができるのである。
また上記複リンク機構において、図1の(a)と図3の(a)に示されるように、アッパーリンク41の中心軸線と、シリンダボア中心軸線とのなす角度は、ピストン下死点位置での角度の方が上死点位置での角度よりも大きくなるように構成する。
加えて、クランクシャフト回転中心とピストンピン31の中心の上死点位置との間の長さ、及びピストンストロークが単リンク機構と同一であるときに、ピストン運動のクランクシャフト回転同期に対する2次振動成分の振幅が小さくなるように、複リンク機構を構成した。すなわち、当該2次振動成分の振幅が小さくなるように、複リンク機構を構成する各リンク部材の寸法、形状、レイアウト等を設計した。
第1の実施形態による効果について説明する。
本発明によれば、クランクシャフト6の軸方向で見て、クランクシャフト6とともに回転運動する部品がシリンダボア壁1に設けられた切り欠き11、12、13を通過する。そのため、回転運動する部品とシリンダボア壁1との干渉を回避することが可能となり、結果として内燃機関の全高を低く抑えることが可能となる。
さらに、シリンダボア壁1とピストンスカート21、22の下端部は常に摺動部を有している。すなわちピストン下死点においても、ピストンスカート21の下端は摺動部14と、ピストンスカート22の下端は切り欠き13の両側に存在するシリンダボア壁1と、それぞれ摺動する。そのため、ピストン2がピストンピン31中心に回転することを防ぎ、姿勢を安定させることができる。
なお、本実施形態は複リンク機構を備えており、該複リンク機構においてはピストン2とクランクシャフト6との間に複リンク機構を構成する複数のリンク部品が存在する。そのため複リンク機構を有さない内燃機関に比して、回転運動する部品が多くなり、全高を抑えることが困難になるおそれがある。しかし本発明を適用することにより、それら回転運動する部品との干渉を回避することができ、機関の全高を低く抑えることが可能となる。
特に本実施形態の複リンク機構を用いることでシリンダボア壁1と干渉する複リンク機構の部品はロアリンク42のみとなり、シリンダボア壁1を切り欠く部分を少なくすることができ、シリンダボア壁1の強度を保つことができる。
また、機関の全高を抑えるためにロアリンク42の運動軌跡を小さくしようとすると、複リンク機構の性能及びロアリンク42の強度等に悪影響を及ぼすが、本発明によれば、ロアリンク42の形状を変更することなく機関の全高を抑えることができる。
ところで、機関の全高を抑えるためにカウンターウェイト5の運動軌跡を小さくすると、クランクシャフト6の滑らかな回転を妨げることになり、機関の性能を低下させるおそれがある。しかし本発明によれば、カウンターウェイト5の形状を変更することなく機関の全高を抑えることができる。
加えて、ロアリンク42とカウンターウェイト5の双方の運動軌跡が、シリンダボア壁1に設けた切り欠き11、12、13を通過することで、ピストン2の全位置において、回転運動する部品とシリンダボア壁1との干渉を防ぐことができ、機関の全高をより抑えることができる。
本実施形態では図1の(b)に示すように、ロアリンク42との干渉を防ぐための切り欠き12と、カウンターウェイト5との干渉を防ぐための切り欠き11とを、シリンダボア壁1に設けた。すなわち、それぞれの運動軌跡が異なる切り欠きを通過する構成とした。そのため、ピストンスカート21とシリンダボア壁1の摺動部を十分に維持しつつ、回転運動する部品とシリンダボア壁1との干渉を防ぐことができる。よって、機関の全高を抑えることができるとともに、ピストン2の姿勢を安定させることができる。
ところで、本実施形態ではクランクシャフト6の回転中心が、クランクシャフト6の軸方向で見て、シリンダボア中心軸線とオフセットしている。このオフセットに伴ってカウンターウェイト5は、例えば図4の(b)において左側の壁面とは干渉しない構造となる。そのため、該壁面にはロアリンク42との干渉を避けるための切り欠き13を設けるだけでよく、必要以上にピストンスカート22とシリンダボア壁1との摺動部を減少させることがない。よって、ピストン2の姿勢をしっかりと保つことができる。
また、ロアリンク42は図1の(b)及び図2の(a)に示すように、シリンダボア壁1の左右の壁面で異なった干渉部I及びIIを形成する。この際本発明によれば、異なった干渉
部に基づいて切り欠き12及び13を形成し、該切り欠き12及び13をロアリンク42が通過する構成となる。このため、ピストンスカート21及び22とシリンダボア壁1の摺動部を適当に保ったまま、機関の全高を抑えることができる。
本実施形態では、図7の(c)に示すように、シリンダ下方側へ延びた摺動部14の両外側に、シリンダボア壁1の下端部からシリンダ上方側への長さが大きくなるように切り欠き12、11の順に設けた。このことにより、潤滑油がシリンダボア壁1の上方から流れてくる際に、切り欠き11、12、そして摺動部14aに向かってスムーズに潤滑油が流れる。よって、ピストンスカート21との摺動部14を確保することができるだけでなく、流体油膜形成が容易となり、ピストンスカート21の耐久性向上につながる。なお本実施形態において、切り欠き11、12は段差を持つように形成されているが、該段差を持たずに滑らかに高さを変化させる形状にしても同様の効果を奏することは言うまでもない。
また、本実施形態のように、切り欠き長さの異なる二つの切り欠き11、12を設けたことで、切り欠く部分を最小限に抑えることができる。
一方、ロアリンク42のみが通過する切り欠き13は、該切り欠き13の両外側にピストンスカート22の下端部22a、22bとの摺動部を有している。そのため、本実施形態におけるロアリンク42による干渉部IIのように、クランクシャフト6の軸方向に垂直
方向かつシリンダボア中心軸方向に垂直方向で見て、シリンダボア壁1の中央部に切り欠きを有する場合であっても(図5の(a))、摺動部を確保することができる。さらに、当該切り欠き13によればピストンスカート22との摩擦を軽減し、燃費の向上にもつながる。
加えて、ピストンスカート21の幅を、一つの気筒について配された一組のカウンターウェイト5の間隔よりも小さく形成した。そのため、ピストン下死点においてもピストンスカート21とカウンターウェイト5との干渉を防ぐことができる。そのため、クランクシャフト6の軸方向で見て、カウンターウェイト5の運動軌跡とシリンダボア壁1との干渉部をより大きくとることが可能となり、機関の全高をより効果的に抑えることができる。
同様にピストンピン31の長さを、一つの気筒について配された一組のカウンターウェイト5の間隔よりも短くしている。そのため、ピストン下死点におけるピストンピン31とカウンターウェイト5との干渉を防ぐことができ、機関の全高を抑えることができる。
ところで本実施形態における複リンク機構は、燃費と出力の向上のために運転中に圧縮比を変更することができることを特徴としている。この際ロアリンク42の姿勢が変化し、シリンダボア壁1との干渉部も変化するが、本発明ではロアリンク42の姿勢の変化に関わらず、シリンダボア壁1における運動軌跡がシリンダボア壁1と干渉しないように切り欠きが形成されている。
また本実施形態においては、アッパーリンク41の中心軸線とシリンダボア中心軸線の角度は、上死点における角度よりもピストン下死点における角度の方が大きくなるように構成している。このことにより、ピストン2に作用する筒内圧力が比較的大きい上死点付近でのスラストを抑えることができ、ピストンスカートの面積を小さく形成することが可能となる。その結果、摩擦損失の低減が図れるだけでなく、ピストンスカート21の幅を小さくし、カウンターウェイト5との干渉を回避することが容易になる。
通常、ピストン運動のクランクシャフト回転同期に対する2次振動成分の振幅を小さくするにはコンロッドを長くすることになり、内燃機関の全高が高くなってしまう。しかし本実施形態の複リンク機構では、コンロッドを長くすることなく、すなわち機関の全高を抑えつつ、2次振動成分の振幅を小さくすることができる。本発明を適用することで、ロアリンク42とシリンダボア壁1との干渉が避けられるため、2次振動成分の振幅を小さく保ちつつ、機関の全高をより低く抑えることができる。
次に第2の実施形態について説明する。
図8ないし図10に本実施形態におけるシリンダボア壁1の切り欠きの模式図を示す。
図9の(b)に示すように、アッパーリンク41はロアリンク42との連結部において、ロアリンク42を挟むようにその先端で二つに分かれた形状をしている。そして図9の(a)及び図10の(a)に示すように、クランクシャフト6の軸方向で見て、右側のシリンダボア壁1にはロアリンク42の運動軌跡との干渉部Iと、カウンターウェイト5の運動軌
跡との干渉部IIIが形成される一方、左側のシリンダボア壁1にはロアリンク42の運動軌跡との干渉部IIのみが形成される。図10の(a)において5'はカウンターウェイト5の
運動軌跡であり、図に示すように左側のピストンスカート22とカウンターウェイト5は干渉しない。
この際、ロアリンク42の運動軌跡とシリンダボア壁1との干渉部I、IIは、オフセッ
ト及びロアリンク42の形状の非対称性により左右のシリンダボア壁1で異なった形状となる。そのため、本実施形態においては、シリンダボア壁1の左右の壁面で異なった形状の切り欠き12、11及び13を設け、該切り欠きをロアリンク42が通過する構成にした(図8の(a)ないし(c))。
ところで、右側のシリンダボア壁1には、カウンターウェイト5との干渉を防ぐために設けた切り欠き11と、ロアリンク42との干渉を防ぐために設けられた切り欠き12とを形成するが、ピストン2の姿勢を安定させるために、シリンダボア壁1とピストンスカート21との摺動部を確保する必要がある。そのため、本実施形態においては第一の切り欠き12の両外側に摺動部15を形成し、そのさらに両外側に第二の切り欠き11を形成した(図8の(c)及び図10の(b))。このことにより、シリンダボア壁1はピストン下死点においてもピストンスカート21の下端部21a、21bと摺動することが可能となる。
第2の実施形態による効果について説明する。
本実施形態によれば、ロアリンク42とアッパーリンク41との連結部が図9の42aのように分かれていないロアリンク42の形状においても、機関の全高を抑えることができる。ロアリンク42の設計自由度が増す結果、厚み及び高さを大きくし、その剛性を高めることが可能となる。
またピストンスカート21の下端部21a、21bとシリンダボア壁1は下死点においても摺動部15によって摺動するため、本実施形態のように二つの隔離した干渉部I及び
IIIを有する場合であってもピストンの2の姿勢を安定させることができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなし得る様々な変更、改良が含まれることは言うまでもない。
第1の実施形態における上死点付近での内燃機関の構造の様子である。(a)はクランクシャフト方向で見た図であり、(b)は(a)において右側のシリンダボア壁の図である。 第1の実施形態における上死点付近での内燃機関の構造の様子である(図1よりも進角側)。(a)は(b)において左側のシリンダボア壁の図であり、(b)はクランクシャフト方向で見た図である。 第1の実施形態における下死点付近での内燃機関の構造の様子である。(a)はクランクシャフト方向で見た図であり、(b)は(a)において右側のシリンダボア壁の図である。 第1の実施形態における下死点付近での内燃機関の構造の様子である。(a)は(b)において左側のシリンダボア壁の図であり、(b)はクランクシャフト方向で見た図である。 第1の実施形態におけるシリンダボア壁の模式図である。(a)は(b)において左側のシリンダボア壁の図であり、(b)はクランクシャフト方向で見た図である。(c)は(b)において右側のシリンダボア壁の図である。 第1の実施形態におけるシリンダボア壁とロアリンクとの関係図である。(a)はロアリンクとシリンダボア壁との干渉の様子をクランクシャフト方向で見た図である。(b)はロアリンクとシリンダボア壁との関係をクランクシャフトと垂直な方向で見た図である。 第1の実施形態におけるシリンダボア壁とカウンターウェイトとの関係図である。(a)は(b)において左側のシリンダボア壁におけるシリンダボア壁とピストンの関係図である。(b)はシリンダボア壁とカウンターウェイとの干渉の様子をクランクシャフト方向で見た図である。(c)は(b)において右側のシリンダボア壁におけるシリンダボア壁、カウンターウェイト及びピストンとの関係図である。 第2の実施形態におけるシリンダボア壁の模式図である。(a)は(b)において左側のシリンダボア壁の図であり、(b)はクランクシャフト方向で見た図である。(c)は(b)において右側のシリンダボア壁の図である。 第2の実施形態におけるシリンダボア壁とロアリンクとの関係図である。(a)はシリンダボア壁とロアリンクとの干渉の様子をクランクシャフト方向で見た図である。(b)はシリンダボア壁とロアリンクとの関係をクランクシャフトと垂直な方向で見た図である。 第2の実施形態におけるシリンダボア壁とカウンターウェイトとの関係図である。(a)はシリンダボア壁とカウンターウェイとの干渉の様子をクランクシャフト方向で見た図である。(b)は(a)において右側のシリンダボア壁におけるシリンダボア壁、カウンターウェイト及びピストンとの関係図である。
符号の説明
1 シリンダボア壁
2 ピストン
5 カウンターウェイト
6 クランクシャフト
11 切り欠き
12 切り欠き
13 切り欠き
14 摺動部
15 摺動部
21 ピストンスカート
22 ピストンスカート
31 ピストンピン
32 第一連結ピン(アッパーピン)
33 クランクピン
34 第二連結ピン(コントロールピン)
35 コントロールシャフト
41 アッパーリンク
42 ロアリンク
43 コントロールリンク

Claims (18)

  1. 往復運動するピストンを備える内燃機関において、
    クランクシャフトとともに回転運動する部品のうち、少なくとも一つの部品の運動軌跡とシリンダボア壁とが干渉しないように該シリンダボア壁に切り欠きを設け、前記回転運動する部品が該切り欠きを通過することを特徴とする内燃機関。
  2. 前記ピストンに設けたピストンスカートの両側の下端部のうち、少なくとも一部が前記シリンダボア壁の前記切り欠きに位置する場合において、該切り欠きに位置する側の前記ピストンスカートの下端部は、少なくともその一部で前記切り欠きに位置せず、前記シリンダボア壁に設けられた摺動部で前記シリンダボア壁と摺動することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記ピストンと前記クランクシャフトとの間に複数のリンクを備えた複リンク機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関。
  4. 前記切り欠きを通過する部品は、前記複リンク機構を構成するリンクであることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関。
  5. 前記切り欠きを通過する部品は、カウンターウェイトであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の内燃機関。
  6. 前記リンク及び前記カウンターウェイトが、前記切り欠きを通過することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関。
  7. 前記リンク及び前記カウンターウェイトは、それぞれ異なる前記切り欠きを通過することを特徴とする請求項6に記載の内燃機関。
  8. 前記摺動部を、前記クランクシャフトの軸方向に垂直方向かつシリンダボア中心軸方向に垂直方向で見て、シリンダ下方側へ延びるように前記シリンダボア壁の中央部に形成するとともに、前記切り欠きを該摺動部からシリンダ上方側への切り欠き長さが、該中央部から両外側になるにつれて長くなるように、該摺動部の両外側に形成したことを特徴とする請求項2から7のいずれか一つに記載の内燃機関。
  9. 前記シリンダボア壁の中央部に形成された前記摺動部の両外側に、該摺動部からシリンダ上方側への切り欠き長さが同一の第一の切り欠きを設け、該第一の切り欠きのさらに両外側に前記摺動部からシリンダ上方側への切り欠き長さが該第一の切り欠きよりも長い第二の切り欠きを設けたことを特徴とする請求項8に記載の内燃機関。
  10. 前記クランクシャフトの軸方向に垂直方向かつシリンダボア中心軸方向に垂直方向で見て、前記シリンダボア壁の中央部に前記切り欠きを設け、該切り欠きの両外側に前記摺動部を有することを特徴とする請求項2から7のいずれか一つに記載の内燃機関。
  11. 前記クランクシャフトの軸方向に垂直方向かつシリンダボア中心軸方向に垂直方向で見て、前記シリンダボア壁の中央部に第一の前記切り欠きを設け、該第一の切り欠きの両外側に前記摺動部を有し、該摺動部の両外側に第二の前記切り欠きを設けたことを特徴とする請求項2から7のいずれか一つに記載の内燃機関。
  12. 前記切り欠きを前記カウンターウェイトが通過するとともに、前記ピストンスカートの幅を一つの気筒について配された一組のカウンターウェイトの間隔よりも小さく形成したことを特徴とする請求項5から9のいずれか一つに記載の内燃機関。
  13. 前記ピストンに取り付けられるピストンピンの長さを、一つの気筒について配された前記一組のカウンターウェイトの間隔よりも、短くしたことを特徴とする請求項10に記載の内燃機関。
  14. 前記切り欠きは、前記クランクシャフトの軸方向で見て、前記シリンダボア壁の左右で異なる形状に形成したことを特徴とする請求項1から11のいずれか一つに記載の内燃機関。
  15. 前記複リンク機構は、前記ピストンに前記ピストンピンを介して一端が連結されるアッパーリンクと、該アッパーリンクの他端で第一連結ピンを介して連結され、かつ、前記クランクシャフトのクランクピンに回転可能に取り付けられるロアリンクと、該ロアリンクに第二連結ピンを介して一端が連結されるとともに、その他端が内燃機関本体に対して遥動可能に支持されるコントロールリンクと、からなることを特徴とする請求項3から12のいずれか一つに記載の内燃機関。
  16. 前記複リンク機構は、前記コントロールリンクと内燃機関本体とを連結するコントロールシャフトを回転させることによって運転中に圧縮比を変えることができることを特徴とする請求項13に記載の内燃機関。
  17. 前記アッパーリンク中心軸線と、シリンダボア中心軸線とのなす角度は、ピストン下死点位置での角度の方が上死点位置での角度よりも大きいことを特徴とする請求項13または14に記載の内燃機関。
  18. 前記複リンク機構は、クランクシャフト回転中心とピストンピン中心の上死点位置との間の長さ、及びピストンストロークが単リンク機構と同一であるときに、ピストン運動のクランクシャフト回転同期に対する2次振動成分の振幅が小さくなるように構成したことを特徴とする請求項13から15のいずれか一つに記載の内燃機関。
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