JP2007230770A - シート材搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題はベルトの歯飛びを防止して、搬送異常の発生しているシート材をスムーズに取り除くことができるシート材搬送装置及び画像形成装置を得ることである。
【解決手段】駆動源と、駆動源から駆動力を供給されてシート材を搬送する複数の搬送手段6、7、8、9、10、11、12、13、18と、搬送手段に駆動源からの駆動力を伝達する第1駆動手段52と、所定の搬送手段を前記駆動源以外からの駆動力により回転させる搬送手段操作部50と、搬送手段操作部50からの駆動力を搬送手段に伝達する第2駆動手段51とを備え、シート材の搬送異常発生時には搬送手段操作部50に駆動力を与えてシート材を搬送して搬送異常が発生しているシート材を取り除き可能としており、第2駆動手段51は複数の搬送手段の内で搬送手段操作部50に最も近い距離に位置する搬送手段に懸架している。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート材搬送装置及び画像形成装置に関する。
従来、自動原稿送り装置(シート材搬送装置)において、原稿(シート材)に原稿詰まり等の搬送異常が発生した場合、原稿詰まりを解消する処理としては、例えば図13に示すようにカバー101を上方又は下方に開放して搬送経路内にある原稿を露出させ、手で取り出す方法が知られている。また、図14に示すように、原稿詰まりを解消する為にカバー101を開放するとリンク機構により搬送ローラ(搬送手段)103、105の加圧が解除される技術も知られている。
更に、特許文献1に記載の従来技術では、原稿載置台を開放して搬送経路内で搬送異常が発生した原稿を取り出す技術が開示されている。
しかし、装置全体の省スペース化のために、上述のように、カバー101や原稿載置台を開いて搬送経路を開放しても手が入らない場所が生じたり、圧解除機構を設けたりすることが困難になっている。
かかる課題を解決する為、図15及び図16に示すような搬送手段操作部107を使って各搬送ローラプーリ112、114、115を駆動させる手段が考案されている。これは、ダイヤル状あるいはレバー状の搬送手段操作部107をユーザが手で操作することで、その駆動を搬送ローラに伝達し、原稿詰まりが発生した原稿を搬送方向あるいは搬送方向と逆方向に送ることによって原稿を取り出す方法である。この場合、搬送手段操作部107から搬送ローラに駆動を伝達する手段として、ギヤによる伝達に比べて原稿搬送時の騒音の少ないタイミングベルト(ベルト)117を用いている。
特開2004−284757号公報
しかし、操作者が搬送手段操作部107を操作する際、ノブのついている軸109に対して垂直方向(図15中Aに示す方向)に押し付けながら操作することで軸109が図15中Bに示す方向に変形し易く、ベルト117の周長が変化して歯飛びを招き、原稿詰まりを取り除く処理をスムーズに行うことができ難いという問題があった。この問題は図16に示すようにベルトの周長が長い場合に特に発生しやすいという問題があった。
本発明は、ベルトの歯飛びを防止して、搬送異常の発生しているシート材をスムーズに取り除くことができるシート材搬送装置及び画像形成装置を得ることを目的とする。
前記課題を解決する為に、請求項1に記載された発明は、駆動源と、駆動源から駆動力を供給されてシート材を搬送する複数の搬送手段と、搬送手段に駆動源からの駆動力を伝達する第1駆動手段と、複数の搬送手段の内の所定の搬送手段を前記駆動源以外からの駆動力により回転させる搬送手段操作部と、搬送手段操作部からの駆動力を搬送手段に伝達する第2駆動手段とを備え、第2駆動手段はベルトであり、シート材の搬送異常発生時には搬送手段操作部に駆動力を与えてシート材を搬送方向上流側又は搬送方向下流側の何れか一方に搬送して搬送異常が発生しているシート材を取り除き可能としており、第2駆動手段は複数の搬送手段の内で搬送手段操作部に最も近い距離に位置する搬送手段に懸架していることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、搬送手段操作部と、搬送手段操作部に最も近い距離に位置する搬送手段との間には、第2駆動手段に張力を付与する張力付与手段が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、張力付与手段には第2駆動手段に付与する張力を調整する調整部材が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項2又は3に記載の発明において、搬送手段操作部の支持軸と張力付与手段の支持軸との間、及び搬送手段操作部の支持軸と搬送手段操作部に最も近い距離に位置する搬送手段の支持軸との間の少なくとも一方の軸間に補強部材を設けていることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、搬送手段操作部はレバーであり、レバーの回動軸にはワンウェイクラッチが設けられており、レバーの往復動作により搬送手段操作部に最も近い距離に位置する搬送手段を操作していることを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のシート材搬送装置を備えた画像形成装置であることを特徴とする。
本発明によれば、ベルトを複数の搬送手段の内で搬送手段操作部に最も近い距離に位置する搬送手段に懸架しているので、ベルトの周長が短くなる。よって、搬送手段操作部の操作時にベルトに負荷がかかってもベルトの周長の変化を小さくでき、ベルトの歯飛び等を防止して搬送異常の発生しているシート材をスムーズに取り除くことができる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。まず、図1〜図6を用いて第1実施の形態について説明する。尚、図1は図3に示す自動原稿搬送装置の搬送手段操作部及び搬送ローラを抜き出して示す概略図、図2はローラ操作部周辺を示す断面図、図3は本実施の形態に係る自動原稿搬送装置の駆動部を示す概略図、図4は本実施の形態に係る自動原稿搬送装置の外観を示す概略図、図5は本実施の形態に係る自動原稿搬送装置の全体を概略的に示す断面図、図6は図5に示す自動原稿搬送装置を備えた画像形成装置を概略的に示す断面図である。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置に用いられる自動原稿搬送装置(シート材搬送装置)70は、原稿束をセットする原稿セット部Aと、セットされた原稿束から1枚毎原稿を分離して給送する分離給送部Bと、給送された原稿を一次突き当て整合する働きと整合後の原稿を引き出し搬送する働きのレジスト部Cと、搬送される原稿をターンさせて、原稿面を読取側(下方)に向けて搬送するターン部Dと、原稿の画像を読取ガラス(コンタクトガラス)41の下方より読取る読取搬送部Eと、原稿の第2面(裏面)を読取る為の反転スイッチバック、又は原稿の機外排出を行う反転排紙部(スイッチバック部)Fと、読取り完了後の原稿を積載保持するスタック部(排紙部)Gとを備えている。
原稿セット部Aは、原稿束Pが載置される原稿セットテーブル(載置台)1と、原稿セットテーブル1に載置された原稿先端が突き当てられる原稿ストッパー2と、原稿セットテーブル1に原稿が載置されたことを検知する原稿セットフィラー31と、原稿セットテーブル1に載置された原稿のサイズを検知する原稿長さ検知センサ20〜22、原稿セットセンサ19とを有している。
分離給送部Bは、原稿束Pの原稿を呼び出すピックアップローラ3と、呼び出された原稿を搬送路に向けて1枚ずつ分離して搬送する分離ローラ4及び給紙ベルト5と、これらの分離ローラ4及び給紙ベルト5から送り出された原稿を検知する分離センサ23とを有している。
レジスト部Cは、分離給送部Bから搬送された原稿をターン部Dに向けて搬送するプルアウトローラ(搬送手段)6、7と、このプルアウトローラ6、7に向けて搬送される原稿を検知する突き当てセンサ24とを有している。
ターン部Dは、読取入口センサ26と、レジスト部Cから搬送された原稿を読取ガラス41の読取位置に向けて搬送する読取入口ローラ(搬送手段)8、9と、読取入口ローラ8、9から搬送される原稿を検知するレジストセンサ27とを有している。
読取搬送部Eは、読取ガラス41と、読取入口ローラ8、9から搬送された原稿を読取ガラス41と白色背景板との間に案内する読取入口ガイド40と、読取位置28を通過した原稿を反転排紙部Fに向けて搬送する読取出口ローラ(搬送手段)10、11と、読取出口ローラ10、11を通過した原稿を検知する排紙センサ29と、読取の終了した原稿に対して読取終了印を押印する済みスタンプ部46を有している。
反転排紙部Fは、読取出口ローラ10、11から搬送された原稿の搬送先を反転経路又はスイッチバック経路の何れかに振り分ける分岐爪15と、この分岐爪15によりスイッチバック経路に搬送された原稿をスイッチバックさせる反転ローラ対(搬送手段)16、17と、反転ローラ対16、17の近傍位置に設けた反転センサ30と、排紙ローラ(搬送手段)12、排紙下従動ローラ(搬送手段)13、排紙上従動ローラ(搬送手段)18とを有している。
スタック部Gは、排紙ローラ12及び排紙下従動ローラ13から排紙された原稿がスタックされる排紙トレイ14を備えている。
次に各ローラの駆動部の概略について図3を用いて説明する。図3において、32は駆動モータ(駆動源)に接続されている第1プーリであり、駆動モータの駆動によって第1プーリ32が反時計回りに回転することにより、第2プーリ33に連結した第3プーリ36が回転し、これに連動して第4プーリ34、第5プーリ35が回転する。第5プーリ35の回転により、これに連結した読取入口ローラプーリ37が回転することにより読取入口ローラ8が反時計方向に回転する。
駆動部には、読取入口ローラプーリ37の他に、読取出口ローラ10に連結した読取出口ローラプーリ38、排紙ローラ12に連結した排紙ローラプーリ42、その他のプーリ39、44を備えており、これらのプーリ37、38、39、42、44は駆動ベルト(第1駆動手段)であるタイミングベルト52に懸架されている。ここで、第5プーリ35にはワンウェイクラッチが設けられており、読取モータの反時計方向の駆動のみ伝えるようになっている。よって、原稿詰まりを取り除く処理をする際に、読取モータの負荷をカットすることで操作性の向上が図られている。
読取入口ローラプーリ37は、ジャム処理ダイヤル(搬送手段操作部)50と連結されており、ジャム処理ダイヤル50に連結されたプーリ54と、読取入口ローラプーリ37とがタイミングベルト(第2駆動手段)51で接続されている。また、図2に示すようにジャム処理ダイヤル50の支持軸50a、テンションローラ(張力付与手段)53のローラ軸53a、及び読取入口ローラプーリ37の軸37aはそれぞれ同一側板55に固定されている。
尚、読取入口ローラプーリ37、読取出口ローラプーリ38、排紙ローラプーリ42、その他のプーリ39、44、及びジャム処理ダイヤル50は自動原稿搬送装70の原稿搬送方向に直交する方向における手前位置(オペレータの操作側)に配置されており、オペレータがジャム処理ダイヤル50を操作し易くなっている。
タイミングベルト51にはベルトに張力を付与するテンションローラ53が設けられている。テンションローラ53には軸53aとの摺動部分にボールベアリング53bが設けられており、ジャム処理ダイヤル50操作時の操作力低減や、原稿搬送時の搬送負荷低減、及び異音発生を防止できる。同様に、ジャム処理ダイヤル50においても、支持軸50aとの摺動部にボールベアリングを設けることにより、更なる操作力および駆動負荷の低減、異音の防止を図ることができる。また、ボールベアリング53bの代わりとして、軸との摺動部分に潤滑材を塗布しても良い。
尚、図6に示すように画像形成装置80は、装置本体の上部に設けた読取部84と、装置本体に設けられた給紙部81、画像形成部82及び定着部83等を備えている。そして、自動原稿搬送装置70で搬送されてくる原稿画像を読取部84で読取って、感光体85に静電潜像を形成し、現像装置86で現像した後、給紙部81から給紙された用紙に対して画像形成を行い、定着部83で未定着トナーを定着させて用紙を機外に排出している。
次に、本発明の第1実施形態における自動原稿搬送装置の作用及び効果について説明する。原稿セットテーブル1にセットされた原稿束Pは、分離ローラ4及び給紙ベルト5にて上から分離して1枚ずつ読取位置28に搬送し、所定の速度にて搬送しながら読取動作が行われる。読取を終えた原稿は、排紙ローラ対12、13を経て、排紙トレイ14に排紙、スタックされる。裏面の原稿を読む場合は、切替爪15が下降して反転ローラ対16、17によりスイッチバックし、スイッチバック経路を通過してプルアウトローラ対6、7に達し、原稿表面と同様の読取動作を行った後、ページ整合の為、もう一度切替爪15が降下してスイッチバック動作を行い、(今度は露光されないまま)排紙ローラ対12、13を経て排紙トレイ14に排紙、スタックされる。
搬送経路内で原稿詰まりが発生した場合には、オペレータは給紙カバー75を開放してジャム処理ダイヤル50を反時計方向に回転させる。尚、図4(a)に示すように、通常使用時(原稿詰まり発生時以外)にはジャム処理ダイヤル50が給紙カバー75によって隠れる構成になっている。
オペレータがジャム処理ダイヤル50を回転操作すると、原稿を搬送方向下流側に送り出す。すなわち、ジャム処理ダイヤル50が回転すると、これに連動して読取入口ローラプーリ37が回転すると共に、駆動ベルトであるタイミングベルト52の駆動伝達により読取出口ローラプーリ38、排紙ローラプーリ42が回転することで、読取入口ローラ8、読取出口ローラ10、排紙ローラ12が回転する。従って、搬送経路内で原稿詰まりが発生した場合には、ジャム処理ダイヤル50の操作で、原稿を搬送方向下流側に送ることで、搬送経路内で搬送異常が生じた原稿を取り除くことができる。
尚、搬送経路内に詰まった原稿がジャム処理ダイヤル50で処理できない範囲、すなわち分離給装部Bからターン部Dにとどまった場合は、図4に示すように、本体の給紙カバー75を開放することにより、原稿詰まりを取り除くことができる。
本実施の形態では、タイミングベルト51を複数のプーリの内でジャム処理ダイヤル50に最も近い距離に位置する読取入口ローラプーリ37に懸架しているので、タイミングベルト51の周長が短くなる。よって、ジャム処理ダイヤル50の操作時にタイミングベルト51に負荷がかかってもベルトの周長の変化を小さくでき、タイミングベルト51の歯飛びを防止して搬送経路内で詰まった原稿をスムーズに取り除くことができる。
タイミングベルト51に張力を付与しているので、タイミングベルト51への巻きつけ角が増え、仮にタイミングベルト51の周長や軸間距離のばらつきが生じてもタイミングベルト51の歯飛びを防止できる。
通常時にはジャム処理ダイヤル50が本体の給紙カバー75で隠れているので、駆動時にジャム処理ダイヤル50に触れることを防止できる。
次に、他の実施の形態を説明するが、以下の説明において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では上述の第1実施の形態と異なる点を主に説明する。図7は第2実施の形態に係る自動原稿搬送装置を説明する図である。
第2実施の形態では、テンションローラ53を可動式にして、タイミングベルト51に付与する張力を調整部材60によって調整している。図7に示すように調整部材60はテンションローラ53を支持する支持ブラケット61と、支持ブラケット61の回動支点62と、支持ブラケット61に係止されたスプリング63とを備えている。そしてスプリング63が図中矢印方向に引張られることで、支持ブラケット61が回動支点62を中心に時計方向に回動して、テンションローラ53がタイミングベルト51に押し付けられ、タイミングベルト51の張力が調整される。
本実施の形態では、タイミングベルト51に対する張力を調整できるので、歯飛びを更に防止できると共に駆動系にかかる負荷のばらつきを抑えて、原稿を安定して搬送することができる。
次に図8を用いて第3実施の形態について説明する。第3実施の形態では、ジャム処理ダイヤル50の支持軸50aとテンションローラ53のローラ軸53aとを補強部材71で連結している。補強部材71は板状の金属製であり、補強部材71と支持軸50aとを一方のネジ72で固定しており、補強部材71とローラ軸53aとを他方のネジ73で固定している。
ジャム処理ダイヤル50を操作するとき、主に鉛直方向に力が加わるため、補強部材71の取付角度が鉛直方向に対して45度以下の角度とすることが好ましい。このように、補強部材71の取付角度が鉛直方向に対して45度以下の角度とすることで、ユーザ操作による力に対して耐久性の高い構造となっている。また、補強部材71をジャム処理ダイヤル50の支持軸50aやテンションローラ53のローラ軸53aにネジ固定することで、補強部材71を支持軸50aやローラ軸53a以外の部分に取付けるよりも高強度で且つ補強部材71の形状をシンプルにできコストダウンを図ることができる。
次に図9を用いて第4実施の形態について説明する。第4実施の形態では、ジャム処理ダイヤル50の支持軸50aにおいて、支持軸50aの根元部分50bの軸径を太くしている。このように、ジャム処理ダイヤル50の支持軸50aの根元部分50bの軸径を太くしてあるので、支持軸50aの曲げ強度を高くでき、ユーザがジャム処理ダイヤル50を操作して強い力が支持軸50aに加わっても、支持軸50aの変形を抑えることができる。尚、支持軸50aの根元部分のみならず、支持軸50aの先端部の軸径を太くしても良く、この場合、更に軸の強度を高めることができる。尚、テンションローラ53のローラ軸53a及び読取入口ローラプーリ37の軸37aの軸径を太くしても良い。
次に図10及び図11を用いて第5実施の形態について説明する。第5実施の形態では、搬送手段操作部50をレバー型のジャム処理レバー74にしている。ジャム処理レバー74が支持軸50aと摺動する部分にはワンウェイクラッチ74aが設けられており、図10において反時計方向にジャム処理レバー74を回転させるとワンウェイクラッチ74aが支持軸50aにロックされ、駆動が支持軸50aに伝達される。支持軸50aにはタイミングプーリ54が圧入されており、支持軸50aの回転に伴いプーリ54も回転して読取入口ローラ8を動かし、原稿が搬送方向下流側に向けて排出される。
このようにレバーの往復動作により読取入口ローラプーリ37を回転させているので、支点から動作点を離すことが可能なため、操作力の低減と、原稿詰まりを取り除く機構の小型化が可能となる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。上述の第1実施形態から第5実施の形態では、搬送手段操作部50、74と読取入口ローラプーリ37との間にテンションローラ53を設けるようにしたが、これに限定されず、図12に示すように、テンションローラ53を設けなくとも良い。
第3実施の形態では、ジャム処理ダイヤル50の支持軸50aとテンションローラ53のローラ軸53aとの間に補強部材71を設けたが、これに限定されず、ジャム処理ダイヤル50の支持軸50aと読取入口ローラプーリ37の軸37aとの間、又はテンションローラ53のローラ軸53aと読取入口ローラプーリ37の軸37aとの間に設けてあっても良い。
上述の第1実施形態から第5実施の形態では、複数のローラで原稿を搬送するようにしているが、これに限定されず、搬送ベルトで原稿を搬送しても良い。
上述の第1実施形態から第5実施の形態では、タイミングベルト52で駆動モータからの駆動力を複数のローラに伝達しているが、これに限定されず、ギヤを用いて駆動モータからの駆動力を複数のローラに伝達しても良い。
図3に示す自動原稿搬送装置の要部を抜き出して示す概略図である。 搬送手段操作部周辺を示す縦断面図である。 本実施の形態に係る自動原稿搬送装置の駆動部を示す概略図である。 本実施の形態に係る自動原稿搬送装置の外観を示す概略図である。 本実施の形態に係る自動原稿搬送装置の全体を概略的に示す断面図である。 図5に示す自動原稿搬送装置を備えた画像形成装置を概略的に示す断面図である。 第2実施の形態に係る自動原稿搬送装置の要部を示す概略図である。 第3実施の形態に係る自動原稿搬送装置を示し、搬送手段操作部周辺を示す縦断面図である。 第4実施の形態に係る自動原稿搬送装置を示し、搬送手段操作部の支持軸を示す縦断面図である。 第5実施の形態に係る自動原稿搬送装置の要部を示す概略図である。 第5実施の形態に係る自動原稿搬送装置の要部を示す縦断面図である。 変形例に係る自動原稿搬送装置の要部を示す概略図である。 従来例に係る自動原稿搬送装置を示す斜視図である。 従来例に係る自動原稿搬送装置における搬送経路の開放機構を示す図であり、(a)はカバーを閉じた状態、(b)はカバーを開いた状態を示す図である。 従来例に係る自動原稿搬送装置における搬送手段操作部の操作を示す縦断面図である。 従来例に係る自動原稿搬送装置の要部を示す概略図である。
符号の説明
37 読取入口ローラプーリ(搬送手段)
50 ジャム処理ダイヤル(搬送手段操作部)
51 タイミングベルト(第2駆動手段)
52 タイミングベルト(第1駆動手段)
53 テンションローラ(張力付与手段)
60 調整部材
70 自動原稿搬送装置
71 補強部材
74 ジャム処理レバー(搬送手段操作部)
80 画像形成装置


Claims (6)

  1. 駆動源と、駆動源からの駆動力の供給によりシート材を搬送する複数の搬送手段と、搬送手段に駆動源からの駆動力を伝達する第1駆動手段と、複数の搬送手段の内の所定の搬送手段を前記駆動源以外からの駆動力により回転させる搬送手段操作部と、搬送手段操作部からの駆動力を搬送手段に伝達する第2駆動手段とを備え、第2駆動手段はベルトであり、シート材の搬送異常発生時には搬送手段操作部に駆動力を与えてシート材を搬送方向上流側又は搬送方向下流側の何れか一方に搬送して搬送異常が発生しているシート材を取り除き可能としており、第2駆動手段は複数の搬送手段の内で搬送手段操作部に最も近い距離に位置する搬送手段に懸架していることを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 搬送手段操作部と、搬送手段操作部に最も近い距離に位置する搬送手段との間には、第2駆動手段に張力を付与する張力付与手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。
  3. 張力付与手段には第2駆動手段に付与する張力を調整する調整部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシート材搬送装置。
  4. 搬送手段操作部の支持軸と張力付与手段の支持軸との間、及び搬送手段操作部の支持軸と搬送手段操作部に最も近い距離に位置する搬送手段の支持軸との間の少なくとも一方の軸間に補強部材を設けていることを特徴とする請求項2又は3に記載のシート材搬送装置。
  5. 搬送手段操作部はレバーであり、レバーの回動軸にはワンウェイクラッチが設けられており、レバーの往復動作により搬送手段操作部に最も近い距離に位置する搬送手段を操作していることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のシート材搬送装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載のシート材搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

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