JP2007227039A - バルブソケット - Google Patents

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均 栗原
Noriyuki Ito
則行 伊藤
Yosuke Fukazawa
陽介 深沢
Takao Umezawa
隆男 梅澤
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Abstract

【課題】インサート成形時に金型が正しくセットされるようにして、バルブコンタクト部への樹脂材料の流れ込みを防止することができるバルブソケットの提供。
【解決手段】接続端子30の本体部31に樹脂流入防止壁33を設け、この樹脂流入防止壁33の基端部に金型によって屈曲成形される角部C1,C2を設けた。これにより、インサート成形時にセットされる金型を角部C1,C2に対してセットすることで、金型を接続端子30に対して正しい位置に密着させてセットすることができ、したがって、金型と接続端子30との間には隙間が形成されず、バルブコンタクト部32の内側へ溶融した樹脂材料が流れ込むことを防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のターンシグナルランプ等に用いられるバルブソケットに係り、より詳しくは、バルブソケット本体内に接続端子をインサート成形させたバルブソケットに関する。
自動車等の車両には、車両の進行方向を他の車両等に知らせるためのターンシグナルランプ(方向指示灯)や、夜間等にライセンスプレートを照明するライセンスプレートランプ(番号灯)等が設けられている。これらの車両用照明機器類は、いずれも車内に設けられる操作スイッチを操作者が操作することによって必要に応じて点灯させることができる。
通常、車両用照明機器は、プラスチック等の樹脂材料よりなるバルブソケット本体と、導電性を有する薄板を屈曲することにより形成される接続端子と、接続端子に着脱自在に設けられるバルブと、バルブソケット本体内の接続端子やバルブを雨水や埃等から保護する透明性樹脂よりなるカバーとから構成されている。そして、バルブ交換を行うには、カバーをバルブソケット本体から取り外す等して古いバルブをバルブソケット本体の垂直方向から引き抜くとともに、新しいバルブをバルブソケット本体の垂直方向から所定荷重を負荷して差し込むようにしている。
このような車両用照明機器としては、例えば、特許文献1または2に示されるようなバルブソケットが知られている。これらのバルブソケットは、その本体内に設けられる接続端子が、バルブの着脱方向とコネクタの着脱方向とが同一の軸線上にあるように直線状に形成されている。これにより、薄板を屈曲して形成した直線状の接続端子を、樹脂等によって予め成形されたバルブソケットの所定箇所に差し込むことによって、バルブソケットを組立てることができる。しかし、接続端子やバルブソケット本体が直線状に形成されているので、車両等への装着方向に対してその長さ寸法が大きく、車両の装着部における奥行き寸法が限られる車両等への取り付けが困難といった問題が生じる。
そこで、このような問題点を解決するために、接続端子およびバルブソケット本体をL字状に屈曲させて形成したバルブソケットが車両用照明機器として適用されており、この例としては、特許文献3に示されるようなバルブソケットがある。このような、所謂L字型バルブソケットによれば、その本体内に設けられる接続端子が、バルブの着脱方向とコネクタの着脱方向とが略垂直となるようにL字状に形成されているため、特許文献1や2と同じように、接続端子をバルブソケット本体に差し込んで組立てることができない。したがって、L字状の接続端子をインサート成形することによって、バルブソケット本体内に接続端子を設けるようにしている。
特開平10−31910号公報 実開平2−150688号公報 実開昭63−187290号公報
上述した特許文献3におけるバルブソケットの接続端子は、バルブの電極部を挟持するバルブコンタクト部(接触部)と、このバルブコンタクト部を囲むようにしてバルブコンタクト部に一体に設けられた断面がコ字形状の側壁(立壁)と、この側壁に一体に設けられたコネクタコンタクト部とを備えている。そして、これらのバルブコンタクト部、側壁およびコネクタコンタクト部は、それぞれ一枚の板材を屈曲成形することによって形成されている。
しかしながら、特許文献3における接続端子によれば、バルブコンタクト部を囲むようにして設けられる側壁の曲げ加工部分が、屈曲成形時においてR形状となるため、インサート成形時に接続端子にセットする金型を、接続端子に対して正しい位置にセットできず、これにより隙間が形成されて当該隙間からバルブコンタクト部の内側へ溶融した樹脂材料が流れ込む虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、インサート成形時に金型が正しくセットされるようにして、バルブコンタクト部への樹脂材料の流れ込みを防止することができるバルブソケットを提供することにある。
本発明のバルブソケットは、一端側にバルブが着脱自在に設けられるとともに他端側にコネクタが着脱自在に設けられる接続端子が、インサート成形されるバルブソケットであって、前記接続端子は、平板状部材を屈曲成形して形成される本体部と、前記本体部に一体に設けられ、前記バルブの着脱方向に向かって延びるバルブコンタクト部と、前記本体部に一体に設けられ、前記バルブコンタクト部の反対側に向かって延びる樹脂流入防止壁と、前記樹脂流入防止壁に一体に設けられ、前記本体部の反対側に向かって延びるコネクタコンタクト部とを有し、前記樹脂流入防止壁の基端部には、金型によって屈曲成形される角部を設けたことを特徴とする。
本発明のバルブソケットは、前記接続端子の前記コネクタコンタクト部を、前記バルブの着脱方向に対して屈曲したことを特徴とする。
本発明によれば、接続端子の本体部に樹脂流入防止壁を設け、この樹脂流入防止壁の基端部に金型によって屈曲成形される角部を設けたので、インサート成形時にセットされる金型を角部に対してセットすることで、金型を接続端子に対して正しい位置にセットすることができ、したがって、バルブコンタクト部の内側へ溶融した樹脂材料が流れ込むことを防止することができる。
本発明によれば、接続端子のコネクタコンタクト部を、バルブの着脱方向に対して屈曲したので、バルブソケットの装着部における奥行き寸法が限られる被取り付け対象に対して取り付けることができる。
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態であるバルブソケットの長手方向に沿う断面図を、図2は図1に示すバルブソケットの短手方向に沿う断面図を、図3は図1に示す接続端子を単体で示す斜視図をそれぞれ示している。
図1および図2に示すように、バルブソケット10は、自動車等の車両(図示せず)の側面に装着される車両用照明機器としてのターンシグナルランプとして用いられるものである。このバルブソケット10は、プラスチック等の樹脂材料よりなるバルブソケット本体20と、平板状の導電部材(平板状部材)を屈曲成形して形成された一対の接続端子30a,30bと、各接続端子30a,30bに保持される電球(ウェッジ球)としてのバルブ40と、各接続端子30a,30bおよびバルブ40を雨水や埃等から保護するための橙色の透明性樹脂よりなるカバー50とから構成されている。
各接続端子30a,30bはインサート成形によってバルブソケット本体20の内部に設けられ、カバー50はバルブソケット本体20に対して図示しないロック爪等よりなるロック機構によって着脱自在となっている。これにより、バルブ40のフィラメント(図示せず)が切れる等した場合は、ロック機構を解除してバルブソケット本体20からカバー50を取り外し、古いバルブ40をバルブソケット本体20の垂直方向から引き抜くとともに、新しいバルブ40をバルブソケット本体20の垂直方向から所定荷重を負荷して差し込むことでバルブ40を交換することができる。
バルブソケット本体20は、内部に各接続端子30a,30bがインサート成形により埋設された中実部21と、バルブ40側に向かって開口して内部に各接続端子30a,30bの一端側が突出した第1開口部22と、第1開口部22と反対側に設けられ図1中右側に開口するとともに内部に各接続端子30a,30bの他端側が突出した第2開口部23とから構成されている。
第1開口部22には、フランジ部22aが一体的に形成されており、このフランジ部22aには、カバー50がロック機構を介して接続されている。第2開口部23には、車両に搭載されたバッテリ(図示せず)や車内に設けられた操作スイッチ(図示せず)等からのハーネス(配線)を接続するためのコネクタ(図示せず)が着脱自在に設けられるようになっている。また、第2開口部23の図中下端側には、コネクタの接続状態を保持するロック爪23aが一体的に形成されている。
各接続端子30a,30bのうち、一方側の接続端子30aは車両のボディ等に接地されるマイナス側端子となっており、他方側の接続端子30bは操作スイッチを介してバッテリのプラス端子に接続されるプラス側端子となっている。各接続端子30a,30bは、いずれも同一形状に形成されており、それぞれの接続端子30a,30bは、図2に示すように相互に向き合い、かつ、接触しないようにしてインサート成形されている。
図3に示すように、各接続端子30a,30b(以下、単に接続端子30という)は、導電性に優れた銅系素材の平板状の導電部材(例えば、厚さ0.3〜0.4mm)をプレス加工等によって打ち抜き、この打ち抜かれた導電部材を金型によって屈曲成形することにより形成されており、この接続端子30は、本体部31,バルブコンタクト部32,樹脂流入防止壁33およびコネクタコンタクト部34とから構成されている。
接続端子30は、図中下端側が端子部35に接続されるとともに、インサート成形によってバルブソケット本体20の中実部21内に埋設される第1垂直部36と、第1垂直部36に一端が接続され、第1垂直部36に対して略直角方向に屈曲された平行部37と、下端側が平行部37に接続されるとともに、上端側にバルブコンタクト部32の下端側が接続された第2垂直部38とを有している。
第2垂直部38の図3中上方には、平行部37側に向かって3回折り返して形成された、断面が略長方形形状の中空部を有する金型挿入部39a,39bが、図3中左右側に相互に向き合って形成されている。この金型挿入部39a,39bには、その中空部分にインサート成形時において、金型70の端部としての脚部72a,72b(図8参照)が挿入されるようになっている。また、金型挿入部39a,39bの内側部分の上端には、一対のバルブコンタクト部32a,32bの下端側が接続されている。一対のバルブコンタクト部32a,32bは、接続端子30の第2垂直部38の上方に設けた金型挿入部39a,39bよりも、バルブ40の着脱方向に向かって図中上方に突出しており、その断面は略円弧状に形成されている。各バルブコンタクト部32a,32bの円弧状の突出側は、それぞれ相互に内側に向き合っており、図1に示すバルブ40の電極部(ウェッジ部)41を挟持するようになっている。ここで、接続端子30を構成する本体部31は、第2垂直部38の上方側と金型挿入部39a,39bとによって構成されている。
平行部37の図3中左右側には、上方に屈曲された一対の障壁37a,37bが設けられており、これらの障壁37a,37bの先端側は、金型挿入部39a,39bの下端側まで延びている。障壁37a,37bの先端側と金型挿入部39a,39bの下端側とは、相互に密着してシールするようになっており、したがって、インサート成形時にこれらの間を溶融した樹脂材料が流通することを阻止するようになっている。そして、平行部37と第2垂直部38との間(基端部)、および平行部37と一対の障壁37a,37bとの間(基端部)には、後述する金型によって屈曲成形される略直角となった角部C1,C2が形成されている。ここで、接続端子30を構成する樹脂流入防止壁33は、第2垂直部38の下方側,平行部37および一対の障壁37a,37bによって構成されている。
第1垂直部36には、その略中央部分に穿孔36aが設けられており、この穿孔36aはインサート成形時において溶融した樹脂材料が行き来できるようになっている。第1垂直部36には、端子部35の一方側(図3中右側)が接続されており、この端子部35は、平板状の導電部材を2枚重なるようにして折り返されて長尺に形成されている。端子部35の他方側(図3中左側)は、平型端子(オス)となって車両側のコネクタにおける平型端子(メス)に着脱自在となっている。これにより、接続端子30はその外郭が略L字形状となるように、平板状の導電部材を屈曲成形して形成される。ここで、接続端子30を構成するコネクタコンタクト部34は、第1垂直部36と端子部35とによって構成されている。
次に、接続端子30の成形について説明する。図4は接続端子を保持金型に保持させる保持工程を表す図を、図5は図4で保持した接続端子に対して一対の金型によって角部を成形する角部成形工程を表す図を、図6は図5において成形した接続端子と各金型との位置関係を表す図を、図7は図6の状態から各金型を引き抜いた状態を表す図をそれぞれ示している。
図4に示すように、屈曲成形される接続端子30の第2垂直部38の図中上方に、金型挿入部39a,39bを図示しない金型等の治具によって予め形成しておき、この金型挿入部39a,39bが形成された接続端子30の図中上方から金型挿入部39a,39bの中空部に保持金型60a,60bを臨ませる。その後、図中矢印に示すように保持金型60a,60bを下降させて、保持金型60a,60bの下端部における角部を平行部37と第2垂直部38との境界線B1(後に角部C1となる)に位置させるとともに、この状態で保持金型60a,60bによって接続端子30を保持させる(保持工程)。
次いで、図5に示すように、保持金型60a,60bによって接続端子30を保持させた状態で、接続端子30の両面方向(垂直方向)から、棒状の第1金型61と板状の第2金型62とを臨ませる。第1金型61は、その図中下端部における角部が平行部37と第2垂直部38との境界線B1に位置するように、かつ、保持金型60a,60b間に位置させる。一方、第2金型62は、その図中上端部における角部が平行部37と第2垂直部38との境界線B1よりも接続端子30の板厚分、図中下側に位置させる。
図5に示す状態から、まず、第1金型61を図中矢印に示すように移動させ、その先端側を保持金型60a,60b間の所定位置に位置させて固定する。これにより、境界線B1上には、保持金型60a,60bの下端部における角部と第1金型61の図中下端部における角部が配置される。その後、第2金型62を平行部37に向かって移動させ、第2金型62の先端側が平行部37の幅寸法分進んだところで第2金型62を停止させる。このとき、接続端子30の第1垂直部36は図示しない把持具等の治具によって略垂直の状態が保持されている。このようにして、図6に示すように、平行部37と第2垂直部38との間に、保持金型60a,60bおよび第1金型61における角部の形状に倣うようにして略直角の角部C1が形成される(角部成形工程)。
そして、図6に示すように、保持金型60a,60b、第1金型61および第2金型62をそれぞれ保持した状態で、接続端子30の第1金型61側から図示しない金型等の治具によって端子部35を第2金型62側へ屈曲させる。その後、図7の矢印に示すように、まず第2金型62を引き抜いた後、保持金型60a,60bおよび第1金型61はそのままで図中下方から図示しない金型等の治具によって平行部37に設けられた一対の障壁37a,37bを図中上方へ屈曲させる。これにより、平行部37と一対の障壁37a,37bとの間に、保持金型60a,60bにおける角部の形状に倣うようにして略直角の角部C2が形成される(角部成形工程)。そして、保持金型60a,60bおよび第1金型61を図7の矢印で示すようにそれぞれ引き抜くことによって、接続端子30の成形が終了する。
次に、以上のように構成した本発明におけるバルブソケット10のインサート成形について、図8を用いて説明する。図8(a),(b)はインサート成形時における接続端子およびソケット本体と金型との相対位置関係を表す図を示している。
図8(a),(b)に示すように、金型70はバルブソケット本体20の第1開口部22の内側の形状を決定するものである。この金型70には、バルブコンタクト部32をその全面から包囲してバルブコンタクト部32の内側に溶融した樹脂材料が入り込むのを阻止するバルブコンタクト包囲部71と、このバルブコンタクト包囲部71の図中下端側に一方側が接続して設けられ、その他方側が接続端子30の各金型挿入部39a,39bに挿入される一対の脚部72a,72bとを有している。
図8(a)に示すように、金型70の脚部72a,72bを、接続端子30の各金型挿入部39a,39bに対して図中上方から挿入するとともに、脚部72a,72bの図中下端側における角部を、平行部37と第2垂直部38との間の角部C1および平行部37と一対の障壁37a,37bとの間の角部C2に合わせるようにして平行部37上に当接させる。そして、この状態でインサート成形を行うようにする。このとき、脚部72a,72bは、接続端子30の第2垂直部38の内側面と接触して、第2垂直部38をバックアップするようになっている。また、第2垂直部38および金型挿入部39a,39bの図中上面と金型70とが相互に密着してシールすることで、両者間に溶融した樹脂材料が流通することが防止される。なお、金型70に設けられる脚部72a,72bに加え、図8(a)中の破線で示すように他の脚部72cを有する金型70を用いるようにしても良く、この場合、脚部72cによって第2垂直部38をより強力にバックアップすることができる。そして、図8(a)に示す状態から溶融した樹脂材料が固化した後、図8(b)に示すように、金型70を図中矢印の方向へ引き抜くことにより、バルブソケット本体20のインサート成形が終了する。
以上詳述したように、本実施の形態におけるバルブソケット10によれば、接続端子30の本体部31に樹脂流入防止壁33を設け、この樹脂流入防止壁33の基端部に金型60a,60bおよび61によって屈曲成形される角部C1,C2を設けたので、インサート成形時にセットされる金型70を角部C1,C2に対してセットすることで、金型70を接続端子30に対して正しい位置に密着させてセットすることができる。したがって、金型70と接続端子30との間には隙間が形成されず、バルブコンタクト部32の内側へ溶融した樹脂材料が流れ込むことを防止することができる。
また、本実施の形態におけるバルブソケット10によれば、接続端子30のコネクタコンタクト部34を、バルブ40の着脱方向に対して屈曲したので、バルブソケット10の装着部における奥行き寸法が限られる車両に対して取り付けることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、上記実施の形態においては、接続端子30の外郭が略L字形状となるように、接続端子30を平板状の導電部材を屈曲して形成したものを示したが、本発明はこれに限らず、接続端子をバルブコンタクト部に対してコネクタコンタクト部が同一の軸線上にあるように直線状に形成したものであっても良い。また、接続端子30を直角(90度)で略L字形状に形成しなくとも、バルブソケット10の被取り付け対象側の形状に合わせて、その他の任意の角度に形成しても良い。
さらに、上記実施の形態においては、バルブソケット10を車両の側面に装着されるターンシグナルランプに用いたものを示したが、本発明はこれに限らず、他の車両用照明機器であるライセンスプレートランプ(番号灯)やクリアランスランプ(車幅灯)等に用いても良いものである。
本発明の一実施の形態であるバルブソケットの長手方向に沿う断面図である。 図1に示すバルブソケットの短手方向に沿う断面図である。 図1に示す接続端子を単体で示す斜視図である。 接続端子を保持金型に保持させる保持工程を表す図である。 図4で保持した接続端子に対して一対の金型によって角部を成形する角部成形工程を表す図である。 図5において成形した接続端子と各金型との位置関係を表す図である。 図6の状態から各金型を引き抜いた状態を表す図である。 (a),(b)は、インサート成形時における接続端子およびソケット本体と金型との相対位置関係を表す図である。
符号の説明
10 バルブソケット
20 バルブソケット本体(バルブソケット)
21 中実部(バルブソケット)
22 第1開口部(バルブソケット)
22a フランジ部
23 第2開口部(バルブソケット)
23a ロック爪
30,30a,30b 接続端子
31 本体部(接続端子)
32,32a,32b バルブコンタクト部
33 樹脂流入防止壁
34 コネクタコンタクト部
35 端子部(コネクタコンタクト部)
36 第1垂直部(コネクタコンタクト部)
36a 穿孔
37 平行部(樹脂流入防止壁)
37a,37b 障壁(樹脂流入防止壁)
38 第2垂直部(本体部,樹脂流入防止壁)
39a,39b 金型挿入部
40 バルブ
50 カバー
60a,60b 保持金型(金型)
61 第1金型(金型)
62 第2金型(金型)
70 金型
71 バルブコンタクト包囲部
72a,72b,72c 脚部
B1 境界線
C1,C2 角部

Claims (2)

  1. 一端側にバルブが着脱自在に設けられるとともに他端側にコネクタが着脱自在に設けられる接続端子が、インサート成形されるバルブソケットであって、
    前記接続端子は、
    平板状部材を屈曲成形して形成される本体部と、
    前記本体部に一体に設けられ、前記バルブの着脱方向に向かって延びるバルブコンタクト部と、
    前記本体部に一体に設けられ、前記バルブコンタクト部の反対側に向かって延びる樹脂流入防止壁と、
    前記樹脂流入防止壁に一体に設けられ、前記本体部の反対側に向かって延びるコネクタコンタクト部とを有し、
    前記樹脂流入防止壁の基端部には、金型によって屈曲成形される角部を設けたことを特徴とするバルブソケット。
  2. 請求項1記載のバルブソケットにおいて、前記接続端子の前記コネクタコンタクト部を、前記バルブの着脱方向に対して屈曲したことを特徴とするバルブソケット。
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