JP2007223961A - メラニン不足部位用皮膚外用組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被膜剤、揮発性油分、及び色材を含む外用組成物において、L*a*b*表色系で表わされる色調が、L*値が45以下、a*値が10以下、b*値が25以下であることを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
【選択図】なし
Description
このような状況下、従来技術として酸化チタンやアルミフレークなどの高隠蔽性の素材を用いて、患部を完全に覆い隠して色素性疾患をカバーする化粧料が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この隠蔽によるカバーは、患部を隠すことは可能であるものの、肌の質感(透明感)が劣るマットな仕上がりで、不自然な外観となる傾向が強かった。さらに仕上がり感を向上させるために、複雑なステップを踏むメークが必要であった。
すなわち本発明のメラニン不足部位用皮膚外用組成物は、被膜剤、揮発性油分、及び色材を含む皮膚外用組成物において、L*a*b*表色系で表わされる色調が、L*値が45以下、a*値が10以下、b*値が25以下であることを特徴とする。
本発明において「メラニン不足部位」とは、ヒトの皮膚の肌色を決定する要因の中で最も大きい役割を果たす、メラニン色素が不足した皮膚部分のことを意味する。本来、皮膚におけるメラニン色素の役割は紫外線による皮膚障害を緩和することにあり、局所的な色素沈着、いわゆるシミ等として外見上の症状として現れるものであるが、一方で自己免疫疾患等が原因でメラニン色素を形成する細胞が攻撃されて、メラニン色素が不足している状態に陥るケースがある。
具体的には尋常性白斑と言われ、症状としては身体の一部、全身のあちこち、あるいは神経の通り道に沿った部分に、健常部の肌色に比べ色素が抜けたような白斑が見られる。本発明において白斑部位とは、皮膚中のメラニン色素の量において、患部(白斑部位)と患部周辺の健常部とのメラニン量の差が0.2以上である部分を意味する。メラニン量の測定は既知の手法により行われるが、たとえばJournal of Cosmet. Chem. Japan, 35-4(2001)325-332(舛田らによる「新しいシミ測定法の開発」)に記載される方法などである。
また、本発明にかかる皮膚外用組成物を、健常部との色差が目立ち難い白斑部(健常部位に比べメラニン量の差が0.2以下である部分)に対し、完全に白斑部をカバーする為に適用することも可能である。
(1)被膜剤
本発明にかかるメラニン不足部位用皮膚外用組成物は、被膜剤を、耐水性および耐油性、化粧持ち、さらに二次付着レス効果を発揮させるための成分として含む外用組成物である。
本発明で用いられる被膜剤としては、通常化粧料に用いられる被膜剤であれば特に限定されず、一般的には被膜剤または粉体の分散剤として市販されているものが多い。用いる被膜剤は、水または揮発性油分に溶解し、溶媒乾固により被膜を形成するものが望ましい。このような被膜剤としては、親水基および疎水基の両方を有する各種の高分子化合物が望ましい。
また、現在の化粧料はシリコーン油主体の処方であるため、相溶性および化粧持ちの観点から、シリコーン系高分子が特に好ましく用いられる。これらの中でもシリコーン化プルランが特に好ましい。シリコーン化プルランを本発明にかかる外用組成物に配合すると、皮膚に塗布した後に揮発性油分が揮発しても、乾固した被膜は適度な柔軟性、弾力性を有し、皮膚感触の良好なものとなる。
本発明にかかるメラニン不足部位用皮膚外用組成物において、上記シリコーン化プルランは、公知の製法により製造したものを用いることができる(例えば、特開平10−29910号公報)。
本発明にかかるメラニン不足部位用皮膚外用組成物は、前記被膜剤を溶解するための油分として揮発性の油分を含むことを特徴とする。組成物を皮膚に塗布する際には適度な油分により塗りのばしが容易で使用性が良好となる。また塗布した後には油分が揮発することによって、肌の残留油分が実質的に無くなり、前記被膜剤がメラニン不足部位に乾固した塗膜として皮膚に密着する。揮発性油分を配合することにより、前述の被膜剤の配合効果を最大限に生かすことができる。
本発明にかかるメラニン不足部位用皮膚外用組成物において、色材は、色調におけるメラニン不足部位と健常部位との境目を無くすために、色差を小さくすることを目的として配合される。メラニン不足部位を効果的にカバーする色調については、後述する。
本発明において配合される色材は特に限定されず、酸化鉄や酸化チタン等の無機顔料、雲母チタン、酸化鉄被覆雲母チタン、酸化鉄被覆雲母などのパール顔料、各種染料をレーキ化(不溶化)した有機顔料、染料により着色された樹脂粉体、無機顔料や有機顔料を内包あるいは被覆した複合粉体等が挙げられる。また、これらの色材の粒子形状は特に制限はなく、例えば、粒状、球状、板状、針状等のいずれでも良く、平均粒子径も特に制限されないが、0.001〜20μmが好ましい。
本発明にかかるメラニン不足部位外用組成物には、上記の色材以外の粉末成分を配合してもよい。具体的には、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、パーキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、二酸化ケイ素、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、フッ素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム等)、窒化ホウ素等の無機成分を基にした粉末成分;スチレンとアクリル酸との共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、シリコーン樹脂粉末、シリコーンゴム粉末、シリコーン樹脂被覆ゴム粉末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末成分等が挙げられる。
また、本発明において「実質的に含まない」とは、皮膚に該組成物を塗布した後、皮膚上に残存する油分および/または溶媒が、本発明の特徴である耐油性および二次付着レス効果を妨げない程度の状態を維持する配合具合を意味する。すなわち、本発明にかかるメラニン不足部位用皮膚外用組成物を皮膚へ塗布した後、残存油分の存在により、塗布箇所の上から仕上げを目的としてさらにメークを施した場合に化粧料が混合してよれてしまったり、また首周りや手等に塗布した場合に衣服に付着してしまったりすることがあっては本発明においては不適切である。
本発明においてはこのようなケースを回避するために、塗布後に油分が残存しないような組成物としている。仮に不揮発性の油分および/または溶媒を若干含んでいても、上述ような不適切な状況とならない程度であれば、配合を否定するものではないが、不揮発性油分および/または溶媒の配合量は組成物総量に対し2質量%以下であることが好ましい。
本発明にかかるメラニン不足部位用皮膚外用組成物は、L*a*b*表色系で表わされる色調範囲が、L*値が45以下、a*値が10以下、b*値が25以下であることを特徴とする。より好ましくはL*値が35〜42、a*値が4〜8、b*値が18〜24である色調範囲である皮膚外用組成物である。L*a*b*表色系で表わされる色調とは、L*a*b*といった三次元の座標軸で決定される色立体(色空間)のことを意味する。ここで、L*は明度(白黒)を表し、L*=0が最も暗く(黒色)、L*=100が最も明るい状態(白色)を表現する。また、a*b*に関しては、tan(b*/a*)は色相と呼ばれ、それぞれ+と−の領域を有している。ちょうど、原点0に垂直方向にL*軸が立っており、あるL*値で縦軸と横軸にa*とb*が直交している状態となっていて、a*が+ならば赤、−ならば補色の緑、b*が+ならば黄色、−ならば補色の青となる。そして様々なa*b*の値の組み合わせで色の色相および彩度の表現がなされることになる。
本発明にかかるメラニン不足部位用皮膚外用組成物が占める色調範囲および通常の肌色ファンデーションが有する色調範囲を図1に示す。この図から、本発明の組成物の色調がこれらの通常の肌色ファンデーションに比べて特異なもの、すなわち明度が暗く、黄味を帯び、彩度が低いものであることが明らかである。
0.101μmのアプリケーターを用いて、評価試料の皮膚外用組成物を白色紙に塗布し、直後に分光ユニット付非接触画像色彩計(浅枝設計事務所製)を用いて、該皮膚外用組成物の外観色を測色する。
白斑部位所有者23名を対象に、第三者(専門パネル20名)の視感判定を実施した。評価基準は次の通り。
<評価基準>
◎:16〜20名が良好と判断した。
○:11〜15名が良好と判断した。
△:6〜10名が良好と判断した。
×:0〜5名が良好と判断した。
例えば、黄酸化鉄6質量%、ベンガラ1.5質量%、黒酸化鉄3.5質量%を配合した場合には、試料1に示す白斑補正効果の良好な外用剤が得られた。一方、白斑補正効果の低い試料4の市販のファンデーション(オークル20)の色材組成は黄酸化鉄1.9質量%、ベンガラ0.4質量%、黒酸化鉄0.15質量%であり、本発明にかかるメラニン不足部位用皮膚外用組成物が有する色調を得るためには、市販のファンデーションと比較し、極めて突出した色材の配合量が必要である。
(1)カバー効果
白斑部位所有者23名を対象に、第三者(専門パネル20名)の視感判定を実施した。評価基準は次の通り。
<評価基準>
◎:16〜20名が良好と判断した。
○:11〜15名が良好と判断した。
△:6〜10名が良好と判断した。
×:0〜5名が良好と判断した。
白斑部位所有者23名を対象に、第三者(専門パネル20名)の視感判定を実施した。評価基準は次の通り。
<評価基準>
◎:16〜20名が良好と判断した。
○:11〜15名が良好と判断した。
△:6〜10名が良好と判断した。
×:0〜5名が良好と判断した。
白斑部位所有者23名を対象に、肌色の測定(白斑部位と健常部位)を非接触画像色彩計(浅枝設計事務所)により塗布前後で実施し、色差を測定し平均値を算出した。
耐水性は手に試験品を塗布後、水洗いをして試験品の落ち具合を官能評価した。耐油性は手に試験品を塗布後、人工皮脂を試験品の上に塗り、試験品の落ち具合を官能評価した。また、実際に顔に試験品を塗布し、約5時間後の試験品の落ち具合を化粧持ちとして評価した。評価基準は次の通り。
<評価基準>
◎:16〜20名が良好と判断した。
○:11〜15名が良好と判断した。
△:6〜10名が良好と判断した。
×:0〜5名が良好と判断した。
首に試験品を塗布し、新品の白いシャツを着て、3時間後の襟への付着状態を視感評価した。評価基準は次の通り。
<評価基準>
◎:0〜5名が明らかに付着が認められると判断した。
○:6〜10名が明らかに付着が認められると判断した。
△:11〜15名が明らかに付着が認められると判断した。
×:16〜20名が明らかに付着が認められると判断した。
試験品を頬に指で塗布して、その塗りのばしやすさについて官能評価した。評価基準は次の通り。
<評価基準>
◎:16〜20名が皮膚上で塗りのばしやすいと判断した。
○:11〜15名が皮膚上で塗りのばしやすいと判断した。
△:6〜10名が皮膚上で塗りのばしやすいと判断した。
×:0〜5名が皮膚上で塗りのばしやすいと判断した。
これに対し、通常の肌色系統の色調である試験例3では、白斑部位をカバーする効果劣り、また着色を目的とした色材を含まない組成である試験例4においても当然ながらカバー効果は認められなかった。さらに、母斑などの肌の濃色部位を目立たなくするための肌色調整組成物に配合される酸化鉄被覆雲母チタンを含む試験例5は、白斑部位のカバーには適さないものであった。
そこで本発明者らは、白斑部位のカバーに好適な色調範囲を検討した。結果を以下の表3に示す。
また、被膜剤として、各々エチルセルロース、ポリビニルアルコールを配合した試験例15および16は、前者は耐水性に、後者は耐油優れるものの、化粧持ち、二次付着レス効果は劣っていた。
さらに、油分として不揮発性油分を主体に配合した試験例21では、皮膚に塗布した後に油分が残留してしまい、組成物中に含まれる被膜剤の皮膚への密着性に劣り、本発明のメラニン不足部位用皮膚外用組成物として不適切なものであった。また、揮発性油分が主体であり不揮発性油分を3質量%含む組成である試験例22では、残留油分に起因する化粧持ちおよび二次付着レス効果が若干劣り、一方、不揮発性油分を0.05質量%含む組成である試験例23においては、本発明に好適な組成物を与えた。
また、粘度に関し、50mPa・s未満であると垂れ落ちによる使用性(塗布性)が悪いことが試験例33において認められた。したがって、本発明にかかるメラニン不足部位用皮膚外用組成物においては、好ましくは50〜50000mPa・s、より好ましくは100〜5000mPa・sであると判断される。
実施例1:油性リキッドタイプ
シリコーン化プルラン 5.0 質量%
ミリスチン酸処理酸化亜鉛 0.5
パルミチン酸デキストリン被覆酸化チタン 6.0
パルミチン酸デキストリン被覆タルク 7.0
シリコーン表面処理酸化チタン(30nm) 5.0
パルミチン酸デキストリン被覆ベンガラ 1.5
パルミチン酸デキストリン被覆黄酸化鉄 6.0
パルミチン酸デキストリン被覆黒酸化鉄 3.5
架橋型シリコーン末 1.0
球状無水ケイ酸 2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
リン酸L−アスコルビルマグネシウム 0.2
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
D−σ−トコフェロール 0.1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 1.0
イソステアリン酸 0.5
エタノール 10.0
香料 適量
(製法)
シリコーン化プルランをデカメチルシクロペンタシロキサンの一部に溶解し、粉末成分及びデカメチルシクロペンタシロキサンの残部を添加し、ディスパーで混合、分散した。さらにエタノールを加えて混合し、減圧脱気後、容器に充填し、リキッドタイプの組成物を得た。
セレシン 5.0 質量%
シリコーン化プルラン 1.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 10.0
カルナウバロウ 0.5
キャンデリラロウ 0.5
セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.5
酸化チタン 8.0
カオリン 10.0
マイカ 12.0
雲母チタン・ポリアクリル酸アルキル複合粉末 1.0
ポリアクリル酸アルキル被覆雲母チタン 1.0
酸化チタンMT−014TV 5.0
黒酸化鉄被覆雲母チタン 0.5
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
ベンガラ 1.2
黄酸化鉄 5.6
黒酸化鉄 3.3
香料 適量
(製法)
シリコーン化プルラン、セレシン、カルナバロウ、キャンデリラロウをデカメチルシクロペンタシロキサンの一部に溶解し、粉末成分及びデカメチルシクロペンタシロキサンの残部を添加し、加熱状態でディスパーで混合、分散した。減圧脱気後、容器に充填し、スティック状コンシーラータイプの組成物を得た。
デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0 質量%
トリメチルシロキシケイ酸1.0
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)
メチルポリシロキサン共重合体 3.0
エタノール 10.0
イソステアリン酸 0.5
アルキル変性シリコン樹脂被覆酸化チタン 5.0
パルミチン酸デキストリン被覆酸化チタン 5.0
パルミチン酸デキストリン被覆タルク 5.0
針状微粒子酸化チタン 1.0
球状無水ケイ酸 5.0
無水ケイ酸被覆マイカ 適量
クエン酸ナトリウム 適量
N−ラウロイル−L−リジン 0.5
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
D−δ−トコフェロール 0.1
クララエキス 1.0
パルミチン酸デキストリン被覆ベンガラ 1.8
パルミチン酸デキストリン被覆黄酸化鉄 6.5
パルミチン酸デキストリン被覆黒酸化鉄 3.9
メリロートエキス 2.0
精製水 残余
(製法)
デカメチルシクロペンタシロキサンにトリメチルシロキシケイ酸、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体、エタノールをディスパーで混合、溶解した。粉末成分を添加し、さらにディスパーで分散した。得られた油相に各種エキス等溶解した水相を添加し、乳化した。減圧脱気後、容器に充填し、二層W/Oタイプの組成物を得た。
Claims (10)
- 被膜剤、揮発性油分、及び色材を含む皮膚外用組成物において、L*a*b*表色系で表わされる色調が、L*値が45以下、a*値が10以下、b*値が25以下であることを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
- 請求項1に記載のメラニン不足部位用皮膚外用組成物において、実質的に不揮発性の油分および/または不揮発性の溶媒を含まないことを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
- 請求項1または2に記載のメラニン不足部位用皮膚外用組成物において、被膜剤の配合量が0.1〜50質量%であることを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のメラニン不足部位用皮膚外用組成物において、揮発性油分の配合量が30〜80質量%であることを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のメラニン不足部位用皮膚外用組成物において、色材の配合量が3〜20質量%であることを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のメラニン不足部位用皮膚外用組成物において、被膜剤がシリコーン化プルランであることを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
- 請求項1〜6のいずれかに記載のメラニン不足部位用皮膚外用組成物において、揮発性油分が揮発性シリコーン油および/または揮発性の炭化水素油であることを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のメラニン不足部位用皮膚外用組成物において、揮発性油分がジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン、イソデカン、イソドデカン、イソヘキサデカンの群から選択される一種または二種以上であることを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のメラニン不足部位用皮膚外用組成物において、30℃における粘度が50〜50000mPa・sであることを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
- 請求項1〜9のいずれかに記載のメラニン不足部位用皮膚外用組成物を皮膚の白斑部位に適用することを特徴とするメラニン不足部位用皮膚外用組成物。
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