JP2005314369A - 固形油性化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】弾力性のある独特の使用感触を有し、肌への塗布性、密着感等の使用特性に優れた安定な固形油性化粧料を提供すること。
【解決手段】(a)オルガノポリシロキサンを架橋反応させた架橋型オルガノポリシロキサン5〜21質量%、(b)液状シリコーン油27〜80質量%、(c)好ましくはパール材及び/又はマイカ系顔料を含む粉体を14〜67質量%含有し、進入硬度が8〜200gの範囲にあることを特徴とする弾力性のある独特の使用感触を有する固形油性化粧料。
【選択図】なし
【解決手段】(a)オルガノポリシロキサンを架橋反応させた架橋型オルガノポリシロキサン5〜21質量%、(b)液状シリコーン油27〜80質量%、(c)好ましくはパール材及び/又はマイカ系顔料を含む粉体を14〜67質量%含有し、進入硬度が8〜200gの範囲にあることを特徴とする弾力性のある独特の使用感触を有する固形油性化粧料。
【選択図】なし
Description
本発明は、弾力性を有する固形油性化粧料に関し、さらに詳しくは、弾力性のある独特の使用感触を有し、さらに肌への塗布に際しては、塗布性、密着感等に優れた、安定な固形油性化粧料に関する。
粉体に各種油剤等を配合した組成物を、プレスして固めた固形粉末化粧料があり、これは使用時においては粉末状を呈し、パウダリィな感触を有し、粉末化粧料として好まれて使用されている。粉末化粧料は、乾燥肌へののりが悪い欠点がある。また、各種油剤に粉体を分散し、加温溶解したものを容器に流し込み充填した後冷却固化させる固形状油性化粧料があり、これは使用時にクリーミィな感触を有し、肌に塗布した際にしっとりとした感触を与えるため乾燥肌タイプに好まれているが、厚ぼったくのびが悪いという欠点を有する。
一方、消費者の好みは多様化しており、従来にない使用感触の化粧料を求めている。粉末化粧料におけるパウダリィな感触、固形状油性化粧料におけるクリーミィな感触等とはひと味違う、独特の弾力性を有する使用感触の固形化粧料はユニークな使用性であり、現代の消費者の嗜好にマッチしている。
本発明に関連する技術として、成分(a)部分架橋型オルガノポリシロキサン、成分(b)液状シリコーン油、成分(c)成分(b)以外の液状油、成分(d)固形油及び/又は高級アルコール、成分(e)粉体とを含有する粉体と粉体の間に成分(a)〜成分(d)までの成分が存在している粉体化粧料がある(特許文献1参照)が、本発明に係る油剤を連続相とし、油中に粉体が分散している状態の化粧料、いわゆる、油性化粧料とは異なるものである(特許文献1の段落[0021]参照)。この違いにより液状シリコーン油及び粉体の配合量は前記特許文献1中記載の好ましい配合量の0.1〜10%(特許文献1の段落[0009]参照)及び70〜99.5%(特許文献1の段落[0018]参照)とは大きく異なるものである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、弾力性のある独特の使用感触を有し、肌への塗布性、密着感等の使用特性に優れた安定な固形化粧料を提供することにある。
本発明者は上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、多量の液状シリコーン油に、架橋型オルガノポリシロキサンと粉体をバランスよく配合して、特定の硬度を有する固形油性化粧料を調製することにより上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(a)架橋型オルガノポリシロキサン5〜21質量%、(b)液状シリコーン油27〜80質量%、(c)粉体14〜67質量%を含有し、進入硬度が8〜200gであることを特徴とする固形油性化粧料である。
本発明における固形油性化粧料に配合され得る固形状油分の含有量は、3質量%以下であることが好ましく、また、液状シリコーン油以外の液状油の含有量は、10質量%以下であることが好ましい。
本発明における固形油性化粧料においては、実質的に固形状油分及び/又は液状シリコーン油以外の液状油を含まない固形油性化粧料が特に好ましい。
また、本発明における固形油性化粧料に配合される粉体として、パール材及び/又はマイカ系顔料を含むことが好ましく、これらの粉体の配合により、優れた弾力性等本発明の優れた効果を充分に発揮することができる。
本発明において、液状、固形状、固形とは常温での状態を表す。また、揮発性とは常圧での性質を表す。また、進入硬度とは、3mmφのアダプターを2cm/min.のスピードで上方から試料中に1mm進入させたときの応力のピーク値を示す。単位はgである。測定温度は室温である。本発明においては、(株)レオテック製の「FUDOHレオメーター」を用いて測定した。
本発明によれば、弾力性のある独特の使用感触を有し、肌への塗布に際しては、塗布性、密着感等の使用特性に優れた安定な固形油性化粧料が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について詳述する。
本発明で用いられる架橋型オルガノポリシロキサンは、オルガノポリシロキサンを架橋反応させたポリマーであり、例えば、架橋型メチルフェニルポリシロキサン等の架橋型アルキルアリールポリシロキサン、架橋型メチルポリシロキサン等の架橋型アルキルポリシロキサン等が挙げられる。架橋型オルガノポリシロキサンは、例えば、メチルハイドロジェンポリシロキサンとメチルビニルポリシロキサンを付加重合して得たシロキサン結合を骨格として架橋反応することによって得ることができる。架橋型オルガノポリシロキサンは1種又は2種以上用いることができる。
本発明の架橋型オルガノポリシロキサンは、市販品を用いることが可能であり、市販品の例としては、例えばKSG−15(架橋型メチルポリシロキサン((ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー)4〜7質量%とデカメチルシクロペンタシロキサン93〜96質量%の混合物)、KSG−16(架橋型メチルポリシロキサン((ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー)20〜30質量%とメチルポリシロキサン70〜80質量%の混合物)、KSG−18(架橋型メチルフェニルポリシロキサン((ジメチコン/フェニルジメチコン)クロスポリマー)10〜20質量%とメチルフェニルポリシロキサン80〜90質量%の混合物)、KSG−210(架橋型ポリエーテル変性シリコーン(ジメチコンコポリオールクロスポリマー)22〜32質量%とメチルポリシロキサン68〜78質量%の混合物)(以上、信越化学工業株式会社製)等が挙げられる。
架橋型オルガノポリシロキサンの含有量は、固形油性化粧料全量中5〜21質量%である。含有量が5質量%未満では本発明の特徴である弾力性を発揮することができない。また、21質量%を超えると弾力性が得られず、さらに肌への塗布性が悪くなる。好ましい架橋型オルガノポリシロキサンの含有量は固形油性化粧料全量中5〜17.5質量%であり、より好ましくは固形油性化粧料全量中5〜14質量%であり、さらに好ましくは固形油性化粧料全量中5〜13質量%である。
本発明で用いられる液状シリコーン油は、化粧料に用いられる液状を呈するシリコーン油であれば特に限定されず、具体的には、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ステアロキシメチルポリシロキサン、フッ素変性シリコーン等が挙げられる。液状シリコーン油は1種又は2種以上用いることができる。なお、液状シリコーン油に揮発性成分を含まない場合には、容器の気密性を問わないことができる。
本発明の液状シリコーン油は、市販品を用いることが可能であり、市販品の例としては、例えばKF96A−6cs、KF96A−100cs、KF56、KF50−100cs、KF995、KF994(以上、信越化学工業株式会社製)、SH200C−1cs、SH200C−1.5cs、SH200C−20cs、SH556、SH244、SH245、SH246(以上、東芝シリコーン株式会社製)等が挙げられる。
液状シリコーン油の含有量は、固形油性化粧料全量中27〜80質量%である。含有量が27質量%未満では肌への塗布性が悪くなり、また製造しにくくなる。また、80質量%を超えると本発明の効果、特に弾力性を発揮するに必要な架橋型オルガノポリシロキサン及び粉末を配合することができなくなり、化粧料に弾力性を与えることができない。好ましい液状シリコーン油の含有量は固形油性化粧料全量中27〜70質量%であり、より好ましくは固形油性化粧料全量中27〜65質量%であり、さらに好ましくは固形油性化粧料全量中27〜55質量%である。
本発明で用いられる粉体は、化粧料に通常用いられる粉体であれば特に限定されず、具体的には、例えば、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄被覆雲母チタン、紺青被覆雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、白雲母(マイカ)、金雲母(マイカ)、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、酸化鉄、紺青、群青、タルク、カオリン、ベントナイト、スメクタイト、無水ケイ酸、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、窒化ホウ素、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、アルミニウム粉、金粉、銀粉等が挙げられる。粉体は1種又は2種以上を用いることができる。
これらのうち、特に酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄被覆雲母チタン、紺青被覆雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール材、白雲母(マイカ)、金雲母(マイカ)、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト等のマイカ系顔料の粉体が好ましい。パール材及び/又はマイカ系顔料の配合により優れた弾力性等本発明の優れた効果を発揮する。これら好ましく用いられるパール材及びマイカ系顔料は、パール材及び/又はマイカ系顔料の量として粉体全量中50〜100質量%配合されることが好ましい。さらに好ましくは80〜100質量%である。特に、粉体全量中90〜100質量%配合されることが好ましい。
粉体は、表面を処理して改質したものを用いても構わず、例えば表面が親水性のものはフッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等を用いて疎水性にして用いることもできる。
粉体の含有量は、固形油性化粧料全量中14〜67質量%である。含有量が前記範囲を外れると肌への塗布性が悪くなり、また弾力性を発揮することができない。好ましい粉体の含有量は固形油性化粧料全量中20〜67質量%であり、より好ましくは固形油性化粧料全量中23〜67質量%であり、さらに好ましくは固形油性化粧料全量中33〜67質量%である。
本発明における固形油性化粧料は、前記特定構成成分の特定含有量に加えて、さらに特定条件で求めた進入硬度(以下、単に硬度という。)が8〜200gの範囲にあることが必要である。前記硬度範囲にすることによってはじめて、使用に際して弾力性のある独特の使用感触を有するものとなる。好ましい硬度範囲は8〜150gであり、より好ましくは8〜120gであり、さらに好ましくは10〜100gである。特に、10〜50gが好ましい。
本発明の固形油性化粧料には、前記必須成分の他に、通常化粧品、医薬部外品、医薬品等に用いられる添加成分等の他の成分を本発明の効果を損なわない範囲で配合しても構わないが、固形状油分及び/又は前記必須成分の液状シリコーン油以外のエステル油、炭化水素油等の液状油の配合は好ましくなく、配合する場合は少量におさえるべきである。これらの配合により、使用時のべたつきや重さがで、弾力性を下げる傾向があり、本発明の効果を充分発揮させることができなくなる。特に固形状油分は弾力性に大きく影響を与えるので特に好ましくない。添加され得る量としては、固形状油分は固形油性化粧料全量中3質量%以下であり、液状シリコーン油以外の液状油は固形油性化粧料全量中10質量%以下であることが好ましい。さらに好ましくは前記固形状油分及び/又は前記必須成分の液状シリコーン油以外の液状油を含まない固形油性化粧料である。したがって、本発明においては実質的に固形状油分及び/又は液状シリコーン油以外の液状油を含まない前記弾力性固形油性化粧料が好ましい実施態様となる。
本発明においてさらに配合し得る任意配合成分としては、例えば、油溶性皮膜形成剤、油溶性高分子、油ゲル化剤、ビタミン類、酸化防止剤、防腐剤、清涼剤、香料等を挙げることができる。任意配合成分を配合する場合は、1種または2種以上が任意に選択されて配合される。
本発明の固形油性化粧料は前記成分を配合して常法にしたがって調製することができる。
本発明の固形油性化粧料は、例えば、コントロールカラー(化粧下地)、ファンデーション、口紅、頬紅、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、アイブロウ等に応用され、独特の感触と、優れた使用性を発揮する。特に粉体としてパール材及び/又はマイカ系顔料を配合して、好ましくは粉体全量中50〜100質量%、さらに好ましくは80〜100質量%配合して、コントロ−ルカラー(化粧下地)、頬紅、アイライナー、アイシャドー等に応用され、特に独特の感触と優れた使用性を発揮する。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。配合量は質量%である。実施例の説明に先立ち本発明で用いた効果試験方法について説明する。
1.使用テスト(その1)
20名の専門パネルによる使用テストを行い、肌への塗布性(のび等)、肌への密着感、肌のつや感、肌の透明感、肌の保湿感の評価項目について、下記の評価点基準に基づいて評価した。次いで、各人がつけた評価点を合計し、下記評価基準に基づいて評価した。
20名の専門パネルによる使用テストを行い、肌への塗布性(のび等)、肌への密着感、肌のつや感、肌の透明感、肌の保湿感の評価項目について、下記の評価点基準に基づいて評価した。次いで、各人がつけた評価点を合計し、下記評価基準に基づいて評価した。
(評価点基準)
5点:非常に優れている。
4点:優れている。
3点:普通。
2点:劣る。
1点:非常に劣る。
5点:非常に優れている。
4点:優れている。
3点:普通。
2点:劣る。
1点:非常に劣る。
(評価基準)
◎:合計点が80点以上である。
○:合計点が60点以上80点未満である。
△:合計点が40点以上60点未満である。
×:合計点が40点未満である。
◎:合計点が80点以上である。
○:合計点が60点以上80点未満である。
△:合計点が40点以上60点未満である。
×:合計点が40点未満である。
2.使用テスト(その2)
各試験品について、20人の専門パネルに使用感を判定してもらい、弾力性のある使用感を感じたパネルの人数を基準にして、各試験品の使用感を以下の基準で判定した。
各試験品について、20人の専門パネルに使用感を判定してもらい、弾力性のある使用感を感じたパネルの人数を基準にして、各試験品の使用感を以下の基準で判定した。
弾力性のある使用感の評価基準
◎:弾力性のある使用感を感じた人が16人以上。
○:弾力性のある使用感を感じた人が11人〜15人。
△:弾力性のある使用感を感じた人が6人〜10人。
×:弾力性のある使用感を感じた人が5人以下。
◎:弾力性のある使用感を感じた人が16人以上。
○:弾力性のある使用感を感じた人が11人〜15人。
△:弾力性のある使用感を感じた人が6人〜10人。
×:弾力性のある使用感を感じた人が5人以下。
3.経時安定性
試料を50℃、40℃、25℃、5℃、−5℃、サイクル(5℃(6時間)→40℃(6時間)→5℃(6時間)→40℃(6時間)の繰り返し)の恒温槽にそれぞれ保存し、1ヶ月後の外観変化を下記の評価基準によって評価した。
試料を50℃、40℃、25℃、5℃、−5℃、サイクル(5℃(6時間)→40℃(6時間)→5℃(6時間)→40℃(6時間)の繰り返し)の恒温槽にそれぞれ保存し、1ヶ月後の外観変化を下記の評価基準によって評価した。
(評価基準)
○:いずれの条件下でも分離、結晶析出、硬度等なんらの変化も見られない。
×:いずれかの条件下で分離、結晶析出、硬度等なんらかの変化が見られる。
○:いずれの条件下でも分離、結晶析出、硬度等なんらの変化も見られない。
×:いずれかの条件下で分離、結晶析出、硬度等なんらかの変化が見られる。
[実施例1〜13、比較例1〜7]
表1〜3に示した成分、配合量(配合量合計100質量%)の固形油性化粧料(アイシャドー)を以下の方法で調製した。
表1〜3に示した成分、配合量(配合量合計100質量%)の固形油性化粧料(アイシャドー)を以下の方法で調製した。
(調製法)
1、2の成分を混合溶解した(油分)。他の3、4の成分を混合分散した(粉体)。次いで、この粉体を前記油分に加えて撹拌し、充填し、必要に応じてプレスを行い、固形油性化粧料を調製した。
1、2の成分を混合溶解した(油分)。他の3、4の成分を混合分散した(粉体)。次いで、この粉体を前記油分に加えて撹拌し、充填し、必要に応じてプレスを行い、固形油性化粧料を調製した。
*:固形化粧料を調製できなかった。
表1〜3中、
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
上記実施例1〜13の固形油性化粧料(アイシャドー)の硬度及び効果試験結果を表1、表2及び表4に示した。
表4から分かるように、本発明に係る架橋型オルガノポリシロキサン、液状シリコーン油(メチルポリシロキサン)、粉体(雲母チタン、マイカ)を適正量配合した実施例1〜13の油性化粧料(アイシャドー)は、いずれも優れた効果を有するものであった。
さらに、比較例1〜7の固形油性化粧料(アイシャドー)の硬度及び効果試験結果を表3及び表5に示した。
−:評価できない。
表5から分かるように、架橋型オルガノポリシロキサン、液状シリコーン油(メチルポリシロキサン)、粉体(雲母チタン)の配合量を本発明の適正量の範囲から外れた比較例1〜6の油性化粧料(アイシャドー)は、いずれも本発明の効果を発揮し得ないものであった。
[実施例14〜20]
表6に示した成分、配合量(配合量合計100質量%)の固形油性化粧料(アイシャドー)を以下の方法で調製した。
表6に示した成分、配合量(配合量合計100質量%)の固形油性化粧料(アイシャドー)を以下の方法で調製した。
(調製法)
1〜9の成分を混合溶解(8及び9の成分を配合した場合は加熱し混合溶解)した(油分)。他の10、11の成分を混合分散した(粉体)。次いで、この粉体を前記油分に加えて撹拌し、充填し、必要に応じてプレスを行い、固形油性化粧料を調製した。
1〜9の成分を混合溶解(8及び9の成分を配合した場合は加熱し混合溶解)した(油分)。他の10、11の成分を混合分散した(粉体)。次いで、この粉体を前記油分に加えて撹拌し、充填し、必要に応じてプレスを行い、固形油性化粧料を調製した。
表6中、
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
上記実施例14〜20の固形油性化粧料(アイシャドー)の硬度及び効果試験結果を表6及び表7に示した。
表7から分かるように、本発明に係る架橋型オルガノポリシロキサン、液状シリコーン油(メチルポリシロキサン)、粉体(雲母チタン)を適正量配合した実施例14〜20の油性化粧料(アイシャドー)は、いずれも優れた効果を有するものであった。
以下、さらに本発明固形油性化粧料の実施例を示す。なお、製造は実施例1〜20の方法に準じて行った。また、前記効果試験をこれらにおいて行ったところ、いずれも優れた結果が得られた。
〔実施例21〕アイシャドー
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 5.0
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.025
架橋型オルガノポリシロキサン(注3) 1.5
メチルポリシロキサン(注4) 51.3
デカメチルシクロペンタシロキサン(注5) 0.475
メチルフェニルポリシロキサン(注6) 13.5
リンゴ酸ジイソステアリル 0.1
スクワラン 0.1
黄色4号 2.1
黄色401号 0.1
青色404号 0.03
雲母チタン 5.0
ベンガラ被覆雲母チタン 2.0
マイカ 15.0
セリサイト 3.77
合計100.0
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 5.0
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.025
架橋型オルガノポリシロキサン(注3) 1.5
メチルポリシロキサン(注4) 51.3
デカメチルシクロペンタシロキサン(注5) 0.475
メチルフェニルポリシロキサン(注6) 13.5
リンゴ酸ジイソステアリル 0.1
スクワラン 0.1
黄色4号 2.1
黄色401号 0.1
青色404号 0.03
雲母チタン 5.0
ベンガラ被覆雲母チタン 2.0
マイカ 15.0
セリサイト 3.77
合計100.0
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KSG18(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注4)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注5)KF995(信越化学工業株式会社製)
(注6)KF56(信越化学工業株式会社製)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KSG18(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注4)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注5)KF995(信越化学工業株式会社製)
(注6)KF56(信越化学工業株式会社製)
硬度は11.0gであった。
〔実施例22〕チーク
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 5.0
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.05
メチルポリシロキサン(注3) 63.18
デカメチルシクロペンタシロキサン(注4) 0.95
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.5
ステアリン酸オクチル 0.3
スクワラン 0.01
ホホバ油 0.01
酸化チタン 0.25
群青 0.05
赤色226号 0.6
雲母チタン 4.0
マイカ 15.0
セリサイト 2.1
合成金雲母 3.0
タルク 5.0
合計100.0
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 5.0
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.05
メチルポリシロキサン(注3) 63.18
デカメチルシクロペンタシロキサン(注4) 0.95
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.5
ステアリン酸オクチル 0.3
スクワラン 0.01
ホホバ油 0.01
酸化チタン 0.25
群青 0.05
赤色226号 0.6
雲母チタン 4.0
マイカ 15.0
セリサイト 2.1
合成金雲母 3.0
タルク 5.0
合計100.0
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注4)KF995(信越化学工業株式会社製)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注4)KF995(信越化学工業株式会社製)
硬度は14.7gであった。
〔実施例23〕アイライナー
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 7.5
メチルポリシロキサン(注2) 57.5
黒酸化鉄 0.5
青色404号 0.2
雲母チタン 5.0
紺青被覆雲母チタン 20.0
マイカ 7.0
セリサイト 2.3
合計100.0
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 7.5
メチルポリシロキサン(注2) 57.5
黒酸化鉄 0.5
青色404号 0.2
雲母チタン 5.0
紺青被覆雲母チタン 20.0
マイカ 7.0
セリサイト 2.3
合計100.0
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注2)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
硬度は12.0gであった。
〔実施例24〕アイシャドー
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 6.25
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.05
メチルポリシロキサン(注3) 48.84
デカメチルシクロペンタシロキサン(注4) 0.95
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.5
ステアリン酸オクチル 0.3
スクワラン 0.1
ホホバ油 0.01
黄色401号 1.0
赤色226号 0.4
ベンガラ被覆雲母チタン 11.0
マイカ 20.0
セリサイト 10.6
合計100.0
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 6.25
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.05
メチルポリシロキサン(注3) 48.84
デカメチルシクロペンタシロキサン(注4) 0.95
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.5
ステアリン酸オクチル 0.3
スクワラン 0.1
ホホバ油 0.01
黄色401号 1.0
赤色226号 0.4
ベンガラ被覆雲母チタン 11.0
マイカ 20.0
セリサイト 10.6
合計100.0
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注4)KF995(信越化学工業株式会社製)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注4)KF995(信越化学工業株式会社製)
硬度は28gであった。
〔実施例25〕アイシャドー
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 7.1
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.025
架橋型オルガノポリシロキサン(注3) 1.5
メチルポリシロキサン(注4) 36.24
デカメチルシクロペンタシロキサン(注5) 0.475
メチルフェニルポリシロキサン(注6) 13.5
パラオキシ安息香酸エステル 0.26
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.13
天然ビタミンE 0.02
スクワラン 0.01
リンゴ酸ジイソステアリル 0.1
Nε−ラウロイル−L−リジン 0.01
セリサイト 0.38
マイカ 6.348
シルク末 0.001
合成金雲母 0.001
雲母チタン 32.0
黒酸化鉄被覆雲母チタン 1.5
ベンガラ・コンジョウ被覆雲母チタン 0.4
合計100.0
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 7.1
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.025
架橋型オルガノポリシロキサン(注3) 1.5
メチルポリシロキサン(注4) 36.24
デカメチルシクロペンタシロキサン(注5) 0.475
メチルフェニルポリシロキサン(注6) 13.5
パラオキシ安息香酸エステル 0.26
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.13
天然ビタミンE 0.02
スクワラン 0.01
リンゴ酸ジイソステアリル 0.1
Nε−ラウロイル−L−リジン 0.01
セリサイト 0.38
マイカ 6.348
シルク末 0.001
合成金雲母 0.001
雲母チタン 32.0
黒酸化鉄被覆雲母チタン 1.5
ベンガラ・コンジョウ被覆雲母チタン 0.4
合計100.0
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KSG18(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注4)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注5)KF995(信越化学工業株式会社製)
(注6)KF56(信越化学工業株式会社製)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KSG18(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注4)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注5)KF995(信越化学工業株式会社製)
(注6)KF56(信越化学工業株式会社製)
硬度は25.3gであった。
〔実施例26〕化粧下地
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 9.8
メチルポリシロキサン(注2) 47.0
酸化チタン 0.65
雲母チタン 15.7
マイカ 22.3
セリサイト 0.65
合成金雲母 1.3
無水ケイ酸 1.3
ポリメタクリル酸メチル 1.3
合計100.0
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 9.8
メチルポリシロキサン(注2) 47.0
酸化チタン 0.65
雲母チタン 15.7
マイカ 22.3
セリサイト 0.65
合成金雲母 1.3
無水ケイ酸 1.3
ポリメタクリル酸メチル 1.3
合計100.0
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注2)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
硬度は14.5gであった。
〔実施例27〕チーク
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 5.7
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.05
メチルポリシロキサン(注3) 28.16
デカメチルシクロペンタシロキサン(注4) 0.95
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.5
ステアリン酸オクチル 0.3
スクワラン 0.1
ホホバ油 0.01
酸化チタン 5.9
黄色401号 0.95
赤色226号 0.31
雲母チタン 29.5
マイカ 10.27
セリサイト 17.3
合計100.0
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 5.7
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.05
メチルポリシロキサン(注3) 28.16
デカメチルシクロペンタシロキサン(注4) 0.95
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.5
ステアリン酸オクチル 0.3
スクワラン 0.1
ホホバ油 0.01
酸化チタン 5.9
黄色401号 0.95
赤色226号 0.31
雲母チタン 29.5
マイカ 10.27
セリサイト 17.3
合計100.0
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注4)KF995(信越化学工業株式会社製)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注4)KF995(信越化学工業株式会社製)
硬度は92.8gであった。
〔実施例28〕アイライナー
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 9.3
メチルポリシロキサン(注2) 47.5
黒酸化鉄 0.6
青色404号 0.25
雲母チタン 6.15
紺青被覆雲母チタン 24.6
マイカ 8.8
セリサイト 2.8
合計100.0
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 9.3
メチルポリシロキサン(注2) 47.5
黒酸化鉄 0.6
青色404号 0.25
雲母チタン 6.15
紺青被覆雲母チタン 24.6
マイカ 8.8
セリサイト 2.8
合計100.0
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注2)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
硬度は12.0gであった。
〔実施例29〕アイシャドー
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 5.9
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.05
メチルポリシロキサン(注3) 32.94
デカメチルシクロペンタシロキサン(注4) 0.95
リンゴ酸ジイソステアリル 1.5
スクワラン 0.1
酸化チタン 2.0
グンジョウ 1.33
赤色226号 0.08
雲母チタン 20.0
マイカ 31.1
セリサイト 4.05
合計100.0
成分 配合量(質量%)
架橋型オルガノポリシロキサン(注1) 5.9
架橋型オルガノポリシロキサン(注2) 0.05
メチルポリシロキサン(注3) 32.94
デカメチルシクロペンタシロキサン(注4) 0.95
リンゴ酸ジイソステアリル 1.5
スクワラン 0.1
酸化チタン 2.0
グンジョウ 1.33
赤色226号 0.08
雲母チタン 20.0
マイカ 31.1
セリサイト 4.05
合計100.0
(注1)KSG16(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサンの配合量である。)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注4)KF995(信越化学工業株式会社製)
(注2)KSG15(信越化学工業株式会社製)を配合(表中の配合量は架橋型オルガノポリシロキサン配合量である。)
(注3)KF96A−6cs(信越化学工業株式会社製)
(注4)KF995(信越化学工業株式会社製)
硬度は87gであった。
Claims (5)
- (a)架橋型オルガノポリシロキサン5〜21質量%、(b)液状シリコーン油27〜80質量%、(c)粉体14〜67質量%を含有し、進入硬度が8〜200gであることを特徴とする固形油性化粧料。
- 固形状油分の含有量が3質量%以下である請求項1記載の固形油性化粧料。
- 液状シリコーン油以外の液状油の含有量が10質量%以下である請求項1又は2記載の固形油性化粧料。
- 実質的に固形状油分及び/又は液状シリコーン油以外の液状油を含まない請求項1乃至3のいずれか一項に記載の固形油性化粧料。
- 粉体としてパール材及び/又はマイカ系顔料を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の固形油性化粧料。
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JP2005069217A JP2005314369A (ja) | 2004-03-29 | 2005-03-11 | 固形油性化粧料 |
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- 2005-03-11 JP JP2005069217A patent/JP2005314369A/ja active Pending
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