JP2007223944A - 植物性美白剤の製造方法、植物性美白剤および美白用皮膚外用剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Thuja属植物、Rubes属植物、Vaccinium属植物、Actinidia属植物およびPerilla属植物の中から選ばれる一種または二種以上の植物の種子を抽出して植物抽出物とし、次いで該植物抽出物にアルカリ処理を施すか、または特定の種子の粉砕物を温度 10〜35℃、相対湿度 20〜90%で1週間以上熟成した後に抽出を行う。
【選択図】図1
Description
一方、植物資源の多様性やそれらの入手性にも限りがあることから、植物が有する能力を十分に引き出すことができるような製法面からの工夫も非常に重要といえる。このような観点から、従来用いられてきた方法と異なる方法で植物由来成分を得る技術、例えば超臨界炭酸ガス抽出法を用いた試み(特許文献5参照)もなされつつある。
以上のような背景から、本発明者らは製法の工夫により、安全かつ効果の高い新規な植物由来の美白剤ならびにその製造方法、および美白用皮膚外用剤を提供することを目的とする。
さらに本発明によれば、上記植物性美白剤を配合してなる美白用皮膚外用剤が提供される。
本発明の植物性美白剤は、安全で優れた美白作用を有し、日焼け後の色素沈着・しみ・そばかす・肝斑等の淡色化、美白に優れた効果を有するものである。
また本発明の美白用皮膚外用剤は、本発明の植物性美白剤を配合したことにより、優れた美白効果やくすみ改善効果を有するものである。
本発明において用いられる植物としては、前述のようにバラ科Rubus属(スグリ属)、ツツジ科Vaccinium属(スノキ属)、マタタビ科Actinidia属(マタタビ属)、ヒノキ科Thuja属(クロベ属)、シソ科Perilla属(シソ属)の植物を挙げることができる。
ツツジ科Vaccinium属植物としては、クランベリー(Vaccinium oxycoccos)、リンゴンベリー(Vaccinium vitis-idaea)、ブルーベリー(Vaccinium corymbosum および Vaccinium ashei)、ハックルベリー(Vaccinium ovatum)などを挙げることができ、食用として輸入されている北米、北欧産のもの等を利用できる。
マタタビ科Actinidia属植物としては、キウイ(Actinidia chinensis または Actinidia deliciosa)を挙げることができ、食用として輸入されている、ニュージーランド産等のものを利用できる。
これらの植物の種子は果汁やジャムなどの食品を生産する際の剰余物として得ることが可能であり、上記のうち一部の植物については、種子抽出物が市販されており、このような既製品を原料として用いることもできる。
ヒノキ科Thuja属植物は常緑針葉樹でニオイヒバ(Thuja occidentalis)、コノテガシワ(Thuja orientalis)などがあり、中でも Thuja orientalis の種子は生薬の「柏子仁」(ハクシニン)として中医学で汎用されており、中国産のものを利用できる。Thuja orientalisの異名には、Biota orientalis 及びPlatycladus orientalisがある。
シソ科Perilla属植物としてはシソ(Perilla frutescens)を挙げることができ、食用として栽培されている日本産のもの等を利用できる。
最初に、本発明の植物抽出物のメラニン生成抑制効果に関する試験方法とその結果について説明する。
(1)種子抽出物のアルカリ処理物の調製
各種植物の種子(未粉砕、必要に応じて外殻を除去)をそれぞれ5倍量(v/w)のアセトンまたは酢酸エチル(酢エチ)またはヘキサンに浸漬し、室温にて10日間抽出を行った。ナイロンメッシュ(100メッシュ)であらかじめ残渣を除き、さらにろ紙にてろ過した。ロータリーエバポレータでろ液から溶媒を除去した後、撹拌羽根で撹拌しながら0.5〜15NのNaOHをNaOHとして100〜300 g/l 抽出物の範囲内で添加した(温度50℃)。200 rpmで撹拌しながら、5時間処理を行った。その後、5N H2SO4を徐々に添加し、撹拌しながらpHを1付近まで下げ、分離してくる油状物質を回収した。回収した油状物質に等容量の水を加えて水洗し、不純物・塩・過剰の酸を除去した。油状物質を減圧乾燥し、アルカリ処理物とした。比較対照としては、アルカリ処理前の抽出物を用いた。Thuja orientalis については、超臨界CO2(20MPa、40℃)による抽出も実施し、同様なアルカリ処理を施した。
各種植物の種子をブレンダーにて軽く粉砕した後、プラスチックボトルに入れて密封し、1〜10週間室温にて保存した。次に粉砕物の重量に対して10倍量(v/w)のアセトン、酢酸エチル(酢エチ)またはヘキサンを加えて、一晩抽出した。ろ過により残渣を除去した後、ろ液を濃縮し、粉砕熟成種子抽出物とした。比較対照として、未粉砕のまま同じ条件で保存した種子より抽出した抽出物を用いた。
得られた抽出物を試験試料として、次の方法でメラニン生成抑制効果を測定・評価した。
マウス由来のB16メラノーマ培養細胞を使用した。5%ウシ胎児血清(Thermo Trace製)を含むMEM培地中でCO2インキュベーター(95%空気、5%二酸化炭素)内、37℃の条件下で培養した。試料溶液を2.5(w/v) %となるようにエタノールに溶解し、試験試料として用いた。培養24時間後に試験試料を終濃度(抽出乾燥物換算濃度)で25mg/lとなるように添加し、さらに3日間培養を続け、以下の方法でメラニン生成量の測定を行った。
また、従来からメラニン生成抑制効果があることが知られているアルブチンについても上記と同様の試験を行った。
20×104個 のB16メラノーマ細胞を、60mmプラスティックシャーレに植え込み、24時間前培養した。その後、新鮮な培地に置換し試料を培養液中に50ul/Well添加した。細胞は3日間培養したのち、トリプシン処理によって回収した。回収した細胞は1N NaOH、10%DMSO液に溶解し、420nmの吸光度を測定し、メラニン量とした。種々の採取法で得たThuja orientalis の種子、すなわち柏子仁を用いた時のメラニン量の測定結果を図1に示す。図中、(1-1)〜(1-10)は、それぞれ次のものを試料として用いた例である。
(1-2):アルブチン(終濃度25mg/l、以下、濃度は同様)
(1-3):柏子仁(未粉砕物)のアセトン抽出物で、アルカリ未処理のもの
(1-4):前記試料の調製の欄における(1)の方法で得られた柏子仁アセトン抽出物
(1-5):前記試料の調製の欄における(2)の方法で1週間熟成後に得られた柏子仁アセトン抽出物
(1-6):前記試料の調製の欄における(2)の方法で4週間熟成後に得られた柏子仁アセトン抽出物
(1-7):前記試料の調製の欄における(2)の方法で10週間熟成後に得られた柏子仁アセトン抽出物
(1-8):柏子仁種子を粉砕しない他は前記試料の調製の欄における(2)の方法で10週間熟成後に得られた柏子仁アセトン抽出物
(1-9):柏子仁を圧ぺんした後、直ちに超臨界CO2(30MPa、40℃)による抽出を行った柏子仁抽出物
(1-11):柏子仁を圧ぺんした後、直ちに超臨界CO2(30MPa、40℃)による抽出を行った後、アルカリ処理した柏子仁抽出物
なお、上記におけるアルカリ濃度(NaOH濃度)はいずれも5Nで行った。
柏子仁抽出物1kgに対し、NaOHを170gの割合で、種々のアルカリ強度の水溶液として添加した。200rpmで激しく振とうしながら、50℃水浴上で3時間反応させた後、硫酸を加えて酸性にした際に分離してきた油状物質を回収し、試料として用いてメラニン生成抑制効果試験を行った。
図2から、アルカリ処理の際のアルカリ強度は1〜10Nの間にあることが望ましいことがわかる。
ステアリン酸 5.0 質量%
ステアリルアルコール 4.0
イソプロピルミリステート 18.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 3.0
プロピレングリコール 10.0
Thuja orientalis アセトン抽出物(アルカリ処理品) 0.2
Rubes idaeus アセトン抽出物(アルカリ処理品) 0.1
Vaccinium vitis-idaea アセトン抽出物(アルカリ処理品) 0.1
天然型ビタミンE 0.05
苛性カリ 0.2
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
防腐剤 適量
香料 適量
イオン交換水 残余
ステアリン酸 2.0 質量%
ステアリルアルコール 7.0
水添ラノリン 2.0
スクワラン 5.0
2−オクチルドデシルアルコール 6.0
ポリオキシエチレン(25モル)セチルアルコールエーテル 3.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0
プロピレングリコール 5.0
Actinidia chinensis アセトン抽出物(アルカリ処理品) 0.5
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
固形パラフィン 5.0 質量%
ミツロウ 10.0
ワセリン 15.0
流動パラフィン 41.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0
ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノラウリン酸エステル 2.0
石けん粉末 0.1
硼砂 0.2
Thuja orientalis 粉砕・熟成種子ヘキサン抽出物 0.2
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
ステアリン酸 2.5 質量%
セチルアルコール 1.5
ワセリン 5.0
流動パラフィン 10.0
ポリオキシエチレン(10モル)モノオレイン酸エステル 2.0
ポリエチレングリコール1500 3.0
トリエタノールアミン 1.0
カルボキシビニルポリマー 0.05
Perilla frutescens ヘキサン抽出物(アルカリ処理品) 1.0
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
マイクロクリスタリンワックス 1.0 質量%
密ロウ 2.0
ラノリン 20.0
流動パラフィン 10.0
スクワラン 5.0
ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0
ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0
プロピレングリコール 7.0
Vaccinium oxycoccos 粉砕熟成種子アセトン抽出物 0.5
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
ジプロピレングリコール 5.0 質量%
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0
Thuja orientalis 種子抽出物 (アルカリ処理品) 0.5
オリーブ油 5.0
酢酸トコフェロール 0.2
エチルパラベン 0.2
香料 0.2
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
ポリビニルアルコール 13.0
(ケン化度90、重合度2,000)
エタノール 7.0
精製水 残余
タルク 43.1 質量%
カオリン 15.0
セリサイト 10.0
亜鉛華 7.0
二酸化チタン 3.8
黄色酸化鉄 2.9
黒色酸化鉄 0.2
スクワラン 8.0
イソステアリン酸 4.0
モノオレイン酸POEソルビタン 3.0
オクタン酸イソセチル 2.0
Thuja orientalis 粉砕・熟成種子抽出物 0.2
Vaccinium oxycoccos 種子アセトン抽出物 (アルカリ処理品) 0.2
防腐剤 適量
香料 適量
(処方)
(粉体部)
二酸化チタン 10.3 質量%
セリサイト 5.4
カオリン 3.0
黄色酸化鉄 0.8
ベンガラ 0.3
黒色酸化鉄 0.2
(油相)
デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5
流動パラフィン 4.5
ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0
(水相)
精製水 50.0
1,3−ブチレングルコール 4.5
Vaccinium corymbosum 種子抽出物 (アルカリ処理品) 0.2
ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0
防腐剤 適量
香料 適量
ジメチルポリシロキサン 3 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 4
エタノール 5
グリセリン 6
1,3−ブチレングリコール 5
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 3
ヒマワリ油 1
スクワラン 2
水酸化カリウム 0.1
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
ビワ葉エキス 0.1
L−グルタミン酸ナトリウム 0.05
ウイキョウエキス 0.1
酵母エキス 0.1
ラベンダー油 0.1
ジオウエキス 0.1
Vaccinium corymbosum 粉砕・熟成種子抽出物 0.2
Vaccinium vitis-idaea 粉砕・熟成種子抽出物 0.2
ジモルホリノピリダジノン 0.1
キサンタンガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.1
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
(ペミュレンTR−1)
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
パラベン 適量
精製水 残余
ジメチルポリシロキサン 2 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 25
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 10
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 1.5
トリメチルシロキシケイ酸 1
1,3−ブチレングリコール 5
スクワラン 0.5
タルク 5
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
Actinidia chinensis 粉砕・熟成種子抽出物 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.05
4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 5
ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 1
シリコーン被覆微粒子酸化チタン(40nm) 4
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
球状ポリエチレン末 3
フェノキシエタノール 適量
精製水 残余
香料 適量
流動パラフィン 7 質量%
ワセリン 3
デカメチルシクロペンタシロキサン 2
ベヘニルアルコール 1
グリセリン 5
ジプロピレングリコール 7
ポリエチレングリコール1500 2
ホホバ油 1
イソステアリン酸 0.5
ステアリン酸 0.5
ベヘニン酸 0.5
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 3
2−エチルヘキサン酸セチル 3
モノステアリン酸グリセリン 1
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1
水酸化カリウム 0.1
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
グリチルレチン酸ステアリル 0.05
L−アルギニン 0.1
ローヤルゼリーエキス 0.1
酵母エキス 0.1
Rubus idaeus 粉砕・熟成種子抽出物 0.1
Perilla frutescens 粉砕・熟成種子抽出物 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.05
4-t-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン 0.1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.15
パラベン 適量
精製水 残余
香料 適量
α−オレフィンオリゴマー 10 質量%
ワセリン 1
マイクロクリスタリンワックス 3
デカメチルシクロペンタシロキサン 5
グリセリン 10
ジプロピレングリコール 2
1,3−ブチレングリコール 2
エリスリトール 2
スクワラン 1
グリセリン脂肪酸エステルエイコサンニ酸縮合物 0.1
イソステアリン酸 1
2−エチルヘキサン酸セチル 5
塩化ナトリウム 0.5
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
グリチルレチン酸ステアリル 0.05
コウボエキス 0.1
リン酸L−アスコルビルマグネシウム 2
酢酸トコフェロール 0.5
チオタウリン 0.1
DL−ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1
ウコンエキス 0.1
Vaccinium corymbosum 粉砕・熟成種子抽出物 0.3
エデト酸3ナトリウム 0.1
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 2
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
パラベン 適量
精製水 残余
香料 適量
流動パラフィン 8 質量%
ワセリン 3
ジメチルポリシロキサン 2
ステアリルアルコール 3
ベヘニルアルコール 2
グリセリン 5
ジプロピレングリコール 4
トレハロース 1
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 4
モノイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 2
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1
親油型モノステアリン酸グリセリン 2
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.05
水酸化カリウム 0.015
油溶性甘草エキス 0.1
レチノールパルミテート(100万単位) 0.25
酢酸トコフェロール 0.1
Rubus fruticosus 粉砕熟成種子抽出物 0.5
パラオキシ安息香酸エステル 適量
フェノキシエタノール 適量
ジブチルヒドロキシトルエン 適量
エデト酸三ナトリウム 0.05
4-t-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン 0.01
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 0.1
β−カロチン 0.01
ポリビニルアルコール 0.5
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
カルボキシビニルポリマー 0.05
精製水 残余
香料 適量
ジプロピレングリコール 5.0 質量%
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0
Thuja orientalis 種子抽出物 (アルカリ処理品) 0.5
オリーブ油 5.0
酢酸トコフェノール 0.2
エチルパラベン 0.2
香料 0.2
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
ポリビニルアルコール 13.0
(ケン化度90、重合度2000)
エタノール 7.0
精製水 残余
ベヘニルアルコール 0.5 質量%
ジプロピレングリコール 6
ステアリン酸 1
モノステアリン酸グリセリン 1
水酸化カリウム 0.2
トリエタノールアミン 0.8
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
パラオキシ安息香酸エステル 適量
黄酸化鉄 1
α−オレフィンオリゴマー 3
ジメチルポリシロキサン(6mPa.s) 2
ジメチルポリシロキサン(100mPa.s) 5
バチルアルコール 0.5
イソステアリン酸 1
ベヘニン酸 0.5
2−エチルヘキサン酸セチル 10
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1
酸化チタン 3
雲母チタン・ポリアクリル酸アルキル複合粉末 0.5
表面処理酸化チタン(MT−062) 10
ポリアクリ酸アルキル被覆雲母チタン 0.5
黒酸化鉄被覆雲母チタン 0.5
無水ケイ酸 6
パラメトキシケイ皮酸2−エチルへキシル 2
ベンガラ 適量
群青 適量
黒酸化鉄 適量
法定色素 適量
キサンタンガム 0.1
ベントナイト 1
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
Actinidia chinensis 粉砕・熟成種子抽出物 0.1
精製水 残余
香料 適量
Claims (6)
- Thuja属植物、Rubes属植物、Vaccinium属植物、Actinidia属植物およびPerilla属植物の中から選ばれる一種または二種以上の植物の種子を抽出して植物抽出物とし、次いで該植物抽出物にアルカリ処理を施して得られることを特徴とする植物性美白剤の製造方法。
- 前記アルカリ処理が、前記抽出物の溶媒の一部または全部を留去した後、溶液濃度が1〜10Nとなるようにアルカリ水溶液を添加、混合し、次いで中和することによりなされるものであることを特徴とする請求項1に記載の植物性美白剤の製造方法。
- Thuja属植物、Rubes属植物、Vaccinium属植物、Actinidia属植物およびPerilla属植物の中から選ばれる一種または二種以上の植物の種子を粉砕し、温度 10〜35℃、相対湿度 20〜90%で1週間以上熟成した後に抽出してなることを特徴とする植物性美白剤の製造方法。
- 前記植物が Thuja orientalis、Rubes idaeus、Vaccinium oxycoccos、Vaccinium corymbosum、Vaccinium vitis-idaea、Perilla frutescens および Actinidia chinensis から選ばれたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の植物性美白剤の製造方法。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の方法によって製造されたことを特徴とする植物性美白剤。
- 請求項5に記載の植物性美白剤を配合してなることを特徴とする美白用皮膚外用剤。
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