JP2008247841A - 美白剤およびメラニン生成抑制剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】メラニン生成抑制作用を有する美白剤を提供する。
【解決手段】トウダイグサ科(Euphorbiaceae)植物のビスコフィア ポリカルパ(Bischofia polycarpa)、ドイチアンサス トンキネンシス(Deutzianthus tonkinensis)、センダン科 (Meliaceae) 植物のシパデシア シネラセンス(Cipadessa cinerascens)、スギ科 (Taxodiaceae) 植物のクリプトメリア フォルツネイ(Cryptomeria fortunei)、サトイモ科 (Araceae) 植物のチフォニウム フラゲリフォルメ(Typhonium flagelliforme)からなる群より選択される1種又は2種以上の植物の抽出物を含むものとする。
【選択図】なし

Description

本発明は特定の植物抽出物を配合した新規な美白剤およびメラニン生成抑制剤に関する。
皮膚のしみ・そばかすなどの色素沈着は、ホルモンの異常や紫外線、皮膚局所の炎症が原因となってメラニンが過剰に形成され、これが皮膚内に沈着するものと考えられている。皮膚の色素沈着の原因となるこのメラニンは、表皮基底層にある色素細胞(メラノサイト)内のメラノソームと呼ばれる小器官において生成され、生成したメラニンは周囲角化細胞(ケラチノサイト)に取り込まれる。このメラノサイト内におけるメラニンは、チロシンが酵素チロシナーゼの作用によりドーパキノンを経て酵素的または非酵素的な酸化反応により黒色のメラニンへと変化して生成される。
上記のような色素異常の予防・改善を目的として美白作用を有する物質、すなわち、メラニン生成を抑制する物質が主に用いられており、例えば、ビタミンCを大量に経口投与する方法、グルタチオン等を注射する方法、あるいは、コウジ酸、ビタミンC及びその誘導体、システイン等を軟膏、クリーム、ローション等の形態で局所に塗布する方法などが知られている。
しかしながら、チロシナーゼの活性を抑制する化合物はハイドロキノンを除いてはその効果の発現がきわめて緩慢であるため、皮膚色素沈着の改善効果が十分でない。一方、ハイドロキノンは効果が認められるが、感作性があるため一般の使用が制限されている。
そこでその安全性を向上させるため、高級脂肪酸のモノエステルやアルキルモノエーテルなどにする試み(特許文献1参照)がなされている。しかしこのような高級脂肪酸のモノエステル類は体内の加水分解酵素によって分解されるため必ずしも安全であるとはいい難く、またエーテル類も安全性の面で充分に満足するものが得られていない。
特開昭58−154507号公報
そこで、本発明者らは種々の植物抽出物についてメラニン生成抑制効果を調べた結果、これまでにかかる効果を有することが知られていなかった特定の植物抽出物が優れたメラニン生成抑制作用を有しており、美白剤として有用であることを見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、トウダイグサ科(Euphorbiaceae)植物のビスコフィア ポリカルパ( Bischofia polycarpa)、ドイチアンサス トンキネンシス(Deutzianthus tonkinensis)、センダン科 (Meliaceae) 植物のシパデシア シネラセンス(Cipadessa cinerascens)、スギ科 (Taxodiaceae) 植物のクリプトメリア フォルツネイ(Cryptomeria fortunei)、サトイモ科 (Araceae) 植物のチフォニウム フラゲリフォルメ(Typhonium flagelliforme )からなる群より選択される1種又は2種以上の植物の抽出物を含むことを特徴とする美白剤である。
本発明は、トウダイグサ科(Euphorbiaceae)植物のビスコフィア ポリカルパ(Bischofia polycarpa)、ドイチアンサス トンキネンシス(Deutzianthus tonkinensis)、センダン科 (Meliaceae) 植物のシパデシア シネラセンス(Cipadessa cinerascens)、スギ科 (Taxodiaceae) 植物のクリプトメリア フォルツネイ(Cryptomeria fortunei)、サトイモ科 (Araceae) 植物のチフォニウム フラゲリフォルメ(Typhonium flagelliforme)からなる群より選択される1種又は2種以上の植物の抽出物を含むことを特徴とするメラニン生成抑制剤である。
本発明の美白剤は、優れたメラニン生成抑制作用を有し、日焼け後の色素沈着・しみ・そばかす・肝斑等の淡色化、美白に優れた効果を有すると共に、安全性にも優れたものである。
以下に、本発明の最良の実施の形態について説明する。
本発明の美白剤に用いられるトウダイグサ科(Euphorbiaceae)植物のビスコフィア ポリカルパ(Bischofia polycarpa)、ドイチアンサス トンキネンシス(Deutzianthus tonkinensis)、センダン科 (Meliaceae) 植物のシパデシア シネラセンス(Cipadessa cinerascens)、スギ科 (Taxodiaceae) 植物のクリプトメリア フォルツネイ(Cryptomeria fortunei)、サトイモ科 (Araceae) 植物のチフォニウム フラゲリフォルメ(Typhonium flagelliforme)について、以下に詳述する。
なお本発明の美白剤は、好ましくは実質的に上記植物抽出物からなるものであるが、その他の成分を含んでいても良い。
トウダイグサ科(Euphorbiaceae)植物のビスコフィア ポリカルパ(Bischofia polycarpa)は、中国ではリウマチ骨痛に効能があるとされている。
センダン科 (Meliaceae) 植物のシパデシア シネラセンス(Cipadessa cinerascens)は、中国では風邪、腹痛、赤痢、蕁麻疹、湿疹、蛇咬傷に効能があるとされている。
スギ科 (Taxodiaceae) 植物のクリプトメリア フォルツネイ(Cryptomeria fortunei)は、中国ではせつに効能があるとされている。
サトイモ科 (Araceae) 植物のチフォニウム フラゲリフォルメ(Typhonium flagelliforme)は、中国では咳と多痰、せつ、外傷に効能があるとされている。
本発明に用いられる植物抽出物は、上記植物の葉、地下茎を含む茎、根、果実、植物全草等を抽出溶媒と共に浸漬または加熱還流した後、濾過し、濃縮して得られる。本発明に用いられる抽出溶媒は、通常抽出に用いられる溶媒であれば何でもよく、特にメタノール、エタノール等のアルコール類、含水アルコール類、アセトン、酢酸エチル等の有機溶媒を単独あるいは組み合わせて用いることができる。本発明の美白剤は好ましくは上記植物抽出物からなるものであり、上記植物を単独で用いた植物抽出物であっても、あるいは混合して用いた植物抽出物であっても良い。
本発明に用いられる Bischofia polycarpa は、茎を用いるのが好ましいが、他の部位を用いることもできる。
本発明に用いられる Deutzianthus tonkinensis は、茎及び/又は葉を用いるのが好ましいが、他の部位を用いることもできる。
本発明に用いられる Cipadessa cinerascens は、茎及び/又は葉を用いるのが好ましいが、他の部位を用いることもできる。
本発明に用いられる Cryptomeria fortunei は、茎及び/又は枝を用いるのが好ましいが、他の部位を用いることもできる。
本発明に用いられる Typhonium flagelliforme は、塊茎を用いるのが好ましいが、他の部位を用いることもできる。
本発明においては、自生あるいは栽培何れで得られたものでも使用でき、また、上記植物抽出物は2種以上を混合して用いてもよい。
このようにして得られた上記植物またはその抽出物は、いずれも優れたメラニン生成抑制効果を有する。このような植物またはその抽出物は、水相または油相に添加することにより、優れた美白効果を奏する美白用皮膚外用剤を製造することができる。
本発明の美白剤を皮膚外用剤中に配合して用いる時の上記植物抽出物の配合量は、外用剤全量中、乾燥物として0.0001〜20.0質量%、好ましくは0.01〜10.0質量%である。0.0001質量%未満であると本発明でいう効果が乏しくなる傾向にあり、20.0質量%を超えると製剤化が難しいので好ましくない。また、10.0質量%を超えて配合してもさほど大きな効果の向上はみられない。
本発明の美白剤を配合した皮膚外用剤には、上記必須成分以外に、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば、その他の美白剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、粉末成分、色材、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
その他、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、甘草抽出物、グラブリジン、火棘の果実の熱水抽出物、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩等の薬剤、ビタミンC、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸グルコシド、アルブチン、コウジ酸、ルシノール、エラグ酸、カモミラ等の他の美白剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類なども適宜配合することができる。
本発明の美白剤を配合した皮膚外用剤は、例えば軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、浴用剤等、従来皮膚外用剤に用いるものであればいずれでもよく、剤型は特に問わない。
次に実施例を挙げ、本発明をさらに詳細に説明する。ここで、配合量は質量%である。
実施例に先立ち、本発明の植物抽出物のメラニン生成抑制効果に関する試験方法とその結果について説明する。
(試験方法およびその結果)
1.試料の調製
以下に、本実施例で用いた植物抽出物の調製法について述べるが、これらの植物原料はいずれも中国産の植物を用いた。
(1)Bischofia polycarpa 抽出液
Bischofia polycarpa の茎40gを、室温で1週間メタノールに浸漬し、抽出液をろ過、溶媒を留去し、メタノール抽出物2.5gを得た。この抽出物をDMSOに1質量%溶かし、この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(2)Deutzianthus tonkinensis 抽出液
Deutzianthus tonkinensis の茎及び葉部分30gを、室温で1週間メタノールに浸漬し、抽出液をろ過、溶媒を留去し、メタノール抽出物3.7gを得た。この抽出物をDMSOに1質量%溶かし、この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(3)Cipadessa cinerascens 抽出液
Cipadessa cinerascens の茎及び葉部分30gを、室温で1週間メタノールに浸漬し、抽出液をろ過、溶媒を留去し、メタノール抽出物3.1gを得た。この抽出物をDMSOに1質量%溶かし、この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(4)Cryptomeria fortunei 抽出液
Cryptomeria fortunei の茎及び枝部分60gを、室温で1週間メタノールに浸漬し、抽出液をろ過、溶媒を留去し、メタノール抽出物1.4gを得た。この抽出物をDMSOに1質量%溶かし、この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(5)Typhonium flagelliforme 抽出液
Typhonium flagelliforme の塊茎200gを、室温で1週間メタノールに浸漬し、抽出液をろ過、溶媒を留去し、メタノール抽出物1.9gを得た。この抽出物をDMSOに1質量%溶かし、この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
2.細胞培養法
マウスB16メラノーマ培養細胞を使用した。10%FBSおよびテオフィリン(0.09mg/ml)を含むイーグルMEM培地中でCO2インキュベーター(95%空気,5%二酸化炭素)内、37℃の条件下で培養した。培養24時間後に試料溶液を終濃度(抽出乾燥物換算濃度)で2×10-3〜5×10-4質量%になるように添加し、さらに3日間培養を続け、以下の方法でメラニン生成量の視感判定を測定した。
3.メラニン量の視感測定
プレートの蓋上に拡散板を置き、倒立顕微鏡で細胞数と細胞内のメラニン量を観察し、Bischofia polycarpa、Deutzianthus tonkinensis、Cipadessa cinerascens、Cryptomeria fortunei、及び Typhonium flagelliforme の抽出物を添加していない試料(基準)の場合と比較した。その結果を表1に表示した。また、参考例として、すでにメラニン生成抑制作用のあることが知られているアルブチンについても上記と同様の試験を行った。その結果を併せて表1に示す。細胞増殖については、試験したすべての試料において「抑制なし」の結果であった。
<判定基準>
○:白(メラニン量)
△:やや白(メラニン量)
×:基準(メラニン量)
Figure 2008247841
表1の結果より、Bischofia polycarpa、Deutzianthus tonkinensis、Cipadessa cinerascens、Cryptomeria fortunei、Typhonium flagelliforme の抽出物は、細胞増殖に影響を与えることなくメラニンの生成を抑制することがわかり、アルブチンと同様に優れたメラニン生成抑制作用をもつことがわかった。
以下に、本発明の植物抽出物を配合した皮膚外用剤の実施例を挙げる。配合した植物抽出物は上記で調製したものを用いた。配合量は質量%を表す。実施例1〜10で得られた皮膚外用剤はいずれも美白効果試験において効果が認められた。
実施例1 クリーム
(処方)
ステアリン酸 5.0 質量%
ステアリルアルコール 4.0
イソプロピルミリステート 18.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 3.0
プロピレングリコール 10.0
Deutzianthus tonkinensis エタノール抽出物 0.01
苛性カリ 0.2
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
防腐剤 適量
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
イオン交換水にプロピレングリコールとDeutzianthus tonkinensis エタノール抽出物 と苛性カリを加え溶解し、加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を徐々に加え、全部加え終わってからしばらくその温度に保ち反応を起こさせる。その後、ホモミキサーで均一に乳化し、よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
実施例2 クリーム
(処方)
ステアリン酸 2.0 質量%
ステアリルアルコール 7.0
水添ラノリン 2.0
スクワラン 5.0
2−オクチルドデシルアルコール 6.0
ポリオキシエチレン(25モル)
セチルアルコールエーテル 3.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0
Bischofia polycarpa ヘキサン抽出物 0.05
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
イオン交換水にプロピレングリコールを加え、加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
実施例3 クリーム
(処方)
固形パラフィン 5.0 質量%
ミツロウ 10.0
ワセリン 15.0
流動パラフィン 41.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0
ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノラウリン酸エステル 2.0
石けん粉末 0.1
硼砂 0.2
Cipadessa cinerascens アセトン抽出物 0.05
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
イオン交換水に石けん粉末と硼砂を加え、加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相をかきまぜながら徐々に加え反応を行う。反応終了後、ホモミキサーで均一に乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
実施例4 乳液
(処方)
ステアリン酸 2.5 質量%
セチルアルコール 1.5
ワセリン 5.0
流動パラフィン 10.0
ポリオキシエチレン(10モル)モノオレイン酸エステル 2.0
ポリエチレングリコール1500 3.0
トリエタノールアミン 1.0
カルボキシビニルポリマー 0.05
Cryptomeria fortunei 酢酸エチル抽出物 0.01
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
少量のイオン交換水にカルボキシビニルポリマーを溶解する(A相)。残りのイオン交換水にポリエチレングリコール1500とトリエタノールアミンを加え、加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行い、A相を加えホモミキサーで均一乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
実施例5 乳液
(処方)
マイクロクリスタリンワックス 1.0 質量%
密ロウ 2.0
ラノリン 20.0
流動パラフィン 10.0
スクワラン 5.0
ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0
ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0
プロピレングリコール 7.0
Typhonium flagelliforme 水抽出物 10.0
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
イオン交換水にプロピレングリコール、Typhonium flagelliforme 水抽出物を加え、加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し、加熱融解して70℃に保つ(油相)。油相をかきまぜながらこれに水相を徐々に加え、ホモミキサーで均一に乳化する。乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
実施例6 ゼリー
(処方)
95%エチルアルコール 10.0 質量%
ジプロピレングリコール 15.0
ポリオキシエチレン(50モル)オレイルアルコールエーテル 2.0
カルボキシビニルポリマー 1.0
苛性ソーダ 0.15
L−アルギニン 0.1
Typhonium flagelliforme 50%エタノール水溶液抽出物 7.0
2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.05
エチレンジアミンテトラアセテート・3ナトリウム・2水 0.05
メチルパラベン 0.2
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
イオン交換水にカルボキシビニルポリマーを均一に溶解し、一方、95%エタノールに Typhonium flagelliforme 50%エタノール水溶液抽出物、ポリオキシエチレン(50モル)オレイルアルコールエーテルを溶解し、水相に添加する。次いで、その他の成分を加えたのち苛性ソーダ、L−アルギニンで中和させ増粘する。
実施例7 美容液
(処方)
(A相)
エチルアルコール(95%) 10.0 質量%
ポリオキシエチレン(20モル)オクチルドデカノール 1.0
パントテニールエチルエーテル 0.1
Bischofia polycarpa エタノール抽出物 1.5
メチルパラベン 0.15
(B相)
水酸化カリウム 0.1
(C相)
グリセリン 5.0
ジプロピレングリコール 10.0
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
カルボキシビニルポリマー 0.2
精製水 残余
(製法)
A相、C相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA相を加えて可溶化する。次いでB相を加えたのち充填を行う。
実施例8 パック
(処方)
(A相)
ジプロピレングリコール 5.0 質量%
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0
(B相)
Deutzianthus tonkinensis エタノール抽出物 0.01
オリーブ油 5.0
酢酸トコフェロール 0.2
エチルパラベン 0.2
香料 0.2
(C相)
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
ポリビニルアルコール 13.0
(ケン化度90、重合度2,000)
エタノール 7.0
精製水 残余
(製法)
A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A相にB相を加えて可溶化する。次いでこれをC相に加えたのち充填を行う。
実施例9 固形ファンデーション
(処方)
タルク 43.1 質量%
カオリン 15.0
セリサイト 10.0
亜鉛華 7.0
二酸化チタン 3.8
黄色酸化鉄 2.9
黒色酸化鉄 0.2
スクワラン 8.0
イソステアリン酸 4.0
モノオレイン酸POEソルビタン 3.0
オクタン酸イソセチル 2.0
Cipadessa cinerascens エタノール抽出物 1.0
防腐剤 適量
香料 適量
(製法)
タルク〜黒色酸化鉄の粉末成分をブレンダーで十分混合し、これにスクワラン〜オクタン酸イソセチルの油性成分、Cipadessa cinerascens エタノール抽出物、防腐剤、香料を加え良く混練した後、容器に充填、成型する。
実施例10 乳化型ファンデーション(クリームタイプ)
(処方)
(粉体部)
二酸化チタン 10.3 質量%
セリサイト 5.4
カオリン 3.0
黄色酸化鉄 0.8
ベンガラ 0.3
黒色酸化鉄 0.2
(油相)
デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5
流動パラフィン 4.5
ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0
(水相)
精製水 50.0
1,3−ブチレングルコール 4.5
Typhonium flagelliforme エタノール抽出物 1.5
ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0
防腐剤 適量
香料 適量
(製法)
水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部を添加してホモミキサー処理する。更に加熱混合した油相を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料を添加して室温まで冷却する。

Claims (2)

  1. トウダイグサ科(Euphorbiaceae)植物のビスコフィア ポリカルパ(Bischofia polycarpa)、ドイチアンサス トンキネンシス(Deutzianthus tonkinensis)、センダン科 (Meliaceae) 植物のシパデシア シネラセンス(Cipadessa cinerascens)、スギ科 (Taxodiaceae) 植物のクリプトメリア フォルツネイ(Cryptomeria fortunei)、サトイモ科 (Araceae) 植物のチフォニウム フラゲリフォルメ(Typhonium flagelliforme)からなる群より選択される1種又は2種以上の植物の抽出物を含むことを特徴とする美白剤。
  2. トウダイグサ科(Euphorbiaceae)植物のビスコフィア ポリカルパ(Bischofia polycarpa)、ドイチアンサス トンキネンシス(Deutzianthus tonkinensis)、センダン科 (Meliaceae) 植物のシパデシア シネラセンス(Cipadessa cinerascens)、スギ科 (Taxodiaceae) 植物のクリプトメリア フォルツネイ(Cryptomeria fortunei)、サトイモ科 (Araceae) 植物のチフォニウム フラゲリフォルメ(Typhonium flagelliforme)からなる群より選択される1種又は2種以上の植物の抽出物を含むことを特徴とするメラニン生成抑制剤。
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