JP2007223271A - タイヤトレッドゴム押出用ダイス及び押出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アースゴム層によるアースの信頼度を高めることが可能なタイヤトレッドゴム押出用ダイス及び押出方法を提供する。
【解決手段】低導電性の未加硫ゴムからなるキャップトレッドゴム層TCと、そのキャップトレッドゴム層TC内にその厚さ方向に横断するようにして高導電性の未加硫ゴムからなるアースゴム層TAとを少なくとも備えた未加硫トレッドゴム層Tを押出し成形する際に使用するタイヤトレッドゴム押出用ダイス1である。このダイス1は、第1流路21を一方向に流れるアースゴム層TA用未加硫ゴムが、第1流路21と交差する方向の第2流路22を流れ、更に第2流路22と交差する方向の流路11に第2流路22の先端側から流れるようにしたもので、その第1流路21と第2流路22の先端側とが補助流路25により接続されている。 【選択図】図1

Description

本発明はタイヤトレッドゴム押出用ダイス及び押出方法に関し、さらに詳しくは、アースゴム層によるアースの信頼度を高めるようにしたタイヤトレッドゴム押出用ダイス及び押出方法に関する。
シリカを高配合したシリカ系ゴムコンパウンドでキャップトレッドゴム層を形成した空気入りタイヤは、転がり抵抗が低いため低燃費性に優れるだけでなく、ウェット路面での制動性能にも優れている。しかしその反面、電気抵抗が大きいため、路面に対するアース機能が極端に低下する。
そこで、導電性のカーボンブラック系ゴムコンパウンドからなる薄肉のアースゴム層をシリカ系ゴムコンパウンドのキャップトレッドゴム層の表面から裏面まで横断するようにして配置し、該アースゴム層から路面に車両の静電気を逃がすことで、静電気が車両に蓄積されないようにしている。
上述したアースゴム層をキャップトレッドゴム層内に配置した未加硫のトレッドゴム層を押出し成形するタイヤトレッドゴム押出用ダイスとして、アースゴム層用未加硫ゴムの流れを一方向からそれと交差する方向に変更し、更に該交差する方向と交差する方向に変更するようにしたタイプのものがある(例えば、特許文献1参照)。
このようなダイスを使用してアースゴム層をキャップトレッドゴム層内に挿入した未加硫のトレッドゴム層を上記ダイスにより押出し成形すると、図4に示すように、キャップトレッドゴム層40内のアースゴム層41が先細りの状態となったり、あるいは図5に示すように、キャップトレッドゴム層40の表面40aから裏面側に配置したアンダートレッドゴム層42までアースゴム層41が届かないケースが発生し、アースの信頼度が低いという問題があった。
特開2004−230592号公報
本発明の目的は、アースゴム層によるアースの信頼度を高めることが可能なタイヤトレッドゴム押出用ダイス及び押出方法を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のタイヤトレッドゴム押出用ダイスは、低導電性の未加硫ゴムからなるキャップトレッドゴム層と該キャップトレッドゴム層内にその厚さ方向に横断するようにして配置した高導電性の未加硫ゴムからなるアースゴム層とを少なくとも備えた未加硫トレッドゴム層を押出し成形する際に使用され、第1流路を一方向に流れるアースゴム層用未加硫ゴムが、該第1流路と交差する方向の第2流路を流れ、更に該第2流路と交差する方向の流路に前記第2流路の先端側から流れるようにしたタイヤトレッドゴム押出用ダイスにおいて、前記第1流路と前記第2流路の先端側とを補助流路により接続したことを特徴とする。
上述した本発明によれば、第1流路と第2流路22の先端側とを補助流路により接続することにより、第2流路の先端側から第2流路と交差する方向の流路に流出するアースゴム層用未加硫ゴムの流出圧力を高めることができるので、第2流路の先端側から流出するアースゴム層用未加硫ゴムを全体的に均一的な圧力で第2流路と交差する方向の流路に送り出すことができる。そのため、第2流路の先端側から流出するアースゴム層用未加硫ゴムの断面形状が安定するので、押し出された未加硫トレッドゴム層において、アースゴム層の先細りなどの発生を回避し、キャップトレッドゴム層の表面から下面までアースゴム層を確実に繋がるようにすることができ、従って、アースゴム層によるアースの信頼度を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1,2は、本発明のタイヤトレッドゴム押出用ダイスの一実施形態を示し、このダイス1は、図3に示すように、低導電性の未加硫ゴムからなるキャップトレッドゴム層TCの下側に高導電性の未加硫ゴムからなるアンダートレッドゴム層TUを配置し、該アンダートレッドゴム層TUの下側に、接着性が高い未加硫ゴムからなる接着用ゴム層TSを設け、更にキャップトレッドゴム層TCの両側に高導電性の未加硫ゴムからなるウィングチップゴム層TWを配置する一方、キャップトレッドゴム層TC内の幅方向中央部に高導電性の未加硫ゴムからなるアースゴム層TAをキャップトレッドゴム層TCの厚さ方向に横断するようにして配置した構成の未加硫トレッドゴム層Tを押出し成形する際に使用されるものであって、押出ダイ2、プレフォームダイ3、及び背面ダイ4を備えている。
押出ダイ2は、未加硫トレッドゴム層Tを押し出し成形する最後の部品であり、プレフォームダイ3の前面側に形成した凹部5に着脱自在に取り付けられている。押出ダイ2には、キャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴム、アースゴム層TA用未加硫ゴム、アンダートレッドゴム層TU用未加硫ゴム及び接着ゴム層TS用未加硫ゴムを合流させて同時に押し出すための押出用流路6が形成されている。押出ダイ2の両側には、ウィングチップゴム層TW用未加硫ゴムを押出用流路6の両側部に案内する案内路(不図示)が設けられ、押出用流路6の先端の押出口7から上記未加硫トレッドゴム層Tが押出し成形されるようになっている。
プレフォームダイ3は、キャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムの流路11とアンダートレッドゴム層TU用未加硫ゴムの流路12と接着ゴム層TS用未加硫ゴムの流路13とウィングチップゴム層TW用未加硫ゴムの流路14とを前後方向に貫通し、相互間の距離が前方に向かうにつれ徐々に接近するようになっている。キャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムの流路11の下側に、アンダートレッドゴム層TU用未加硫ゴムの流路12が形成され、この下側に接着ゴム層TS用未加硫ゴムの流路13が設けられている。
各一つ形成された流路11,12,13は、幅方向に細長い長孔になっており、押出用流路6に連通している。ウィングチップゴム層TW用未加硫ゴムの流路14は、流路11の上側で左右両側にそれぞれ一つ設けられ、押出ダイ2の案内路に接続されている。プレフォームダイ3の背面には、キャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムの流路11の入口11aを包含するように凹部15が形成され、この凹部15に背面ダイ4が着脱自在に取り付けられている。
背面ダイ4には、アースゴム層TA用未加硫ゴムが流れる第1流路21が前後方向に貫通するように形成されている。背面ダイ4の前面4aには、上下方向に延在する第2流路22が設けられている。この第2流路22は、第1流路21から上側に向けて第1流路21と交差(図では90°)する方向に延在している。
上記第2流路22は、背面ダイ4の前面4aに上下に延在し、第1流路21に連通するスリット23と、このスリット23の第1流路21と離れる側の先端側に形成した開口部24とから構成されている。この開口部24は、第2流路22の延在する方向と交差する方向(前後方向)に延在する、キャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムが流れるプレフォームダイの流路11に開口し、第2流路22の先端側からアースゴム層TA用未加硫ゴムを流路11に導くようになっている。
開口部24の開口24aは、上下を長軸とした楕円形状に形成され、スリット23より幅が広くなっており、キャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムが流れるプレフォームダイ3の流路11の上下方向に該流路11全体を横断するように延在している。その開口24aの上下延在長さLとしては、キャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムが流れるプレフォームダイ3の流路11の上下幅wより2mm以上、好ましくは4mm以上長くなるようにするのが、キャップトレッドゴム層TCの上面から下面までアースゴム層TA用未加硫ゴムをより確実に届かせるようにする上でよい。上下延在長さLの上限値は、効果の点から特に限定されるものではなく、タイス1の寸法により適宜選択することができる。
この開口部24の先端部(上側)と第1流路21との間が補助流路25により接続され、第1流路21を流れるアースゴム層TA用未加硫ゴムを補助流路25を介して第2流路22の先端側にも送れるようにしている。背面ダイ4には、更にキャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムが流れる左右の流路26,27が前後に貫通するように設けられている。左右の流路26,27は、開口24aの左右両側に開口している。
上述のように構成された本発明のタイヤトレッドゴム押出用ダイス1は、不図示のキャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムの押出機、アンダートレッドゴム層TU用未加硫ゴムの押出機、ウィングチップゴム層TW用未加硫ゴムの押出機、接着ゴム層TS用未加硫ゴムの押出機及びアースゴム層TA用未加硫ゴムの押出機の各押出口の流路端に連結され、未加硫トレッドゴム層Tが押出し成形される。すなわち、各押出機は、キャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムとアースゴム層TA用未加硫ゴムを背面ダイ4の流路26,27と第1流路21に、またアンダートレッドゴム層TU用未加硫ゴムと接着ゴム層TS用未加硫ゴム、及びウィングチップゴム層TW用未加硫ゴムをプレフォームダイ3の流路12,13,14に供給するように連結される。
このようにアースゴム層TA用未加硫ゴムの押出機を独立して設け、それを背面ダイ4の第1流路21に接続するようにするのが、圧力コントロールを単独で行うことができるので好ましいが、高導電性の未加硫ゴムからなるアンダートレッドゴム層TU用未加硫ゴムやウィングチップゴム層TW用未加硫ゴムの押出機を背面ダイ4の第1流路21に接続し、兼用させるようにしてもよい。
各押出機を運転すると、アンダートレッドゴム層TU用未加硫ゴムと接着ゴム層TS用未加硫ゴム、及びウィングチップゴム層TW用未加硫ゴムは、そのままプレフォームダイ2の流路12,13,14に流入するが、キャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムは、背面ダイ4の流路26,27を経てプレフォームダイ3の流路11に流入する。他方、アースゴム層TA用未加硫ゴムは、背面ダイ4の第1流路21に流入し、次いで第2流路22と補助流路25を経て開口部24に達し、その開口24aからプレフォームダイ3の流路11内にストリップ状に流出(吐出)する。
この際に、補助流路25がないと、開口部24の先端側の吐出圧力が小さくなるので、プレフォームダイ3の流路11内に流入するストリップ状のアースゴム層TA用未加硫ゴムの断面形状が、上側が細くなる図4や上面まで繋がっていない図5に示す形状になるが、補助流路25を設けた本発明では、補助流路25を開口部24の先端側に連通することで、開口部24の先端側の流出(吐出)圧力が高くなるので、図3に示すような断面略矩形状を有するストリップ状のアースゴム層TA用未加硫ゴムが開口24aから吐出され流路11内に流入する。
流路11内に流入したストリップ状のアースゴム層TA用未加硫ゴムの両側面に、左右の流路26,27から流れ込んだキャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムが左右から挟むように合流し、その合流状態で暫くプレフォームダイ3の流路21を流動しながら複合状態を安定させて押出ダイ2に至る。
プレフォームダイ3の流路11,12,13,14を流動してきた未加硫ゴムは、押出ダイ2の押出用流路6で一体に合流し、押出口7から図3に示すような断面形状の未加硫トレッドゴム層Tが押出し成形される。このようにキャップトレッドゴム層TC用未加硫ゴムとアースゴム層TA用未加硫ゴムとをプレフォームダイ3で先に合流させてから、その下側に配置するアンダートレッドゴム層TU用未加硫ゴムを押出ダイ2で合流させることで、アンダートレッドゴム層TU用未加硫ゴムの持ち上がりによるボリューム変化を発生させないようにしている。
上述した本発明によれば、第1流路21と第2流路22の先端側とを補助流路25により接続することにより、第2流路22の先端側の流出圧力を高めることができるので、第2流路22の先端側から流路11に流出するアースゴム層TA用未加硫ゴムを全体的に均一的な圧力で流路11に送り出すことができる。その結果、第2流路22の開口24aから流路11に流出するアースゴム層TA用未加硫ゴムの断面形状が安定するので、アースゴム層TAの先細りなどの発生を回避し、キャップトレッドゴム層TCの表面から下面までアースゴム層TCが安定して確実に繋がるようになる。従って、アースゴム層TCによるアースの信頼度を高めることが可能になる。
また、ダイス1を一体に構成せずに、押出ダイ2、プレフォームダイ3及び背面ダイ4から構成し、これらを組み合わせてダイス1を構成することで、ダイス1のクリーニングの際に分解して行うことができるので、ダイス1の保守管理作業を容易にすることができる。
本発明において、上記実施形態では、キャップトレッドゴム層TC、アンダートレッドゴム層TU、接着用ゴム層TS、ウィングチップゴム層TW及びアースゴム層TAからなる未加硫トレッドゴム層Tを押出し成形する際に使用するダイス1を例示したが、これに限定されず、キャップトレッドゴム層TC、アンダートレッドゴム層TU及びアースゴム層TAからなる未加硫トレッドゴム層Tを押出し成形する際に使用するダイスであってもよく、上述したキャップトレッドゴム層TCとアースゴム層TAとを少なくとも備えた未加硫トレッドゴム層を押出し成形する際に使用されるタイスであればよい。
また、背面ダイ4を上述した構成にしてコンパクトにしたが、必要に応じて、アンダートレッドゴム層TU用未加硫ゴムが流れる流路や接着ゴム層TS用未加硫ゴムが流れる流路などを形成した構成にしもよい。また、上記背面ダイ4は、第1流路21から上側に第2流路22が延びる構成にしたが、第1流路21を上側に形成し、そこから下側に第2流路22が延びるような構成であってよい。
なお、本発明でいう低導電性の未加硫ゴムとは、主成分としてシリカを高配合したシリカ系ゴムコンパウンドなどであり、加硫後のゴムの電気抵抗値が109 Ωcm以上、好ましくは1010Ωcm以上の場合をいう。また、高導電性の未加硫ゴムとは、従来のレギュラータイヤに使用されている、主成分としてカーボンブラックを高配合したカーボンブラック系ゴムコンパウンドなどであり、加硫後のゴムの電気抵抗値が低導電性の未加硫ゴムより低い場合をいう。
本発明のタイヤトレッドゴム押出用ダイスの一実施形態を示す断面図である。 背面ダイの正面図である。 図1のタイヤトレッドゴム押出用ダイスを用いて押出し成形した未加硫トレッドゴム層の断面図である。 従来のタイヤトレッドゴム押出用ダイスを用いて押出し成形した未加硫トレッドゴム層の一例を示す断面図である。 従来のタイヤトレッドゴム押出用ダイスを用いて押出し成形した未加硫トレッドゴム層の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 タイヤトレッドゴム押出用ダイス
2 押出ダイ
3 プレフォームダイ
4 背面ダイ
4a 前面
6 押出用流路
11,12 流路
21 第1流路
22 第2流路
23 スリット
24 開口部
24a 開口
25 補助流路
25,26 流路
L 開口の上下延在長さ
T 未加硫トレッドゴム層
TA アースゴム層
TC キャップトレッドゴム層
TU アンダートレッドゴム層
w 上下幅

Claims (8)

  1. 低導電性の未加硫ゴムからなるキャップトレッドゴム層と該キャップトレッドゴム層内にその厚さ方向に横断するようにして配置した高導電性の未加硫ゴムからなるアースゴム層とを少なくとも備えた未加硫トレッドゴム層を押出し成形する際に使用され、第1流路を一方向に流れるアースゴム層用未加硫ゴムが、該第1流路と交差する方向の第2流路を流れ、更に該第2流路と交差する方向の流路に前記第2流路の先端側から流れるようにしたタイヤトレッドゴム押出用ダイスにおいて、前記第1流路と前記第2流路の先端側とを補助流路により接続したタイヤトレッドゴム押出用ダイス。
  2. 第2流路と交差する方向の前記流路をキャップトレッドゴム層用未加硫ゴムが流れる流路として設けたプレフォームダイの前面側に、前記未加硫トレッドゴム層を押出し成形する押出ダイを設ける一方、前記プレフォームダイの前記押出ダイとは反対側の背面側に、前記第1流路、第2流路及び補助流路を設けた背面ダイを配置した請求項1に記載のタイヤトレッドゴム押出用ダイス。
  3. 前記第2流路を、前記背面ダイの前面に上下に延在し、前記第1流路に連通するスリットと、該スリットの前記第1流路と離れる側の先端側に形成した開口部とから構成し、該開口部を前記キャップトレッドゴム層用未加硫ゴムが流れるプレフォームダイの流路に開口した請求項2に記載のタイヤトレッドゴム押出用ダイス。
  4. 前記開口部の先端部に前記補助流路を接続した請求項3に記載のタイヤトレッドゴム押出用ダイス。
  5. 前記開口部の開口は前記キャップトレッドゴム層用未加硫ゴムが流れるプレフォームダイの流路の上下方向に該流路を横断するように延在し、該開口の上下延在長さを前記キャップトレッドゴム層用未加硫ゴムが流れるプレフォームダイの流路の上下幅より2mm以上長くした請求項3または4に記載のタイヤトレッドゴム押出用ダイス。
  6. 前記背面ダイに、前記開口部の開口の左右両側に開口するようにして、キャップトレッドゴム層用未加硫ゴムが流れる左右の流路を設けた請求項3,4または5に記載のタイヤトレッドゴム押出用ダイス。
  7. 前記未加硫トレッドゴム層が更に高導電性の未加硫ゴムからなるアンダートレッドゴム層を前記キャップトレッドゴム層の下側に有し、前記プレフォームダイにアンダートレッドゴム層用未加硫ゴムが流れる流路を前記キャップトレッドゴム層用未加硫ゴムが流れる流路の下側に形成し、前記押出ダイに前記キャップトレッドゴム層用未加硫ゴム、アースゴム層用未加硫ゴム及びアンダートレッドゴム層用未加硫ゴムを合流させて同時に押し出すための押出用流路を前記プレフォームダイの両流路に連通させて形成した請求項2乃至6のいずれか1項に記載のタイヤトレッドゴム押出用ダイス。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のタイヤトレッドゴム押出用ダイスを使用して、未加硫トレッドゴム層を押出し成形するタイヤトレッドゴム押出方法。
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