JP2005014403A - タイヤ用トレッドゴムの成形装置 - Google Patents

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【課題】非導電性キャップトレッド用未加硫ゴムに導電性アンダートレッド用未加硫ゴムの一部をアース用ゴムとして挿入したタイヤ用トレッドゴムを既存の成形装置に簡単に改造するだけで成形可能にする。
【解決手段】プレフォームダイ2に少なくとも導電性のアンダートレッド用未加硫ゴムUTの流路と非導電性のキャップトレッド用未加硫ゴムCTの流路とを並設し、該プレフォームダイの吐出側に押出ダイ1を装着し、該押出ダイ1を押出口6を挟んで少なくとも上ダイス3と下ダイス4とから構成した成形装置において、前記下ダイス4に、前記押出口6を左右に二分する分割ブロック9を設けると共に、該分割ブロック9に前後に貫通する連通孔14を設けた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤ用トレッドゴムの成形装置に関し、さらに詳しくは、非導電性ゴムでキャップトレッドを形成したタイヤ用トレッドゴムに導電性のアース用ゴムを挿入する場合、既存の成形装置に簡単な改造を加えるだけで成形を可能にするタイヤ用トレッドゴムの成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリカを高配合したシリカ系ゴムコンパウンドでトレッドを形成した空気入りタイヤは、転がり抵抗が低いため低燃費性に優れるだけでなく、ウェット路面での制動性能にも優れていることで注目されている。しかし、シリカ系ゴムコンパウンドは、上記のような利点を有する反面で、従来のカーボンブラック系ゴムコンパウンドに比べて電気抵抗が大きいため、路面に対するアース機能が極端に低いという特性がある。そのため車両に静電気を蓄積しやすく、その蓄積した静電気によりカーラジオにノイズ障害を起こしたり、スパーク現象を発生して火災を引き起こすなどの問題が懸念されている。
【0003】
このような問題の解決策として、導電性のカーボンブラック系ゴムコンパウンドを、シリカ系ゴムコンパウンドのキャップトレッドに対して、薄肉のアース用ゴム層としてトレッド表面からアンダートレッドまで挿入することにより、車両に静電気が蓄積されないようにする技術が多数提案されている。また、このようなアース用ゴムを挿入したタイヤ用トレッドゴムを低コストで製造可能にする設備として、既存のトレッドゴム成形装置を簡単に改造するだけで、導電性のカーボンブラック系ゴムコンパウンドからなるアンダートレッド用未加硫ゴム又はウィングチップ用未加硫ゴムの一部を非導電性のキャップトレッド内にアース用ゴムとして挿入するようにした提案がある(特許文献1、特許文献2など)。
【0004】
上記タイヤ用トレッドゴムの成形装置は、押出ダイの直前の位置にミニインサートブロックを嵌め込み、このミニインサートブロックにアンダートレッド用未加硫ゴム又はウィングチップ用未加硫ゴムの一部を分流させ、非導電性キャップトレッドの中央部に誘導し、薄肉のアース用ゴムとして割り込ませる構造になっている。
【0005】
しかし、押出ダイ直前の狭いスペースにミニインサートブロックを挿入するため構造が複雑化し、その複雑化のため押出ヘッドを定期的に分解洗浄するときの分解や再組立に手間がかかり、保守管理作業が著しく煩雑になるという問題があった。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−240081号公報
【特許文献2】
特開平11−262944号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、非導電性キャップトレッド用未加硫ゴムに導電性アンダートレッド用未加硫ゴムの一部をアース用ゴムとして挿入したタイヤ用トレッドゴムを成形する場合、既存の成形装置に簡単な改造を加えるだけで成形可能にすると共に、保守管理の容易にしたタイヤ用トレッドゴムの成形装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のタイヤ用トレッドゴムの成形装置は、プレフォームダイに少なくとも導電性のアンダートレッド用未加硫ゴムUTの流路と非導電性のキャップトレッド用未加硫ゴムCTの流路とを並設し、該プレフォームダイの吐出側に押出ダイを装着し、該押出ダイを押出口を挟んで少なくとも上下に配置した上ダイス及び下ダイスとから構成し、該押出ダイから前記未加硫ゴムUT、CTを一体のタイヤ用トレッドゴムとして押し出す成形装置において、
前記下ダイスに、前記押出口を左右に二分する分割ブロックを設けると共に、該分割ブロックに前記押出口の前後に貫通する連通孔を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
このように下ダイスに押出口を左右に二分する分割ブロックを設け、この分割ブロックに押出口の前後に貫通する連通孔を設けたことにより、プリフォームダイには何ら変更を加えることなく、押出ダイの簡単な加工だけで、非導電性のキャップトレッド用未加硫ゴムCTを分割ブロックで左右に分離し、その間に導電性のアンダートレッド用未加硫ゴムUTの一部を注入してアース用ゴムをもつタイヤ用トレッドゴムを得ることができる。
【0010】
しかも、既存の押出ダイの構成部品である下ダイスに、外形サイズを殆ど変えることなく分割ブロックを組み付けるだけでよいので、既存の装置の場合と実質的に同じ操作で上下ダイスの組み付けをすることができ、分解掃除などの際の分解や再組立作業を簡単にし、かつ保守管理作業を容易にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明において非導電性とは、加硫後のゴムの電気抵抗値が10Ωcm以上である場合をいい、好ましくは1010Ωcm以上の場合をいう。本発明では、かかる非導電性ゴムをキャップトレッド用未加硫ゴムとして使用する。また、このような非導電性のキャップトレッド用未加硫ゴムとしては、主成分としてシリカを高配合したシリカ系ゴムコンパウンドを好ましく使用することができる。シリカ系ゴムコンパウンドは、トレッドゴムに使用した場合、空気入りタイヤの転がり抵抗を低減して燃料消費率を下げることができ、また、ゴム硬度が下がり路面に対する凝着摩擦力が増大するため、特にウェット路面での制動性能を向上することができる。
【0012】
これに対して導電性とは、加硫後のゴムの電気抵抗値が1010Ωcm未満の場合をいい、好ましくは10Ωcm未満の場合をいう。本発明では、かかる導電性ゴムをアンダートレッド用未加硫ゴムとして使用する。また、ウィングチップ用未加硫ゴムとしても使用する。この導電性未加硫ゴムとしては、従来のレギュラータイヤに使用されている、主成分としてカーボンブラックを高配合したカーボンブラック系ゴムコンパウンドが好ましく使用される。カーボンブラック系ゴムコンパウンドは導電性であるため、シリカ系ゴムコンパウンドのような静電気を車両に蓄積する問題はない。
【0013】
本発明では、上記導電性アンダートレッド用未加硫ゴムの一部を、アース用ゴムとして利用するようにしたことを特徴とする。
【0014】
以下、図に示す実施例を参照して本発明を具体的に説明する。
【0015】
図1及び図2は、本発明のタイヤ用トレッドゴム成形装置を例示したものであり、図1は押出ダイ側(前面側)から見たときの分解斜視図、図2はその反対側の背面側から見たときの分解斜視図である。
【0016】
図1,2において、1は押出ダイ、2はプレフォームダイであり、これらが一体に組み立てられるようになっている。押出ダイ1は、タイヤ用トレッドゴムTを最後に押し出す部品であり、上ダイス3と下ダイス4と中ダイス5の三部品から構成され、プレフォームダイ2の前壁に形成した凹部24に嵌め込まれるようになっている。
【0017】
プレフォームダイ2には、いずれも偏平断面からなるアンダートレッド用未加硫ゴムUTの流路21とキャップトレッド用未加硫ゴムCTの流路22とウィングチップ用未加硫ゴムWTの流路23とが前後方向に貫通し、相互間の距離が前方に向かうにつれ徐々に接近するようになっている。このうちウィングチップ用未加硫ゴムWTの流路23は、左右両側に二つ設けられている。これら流路21,22,23を介して、導電性のアンダートレッド用未加硫ゴムUT、非導電性のキャップトレッド用未加硫ゴムCT及び導電性のウィングチップ用未加硫ゴムWTがプレフォームダイ2の背部から押出ダイ1側へ供給される。
【0018】
押出ダイ1は、図3〜図5(A),(B)に詳細を示すように、プレート状の上ダイス3の背面にプレート状の中ダイス5が嵌め込まれ、その上ダイス3にプレート状の下ダイス4がボルト7により一体に連結されており、組立後も押出ダイ1が全体としてプレート状の長方形をなすようになっている。このように個々の部品がプレート状であり、組立後も略同一幅のプレート状であることにより、取り扱いやすくなり、保守管理が容易になっている。
【0019】
中ダイス5が嵌め込まれた上ダイス3と下ダイス4との間に押出口6が形成され、この押出口6からタイヤ用トレッドゴムTが押し出される。下ダイス4には、押出口6に対応する部分に傾斜面8が形成され、キャップトレッド用未加硫ゴムCTとアンダートレッド用未加硫ゴムUTとが押出口6で円滑に合流するようになっている。
【0020】
中ダイス5の背面(未加硫ゴムの流入側)には、左右両側にそれぞれウィングチップ用未加硫ゴムWTを受け入れる流入口10,10が設けられている。この流入口10は中ダイス5の背面から前面側へ貫通し、さらに案内溝11を介して押出口6の端部へ連通し、流入口10に流入したウィングチップ用未加硫ゴムWTをタイヤ用トレッドゴムの両翼に積層させるようにしている。
【0021】
また、中ダイス5の背面側には、各流入口10の左右両側にそれぞれ中央側に延びる案内溝12と外側に延びる案内溝13とが設けられている。これら案内溝12,13に受け入れられたウィングチップ用未加硫ゴムWTは、流入口10へ集められて押出口6の端部へ供給される。
【0022】
上記下ダイス4の中央には分割ブロック9が嵌め込まれ、この分割ブロック9は、上端部を突出させて押出口6の上面に接当させて、その押出口6を左右に二分している。したがって、分割ブロック9は、押出口6で上下に重なるキャップトレッド用未加硫ゴムCTとアンダートレッド用未加硫ゴムUTとの積層体を一時的に左右に分割するようになっている。
【0023】
さらに、分割ブロック9には、前後に貫通する連通孔14が設けられている。その連通孔14の入口側は、下ダイス4の傾斜面8に対応する高さ(位置)で開口し、アンダートレッド用未加硫ゴムUTの一部を流入するようになっている。連通孔14は吐出方向へ斜め上方へ傾斜し、その出口側を押出口6に開口している。その押出口6の出口側は押出口6を高さ方向にほぼ横断している。したがって、連通孔14から押出口6に吐出したアンダートレッド用未加硫ゴムUTは、分割ブロック9により左右に二分されたキャップトレッド用未加硫ゴムCTとアンダートレッド用未加硫ゴムUTとの積層体の間に挟まれ、その状態で押出口6から図8に示すような横断面形状になって吐出される。
【0024】
本発明において、分割ブロック9の形状としては、上述した直方体にするほか、図7に示す実施形態のように、その横幅を押出方向にテーパー状に縮小することが好ましい。このような形状にすることにより、分割ブロック9で分割した積層体ゴムの合流を円滑に行なうことができる。また、分割ブロック9に設ける連通孔14の横断面積は、押出方向に向けて順次縮小するように形成することが好ましい。このような連通孔14によれば、アンダートレッド用未加硫ゴムUTを圧縮しながら強制吐出するので、アースゴムの途切れを生じない高品質のトレッドゴムを成形することができる。
ムの成形装置。
【0025】
本発明の成形装置は、上述のようにアンダートレッド用未加硫ゴムUTをアース用ゴムとして挿入したトレッドゴムを、僅か20mm程度の厚みの押出ダイ3だけで複合成形する。このようにして得られる薄肉のアース用ゴムの幅としては、0.1〜2mmの範囲にすることが好ましい。また、このような薄肉のアース用ゴムを成形するため、上述した連通孔14の幅としては、0.5〜10mmの範囲にするのがよい。
【0026】
上述のように構成された本発明の成形装置は、不図示の非導電性キャップトレッド用未加硫ゴムCTの押出機、導電性アンダートレッド用未加硫ゴムUTの押出機及び導電性ウィングチップ用未加硫ゴムWTの押出機の各押出端の流路に連結されて、タイヤ用トレッドゴムの製造に供される。すなわち、各押出機はプレフォームダイ2の流路21,22,23の入り口に対して、それぞれアンダートレッド用未加硫ゴムUT、キャップトレッド用未加硫ゴムCT、ウィングチップ用未加硫ゴムWTを供給するように連結される。
【0027】
各押出機を運転すると、各押出機からプレフォームダイ2の前端まで供給された各未加硫ゴムは、アンダートレッド用未加硫ゴムUTとキャップトレッド用未加硫ゴムCTとが重なって押出口6に侵入するが、その積層体ゴムCT/UTは分割ブロック9により左右に分離される。また、ウィングチップ用未加硫ゴムWTは、流入口10に流入したものが案内路11を経て、上記のように重なった積層体ゴムCT/UTの両端部に接合される。また、アンダートレッド用未加硫ゴムUTの一部が分割ブロック9の連通孔14を介して、分割ブロック9に二分された積層該体ゴムCT/UTのの間に挟まれるように複合し、その複合状態で押出口6からタイヤ用トレッドゴムになって押し出される。
【0028】
押し出されたタイヤ用トレッドゴムTは、図8に示すように、キャップトレッド用未加硫ゴムCTとアンダートレッド用未加硫ゴムUTとを上下に積層すると共に、その両翼にウィングチップ用未加硫ゴムWT,WTを積層し、さらに、キャップトレッド用未加硫ゴムCTの略中央部に、薄肉のアンダートレッド用未加硫ゴムUTをトレッド表面からアンダートレッド用未加硫ゴムUTまで貫通させ、かつ長手方向(タイヤ周方向)に延長した構造になっている。中央部の薄肉ゴムは、タイヤに成形されたのちアース用ゴムとして機能する。
【0029】
上述したように本発明のタイヤ用トレッドゴム成形装置では、下ダイスに押出口を左右に二分する分割ブロックと、その分割ブロックに連通孔を形成するだけで、非導電性のキャップトレッド用未加硫ゴムCTを左右に分離して、その間に導電性のアンダートレッド用未加硫ゴムUTの一部を注入してアース用ゴムを形成したタイヤ用トレッドゴムを得ることができる。
【0030】
しかも、既存の押出ダイの構成部品である下ダイスに、外形サイズを殆ど変えることなく分割ブロックを加工するだけでよいため、既存の装置の場合と実質的に同じ操作で上ダイス及び下ダイスに組み付けができ、分解掃除などの際の分解や再組立が簡単になり、保守管理作業を容易にすることができる。
【0031】
また、本発明のタイヤ用トレッドゴム成形装置は、既存の成形装置の押出ダイの下ダイスを実質的に原形を保ったまま分割ブロックを組み込むだけの改造であるため、その下ダイスとして、分割ブロックを設けていない既存の下ダイスと交換可能にしておけば、従来のレギュラータイヤ用トレッドゴム成形装置としても利用することが可能になる。
【0032】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、下ダイスに押出口を左右に二分する分割ブロックを設け、この分割ブロックに押出口の前後に貫通する連通孔を設けたことにより、プリフォームダイには何ら変更を加えることなく、押出ダイの簡単な加工だけで、非導電性のキャップトレッド用未加硫ゴムCTを分割ブロックで左右に分離し、その間に導電性のアンダートレッド用未加硫ゴムUTの一部を注入してアース用ゴムをもつタイヤ用トレッドゴムを得ることができる。
【0033】
しかも、既存の押出ダイの構成部品である下ダイスに、外形サイズを殆ど変えることなく分割ブロックを組み付けるだけでよいので、既存の装置の場合と実質的に同じ操作で上下ダイスの組み付けをすることができ、分解掃除などの際の分解や再組立作業を簡単にし、かつ保守管理作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ用トレッドゴム成形装置を押出ダイ側(前面側)から見たときの分解斜視図である。
【図2】図1のタイヤ用トレッドゴム成形装置を反対側の背面側から見たときの分解斜視図である。
【図3】本発明の成形装置を構成する押出ダイの前面図(正面図)である。
【図4】図3の押出ダイの背面図である。
【図5】(A)は図4におけるX−X矢視図、(B)は図4におけるY−Y矢視図である。
【図6】図3及び4の押出ダイの下ダイスだけを取り出した斜視図である。
【図7】下ダイスに設けた分割ブロックの他の実施形態を示す斜視図である。
【図8】本発明の成形装置で成形されたタイヤ用トレッドゴムの横断面図である。
【符号の説明】
1 押出ダイ
2 プレフォームダイ
3 上ダイス
4 下ダイス
5 中ダイス
6 押出口
9 分割ブロック
14 連通孔
21(アンダートレッド用未加硫ゴムUTの)流路
22(キャップトレッド用未加硫ゴムCTの)流路
23(ウィングチップ用未加硫ゴムWTの)流路
UT アンダートレッド用未加硫ゴム
CT キャップトレッド用未加硫ゴム
WT ウィングチップ用未加硫ゴム

Claims (6)

  1. プレフォームダイに少なくとも導電性のアンダートレッド用未加硫ゴムUTの流路と非導電性のキャップトレッド用未加硫ゴムCTの流路とを並設し、該プレフォームダイの吐出側に押出ダイを装着し、該押出ダイを押出口を挟んで少なくとも上下に配置した上ダイス及び下ダイスとから構成し、該押出ダイから前記未加硫ゴムUT、CTを一体のタイヤ用トレッドゴムとして押し出す成形装置において、
    前記下ダイスに、前記押出口を左右に二分する分割ブロックを設けると共に、該分割ブロックに前記押出口の前後に貫通する連通孔を設けたタイヤ用トレッドゴムの成形装置。
  2. 前記分割ブロック内の連通孔の横断面積を押出方向に縮小するように形成した請求項1に記載のタイヤ用トレッドゴムの成形装置。
  3. 前記分割ブロックの横幅を押出方向に縮小するように形成した請求項1又は2に記載のタイヤ用トレッドゴムの成形装置。
  4. 前記プレフォームダイの左右両側に、導電性のウィングチップ用未加硫ゴムWTの流路を併設した請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ用トレッドゴムの成形装置。
  5. 前記押出ダイを、上下に配置した上ダイス及び下ダイスと共に、前記左右のウィングチップ用未加硫ゴムWTを流入して前記押出口の両端部に誘導する案内路を有する中ダイスを組み付けて構成した請求項4に記載のタイヤ用トレッドゴムの成形装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の成形装置を使用し、前記アンダートレッド用未加硫ゴムUTの一部を、前記キャップトレッド未加硫ゴムCTのタイヤ幅方向中間に薄肉のアース用ゴムとして厚さ方向に貫通するように挿入するタイヤ用トレッドゴムの製造方法。
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