JP2000343580A - タイヤ用トレッドの押出し成形方法および装置 - Google Patents

タイヤ用トレッドの押出し成形方法および装置

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JP2000343580A
JP2000343580A JP11162328A JP16232899A JP2000343580A JP 2000343580 A JP2000343580 A JP 2000343580A JP 11162328 A JP11162328 A JP 11162328A JP 16232899 A JP16232899 A JP 16232899A JP 2000343580 A JP2000343580 A JP 2000343580A
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conductive
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tire
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/52Unvulcanised treads, e.g. on used tyres; Retreading
    • B29D2030/526Unvulcanised treads, e.g. on used tyres; Retreading the tread comprising means for discharging the electrostatic charge, e.g. conductive elements or portions having conductivity higher than the tread rubber

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  • Tyre Moulding (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤの帯電防止を図るための断面略煙突状
の貫通導電部を備えるタイヤ用トレッドを押出し成形に
より容易に効率よく製造できるようにする。 【解決手段】 最終形状に対応する押出口21を有する
口金20の上流側に、導電性ゴム用の成形路12,13
と、非導電性ゴム用の成形路11とを有するプレフォー
ムダイ10を備える押出し成形装置により、導電性ゴム
および非導電性ゴムを成形路11,12,13を通して
押出し成形する際、導電性ゴムのベース層と貫通導電部
とを一体にプレ成形して押出すとともに、非導電性ゴム
のキャップ層を、前記ベース層および貫通導電部に対し
て最終形状に近い配置でプレ成形して押出し、押出され
た各部を接合して最終形状に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非導電性ゴムと導
電性ゴムとよりなる空気入りタイヤに使用するタイヤ用
トレッドの押出し成形方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】車両にお
ける空気入りタイヤが非導電性(絶縁性)の場合、車体
に静電気が溜り易くなる。このような静電気の蓄積は、
火花放電を発生させたり、カーラジオ等の電子部品に悪
影響を与えるおそれがあり、また人体にアースされるこ
とで不快感を生じさせる等の問題がある。そのため、通
常は、静電気をタイヤを通じて路面にアースできるよう
にタイヤ自体が適度の導電性を有している。タイヤとし
ての導電性は、タイヤに使用するゴム組成物において大
量のカーボンブラックを充填剤として配合することによ
り得られる。
【0003】近年、要求されるタイヤの性能や特性、例
えば耐摩耗性、低燃費性および耐ウェット性等の向上の
ために、充填剤としてカーボンに代えてシリカ等を高い
比率で配合した特殊配合の材料を使用することが開発さ
れている。この場合、前記のメリットがある反面、タイ
ヤとしての導電性が得られず、帯電し易いという問題が
ある。
【0004】これを解決するために、前記のシリカ充填
度の高いゴム配合等による高い電気抵抗を示す非導電性
ゴムを用いるタイヤにおいては、電気抵抗対策として、
カーボンブラック等を多く含む電気抵抗が低い導電性ゴ
ムをベース層として、その一部を非導電性ゴムよりなる
タイヤ踏面側のキャップ層を貫通してトレッド踏面に露
出させた断面略煙突状の貫通導電部を設けることが提案
されている。
【0005】これは、電気抵抗の高い非導電性ゴムをキ
ャップ層とし、一部に電気抵抗の低い導電性ゴムを露出
させることで、シリカ充填剤等を配合したことによる特
性を確保しながら、同時に導電性も確保し、アースする
ことにより帯電を防止するものである。
【0006】従来、前記のように導電性ゴムよりなるベ
ース層から非導電性ゴムのキャップ層を貫通して踏面に
露出させる構造にするための手段として、非導電性ゴム
のキャップ層を左右に分離し、その隙間に導電性ゴムを
挿入した後、左右の非導電性ゴムを導電性ゴムと再密着
させる方法(例えば特開平11−42719号公報)、
あるいは、押出し成形装置の口金の上流側にプレフォー
ムダイを設けておき、このダイの一部の形状を工夫し、
導電性ゴムと非導電性ゴムとの押出し圧力差によって、
導電性ゴムの一部を前記のように断面略煙突状に形成す
る方法(特開平10−323916号公報)等が提案さ
れている。
【0007】しかしかながら、前者は、押出されたゴム
層を切り開き、導電性ゴムを挿入した後、再度切開いた
個所を閉じ密着させるという極めて非効率的な作業が必
要である。また後者の場合は、押出し圧力差によって貫
通導電部を形成するために、日々の押出材料の物性の変
動により、圧力調整が微妙で難しく、均一な押出し成形
品を得にくいという問題がある。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、タイヤの帯電防止を図るために開発された断面略煙
突状の貫通導電部を備えるタイヤ用トレッドを効率よく
製造するめたの押出し成形方法と押出し成形装置を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、タイヤ
踏面側の非導電性ゴムよりなるキャップ層と、該キャッ
プ層の内側に配された導電性ゴムよりなるベース層と、
該ベース層から連続して前記キャップ層を貫通しタイヤ
踏面に露出する貫通導電部とを備えてなるタイヤ用トレ
ッドを押出し成形する方法において、上記の課題を解決
するための手段として、最終形状に対応する押出口を有
する口金の上流側にプレフォームダイを備える押出し成
形装置により、導電性ゴムおよび非導電性ゴムを前記プ
レフォームダイに有する成形路を通して押出し成形する
際、導電性ゴムよりなるベース層と貫通導電部とを一体
にプレ成形(予備成形、本発明ではプレ成形という)し
て押出すとともに、非導電性ゴムよりなるキャップ層
を、前記ベース層および貫通導電部に対して最終形状に
近い配置でプレ成形して押出し、押出された各部を接合
して最終形状に成形することを特徴とする。
【0010】これにより、成形物を切開いた後で再密着
させる面倒な作業を要さず、通常の押出し成形によっ
て、非導電性ゴムのキャップ層を貫通する任意の形状の
貫通導電部を確実に形成できる。特に各ゴム部を最終形
状に近い配置でプレ成形して押出し接合するので、貫通
導電部の横方向の厚みが比較的薄いものでも切断のおそ
れなく成形できる。それゆえ、非導電性ゴムのキャップ
層と、導電性ゴムのベース層および該ベース層から延び
て踏面に露出する貫通導電部とを備えるタイヤ用トレッ
ドを、押出し成形により効率よく製造できる。
【0011】前記の押出し成形方法において、前記プレ
フォームダイの導電性ゴム用成形路の口金側の開口よ
り、ベース層とその一部より上方に延びる貫通導電部と
を一体にプレ成形して押出すとともに、非導電性ゴム用
の成形路の開口より、キャップ層をベース層の上方の前
記貫通導電部の両側に分離して最終形状に近い配置でプ
レ成形して押出しながら、口金に至るまでに前記ベース
層と貫通導電部とに接合することができる。これによ
り、押出された各部が接合一体化した状態で口金の押出
口を通過することになり、複数のゴム部よりなるもので
あっても問題なく最終形状に成形できる。この場合にお
いて、前記貫通導電部を複数形成することもできる。
【0012】また、前記の押出し成形方法において、導
電性ゴムよりなる前記ベース層と貫通導電部、および非
導電性ゴムよりなるキャップ層とともに、トレッド両端
部の導電性ゴムよりなるストリップゴム層を最終形状に
近い配置でプレ成形して押出し、押出された各ゴム層を
接合して最終形状に成形することができる。これによ
り、断面略煙突状の貫通導電部とともにトレッド両側端
部に導電性ゴムのストリップゴム層を有するタイヤ用ト
レッドを容易に押出し成形することができる。
【0013】請求項4の発明は、上記のタイヤ用トレッ
ドの押出し成形方法を実施する押出し成形装置であっ
て、最終形状に対応する押出口を有する口金の上流側
に、前記ベース層および貫通導電部を一体にプレ成形す
る導電性ゴム用の成形路と、前記キャップ層をプレ成形
する非導電性ゴム用の成形路とを有するプレフォームダ
イを備えてなり、前記導電性ゴム用成形路の口金側の開
口が、ベース層用開口と、その一部より上方に延びた貫
通導電部用開口とよりなり、非導電性ゴム用成形路の開
口が、前記ベース層用開口の上方において前記貫通導電
部用開口の両側に分離して最終形状に近い配置で形成さ
れてなることを特徴とする。この押出し成形装置によ
り、上記した本発明の押出し成形方法を容易に実施でき
る。
【0014】前記の押出し成形装置において、導電性ゴ
ム用成形路の口金側における前記貫通導電部用開口と、
その両側の非導電性ゴム用成形路の口金側の開口との間
の寸法が5mm以下、前記貫通導電部用開口の横幅寸法
が0.3〜5.0mmであるものが好ましい。
【0015】また、前記プレフォームダイの口金側にお
いて、導電性ゴム用の成形路および非導電性ゴム用の成
形路が一つに集合して大きな開口が形成されてなるもの
が好ましい。これにより、各成形路より押出される各部
が相互に接合されて口金の押出口より押出されることに
より成形される。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基いて押出し成形装置とともに説明する。
【0017】図1および図2は、それぞれ本発明により
押出し成形する製造対象のタイヤ用トレッドを例示する
断面斜視図である。図3は押出し成形装置に装備するプ
レフォームダイの正面図であり、押出し成形装置の成形
ヘッドおよび口金を分離して鎖線で示している。図4〜
図6はプレフォームダイの断面図である。
【0018】図1のタイヤ用トレッド(T)は、タイヤ
踏面側の非導電性ゴムよりなるキャップ層(1)と、該
キャップ層(1)の内側に配された導電性ゴムよりなる
ベース層(2)と、該ベース層(2)から連続して前記
キャップ層(1)を貫通しタイヤ踏面において露出する
トレッド長手方向の壁状をなす貫通導電部(3)とより
なる。この貫通導電部(3)の位置や数はタイヤに応じ
て決定される。
【0019】なお、前記の非導電性ゴムとは、例えばシ
リカ配合量の多いゴム配合による電気抵抗値が100M
Ω・cmを越える非導電性のゴムをいい、また前記の導
電性ゴムとは、主としてカーボンの配合量の多いゴム配
合による電気抵抗値が100MΩ・cm以下の導電性の
ゴムをいう。
【0020】図2のタイヤ用トレッド(T)は、前記の
構成に加えて、トレッド両側端部にストリップゴム層
(4)(4)を有している。このストリップゴム層
(4)は、通常、前記ベース層(2)の導電性ゴムとは
ゴム配合を異にする導電性のゴムよりなる。
【0021】上記のタイヤ用トレッド(T)の押出し成
形方法の実施に使用する押出し成形装置については、押
出し機構等の基本的な構成は従来公知の押出し成形装置
と同じであるので、その詳細な説明は省略するが、特に
本発明の場合、図3〜図6に示すように、タイヤ用トレ
ッド(T)の最終形状に対応する押出口(21)を有する
成形用の口金(20)の上流側、すなわち該口金(20)と
押出し成形装置の成形ヘッド(30)との間にプレフォー
ムダイ(10)を備えた装置を使用する。
【0022】前記の成形ヘッド(30)は、図3〜図6に
おいて鎖線で示すように、前記のキャップ層(1)を構
成する非導電性ゴムの供給口(31)が左右に分離して設
けられ、またそのやや下方に前記ベース層(2)および
貫通導電部(3)を構成する導電性ゴムの供給口(32)
が設けられている。ストリップゴム層(4)を他のゴム
層と同時に押出し成形する場合、左右の非導電性ゴムの
供給口(31)のやや上方にストリップゴムの供給口(3
4)が左右に分離して設けられる。
【0023】そして、押出し成形装置の先端に設けられ
る口金(20)と、前記の成形ヘッド(30)との間に装備
されるプレフォームダイ(10)は、前記キャップ層
(1)をプレ成形する非導電性ゴム用の成形路(11)が
前記成形ヘッド(30)の左右の供給口(31)に連続して
左右に分離して設けられるとともに、前記ベース層
(2)および貫通導電部(3)を一体にプレ成形する導
電性ゴム用の成形路(12)(13)が前記供給口(32)に
連続して設けられている。
【0024】これらの各成形路(11)および(12)(1
3)は、製造対象のトレッド(T)のキャップ層(1)
やベース層(2)および貫通導電部(3)の形状や配置
に応じて、口金側の開口に向って、それぞれ漸次最終形
状に近い形状および配置になるように形成されている。
【0025】特に、前記導電性ゴム用成形路(12)(1
3)は、少なくとも口金側の開口が、図のようにベース
層用開口(12a)と、その一部より上方に延びる貫通導
電部用開口(13a)とによる略逆T形状をなすように形
成されている。図の場合、前記の成形路(12)の一部
に、貫通導電部(3)をベース層(3)と一体にプレ成
形できるように例えば図3〜図6のように成形ヘッド
(30)側から連続して上方に漸次高くなる成形路(13)
が形成され、これにより口金側において前記ベース層用
開口(12a)に連続した貫通導電部用開口(13a)が形
成されている。この場合、前記貫通導電部の成形路(1
3)の成形ヘッド側の開口幅は10mm以上に設定して
おくのが望ましい。
【0026】前記貫通導電部の成形路(13)の断面形
状、すなわち成形路(12)からの拡張形状は、成形ヘッ
ド(30)側の端部から漸次拡張形成される場合のほか、
導電性ゴム用の成形路(12)の口金側の開口近くあるい
は途中から一部が上方に向って拡張形成される場合もあ
り、図8の(a)(b)(c)に示すいずれの形状をな
すものであってもよい。また貫通導電部用開口(13a)
の開口形状は、図のように正面よりみてベース層用開口
(12a)に対して垂直をなすものには限らず、傾斜状や
屈曲状をなすものであってもよい。
【0027】また、前記の非導電性ゴム用の成形路(1
1)は、前記ベース層用開口(12a)の上方において正
面よりみて前記貫通導電部用開口(13a)の両側に分離
して形成されるとともに、両成形路(11)(11)の口金
側の開口(11a)(11a)が前記導電性ゴム用成形路
(12)の開口、すなわちベース層用開口(12a)および
貫通導電部用開口(13a)に対して最終形状に近い配置
になるように形成されている。
【0028】特に図示する実施例の場合、プレフォーム
ダイ(10)の口金(20)の側で、非導電性ゴム用の成形
路(11)の開口(11a)および導電性ゴム用の成形路
(12)の開口(12a)(13a)が一つに集合した大きな
開口(15)が形成されて、該開口(15)が口金(20)の
押出口(21)に連続するようになっている。これによ
り、前記各開口(11a)および(12a)(13a)より押
出される各ゴム部が口金(20)に至るまでに接合され、
その後、口金(20)の押出口(21)を通過できるように
なっている。この開口(15)と前記貫通導電部用開口
(13a)による上下の水平面部の奥行寸法、すなわち図
8の(X)(Y)の寸法は、それぞれ20mm以下にす
るのが、貫通導電部(3)の押出し安定性の点から好ま
しい。
【0029】前記貫通導電部用開口(13a)と、その両
側の非導電性ゴム用の成形路(11)の開口(11a)との
間の寸法(α)は5mm以下にするのが、押出される各
ゴム部の接合を具合よく行なう上で好ましい。
【0030】また前記開口(13a)の横幅寸法(β)が
0.3〜5.0mmであるのが好ましい。すなわち横幅
寸法(β)が前記より小さくなると、キャップ層(1)
を貫通導電部(3)が加硫成形時のゴムの流れで途中で
断絶して導電性を確保できない場合があり、また前記よ
り大きくなると、貫通導電部(3)と非導電性ゴムのキ
ャップ層(1)との間で段差摩耗が生じ、期待する特性
が得られなくなる場合があるので好ましくない。
【0031】また、上記のプレフォームダイ(10)は、
これを一体に形成しておく場合のほか、本体部と中子部
に別けて構成し、中子部に上記した成形路や開口の加工
を施すこともできる。この場合、貫通導電部用開口の位
置や数および形状の切替が容易になる。
【0032】前記プレフォームダイ(10)の加工は、ジ
クソー、エンドミルのほか、ワイヤーカット、放電加
工、レーザー加工等を併用するのが望ましい。
【0033】次に、上記のプレフォームダイ(10)を備
える押出し成形装置により図1のタイヤ用トレッド
(T)を押出し成形する場合について説明する。
【0034】図7のように、押出し成形装置の成形ヘッ
ド(30)の供給口(31)(32)より供給される非導電性
ゴムと導電性ゴムは、プレフォームダイ(10)の非導電
性ゴム用の二つの成形路(11)(11)および導電性ゴム
用の成形路(12)(13)をそれぞれ通過することにより
プレ成形されながら押出される。
【0035】この際、前記プレーフォームダイ(10)の
導電性ゴム用の成形路(12)(13)の口金側には、ベー
ス層用開口(12a)の一部に連続して上方に延びる貫通
導電部用開口(13a)が設けられているので、成形路
(12)(13)を通じて送られる導電性ゴムが、これらの
開口(12a)(13a)によりベース層(2)と貫通導電
部(3)とが一体にプレ成形されて押出される。
【0036】また、非導電性ゴム用の二つの成形路(1
1)(11)の口金側の開口(11a)(11a)からは、そ
れぞれ非導電性ゴムよりなるキャップ層(1)が、前記
ベース層(1)上の貫通導電部(3)の両側に分離して
最終形状に近いごく接近した配置、形状でプレ成形され
ながら押出される。
【0037】そのため、こうして押出されたキャップ層
(1)は、直ちに前記ベース層(2)および貫通導電部
(3)と接合され、さらに口金(20)を通って最終形状
に成形される。特に、プレフォームダイ(10)の口金側
に各開口を集合した一つの開口(15)を有する場合、プ
レ成形された前記各ゴム部が口金(20)に至るまでに接
合一体化される。その後、口金(20)の押出口(21)を
通過し、最終形状に押出し成形される。
【0038】このように導電性ゴムよりなるベース層
(2)と貫通導電部(3)と一体にプレ成形し、さらに
これらのゴム部に対して非導電性ゴムよりなるキャップ
層(1)(1)を最終形状に近い配置でプレ成形して押
出すと同時に、各ゴム部を接合して最終形状に押出し成
形するので、前記貫通導電部(3)の横方向の厚みが比
較的薄いものでも切断のおそれなく成形でき、また任意
の形状の貫通導電部(3)を成形できる。
【0039】それゆえ、非導電性ゴムのキャップ層
(1)と、導電性ゴムのベース層(2)および該ベース
層(2)から上方に延びてタイヤ踏面に露出する貫通導
電部(3)とを備える図1のようなタイヤ用トレッド
(T)を、成形物を切開いた後で再密着させる面倒な作
業や、押出圧力の微調整を要さず、通常の押出し成形に
よって効率よく製造できる。
【0040】特に、上記プレフォームダイ(10)におけ
る貫通導電部用開口(13a)を横方向に所要の間隔をお
いて複数設けるとともに、各開口の両側に非導電性ゴム
用の成形路(11)の開口(11a)を上記同様に最終形状
に近い配置に設けておくことより、複数の貫通導電部を
備えたタイヤ用トレッドを成形することもできる。
【0041】なお、図2のトレッド(T)を押出し成形
する場合は、前記二つの非導電性ゴム用の成形路(11)
(11)の上方に、成形ヘッド(30)の供給口(34)(3
4)に連続するストリップゴム用の成形路(図示省略)
を、その口金側の開口が前記各成形路(11)(12)(1
3)の開口(11a)(12a)(13a)に対し最終形状に
近い配置および形状をなすように設けたプレフォームダ
イ(10)を用いて、上記同様に押出し成形すればよく、
これによって図2に示すストリップゴム層(4)(4)
を両側端部に有するタイヤ用トレッド(T)を押出し成
形できる。
【0042】こうして製造されたタイヤ用トレッド
(T)は、従来と同様に、タイヤのトレッド部に使用し
て加硫成形することにより、シリカ配合等の非導電性ゴ
ムよりなるキャップ層により、耐摩耗性、低燃費性や耐
ウェット性等の特性を持ち、しかも導電性ゴムよりなる
ベース層と前記キャップ層を貫通して踏面に露出する貫
通導電部により導電性を有するタイヤを得ることができ
る。
【0043】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、導電性
ゴムよりなるベース層と貫通導電部とを一体にプレ成形
するとともに、非導電性ゴムよりなるキャップ層を前記
ベース層および導電部に対して最終形状に近い配置でプ
レ成形して押出し、直ちに接合一体化させるようにした
ので、押出圧力を頻繁に微調整したり、成形物を一旦切
開いた後で再密着させる面倒な作業を要することなく、
導電性ゴムのベース層から連続する断面略煙突状の貫通
導電部を備えるタイヤ用トレッドを、押出し成形によっ
て容易に効率よく製造することができる。しかも前記貫
通導電部の形状、位置、個数を任意に設定できる。
【0044】それゆえ、シリカ配合等の非導電性ゴムの
キャップ層による耐摩耗性、低燃費性や耐ウェット性等
の特性と、導電性とを併せ持った空気入りタイヤを容易
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造対象となるタイヤ用トレッドの1
例を示す断面斜視図である。
【図2】本発明の製造対象となるタイヤ用トレッドの他
の例を示す断面斜視図である。
【図3】押出し成形装置に装備するプレフォームダイ
を、成形ヘッドおよび口金とともに示す正面図である。
【図4】図3の4−4線の断面図である。
【図5】図3の5−5線の断面図である。
【図6】図3の6−6線の断面図である。
【図7】押出し成形時の図5と同個所の断面図である。
【図8】(a)(b)(c)のそれぞれ貫通導電部用開
口の断面形状を例示する断面図である。
【符号の説明】
(T) タイヤ用トレッド (1) キャップ層 (2) ベース層 (3) 貫通導電部 (4) ストリップゴム層 (10) プリフォームダイ (11) 非導電性ゴム用の成形路 (11a) 口金側の開口 (12) 導電性ゴム用の成形路 (12a) ベース層用開口 (13) 貫通導電部の成形路 (13a) 貫通導電部用開口 (15) 開口 (20) 口金 (21) 押出口 (30) 成形ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60C 19/08 B60C 19/08 // B29K 19:00 507:00 B29L 9:00 30:00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ踏面側の非導電性ゴムよりなるキャ
    ップ層と、該キャップ層の内側に配された導電性ゴムよ
    りなるベース層と、該ベース層から連続して前記キャッ
    プ層を貫通しタイヤ踏面に露出する貫通導電部とを備え
    てなるタイヤ用トレッドを押出し成形する方法におい
    て、 最終形状に対応する押出口を有する口金の上流側にプレ
    フォームダイを備える押出し成形装置により、導電性ゴ
    ムおよび非導電性ゴムを前記プレフォームダイに有する
    成形路を通して押出し成形する際、 導電性ゴムよりなるベース層と貫通導電部とを一体にプ
    レ成形して押出すとともに、非導電性ゴムよりなるキャ
    ップ層を、前記ベース層および貫通導電部に対して最終
    形状に近い配置でプレ成形して押出し、 押出された各部を接合して最終形状に成形することを特
    徴とするタイヤ用トレッドの押出し成形方法。
  2. 【請求項2】前記プレフォームダイの導電性ゴム用成形
    路の口金側の開口より、ベース層とその一部より上方に
    延びる貫通導電部とを一体にプレ成形して押出すととも
    に、非導電性ゴム用の成形路の口金側の開口より、キャ
    ップ層をベース層の上方の前記貫通導電部の両側に分離
    して最終形状に近い配置でプレ成形して押出しながら、
    口金に至るまでに前記ベース層と貫通導電部とに接合す
    ることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用トレッド
    の押出し成形方法。
  3. 【請求項3】導電性ゴムよりなる前記ベース層と貫通導
    電部、および非導電性ゴムよりなるキャップ層ととも
    に、トレッド両側端部の導電性ゴムよりなるストリップ
    ゴム層を最終形状に近い配置でプレ成形して押出し、押
    出された各部を接合して最終形状に成形する請求項1ま
    たは2に記載のタイヤ用トレッドの押出し成形方法。
  4. 【請求項4】タイヤ踏面側の非導電性ゴムよりなるキャ
    ップ層と、該キャップ層の内側に配された導電性ゴムよ
    りなるベース層と、該ベース層から連続して前記キャッ
    プ層を貫通してタイヤ踏面に露出する貫通導電部とを備
    えてなるタイヤにおけるトレッドを押出し成形する装置
    であって、 最終形状に対応する押出口を有する口金の上流側に、前
    記ベース層および貫通導電部を一体にプレ成形する導電
    性ゴム用の成形路と、前記キャップ層をプレ成形する非
    導電性ゴム用の成形路とを有するプレフォームダイを備
    えてなり、 前記導電性ゴム用成形路の口金側の開口が、ベース層用
    開口と、その一部より上方に延びた貫通導電部用開口と
    よりなり、非導電性ゴム用成形路の開口が、前記ベース
    層用開口の上方において前記貫通導電部用開口の両側に
    分離して最終形状に近い配置で形成されてなることを特
    徴とするタイヤ用トレッドの押出し成形装置。
  5. 【請求項5】前記導電性ゴム用成形路の口金側における
    前記貫通導電部用開口と、その両側の非導電性ゴム用成
    形路の口金側の開口との間の寸法が5mm以下、前記貫
    通導電部用開口の横幅寸法が0.3〜5.0mmである
    請求項4に記載のタイヤ用トレッドの押出し成形装置。
  6. 【請求項6】プレフォームダイの口金側において、導電
    性ゴム用の成形路および非導電性ゴム用の成形路が一つ
    に集合して大きな開口が形成されてなる請求項4または
    5に記載のタイヤ用トレッドの押出し成形装置。
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