JP2007222812A - 消泡剤組成物 - Google Patents

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一幸 竹脇
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Abstract

【解決手段】(A)(i)疎水性のオルガノポリシロキサン
(ii)オルガノポリシロキサンで表面処理した微粉末シリカ
(iii)アルカリ性触媒
を混合処理して得られるシリコーンオイルコンパウンド:1〜40%
(C)式R6 28SiO−(R6 2SiO)m−(R67SiO)n−SiR6 28
(III)
[R6は一価炭化水素基、R7
−R9−O(CH2CH2O)c−R10 (IV)
[R9は二価炭化水素基、R10は水素原子、アルキル基、アセチル基又はイソシアン基、R8はR6、R7、水酸基又はアルコキシ基、cは3〜50、mは5〜200、nは1〜30]
で示されるポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン:1〜40%
(D)ポリオキシアルキレン重合体
(E)非イオン性界面活性剤
(F)水:残部
を含む消泡剤組成物。
【効果】本発明の消泡剤組成物は、発泡液に内添後、長期保存しても性能の経時劣化が少なく、消泡持続性に優れたものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、発泡液、特にアルカリ性の発泡液に内添後、長期保存しても性能の経時劣化が少ないシリコーン系の消泡剤組成物に関する。
シリコーン系消泡剤は、他の消泡剤に比べて種々の優れた性質を有しているため、化学工業、食品工業、石油工業、織物工業、製紙工業、紙パルプ工業又は医薬品工業等の発泡を伴う工程において広く使用されており、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルビニルポリシロキサン等のシリコーンオイルを微粉末シリカと混合したオイルコンパウンド型消泡剤、これらオイルコンパウンドを界面活性剤と共に水中に分散してなるエマルジョン型消泡剤が汎用されている。しかし、このエマルジョン型消泡剤は、高温、高アルカリ性、高剪断力といった過酷な条件下では乳化粒子が破壊され、消泡能力が低下するという問題があるため、これに代わるものとしてポリオキシアルキレン基で変性されたオルガノポリシロキサンとオイルコンパウンドとを併用した自己乳化型消泡剤〔特公昭51−71886号、特公昭54−43015号、特公昭52−19836号、特公昭52−22638号、特公昭55−23084号公報(特許文献1〜5)〕が提案されている。
しかしながら、これらのシリコーン系消泡剤は、発泡液と長時間接触することで消泡性能が低下したり、分離・沈降物が発生するなどの問題が起こることがあり、このことは発泡液がアルカリ性の場合に特に顕著である。
また、発泡を伴う工程が長時間にわたる場合は、経時で消泡性能が初期に比べ低下するため、消泡剤を追加して添加することが必要になり、歩留まりの低下や、消泡剤の多量添加による様々な不具合が生じることがある。
これらの問題を改善し、消泡性能をより向上させるために様々な提案がなされており、例えばオイルコンパウンドに使用するシリカを予めクロロシラン等で疎水化しておく方法(特公昭52−31836号公報:特許文献6)、シリカを窒素含有有機珪素化合物で処理する方法(特公昭51−35556号公報:特許文献7)などが挙げられるが、その特性の更なる向上が求められている。
特公昭51−71886号公報 特公昭54−43015号公報 特公昭52−19836号公報 特公昭52−22638号公報 特公昭55−23084号公報 特公昭52−31836号公報 特公昭51−35556号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、発泡液、特にアルカリ性の発泡液に内添後、長期保存しても分離・沈降物の発生や消泡性能の経時劣化が少なく、また消泡持続性に優れる消泡剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、オルガノポリシロキサンで表面処理した微粉末シリカと特定の物性を有するオルガノポリシロキサンの混合物をアルカリ性触媒の存在下で処理することにより得られるシリコーンオイルコンパウンド、特定の構造及び物性を有するポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン及び水を含有し、更に必要により特定の構造及び物性を有するポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン重合体、非イオン性界面活性剤を含有する消泡剤組成物が、発泡液、特にアルカリ性の発泡液に対する内添安定性及び消泡持続性に優れることを見出し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、
(A)下記(i)〜(iii)成分を室温〜200℃で混合処理し、必要により中和及び/又は低沸点留分の除去を行うことにより得られるシリコーンオイルコンパウンド:1〜40質量%
(i)25℃における粘度が10〜100,000mm2/sである本質的に疎水性のオルガノポリシロキサン:100質量部
(ii)オルガノポリシロキサンで表面処理した微粉末シリカ:1〜20質量部
(iii)アルカリ性触媒:0.01〜5質量部
(B)下記一般式(I)
1 23SiO−(R1 2SiO)x−(R12SiO)y−SiR1 23 (I)
[式中、R1は互いに同一又は異種の置換もしくは非置換の炭素数1〜18の一価炭化水素基、R2は下記一般式(II)
−R4−O(CH2CH2O)a−(CH2(CH3)CHO)b−R5 (II)
(式中、R4は炭素数2〜6の二価炭化水素基、R5は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基、アセチル基及びイソシアン基から選択される一価の有機基であり、a及びbは3≦a+b≦80、かつa/b=2/8〜8/2を満たす正数である。)で示される一価の有機基、R3はR1、R2、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシ基であり、xは5〜200、yは1〜30の整数である。]
で示される25℃における粘度が10〜10,000mm2/sであるポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンの1種又は2種以上の混合物:0〜30質量%
(C)下記一般式(III)
6 28SiO−(R6 2SiO)m−(R67SiO)n−SiR6 28 (III)
[式中、R6は互いに同一又は異種の置換もしくは非置換の炭素数1〜18の一価炭化水素基、R7は下記一般式(IV)
−R9−O(CH2CH2O)c−R10 (IV)
[式中、R9は炭素数2〜6の二価炭化水素基、R10は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基、アセチル基及びイソシアン基から選択される一価の有機基であり、R8はR6、R7、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシ基であり、cは3〜50の正数であり、mは5〜200の整数、nは1〜30の整数である。]
で示されるポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサンの1種又は2種以上の混合物:1〜40質量%
(D)ポリオキシアルキレン重合体の1種又は2種以上の混合物:0〜40質量%
(E)非イオン性界面活性剤の1種又は2種以上の混合物:0〜20質量%
(F)水:残部
を含有することを特徴とする消泡剤組成物を提供する。
本発明の消泡剤組成物は、発泡液に内添後、長期保存しても性能の経時劣化が少なく、消泡持続性に優れたものである。
本発明の消泡剤組成物を構成する(A)成分のシリコーンオイルコンパウンドは、この組成物に消泡性を付与するための主成分となるものであり、本質的に疎水性のオルガノポリシロキサン(i)とオルガノポリシロキサンで表面処理した微粉末シリカ(ii)を主成分とし、これらをアルカリ性触媒(iii)の存在下で処理することにより得られるものである。
(A)成分に使用されるオルガノポリシロキサン(i)は、本質的に疎水性のものである。ここで、本質的に疎水性とは、一部の官能基に親水性基を含有してもオルガノポリシロキサン全体として疎水性を示すことである。
本質的に疎水性のオルガノポリシロキサン(i)は、直鎖状のものでも分岐状のものでもよいが、特に下記平均組成式(V)で示されるものが好適である。
11 pSiO(4-p)/2 (V)
上記式(V)において、R11は置換もしくは非置換の炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、これらは同一であっても異なっていてもよい。R11の一価炭化水素基として、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基等のアルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、スチリル基、α−メチルスチリル基等のアラルキル基など、又はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基、アミノ基、水酸基等で置換したクロロメチル基、3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノエチル基、3−アミノプロピル基、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピル基等が挙げられるが、消泡性及び経済性の面から全R11の80モル%以上、特に90モル%以上がメチル基であることが好ましい。また、pは1.9≦p≦2.2、好ましくは1.95≦p≦2.15の正数である。なお、オルガノポリシロキサンの末端は、R11 3Si−で示されるトリオルガノシリル基で封鎖されていても、HOR11 2Si−で示されるジオルガノヒドロキシシリル基で封鎖されていてもよい。
この本質的に疎水性のオルガノポリシロキサン(i)のオストワルド粘度計により測定した25℃における粘度は、消泡性、作業性の面から10〜100,000mm2/s、好ましくは50〜10,000mm2/sである。10mm2/s未満では消泡性能が劣り、100,000mm2/sを超えるとシリコーンオイルコンパウンドの粘度が増大して作業性が悪くなる。
一方、オルガノポリシロキサンで表面処理した微粉末シリカ(ii)は、例えば、微粉末シリカ原粉を下記組成式(VI)で示されるオルガノポリシロキサンで表面処理することにより得ることができるが、市販のものを用いてもよい。
12 213SiO−(R12 2SiO)w−SiR12 213 (VI)
上記式(VI)において、R12は互いに同一又は異種の炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基等のアルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリール基等が挙げられるが、消泡性及び経済性の面から全R12の80モル%以上、特に90モル%以上がメチル基であることが好ましい。R13はR12、水酸基又はメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等の炭素数1〜6のアルコキシ基である。また、wはこのオルガノポリシロキサンのオストワルド粘度計により測定した25℃における粘度が、作業性の面から、好ましくは10〜1,000mm2/s、より好ましくは20〜100mm2/sとなる数である。
微粉末シリカ原粉は公知のものでよく、湿式シリカ、乾式シリカのいずれでもよい。これら微粉末シリカ原粉としては、沈降シリカ、シリカキセロゲル、ヒュームドシリカなどが例示され、具体的にはニプシル(東ソーシリカ社製)、サイリシア(富士シリシア化学社製)、アエロジル(日本アエロジル社製)等の市販品が挙げられる。また、BET法による比表面積が100m2/g以上700m2/g以下、特に150m2/g以上500m2/g以下のものが好ましい。
微粉末シリカの表面処理は、公知の方法、例えば、ヘンシェルミキサー、レーディゲミキサー、ハイスピーダー等の混合・分散装置を用いて行うことができ、上記の装置に微粉末シリカ原粉を入れ、撹拌前又は撹拌しながらオルガノポリシロキサンを噴霧することによって製造することができる。必要により加熱、アンモニア水等のアルカリ性触媒の添加を行うこともできる。この場合、好ましくは室温〜100℃、特に50〜80℃で10分〜2時間、特に15分〜1時間処理することが望ましい。
なお、微粉末シリカに対する表面処理剤(オルガノポリシロキサン)量は、微粉末シリカの比表面積により異なるが、BET比表面積が100〜700m2/gでは微粉末シリカ100質量部に対して1〜50質量部、好ましくは5〜30質量部である。
オルガノポリシロキサンで表面処理した微粉末シリカ(ii)の添加量は、オルガノポリシロキサン(i)100質量部に対して1〜20質量部、好ましくは5〜15質量部である。添加量が1質量部未満では消泡性能が劣り、20質量部より多いと、シリコーンオイルコンパウンドの粘度が増加して作業性が悪くなる。
また、本発明の(A)成分に用いられるアルカリ性触媒(iii)は、ポリシロキサンの転移反応に用いられる公知のアルカリ性触媒、例えば、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、アルコキシド又はシリコネートなどを用いることができるが、好ましくはカリウムシリコネート及び水酸化カリウムである。
アルカリ性触媒(iii)の使用量は、オルガノポリシロキサン(i)100質量部に対して0.01〜5質量部、好ましくは0.1〜3質量部である。0.01質量部未満では触媒としての効果が弱く、5質量部を超える量でも触媒の効果は向上せずに、コスト的に不利となる。
また、本発明(A)成分のシリコーンオイルコンパウンドは、本質的に疎水性のオルガノポリシロキサン(i)と上記オルガノポリシロキサンで表面処理した微粉末シリカ(ii)とアルカリ性触媒(iii)の所定量を使用し、室温〜200℃、好ましくは100〜200℃、更に好ましくは150〜200℃の温度で混合処理してから、必要に応じて中和及び/又は低沸点留分の除去を行うことにより製造することができる。
なお、混合処理時間は10分〜5時間、特に1〜3時間とすることが好ましい。また、混合処理は、窒素等の不活性雰囲気下において行うことが好ましい。
中和は、2−クロロエタノール、ギ酸、酢酸などの有機酸、希塩酸、希硫酸などの無機酸等を用いて行うことができる。また、低沸点留分の除去は、減圧留去等の方法によって行うことができる。
本発明の消泡剤組成物において、上記シリコーンオイルコンパウンド(A)の含有量は、消泡剤組成物全体の1〜40質量%、好ましくは5〜30質量%である。含有量が1質量%より少ないと消泡性能が不十分となり、40質量%より多いと製品の安定性及び内添安定性が悪くなる。
(B)成分のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンは、前述のシリコーンオイルコンパウンドを乳化分散させるためのものであり、下記一般式(I)で示される。
1 23SiO−(R1 2SiO)x−(R12SiO)y−SiR1 23 (I)
上記式(I)中、R1は互いに同一又は異種の置換もしくは非置換の炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基等のアルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、スチリル基、α−メチルスチリル基等のアラルキル基など、又はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基、アミノ基等で置換したクロロメチル基、3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノエチル基、3−アミノプロピル基、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピル基等の一価炭化水素基が挙げられる。
また、R2は下記一般式(II)で示されるポリオキシアルキレン基である。
−R4−O(CH2CH2O)a−(CH2(CH3)CHO)b−R5 (II)
上記式(II)中、R4は炭素数2〜6の二価炭化水素基であり、アルキレン基、アルケニレン基などが挙げられ、例えば、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンテン基、ヘキセン基等が挙げられる。また、R5は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、アセチル基又はイソシアン基であり、アルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基等が挙げられる。a及びbは3≦a+b≦80、好ましくは5≦a+b≦60、かつa/b=2/8〜8/2、好ましくはa/b=2.5/7.5〜7.5/2.5を満たす正数である。
一方、R3はR1もしくはR2と同様の基、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシ基であり、具体的には前記のR1及びR2として例示した基、アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等が挙げられる。
なお、上記式(I)中のxは5〜200、好ましくは20〜150の整数であり、yは1〜30、好ましくは1〜20の整数である。
このポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンは、1種単独で用いても、2種以上の混合物を用いてもよいが、オストワルド粘度計により測定した25℃における粘度が、10〜10,000mm2/s、好ましくは50〜8,000mm2/s、更に好ましくは500〜5,000mm2/sであるものを用いる。
本発明の消泡剤組成物において、上記ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン(B)の含有量は、消泡剤組成物全体の0〜30質量%、好ましくは1〜20質量%である。含有量が30質量%を超えると組成物の消泡特性が悪くなる。
(C)成分のポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサンは、消泡剤組成物の内添安定性、保存安定性、希釈安定性、高温安定性、消泡性を向上させるためのものであり、下記一般式(III)で示される。
6 28SiO−(R6 2SiO)m−(R67SiO)n−SiR6 28 (III)
上記式(III)中、R6は互いに同一又は異種の置換もしくは非置換の炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、具体的には前記のR1として例示した基が挙げられるが、消泡性及び経済性の面から全R6の80モル%以上、特に90モル%以上がメチル基であることが好ましい。
また、R7は下記一般式(IV)で示されるポリオキシエチレン基である。
−R9−O(CH2CH2O)c−R10 (IV)
上記式(IV)中、R9は炭素数2〜6の二価炭化水素基であり、アルキレン基、アルケニレン基などが挙げられ、例えば、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンテン基、ヘキセン基等が挙げられる。また、R10は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、アセチル基又はイソシアン基であり、アルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基等が挙げられる。cは3〜50、好ましくは4〜30を満たす正数である。cが3より小さいと内添安定性、保存安定性、希釈安定性、高温安定性、消泡性に悪影響を与える。また、50より大きいと融点及び溶融粘度が高くなり、作業性、消泡性が低下する。
一方、R8はR6もしくはR7と同様の基、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシ基であり、具体的には前記のR6及びR7として例示した基、アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等が挙げられる。
なお、上記式(III)中のmは5〜200、好ましくは10〜150の整数である。mが200より大きくなると乳化分散性が低下し、内添安定性、保存安定性、希釈安定性、高温安定性、消泡性に悪影響を与える。nは1〜30、好ましくは1〜20の整数である。
このポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサンは、1種単独で用いても、2種以上の混合物を用いてもよい。
本発明の消泡剤組成物において、上記ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン(C)の含有量は、消泡剤組成物全体の1〜40質量%、好ましくは5〜20質量%である。含有量が1質量部より少ないと安定性、消泡性への効果が少なく、40質量%を超えると消泡剤組成物の粘度が高くなり、水分散性が悪くなる。
なお、(B)成分のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン及び(C)成分のポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサンは、例えば、Si−H基を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと分子鎖末端にアリル基等の脂肪族不飽和基を有するポリオキシアルキレンまたはポリオキシエチレン化合物とを白金等の触媒の存在下で付加反応させることにより得ることができる。
(D)成分のポリオキシアルキレン重合体は、本発明の消泡剤組成物において乳化助剤となるもので、下記一般式(VII)で示されるものを使用することが好適である。
14O−(R15O)z−R14 (VII)
上記式(VII)中、R14は水素原子、又はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基、アセチル基又はステアロイル基等の炭素数1〜20、特に1〜18の一価の有機基が挙げられ、これらは同一でも異なっていてもよい。R15はエチレン基、プロピレン基等のアルキレン基などの炭素数2〜6の二価炭化水素基である。この場合、R15は互いに異なる2種以上の基であってもよい。
また、zはこのポリオキシアルキレン重合体のGPCにより測定したポリスチレン換算重量平均分子量が、好ましくは500〜5,000、より好ましくは1,000〜4,000となる数である。ここで、重量平均分子量が500未満では得られる消泡剤組成物の乳化安定性が悪くなるおそれがあり、5,000を超えると粘度が高くなり作業性が悪くなるおそれがある。なお、ポリオキシアルキレン重合体は、1種単独で用いても、2種以上の混合物を用いてもよい。
本発明の消泡剤組成物において、上記ポリオキシアルキレン重合体(D)の含有量は、消泡剤組成物全体の0〜40質量%、好ましくは0〜20質量%である。40質量%を超えると消泡剤組成物の乳化特性が悪くなる。なお、配合する場合は有効量とすることができるが、5質量%以上配合することが好ましい。
(E)成分の非イオン性界面活性剤は消泡成分[即ち、(A)〜(D)成分]を水に分散させるためのものであるが、一般に公知のものでよく、例えばソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンひまし油、ポリオキシエチレン硬化ひまし油等が挙げられる。
なお、本発明の消泡剤組成物において、この非イオン性界面活性剤は、1種単独で用いても、2種以上の混合物を用いてもよいが、この含有量は0〜20質量%、好ましくは1〜10質量%である。20質量%を超えると消泡剤組成物の粘度が高くなり、作業性が悪くなる。
本発明の消泡剤組成物においては、(F)成分として上記した(A)〜(E)成分を乳化するのに必要な水を添加する必要があり、その量は(A)〜(E)各成分の含有割合の合計に対する残部であり、好ましくは(A)〜(E)成分の合計100質量部に対して50〜2,000質量部、より好ましくは80〜400質量部となるように添加する。
また、本発明の消泡剤組成物は、上記(A)〜(F)成分の所定量を混合し、必要に応じて加熱しながら、公知の方法、例えばホモミキサー、ホモジナイザー、コロイドミル等の混合・分散機により均一に撹拌・乳化することにより調製することができるが、特に(A)〜(E)成分の所定量を均一に混合・分散させた後、(F)成分の所定量の一部を添加し、撹拌・乳化を行った後に更に残りの(F)成分を加え、均一に撹拌・混合して、消泡剤組成物を調製する方法が好ましい。
更に、本発明の消泡剤組成物には、防腐の目的で少量の保存料、殺菌料を任意で添加してもよい。この保存料、殺菌料の具体例としては、次亜塩素酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、安息香酸、安息香酸ナトリウム、パラベン類、イソチアゾリン化合物等が挙げられる。この添加量は、本発明の消泡剤組成物100質量部に対して0〜0.5質量部、特に0.005〜0.5質量部が好ましい。
このようにして得られた本発明の消泡剤組成物は、発泡液、特にアルカリ性の発泡液に添加することにより、長期保存しても性能の経時劣化が少なく、内添安定性及び消泡持続性に優れたものとなり得る。なお、消泡剤組成物の添加量は特に限定されるものではないが、発泡液に対して0.001〜3質量%、特に0.01〜1質量%添加することが好ましい。また、アルカリ性の発泡液としては、水性切削油、パルプ黒液等が例示される。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において、%は質量%を示し、粘度はオストワルド粘度計により測定した25℃における値である。
[実施例1〜6、比較例1〜4]
下記(A)〜(E)成分を表1に示した量で用い、70℃に加熱し、ホモミキサーで均一に混合した後、(F)成分の水を徐々に添加して、消泡剤組成物を調製した。この組成物について下記に示す方法により、消泡性、内添安定性、製品安定性を評価した。結果を表1に示す。
(A)シリコーンオイルコンパウンド
[シリコーンオイルコンパウンド(a−1)]
本質的に疎水性のオルガノポリシロキサンとして、粘度が8,000mm2/sでCH3SiO3/2単位を0.01モル分率含有する分岐状のジメチルポリシロキサン100質量部、微粉末シリカとして、下記(イ)を5質量部、アルカリ性触媒として、水酸化カリウムを3%含有するカリウムシリコネート3.3質量部を用い、窒素ガス雰囲気下で150℃、3時間混合した後、2−クロロエタノールで中和、次いで低沸点留分を除去したもの。
[シリコーンオイルコンパウンド(a−2)]
本質的に疎水性のオルガノポリシロキサンとして、粘度が10,000mm2/sのジメチルポリシロキサン100質量部、微粉末シリカとして、下記(ロ)を10質量部、アルカリ性触媒として、水酸化カリウムを3%含有するカリウムシリコネート5質量部を用い、窒素ガス雰囲気下で150℃、3時間混合した後、2−クロロエタノールで中和、次いで低沸点留分を除去したもの。
[シリコーンオイルコンパウンド(a−3)]
本質的に疎水性のオルガノポリシロキサンとして、粘度が8,000mm2/sでCH3SiO3/2単位を0.01モル分率含有する分岐状のジメチルポリシロキサン100質量部、微粉末シリカとして、下記(イ)を5質量部用い、窒素ガス雰囲気下で150℃、3時間混合したもの。
[シリコーンオイルコンパウンド(a−4)]
本質的に疎水性のオルガノポリシロキサンとして、粘度が8,000mm2/sでCH3SiO3/2単位を0.01モル分率含有する分岐状のジメチルポリシロキサン100質量部、微粉末シリカとして、アエロジル200を5質量部、アルカリ性触媒として、水酸化カリウムを3%含有するカリウムシリコネート3.3質量部を用い、窒素ガス雰囲気下で150℃、3時間混合した後、2−クロロエタノールで中和、次いで低沸点留分を除去したもの。
[微粉末シリカ]
(イ)レーディゲミキサーにアエロジル(AEROSIL)300[日本アエロジル社製、比表面積300m2/g]を100g仕込み、撹拌しながら両末端ヒドロキシジメチルポリシロキサン(粘度50mm2/s)20gを霧状で添加し、70℃で30分間撹拌したもの。
(ロ)レーディゲミキサーにニプシル(Nipsil)HD−2[東ソーシリカ社製、比表面積300m2/g]を100g仕込み、撹拌しながら両末端ヒドロキシジメチルポリシロキサン(粘度50mm2/s)20gを霧状で添加し、70℃で30分間撹拌したもの。
(B)ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン
[ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン(b−1)]
平均組成が下記式
1 23SiO−(R1 2SiO)x−(R12SiO)y−SiR1 23
(ただし、R1及びR3は−CH3、R2は−C36O(C24O)25.5(C36O)8.549、xは30、yは5。)
で表され、かつ粘度が1,000mm2/sであるもの。
[ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン(b−2)]
平均組成が下記式
1 23SiO−(R1 2SiO)x−(R12SiO)y−SiR1 23
(ただし、R1及びR3は−CH3、R2は−C36O(C24O)21(C36O)21CH3、xは135、yは15。)
で表され、かつ粘度が2,500mm2/sであるもの。
[ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン(b−3)]
平均組成が下記式
1 23SiO−(R1 2SiO)x−(R12SiO)y−SiR1 23
(ただし、R1及びR3は−CH3、R2は−C36O(C24O)8(C36O)24H、xは70、yは3。)
で表され、かつ粘度が800mm2/sであるもの。
[ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン(b−4)]
平均組成が下記式
1 23SiO−(R1 2SiO)x−(R12SiO)y−SiR1 23
(ただし、R1及びR3は−CH3、R2は−C36O(C24O)24(C36O)16H、xは30、yは5。)
で表され、かつ粘度が1,500mm2/sであるもの。
(C)ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン
[ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン(c−1)]
平均組成が下記式
1 23SiO−(R1 2SiO)x−(R12SiO)y−SiR1 23
(ただし、R1及びR3は−CH3、R2は−C36O(C24O)9.4H、xは24、yは4。)
で表され、かつ粘度が450mm2/sであるもの。
[ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン(c−2)]
平均組成が下記式
1 23SiO−(R1 2SiO)x−SiR1 23
(ただし、R1は−CH3、R3は−C36O(C24O)32CH3、xは60。)
で表され、かつ融点が40℃であるもの。
(D)ポリオキシアルキレン重合体
[ポリオキシアルキレン重合体(d−1)]
平均組成がHO−(C36O)35−Hで表されるもの。
[ポリオキシアルキレン重合体(d−2)]
平均組成がCH2=CHCH2O−(C24O)21(C36O)21−CH3で表されるもの。
(E)非イオン性界面活性剤
(e−1)ソルビタンモノステアレート
(e−2)ポリオキシエチレンモノラウリン酸エステル(EO付加モル数12)
(e−3)ポリオキシエチレンモノステアリン酸エステル(EO付加モル数200)
(e−4)ポリオキシエチレンセチルエーテル(EO付加モル数20)
《評価方法》
消泡性(添加直後):
市販の水性切削油剤に各サンプルを有効成分量で0.2質量%添加したものを水で30倍に希釈し、ホモミキサーで6,000rpm×2分間撹拌し、撹拌停止から完全に泡が消えるまでの時間を測定した。
消泡性(50℃×7日後):
市販の水性切削油剤に各サンプルを有効成分量で0.2質量%添加したものを50℃で7日間保存し、その後水で30倍に希釈し、ホモミキサーで6,000rpm×2分間撹拌し、撹拌停止から完全に泡が消えるまでの時間を測定した。
内添安定性:
市販の水性切削油剤に各サンプルを0.2質量%添加したものを50℃で7日間保存したときの外観を目視にて下記基準で観察した。
○:浮遊・沈降物なし、 △:浮遊・沈降物ややあり、 ×:浮遊・沈降物多い
製品安定性:
各サンプルを45℃で7日間保存した後の状態を目視にて下記基準で観察した。
○:分離なし、 △:濃淡分離あり、 ×:分離
Figure 2007222812

Claims (1)

  1. (A)下記(i)〜(iii)成分を室温〜200℃で混合処理し、必要により中和及び/又は低沸点留分の除去を行うことにより得られるシリコーンオイルコンパウンド:1〜40質量%
    (i)25℃における粘度が10〜100,000mm2/sである本質的に疎水性のオルガノポリシロキサン:100質量部
    (ii)オルガノポリシロキサンで表面処理した微粉末シリカ:1〜20質量部
    (iii)アルカリ性触媒:0.01〜5質量部
    (B)下記一般式(I)
    1 23SiO−(R1 2SiO)x−(R12SiO)y−SiR1 23 (I)
    [式中、R1は互いに同一又は異種の置換もしくは非置換の炭素数1〜18の一価炭化水素基、R2は下記一般式(II)
    −R4−O(CH2CH2O)a−(CH2(CH3)CHO)b−R5 (II)
    (式中、R4は炭素数2〜6の二価炭化水素基、R5は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基、アセチル基及びイソシアン基から選択される一価の有機基であり、a及びbは3≦a+b≦80、かつa/b=2/8〜8/2を満たす正数である。)で示される一価の有機基、R3はR1、R2、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシ基であり、xは5〜200、yは1〜30の整数である。]
    で示される25℃における粘度が10〜10,000mm2/sであるポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンの1種又は2種以上の混合物:0〜30質量%
    (C)下記一般式(III)
    6 28SiO−(R6 2SiO)m−(R67SiO)n−SiR6 28 (III)
    [式中、R6は互いに同一又は異種の置換もしくは非置換の炭素数1〜18の一価炭化水素基、R7は下記一般式(IV)
    −R9−O(CH2CH2O)c−R10 (IV)
    [式中、R9は炭素数2〜6の二価炭化水素基、R10は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基、アセチル基及びイソシアン基から選択される一価の有機基であり、R8はR6、R7、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシ基であり、cは3〜50の正数であり、mは5〜200の整数、nは1〜30の整数である。]
    で示されるポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサンの1種又は2種以上の混合物:1〜40質量%
    (D)ポリオキシアルキレン重合体の1種又は2種以上の混合物:0〜40質量%
    (E)非イオン性界面活性剤の1種又は2種以上の混合物:0〜20質量%
    (F)水:残部
    を含有することを特徴とする消泡剤組成物。
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