JP2007222309A - 眼内レンズ挿入器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】片手操作でも緩やかにプランジャーを押して眼球内にレンズを安全確実に挿入することができる眼内レンズ挿入器具を提供することを課題とする。
【解決手段】変形可能な眼内レンズ2を通過させて眼球内に導く筒状の本体3と、前記本体3内において往復移動可能に収納され、眼内レンズ2を押圧して眼球内に放出するプランジャー4と、前記本体3と前記プランジャー4間に弾性体5及び/又は摺動抵抗増加機構と、を備えた眼内レンズ挿入器具1であって、前記プランジャー4の押圧力(F)が、最初のピーク値に達した後のプランジャー4の移動行程(X)において前記ピーク値の60%以上を保持可能な眼内レンズ挿入器具によって、上記の課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、白内障手術により摘出した水晶体の代わりに、眼球内に眼内レンズを挿入するための眼内レンズ挿入器具に関する。
白内障手術においては、超音波乳化吸引によって混濁した水晶体を除去し、その水晶体除去後の眼内へ人工眼内レンズを埋植する方法が広く行なわれている。埋植される眼内レンズには、光学部がポリメチルメタクリレート(PMMA)などの硬質材料からなる硬質眼内レンズと、シリコーンエラストマー、軟質アクリル、ハイドロゲルなどの柔らかい材料からなる軟質眼内レンズがある。硬質眼内レンズを用いる場合には、角膜、あるいは強膜に光学部の径とほぼ同じか、それよりやや大きな幅の切開創から眼内レンズを挿入する必要がある。一方、軟質眼内レンズを用いる場合には、光学部を折り畳むことにより更に小さな切開創から眼内レンズを眼球内に挿入することが可能となる。そして、小さな切開創により手術を行なうことで手術後の角膜乱視や感染症の危険性を回避することができる。かかる事情から近年においては、軟質眼内レンズが好んで用いられる傾向にある。
軟質眼内レンズを眼内に挿入する方法には、鑷子により折り畳んだ眼内レンズ(以下、単にレンズともいう。)をそのまま直接眼内に挿入する方法の他に、インジェクターと呼ばれる専用の眼内レンズ挿入器具を用いる方法がある。一般的にインジェクターの基本構成は、レンズを眼内に挿入するために先細りとなっているノズル部と、レンズを押し出すためのプランジャーと、それらを保持する筒状の本体とからなる。眼内レンズ挿入器具には種々のタイプのものが提案されているが、大別すると両手操作式のものと片手操作式のものに分類される。
両手操作式の眼内レンズ挿入器具は、一方の手で挿入器具本体を保持しつつ、他方の手でプランジャーを押し込むことにより眼内レンズを眼球内へ挿入するものである。具体的にはプランジャーの後端において本体の一部に設けられた雌ねじと螺合する雄ねじを設け、プランジャーの後端を回転させることによりプランジャーを前後に移動させてレンズを押し出すものである。
また、片手操作式の眼内レンズ挿入器具は、挿入器具本体に設けられた把持片に片手の人差し指と中指を当接するとともに、親指をプランジャーの端面に当接して押圧することによりレンズを眼球内へ挿入するものである。片手操作式の眼内レンズ挿入器具は片手だけで操作でき、他方の手を使ってピンセットで眼組織を把持し安定化する、あるいは他の手術器具を操作するなどの利点があるため、術者は片手操作式の眼内レンズ挿入器具を好む傾向にある。このような専用のインジェクターを使用することにより、鑷子を用いてレンズを折り畳むよりも小さく折り畳むことができ、3mm以下の切開創口からレンズを眼内へ挿入することも可能となる。
しかし、片手操作式の眼内レンズ挿入器具は、筒状の本体の内部に往復移動可能に収納されたプランジャーによりレンズを押圧して眼内に放出するものであり、プランジャーの押圧力はレンズと本体内面との摺動抵抗により大きく変化する。そして、レンズと本体内面との摺動抵抗が大きいと、折り畳まれたレンズがノズルたる本体の先端で放出された際に押し出し力の制御が困難となり、勢い余ってレンズとプランジャーが急激に飛び出してしまい、眼内組織を損傷する危険がある。そのため、どのような状況でも緩やかにプランジャーを押すことができる構造のインジェクターが切望されていた。
かかる状況下、レンズと本体内面との摺動抵抗を低減するため、本体の内面にコーティングを施したものがある。このインジェクターでは確かにレンズ開放時の摺動抵抗の変化が少なくなるため、レンズとプランジャーの急激な飛び出しの危険性は低くなるが、未だ術者の満足が得られるものではなかった。
また、プランジャーの外周面と本体の内周面との間にゴム製のオーリングを配設して、プランジャーの側面に対して一定の押圧力を付与して摺動抵抗を変化させる技術が開示されている。しかし、このようにオーリングを配設するものでは、部品数が増加することから製作費用が高価となってしまう。また、オーリングや本体の製作寸法誤差等のため、摺動抵抗の大きさが個体によって異なってしまう(例えば、特許文献1参照)。
また、レンズ放出時のレンズとプランジャーとの急激な飛び出しを防止するため、本体とプランジャーとの間にバネを介在させて、プランジャーに反対方向の負荷をかけるようにした技術が開示されている。(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−113610号公報 特表2000−516487号公報
しかし、本体とプランジャーとの間にバネを介在させて、プランジャーに反対方向の負荷をかけるようにした片手操作式の眼内レンズ挿入器具においては、バネ定数とバネ変形量を最適に調整することが極めて重要になる。バネの強さが不十分な場合、レンズが眼内に放出される際にレンズがノズルの先端から急激に飛び出して眼内組織を傷つける恐れがある。一方、バネの強さが大きすぎると、レンズを押し出すために必要な力も大きくなり、片手での操作が行い難くなる。したがって、バネの強さと変形量が、プランジャーと本体との間の摺動抵抗力や、レンズの変形に要するプランジャーの押圧力との整合がとれていないと所期の目的を達成することができない。
本発明はこのような従来技術が有する課題を解決しようとするものであり、片手操作だけで緩やかにプランジャーを押して眼球内にレンズを安全確実に挿入することができる眼内レンズ挿入器具を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、変形可能な眼内レンズを通過させて眼球内に導く筒状の本体と、前記本体内において往復移動可能に収納され、眼内レンズを押圧して眼球内に放出するプランジャーと、前記本体と前記プランジャー間に弾性体及び/又は摺動抵抗増加機構と、を備えた眼内レンズ挿入器具であって、前記プランジャーの押圧力(F)が、最初のピーク値に達した後のプランジャーの移動行程(X)において前記ピーク値の60%以上を保持可能なことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、変形可能な眼内レンズを通過させて眼球内に導く筒状の本体と、前記本体内において往復移動可能に収納され、眼内レンズを押圧して眼球内に放出するプランジャーと、前記本体と前記プランジャー間に弾性体及び/又は摺動抵抗増加機構と、を備えた眼内レンズ挿入器具であって、前記プランジャーの移動行程(X)に対するプランジャーの押圧力(F)の値が減少しないことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の眼内レンズ挿入器具において、前記弾性体が異なる弾性値を有する複数の弾性体からなることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の眼内レンズ挿入器具において、前記弾性体の弾性値が非線形特性を有することを特徴とするものである。
請求項1記載の眼内レンズ挿入器具によれば、プランジャーの移動行程に対するプランジャーの押圧力が最初のピーク経過後においても大幅に減少することがないので、片手操作であってもプランジャーを緩やかに移動させることができる。したがって、眼球内にレンズを安全確実に挿入することができる。
請求項2記載の眼内レンズ挿入器具によれば、プランジャーの移動行程に対するプランジャーの押圧力の値が減少することがないので、片手操作であってもプランジャーを緩やかに移動させることができる。したがって、眼球内にレンズを安全確実に挿入することができる。
請求項3記載の眼内レンズ挿入器具によれば、異なる弾性値を有する複数の弾性体を組み合わせることによりプランジャーの移動行程に対するバネ反力を不連続な特性にすることができる。その結果、プランジャーの押圧力の最大値を抑制することができる。
請求項4記載の眼内レンズ挿入器具によれば、弾性体の弾性値が非線形特性を有することから、プランジャーの移動行程に対するバネ反力をより精密に設計することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明が適用される眼内レンズ挿入器具の第1実施例を示す断面図である。この眼内レンズ挿入器具1は、変形可能な眼内レンズ2を通過させて眼球内に導く筒状の本体3と、前記本体3内において往復移動可能に収納され、眼内レンズ2を押圧して眼球内に放出するプランジャー4と、前記本体3と前記プランジャー4間に弾性体5とを備える。
筒状の本体3には、眼球の切開創口から先端部が眼球内に挿入されるノズル3a、レンズ2を設置するレンズ設置部3b、術者の指に把持される把持部3cが設けられている。さらに、レンズ設置部3bには開閉自在の蓋6が設けられ、レンズ設置部3b内にはレンズ2の移動を制限するための固定突起3dが設けられている。そして、本体3にはプランジャー4を軸支する中間支持部3eが設けられ、本体3の基端側にもプランジャー4を軸支する基端支持部材7が備えられている。図1では本体3と基端支持部材7とを別部材として構成しているが、両部材とも潤滑特性が良好な摩擦抵抗の小さい樹脂材料から製作されることから、適宜一体として構成することも可能である。また、本体3の製作に際してノズル3aや把持部3cを別体として製作後、組み立てにより一体化することも可能である。
ここで、本発明が適用される眼内レンズ挿入器具1は、医療用器具であるため器具の構成部材の材質は物理的・化学的に安定な材料であることが要求される。特に、眼内に挿入される部位に使用される材料は、生物学的に安全性の保証のなされたものでなければならない。例えば、FDA(Food and Drug Administration)でインプラント材料として認定されたものやISO(International Standardization Organization)でインプラント材料として規格化されたもの、あるいはISO10993に従って行なわれた試験の結果、問題のない材料であることが確認されたものであることが求められる。これらの要求を満たす材料として、例えば筒状の本体3の材料としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどを用いることができる。
レンズ2は、レンズ本体である光学部2aと該光学部2aを眼球内に位置固定するための2本の支持部材2bとからなる。支持部材2bは細いひげ状をしている。このレンズ2は軟質アクリル等、可撓性を有する材料からなり、レンズ自体を折り畳むことができるものである。
プランジャー4は、基端支持部材7の内径寸法より若干小さな外径寸法を有する部分4aと、ノズルの内径寸法より若干小さな外径寸法を有する部分4bとからなる。基端支持部材7の内径寸法より若干小さな外径寸法を有する部分4aは、基端支持部材7内に摺動可能にして挿入されている。また、ノズル3aの内径寸法より若干小さな外径寸法を有する部分4bは、本体の中間支持部3e内に摺動可能にして挿入されている。
また、本体3とプランジャー4との間には弾性体としてのバネ5が装着されている。具体的には本体の中間支持部3eの右端面とプランジャーの段部4cとの間に弦巻バネ5が装着されている。この弦巻バネ5は適正なバネ定数と適正な変形量を有するものでなければならないが、それらについては後述する。
このような眼内レンズ挿入器具1を用いてレンズ2を眼球内へ挿入する場合、術者は片手操作でレンズ2を眼球内へ挿入することができる。具体的には片手の人差し指と中指により本体の把持部3cを把持するとともに、親指の腹部をプランジャーの基端4dに当接してプランジャー4を本体3内に押し込む。そうすると、レンズ2はプランジャー4の先端により押圧され、テーパ状のレンズ移行部3fにおいて畳み込まれながらノズル3a内へと押し込まれる。さらに続けてプランジャー4を押し込むとレンズ2はノズル3a内を移動してノズル先端の開口部3gから眼球内へ放出される。
このレンズ設置部3bからノズル先端の開口部3gまでのレンズ移動行程、すなわちプランジャー4の移動行程(X)におけるプランジャー4の押圧力(F)は一定ではなく、特有の傾向を示すことを本発明者は見い出した。図2はこの様子を示すものであり、横軸はプランジャーの移動行程(X)を示し、縦軸はプランジャーの押圧力(F)を示している。ここで、横軸は図1に示すインジェクターのプランジャーの移動行程(X)そのものである。すなわち、図1においてレンズ2をノズル開口部3gから放出するためには、プランジャー4を右側から左側へと移動させる必要があるが、図2の横軸はこのプランジャーの移動行程(X)そのものを示したものであるから、横軸は右側から左側へと進行することになる。その結果、一般の図表とは異なり、横軸が縦軸と交わる点は原点ではなく、レンズ2が放出された後の位置を示すことになる。
図2は、弾性体5を設けない眼内レンズ挿入器具1のプランジャー4の移動行程(X)と押圧力(F)との関係を実測した特性図である。この特性は多くの実物に対して実測したものであり、多少の個体差は認められるものの概ね一定の関係を示すことが判明している。もっとも同一の眼内レンズ挿入器具を用いたとしても、眼内レンズの度数が異なればレンズの厚さが異なることから特性は異なることになる。当然のことながら、度数が高く厚いレンズの場合には押圧力のピーク値は大きくなる。ここで、横軸上の(イ)点は、図1中の(イ)点、すなわちノズル3aの先端位置に相当する。また、横軸上の(ロ)点は、図1中の(ロ)点、すなわちレンズ移行部3fとノズル3aとの境界位置に相当する。
尚、プランジャー4を押す速さはレンズ2を眼内に挿入させるのに適した速さであれば良く、一般的に20mm/min〜200mm/min程度であるが、70mm/min〜130mm/minが好ましい。
まず、レンズ2を右側から押して移動させると、レンズ2の外周部がレンズ移行部3fのテーパ内壁に接するまでの押圧力(F)は、本体3とプランジャー4間および本体3とレンズ2間の摺動抵抗だけであり小さい。続けてレンズ2を移動させ、レンズ2の外周部がレンズ移行部3fのテーパ内壁に接すると、レンズ2は変形させられて折り畳まれ始める。そうすると、前記摺動抵抗に加えてレンズ2の変形に要する力をプランジャー4から与える必要があるため、プランジャー4の押圧力(F)は急激に増加し始める。さらに続けてレンズ2を左側に移動させ、レンズ2がレンズ移行部3fのテーパ内壁からノズル3aに接する位置(ロ)点に到達すると、レンズの折り畳みに要する力が最大となることから、プランジャーの押圧力(F)はピークに達する。その後、さらにプランジャー4を押圧してレンズ2を左側に移動させる際には、プランジャーに必要な押圧力(F)は急激に低下する。レンズ2を略円筒形のノズル3a内において移動させるのに必要な押圧力(F)が急激に低下する原因は、レンズ2の折り畳みに要する力が不要になることと、ノズル開口部3gが折り畳まれたレンズからの内圧を受けて拡大すること等に基づくものである。このようにインジェクター内に弾性体を設けない場合には、プランジャーの移動行程中においてプランジャーの押圧力(F)が極端に高くなるピークを示すことになる。その結果、折り畳まれたレンズ2がノズル先端部3gより放出される段階(イ)点においてプランジャーの押圧力(F)が急激に低下し、プランジャーの先端も勢い余って眼球内に飛び出してしまう危険性があった。
図3は、弾性体5を設けた眼内レンズ挿入器具1にレンズ2を装填しない場合のプランジャー4の移動行程(X)と押圧力(F)との関係を示す特性図である。縦軸および横軸の意義は図2と同一である(以下、図3〜図7および図9においても同一である。)。横軸上の(ハ)点は、プランジャー4を移動して段部4cによりバネ5が圧縮され始める位置を示している。弾性体として線形特性を有する弦巻バネ5を用いていることから、バネの変形開始後のプランジャーの押圧力(F)は直線的に増加している。
図4は、第1実施例の眼内レンズ挿入器具1にレンズ2を装填して押し出す場合のプランジャー4の移動行程(X)と押圧力(F)との関係を示す特性図である。バネ定数およびバネ変形量を適正に設定した場合であり、結果的に図2と図3を重畳した特性となっている。すなわち、プランジャー4を右側から左側に移動させる場合、プランジャーの移動行程(X)がバネの変形開始位置(ハ)点に達すると、プランジャーの押圧力(F)が上昇し始める。そこからプランジャー4を左側に移動させ続けると、プランジャーの押圧力(F)は、レンズ2がレンズ移行部3fのテーパ内壁からノズルに接する境界位置(ロ)点に到達するまで連続的に増加する。そして、かかる境界位置を超えてレンズ2をノズル部3aに移動させると、プランジャーの押圧力(F)は(ロ)点のピーク値より若干は低下するものの大幅に低下することなく再び増加し始める。最終的にレンズ2がノズルの開口部3gから放出された後においてもプランジャーの押圧力(F)は低下することがない。したがって、ノズル3aからレンズ2が放出された位置(イ)点においても、プランジャーの押圧力(F)が急激に無くなりプランジャーの先端が勢い余って眼球内に飛び出してしまう危険性がなくなる。
図5は、第1実施例のインジェクターとは異なる弾性値を有する弾性体を用いた場合のプランジャーの移動行程(X)と押圧力(F)との関係を示す特性図である。この弾性体はレンズの変形に要する力に対して過大なバネ反力を備えたものであり、プランジャーの押圧力(F)が略直線的に増加するという利点がある。その一方、ノズルの先端からレンズを放出する段階(イ)点におけるプランジャーの押圧力(F)が大きくなり過ぎるという欠点もある。
図6は、図5に示す弾性体とは異なる弾性値を有する弾性体を用いた場合のプランジャーの移動行程(X)と押圧力(F)との関係を示す特性図である。この弾性体はレンズの変形に要する力に対して略適正なバネ反力を備えたものであり、プランジャーの押圧力(F)は不連続性を有するものの、プランジャーの移動行程(X)に対するプランジャーの押圧力(F)が減少することはない。
図7は、さらに図5や図6に示す弾性体とは異なる弾性値を有する弾性体を用いた場合のプランジャーの移動行程(X)と押圧力(F)との関係を示す特性図である。この弾性体はレンズの変形に要する力に対して過小なバネ反力を備えたものであり、ノズルの先端からレンズを放出する段階(イ)点におけるプランジャーの押圧力(F)が大きくなり過ぎないという利点がある。その一方、(ロ)点経過後のプランジャーの押圧力(F)が、最初のピーク値に対して低下する割合が大き過ぎるという欠点がある。
以上説明したように本発明に係る眼内レンズ挿入器具1によれば、プランジャー4の移動行程(X)に対するプランジャーの押圧力(F)が最初のピーク経過後においても大幅に減少することがないので、片手操作であってもプランジャーを緩やかに移動させることができる。また、プランジャーの移動行程(X)に対するプランジャーの押圧力(F)の値が減少することがないので、片手操作であってもプランジャーを緩やかに移動させることができる。したがって、眼球内にレンズを安全確実に挿入することができる。なお、第1実施例において、プランジャーの押圧力(F)が最初のピーク値に達した後のプランジャーの移動行程(X)において前記ピーク値の60%以上を保持することとしたのは、実際に片手操作した場合に操作者が違和感を覚えることなく操作可能な値に基づいて規定したものである。この値には多少の個人差はあるが、安全性を考慮すると75%以上が好ましく、90%以上がより一層好ましい値である。
図8は、本発明の第2実施例を示す眼内レンズ挿入器具の断面図である。この眼内レンズ挿入器具1は、異なる弾性値を有する複数の弾性体5a,5bからなることを特徴とするものである。基本構成は図1に示す第1実施例と共通であるので、共通部分についての説明は省略し、第1実施例と異なる構成を有する部分についてのみ説明する。第1実施例では本体3とプランジャー4との間に一つの弾性体5を配設していたが、本実施例ではバネ定数および変形量が異なる二つのバネ5a,5bが配設されている。本実施例では内側に配設された弦巻バネ5aの変形量は大きく設定され、外側に配設された弦巻バネ5bの変形量は小さく設定されている。また、内側に配設された弦巻バネ5aの右端とプランジャーの段部4cとの間には、摺動リング8がプランジャー4bに摺動可能に装着されている。
このような構成を有する眼内レンズ挿入器具を用いてレンズ2を放出する場合のプランジャーの移動行程(X)に対する押圧力(F)について説明する。図9は、第2実施例の眼内レンズ挿入器具において、レンズ2を装填しない場合のプランジャーの移動行程(X)と押圧力(F)との関係を示す特性図である。プランジャー4を右側から左側に移動させると、最初はプランジャー4とプランジャーが支持される本体3間の摺動抵抗だけであるので、押圧力(F)は小さい。プランジャー4の移動が進み摺動リング8を介してプランジャーの段部4cによって内側に配設された弦巻バネ5aが圧縮され始める(ハ)点に達すると、内側に配設された弦巻バネ5aの反力がプランジャーの押圧力として加わる。さらにプランジャーを左側に移動させると、外側に配設された弦巻バネ5bも摺動リング8を介してプランジャーの段部4cによって圧縮され始める。そうすると、外側に配設された弦巻バネ5bが圧縮され始める位置(ロ)点以降においては、二つの弦巻バネ5a,5bの反力がプランジャーの押圧力に加わることになる。ここで、外側に配設された弦巻バネ5bが圧縮され始める位置(ロ)点を、レンズの変形に要する力が最大となる位置、すなわち図8に示す(ロ)点に一致させると、プランジャーの押圧力がピークに達した後の移動行程における押圧力の低下を少なくすることができるとともに、レンズ放出後の押圧力の増加も抑制できるという利点がある。したがって、このような複数のバネ定数を有するバネ5a,5bを組み合わせることによりプランジャーの移動行程(X)に対するバネ反力を不連続特性にすることができる。その結果、プランジャーの押圧力(F)の最大値を抑制することが可能な眼内レンズ挿入器具を実現できる。
図10は、本発明の第3実施例を示す眼内レンズ挿入器具の断面図である。この眼内レンズ挿入器具1は、弾性体の弾性値が非線形特性を有することを特徴とするものである。図1に示す第1実施例や第2実施例と共通する部分についての説明は省略し、これらの実施例と異なる構成を有する部分についてのみ説明する。第1実施例や第2実施例では筒状の本体3内に弾性体5を配設していたが、本実施例では本体3とプランジャーの基端4dとの間に弾性体5c〜5fが配設されている。図10(a)は本体3とプランジャーの基端4dとの間に、弾性値が異なる二つの弦巻バネ5c,5dを配設したものである。また、図10(b)は本体3とプランジャーの基端4dとの間に、一端から他端にかけて素線径が徐々に変化する弦巻バネ5eを配設したものである。さらに、図10(c)は本体3とプランジャーの基端4dとの間に、一端から他端にかけて弦巻径が徐々に変化する弦巻バネ5fを配設したものである。なお、各弦巻バネ5c〜5fの一端または両端にはバネ圧縮時の着座を良好ならしめるために、摺動リング8が装着されている。これらの実施例によれば、プランジャーの移動行程に対して弾性体の弾性値は非線形特性を示すことから、ノズル開口部からレンズが放出される前後のプランジャーの押圧力をより精密に設計することができる。
図11は、本発明の第4実施例を示す眼内レンズ挿入器具の断面図である。この眼内レンズ挿入器具1は、本体3とプランジャー4間に弾性体5を配設すると共に、筒状の本体3の内面と摺動するプランジャーの外面4aに摺動抵抗増加機構9を備えたものである。本実施例の基本構成は図1に示す第1実施例と共通であるので、共通部分についての説明は省略し、第1実施例と異なる構成を有する部分についてのみ説明する。本実施例では筒状の本体3の内面と摺動するプランジャーの外面4aに摺動抵抗増加機構9を備えている。具体的にはプランジャーの外面4aに1または複数の突起9a〜9cが設けられている。突起9a〜9cが設けられるプランジャー4の軸方向位置は、レンズ2の折り畳みに要する変形抵抗がなくなり突起9a〜9cを設けない場合にプランジャー4の押圧力が減少に転ずる位置に対応している。このような構成によりプランジャーの移動行程に対するプランジャーの押圧力の急激な変化を緩和することができる。
なお、図11には本体3とプランジャー4間に弾性体たる弦巻バネ5を配設すると共に、プランジャーの外面4aに摺動抵抗増加機構たる突起9a〜9cを備え、弦巻バネ5の圧縮抵抗力と突起9a〜9cの摺動抵抗力の組合せにより、プランジャーの移動行程に対するプランジャーの押圧力の急激な変化を緩和する実施例を示したが、弦巻バネ5の圧縮抵抗力と突起9a〜9cの摺動抵抗力のいずれか一方だけを用いることとしてもよい。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施をすることができる。例えば、上記実施例においては、筒状の本体3内に眼内レンズ2を直接セットする場合について説明したが、本体3とは別のカートリッジ内に眼内レンズ2をセットし、該カートリッジを本体3に装着して使用するカートリッジ式の眼内レンズ挿入器具についても適用できることは言うまでもない。
また、上記実施例においては弾性体5として弦巻バネを用いた場合について説明したが、弾性体5は弦巻バネに限られるものではなく、樹脂発泡体のような素材の弾性そのものを利用した弾性体であっても構わない。
本発明の第1実施例を示す眼内レンズ挿入器具の断面図である。 弾性体を設けない眼内レンズ挿入器具のプランジャーの移動行程と押圧力との関係を示す特性図である。 弾性体を設けた眼内レンズ挿入器具にレンズを装填しない場合のプランジャーの移動行程と押圧力との関係を示す特性図である。 第1実施例の眼内レンズ挿入器具におけるプランジャーの移動行程と押圧力との関係を示す特性図である。 異なる弾性値を有する弾性体を用いた場合のプランジャーの移動行程と押圧力との関係を示す特性図である。 同上 同上 本発明の第2実施例を示す眼内レンズ挿入器具の断面図である。 第2実施例の眼内レンズ挿入器具において、レンズを装填しない場合のプランジャーの移動行程と押圧力との関係を示す特性図である。 本発明の第3実施例を示す眼内レンズ挿入器具の断面図である。 本発明の第4実施例を示す眼内レンズ挿入器具の断面図である。
符号の説明
1 眼内レンズ挿入器具(インジェクター)
2 眼内レンズ(レンズ)
3 本体
4,4a,4b プランジャー
5,5a,5b,5c,5d,5e,5f 弾性体(弦巻バネ)
9,9a,9b,9c 摺動抵抗増加機構(突起)

Claims (4)

  1. 変形可能な眼内レンズを通過させて眼球内に導く筒状の本体と、
    前記本体内において往復移動可能に収納され、眼内レンズを押圧して眼球内に放出するプランジャーと、
    前記本体と前記プランジャー間に弾性体及び/又は摺動抵抗増加機構と、を備えた眼内レンズ挿入器具であって、
    前記プランジャーの押圧力(F)が、最初のピーク値に達した後のプランジャーの移動行程(X)において前記ピーク値の60%以上を保持可能なことを特徴とする眼内レンズ挿入器具。
  2. 変形可能な眼内レンズを通過させて眼球内に導く筒状の本体と、
    前記本体内において往復移動可能に収納され、眼内レンズを押圧して眼球内に放出するプランジャーと、
    前記本体と前記プランジャー間に弾性体及び/又は摺動抵抗増加機構と、を備えた眼内レンズ挿入器具であって、
    前記プランジャーの移動行程(X)に対するプランジャーの押圧力(F)の値が減少しないことを特徴とする眼内レンズ挿入器具。
  3. 前記弾性体が異なる弾性値を有する複数の弾性体からなることを特徴とする請求項1または2記載の眼内レンズ挿入器具。
  4. 前記弾性体の弾性値が非線形特性を有することを特徴とする請求項1または2記載の眼内レンズ挿入器具。
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