JP2007221863A - ゲート駆動回路 - Google Patents

ゲート駆動回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2007221863A
JP2007221863A JP2006036943A JP2006036943A JP2007221863A JP 2007221863 A JP2007221863 A JP 2007221863A JP 2006036943 A JP2006036943 A JP 2006036943A JP 2006036943 A JP2006036943 A JP 2006036943A JP 2007221863 A JP2007221863 A JP 2007221863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
current
gate
main
switching element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006036943A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4874665B2 (ja
Inventor
Hiromichi Tai
裕通 田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006036943A priority Critical patent/JP4874665B2/ja
Priority to US11/608,991 priority patent/US7804353B2/en
Priority to CNB2007100017680A priority patent/CN100514805C/zh
Priority to DE102007004557.5A priority patent/DE102007004557B4/de
Publication of JP2007221863A publication Critical patent/JP2007221863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4874665B2 publication Critical patent/JP4874665B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/08Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/168Modifications for eliminating interference voltages or currents in composite switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/0036Means reducing energy consumption

Abstract

【課題】アクティブゲート駆動技術によるサージ電圧抑制を行いながら、素子損失の増大を抑制するゲート駆動回路を提供する。
【解決手段】電力用スイッチング素子9の主電極間に印加される電圧を検出する主電圧検出手段4a, 4bと、主電圧検出手段によって検出される電圧に応じて電力用スイッチング素子のゲート電極に電流を注入する制御電流源6と、電力用スイッチング素子の主電極間に流れる主電流を検出する主電流検出手段14と、主電流検出手段によって検出される主電流に応じて制御電流源の電流を調整する調整手段12, 2とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力用スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路に関する。
電力用スイッチング素子を応用した電力変換器は、スイッチング素子の大容量化・高速化に伴い、その応用範囲を着実に広げている。このような電力用スイッチング素子において、特に、最近応用分野を伸ばしてきたのがMOSゲート型のスイッチング素子であるIGBTやMOSFETである。
IGBTやMOSFETは、オン・オフ状態を自己継続しないノンラッチング型のスイッチング素子であり、サイリスタ等のラッチング型のスイッチング素子に比べて、ゲート駆動による高い制御性が可能な点が大きな利点である。このノンラッチング型のスイッチング素子は、ターンオン・ターンオフのスイッチング過渡期においても、ゲート制御によってサージ電圧やサージ電流を抑制したり、スイッチング過渡期の電流や電圧の傾きを自在に制御したりすることが可能になる。
こうしたノンラッチング型スイッチング素子の特徴を生かした応用例として、アクティブゲート駆動技術による多直列高圧変換器がある。多直列高圧変換器では、限られた耐圧の素子を多数個直列に接続することで、電力系統などの高電圧用途に用いることが可能な、高圧変換器を実現するものである。多直列変換器では、直列に接続された多数個の素子間における、わずかなスイッチングタイミングのずれによって、大きな電圧分担のばらつきが生じるという問題がある。これに対する対応策が、アクティブゲート駆動技術である(例えば、特許文献1参照)。
従来からあるアクティブゲート駆動技術によるゲート駆動回路としては、例えば図5に示すようなものがある。スイッチング素子9の制御入力端子であるゲート電極は、ゲート抵抗3を介して電圧増幅器5に接続されているとともに、制御電流源6の出力にも接続されている。制御電流源6の入力は電圧増幅器2の出力に接続され、電圧増幅器2の入力には、分圧用の抵抗4a、および4bによって分圧されたスイッチング素子9のコレクタ・エミッタ間電圧が印加されている。通常動作の状態では、電圧増幅器5を介して印加されるゲート信号に従ってスイッチング素子9がオン・オフ動作を行なうが、スイッチング素子9のターンオフ時にサージ電圧が発生した場合には、制御電流源6よりの出力電流が増大する。制御電流源6よりスイッチング素子9のゲート端子に流入する電流によってスイッチング素子9のゲート電圧が上昇し、これによってスイッチング素子9のコレクタ電流は増大し、結果として、スイッチング素子9のコレクタ電圧が下降する。このような動作によって、スイッチング素子9のサージ電圧を抑制するものである。
特開2005−86940号公報
特許文献1に記載の発明においては、スイッチング素子の主電圧Vceをゲート駆動回路においてフィードバック制御することで、サージ電圧の発生を抑制するものである。こうした方式の場合、スイッチング素子以外にはなんらの主回路素子も要しないという点では、回路構成が簡素となる利点があるが、一方、スイッチング素子が損失のすべてを分担しなければならないために、素子損失が増大するという問題がある。
この問題を、以下図6および図7を参照しながら、詳細に説明する。
図6において、期間T1でコレクタ電流Icがわずかに下がり始める。コレクタ電圧はコレクタ電流の時間微分値に比例して上昇するので、期間T1において、コレクタ電圧は急速に上昇する。コレクタ電圧Vceがある一定の値に達すると、ピークサージ電圧を抑制するアクティブゲート駆動回路が動作を開始し、コレクタ電圧を一定の値に抑えるように制御が働く。この期間が期間T2である。コレクタ電圧が一定だから、コレクタ電流の時間微分値もまた一定の値となるので、コレクタ電流は直線状に降下する。コレクタ電流がほぼ0になったときに、期間T2は終了し、期間T3ではコレクタ電流はほぼ0で、コレクタ電圧は急激に電源電圧Vdcに収束する。
一方、図7に示すのは、アクティブゲートを用いない場合の、コレクタ電流およびコレクタ・エミッタ間電圧の波形である。図6の期間T2がなくなり、期間T1でコレクタ電流Icが下がるにつれて、コレクタ・エミッタ間電圧VceはIcの時間微分値に比例して上昇し、ピークを迎えた後に、コレクタ電流Icがほぼ0に達すると急速に下降して、電源電圧Vdcにほぼ等しい値となって、期間T3に移行する。
アクティブゲート駆動を用いない場合には、コレクタ・エミッタ間電圧Vceを抑える回路要素も制御回路も存在しないために、主回路のインダクタンス分が大きい場合などには、図7の期間T1の間の、コレクタ・エミッタ間電圧が許容される最大値を超えてスイッチング素子が破壊されてしまう。アクティブゲート駆動を適用する目的は、このピーク電圧を制御によって抑えることで、スイッチング素子の破壊を防止することである。
アクティブゲート駆動技術によってピークサージ電圧を抑制する場合には、スイッチング素子のターンオフ時にサージ電圧を抑制している期間について、余分の損失が発生する。図6における、期間T2がそれである。期間T2では、コレクタ電圧を一定の値にクランプするようにアクティブゲート駆動回路が作動している。ターンオフ時のコレクタ電圧は、コレクタ電流Icの時間微分値であるdIc/dtに比例するので、期間T2ではdIc/dt、すなわちコレクタ電流Icの傾きが一定の値となる。この期間T2におけるコレクタ・エミッタ間電圧をVcep1とし、直流電源電圧をVdc、主回路の寄生インダクタンス成分をLsとすれば、
Figure 2007221863
という関係が成り立つのである。そのため、期間T2における素子の損失をE2とすれば、期間T2の時間幅をt2、コレクタ電流の最大値をIcp1として、テイル電流が十分小さいと仮定すれば、
Figure 2007221863
すなわち、期間T2における素子の損失は、コレクタ電流の最大値Icp1の2乗に比例するとともに、ターンオフ期間のコレクタ・エミッタ間電圧Vcep1が電源電圧Vdcに近づくほど飛躍的に増大するものである。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、アクティブゲート駆動技術によるサージ電圧抑制を行いながら、素子損失の増大を抑制するゲート駆動回路を提供することを課題とする。
本発明に係るゲート駆動回路は、上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、電力用スイッチング素子の主電極間に印加される電圧を検出する主電圧検出手段と、前記主電圧検出手段によって検出される電圧に応じて前記電力用スイッチング素子のゲート電極に電流を注入する制御電流源と、前記電力用スイッチング素子の前記主電極間に流れる主電流を検出する主電流検出手段と、前記主電流検出手段によって検出される主電流に応じて前記制御電流源の電流を調整する調整手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記電力用スイッチング素子の主電極間に印加される電圧を検出する主電圧検出手段と、前記主電圧検出手段によって検出される電圧に応じて前記ゲート電極に電流を注入する制御電流源と、前記電力用スイッチング素子の前記ゲート電極の電圧を検出するゲート電圧検出手段と、前記ゲート電圧検出手段によって検出される前記ゲート電極の電圧に応じて、前記制御電流源の電流を調整する調整手段とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記電力用スイッチング素子の主電極間に印加される電圧を検出する主電圧検出手段と、前記主電圧検出手段によって検出される電圧に応じて前記ゲート電極に電流を注入する制御電流源と、前記電力用スイッチング素子の前記ゲート電極に接続されたゲート抵抗と、前記ゲート抵抗に流れるゲート電流を検出するゲート電流検出手段と、前記ゲート電流検出手段によって検出される前記ゲート電流に応じて前記制御電流源の電流を調整する調整手段とを備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1において、前記調整手段は、前記主電圧検出手段で検出された電圧から前記ゲート電流検出手段で検出された電圧を減算して得られた差電圧を前記制御電流源に出力する演算手段を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2において、前記調整手段は、前記主電圧検出手段で検出された電圧から前記ゲート電圧検出手段で検出された電圧を減算して得られた差電圧を前記制御電流源に出力する演算手段を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3において、前記調整手段は、前記主電圧検出手段で検出された電圧から前記ゲート電流検出手段で検出された電流に比例した電圧を減算して得られた差電圧を前記制御電流源に出力する演算手段を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項4乃至6のいずれか1項において、前記調整手段は、前記電力用スイッチング素子のオン・オフに応じて前記主電流検出手段の出力を追随又は保持し、前記演算手段の反転入力端子に出力する出力追随保持手段を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1乃至6記載の発明によれば、アクティブゲート駆動技術を適用することでスイッチング素子に印加されるサージ電圧を抑制することができるとともに、調整手段がスイッチング素子の主電極間に流れる主電流に応じて制御電流源の電流を調整するので、調整された電流に応じてサージ電圧の抑制値を可変できる。これにより、アクティブゲート駆動技術の適用にもかかわらずスイッチング素子の損失増大を抑制することができる。
本発明の請求項7記載の発明によれば、上述した請求項1乃至6記載の発明の効果に加え、出力追随保持手段がターンオフ過渡期間であってもターンオフ直前の時点での主電流の大きさを保持するので、保持された主電流の値に応じてアクティブゲートの動作レベルを調整することが可能になる。これにより安定したアクティブゲート動作が可能となる。
以下、本発明ゲート駆動回路の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1を示す図である。なお、図1および後述の各実施の形態を示す図において、図5における構成要素と同一ないし均等のものは、前記と同一符号を以て示し、重複した説明を省略する。まず、本実施の形態の構成を説明すると、本実施の形態では、ゲート駆動回路11aはスイッチング素子9を駆動する。ゲート駆動回路11aは、図5の構成に加えて、電圧増幅器13と加算器12と電流検出器14とを有している。
電流検出器14は、本発明の主電流検出手段に対応し、スイッチング素子9のエミッタに一端が接続され、スイッチング素子9に流れるコレクタ電流を検出し、検出した電流に比例した電圧を電圧増幅器13に出力する。電圧増幅器13は、電流検出器14からの検出した電流に比例した電圧を増幅して加算器12の反転入力端子に出力する。
スイッチング素子9のコレクタと電流検出器14の他端との間には、分圧用の抵抗4aと抵抗4bとが直列に接続されている。直列に接続された抵抗4aと抵抗4bとは、本発明の主電圧検出手段に対応し、スイッチング素子9のコレクタ・エミッタ間電圧Vceを検出し、検出された電圧Vceを抵抗4aと抵抗4bとで分圧して加算器12の非反転入力端子に出力する。
加算器12は、本発明の調整手段に対応し、抵抗4aと抵抗4bとで分圧された電圧Vceから、電圧増幅器13からの電圧を減算し、得られた差電圧を電圧増幅器2に出力する。電圧増幅器2は、加算器12からの差電圧を増幅して制御電流源6に出力する。制御電流源6は、電圧増幅器2で増幅された差電圧に応じて電流量を調整し、スイッチング素子9のゲート端子に流す。
次に、上述のように構成された本実施の形態の作用を説明する。電流検出器14の出力電圧はスイッチング素子9のコレクタ電流に比例している。そのため、スイッチング素子9のコレクタ電流が大きいほど、電圧増幅器13の出力電圧も高くなり、これにより、加算器12の作用によって、同じ分圧出力に対して、電圧増幅器2の出力は、コレクタ電流が大きいほど小さくなる。逆に言えば、制御電流源6が同一の電流をスイッチング素子9のゲートに流し込むためには、コレクタ電流が大きいほど、コレクタ・エミッタ間電圧が大きい必要があることになる。
すなわち、コレクタ電流が大きくなるほど、アクティブゲート駆動回路によって決まるコレクタ電圧のクランプレベルが大きくなるものである。
したがって、本実施の形態においては、コレクタ電流が図6のIcp2のように高い値を示す場合には、コレクタ電圧もVcep2のように高い値を示すような回路構成がとられているため、(2)式からVcep2とVdcの差が大きくなることによって、素子における損失を抑制することが可能となる。
従来技術のままでは、図6において、ターンオフ時のコレクタ電流がIcp1であってもIcp2であっても、コレクタ電圧のピーク値はVcep1のままであり、コレクタ電流が増大した場合に損失が増大していたが、これをコレクタ電圧のピーク値をコレクタ電流が増大するに連れて、Vcep1からVcep2と増大させることによって、素子の損失増大を抑制するものである。
上述のとおり、本発明の実施例1の形態に係るゲート駆動回路によれば、アクティブゲート駆動回路によるサージ電圧抑制機能を持たせながら、同時に、コレクタ電流が大きくなるほどコレクタ電圧のクランプレベルが上昇し、これによって素子損失の増大を抑制することができる。
図2に、本発明の実施例2に係るゲート駆動回路の構成を示す。実施例1の構成では、スイッチング素子9のコレクタ電流を電流検出器14によって直接検出している。しかしながら、電流検出器はしばしば高価で大きなサイズを占めることがある。図2に示す本発明の実施例2に係るゲート駆動回路の構成では、電流検出器14に代えて、スイッチング素子9のゲート電圧によって、コレクタ電流を間接的に検出するものである。
スイッチング素子9のゲート電極は電圧増幅器13の入力に接続し、本発明のゲート電圧検出手段に対応している。これによって、電圧増幅器13がスイッチング素子9のゲート電圧を増幅し、加算器12の反転入力端子に出力する。
本実施の形態の作用を以下に説明する。スイッチング素子9のゲート電圧は、ターンオフ過渡期においては、コレクタ電流に比例して大きくなる。より厳密には、ゲート電圧に対してコレクタ電流は2乗カーブを描く。したがって、図2において、ターンオフ過渡期には、コレクタ電流が大きいほど、ゲート駆動回路11b内部の電圧増幅器13の入出力電圧は高くなり、これによって加算器12の出力電圧は、抵抗4a,4bによって構成される分圧器の出力が同一であっても、より低くなることになる。すなわち、同じコレクタ・エミッタ間電圧に対して、コレクタ電流が大きいほど、制御電流源6の入力電圧は低くなることになる。これは、コレクタ電流が大きくなるほど、アクティブゲート駆動回路によって決まるコレクタ電圧のクランプレベルが大きくなることを意味する。
上述のとおり、実施例2の形態に係るゲート駆動回路によれば、高価な電流検出器によらず、アクティブゲート駆動回路によるサージ電圧抑制機能を持たせながら、同時に、コレクタ電流が大きくなるほどコレクタ電圧のクランプレベルが上昇し、これによって素子損失の増大を抑制することができる。
実施例2の形態に係るゲート駆動回路では、スイッチング素子9のコレクタ電流を、ゲート電圧で間接的に検出していた。しかしながら、ゲート電圧は多くの大電力用素子では+15V〜−15Vの比較的広い範囲の値をとるため、その検出のためにはやや煩雑な電子回路を要することがある。これに対して、図3に示す本発明の実施例3の形態に係るゲート駆動回路では、ゲート電圧を直接用いず、ゲート抵抗に流れる電流を基にしている。
電流検出器15は、本発明のゲート電流検出手段に対応し、一端がゲート抵抗3を介してスイッチング素子9のゲート端子に接続され、他端が電圧増幅器5の出力端子に接続されている。これにより、検出されたゲート電流の電流値に比例した電圧を電圧増幅器13に出力する。電圧増幅器13は、電流検出器15からの検出した電流に比例した電圧を増幅して加算器12の反転入力端子に出力する。
本実施の形態の作用を以下に説明する。スイッチング素子9をターンオフさせる過程において、ゲート抵抗3を流れる電流が大きいほど加算器12の反転入力の電圧は高くなり、制御電流源6の入力電圧は低くなる。ターンオフ時は、電圧増幅器5の出力電圧はマイナス側の最小値となるから、スイッチング素子9のゲート電圧が高いほど、ゲート抵抗3を流れる電流は大きい。したがって、スイッチング素子9のコレクタ電流が大きいほど、ゲート電圧は高く、ゲート抵抗3を流れる電流も大きくなり、これによって制御電流源6の出力電流は小さくなる。すなわち、コレクタ電流が大きくなるほど、アクティブゲート駆動回路によって決まるコレクタ電圧のクランプレベルが大きくなるものである。
上述のとおり、実施例3の形態に係るゲート駆動回路によれば、ゲート電圧検出回路によらずに、アクティブゲート駆動回路によるサージ電圧抑制機能を持たせながら、同時に、コレクタ電流が大きくなるほどコレクタ電圧のクランプレベルが上昇し、これによって素子損失の増大を抑制することができる。
図4に、本発明の実施例4に係るゲート駆動回路の構成を示す。上述した実施の形態では、検出されたスイッチング素子9のコレクタ電流を直接、加算器12に入力している。ところが、コレクタ電流をフィードバックする目的は、スイッチング素子9のターンオフ直前の時点での電流の大きさに応じてアクティブゲートの動作レベルを調整することにある。このため、ターンオフ過渡期間でのコレクタ電流の値ではなく、それ以前の電流の値によって動作レベルを調整するほうが、アクティブゲート動作を安定させることができる。
そこで、図4に示す本発明の実施例4の形態に係るゲート駆動回路11dでは、トラックホールドアンプ16を使用している。トラックホールドアンプ16は、本発明の出力追随保持手段に対応し、ゲート抵抗3を介してスイッチング素子9のゲート電極に接続することによって、スイッチング素子9のオン・オフ信号を監視する。電流検出器14は検出したコレクタ電流に比例した電圧をトラックホールドアンプ16の入力端子に出力する。トラックホールドアンプ16は、スイッチング素子9のオン・オフ信号に応じて電流検出器14の出力した電圧を追随又は保持して、加算器12の反転入力端子に出力する。
本実施の形態の作用を以下に説明する。トラックホールドアンプ16は、電圧増幅器5の出力電圧に応じて、スイッチング素子9にオン信号が印加されている間はトラックモード(追随モード)で動作し、加算器12に電流検出器14の出力電圧に比例した信号を供給する。スイッチング素子9にオフ信号が印加されると、トラックホールドアンプ16はホールドモード(保持モード)に移行し、加算器12の入力電圧はオフ信号が印加された時点での電流検出器14の出力電圧に比例した信号レベルを保持する。このようにしてスイッチング素子9のコレクタ電流が大きくなるほどコレクタ電圧のクランプレベルが上昇し、損失の増大を抑制できる。
上述のとおり、実施例4の形態に係るゲート駆動回路によれば、トラックホールドアンプ16がターンオフ過渡期間であってもターンオフ直前の時点での主電流の大きさを保持するので、保持された主電流の値に応じてアクティブゲートの動作レベルを調整することが可能になる。これにより安定したアクティブゲート動作が可能となる。
これまで述べてきた本発明の実施例において、スイッチング素子としてはIGBTを例示したが、IGBTに限らず電圧で制御されるノンラッチング型のスイッチング素子であれば、MOSFETなどにも同様に本発明が適用できることは言うまでもない。
本発明に係るゲート駆動回路は、電力変換回路に用いられる電力用スイッチング素子のゲート駆動に利用可能である。
本発明の実施例1の形態であるゲート駆動回路の回路図である。 本発明の実施例2の形態の回路図である。 本発明の実施例3の形態の回路図である。 本発明の実施例4の形態の回路図である。 従来のゲート駆動回路の回路図である。 従来のゲート駆動回路での素子損失を説明する説明図である。 従来のゲート駆動回路におけるアクティブゲート駆動を適用しない場合の素子損失を説明する説明図である。
符号の説明
1a、1b ゲート電源
2、5、13 電圧増幅器
3 ゲート抵抗
4a, 4b 分圧用の抵抗
6 制御電流源
7 コンデンサ
8 ダイオード
9 電力用スイッチング素子
10 フライホイールダイオード
11a, 11b, 11c, 11d ゲート駆動回路
12 加算器
14, 15 電流検出器
16 トラックホールドアンプ

Claims (7)

  1. 電力用スイッチング素子のゲート電極を駆動するゲート駆動回路であって、
    前記電力用スイッチング素子の主電極間に印加される電圧を検出する主電圧検出手段と、
    前記主電圧検出手段によって検出される電圧に応じて前記ゲート電極に電流を注入する制御電流源と、
    前記電力用スイッチング素子の前記主電極間に流れる主電流を検出する主電流検出手段と、
    前記主電流検出手段によって検出される主電流に応じて前記制御電流源の電流を調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とするゲート駆動回路。
  2. 電力用スイッチング素子のゲート電極を駆動するゲート駆動回路であって、
    前記電力用スイッチング素子の主電極間に印加される電圧を検出する主電圧検出手段と、
    前記主電圧検出手段によって検出される電圧に応じて前記ゲート電極に電流を注入する制御電流源と、
    前記電力用スイッチング素子の前記ゲート電極の電圧を検出するゲート電圧検出手段と、
    前記ゲート電圧検出手段によって検出される前記ゲート電極の電圧に応じて、前記制御電流源の電流を調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とするゲート駆動回路。
  3. 電力用スイッチング素子のゲート電極を駆動するゲート駆動回路であって、
    前記電力用スイッチング素子の主電極間に印加される電圧を検出する主電圧検出手段と、
    前記主電圧検出手段によって検出される電圧に応じて前記ゲート電極に電流を注入する制御電流源と、
    前記電力用スイッチング素子の前記ゲート電極に接続されたゲート抵抗と、
    前記ゲート抵抗に流れるゲート電流を検出するゲート電流検出手段と、
    前記ゲート電流検出手段によって検出される前記ゲート電流に応じて前記制御電流源の電流を調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とするゲート駆動回路。
  4. 前記調整手段は、前記主電圧検出手段で検出された電圧から前記ゲート電流検出手段で検出された電圧を減算して得られた差電圧を前記制御電流源に出力する演算手段を有することを特徴とする請求項1記載のゲート駆動回路。
  5. 前記調整手段は、前記主電圧検出手段で検出された電圧から前記ゲート電圧検出手段で検出された電圧を減算して得られた差電圧を前記制御電流源に出力する演算手段を有することを特徴とする請求項2記載のゲート駆動回路。
  6. 前記調整手段は、前記主電圧検出手段で検出された電圧から前記ゲート電流検出手段で検出された電流に比例した電圧を減算して得られた差電圧を前記制御電流源に出力する演算手段を有することを特徴とする請求項3記載のゲート駆動回路。
  7. 前記調整手段は、前記電力用スイッチング素子のオン・オフに応じて前記主電流検出手段の出力を追随又は保持し、前記演算手段の反転入力端子に出力する出力追随保持手段を備えることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項記載のゲート駆動回路。
JP2006036943A 2006-02-14 2006-02-14 ゲート駆動回路 Expired - Fee Related JP4874665B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006036943A JP4874665B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 ゲート駆動回路
US11/608,991 US7804353B2 (en) 2006-02-14 2006-12-11 Gate drive circuit
CNB2007100017680A CN100514805C (zh) 2006-02-14 2007-01-16 栅极驱动电路
DE102007004557.5A DE102007004557B4 (de) 2006-02-14 2007-01-30 Gate-Treiberschaltung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006036943A JP4874665B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 ゲート駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007221863A true JP2007221863A (ja) 2007-08-30
JP4874665B2 JP4874665B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=38320037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006036943A Expired - Fee Related JP4874665B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 ゲート駆動回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7804353B2 (ja)
JP (1) JP4874665B2 (ja)
CN (1) CN100514805C (ja)
DE (1) DE102007004557B4 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207294A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Fuji Electric Systems Co Ltd 電圧駆動型半導体素子の過電圧保護装置
JP2012039459A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Honda Motor Co Ltd 半導体素子の駆動装置
JP2015510382A (ja) * 2011-12-23 2015-04-02 アマンティス・リミテッドAmantys Limited 半導体装置制御器
JP2020205491A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 富士電機株式会社 集積回路、半導体装置
JP2021035142A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 富士電機株式会社 ゲート駆動回路、駆動装置、半導体装置及びゲート駆動方法
US10958156B2 (en) 2018-03-21 2021-03-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic circuit, power conversion device, driving device, vehicle, and elevator

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101836350B (zh) * 2007-10-24 2013-02-06 株式会社东芝 电力变换装置
JP2009225506A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Toshiba Corp 電力変換器
JP5430608B2 (ja) * 2011-04-27 2014-03-05 カルソニックカンセイ株式会社 半導体スイッチング素子駆動回路
KR101900722B1 (ko) 2012-07-10 2018-09-20 삼성전자주식회사 파워 모스 트랜지스터의 게이트 구동회로
US9094005B2 (en) * 2013-07-30 2015-07-28 Denso Corporation Semiconductor element module and gate drive circuit
US9774244B2 (en) * 2013-11-01 2017-09-26 Tm4 Inc. Power converter configured for limiting switching overvoltage
US10071652B2 (en) * 2016-05-11 2018-09-11 Ford Global Technologies, Llc Dual mode IGBT gate drive to reduce switching loss
JP7200522B2 (ja) 2018-07-12 2023-01-10 株式会社デンソー ゲート駆動回路
US11431332B2 (en) 2018-07-12 2022-08-30 Denso Corporation Gate drive circuit
JP6908010B2 (ja) * 2018-08-28 2021-07-21 株式会社デンソー スイッチの駆動装置
JP2020061903A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 株式会社デンソー ゲート駆動装置
WO2020228943A1 (de) * 2019-05-14 2020-11-19 Siemens Aktiengesellschaft Integrierte schaltung mit leistungshalbleiterschalter
JP7172912B2 (ja) 2019-08-08 2022-11-16 株式会社デンソー スイッチの駆動回路及び駆動装置
JP7180627B2 (ja) 2020-03-03 2022-11-30 株式会社デンソー ゲート駆動装置
JP7180626B2 (ja) 2020-03-03 2022-11-30 株式会社デンソー ゲート駆動装置
JP7399827B2 (ja) * 2020-09-04 2023-12-18 株式会社東芝 電子回路及び電力変換器
JP2023057791A (ja) 2021-10-12 2023-04-24 株式会社デンソー ゲート駆動装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001257572A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Ricoh Co Ltd スイッチング素子駆動回路装置およびそれを用いた電子機器
JP2004504799A (ja) * 2000-07-13 2004-02-12 シーティー−コンセプト・テヒノロギー・アクチェンゲゼルシャフト 電力半導体スイッチの過渡状態を状態に応じて制御する方法と装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61940A (ja) 1984-06-12 1986-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学式デイスク再生装置のトラツキング方法
JP3260036B2 (ja) * 1994-06-06 2002-02-25 株式会社東芝 電圧駆動形電力用スイッチ素子のゲート駆動回路
JP2806324B2 (ja) * 1995-08-25 1998-09-30 日本電気株式会社 内部降圧回路
DE19855604C5 (de) 1998-12-02 2004-04-15 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zum Ansteuern einer Leistungsendstufe
DE10103919B4 (de) 2001-01-30 2014-10-16 Infineon Technologies Ag Leistungstransistor mit einer Temperaturschutzschaltung und Verfahren zur temperaturabhängigen Ansteuerung eines Leistungstransistors
JP3883925B2 (ja) 2002-07-30 2007-02-21 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の駆動回路
JP2004228768A (ja) 2003-01-21 2004-08-12 Toshiba Corp ゲート駆動回路
JP4342251B2 (ja) 2003-09-10 2009-10-14 株式会社東芝 ゲート駆動回路
JP4619812B2 (ja) * 2005-02-16 2011-01-26 株式会社東芝 ゲート駆動回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001257572A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Ricoh Co Ltd スイッチング素子駆動回路装置およびそれを用いた電子機器
JP2004504799A (ja) * 2000-07-13 2004-02-12 シーティー−コンセプト・テヒノロギー・アクチェンゲゼルシャフト 電力半導体スイッチの過渡状態を状態に応じて制御する方法と装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207294A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Fuji Electric Systems Co Ltd 電圧駆動型半導体素子の過電圧保護装置
JP2012039459A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Honda Motor Co Ltd 半導体素子の駆動装置
JP2015510382A (ja) * 2011-12-23 2015-04-02 アマンティス・リミテッドAmantys Limited 半導体装置制御器
US10958156B2 (en) 2018-03-21 2021-03-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic circuit, power conversion device, driving device, vehicle, and elevator
JP2020205491A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 富士電機株式会社 集積回路、半導体装置
JP7318335B2 (ja) 2019-06-14 2023-08-01 富士電機株式会社 集積回路、半導体装置
JP2021035142A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 富士電機株式会社 ゲート駆動回路、駆動装置、半導体装置及びゲート駆動方法
JP7371393B2 (ja) 2019-08-22 2023-10-31 富士電機株式会社 駆動装置、半導体装置及びゲート駆動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4874665B2 (ja) 2012-02-15
DE102007004557B4 (de) 2018-10-11
CN100514805C (zh) 2009-07-15
DE102007004557A1 (de) 2007-08-30
US7804353B2 (en) 2010-09-28
US20070187217A1 (en) 2007-08-16
CN101022243A (zh) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4874665B2 (ja) ゲート駆動回路
US9007102B2 (en) Active gate drive circuit
US9013850B2 (en) Semiconductor device
EP2418774B1 (en) Semiconductor device driving unit and method
JP5057713B2 (ja) スイッチング素子駆動回路
US8773177B2 (en) Drive circuit
US8427226B2 (en) Device for controlling a power transistor
US20150028923A1 (en) High efficiency gate drive circuit for power transistors
US8710885B2 (en) Method and arrangement for controlling semiconductor component
JP2012090435A (ja) 駆動回路及びこれを備える半導体装置
JP2007228769A (ja) パワー半導体スイッチング素子の駆動回路
JP4342251B2 (ja) ゲート駆動回路
WO2015064222A1 (ja) 半導体装置
JP5480750B2 (ja) 半導体素子の駆動装置及び方法
JP2021013259A (ja) ゲート駆動装置及び電力変換装置
JPWO2009054143A1 (ja) 電力変換装置
JP6775106B2 (ja) 半導体光源駆動装置
JP5460520B2 (ja) 半導体素子の駆動装置及び方法
JP6750333B2 (ja) 半導体スイッチング素子の保護回路
JP2011024382A (ja) ゲート駆動回路
JP4901083B2 (ja) ゲート駆動装置
JP5462109B2 (ja) 半導体素子の駆動装置
JP2023103833A (ja) 半導体スイッチング素子の駆動装置および電力変換装置
JP2007189828A (ja) 半導体素子の駆動回路
JP5627316B2 (ja) 電力変換装置および半導体スイッチング素子の制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4874665

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees