JP7371393B2 - 駆動装置、半導体装置及びゲート駆動方法 - Google Patents

駆動装置、半導体装置及びゲート駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、動装置、半導体装置及びゲート駆動方法に関する。
図1は、ゲート駆動回路10を備えるスイッチング電源装置100を示した回路図である。図1に示すゲート駆動回路10には、主スイッチング素子20に接続されたゲート抵抗が備えられており、そのゲート抵抗が、抵抗値を連続的に変更可能な電圧制御抵抗11-1、11-2によって構成されている。また、ゲート駆動回路10には、スイッチング素子14-1、14-2と、信号源15とが設けられている。また、主スイッチング素子20には、還流ダイオード30が逆並列に接続されている。主スイッチング素子20は、スイッチング素子14-1のオンにより電圧制御抵抗11-1を流れる電流によってターンオンされ、スイッチング素子14-2のオンにより電圧制御抵抗11-2を流れる電流によってターンオフされる。
図1に示す例では、ゲート駆動回路10に、制御回路12と、入力部13-1、13-2とが備えられている。電流センサ40によって検出された主スイッチング素子20の出力電流は、制御回路12に入力される。制御回路12は、主スイッチング素子20の出力電流を、電圧制御抵抗11-1、11-2を制御するための電圧に変換する。電圧制御抵抗11-1を制御するための電圧は、制御回路12から入力部13-1を介して電圧制御抵抗11-1に入力される。電圧制御抵抗11-2を制御するための電圧は、制御回路12から入力部13-2を介して電圧制御抵抗11-2に入力される。
ゲート駆動回路10では、主スイッチング素子20の出力電流値が小さくなるにしたがって、電圧制御抵抗11-1の抵抗値が大きくなるように変更することにより、サージ電圧の抑制が図られている(特許文献1参照)。
特開2018-78721号公報 特開平11-234104号公報
しかしながら、多数キャリアが電気伝導に寄与する多数キャリアデバイスを有する主回路素子のゲートを駆動する場合、従来の方法では、損失が増大する場合がある。
そこで、本開示は、多数キャリアデバイスを有する主回路素子で発生する損失を抑制可能な動装置、半導体装置及びゲート駆動方法を提供する。
開示は、
直列に接続され、多数キャリアデバイスを有する主回路素子と、
直列に接続された前記主回路素子の各々のゲートを駆動する駆動部と、
前記主回路素子に流れる主回路電流が小さくなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を高くする駆動能力変更部とを備え
前記駆動部は、逆位相でスイッチングするハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを有し、
前記駆動能力変更部は、前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を低くし、
前記駆動能力変更部は、前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオフする駆動能力を高くする、駆動装置を提供する。
また、本開示は、
直列に接続され、多数キャリアデバイスを有する主回路素子と、
直列に接続された前記主回路素子の各々のゲートを駆動するゲート駆動回路と、
前記主回路素子に流れる主回路電流が小さくなるほど、前記ゲート駆動回路が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を高く制御する制御回路とを備え
前記ゲート駆動回路は、逆位相でスイッチングするハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを有し、
前記制御回路は、前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記ゲート駆動回路が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を低くし、
前記制御回路は、前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記ゲート駆動回路が前記主回路素子をターンオフする駆動能力を高くする、半導体装置を提供する。
また、本開示は、
直列に接続され、多数キャリアデバイスを有する主回路素子の各々のゲートを駆動部により駆動するゲート駆動方法であって、前記主回路素子に流れる主回路電流が小さくなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を高くする、ゲート駆動方法であり、
前記駆動部は、逆位相でスイッチングするハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを有し、
前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を低くし、
前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオフする駆動能力を高くする、ゲート駆動方法を提供する。
本開示の技術によれば、多数キャリアデバイスを有する主回路素子で発生する損失を抑制可能な動装置、半導体装置及びゲート駆動方法を提供できる。
従来のゲート駆動回路を備えるスイッチング電源装置の構成例を示す図である。 ゲート駆動回路を備える半導体装置の構成例を示す図である。 主回路素子に流れる主回路電流が小さくなるほど、主回路素子をターンオンする駆動能力が高くなる駆動特性を例示する図である。 主回路素子の温度が高くなるほど、主回路素子をターンオンする駆動能力が低くなる駆動特性を例示する図である。 主回路素子の温度が高くなるほど、主回路素子をターンオフする駆動能力が高くなる駆動特性を例示する図である。 ゲート駆動回路の第1の構成例を示す図である。 ゲート駆動回路の第2の構成例を示す図である。 ダイオードに流れる順方向電流と、そのダイオードの両端に発生する逆回復サージ電圧との関係を例示するダイオード特性図である。 スイッチング素子に流れる主電流と、そのスイッチング素子のターンオフ時のサージ電圧との関係を例示するトランジスタ特性図である。 主回路素子に流れる主回路電流に対して発生するターンオン損失及び逆回復損失を例示する図である。 主回路素子の温度に対して発生する損失(ターンオフ損失、ターンオン損失及び逆回復損失)を例示する図である。 可変駆動抵抗の構成例を示す図である。 可変電流源の構成例を示す図である。
以下、本開示に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図2は、一実施形態におけるゲート駆動回路を備える半導体装置の構成例を示す図である。図2に示す半導体装置101は、ハイサイドのスイッチング素子51とローサイドのスイッチング素子52を利用して、直流の入力電力を所望の直流又は交流の出力電力に変換する電力変換装置である。スイッチング素子51とスイッチング素子52との間の接続点Mには、不図示の負荷が接続され、図2の場合、コイル90を介して不図示の負荷が接続される。また、接続点Mにコイル90の一端が接続され、コイル90の他端にコンデンサ91の一端が接続される。コンデンサ91の他端は、低電源電位部Nと導通可能に接続される。
半導体装置101は、駆動装置201、コイル90、コンデンサ91、電流センサ92及び制御回路80を備える。駆動装置201は、高電源電位部P、低電源電位部N、主回路素子41,42及びゲート駆動回路71,72を備える。主回路素子41は、スイッチング素子51と、スイッチング素子51に逆並列に接続されるダイオード61とを有する。主回路素子42は、スイッチング素子52と、スイッチング素子52に逆並列に接続されるダイオード62とを有する。
高電源電位部P及び低電源電位部Nは、不図示の直流電源に接続され、直流電源からの直流電力が供給される一対の導電性部位(例えば、一対の電源端子)である。直流電源の具体例として、バッテリ、コンバータ、レギュレータ、整流回路、コンデンサなどがある。低電源電位部Nは、電位が高電源電位部Pよりも低い部位である。高電源電位部Pと低電源電位部Nとの間に、直流の電源電圧Edが印加される。
スイッチング素子51、52は、それぞれ、電圧駆動型の半導体素子であり、制御電極(ゲート)と、第1の主電極(ドレイン)と、第2の主電極(ソース)とを有する多数キャリアデバイスである。多数キャリアとは、半導体中に共存している電子と正孔とのうち、数の多いほうのキャリアを表す。多数キャリアは、n型半導体の場合、電子であり、p型半導体の場合、正孔である。多数キャリアデバイスは、多数キャリアが電気伝導に寄与するユニポーラデバイスである。これに対し、電子と正孔の両方が電気伝導に寄与するキャリアデバイスを、少数キャリアデバイス又はバイポーラデバイスと称する。
多数キャリアデバイスであるスイッチング素子51、52の具体例として、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が挙げられる。図2は、スイッチング素子51,52が、ゲートGとドレインDとソースSとを有するNチャネル型のMOSFETの場合を例示する。多数キャリアデバイスであるスイッチング素子51,52は、JFET(ジャンクションFET)、SIT(静電誘導トランジスタ)、HFET(ヘテロ接合FET(高電子移動度トランジスタ))、又は、MOSゲートを有する縦型デバイスなどでもよい。縦型デバイスの構造には、プレーナ構造とトレンチ構造がある。
スイッチング素子51、52は、互いに直列に接続されている。スイッチング素子51は、高電源電位部Pと低電源電位部Nとの間に接続され、スイッチング素子52を介して低電源電位部Nに接続されている。スイッチング素子52は、高電源電位部Pと低電源電位部Nとの間に接続され、スイッチング素子51を介して高電源電位部Pに接続されている。スイッチング素子51は、ゲート駆動回路71に接続されるゲートGと、高電源電位部Pに接続されるドレインDと、スイッチング素子52のドレインDに接続されるソースSとを有する。スイッチング素子52は、ゲート駆動回路72に接続されるゲートGと、低電源電位部Nに接続されるソースSと、スイッチング素子51のソースSに接続されるドレインDとを有する。
スイッチング素子51は、ダイオード61がドレインDとソースSとの間に逆並列に接続されている。スイッチング素子52は、ダイオード62がドレインDとソースSとの間に逆並列に接続されている。スイッチング素子51,52及びダイオード61,62は、ハーフブリッジモジュールとして、ワンパッケージ化されてもよい。
ダイオード61,62は、多数キャリアが支配的に流れる多数キャリアデバイスであり、例えば、ショットキーバリア接合を有する多数キャリアデバイスである。なお、ダイオード61,62は、PN接合ダイオードでもよい。
スイッチング素子51,52とダイオード61,62とのうち少なくとも一方は、SiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)やGa(酸化ガリウム)やダイヤモンドなどのワイドバンドギャップ半導体を含む素子であることが好ましい。ワイドバンドギャップ半導体をスイッチング素子51,52に適用することにより、スイッチング素子51,52の損失低減の効果が高まる。なお、スイッチング素子51,52は、Si(シリコン)などの半導体を含むスイッチング素子でもよい。同様に、ワイドバンドギャップ半導体を含む素子をダイオード61,62に適用することにより、ダイオード61,62の損失低減の効果が高まる。なお、ダイオード61,62は、Si(シリコン)などの半導体を含む素子でもよい。
ゲート駆動回路71は、スイッチング素子51のゲートに正又は負の電圧を供給し、スイッチング素子51のゲートをオン又はオフする第1のゲート駆動回路である。ゲート駆動回路72は、スイッチング素子52のゲートに正又は負の電圧を供給し、スイッチング素子52のゲートをオン又はオフする第2のゲート駆動回路である。ハイサイドのゲート駆動回路71は、スイッチング素子51のゲートを可変の駆動能力で駆動する。ローサイドのゲート駆動回路72は、スイッチング素子52のゲートを可変の駆動能力で駆動する。ゲート駆動回路71,72は、互いに同じ構成を有する。
制御回路80は、スイッチング素子51とスイッチング素子52が逆相でスイッチングするように、スイッチング素子51をオン又はオフさせる第1の制御指令を出力し、スイッチング素子52をオン又はオフさせる第2の制御指令を出力する。制御回路80は、スイッチング素子52がオフ状態のときにスイッチング素子51がオン状態になり、且つ、スイッチング素子51がオフ状態のときスイッチング素子52がオン状態になるように、第1の制御指令及び第2の制御指令を出力してもよい。
第1の制御指令は、主回路素子41におけるスイッチング素子51のスイッチング(オン又はオフ)を指令する信号であり、例えばパルス幅変調された信号(PWM信号)である。第2の制御指令は、主回路素子42におけるスイッチング素子52のスイッチング(オン又はオフ)を指令する信号であり、例えばパルス幅変調された信号(PWM信号)である。第1制御指令及び第2の制御指令がPWM信号の場合、その信号レベルがアクティブレベル(例えば、ハイレベル)のときは、主回路素子におけるスイッチング素子のオン指令を表す。一方、その信号レベルが非アクティブレベル(例えば、ローレベル)のときは、主回路素子におけるスイッチング素子のオフ指令を表す。
ゲート駆動回路71は、制御回路80からの第1の制御指令に従って、主回路素子41におけるスイッチング素子51をターンオン又はターンオフする。ゲート駆動回路72は、制御回路80からの第2の制御指令に従って、主回路素子42におけるスイッチング素子52をターンオン又はターンオフする。
次に、ゲート駆動回路71,72の可変駆動能力について説明する。
図8は、ダイオードに流れる順方向電流と、そのダイオードの両端に発生する逆回復サージ電圧との関係を例示するダイオード特性図である。スイッチング素子がターンオンする時、そのスイッチング素子に対向するスイッチング素子に逆並列に接続されるダイオードに順方向電流が流れていると、そのダイオードの両端に、逆回復サージ電圧Vrrpが発生する。ハイサイドのスイッチング素子に対向するスイッチング素子とは、ローサイドのスイッチング素子を表し、ローサイドのスイッチング素子に対向するスイッチング素子とは、ハイサイドのスイッチング素子を表す。
ダイオード62が多数キャリアデバイスの場合、ダイオード62に流れている順方向電流が小さいほど、スイッチング素子51のターンオンによりダイオード62の両端に発生する逆回復サージ電圧Vrrpは、低くなる(図8参照)。同様に、ダイオード61が多数キャリアデバイスの場合、ダイオード61に流れている順方向電流が小さいほど、スイッチング素子52のターンオンによりダイオード61の両端に発生する逆回復サージ電圧Vrrpは、低くなる(図8参照)。その理由は、多数キャリアデバイスであるダイオードが逆回復する際は、内部容量に充電される多数キャリアが放電されるだけであり、バイポーラデバイスのように、少数キャリアの掃き出しによる素子内在要素による電圧サージは発生しないからである。したがって、ダイオードに比較的小さな順方向電流が流れているときにスイッチング素子のターンオンにより発生する逆回復サージ電圧Vrrpは、比較的低いので、スイッチング素子のターンオンの高速化が安全動作領域内で許される。つまり、順方向電流が比較的小さな領域では、スイッチング素子をターンオンする駆動能力を高くしてスイッチング素子のターンオンを高速化することで、ターンオン時のスイッチング時間の短縮化によりターンオン損失の増大を抑制できる。
また、スイッチング素子51,52が多数キャリアデバイスの場合、バイポーラデバイスのように、高速スイッチングでの伝導度変調の不十分による順回復損失が発生しない。そのため、スイッチング素子51,52のターンオンを高速化することで、ターンオン損失の増大を抑制できる。
主回路素子41又は主回路素子42に流れる主回路電流は、ダイオード61もしくはダイオード62に流れる順方向電流、又は、スイッチング素子51もしくはスイッチング素子52に流れる主電流に対応する。スイッチング素子に流れる主電流とは、スイッチング素子のドレインDとソースSとの間に流れる電流を表す。そこで、制御回路80は、主回路素子41又は主回路素子42に流れる主回路電流が小さくなるほど、ゲート駆動回路71,72が主回路素子41,42のスイッチング素子51,52をターンオンする駆動能力を高く制御する。これにより、図10における"本案"のように、スイッチング素子51,52にターンオン時に発生するターンオン損失Eonとダイオード61,62の逆回復損失Errとが低減する。
図10は、主回路素子に流れる主回路電流に対して発生するターンオン損失及び逆回復損失を例示する図である。図10において、"従来"は、主回路素子に流れる主回路電流が小さくなるほど、主回路素子のスイッチング素子をターンオンする駆動能力を低くする場合を示す。図10において、"駆動能力固定"は、主回路素子に流れる主回路電流の大きさにかかわらず、主回路素子のスイッチング素子をターンオンする駆動能力を固定する場合を示す。"本案"は、主回路素子に流れる主回路電流が小さくなるほど、主回路素子のスイッチング素子をターンオンする駆動能力を高くする場合を示す。図10によれば、"本案"は、"従来"及び"駆動能力固定"に比べて、ターンオン損失Eonと逆回復損失Errとが低減する。
図2に示す例では、主回路素子41又は主回路素子42に流れる主回路電流の電流値Isは、コイル90に流れる電流(コイル電流)の電流値Iと略等しいので、電流センサ92により検出可能である。
例えば、図3の駆動特性に従って、制御回路80は、電流センサ92により検出された電流値Iが小さくなるほど、スイッチング素子51,52のそれぞれのゲートに接続される駆動抵抗の抵抗値Rgonを小さくするようにゲート駆動回路71,72に指令する。これにより、主回路電流の電流値Isが小さくなるほど、ゲート駆動回路71,72がスイッチング素子51,52をターンオンする駆動能力が高くなるので、スイッチング素子51,52のターンオン損失とダイオード61,62の逆回復損失とが低減する。抵抗値Rgonを有する駆動抵抗は、例えば、スイッチング素子のゲートと高電源電圧部Vcc(又は、Vdd)との間に直列に挿入される。
あるいは、図3の駆動特性に従って、制御回路80は、電流センサ92により検出された電流値Iが小さくなるほど、スイッチング素子51,52のそれぞれのゲートに流す駆動電流の電流値Igonを大きくするようにゲート駆動回路71,72に指令する。これにより、主回路電流の電流値Isが小さくなるほど、ゲート駆動回路71,72がスイッチング素子51,52をターンオンする駆動能力が高くなるので、スイッチング素子51,52のターンオン損失とダイオード61,62の逆回復損失とが低減する。電流値Igonの駆動電流を流す電流源は、例えば、スイッチング素子のゲートと高電源電圧部Vcc(又は、Vdd)との間に直列に挿入される。
また、温度低下に応じて、多数キャリアデバイスを有する主回路素子(スイッチング素子とダイオードとの逆並列接続ペア)の内部容量が小さくなるので、逆回復サージ電圧Vrrpは、低くなる(図8参照)。そのため、比較的低い温度領域では、スイッチング素子のターンオンの高速化が安全動作領域内で許される。
そこで、制御回路80は、主回路素子41又は主回路素子42の温度が高くなるほど、ゲート駆動回路71,72がスイッチング素子51,52をターンオンする駆動能力を低く制御する。これにより、図11における"本案"のように、スイッチング素子51,52にターンオン時に発生するターンオン損失Eonとダイオード61,62の逆回復損失Errとが低減する。
図11は、主回路素子の温度に対して発生する損失(ターンオフ損失、ターンオン損失及び逆回復損失)を例示する図である。図11において、"Eon,Err(駆動能力固定)"は、主回路素子の温度にかかわらず、主回路素子のスイッチング素子をターンオンする駆動能力を固定する場合を示す。"Eon,Err(本案)"は、主回路素子の温度が高くなるほど、主回路素子のスイッチング素子をターンオンする駆動能力を低くする場合を示す。図11によれば、"本案"は、"駆動能力固定"に比べて、ターンオン損失Eonと逆回復損失Errとが低減する。
主回路素子41又は主回路素子42の温度Tは、例えば図2に示すように、温度センサ93により取得可能である。温度センサ93は、例えば、主回路素子のオンチップ抵抗の抵抗値の変化により、温度を検出する。
例えば、図4の駆動特性に従って、制御回路80は、温度センサ93により検出された温度Tが高くなるほど、スイッチング素子51,52のそれぞれのゲートに接続される駆動抵抗の抵抗値Rgonを大きくするようにゲート駆動回路71,72に指令する。これにより、温度Tが高くなるほど、ゲート駆動回路71,72がスイッチング素子51,52をターンオンする駆動能力が低くなるので、スイッチング素子51,52のターンオン損失とダイオード61,62の逆回復損失とが低減する。
あるいは、図4の駆動特性に従って、制御回路80は、温度センサ93により検出された温度Tが高くなるほど、スイッチング素子51,52のそれぞれのゲートに流す駆動電流の電流値Igonを小さくするようにゲート駆動回路71,72に指令する。これにより、温度Tが高くなるほど、ゲート駆動回路71,72がスイッチング素子51,52をターンオンする駆動能力が低くなるので、スイッチング素子51,52のターンオン損失とダイオード61,62の逆回復損失とが低減する。
また、多数キャリアデバイスを有する主回路素子は、その主回路素子に流れる主回路電流が大きくなるほどターンオフ時のサージ電圧が高くなり、温度が高いほどターンオフ時のサージ電圧が低くなる特性(図9参照)を有する。高温になるほどオフサージ電圧Vdspが低下するのは、高温でキャリアの移動度が低下することにより、スイッチング時間が増大し、主回路電流の時間変化率di/dtが小さくなり、寄生インダクタンスによるオフサージ電圧が低下するからである。
そこで、制御回路80は、主回路素子41又は主回路素子42の温度が高くなるほど、ゲート駆動回路71,72がスイッチング素子51,52をターンオフする駆動能力を高く制御する。これにより、ターンオフ時間が短縮するので、図11における"本案"のように、スイッチング素子51,52にターンオフ時に発生するターンオフ損失Eoffが低減する。
図11において、"Eoff(駆動能力固定)"は、主回路素子の温度にかかわらず、主回路素子のスイッチング素子をターンオフする駆動能力を固定する場合を示す。"Eoff(本案)"は、主回路素子の温度が高くなるほど、主回路素子のスイッチング素子をターンオフする駆動能力を高くする場合を示す。図11によれば、"本案"は、"駆動能力固定"に比べて、ターンオフ損失Eoffが低減する。
例えば、図5の駆動特性に従って、制御回路80は、温度センサ93により検出された温度Tが高くなるほど、スイッチング素子51,52のそれぞれのゲートに接続される駆動抵抗の抵抗値Rgoffを小さくするようにゲート駆動回路71,72に指令する。これにより、温度Tが高くなるほど、ゲート駆動回路71,72がスイッチング素子51,52をターンオフする駆動能力が高くなるので、スイッチング素子51,52のターンオフ損失が低減する。抵抗値Rgoffを有する駆動抵抗は、例えば、スイッチング素子のゲートと低電源電圧部-Vcc(又は、-Vdd)との間に直列に挿入される。
あるいは、図5の駆動特性に従って、制御回路80は、温度センサ93により検出された温度Tが高くなるほど、スイッチング素子51,52のそれぞれのゲートに流す駆動電流の電流値Igoffを大きくするようにゲート駆動回路71,72に指令する。これにより、温度Tが高くなるほど、ゲート駆動回路71,72がスイッチング素子51,52をターンオフする駆動能力が高くなるので、スイッチング素子51,52のターンオフ損失が低減する。電流値Igoffの駆動電流を流す電流源は、例えば、スイッチング素子のゲートと低電源電圧部-Vcc(又は、-Vdd)との間に直列に挿入される。
次に、ゲート駆動回路71,72の各構成例について説明する。ゲート駆動回路71,72は、互いに同じ構成を有する。
図6は、可変駆動能力を持つゲート駆動回路の第1の構成例を示す図であり、電圧駆動タイプの回路例を示す。図6のゲート駆動回路70Aは、多数キャリアデバイスを有する主回路素子のゲートを駆動する駆動部79と、当該主回路素子に流れる主回路電流の電流値Iに応じて、駆動部79が当該主回路素子をターンオン又はターンオフする駆動能力を変更する駆動能力変更部78とを有する。
駆動部79は、ハイサイドスイッチ73及びローサイドスイッチ74を有し、駆動能力変更部78は、可変駆動抵抗76,77を有する。中点75には、主回路素子のスイッチング素子のゲートが接続される。抵抗値Rgonが変化する可変駆動抵抗76及びハイサイドスイッチ73は、中点75と高電源電圧部Vcc(又は、Vdd)との間に直列に挿入される。抵抗値Rgoffが変化する可変駆動抵抗77及びローサイドスイッチ74は、中点75と低電源電圧部-Vcc(又は、-Vdd)との間に直列に挿入される。
ハイサイドスイッチ73及びローサイドスイッチ74は、互いに逆相でスイッチングするように、制御回路80からの制御指令(主回路素子におけるスイッチング素子をオン又はオフさせる制御指令)に従って、オン又はオフする。
可変駆動抵抗76,77は、それぞれ、デジタル式の可変抵抗などの公知の構成でもよいし、図12に示すような構成でもよい。図12は、可変駆動抵抗の構成例を示す図である。図12に示す可変駆動抵抗は、固定抵抗RとパワースイッチSWとの直列接続回路を複数並列に接続された構成を有する。図12に示す構成は、図6の中点75に対して、ハイサイドの駆動段及びローサイドの駆動段のそれぞれに、適用できる。パワースイッチSWは、図6のハイサイドスイッチ73又はローサイドスイッチ74と兼用される。図12の構成によれば、比較的大容量の主回路素子を駆動する場合、主回路素子のゲートに流れる電流を複数の固定抵抗Rで分割できるので、ゲート駆動回路の発熱抑制と小型化が可能となる。
図7は、可変駆動能力を持つゲート駆動回路の第2の構成例を示す図であり、電流駆動タイプの回路例を示す。図7のゲート駆動回路70Bは、多数キャリアデバイスを有する主回路素子のゲートを駆動する駆動部79と、当該主回路素子に流れる主回路電流の電流値Iに応じて、駆動部79が当該主回路素子をターンオン又はターンオフする駆動能力を変更する駆動能力変更部88とを有する。
駆動部79は、ハイサイドスイッチ73及びローサイドスイッチ74を有し、駆動能力変更部88は、可変電流源86,87を有する。電流値Igonが変化する可変電流源86及びハイサイドスイッチ73は、中点75と高電源電圧部Vcc(又は、Vdd)との間に直列に挿入される。電流値Igoffが変化する可変電流源87及びローサイドスイッチ74は、中点75と低電源電圧部-Vcc(又は、-Vdd)との間に直列に挿入される。
可変電流源86,87は、それぞれ、公知の構成でもよいし、図13に示すような構成でもよい。図13は、可変電流源の構成例を示す図である。図13に示す可変電流源は、トランジスタ111,114及び抵抗112,113を有する。図13に示す構成は、図7の中点75に対してハイサイドの駆動段に適用でき、ローサイドの駆動段に適用する場合には、その構成を上下反転させればよい。トランジスタ111は、図7のハイサイドスイッチ73又はローサイドスイッチ74と兼用される。トランジスタ111のゲート-ソース間の電圧Vgsが、制御回路80からの制御指令(主回路素子におけるスイッチング素子をオン又はオフさせる制御指令)に従って制御される。トランジスタ111の電圧Vgsの調整によりトランジスタ114のベース電流を調整できるので、電流値Igon又は電流値Igoffを変更できる。
以上、ゲート駆動回路、駆動装置、半導体装置及びゲート駆動方法を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、本開示に係る半導体装置は、直流を直流に変換するDC-DCコンバータに限られず、一つ又は複数の駆動装置201(図2参照)を使用することによって、他の形態の半導体装置にも適用できる。そのような半導体装置の具体例として、直流を交流に変換するインバータ、入力電圧を昇圧して出力する昇圧コンバータ、入力電圧を降圧して出力する降圧コンバータ、入力電圧を昇圧又は降圧して出力する昇降圧コンバータなどがある。
また、例えば、主回路素子は、ダイオードが逆並列に接続されたスイッチング素子に限らず、他の形態でもよく、例えばサイリスタでもよい。
41,42 主回路素子
51,52 スイッチング素子
61,62 ダイオード
71,72 ゲート駆動回路
78,88 駆動能力変更部
79 駆動部
80 制御回路
92 電流センサ
93 温度センサ
100 スイッチング電源装置
101 半導体装置
201 駆動装置

Claims (13)

  1. 直列に接続され、多数キャリアデバイスを有する主回路素子と、
    直列に接続された前記主回路素子の各々のゲートを駆動する駆動部と、
    前記主回路素子に流れる主回路電流が小さくなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を高くする駆動能力変更部とを備え
    前記駆動部は、逆位相でスイッチングするハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを有し、
    前記駆動能力変更部は、前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を低くし、
    前記駆動能力変更部は、前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオフする駆動能力を高くする駆動装置
  2. 前記駆動能力変更部は、
    前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を低くするよう、前記ゲートに流す駆動電流の電流値を小さくする第1可変電流源と、
    前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオフする駆動能力を高くするよう、前記ゲートに流す駆動電流の電流値を大きくする第2可変電流源と、を有する
    請求項1に記載の駆動装置
  3. 前記第1可変電流源は、前記ハイサイドスイッチを前記駆動部と兼用する、
    前記第2可変電流源は、前記ローサイドスイッチを前記駆動部と兼用する、請求項に記載の駆動装置
  4. 前記第1可変電流源は、前記ハイサイドスイッチに印加される電圧調整により、前記ゲートに流す駆動電流の電流値を変更し、
    前記第2可変電流源は、前記ローサイドスイッチに印加される電圧調整により、前記ゲートに流す駆動電流の電流値を変更する、請求項に記載の駆動装置
  5. 前記第1可変電流源は、第1トランジスタに印加される電圧調整により第2トランジスタのベース電流を調整することで、前記ゲートに流す駆動電流の電流値を変更し、
    前記第2可変電流源は、第3トランジスタに印加される電圧調整により第4トランジスタのベース電流を調整することで、前記ゲートに流す駆動電流の電流値を変更する、請求項に記載の駆動装置
  6. 前記ハイサイドスイッチ及び前記第1可変電流源は、前記ゲートが接続される中点と高電源電圧部との間に直列に挿入され、
    前記ローサイドスイッチ及び前記第2可変電流源は、前記中点と低電源電圧部との間に直列に挿入された、請求項に記載の駆動装置
  7. 前記駆動能力変更部は、前記主回路素子のゲートに接続する駆動抵抗、又は、前記主回路素子のゲートに駆動電流を流す電流源を有し、
    前記駆動能力変更部は、前記駆動抵抗の抵抗値を小さく、又は、前記駆動電流の電流値を大きくして、前記駆動部が前記主回路素子をターンオン又はターンオフする駆動能力を高くする、請求項1からのいずれか一項に記載の駆動装置
  8. 前記主回路素子は、スイッチング素子と、前記スイッチング素子に逆並列に接続されるダイオードとを有し、
    前記スイッチング素子及び前記ダイオードは、多数キャリアデバイスである、請求項1からのいずれか一項に記載の駆動装置
  9. 前記主回路素子は、多数キャリアデバイスであるスイッチング素子を有し、
    前記スイッチング素子は、MOSFET、JFET、SIT、HFET、又は、MOSゲートを有する縦型デバイスである、請求項1からのいずれか一項に記載の駆動装置
  10. 前記主回路素子は、多数キャリアデバイスであるダイオードを有し、
    前記ダイオードは、ショットキーバリア接合を有する、請求項1からのいずれか一項に駆動装置
  11. 前記多数キャリアデバイスは、ワイドバンドギャップ半導体を含む素子である、請求項1から10のいずれか一項に記載の駆動装置
  12. 直列に接続され、多数キャリアデバイスを有する主回路素子と、
    直列に接続された前記主回路素子の各々のゲートを駆動するゲート駆動回路と、
    前記主回路素子に流れる主回路電流が小さくなるほど、前記ゲート駆動回路が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を高く制御する制御回路とを備え
    前記ゲート駆動回路は、逆位相でスイッチングするハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを有し、
    前記制御回路は、前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記ゲート駆動回路が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を低くし、
    前記制御回路は、前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記ゲート駆動回路が前記主回路素子をターンオフする駆動能力を高くする、半導体装置。
  13. 直列に接続され、多数キャリアデバイスを有する主回路素子の各々のゲートを駆動部により駆動するゲート駆動方法であって、前記主回路素子に流れる主回路電流が小さくなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を高くする、ゲート駆動方法であり、
    前記駆動部は、逆位相でスイッチングするハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを有し、
    前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオンする駆動能力を低くし、
    前記主回路素子の温度が高くなるほど、前記駆動部が前記主回路素子をターンオフする駆動能力を高くする、ゲート駆動方法。
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