JP2007189828A - 半導体素子の駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】IGBTのスイッチング時にIGBTの電流・電圧の状態を検知しゲートを制御する回路において、電流・電圧の検知からゲートの制御までの回路の遅延によりスイッチングの制御ができないという問題があった。
【解決手段】IGBTと、IGBTのスイッチング速度を制御するスイッチング速度制御回路と、IGBTのスイッチング開始を検出し前記スイッチング速度制御回路に信号を送るスイッチング検出回路と、IGBTの電流の変化を検出し前記スイッチング速度制御回路に信号を送る電流検出回路とを有し、前記スイッチング速度制御回路は前記スイッチング検出回路からの信号で動作準備状態となり、前記電流検出回路からの信号で動作する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流と交流を相互に変換する電力変換装置に係り、特に電力変換装置に使用されるスイッチング素子を制御する半導体素子の駆動回路に関する。
高速スイッチングが可能で大電力を制御できるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)は、家電品から鉄道用インバータ等の大電力用途まで幅広い分野で使われている。IGBTはゲート、コレクタ、エミッタの三端子を持ち、ゲートに印加する電圧によりコレクタ−エミッタ間に流れる電流を制御できる。IGBTを使う場合に重要なのは、スイッチング時のゲートの制御である。スイッチング時には損失や過電圧、電圧・電流の振動等により、IGBTが破壊し、ノイズが発生するなどの問題がある。
これに対応するために、コレクタ−エミッタ間の状態を監視してゲートにフィードバックを掛ける手段が特許文献1等に開示されている。特許文献1ではIGBTに流れる電流を、IGBTに直列に繋いだインダクタンスもしくは配線の寄生インダクタンスに発生する電圧で監視し、この電圧の変化が一定の条件を超えた場合にゲート制御にフィードバックをかけている。
特開2004−312796号公報
しかし上述の発明では、電流変化を検出してゲートにフィードバックするまでに、di/dt信号計測手段、インターフェイス回路、アンプなどを経由するため、ゲートが制御されるまでに遅延が生じてしまう。このためダイナミックアバランシェ状態の検出等のような時間変化の緩やかな場合には適用できるが、通常のスイッチング動作時の様な急峻な変化の場合には、ゲートの制御が間に合わず、制御が出来ないという問題点があった。
上記問題点を解決するために、本発明では、IGBTと、IGBTのスイッチング速度を制御するスイッチング速度制御回路と、IGBTのスイッチング開始を検出し前記スイッチング速度制御回路に信号を送るスイッチング検出回路と、IGBTの電流の変化を検出し前記スイッチング速度制御回路に信号を送る電流検出回路とを有し、前記スイッチング速度制御回路は前記スイッチング検出回路からの信号で動作準備状態となり、前記電流検出回路からの信号で動作することを特徴とする。
本発明によれば、IGBTのスイッチング開始時にスイッチング検出回路によりスイッチング開始を検出し、あらかじめスイッチング速度制御回路を動作準備状態にしておくことにより、IGBTのスイッチング時に遅延無くゲートを制御することが可能となり、スイッチング時に発生する過電圧やノイズを低減することが出来る。
過電圧やノイズを低減できると、サージ抑制のためのスナッバー回路やフィルタ回路が不要となるために、インバータ装置の小型・軽量化が図れるという効果がある。また、過電圧による破壊も防止できることから、インバータ装置の信頼性の向上するという効果もある。
以下に、本発明の実施の態様について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施例を示す。図1において、100はIGBTを駆動するための信号を出力する指令部、101はゲート駆動回路、102はスイッチング検出回路、103は電流検出回路、104はIGBT、105はフリーホイールダイオード、106は電流検出のためのインダクタンスである。106はIGBTに直列接続したインダクタンス部品や、配線のインダクタンス、またはIGBTのパッケージ内部の配線にある寄生インダクタンスなどでも良い。また、110〜114は各部の信号を表し、その時間変化を、IGBTの動作波形とともに図2に示す。
図1と図2を使って本実施例1を説明する。時刻t1で指令部100からターンオフ指令が出力されると、指令部からの信号110はLoレベルに下がり、駆動回路101はIGBTをターンオフするためにゲート電圧を減少させ始める。一方、スイッチング検出回路102はターンオフ指令を受け取ると直ちに出力111をHiレベルにする。スイッチング速度制御回路107はスイッチング検出回路102からの出力111が入力されると内部の回路ノードに必要な電位を与え、電流検出回路103からのトリガが掛かった場合に速やかに動作できるよう準備状態になる。駆動回路101がある程度IGBTのゲートの電位を引き下げると、IGBTがオフ状態に移行し始める。IGBTがオフし始めるとコレクタ電圧が増加し、続いて時刻t2でコレクタ電流が減少し始める。コレクタ電流が変化するとインダクタンス106の両端に電圧が発生し、114はHiレベルになる。電流検出回路103では114が所定の電圧より高くなった場合に電流が変化していると判定し、112をHiレベルに反転する。スイッチング速度制御回路107は112の反転をトリガとしてゲートの制御動作を開始する。
このように本実施例1によれば、スイッチング速度制御回路が107がスイッチング開始時にあらかじめ動作準備状態になっているために、電流変化が発生した場合に速やかにゲートを制御でき、遅延無くスイッチング時にゲートを制御できる。これにより、従来は困難であった通常のスイッチング動作時にもゲート制御が可能となり、スイッチング時に発生する過電圧やノイズを低減できる。
図3に、本発明の第2実施例を示す。図3において、図1と同じ構成要素には同一の符号を付してある。本実施例2の特徴は、スイッチング速度制御回路107の出力をゲート駆動回路101に入力し、スイッチング速度制御回路107がゲート駆動回路101を制御することで、IGBTのスイッチング速度を制御する点にある。定格電流が数百アンペアのIGBTのゲート駆動回路は瞬間的に数アンペアの電流を制御しなければならない。このためにゲート駆動回路101内には数アンペア程度の定格のスイッチング素子が使われているが、これらの素子はサイズが大きく、コストも高い。実施例1のようにスイッチング速度制御回路107で直接IGBTのゲートを制御する構成とする場合には、スイッチング速度制御回路107内部にもこれらの素子が必要となる。本実施例2ではスイッチング速度制御回路107はゲート駆動回路101を制御するだけであるので、これらのスイッチング素子が不要となり、ゲート駆動回路の小型・低コスト化に効果がある。
図4は本発明の第3の実施例を示す。図4において図1及び2と同じ構成要素には同一の符号を付してある。図4において、300は電圧検出回路である。
本実施例3の特徴は、IGBTのスイッチングを検出する手段として、実施例1の電流検出回路103に代わり、電圧検出回路300を設けた点にある。実施例1では配線の寄生インダクタンスを利用して電流を検出したが、配線インダクタンスが十分に小さくなるよう構成されている場合には、電流を検出するための十分な電圧が得られず、電流変化を検出できない場合がある。また、電流が数A程度の小さいIGBTに本技術を適用する場合にも、同様に寄生インダクタンスに発生する電圧が小さくなるために、実施例1を適用できない。
本実施例3ではコレクタ電圧を監視し、コレクタ電圧が所定の電圧を超えたときにIGBTが遮断状態になったと判定して、スイッチング速度制御回路107にトリガ信号を出力する。IGBTが遮断状態に入ったと判定する電圧は例えば、図2の時刻t2のコレクタ電流が減少し始めるコレクタ電圧に設定しておけばよい。このような構成とすることで、寄生インダクタンスの小さいIGBTや、電流容量の小さいIGBTの場合でも本発明の適用が可能となる。
なお、本実施例3ではスイッチング速度制御回路107の出力で直接IGBTのゲートを制御する方式について示したが、もちろんスイッチング速度制御回路107の出力でゲート駆動回路101を制御する実施例2に示した構成にも適用できる。
図5に本発明の第4の実施例を示す。図5において図1乃至4と同じ構成要素には同一の符号を付してある。図5において、400はゲート抵抗、401はゲート電流検出回路である。ゲート抵抗400とゲート検出回路401によりスイッチング検出回路102を構成している。
本実施例4の特徴はスイッチングの検出を司令部からの信号で検出するのではなく、ゲート電流で判定する点にある。ゲート電流検出回路はゲート抵抗400に発生する電圧を監視することで、ゲート電流を監視している。ゲート電流が所定値以上になった場合にスイッチングの開始と判定し、スイッチング速度制御回路107に信号を出力する。この場合、ゲート電流の絶対値で判定する方法と、ゲート電流の積分値で判定する方法が有り、後者はノイズに強いという特徴がある。
また本実施例4には、スイッチング開始の検出から、スイッチング速度制御回路107が動作するまでの期間を短くできると言う特徴もある。実施例1乃至2の場合には、指令値が入力されると直ちにスイッチング速度制御回路を準備状態にする。準備状態にあるスイッチング速度制御回路はノイズが入った場合に動作しやすく、所望のタイミング以外の時間で回路が動作してしまう可能性がある。所望のタイミング以外の時間にスイッチング速度制御回路が動作すると、所定のスイッチング動作を得られず、過電圧やノイズの原因となる。このため、本実施例のようにスイッチング速度制御回路107が準備状態になってから実際に動作するまでの期間を短くすれば、誤動作を抑制できるというメリットがある。
なお、本実施例4ではスイッチング速度制御回路107の出力で直接IGBTのゲートを制御する方式について示したが、もちろんスイッチング速度制御回路107の出力でゲート駆動回路101を制御する実施例2に示した構成にも適用できる。
図6は本発明の第5の実施例を示す。図6において図1乃至5と同じ構成要素には同一の符号を付してある。図6において、500はゲート駆動回路のプラスの電源ライン、501〜506は抵抗、507〜509はバイポーラトランジスタであり、バイポーラトランジスタ507と抵抗502,503によりスイッチング速度制御回路107を構成している。
本実施例5は実施例1で説明したスイッチング速度制御回路107の具体的な回路構成を説明するものである。駆動回路101は出力段のバイポーラトランジスタのみ示してあり、その他の回路は省略している。
動作を説明する。はじめにIGBTがオンしている状態を考える。IGBTがオンの状態では指令部100からの出力はハイレベルになっており、バイポーラトランジスタ508はオン、509はオフしている。このため、IGBTのゲートにはプラス電源ライン500の電位がそのまま掛かっている。一方、IGBTには負荷に応じた電流が流れているが、この状態に発生する電流変化では103の出力は常にハイレベルになるよう設定されている。電流検出回路103がハイレベルを出力しているため、バイポーラトランジスタ507はオフしている。また、指令部100からの信号がオン指令であるので、スイッチング検出回路102も同様にハイレベルを出力している。
次に、指令部100からオフ指令が出るとバイポーラトランジスタ508はオフし、509がオンする。すると、IGBTのゲートからゲート抵抗504、バイポーラトランジスタ509、抵抗505を通って電流が流れ、ゲート電圧が減少し始める。
スイッチング検出回路102は指令部100からの信号を受信すると直ちに出力をローレベルに反転させ、バイポーラトランジスタのベース電位を引き下げる。この際、スイッチング検出回路102はバイポーラトランジスタ507がオンする電位まではベース電位を引き下げず、オンする直前の状態のベース電位まで引き下げるよう設定する。次にIGBTのゲート電位が下がり続けるとコレクタ電圧が増加し始め、コレクタ電圧が電源電圧に到達するとコレクタ電流が減少し始める。すると、インダクタンス106に電圧が発生し、この電圧が所定の値を超えると電流検出回路103が動作して出力をローレベルに下げる。この際、既にスイッチング検出回路102によりバイポーラトランジスタ507はオン直前の状態となっているので、電流検出回路103からの信号が入力されると直ちにオンし、プラス電源ライン500からゲートに電流を流すようになる。バイポーラトランジスタ507を介してゲートに電流が流れ込むと、この電流によりIGBTのゲート電位の減少は抑制され、コレクタ電流の減少が緩やかに出来る。
本実施例5では、スイッチング検出手段としては実施例1に示した指令部100からの信号を使う手段を示したが、実施例4に示したゲート電流により検出する手段によっても同様の効果を実現できる。また、電流検出回路103を使う構成を説明したが、実施例2に示したコレクタ電圧を検出する手段を適用しても同様の効果を得られる。
図7に、本発明の第6の実施例を示す。図7において、図1乃至6と同じ構成要素には同一の符号を付している。図7において、601〜605は抵抗、606〜608はバイポーラトランジスタであり、バイポーラトランジスタ608と、抵抗603,604,605により、スイッチング速度制御回路107を構成している。
本実施例6は、実施例2のスイッチング速度制御回路107の具体的回路構成を示すものである。駆動回路101は出力段のバイポーラトランジスタのみ示してあり、その他の回路は省略している。本実施例6ではスイッチング速度制御回路として、バイポーラトランジスタを使ったゲート抵抗可変回路を示している。
一般にIGBTの駆動回路では、指令部からの信号を受けて図7の606、607で示したようなトーテムポール構成のバイポーラトランジスタを駆動してIGBTのゲートを制御している。この際、スイッチングスピードを制御する要素として、601〜603に示すような抵抗が配置されているが、これらの抵抗値は固定であり、スイッチング動作中に変更することは出来ない。本実施例6ではバイポーラトランジスタ608を使いターンオフ時の抵抗値を変更している。
図6の回路の動作を説明する。はじめにIGBTがオンしている状態を考える。IGBTがオンの状態では指令部100からの出力はハイレベルになっており、バイポーラトランジスタ606はオン、607はオフしている。このため、IGBTのゲートにはプラス電源ライン500の電位がそのまま印加されている。一方、IGBTには負荷に応じた電流が流れているが、この状態に発生する電流変化では103の出力は常にハイレベルになるよう設定されている。電流検出回路103がハイレベルを出力しているため、バイポーラトランジスタ608は飽和状態になっている。この回路では603の抵抗値が604の抵抗値より大きく設定されている。また、指令部100からの信号がオン指令になっているので、スイッチング検出回路102はハイレベルを出力している。
次に、指令部100からオフ指令が出るとバイポーラトランジスタ606はオフし、607がオンする。すると、IGBTのゲートからゲート抵抗602、バイポーラトランジスタ607、抵抗604、バイポーラトランジスタ608を通って電流が流れ、ゲート電圧が減少し始める。上述したように603の抵抗値は604の抵抗値より大きく設定されているために、ゲート電流は抵抗604を通って流れる。スイッチング検出回路102は指令部100からの信号を受信すると直ちに出力をローレベルに反転させ、バイポーラトランジスタのベース電位を引き下げる。この際、スイッチング検出回路102はバイポーラトランジスタ608がオフする電位まではゲート電位を引き下げず、バイポーラトランジスタ608が飽和領域から活性領域に遷移する直前の状態になるようベース電位を引き下げるよう設定する。次にIGBTのゲート電位が下がり続けるとコレクタ電圧が増加し始め、コレクタ電圧が電源電圧に到達するとコレクタ電流が減少し始める。すると、インダクタンス106に電圧が発生し、この電圧が所定の値を超えると電流検出回路103が動作して出力をローレベルに下げる。この際、既にスイッチング検出回路102によりバイポーラトランジスタ608はオフ直前の状態で動作しているので、電流検出回路103からの信号が入力されると直ちにオフし、ゲート電流が抵抗603を介して流れるようになる。抵抗603は抵抗604よりも大きく設定されているため、ターンオフ速度を遅くできる。
本実施例6では、スイッチング検出手段としては実施例1乃至2に示した指令部100からの信号を使う手段を示したが、実施例3に示したゲート電流により検出する手段によっても同様の効果を実現できる。また、電流検出回路103を使う構成を説明したが、実施例2に示したコレクタ電圧を検出する手段を適用しても同様の効果を得られる。
本発明の実施例1を説明した回路図である。 本発明の実施例1の動作波形を示す図である。 本発明の実施例2を説明した回路図である。 本発明の実施例3を説明した回路図である。 本発明の実施例4を説明した回路図である。 本発明の実施例5を説明した回路図である。 本発明の実施例6を説明した回路図である。
符号の説明
100 指令部
101 ゲート駆動回路
102 スイッチング検出回路
103 電流検出回路
104 IGBT
105 フリーホイールダイオード
106 インダクタンス
107 スイッチング速度制御回路
300 電圧検出回路
400 ゲート抵抗
401 ゲート電流検出回路
500 ゲート駆動回路のプラス電源ライン
501〜506 抵抗
507〜509 バイポーラトランジスタ
601〜605 抵抗
606〜608 バイポーラトランジスタ

Claims (12)

  1. 主電流を通電する一対の主端子対と前記主電流を制御する制御端子とを持つスイッチング素子と、前記スイッチング素子のスイッチング速度を制御するスイッチング速度制御回路と、前記スイッチング素子のスイッチング動作の始まりを検出し前記スイッチング速度制御回路に信号を送るスイッチング検出回路と、前記スイッチング素子の前記主電流の変化を検出し前記スイッチング速度制御回路に信号を送る電流検出回路とを有し、前記スイッチング速度制御回路は前記スイッチング検出回路からの信号で動作準備状態となり、前記電流検出回路からの信号で動作することを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  2. 請求項1に記載の半導体素子の駆動回路において、
    前記電流検出回路が、前記スイッチング素子の主電流経路内のインダクタンスに発生する電圧を検出することを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載の半導体素子の駆動回路において、
    前記スイッチング検出回路が、前記スイッチング素子の制御端子に入力される制御信号を監視し、この信号が反転した場合にスイッチングの開始と判定し、前記スイッチング速度制御回路に信号を送信することを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  4. 請求項1または請求項2に記載の半導体素子の駆動回路において、
    前記スイッチング検出回路が、前記スイッチング素子の制御端子に流れる電流を監視し、電流値があらかじめ定められた所定の値を超えたときにスイッチングの開始と判定し、前記スイッチング速度制御回路に信号を送信することを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  5. 請求項1または請求項2に記載の半導体素子の駆動回路において、
    前記スイッチング検出回路が、前記スイッチング素子の制御端子に流れる電流を積分し、積分値があらかじめ定められた所定の値を超えたときにスイッチングの開始と判定し、前記スイッチング速度制御回路に信号を送信することを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体素子の駆動回路において、
    前記スイッチング速度制御回路が、スイッチング素子の制御端子に接続された抵抗と、この抵抗を可変する回路から構成されており、前記電流検出回路からの信号によりスイッチング速度制御回路が動作状態になったときに可変抵抗の抵抗値を大きくすることを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  7. 一対の主端子対を有し前記主端子対間に流れる主電流を制御する制御端子を持つスイッチング素子と、前記スイッチング素子のスイッチング速度を制御するスイッチング速度制御回路と、前記スイッチング素子のスイッチング動作の始まりを検出し前記スイッチング速度制御回路に信号を送るスイッチング検出回路と、前記スイッチング素子の主端子間の電圧を監視し主端子間の電圧があらかじめ定められた値を超えたときに前記スイッチング速度制御回路に信号を送る電圧検出回路とを有し、前記スイッチング速度制御回路は前記スイッチング検出回路からの信号で動作準備状態となり、前記電圧検出回路からの信号で動作する事を特徴とする半導体素子の駆動回路。
  8. 請求項7に記載の半導体素子の駆動回路において、
    前記電流検出回路が、前記半導体素子の主端子対の一方の主端子に接続されたインダクタンスに発生する電圧を検出することを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  9. 請求項7または請求項8に記載の半導体素子の駆動回路において、
    前記スイッチング検出回路が、前記スイッチング素子の制御端子に入力される制御信号を監視し、この信号が反転した場合にスイッチングの開始と判定し、前記スイッチング速度制御回路に信号を送信することを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  10. 請求項7または請求項8に記載の半導体素子の駆動回路において、
    前記スイッチング検出回路が、前記スイッチング素子の制御端子に流れる電流を監視し、電流値があらかじめ定められた所定の値を超えたときにスイッチングの開始と判定し、前記スイッチング速度制御回路に信号を送信することを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  11. 請求項7または請求項8に記載の半導体素子の駆動回路において、
    前記スイッチング検出回路が、前記スイッチング素子の制御端子に流れる電流を積分し、積分値があらかじめ定められた所定の値を超えたときにスイッチングの開始と判定し、前記スイッチング速度制御回路に信号を送信することを特徴とする半導体素子の駆動回路。
  12. 請求項7乃至請求項11のいずれかに記載の半導体素子の駆動回路において、
    前記スイッチング速度制御回路が、スイッチング素子の制御端子に接続された抵抗と、この抵抗を可変する回路から構成されており、前記電流検出回路からの信号によりスイッチング速度制御回路が動作状態になったときに可変抵抗の抵抗値を大きくすることを特徴とする半導体素子の駆動回路。
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