JP2007215291A - モータ用ロータ - Google Patents

モータ用ロータ Download PDF

Info

Publication number
JP2007215291A
JP2007215291A JP2006031237A JP2006031237A JP2007215291A JP 2007215291 A JP2007215291 A JP 2007215291A JP 2006031237 A JP2006031237 A JP 2006031237A JP 2006031237 A JP2006031237 A JP 2006031237A JP 2007215291 A JP2007215291 A JP 2007215291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
rotor
magnet assembly
magnets
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006031237A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5108236B2 (ja
Inventor
Tsutomu Yoshino
勉 吉野
Koichi Oku
浩一 奥
Takashi Murakami
尚 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006031237A priority Critical patent/JP5108236B2/ja
Priority to DE602007006425T priority patent/DE602007006425D1/de
Priority to PCT/JP2007/052660 priority patent/WO2007091727A1/en
Priority to US12/087,810 priority patent/US7990011B2/en
Priority to EP07708394A priority patent/EP1982403B1/en
Publication of JP2007215291A publication Critical patent/JP2007215291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5108236B2 publication Critical patent/JP5108236B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2793Rotors axially facing stators
    • H02K1/2795Rotors axially facing stators the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/24Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets axially facing the armatures, e.g. hub-type cycle dynamos

Abstract

【課題】密で隙間のないハルバッハ配列がなされた磁石組立体をリング形状にした、薄型かつ軽量であって高磁束を発生するモータ用ロータを提供する。
【解決手段】モータ用ロータ10は、リング板形状に形成された磁石組立体12と、磁石組立体の内周側を保持するロータディスク11と、磁石組立体の外周側を保持する外周リング13とを備える。磁石組立体12は、磁化方向が表裏方向であって互いに方向が正反対である第1および第2の主磁石12A−1,12A−2と、磁化方向が表裏方向に直交する円周方向であって互いに方向が正反対の第1および第2の副磁石12B−1,12B−2とによって構成される。主磁石と副磁石のうち少なくとも一方は扇型平面部を有する。第1と第2の主磁石と第1と第2の副磁石は、それぞれの平面部が同一の回転面を形成し、かつ隣接する磁石の磁化方向が互いに直交するように配列されている。
【選択図】図2

Description

本発明はモータ用ロータに関し、特に、ハルバッハ配列の磁石を有するアキシャルディスク型のモータ用ロータに関する。
従来、ハルバッハ配列の磁石が用いられたモータとして様々なタイプのものが知られている。例えば特許文献1にはリニアモータに適用されるものが提案されており、特許文献2には回転子に適用されるものが提案されている。特許文献1によるリニアモータでは、界磁極の磁石配列としてハルバッハ配列構造(Halbach Magnet Array)が採用されている。特許文献2による回転子ではハルバッハ配列構造を採用することを前提にしてその熱的減磁の低減や有効磁束の増加等の改善が行われている。
特開2003−209963号公報 特開2004−350427号公報
前述したハルバッハ配列構造は、磁極(N極、S極)の配置方向(以下「磁化方向」という)が第1の方向である主磁石と、磁化方向が上記第1の方向にほぼ直角な第2の方向である副磁石とによって構成される。さらに主磁石は第1主磁石および第2主磁石から成り、副磁石は第1副磁石および第2副磁石から成る。これらの磁石は永久磁石である。ハルバッハ配列構造によれば、第1主磁石、第1副磁石、第2主磁石、第2副磁石の配列順序を基本的配列構成として、繰り返して所要長さの分だけ、あるいは所要形状にて配置される。これにより、モータ用ロータにおける磁石組立体の全体の構成が形成される。上記の磁石組立体の配列状態において、交互に配列される第1主磁石と第2主磁石の磁化方向は上記第1の方向であって向きは逆になっており、同様に、交互に配列される第1副磁石と第2副磁石の磁化方向は上記第2の方向であって向きは逆になっている。
上記ハルバッハ配列構造に基づく磁石組立体を有するモータ用ロータによれば、磁石の配列構造によって磁束密度を高め、磁束を有効利用し、かつ磁路を形成するための継鉄を必要とせず、小型で高性能のロータを実現できる。
近年、磁石の性能が向上し、非常に磁力の強い磁石が普及してきている。しかしながら、磁化方向が異なる複数の磁石を密に配列するハルバッハ配列を採用した場合、隣接する磁石同士の反発力による離散を防止するために磁石周りに強固なカバーや大型のガイドが必要となる。またMRI等では、磁石の確実な固定を優先させる結果、磁石間を少しずつ離してガイドで保持する機構を採用している。一方、風力発電用やエレベータ駆動用、車両ホイール内に直接組み込まれるインホイール用などのモータは、狭いスペースに合わせて構造を作り込む必要があるが、大型のガイドやカバーはこれを阻害してしまい、磁石間を離して配列した場合には磁束密度が低減するので、モータ性能が低下する。より詳細には、磁石を離して配列した場合、磁石が形成する磁気回路内の磁気抵抗が増加して、巻線と鎖交してモータ出力に寄与する有効磁束が減少することとなるため、モータ性能が低下する。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、密で隙間のないハルバッハ配列がなされた磁石組立体をリング形状にした、薄型かつ軽量であって高磁束を発生するモータ用ロータを提供することにある。
本発明に係るモータ用ロータは、上記目的を達成するために、次のように構成される。
第1のモータ用ロータ(請求項1に対応)は、リング板形状に形成された磁石組立体と、磁石組立体の内周側を保持する内周保持部と、磁石組立体の外周側を保持するリング状外周保持部とを備える。磁石組立体は、磁化方向が第1の方向であって互いに方向が正反対の第1および第2の主磁石と、磁化方向が第1の方向に直交する第2の方向であって互いに方向が正反対の第1および第2の副磁石とによって構成される。さらに、上記の主磁石と副磁石のうち少なくとも一方は扇型平面部を有しており、第1および第2の主磁石と第1および第2の副磁石は、それぞれの平面部が同一の回転面を形成し、かつ隣接する磁石の磁化方向が互いに直交するように配列されている。
上記のモータ用ロータでは、磁石組立体がリング板形状を有するように形成され、かつこのリング状磁石組立体を形成する主磁石と副磁石の少なくとも一方が扇型平面部を有するように形成される。これにより、リング板形状の磁石組立体を形成するに当たり、主磁石と副磁石を隙間なく配列することが可能となる。加えてリング板形状の磁石組立体の磁石配列にハルバッハ配列構造を採用することによって高い磁束密度を実現することが可能となる。
第2のモータ用ロータ(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは、第1の方向はロータ回転軸方向であり、第2の方向は略ロータ回転方向であることを特徴とする。
第3のモータ用ロータ(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、内周保持部は、磁石組立体を格納する格納部と、磁石組立体の内周縁部を固定する中央部とを有するロータディスクである。
第4のモータ用ロータ(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、磁石組立体を形成する主磁石と副磁石のそれぞれの内周縁部には傾斜面部が形成され、ロータディスクの中央部の円周部に傾斜面部を押さえ付ける磁石飛出し防止部を形成したことで特徴づけられる。
第5のモータ用ロータ(請求項5に対応)は、上記の各構成において、好ましくは、磁石組立体を形成する主磁石と副磁石はそれぞれの外周縁部には傾斜面部が形成され、リング状外周保持部の内周部に傾斜面部を押さえ付ける磁石飛出し防止部を形成したことを特徴とする。
第6のモータ用ロータ(請求項6に対応)は、上記の構成において、好ましくは、マグネットカバーを有し、磁石組立体は、ロータディスクとリング状外周保持部とマグネットカバーとによって主磁石と副磁石同士が密着した状態で一体化されていることを特徴とする。
第7のモータ用ロータ(請求項7に対応)は、上記の構成において、好ましくは、磁石組立体における各磁石の間、磁石組立体とロータディスクとマグネットカバーとの間は、それぞれ、接着剤で接着されていることを特徴とする。
第8のモータ用ロータ(請求項8に対応)は、上記の構成において、好ましくは、リング状外周保持部とロータディスクと磁石組立体とは互いに凹凸嵌合関係によってボルトレス状態で一体化されていることを特徴とする。
第9のモータ用ロータ(請求項9に対応)は、上記の構成において、好ましくは、マグネットカバーは非磁性軽金属または高強度樹脂複合材で形成されていることを特徴とする。
第10のモータ用ロータ(請求項10に対応)は、上記の構成において、好ましくは、磁石組立体は、ロータディスクにおいて外側寄りに格納されていることを特徴とする。
第11のモータ用ロータ(請求項11に対応)は、上記の構成において、好ましくは、ロータディスクとリング状外周保持部とマグネットカバーは、非磁性軽金属または高強度樹脂複合材で形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、全体形状が相対的にフラットな円盤形状のモータ用ロータを実現でき、特に磁石部分を形成する磁石組立体をハルバッハ配列構造を利用してリング板形状に形成し、かつハルバッハ配列構造を作る第1および第2の主磁石と第1および第2の副磁石の少なくとも一方が扇型平面部を有するように作られるため、リング板形状の磁石組立体を隙間なく配列することができ、高い磁束密度を達成することができる。
また本発明によれば、内周保持部および外周保持部の各形状と各磁石の形状の係わり関係に基づいて、磁石組立体を作る第1および第2の主磁石と第1および第2の副磁石の内周部側と外周部側を保持・固定するようにしたため、ボルト等の余分な締結具や保持装置を必要とせず、モータ用ロータの小型化、軽量化を達成することができる。
さらに本発明によれば、磁石組立体を作る第1および第2の主磁石、第1および第2の副磁石が扇型平面部を有する形状に形成され、4つのタイプの磁石の形状を同一とすることで、製造工程において使用する磁石飛び出し防止用の治具形状も同一にでき、低コストを実現することができる。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態に係るモータ用ロータの構造を説明する。図1はマグネットカバーを取り外したロータの正面図、図2は同ロータの斜視図、図3はロータの背面図、図4はロータの分解組立図である。
ロータ10の全体の外観形状は相対的にフラットな円盤形状である。ロータ10において、11はロータディスクであり、12は磁石組立体であり、13は外周リングである。ロータ10の磁石部を形成する磁石組立体12は、多数の磁石片を配列することにより、リング板形状を有するごとく形成されている。磁石組立体12を構成する各磁石片は、所定のテーパー角を有した同一の扇平面形状であるので、隙間なく密に平面リング形状が実現する。これは、ロータ10の薄型化、高出力化に貢献する。ここで、「隙間なく密に」とは、上述の従来例のように磁石を保持するためのカバーやガイドを必要とせず、隣り合う磁石同士が密着しているという意味である。ただし、本実施形態では後述するように、磁石間にはエポキシ系の接着剤が薄く塗布され磁石組立体12の形状維持が図られている。ロータディスク11は、リング板状の磁石組立体12の片面側を覆いつつ格納すると共にリング板状の磁石組立体12の内周側を保持・固定する部材として機能する。図4に示すごとく、ロータディスク11の部分11Aが磁石組立体12を格納する格納部であり、ロータディスク11の中央部11Bは磁石組立体12の内周側を保持・固定する部分である。外周リング13はリング板形状の磁石組立体12の外周側を保持する部材として機能する。
ロータディスク11と外周リング13は、共に高強度かつ非磁性体の金属(材質:A2017またはA7075)で製作されている。ロータディスク11と外周リング13はCFRP(またはGFRP)のような高強度樹脂複合材で構成してもよい。これらの非磁性軽金属や高強度樹脂複合材を使用することで、ロータ10が軽量化される。本実施形態ではハルバッハ配列を採用することで、鉄系の磁性材を用いなくても十分な磁束量が確保できるため、ロータディスク11の強度が確保できるものであれば、アルミニウム等の非磁性軽金属や高強度樹脂複合材を適用できるようになった。また本実施形態では、ハルバッハ配列の採用によって、磁石背面への漏れ磁束が低減され、かつ、磁石背面の漏れ磁束を防止するために一般的に使用される鉄系の磁性材ヨークが不要となり、ロータ10の更なる軽量化および薄型化が可能となっている。なおロータ10の重量が問題とならない用途においては、周知の鉄系磁性金属を用いることで有効磁束量を高めるようにしてもよい。例えばロータ10の軽量化が優先される場合、ロータディスク11および外周リング13は、マグネットカバー22と共に非磁性軽金属または高強度樹脂複合材で形成するのが望ましく、風力発電用のモータのようにサイズや重量よりも、低コストや高剛性等が優先される場合には、磁石使用量低減のために、ロータディスク11および外周リング13は鉄系磁性金属で形成するようにしてもよい。
リング板形状の磁石組立体12は、同形状の64個の永久磁石片(以下「磁石」という)を円周方向に配列することによって平面状かつリング板形状に形成されている。64個の磁石はハルバッハ配列構造で配列されている。このハルバッハ配列構造によれば、第1主磁石(N極)12A−1、第1副磁石12B−1、第2主磁石(S極)12A−2、第2副磁石12B−2の配列順序を基本的配列構成として、繰り返して全周に渡り配置される。主磁石(12A−1,12A−2)では磁化方向が表裏方向(ロータの回転軸方向に対応)になっている。例えば図2に示すごとく、第1主磁石12A−1では紙面表側がN極になりかつ紙面裏側がS極になる。第2主磁石12A−2では、反対に、紙面表側がS極になりかつ紙面裏側がN極になる。また副磁石(12B−1,12B−2)では磁化方向が円周方向(ロータの回転方向に対応)に沿った直線になっている(略円周方向)。例えば図2に示すごとく、反時計回りにおいて、第1副磁石12B‐1では円周方向の左側がN極になりかつその右側がS極になる。第2副磁石12B−2では、反対に、反時計回りにおいて円周方向の左側がS極になりかつその右側がN極になる。図2において、一例として一部の主磁石に表記された「N」および「S」という記号は主磁石における紙面表側の磁化方向を示したものである。また図2において、一例として一部の副磁石に表記された矢印21は副磁石における磁化方向(S⇒N)を示している。主磁石と副磁石の各々の磁化方向は実質的に直交している。
上記のごとくリング板状の磁石組立体12の磁石の配列状態に関して、交互に配列される第1主磁石12A−1と第2主磁石12A−2の磁化方向は第1の方向の表裏方向(ロータ回転軸方向)であって向きは逆になっている。同様に、交互に配列される第1副磁石12B−1と第2副磁石12B−2の磁化方向は第2の方向の円周方向(ロータ回転方向)に沿った直線になっており(略円周方向)、向きは逆になっている。
またロータディスク11の中央部には孔14が形成されている。孔14には図示しないシャフト部材が挿通される。図1と図2に示すごとくロータディスク11の正面側には所要の凹部15および複数のリブ部16が形成されると共に、図3に示すごとくロータディスク11の背面側には複数のリブ部17を放射状に径方向に形成している。これにより、ロータディスク11の軽量化を図りつつ所要の剛性と強度を与えている。また孔14の周囲には大きい径の5つの小孔18と小さい径の5つの小孔19がそれぞれ等間隔で形成されている。1つの小孔18と1つの小孔19とは対を形成し、一定の位置関係で配置されている。小孔18にはベアリングユニット(図示せず)のスレッドが通され、小孔19にはベアリングユニットとロータディスク11とを固定するボルトが通される。ベアリングユニットは、シャフト部材に対してロータ10が滑らかに回転するように設けられたものである。
図4に示すごとく、モータ用のロータ10は、前述したロータディスク11とリング板形状の磁石組立体12と外周リング13と、さらにマグネットカバー22とから構成されている。最初にロータディスク11が用意され、次にこのロータディスク11をロータ製作用の組立装置(図示せず)に備え付け、さらにこの組立装置を利用して当該ロータディスク11に対して磁石(12A−1,12A−2,12B−1,12B−2)を1つずつ予め設定された順序でエポキシ系の接着剤を用いて組み付けていく。なお、使用する接着剤は、エポキシ系に限らず、他の接着剤(例えばウレタン系)でもよい。各磁石がロータディスク11上に組み付けられていく際、互いの磁力で磁石が離散しないように、各磁石は組立装置で押え付けられている。そして、最終的に接着剤が硬化し、磁石がロータディスク11上に固定された状態でリング板形状の磁石組立体12が形成される。さらに、ロータディスク11上の磁石組立体12を固定させるために、その外側周縁部に外周リング13を取り付ける。その後、磁石組立体12の露出面等、マグネットカバー22と接触する部分にエポキシ系の接着剤が塗布された上でロータ10の正面側にマグネットカバー22が取り付けられる。これによって、内部がほぼ密閉された状態でロータ10がコンパクトに一体化される。なお、マグネットカバー22は、ロータディスク11や外周リング13と同様、軽量かつ非磁性体の金属で形成したが、CFRPのような軽量の高強度樹脂複合材で形成してもよい。また、ロータディスク11、外周リング13およびマグネットカバー22は互いに異なる材料(例えば、それぞれA2017,A7075,CFRP)で形成してもよい。
ここで、アルミニウムは磁石に比してその線膨張係数が大きいため、使用温度によってはロータ10に熱変形が生じる可能性もある。そこで、ロータ10の熱変形が生じてしまうような使用温度によってはアルミニウムに代えて、非磁性軽金属として例えばTi−6Al−4V等のようなチタン系材料を用いてもよい。Ti−6Al−4Vは、アルミニウムに比して焼結Nd−Fe−B磁石に近い線膨張係数を有しており、かつ非磁性で軽量なため、ロータ10が使用される温度変化幅が大きい場合には特に適している。またCFRPのような高強度樹脂複合材は、その繊維方向を変えることで線膨張係数を調整できるため、本実施形態によるロータ10の使用温度を考慮した上で繊維方向を適宜調整した高強度樹脂複合材を形成し、ロータ10内で使用する磁石と線膨張係数の差を少なくしてもよい。
上記のロータ10は、図示しないステータと対面配置され、ステータ内のコイルに3相交流が通電制御されることでロータ10が回転する。ステータの両側に2枚のロータ10が配置された構成とすることもできる。
上記のロータディスク11、外周リング13、およびマグネットカバー22で、磁石組立体12を隙間なく密閉し、かつ磁石間と、磁石組立体12とロータディスク11とマグネットカバー22の間とを接着剤で接着することでロータ10の一体化が維持され、磁石の飛出しも防止される。また、接着剤は振動に対するクッション材としての機能をも果たす。
図5と図6を参照して、リング板形状の磁石組立体12を形成するために用いられる1つの磁石31を説明する。図5は磁石31の平面図を示し、図6は磁石31の外観の斜視図を示す。前述した4つの磁石(12A−1,12A−2,12B−1,12B−2)の各々の形状およびサイズ(寸法)は、図5および図6に示された磁石31の形状およびサイズ(寸法)と同じである。本実施形態では、磁石として希土類焼結永久磁石(例えば、Nd−Fe−B系)を用いたが、高磁束のものであれば、他のタイプの永久磁石を使用してもよい。
磁石31は、図5に示すごとく、内周縁部31aの側の幅が狭く、外周縁部31bの側の幅が広くなっている。図5に示すように、磁石31の平面部の形状は、扇形の外側部分の一部の形状に一致する。すなわち、磁石31はその正面側(図5では手前側、図6では上側)に所定のテーパー角の扇型平面部32を有している。扇型平面部32における内周縁部31a側との間に角を形成する辺部には傾斜面部33が形成され、その外周縁部31b側との間に角を形成する辺部には傾斜面部34が形成されている。
焼結処理によって磁化方向が決まった上記の磁石31に対して、さらに周知の着磁処理を行って極性を持たせることにより、その磁化方向に応じて前述した第1および第2の主磁石(12A−1,12A−2)と第1および第2の副磁石(12B−1,12B−2)が作られる。
図7は、ロータ10における上記磁石31の取付け・固定構造を示す断面図である。磁石31は、ロータディスク11の格納部11Aの上に置かれ、かつその内周縁部31aを中央部11Bに突き当てて配置している。この状態では、磁石31の内周縁部31a側に形成された傾斜面部33が、中央部11Bの外周側に位置する円周部に形成された磁石飛出し防止部41によって押さえ付けられる。またロータディスク11の上にリング板形状の磁石組立体12が取り付けられた状態で、当該磁石組立体12の外周縁およびロータディスク11の外周縁に対して前述した外周リング13が取り付けられる。図7に示されるごとく、外周リング13は、ロータディスク11に磁石組立体12が設置された後に、ロータディスク11に対して焼き嵌めによって固定される。この状態において、磁石31の外周縁部31b側に形成された傾斜面部34が、外周リング13の正面側の内周縁部に形成された磁石飛出し防止部42によって押さえ付けられる。また外周リング13はインターロック機機43を備える。このインターロック機構43によって、外周リング13がロータディスク11の周縁部から外れて抜けてしまうのを防止することができる。
上記のごとく、ロータ10において、ロータディスク11に取り付けられるリング板形状の磁石組立体12は、64個の磁石31のそれぞれが上記磁石飛出し防止部41,42で押さえ付けられることにより、ロータディスク11に固定される。
上記の実施形態において、ロータディスク11、外周リング13、およびマグネットカバー22の固定化をボルト・ナットではなく、外周リング13およびロータディスク11における磁石飛出し防止構造および焼き嵌めで行っているので、ボルト・ナット用のスペースを確保する必要がない分、外周リング13の厚みを薄くすることができる。このこともロータ10の軽量化および小型化に貢献する。ロータディスク11、外周リング13およびマグネットカバー22の固定化はボルトレスであれば、図7に示した構造以外の凹凸嵌合関係によって実現してもよい。例えば、図7のインターロック機構43の部分は他の形状のものでもよい。
また上記実施形態のロータ10では、磁石組立体12をロータ10の中央部ではなく、外周部に位置させているので、トルクアームが稼げる結果、当該ロータ10を用いたモータの高出力化が実現する。上述のごとく、外周リング13の厚みを薄くしているために、いっそう磁石組立体12を外周部に位置付けることができる。
さらに本実施形態では、同形状の64個の磁石で形成されたリング板形状の磁石組立体12の例を示したが、磁石の数はこれに限定されない。磁石は最低4つ(主磁石2個、副磁石2個)であれば、本発明に係るロータ10は実現することができる。磁石の数は、実際には、磁石の素材、リング板形状の磁石組立体12の径、ロータ10が適用されるモータの要求出力等のパラメータに応じて、ステータコイルの銅損が最も少なく効率よくロータ10が回転できるように、磁気シミュレーションをするなどしてその厚みや横幅(扇平面形状における内周および外周)と共に、最適に決定することが望ましい。
さらに本実施形態では、磁石の配列構造をハルバッハ配列にすることにより、ロータ10の磁束密度を向上させ、主磁石のみで構成される通常の磁石ロータに必要とされる、鉄系磁性材製のバックヨークが不要となる。この結果、ロータの軽量化が実現する。ただし、本発明に係るモータ用ロータは、ハルバッハ配列以外の磁石配列でも実現することが可能である。例えば、公知の極異方性の磁石を使えば、ハルバッハ配列の場合と磁気的に等価であって、より簡略化された構成の磁石組立体が実現する。また副磁石を省略し、主磁石のみを用いた磁石配列を作ることも可能である。
また上記の実施形態では主磁石12A−1,12A−2と副磁石12B−1,12B−2とが同一平面形状を有する場合を説明したが、これに限らず、主磁石と副磁石は異なる平面形状であってもよい。
図8は、主磁石12A−1,12A−2が前述の実施形態と同様に扇型形状を有し、副磁石12B−1,12B−2が略長方形の平面形状を有する第2実施形態の磁石組立体12’の平面図を示している。図8に示すように、副磁石12B−1,12B−2よりも主磁石12A−1,12A−2の平面積が大きくなっている。このように副磁石に比較して主磁石を大型化すれば、磁石組立体12’全体で紙面垂直方向の磁束密度が高くなるので、この磁石組立体12’を適用したモータのより一層の大出力化が可能となる。また一般的に略長方形状の方が扇型平面形状よりも加工が容易となるため、場合によっては第2実施形態の方が加工コストがより低くなる。主磁石12A−1,12A−2と副磁石12B−1,12B−2のサイズ(特に略円周方向の相対的な横幅)は、磁石の素材および数、リング板形状の磁石組立体12の径、ロータ10が適用されるモータの要求出力等のパラメータに応じて、ステータコイルの銅損が最も少なく効率良くロータが回転できるように、磁気シミュレーションをするなどして、最適に決定するのが望ましい。
また第1実施形態の磁石組立体12は、第2実施形態の磁石組立体12’に比して、主磁石12A−1,12A−2と副磁石12B−1,12B−2の平面形状が同一であるために、磁石成型用の金型が同一のものを使用することができ、製造工程において使用する磁石飛出し防止用の治具形状も同一にできるといった点で低コスト化が可能である。
上記の2つの実施形態においては、磁石組立体12,12’の内周円および外周円は、予め高精度に曲線加工された主磁石と副磁石の端部が組み合わさってできているが、リング板形状の磁石組立体12を形成してから内周円および外周円の部分を研磨加工して、より高精度の周縁部を完成させてもよい。ここで、上述の第1実施形態および第2実施形態では、主磁石と副磁石の少なくとも一方が扇型平面部を有する例を説明したが、主磁石と副磁石の少なくとも一方が台形平面部を有する磁石組立体を用いても本発明の機能およびを効果を得ることができるのは勿論である。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎず、また数値および各構成の組成(材質)については例示にすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明は、風力発電やエレベータ用モータ、ホイールモータ等、薄型かつ軽量で強力な回転力の発揮が要求されるモータ用のロータとして利用される。
本発明に係るモータ用ロータの第1実施形態を示す正面図である。 第1実施形態に係るモータ用ロータの斜視図である。 第1実施形態に係るモータ用ロータの背面図である。 第1実施形態に係るモータ用ロータの分解組立図である。 第1実施形態に係るモータ用ロータの磁石組立体に使用される磁石の一例を示す平面図である。 第1本実施形態に係るモータ用ロータの磁石組立体に使用される磁石の一例を示す斜視図である。 第1実施形態に係るモータ用ロータの磁石組立体に使用される磁石の組み付け状態を示す部分断面図である。 本発明の第2実施形態に係るモータ用ロータの磁石組立体のみを示す平面図である。
符号の説明
10 ロータ
11 ロータディスク
12 磁石組立体
12’ 磁石組立体
13 外周リング
12A−1 第1主磁石
12A−2 第2主磁石
12B−1 第1副磁石
12B−2 第2副磁石
31 磁石
32 扇型平面部
33,34 傾斜面部
41,42 磁石飛出し防止部

Claims (11)

  1. リング板形状に形成された磁石組立体と、
    前記磁石組立体の内周側を保持する内周保持部と、
    前記磁石組立体の外周側を保持するリング状外周保持部とを備え、
    前記磁石組立体は、磁化方向が第1の方向であって互いに方向が正反対の第1および第2の主磁石と、磁化方向が前記第1の方向に直交する第2の方向であって互いに方向が正反対の第1および第2の副磁石とによって構成され、
    前記主磁石と前記副磁石のうち少なくとも一方は、扇型平面部を有しており、
    前記第1および第2の主磁石と前記第1および第2の副磁石は、それぞれの平面部が同一の回転面を形成し、かつ隣接する磁石の磁化方向が互いに直交するように配列される、
    ことを特徴とするモータ用ロータ。
  2. 前記第1の方向はロータ回転軸方向であり、前記第2の方向は略ロータ回転方向であることを特徴とする請求項1記載のモータ用ロータ。
  3. 前記内周保持部は、前記磁石組立体を格納する格納部と、前記磁石組立体の内周縁部を固定する中央部とを有するロータディスクであることを特徴とする請求項1記載のモータ用ロータ。
  4. 前記磁石組立体を形成する前記主磁石と前記副磁石のそれぞれの内周縁部には傾斜面部が形成され、前記ロータディスクの前記中央部の円周部に前記傾斜面部を押さえ付ける磁石飛出し防止部を形成したことを特徴とする請求項3記載のモータ用ロータ。
  5. 前記磁石組立体を形成する前記主磁石と前記副磁石はそれぞれの外周縁部には傾斜面部が形成され、前記リング状外周保持部の内周部に前記傾斜面部を押さえ付ける磁石飛出し防止部を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ用ロータ。
  6. マグネットカバーを有し、前記磁石組立体は、前記ロータディスクと前記リング状外周保持部と前記マグネットカバーとによって前記主磁石および前記副磁石同士が密着した状態で一体化されていることを特徴とする請求項3記載のモータ用ロータ。
  7. 前記磁石組立体における各磁石の間、前記磁石組立体と前記ロータディスクと前記マグネットカバーとの間は、それぞれ、接着剤で接着されていることを特徴とする請求項6記載のモータ用ロータ。
  8. 前記リング状外周保持部と前記ロータディスクと前記磁石組立体とは互いに凹凸嵌合関係によってボルトレス状態で一体化されていることを特徴とする請求項3記載のモータ用ロータ。
  9. 前記マグネットカバーは非磁性軽金属または高強度樹脂複合材で形成されていることを特徴とする請求項6記載のモータ用ロータ。
  10. 前記磁石組立体は、前記ロータディスクにおいて外側寄りに格納されていることを特徴とする請求項3記載のモータ用ロータ。
  11. 前記ロータディスクと前記リング状外周保持部と前記マグネットカバーは、非磁性軽金属または高強度樹脂複合材で形成されていることを特徴とする請求項6記載のモータ用ロータ。
JP2006031237A 2006-02-08 2006-02-08 モータ用ロータ Expired - Fee Related JP5108236B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006031237A JP5108236B2 (ja) 2006-02-08 2006-02-08 モータ用ロータ
DE602007006425T DE602007006425D1 (de) 2006-02-08 2007-02-08 Rotor für einen elektromotor
PCT/JP2007/052660 WO2007091727A1 (en) 2006-02-08 2007-02-08 Rotor for electric motor
US12/087,810 US7990011B2 (en) 2006-02-08 2007-02-08 Rotor for electric motor
EP07708394A EP1982403B1 (en) 2006-02-08 2007-02-08 Rotor for electric motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006031237A JP5108236B2 (ja) 2006-02-08 2006-02-08 モータ用ロータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007215291A true JP2007215291A (ja) 2007-08-23
JP5108236B2 JP5108236B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=38124030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006031237A Expired - Fee Related JP5108236B2 (ja) 2006-02-08 2006-02-08 モータ用ロータ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7990011B2 (ja)
EP (1) EP1982403B1 (ja)
JP (1) JP5108236B2 (ja)
DE (1) DE602007006425D1 (ja)
WO (1) WO2007091727A1 (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009044799A1 (ja) 2007-10-04 2009-04-09 Honda Motor Co., Ltd. アキシャルギャップ型モータ
JP2009100622A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石モータ
JP2009118594A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Honda Motor Co Ltd アキシャルギャップ型モータ
JP2009118550A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Honda Motor Co Ltd アキシャルギャップ型モータ
JP2010017010A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Honda Motor Co Ltd アキシャルギャップ型モータ
JP2010259251A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Daikin Ind Ltd アキシャルギャップ型回転電機用ロータとその製造方法
JP2010284036A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Toshiba Corp 永久磁石回転電機
US7977843B2 (en) 2007-10-04 2011-07-12 Honda Motor Co., Ltd. Axial gap type motor
US8030816B2 (en) 2006-06-06 2011-10-04 Honda Motor Co., Ltd. Motor and motor control device
US8035266B2 (en) 2007-04-17 2011-10-11 Honda Motor Co., Ltd. Axial gap motor
US8053942B2 (en) 2007-08-29 2011-11-08 Honda Motor Co., Ltd. Axial gap motor
US8283829B2 (en) 2007-06-26 2012-10-09 Honda Motor Co., Ltd. Axial gap motor
JP2015142484A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 Ntn株式会社 表面磁石型回転電機
JP2016502395A (ja) * 2012-12-19 2016-01-21 リーンテック モーター ゲー・エム・ベー・ハーLEANTEC Motor GmbH 電動モータ用のロータを製造する方法
JP2020511926A (ja) * 2017-03-24 2020-04-16 モース, デヴィッドMORSE, David 内蔵光学エンコーダーを有する軸方向磁束モーター
JP2020511924A (ja) * 2017-03-22 2020-04-16 ホワイロット エスアエス 単位磁石を含む磁石構造を備えるロータと、同心巻線を備えるステータと、を有する電磁モータまたは発電機
KR20210076825A (ko) * 2019-12-16 2021-06-24 한국전기연구원 축방향 자속 회전기기
WO2023048221A1 (ja) * 2021-09-27 2023-03-30 株式会社デンソー 回転電機
KR102655265B1 (ko) 2021-12-28 2024-04-05 (주)케이에스이피 복수의 영구자석들을 위한 자석홀더부를 구비하는 로터 및 이를 포함하는 축방향 자속 모터

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110012463A1 (en) 2007-08-01 2011-01-20 Gerald David Duncan appliance, rotor and magnet element
GB2475095A (en) * 2009-11-06 2011-05-11 Nexxtdrive Ltd Armature arrangement in permanent magnet electrical machines
US20130082147A1 (en) * 2011-10-03 2013-04-04 Princeton Satellite Systems, Inc. Axial flux motor reaction wheel for spacecraft
JP5954864B2 (ja) * 2012-03-29 2016-07-20 株式会社日本製鋼所 モータ回転子支持体およびその製造方法
JP5877777B2 (ja) * 2012-09-26 2016-03-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機、磁極ピース製造方法
TWI483514B (zh) * 2012-11-09 2015-05-01 Ind Tech Res Inst 軸向磁通集磁轉子結構
US9876407B2 (en) 2013-02-20 2018-01-23 Raymond James Walsh Halbach motor and generator
CN104167893B (zh) * 2013-05-17 2018-11-02 胡宪文 轴向磁通式发电机
CN105280324B (zh) * 2014-07-18 2018-08-24 日立金属株式会社 磁铁单元和磁铁单元的制造方法
FR3031848B1 (fr) * 2015-01-19 2018-03-16 Whylot Rotor pour machine electromagnetique a flux axial tournant a des vitesses de rotation elevees et machine electromagnetique equipee d'un tel rotor
US10141822B2 (en) 2015-05-04 2018-11-27 Launchpoint Technologies, Inc. Axial flux brushless permanent magnet electrical machine rotor
RU2732441C2 (ru) * 2015-06-12 2020-09-16 Басф Корпорейшн Система обработки выхлопного газа
JP2018529302A (ja) 2015-08-11 2018-10-04 ジェネシス ロボティクス エルエルピー 電気機械
US11139707B2 (en) 2015-08-11 2021-10-05 Genesis Robotics And Motion Technologies Canada, Ulc Axial gap electric machine with permanent magnets arranged between posts
US11043885B2 (en) 2016-07-15 2021-06-22 Genesis Robotics And Motion Technologies Canada, Ulc Rotary actuator
CN106602822B (zh) * 2016-11-01 2019-03-12 东南大学 转子永磁型磁通切换轮毂电机
AU2018273717A1 (en) * 2017-05-26 2019-12-19 Indigo Technologies, Inc. Magnetic rotor assembly
JP7293701B2 (ja) * 2019-02-08 2023-06-20 株式会社デンソー 回転電機
US11711003B2 (en) 2019-05-31 2023-07-25 MagniX USA, Inc. High voltage converter for use as electric power supply
CN110350692A (zh) * 2019-08-02 2019-10-18 艾德斯汽车电机无锡有限公司 一种halbach阵列电机转子
JP7210409B2 (ja) * 2019-09-26 2023-01-23 三菱重工業株式会社 モータ一体型流体機械及び垂直離着陸機
DE102021111836A1 (de) * 2020-10-07 2022-04-07 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Rotor einer elektrischen Rotationsmaschine sowie elektrische Rotationsmaschine
LV15652A (lv) * 2020-11-27 2022-06-20 Latvijas Universitāte Elektromagnētiskais sūknis
DE102022205899A1 (de) 2022-06-10 2023-12-21 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Elektrische Maschine mit axialem Luftspalt für ein Luftfahrzeug
DE102022208504A1 (de) 2022-08-16 2024-02-22 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Rotor für eine elektrische Maschine eines Luftfahrzeugs

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170347A (ja) * 1982-03-29 1983-10-06 Kichi Kaiba ロ−タマグネツト
JPS61169469U (ja) * 1985-04-03 1986-10-21
JPS63161854A (ja) * 1986-12-25 1988-07-05 Shinko Electric Co Ltd 磁石式ロ−タ構造
JPH02262863A (ja) * 1989-03-31 1990-10-25 Aisin Seiki Co Ltd 永久磁石回転機
JPH0837766A (ja) * 1994-07-26 1996-02-06 Tokyo Parts Ind Co Ltd ディスク駆動用スピンドルモータ
JP2002010547A (ja) * 2000-06-16 2002-01-11 Yamaha Motor Co Ltd 永久磁石回転子及びその製造方法
JP2004350427A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Denso Corp 回転電機とその回転子
JP2005121157A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Rikogaku Shinkokai 人工心臓用の磁気軸受およびモータ装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH663121A5 (de) * 1983-10-03 1987-11-13 Mavilor Syst Sa Wechselstrom-synchron-servomotor.
US5280209A (en) * 1989-11-14 1994-01-18 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Permanent magnet structure for use in electric machinery
JP3579642B2 (ja) 2000-12-20 2004-10-20 台達電子工業股▲ふん▼有限公司 モータ構造
JP2002354721A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Hitachi Ltd 永久磁石式回転子を備えた回転電機
JP3916048B2 (ja) 2002-01-10 2007-05-16 株式会社安川電機 リニアモータ
US6841910B2 (en) * 2002-10-02 2005-01-11 Quadrant Technology Corp. Magnetic coupling using halbach type magnet array
JP2005005984A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Sony Corp 通信システム
JP4349089B2 (ja) * 2003-11-10 2009-10-21 株式会社エクォス・リサーチ アキシャルギャップ回転電機
US7453180B2 (en) * 2003-11-25 2008-11-18 General Atomics Rotary disk energy storage and pulse power supply
US7375449B2 (en) * 2006-08-17 2008-05-20 Butterfield Paul D Optimized modular electrical machine using permanent magnets

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170347A (ja) * 1982-03-29 1983-10-06 Kichi Kaiba ロ−タマグネツト
JPS61169469U (ja) * 1985-04-03 1986-10-21
JPS63161854A (ja) * 1986-12-25 1988-07-05 Shinko Electric Co Ltd 磁石式ロ−タ構造
JPH02262863A (ja) * 1989-03-31 1990-10-25 Aisin Seiki Co Ltd 永久磁石回転機
JPH0837766A (ja) * 1994-07-26 1996-02-06 Tokyo Parts Ind Co Ltd ディスク駆動用スピンドルモータ
JP2002010547A (ja) * 2000-06-16 2002-01-11 Yamaha Motor Co Ltd 永久磁石回転子及びその製造方法
JP2004350427A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Denso Corp 回転電機とその回転子
JP2005121157A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Rikogaku Shinkokai 人工心臓用の磁気軸受およびモータ装置

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8030816B2 (en) 2006-06-06 2011-10-04 Honda Motor Co., Ltd. Motor and motor control device
US8035266B2 (en) 2007-04-17 2011-10-11 Honda Motor Co., Ltd. Axial gap motor
US8283829B2 (en) 2007-06-26 2012-10-09 Honda Motor Co., Ltd. Axial gap motor
US8053942B2 (en) 2007-08-29 2011-11-08 Honda Motor Co., Ltd. Axial gap motor
JP2009095087A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Honda Motor Co Ltd アキシャルギャップ型モータ
WO2009044799A1 (ja) 2007-10-04 2009-04-09 Honda Motor Co., Ltd. アキシャルギャップ型モータ
US7977843B2 (en) 2007-10-04 2011-07-12 Honda Motor Co., Ltd. Axial gap type motor
US8040008B2 (en) 2007-10-04 2011-10-18 Honda Motor Co., Ltd. Axial gap motor
JP2009100622A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石モータ
JP2009118550A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Honda Motor Co Ltd アキシャルギャップ型モータ
JP2009118594A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Honda Motor Co Ltd アキシャルギャップ型モータ
JP2010017010A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Honda Motor Co Ltd アキシャルギャップ型モータ
JP2010259251A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Daikin Ind Ltd アキシャルギャップ型回転電機用ロータとその製造方法
JP2010284036A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Toshiba Corp 永久磁石回転電機
JP2016502395A (ja) * 2012-12-19 2016-01-21 リーンテック モーター ゲー・エム・ベー・ハーLEANTEC Motor GmbH 電動モータ用のロータを製造する方法
US10090721B2 (en) 2012-12-19 2018-10-02 Leantec Motor Gmbh Method for producing a rotor for an electric motor
JP2015142484A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 Ntn株式会社 表面磁石型回転電機
JP2020511924A (ja) * 2017-03-22 2020-04-16 ホワイロット エスアエス 単位磁石を含む磁石構造を備えるロータと、同心巻線を備えるステータと、を有する電磁モータまたは発電機
JP7307950B2 (ja) 2017-03-22 2023-07-13 ホワイロット 単位磁石を含む磁石構造を備えるロータと、同心巻線を備えるステータと、を有する電磁モータまたは発電機
JP2020511926A (ja) * 2017-03-24 2020-04-16 モース, デヴィッドMORSE, David 内蔵光学エンコーダーを有する軸方向磁束モーター
KR20210076825A (ko) * 2019-12-16 2021-06-24 한국전기연구원 축방향 자속 회전기기
KR102527294B1 (ko) * 2019-12-16 2023-05-02 한국전기연구원 축방향 자속 회전기기
WO2023048221A1 (ja) * 2021-09-27 2023-03-30 株式会社デンソー 回転電機
KR102655265B1 (ko) 2021-12-28 2024-04-05 (주)케이에스이피 복수의 영구자석들을 위한 자석홀더부를 구비하는 로터 및 이를 포함하는 축방향 자속 모터

Also Published As

Publication number Publication date
EP1982403A1 (en) 2008-10-22
EP1982403B1 (en) 2010-05-12
WO2007091727A1 (en) 2007-08-16
US7990011B2 (en) 2011-08-02
JP5108236B2 (ja) 2012-12-26
DE602007006425D1 (de) 2010-06-24
US20100052452A1 (en) 2010-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5108236B2 (ja) モータ用ロータ
JP5068951B2 (ja) モータ用ロータの製造方法および製造装置
ES2747929T3 (es) Máquina eléctrica giratoria con entrehierro axial
US7595575B2 (en) Motor/generator to reduce cogging torque
JP4432616B2 (ja) アキシャルギャップ型回転電機
JP5423738B2 (ja) 回転電機
JP2008161018A (ja) アキシャルギャップ型モータ
JP2008104278A (ja) モータ
JP2006353009A (ja) アキシャルエアギャップ型電動機
JP2005094955A (ja) アキシャル型永久磁石モータ
JP4529500B2 (ja) アキシャルギャップ回転電機
JP2011130598A (ja) アキシャルギャップ型永久磁石モータ、それに用いるロータ、及びそのロータの製造方法
JP2008131683A (ja) アキシャルエアギャップ型電動機
JP2010154610A (ja) アキシャルギャップ型モータ
JP2006304539A (ja) アキシャルギャップ型回転電機のロータ構造
JP5439904B2 (ja) 回転電機
JP4687687B2 (ja) アキシャルギャップ型回転電機及び界磁子
JP2008043043A (ja) 回転電機
JP4466262B2 (ja) アキシャルギャップモータのロータ構造
JP2008131742A (ja) モータ
JP2006304532A (ja) アキシャルギャップ型回転電機のロータ構造
JP2010093988A (ja) 永久磁石式回転機
JP2008187863A (ja) アキシャルギャップ型回転電機及び圧縮機
JP2010110096A (ja) 回転子、回転電機及び回転子の製造方法
JP2012249389A (ja) 回転電機用ロータ、および、これを用いた回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees