JP2007214829A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置の電源投入直後において、光量変動があり、光を照射する光源が十分に立ち上がっておらず一定レベルの光量に達していないような状況下でも、読み取った画像の品質を落とし難く、原稿の読取を開始する時間を短縮可能な画像読取装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】 γ補正部124では、点灯時間カウンタ105のカウンタ値tとROM102から読み出された光量補正テーブルを基に、冷陰極管82の点灯開始からtだけ経過したときの出力光量L(%)が決定される。出力光量Lが決定されると、γ補正部124では、決定された出力光量Lと補正値Rを算出する数式2の関数とを基に、ROM102から読み出されたγ補正テーブルが変換され、変換されたγ補正テーブルにて、原稿の読み取りを開始し、γ補正が行われる。
【選択図】 図16

Description

本発明は、原稿の画像を読み取ることのできる画像読取装置、および当該画像読取装置を備えたレーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
原稿に光を照射し、原稿からの反射光量から画像を読み取ってコピーすることのできる画像形成装置において、原稿に照射される光の光量が低い場合であっても、高画質な画像をコピーすることができる画像形成装置が知られている。
たとえば、装置の電源投入後、原稿に光を照射する蛍光灯の光量が安定すると原稿読み取りを開始し、自動原稿フィード装置によって大量の原稿を読み取る際の光量低下を吸収するために、次の原稿を読み取る前に光量補正する技術が開示されている(特許文献1)。
上記特許文献1に記載の画像読み取り装置では、蛍光灯の光量が、最低画像保証レベル以上であれば、ゲイン/シェーディング補正動作を行うことで、光量変動分の補正を行い、蛍光灯の光量が、最低画像保証レベル以下の場合には、ゲイン/シェーディング補正のみを行えば読み取り画質が劣化するので、ゲイン/シェーディング補正の前にランプ光量自体を補正して画質劣化を防止するようにした画像読み取り装置が開示されている。
特開平11−046289号公報
しかしながら、上記特許文献1において、装置の電源投入直後は蛍光灯の光量を調整するのみであり、光量が安定する前に原稿の画像を読み取ることはなされていなかった。したがって、蛍光灯の光量が安定する(最大出力となる)まで画像の読取を開始することができず、ユーザを待たせてしまう、という問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みなされたものであって、装置の電源投入直後において、光量変動があり、光を照射する光源が十分に立ち上がっておらず一定レベルの光量に達していないような状況下でも、読み取った画像の品質を落とし難く、原稿の読取を開始する時間を短縮可能な画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の画像読取装置では、原稿に光を照射する光照射手段と、光を照射された原稿からの反射光量をアナログ信号に変換する光電変換手段と、変換されたアナログ信号をデジタル信号にA/D変換するA/D変換手段と、を備えた画像読取装置において、光照射手段を立ち上げてからの経過時間を計時する計時手段と、計時された経過時間に基づいて光照射手段によって原稿に照射される光の光量を算出する光量算出手段と、光量算出手段によって算出された光量およびA/D変換されたデジタル信号に基づいて、デジタル信号の補正値を算出する補正値算出手段と、補正値算出手段によって算出された補正値によってデジタル信号を補正するγ補正手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の画像読取装置では、光量算出手段は、経過時間と光量とを対応させた光量補正テーブルを有し、補正値算出手段は、デジタル信号と補正値とを対応させたγ補正テーブルを有することを特徴とする。
請求項3に記載の画像読取装置では、γ補正テーブルは、温度によって異なることを特徴とする。
請求項4に記載の画像読取装置では、補正値算出手段は、光量およびデジタル信号の値によって補正値を決定する関数を有し、関数によってγ補正テーブルの補正値を変換することを特徴とする。
請求項5に記載の画像読取装置では、光量算出手段は、経過時間によって光量を決定する関数であり、補正値算出手段は、関数およびデジタル信号の値によって補正値を決定する関数であることを特徴とする。
請求項6に記載の画像読取装置では、経過時間が通常待機時間に達する前に原稿への光の照射を開始する起動時読取動作を設定する起動時読取設定手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の画像読取装置では、通常待機時間を設定する待機時間設定手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の画像形成装置では、原稿に光を照射する光照射手段と、光を照射された原稿からの反射光量をアナログ信号に変換する光電変換手段と、変換されたアナログ信号をデジタル信号にA/D変換するA/D変換手段と、を備えた画像形成装置において、光照射手段を立ち上げてからの経過時間を計時する計時手段と、計時された経過時間に基づいて光照射手段によって原稿に照射される光の光量を算出する光量算出手段と、光量算出手段によって算出された光量およびA/D変換されたデジタル信号に基づいて、デジタル信号の補正値を算出する補正値算出手段と、補正値算出手段によって算出された補正値によってデジタル信号を補正するγ補正手段と、補正されたデジタル信号に基づいて画像を形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1の画像読取装置によれば、装置の電源投入直後において、光量変動があり、また、光照射手段が十分に立ち上がっておらず一定レベルの光量に達していないような状況下でも、読み取った画像の品質を落とし難く、光照射手段による原稿への光の照射を開始する時間を短縮ことができる。
請求項2の画像読取装置によれば、より精度よく補正を行うことができ、読み取った画像の品質を落とし難く、光照射手段による原稿への光の照射を開始する時間を短縮ことができる。
請求項3の画像読取装置によれば、装置周囲の温度変化にも対応することができ、より精度よく補正を行うことができる。
請求項4の画像読取装置によれば、光量が変化しても1つのγ補正テーブルの各デジタル信号に対する補正値を変換すれば良いので、このγ補正テーブルを記憶するメモリの容量を抑えることができる。
請求項5の画像読取装置によれば、光量補正テーブルやγ補正テーブルを所定のメモリに記憶する必要がないので、このメモリの容量を抑えることができる。
請求項6の画像読取装置によれば、装置の電源投入直後において、光量変動があり、また、光照射手段が十分に立ち上がっておらず一定レベルの光量に達していないような状況下でも、読み取った画像の品質を落とし難く、光照射手段による原稿への光の照射を開始する時間を短縮ことができる。また、起動時読取動作を設定しなければ、光量が一定レベルに達するまで通常の読取動作を待機させることができる。
請求項7の画像読取装置によれば、待機時間を設定可能にすれば、ユーザの好みに応じて通常の読取動作時に最低限補償される画質を変動させることができるので、待機時間を長く設定すれば、高品質の通常の読取動作を補償することができ、待機時間を短く設定すれば、通常の読取動作を開始させる時間も短縮することができる。
請求項8の画像形成装置によれば、装置の電源投入直後において、光量変動があり、また、光照射手段が十分に立ち上がっておらず一定レベルの光量に達していないような状況下でも、読み取った画像の品質を落とし難く、光照射手段による原稿への光の照射を開始する時間や画像形成を開始する時間を短縮ことができる。
〔第1実施形態〕
(全体構成)
以下、図1〜図5を用いて本発明の第1の実施形態に係るプリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能等を備えた複合機1(本発明の「画像形成装置」の一例)の全体構成について説明する。図1はその外観を示す斜視図である。また、図2は、原稿読取装置3を開けた状態を示す複合機1の斜視図である。図3は、複合機1を給紙ローラ25等の軸方向から見た要部側断面図である。図4は、原稿読取装置3の縦断面構造の模式図である。図5は、図4に示す方向から見たCCDユニット18の内部構成の概略を示す模式図である。なお、以下の説明では、複合機1について、操作キー13が設けられた面側(図1で紙面右下方向)を「前方」、その反対側(図1で紙面左上方向)を「後方」とする。
この複合機1は、フィーダ部21及び画像形成部22等(図3参照)を内蔵する画像形成ユニット2(本発明の「画像形成手段」の一例)と、原稿読取装置3(本発明の「画像読取装置」の一例)とを備えている。図1、図2に示すように、原稿読取装置3は、上面に矩形状のプラテンガラス11が設けられた読取装置本体10と、そのプラテンガラス11を覆うように配される自動原稿搬送装置(以下「ADF6」という)とを備えて構成されている。後述するが、図2に示すように、原稿読取装置3は、上記操作キー13とは反対側の後端部が画像形成ユニット2の上面後端側において回動可能に軸支されている。
操作キー13の下側の位置には排紙トレイ2a(図3参照)に連なって開口した用紙取り出し孔7が形成されている。その用紙取り出し孔7の下側には水平方向に伸びるスリット状の開口した手差給紙口8が形成されており、更にその下側には、2つの給紙カセット9(9A,9B)が2段に設けられている。
(画像形成ユニットの構成)
画像形成ユニット2の各構成について、図3を参照しつつ説明する。同図において紙面右側が複合機1の前方であり、紙面左側が複合機1の後方となる。
画像形成ユニット2のケーシング20内には、用紙Pを給紙するためのフィーダ部21や、給紙された用紙Pに所定の画像を形成するための画像形成部22等が備わっている。また、画像形成部22の上部には、画像形成部22により画像形成され、排出された用紙Pを保持するために用いられる排紙トレイ2aが配されている。
フィーダ部21は、2つの給紙カセット9A,9Bと、各給紙カセット9(9A,9B)内に設けられた揺動可能な用紙押圧板(図示略)と、各給紙カセット9の前端側端部の上方に設けられる給紙ローラ25などによって構成されている。
各給紙カセット9(9A,9B)は、ケーシング20内の下方側に配され、操作キー13側の面からそれぞれ着脱(装着及び取り外し)可能に装着されており、この中に用紙Pが積層されて収納されるようになっており、給紙ローラ25によって最上位の用紙Pが搬送経路を介してレジストローラ29側に順次送られるようになっている。
レジストローラ29は、1対のローラから構成されており、給紙ローラ25の近傍に配置された図示しない位置センサによる検知タイミングに基づいて、駆動および停止の動作が制御装置(図示略)により制御される。そして、この制御により用紙Pの斜行が修正される。
画像形成部22は、スキャナユニット40、プロセスユニット41、定着ユニット42などを備えている。
図3に示すように、スキャナユニット40は、ケーシング20内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示省略)、ポリゴンモータ43により回転駆動されるポリゴンミラー44、レンズ45および46、反射鏡47および48などを備えており、レーザ発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザビームを、ポリゴンミラー44、レンズ45、反射鏡47、レンズ46、反射鏡48の順に通過あるいは反射させて、後述するプロセスユニット41における感光体ドラム52の表面上に高速走査にて照射させている。
複合機1には、画像形成ユニット2の本体部に対して着脱可能なプロセスユニット41が設けられている。
プロセスユニット41は、ドラムカートリッジ50と、現像カートリッジ51とから構成されている。
プロセスユニット41のうち、ドラムカートリッジ50には、感光体ドラム52、スコロトロン型帯電器53、転写ローラ54を備えている。また、現像カートリッジ51には、現像ローラ55、現像ローラ55上に圧接される層厚規制ブレード56、トナー供給ローラ57およびトナーが充填されるトナーボックス58などを備えている。
感光体ドラム52は、現像ローラ55の側方位置において、その現像ローラ55と対向するような状態で時計方向に回転可能に配設されている。
スコロトロン型帯電器53は、正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム52に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。
そして、感光体ドラム52の表面は、その感光体ドラム52の回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器53により一様に正帯電された後、スキャナユニット40からのレーザビームの高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ55の回転により、現像ローラ55上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光体ドラム52に対向して接触する時に、感光体ドラム52の表面上に形成される静電潜像に供給される。
転写ローラ54は、感光体ドラム52の下方において、この感光体ドラム52に対向するように配置され、ドラムカートリッジ50に反時計方向に回転可能に支持されている。そして、感光体ドラム52の表面上に担持された可視像は、用紙Pが感光体ドラム52と転写ローラ54との間を通る間に用紙Pに転写される。
定着ユニット42は、プロセスユニット41よりも用紙搬送方向下流側(後方側)に配設され、定着ユニット42は転写された用紙P上のトナーを加熱溶融させるための加熱ローラ63と、加熱ローラ63に対向して配置され、給送される用紙Pを加熱ローラ63に向けて押圧する押圧ローラ64と、サーモスタット65とを備えている。
加熱ローラ63は、円筒状部材としての金属素管を備え、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。このハロゲンランプにより、加熱ローラ63の表面を、トナーが用紙Pに定着される定着温度(例えば、200℃)まで加熱可能となっている。
押圧ローラ64は、金属製のローラ軸と、この押圧ローラ軸の周りを被覆する、ゴム材料からなるゴムローラとを備えている。この押圧ローラのゴムローラにより、加熱ローラ63の金属素管に弾性的に押圧され、加熱ローラ63の回転に従動される。
サーモスタット65は、例えばバイメタルからなり、加熱ローラ63の温度を制御している。または、温度検知を行うサーミスタからなり、ハロゲンランプのオン/オフを行っても良い。
このような定着ユニット42において、加熱ローラ63は、プロセスユニット41において用紙P上に転写されたトナーを、用紙Pが加熱ローラ63と押圧ローラ64との間を通過する間に加熱および加圧することにより定着させる。
さらに、加熱ローラ63は、画像定着後の用紙Pを、ガイド部材67,68により形成される排紙パスを介して、排出ローラ69まで搬送する。そして、排出ローラ69は、送られてきた用紙Pを排紙トレイ2a上に排紙する。
(原稿読取装置の構成)
図1および図2に示すように、原稿読取装置3は、フラットベッド型のスキャナ装置(Flatbed Scanner:FBS)として構成されており、読取装置本体10と、読取装置本体10の背面側の蝶番15を介して開閉可能に取り付けられた原稿カバー5と、読取装置本体10の上面の前方に配置された操作パネル4とを備えて大略構成されている。
操作パネル4は、各種操作キー13(本発明の「起動時読取設定手段」および「待機時間設定手段」の一例)や液晶ディスプレイ(LCD)14(本発明の「起動時読取設定手段」および「待機時間設定手段」の一例)などを備えて構成されている。操作キー13としては、例えば、読取開始指示を入力するためのスタートボタン、読み取りを中断させるストップボタン、テンキー、十字キーなどが配列されている。液晶ディスプレイ14は、ファクシミリ機能、スキャナ機能、コピー機能など各機能における動作を行うための各種設定項目を表示したり、後述するドラフトコピーを設定するための画面を表示したりする。液晶ディスプレイ14に表示された内容は、操作キー13によって変更・決定される。原稿読取装置3では、操作パネル4から入力された種々の指令に従って、後述するCPU101によって所定の処理が実行される。
図2に示すように、読取装置本体10の上面には、外部に露出するように配置されたプラテンガラス11と、位置決め部材12とが配設されている。読取装置本体10に対して原稿カバー5が開けられることにより、プラテンガラス11が露出される。また、原稿カバー5が閉じられることにより、プラテンガラス11を含む読取装置本体10の上面全体が覆われる。図1に示すように、原稿カバー5が閉じられた状態、すなわち、プラテンガラス11が原稿カバー5によって覆われた状態で、原稿カバー5が原稿読取装置3の上部外装の一部をなす。
プラテンガラス11は、原稿読取装置3がFBSとして機能する場合に画像が読み取られる原稿(不図示)を載置するためのものであり、例えば無色透明なガラス板からなる。プラテンガラス11の下方には、原稿読取装置3の奥行き方向を主走査方向とするCCDユニット18(本発明の画像読取手段の一例、図4および図5参照)が原稿読取装置3の奥行き方向と直交する方向(以下「副走査方向」と称す)へ移動可能に設けられている。CCDユニット18がプラテンガラス11上の原稿に対して副走査方向へ移動して露光しながら走査することにより、原稿の画像読取が行われる。
図2に示すように、プラテンガラス11aは、読取装置本体10の正面から見て左端部に設けられている。このプラテンガラス11aは、原稿カバー5に設けられたADF6によって原稿(不図示)を走査方向へ搬送させながら原稿の画像を読み取る際の原稿読取面を構成するものであり、例えば透明なガラス板からなる。プラテンガラス11aは、CCDユニット18の主走査方向の長さに対応して、原稿読取装置3の奥行き方向に延設されている。ADF6を用いて原稿画像が読み取られる場合は、CCDユニット18はプラテンガラス11aの鉛直下方へ移動され、その位置に静止された状態で画像読取が行われる。
プラテンガラス11とプラテンガラス11aとの間には、位置決め部材12が介設されている。位置決め部材12は、プラテンガラス11aと同様に原稿読取装置3の奥行き方向に延設された長尺の平板状の部材である。位置決め部材12は、原稿載置面であるプラテンガラス11上に原稿が載置される際に、原稿の位置決め基準として用いられる。そのため、位置決め部材12の上面には、中央位置やA4サイズ、B5サイズ等の各種原稿サイズの両端位置を示す表示が記されている。また、位置決め部材12の上面には、ADF6によりプラテンガラス11a上を通過する原稿をすくい上げてADF6に戻すガイド面が形成されている(図4参照)。
プラテンガラス11aの縁の原稿読取範囲外には、後述するシェーディング補正用の白色基準板71が走査方向に延設されている。白色基準板71は、表面の明るさがどの部分においても等しくなるように形成されている。CCDユニット18は、当該白色基準板71に光を照射し、白色基準板71からの反射光に基づき、シェーディング補正が行われる。
図4に示すように、読取装置本体10の内部には、読取装置本体10の幅方向、即ち、図4において紙面の左右方向に渡ってガイドシャフト19が架設されている。ガイドシャフト19はプラテンガラス11に対して平行に架設されている。ガイドシャフト19は、CCDユニット18の内部を貫通している。CCDユニット18は図示しないブッシュを介してガイドシャフト19に摺動可能に支持されている。これにより、CCDユニット18はガイドシャフト19に沿って副走査方向にスライド移動可能となっている。
CCDユニット18は、原稿へ光を照射し、原稿からの反射光を電気信号(アナログ信号)に変換して画像読み取りを行う読取デバイスであり、図4および図5に示すように、略直方体状の筐体81、冷陰極管82(本発明の「光照射手段」の一例)、反射ミラー83、集光レンズ84、CCDイメージセンサ85(本発明の「光電変換手段」の一例)、とを一体に備えてなる。
図5に示すように、筐体81の上面には冷陰極管82が原稿読取装置3の奥行き方向(図5の紙面に垂直な方向)に渡って設けられている。冷陰極管82は、ガラス管(ガラスバルブ)の内側に蛍光体を塗布した低圧水銀ランプであり、電極に高電圧をかけることによってガラス管内の電子を高速移動させることで放電し、発光する。
図5に示すように、筐体81内には、反射ミラー83、集光レンズ84及びCCDイメージセンサ85が配設されている。筐体81には冷陰極管82に沿って開口86が穿設されており、冷陰極管82から原稿に発せられ原稿に反射された反射光が、開口86から筐体81内に進入するようになっている。図5に反射光の光路を破線で示す。筐体81内に進入した反射光は、適宜配設された反射ミラー83により順次反射されて集光レンズ84へ導かれる。このような反射ミラー83の配置はCCDイメージセンサ85に反射光を結像するために必要な光路長により適宜設定される。集光レンズ84に導かれた反射光はCCDイメージセンサ85に結像されて、CCDイメージセンサ85によりアナログの電気信号に変換される。この変換された電気信号は後述する画像処理部108(図6および図7参照)によって所定の画像処理がなされることによりイメージデータに変換される。上記イメージデータは後述するRAM103に記憶される。
また、図4に示すように、読取装置本体10の内部には、CCDユニット18に動力を与えて該CCDユニット18をスライド移動させるベルト駆動機構30が配設されている。ベルト駆動機構30は、読取装置本体10の副走査方向の一端にモータ軸を装置の奥行き方向(図4の紙面に垂直な方向)にして配置されるDCモータ31と、上記モータ軸に取り付けられるプーリ32と、読取装置本体10の副走査方向の一端であってDCモータ31の配置位置とは反対側に配置されたプーリ33と、これらのプーリ32,33間に懸架された無端ベルト34とを備えて構成される。無端ベルト34の上側ベルト34aはCCDユニット18の内部を貫通しており、CCDユニット18内において上側ベルト34aが図示しない把持部によって把持されている。従って、DCモータ31が駆動され、無端ベルト34が一方向に移動すると、CCDユニット18もその移動方向に向かってガイドシャフト19に沿って移動される。なお、DCモータ31の回転方向が制御されることにより、CCDユニット18が副走査方向に往復移動される。
図1及び図4に示すように、原稿カバー5には、ADF6が搭載されている。ADF6は、原稿の読取面を上にして載置する原稿トレイ37と、原稿トレイ37の下方に配置され、読み取り終了後の原稿を読取面を下にして積載する原稿排紙トレイ38と、これら原稿トレイ37と原稿排紙トレイ38との間にUターン状に形成される搬送路39とを備えている。
搬送路39には、原稿を搬送するための搬送手段が配設されている。この搬送手段は、図4に示すように、吸入ローラ90、分離ローラ91、搬送ローラ92、及び排紙ローラ93と、吸入ローラ90及び分離ローラ91に圧接する吸入ガイド94と、搬送ローラ92に圧接するピンチローラ95,96と、排紙ローラに圧接するピンチローラ97とによって構成されている。
原稿トレイ37には、原稿が載置される面に光学式の原稿センサ98が設けられている。原稿センサ98は、原稿トレイ37に原稿が載置されたかどうかを検出するためのものであり、例えば、LEDなどの発光部とフォトトランジスタなどの受光部とが一体化された反射型のフォトインタラプタなどが該当する。
原稿トレイ37に積載された原稿は、吸入ローラ90により繰り出され、分離ローラ91によって一枚ずつ分離されることにより、搬送路39の下流側へ送給される。搬送路39に送給された原稿は分離ローラ91より下流側に配置された搬送ローラ92によって最下位置の画像読取領域であるプラテンガラス11a(図2参照)へ搬送される。そして、搬送された原稿がプラテンガラス11aの下方に待機されたCCDユニット18により順次読み取られる。読み取られた原稿は排紙ローラ93によって読み取られた面を下にして原稿排紙トレイ38に排出される。
(制御部の構成)
次に、図6および図7のブロック図を用いて、本原稿読取装置3の動作を制御する制御部100について説明する。図6は、原稿読取装置3の動作を制御する制御部100についてのブロック図であり、図7は、CCDイメージセンサ85により変換された電気信号に所定の画像処理をなすことによりイメージデータに変換する画像処理部108についてのブロック図である。制御部100は、CPU101(本発明の「光量算出手段」、「補正値算出手段」および「γ補正手段」の一例)、ROM102、RAM103、EEPROM104、点灯時間カウンタ105(本発明の「計時手段」の一例)、画像処理部108、モータドライバ109、パネルゲートアレイ(パネルGA)110、液晶コントローラ111、駆動回路112等の制御デバイスから構成されており、それぞれがバス114を介して電気的に接続されている。また、制御部100は、画像形成部22の動作を制御する制御部200と電気的に接続されており、原稿読取装置3によって原稿から読み取られた画像を送信したりする。なお、バス114にはアドレスバス、データバス、制御信号線が含まれる。
ROM102には、図11に示すような後述するγ補正テーブル(本発明の「補正値算出手段」の一例)、図13に示すような冷陰極管82の光源を立ち上げてからの経過時間t(sec)と冷陰極管82の出力光量L(%)とを対応させてテーブル化した図14参照に示すような光量補正テーブル(本発明の「光量算出手段」の一例)や、原稿読取装置3の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。一方、RAM103は、CPU101が上記プログラムを実行する際に用いる各種データやCCDユニット18により読み取られた画像データを一時的に記憶する記憶領域又はCPU101の作業領域として用いられる。
CPU101は、制御部100を構成する制御デバイスや、制御部100によって制御される被制御機器などを統括的に制御するものである。CPU101に一体的に実装されている汎用レジスタには、点灯時間カウンタ105でカウントされるカウンタ設定値等の各種設定値が記憶されている。本実施形態では、CPU101によって、ROM102、RAM103、EEPROM104に格納されたデータやプログラムが読み出され、上記プログラムに従った演算処理が行われることにより、後述する図16のフローチャートに示す手順で電源投入直後の複合機1による原稿の読取処理が実行される。
画像処理部108は、CCDユニット18によって読み取られ出力された原稿の画像を表す電気信号に対して種々の画像処理を実行するものであり、シェーディング補正、γ(ガンマ)補正等の補正処理が画像処理部108で行われる。各種画像処理が行われたイメージデータはCPU101によってRAM103に転送され、該RAM103に一時的に記憶される。そして、RAM103に記憶されたイメージデータは、制御部200へ送出され、画像形成部22によって用紙に印刷(コピー)される。
<画像処理部の構成>
CCDユニット18によって読み取られた画像データに対して補正処理を行う画像処理部108の詳細な構成について、図7〜図12を参照して説明する。図8は、冷陰極管82から原稿へ発光される光の光量の原稿走査方向における光学的な歪みを示す図である。図9は、白色基準板71の走査方向に対する、CCDイメージセンサ85から出力された電気信号をシェーディング補正したときの補正後の値(256段階)の関係を表すグラフである。図10は、CCDイメージセンサ85に入力される原稿からの反射光の入力値E(256段階)と、CCDイメージセンサ85から出力される出力値D(256段階)との関係を表すグラフである。図11は、CCDイメージセンサ85から出力される出力値D(256段階)と、出力値Dをγ補正部124で補正するときの補正値R(256段階)との対応関係を示すγ補正テーブルである。図12は、γ補正テーブルの対応関係をグラフ化した図である。図13は、冷陰極管82の光源を立ち上げてからの経過時間t(sec)と冷陰極管82の出力光量L(%)との関係を表すグラフである。図14は、冷陰極管82の光源を立ち上げてからの経過時間t(sec)と冷陰極管82の出力光量L(%)とを対応させてテーブル化した光量補正テーブルである。
アンプ121は、CCDユニット18によって原稿から読み取られCCDイメージセンサ85から出力されたアナログ信号としての画像信号を一定レベルまで増幅する。
A/D変換部122(本発明の「A/D変換手段」の一例)は、アンプ121によって増幅された画像信号を、8ビット(256段階)のデジタル信号としての画像信号に変換する。
シェーディング補正部123は、冷陰極管82(図5参照)の光学的な歪みを補正するために設けられている。光学的な歪みとは、図8に示すように、例陰極管82から発光され白色基準板71に反射された光がCCDイメージセンサ85に入力され、CCDイメージセンサ85から出力されたとき、走査方向両端部の出力値Dが、走査方向中央部の出力値よりも少なくなることである。これは、冷陰極管82から発光された光は拡散する特性があり、冷陰極管82の副走査方向両端部から発光された光の一部は、白色基準板71に照射されないことに起因している。したがって、CCDユニット18によって読み取られた電気信号がシェーディング補正部123でシェーディング補正を行われずに画像形成部22に送出されると、画像形成部22によって用紙Pに形成された画像の走査方向両端部は、読み取りに用いられた原稿の走査方向両端部の画像の明るさよりも暗くなってしまう。そこで、シェーディング補正部123は、CCDユニット18によって読み取られRAM103に格納された白色基準板71の明るさの信号に基づいて、CCDユニット18からの出力値Dを補正し、走査方向の補正値が略一定となるような処理を行う(図9参照)。
γ補正部124(本発明の「γ補正手段」の一例)は、CCDイメージセンサ85を構成する各構成要素の特性(設計値等)による原稿の画像の明暗と、原稿の画像を読み取って形成された画像の明暗と、のずれを補正するために設けられている。原稿の画像の明暗を原稿の画像を読み取って形成された画像に正確に再現する場合、CCDイメージセンサ85へ入力される原稿からの反射光の入力値EとCCDユニット18から画像処理部108へ出力される出力値Dとの理想の関係は、図10の点線で示すように、1:1の関係(D=E)であるが、実際は、図10の実線で示すように、D=(E/255)α×255(α>0)の関係となり直線ではない。したがって、出力値Dがγ補正を行われずにそのまま画像形成部22に送出されると、画像形成部22によって用紙に形成された画像は、読み取りに用いられた原稿における画像の明るさよりも全体的に暗くなってしまう。そこで、γ補正部124は、図11に示すように、ROM102に格納されたγ補正テーブルに基づいて、CCDユニット18からの出力値Dを補正値Rで補正し(図12参照)、入力値Eと出力値Dとの関係が1:1に近づくような処理を行う(図10の点線参照)。
尚、CCDユニット18の冷陰極管82の出力光量が最大(100%)である場合、出力値Dと補正値Rとの関係式は、数式1の関数で表される。ROM102に格納されたγ補正テーブル(図11参照)は、出力値Dが8ビット(256段階)の信号であり、α値が2.0である場合に、数式1の関数に基づいて作成されたテーブルである。ここでα値とは、読み取った画像を明るく補正するか、暗く補正するか、によって、異なる値である。α=1であれば、数式1の関数よりR=Dであり、入力値Eと出力値Dとの関係が1:1で出力値Dを補正する必要がない。α>1であれば、読み取った画像が明るくなるように数式1の関数より出力値Dを補正する。α<1であれば、読み取った画像が暗くなるように数式1の関数より出力値Dを補正する。したがって、本実施形態では、α=2.0としたが、α値は適宜変更される。
Figure 2007214829
また、図13に示すように、冷陰極管82の光源を立ち上げてからの経過時間(点灯時間)tが短く(たとえば、t=t1)、CCDユニット18の例陰極管82の出力光量Lが100%でない場合、CCDユニット18へ入力される原稿からの反射光の入力値Eが減少し、当然CCDユニット18から画像処理部108へ出力される出力値Dも異なってくるので、γ補正部124では、ROM102に格納されている光量補正テーブル(図14参照)を用いて、γ補正のみならず、出力光量Lの変化に応じた補正も行われている。
たとえば、本来出力光量が100%であるときは、E=255で入力される反射光を反射した部分が最も明るかったが、この部分に出力光量40%の光が照射されると、反射光の光量も40%になるので、E=255×0.4=102という入力値が最大となる。即ち、出力光量が40%であるときの入力値Eは、出力光量が100%であるときの入力値Eの40%の値となる。したがって、出力光量が40%であるときの出力値Dも、出力光量が100%であるときの出力値Dの40%の値となるので、本来原稿における画像の明暗を正確に再現するために、ガンマ補正部124で出力値Dを2.5倍し、補正する処理を行う。
このように、γ補正と出力光量の変化に応じた補正とを行うとき、出力値Dと補正値R'との関係式は、出力値Dが8ビット(256段階)の信号、α値が2.0、出力光量がL(%)である場合に、数式2の関数(本発明の「補正値算出手段」の一例)で表される。
Figure 2007214829
尚、出力光量が最大の100%であるときは、原稿における画像の明暗を8ビットであれば256段階で表すことができたが、出力光量が100%に満たないときは、256段階で表すことができない。たとえば、出力光量が40%であるときは、画像の明暗は、103段階で表されることになる。よって、原稿の画像を読み取るときの出力光量が少ないほど、印刷した画像は粗い画像となる。
また、この数式2の関数は、本発明の技術思想を説明するために簡略した式を記載したが、実際の冷陰極管2とCCDイメージセンサ85の特性に応じた関数、および、その逆関数を用いれば良い。また、標準的な冷陰極管82とCCDセンサ85の特性を測定し、その近似関数を用いても良い。
モータドライバ109は、ベルト駆動機構30のDCモータ31を駆動させるものである。モータドライバ109は、CPU101からの出力信号を受けて、DCモータ31を回転させるための電気信号を生成する。電気信号を受けたDCモータ31が回転すると、その回転力がプーリ32,33および無端ベルト34を介してCCDユニット18のプーリ26に伝達される。これによりCCDユニット18が移動される。
パネルゲートアレイ(パネルGA)110は、原稿読取装置3の操作パネル4に配設されたスタートボタンやストップボタンなどの各種の操作キー13からの入力を受け付けるためのインターフェースとして機能すると共に、操作キー13を制御するものである。パネルゲートアレイ110は、操作キー13の押下を検出して、所定のコード信号を出力する。それぞれの操作キー13にはキーコードが割り当てられている。CPU101は、パネルゲートアレイ110から出力された所定のキーコードを示すコード信号を受信すると、所定のキー処理テーブルに従って実行すべき制御処理を行う。キー処理テーブルは、キーコードと制御処理とを対応させてテーブル化したものであり、例えば、ROM102に記憶されている。
液晶コントローラ111は液晶ディスプレイ14と接続されている。液晶コントローラ111は液晶ディスプレイ14の画面表示を制御するものである。液晶コントローラ111は、CPU101の指令に基づいて、液晶ディスプレイ14に原稿読取装置3の動作情報や設定情報、エラー情報、案内情報などを画面表示させる。
点灯時間カウンタ105は、CPU101から出力された指令を受けて時間のカウントを開始する計時装置である。点灯時間カウンタ105は、冷陰極管82の光源が立ち上げられてからの経過時間を計時するために用いられる。点灯時間カウンタ105により計時された時間は点灯時間カウンタ105の内部メモリに記録される。CPU101は、レジスタに記憶されたタイマの設定値と上記内部メモリ内の時間とを比較することにより、所定の時間が経過したか否かを判断する。なお、CPU101から点灯時間カウンタ105にリセット信号が出力されると、点灯時間カウンタ105の内部メモリが初期化(リセット)される。
駆動回路112は、CPU101から出力される制御信号の信号レベルに応じて冷陰極管82に駆動電圧を供給する電源回路である。
(ドラフトコピー設定処理)
ドラフトコピー設定処理について、図15を参照して説明する。図15は、ドラフトコピーの設定を行うための液晶ディスプレイ14の表示画面を示す図である。
前述したように、出力光量が最大の100%であるときは、原稿における画像の明暗を、8ビットであれば256段階で表すことができる。しかしながら、出力光量が100%に満たないときは、256段階で表すことができないので、原稿の画像を読み取るときの冷陰極管82の出力光量が少ないほど、印刷した画像は粗い画像となる。つまり、冷陰極管82の光源を立ち上げてからの経過時間(点灯時間)tが短いほど、複合機1の主電源投入後初めに読み取った画質は粗くなる。
そこで、図15に示すように、複合機1の液晶ディスプレイ14に表示されたOK/CANCELを操作キー13などでドラフトコピーを設定することにより、主電源投入時のコピー(読取動作)において、高画質が補償されない出力光量で原稿の読み取りを行うことをユーザに承諾してもらうトリガーとすることができる。このように、ドラフトコピーを設定できるようにすれば、読み取った画像が高画質を補償されていなくても構わないユーザにとっては、よりドラフトコピーの時間(点灯時間)tを短縮することができる。
(読取処理)
次に、電源投入直後の複合機1による原稿の読取処理について、図16を参照して説明する。図16は、電源投入直後の複合機1により、プラテンガラス11に載置された原稿を読み取る読取処理を示すフローチャートである。
まず、複合機1の主電源が投入されると(S1)、冷陰極管82が点灯するとともに、点灯時間カウンタ105がカウントを開始する(S2)。点灯時間カウンタ105によるカウント開始後、ユーザにより操作キー13の読取スタートキーが押下されたか否かが判定される(S3)。読取スタートキーが押下されたと判定されると(S3:Yes)、CCDユニット18により白色基準板71が読み取られ、画像処理部108のシェーディング補正部123によりシェーディング補正が行われる(S4)。シェーディング補正後、ドラフトコピーの設定(図15参照)がなされているか否かが判定される(S5)。ドラフトコピーの設定がなされていると判定されると(S5:Yes)、ドラフトコピーによる動作が開始され(S6)、ROM102に格納されている光量補正テーブル(図14参照)と、γ補正テーブル(図11参照)が読み出される(S7)。γ補正部124では、点灯時間カウンタ105のカウンタ値tと読み出された光量補正テーブルを基に、冷陰極管82の点灯開始からtだけ経過したときの出力光量L(%)が決定される(S8)。出力光量Lが決定されると、γ補正部124では、決定された出力光量Lと数式2とを基に、読み出されたγ補正テーブルが変換され、変換されたγ補正テーブルにて、原稿の読み取りを開始し、γ補正が行われる(S9)。そして、CCDユニット18による原稿の読み取りが終了すると(S10:Yes)、各種画像処理が行われたイメージデータはCPU101によってRAM103に転送され、該RAM103に一時的に記憶される。そして、RAM103に記憶されたイメージデータは、制御部200へ送出され、画像形成部22によって用紙Pに画像形成され(S11)、本処理が終了する。原稿の読み取りが終了していないと(S10:No)、読み取りが終了するまで、冷陰極管82の点灯開始後の経過時間tに伴いγ補正テーブルが変更され、変更されたγ補正テーブルにて原稿の読み取りが継続される(S12)。
一方、S5におけるドラフトコピーの設定がなされているか否かが判定される判定処理で、ドラフトコピーの設定がなされておらず、一定レベルに達している冷陰極管82の光量で読取動作を行う通常コピー(読取)を行うと判定されると(S5:No)、点灯時間カウンタ105のカウンタ値tが、t1(待機時間)より大きいか否かが判定される(S13)。冷陰極管82の点灯開始後、時間t1が経過するまで通常コピーによる動作は待機させられ(S13:No)、点灯時間カウンタ105のカウンタ値tがt1より大きいと判定されると(S13:Yes)、通常コピーによる動作が開始され(S14)、S7以降のγ補正を伴う原稿の読み取りが行われる。
以上に説明したように、本実施形態の読取処理を行うと、以下の効果を奏する。
(1)複合機1の主電源投入直後において、冷陰極管82が十分に立ち上がっておらず、出力光量が変化し、最大光量に達していないような状況下でも、読み取った画像の品質を落とし難く、ドラフトコピーの時間を短縮することができる。
(2)ROM102に格納された光量補正テーブルとγ補正テーブルに基づき、より精度よく補正を行うことができ、読み取った画像の品質を落とし難く、光照射手段による原稿への光の照射を開始する時間を短縮ことができる。
(3)数式2の関数により、ROM102に格納された光量最大(100%)時のγ補正テーブルの補正値Dを変換することができるので、ROM102の使用領域を少なくすることができる。
(4)ドラフトコピーを設定できるので、主電源投入時のコピー(読取動作)において、高画質が補償されない出力光量で原稿の読み取りを行うことをユーザに承諾してもらうトリガーとすることができる。
〔変形例〕
以上、上記実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能である。
(1)上記実施形態では、出力光量が100%のときのγ補正テーブルおよび数式2を基に、出力光量がLのときのγ補正テーブルを作成していたが、たとえば、出力光量1%刻みで対応する複数のγ補正テーブルをROM102に予め格納しておいても良い。
尚、上記実施形態では、複合機1の電源オン後、冷陰極管82の光源をオンするようにしたが、原稿カバー5の開閉による原稿セットの検知または、原稿トレイ37への原稿セットを原稿センサ98により検知し、原稿セットを検知すると、冷陰極管82の光源をオンしても良い。
(2)上記実施形態では、γ補正部124は、CCDイメージセンサ85を構成する各構成要素の特性(設計値等)による原稿の画像の明暗と原稿の画像を読み取って形成された画像の明暗とのずれや、最大出力光量に到達していない冷陰極管82による原稿の読み取りを補正するものであり、複合機1の周囲の温度変化によるずれは考慮しなかったが、温度変化によるずれも考慮して補正しても良い。
たとえば、複合機1を使用する周囲の温度範囲が1℃〜40℃として、温度が1℃変化する毎に変更される、図14に示すようなγ補正テーブルを40個ROM102に記憶しておく。そして、図16のフローチャートに示すS7のテーブル読み出し時に、図示しない温度検出器で測定した温度を基に、40個の中から1つのγ補正テーブルを読み出せば良い。
このように温度変化によるずれも考慮すれば、より精度よく補正を行うことができ、読み取った画像の品質を落とし難くすることができる。
(3)上記実施形態では、ファーストコピー時の読取処理において、原稿はプラテンガラス11に載置され読み取りが行われていたが、ADF6によって原稿を自動搬送するファーストコピーにおいても、本発明を適用することができる。
(4)上記実施形態では、ROM102に格納された光量補正テーブルおよびγ補正テーブルと、数式2の関数と、を用いて補正を行ったが、経過時間tによって光量Lを決定する関数L(t)(本発明の「光量算出手段」の一例)および出力値Dによって補正値R'を決定する数式3のような関数(本発明の「補正値算出手段」の一例)のみを用いて補正を行っても良い。
Figure 2007214829
このような補正処理の場合、点灯時間カウンタ105によってカウントされた経過時間(点灯時間)tと、CCDユニット18から画像処理部108へ出力される出力値Dとを数式3の関数に代入して算出された補正値R'にて読取動作を行うステップが、図16に示すS7〜S9、あるいは、S12のステップに代わり、実行される。
したがって、光量補正テーブルやγ補正テーブルをROM102に格納しておく必要がないので、ROM102の使用領域を少なくすることができる。
尚、この数式3の関数においても、本発明の技術思想を説明するために簡略した式を記載したが、実際の冷陰極管2とCCDイメージセンサ85の特性に応じた関数、および、その逆関数を用いれば良い。また、標準的な冷陰極管82とCCDセンサ85の特性を測定し、その近似関数を用いても良い。
(5)ドラフトコピーを設定していない場合、点灯時間カウンタ105によりカウントを開始してから一定レベルの光量で読取動作を行う通常コピーを開始するまでの時間(待機時間)t1(図16参照)を設定できるようにしても良い。たとえば、図17に示すように、液晶ディスプレイ14に最低出力光量での通常コピーにおける画質(最低補償画質)とこれらの画質に対応させた待機時間t1とを視覚的に4段階で表示し、これらの画質表示に対応させて待機時間t1を表示し、操作キー13などでいずれかの表示を選択できるようにする。このようにすれば、待機時間t1を長く設定すれば、高品質の通常の読取動作を補償することができ、待機時間を短く設定すれば、通常の読取動作を開始させる時間も短縮することができる。
(6)上記実施形態では、ファーストコピー時において、本発明を適用したが、原稿の画像を読み取る動作を行うFAX、Scan to E-mailなどの機能にも適用することができる。
複合機1の外観を示す斜視図である。 原稿読取装置3を開けた状態を示す複合機1の斜視図である。 複合機1を給紙ローラ25等の軸方向から見た要部側断面図である。 原稿読取装置3の縦断面構造の模式図である。 図4に示す方向から見たCCDユニット18の内部構成の概略を示す模式図である。 原稿読取装置3の動作を制御する制御部100についてのブロック図である。 CCDイメージセンサ85により変換された電気信号に所定の画像処理をなすことによりイメージデータに変換する画像処理部108についてのブロック図である。 冷陰極管82から原稿へ発光される光の光量の原稿走査方向における光学的な歪みを示す図である。 白色基準板71の走査方向に対する、CCDイメージセンサ85から出力された電気信号をシェーディング補正したときの補正後の値(256段階)の関係を表すグラフである。 CCDイメージセンサ85に入力される原稿からの反射光の入力値E(256段階)と、CCDイメージセンサ85から出力される出力値D(256段階)との関係を表すグラフである。 CCDイメージセンサ85から出力される出力値D(256段階)と、出力値Dをγ補正部124で補正するときの補正値R(256段階)との対応関係を示すγ補正テーブルである。 γ補正テーブルの対応関係をグラフ化した図である。 冷陰極管82の光源を立ち上げてからの経過時間t(sec)と冷陰極管82の出力光量L(%)との関係を表すグラフである。 冷陰極管82の光源を立ち上げてからの経過時間t(sec)と冷陰極管82の出力光量L(%)とを対応させてテーブル化した光量補正テーブルである。 ドラフトコピーの設定を行うための液晶ディスプレイ14の表示画面を示す図である。 電源投入直後の複合機1により、プラテンガラス11に載置された原稿を読み取る読取処理を示すフローチャートである。 液晶ディスプレイ14に最低出力光量での通常コピーにおける画質とこれらの画質に対応させた待機時間t1とを視覚的に4段階で表示した図である。
符号の説明
1 複合機(画像形成装置)
2 画像形成ユニット(画像形成手段)
3 原稿読取装置(画像読取装置)
6 ADF
11,11a プラテンガラス
13 操作キー(起動時読取設定手段および待機時間設定手段)
14 液晶ディスプレイ(起動時読取設定手段および待機時間設定手段)
18 CCDユニット
71 白色基準板
82 冷陰極管(光照射手段)
85 CCDイメージセンサ(光電変換手段)
100,200 制御部
101 CPU(光量算出手段、補正値算出手段およびγ補正手段)
102 ROM
103 RAM
105 点灯時間カウンタ(計時手段)
108 画像処理部
122 A/D変換部(A/D変換手段)
123 シェーディング補正部
124 γ補正部(γ補正手段)

Claims (8)

  1. 原稿に光を照射する光照射手段と、前記光を照射された原稿からの反射光量をアナログ信号に変換する光電変換手段と、前記変換されたアナログ信号をデジタル信号にA/D変換するA/D変換手段と、を備えた画像読取装置において、
    前記光照射手段を立ち上げてからの経過時間を計時する計時手段と、
    前記計時された経過時間に基づいて前記光照射手段によって原稿に照射される光の光量を算出する光量算出手段と、
    前記光量算出手段によって算出された光量および前記A/D変換されたデジタル信号に基づいて、前記デジタル信号の補正値を算出する補正値算出手段と、
    前記補正値算出手段によって算出された補正値によって前記デジタル信号を補正するγ補正手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記光量算出手段は、前記経過時間と前記光量とを対応させた光量補正テーブルを有し、
    前記補正値算出手段は、前記デジタル信号と前記補正値とを対応させたγ補正テーブルを有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記γ補正テーブルは、温度によって異なることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記補正値算出手段は、前記光量および前記デジタル信号の値によって前記補正値を決定する関数を有し、前記関数によって前記γ補正テーブルの補正値を変換することを特徴とする請求項2または3に記載の画像読取装置。
  5. 前記光量算出手段は、前記経過時間によって前記光量を決定する関数であり、
    前記補正値算出手段は、前記関数および前記デジタル信号の値によって前記補正値を決定する関数であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  6. 前記経過時間が通常待機時間に達する前に原稿への光の照射を開始する起動時読取動作を設定する起動時読取設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 前記通常待機時間を設定する待機時間設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 原稿に光を照射する光照射手段と、前記光を照射された原稿からの反射光量をアナログ信号に変換する光電変換手段と、前記変換されたアナログ信号をデジタル信号にA/D変換するA/D変換手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記光照射手段を立ち上げてからの経過時間を計時する計時手段と、
    前記計時された経過時間に基づいて前記光照射手段によって原稿に照射される光の光量を算出する光量算出手段と、
    前記光量算出手段によって算出された光量および前記A/D変換されたデジタル信号に基づいて、前記デジタル信号の補正値を算出する補正値算出手段と、
    前記補正値算出手段によって算出された補正値によって前記デジタル信号を補正するγ補正手段と、
    前記補正されたデジタル信号に基づいて画像を形成する画像形成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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