JP2007211189A5 - - Google Patents
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Description
4.エチレン・α−オレフィン系エラストマー又はスチレン系エラストマー成分(III)
(1)基本規定
本発明で成分(III)として使用されるエチレン・α−オレフィン系エラストマー又はスチレン系エラストマーは、耐衝撃性を向上しつつ、かつ良好な成形性や物性及び収縮特性を発現させる目的で用いるものである。
エチレン・α−オレフィン系エラストマーにおいて、エチレンと共重合されるコモノマーには、炭素数4〜20のα−オレフィン、具体的には1−オクテン、1−ブテンなどがあげられ、1種類である必要はなく2種類以上のエチレン・α−オレフィン系エラストマー又はスチレン系エラストマーの混合物であってもよい。エチレン・α−オレフィン系エラストマー中のα−オレフィンの含量は、10〜60重量%、好ましくは20〜50重量%、密度で0.85から0.90g/cm 3 、好ましくは0.86〜0.88g/cm3である。
また、スチレン系エラストマーは、スチレンとエチレン、プロピレン、1−ブテン、ブタジエン、イソプレンなどとのブロックないしはランダム共重合体もしくはその水添物であり、スチレン系エラストマー中の結合スチレン量が、5〜45重量%、好ましくは10〜40重量%のもの、密度では0.88から0.95g/cm3、好ましくは0.89から0.92g/cm3のものである。
MFRは、0.1〜20g/10分 、好ましくは0.5〜10g/10分 である。MFRが0.1g/分 未満であると、成形性や塗装性に劣り、MFRが20g/10分を越えると耐衝撃性に劣る。
(1)基本規定
本発明で成分(III)として使用されるエチレン・α−オレフィン系エラストマー又はスチレン系エラストマーは、耐衝撃性を向上しつつ、かつ良好な成形性や物性及び収縮特性を発現させる目的で用いるものである。
エチレン・α−オレフィン系エラストマーにおいて、エチレンと共重合されるコモノマーには、炭素数4〜20のα−オレフィン、具体的には1−オクテン、1−ブテンなどがあげられ、1種類である必要はなく2種類以上のエチレン・α−オレフィン系エラストマー又はスチレン系エラストマーの混合物であってもよい。エチレン・α−オレフィン系エラストマー中のα−オレフィンの含量は、10〜60重量%、好ましくは20〜50重量%、密度で0.85から0.90g/cm 3 、好ましくは0.86〜0.88g/cm3である。
また、スチレン系エラストマーは、スチレンとエチレン、プロピレン、1−ブテン、ブタジエン、イソプレンなどとのブロックないしはランダム共重合体もしくはその水添物であり、スチレン系エラストマー中の結合スチレン量が、5〜45重量%、好ましくは10〜40重量%のもの、密度では0.88から0.95g/cm3、好ましくは0.89から0.92g/cm3のものである。
MFRは、0.1〜20g/10分 、好ましくは0.5〜10g/10分 である。MFRが0.1g/分 未満であると、成形性や塗装性に劣り、MFRが20g/10分を越えると耐衝撃性に劣る。
5.無機充填材(成分(IV)
本発明で用いられる成分(IV)の無機充填材としては、タルク、ワラストナイト、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、マイカ、ガラス繊維、カーボンファイバー、クレイ及び有機化クレイなどが挙げられ、好ましくは、タルク、マイカ、ガラス繊維、カーボンファイバーであり、特に好ましくはタルクである。タルクは、剛性の向上や成形品の寸法安定性などに有効である。
無機充填材の粒径(繊維径を含む)は使用する無機化合物により異なるが、繊維の場合は繊維径で3〜40μm、粒状物の場合は粒径で1.5〜150μm程度である。
好適な無機充填材であるタルクの場合は、好ましくは平均粒径が1.5〜40μm、特に好ましくは2〜15μmのものである。タルクの平均粒径が1.5未満であると凝集して外観が低下し、40μmを超えると衝撃強度が低下するので好ましくない。タルクの粒状物の場合は、一般に先ず例えばタルク原石を衝撃式粉砕機やミクロンミル型粉砕機で粉砕して製造したり、さらにジェットミルなどで粉砕した後、サイクロンやミクロンセパレータで分級調整する方法で製造する。タルクは、各種金属石鹸などで表面処理したものでもよく、さらに見かけ比容を2.50ml/g以下にしたいわゆる圧縮タルクを用いてもよい。
本発明で用いられる成分(IV)の無機充填材としては、タルク、ワラストナイト、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、マイカ、ガラス繊維、カーボンファイバー、クレイ及び有機化クレイなどが挙げられ、好ましくは、タルク、マイカ、ガラス繊維、カーボンファイバーであり、特に好ましくはタルクである。タルクは、剛性の向上や成形品の寸法安定性などに有効である。
無機充填材の粒径(繊維径を含む)は使用する無機化合物により異なるが、繊維の場合は繊維径で3〜40μm、粒状物の場合は粒径で1.5〜150μm程度である。
好適な無機充填材であるタルクの場合は、好ましくは平均粒径が1.5〜40μm、特に好ましくは2〜15μmのものである。タルクの平均粒径が1.5未満であると凝集して外観が低下し、40μmを超えると衝撃強度が低下するので好ましくない。タルクの粒状物の場合は、一般に先ず例えばタルク原石を衝撃式粉砕機やミクロンミル型粉砕機で粉砕して製造したり、さらにジェットミルなどで粉砕した後、サイクロンやミクロンセパレータで分級調整する方法で製造する。タルクは、各種金属石鹸などで表面処理したものでもよく、さらに見かけ比容を2.50ml/g以下にしたいわゆる圧縮タルクを用いてもよい。
(2)その他の樹脂の使用
本発明の樹脂組成物には、本発明の組成物の性能をより高めるために、或いは他の性能を付与するために、本発明の機能を損なわない範囲内で他の樹脂を配合することもできる。
この付加的成分としては、ポリオレフィン樹脂用配合材として汎用されるポリエチレン、特にLDPE、HDPE、変性ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアミド、変性PPEなどを加えることができる。
これら他の樹脂の配合量は本樹脂組成物の特性を阻害しない範囲で使用され、一般に組成物100重量%に対して0.5〜10重量%、好ましくは1〜5重量%である。
本発明の樹脂組成物には、本発明の組成物の性能をより高めるために、或いは他の性能を付与するために、本発明の機能を損なわない範囲内で他の樹脂を配合することもできる。
この付加的成分としては、ポリオレフィン樹脂用配合材として汎用されるポリエチレン、特にLDPE、HDPE、変性ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアミド、変性PPEなどを加えることができる。
これら他の樹脂の配合量は本樹脂組成物の特性を阻害しない範囲で使用され、一般に組成物100重量%に対して0.5〜10重量%、好ましくは1〜5重量%である。
以下の実施例及び比較例における諸物性の測定方法、組成物の製造方法、組成物の評価方法、使用した成分の製造方法は、以下のとおりである。
1)TREF
段落0029〜0033おいて記述されている。
2)GPC
装置:Waters社製GPC(ALC/GPC 150C) 検出器:FOXBORO社製MIRAN 1A IR検出器(測定波長:3.42μm) カラム:昭和電工社製AD806M/S(3本) 移動相溶媒:オルトジクロロベンゼン(ODCB) 測定温度:140℃ 流速:1.0ml/min 注入量:0.2ml 試料の調製:試料はODCB(0.5mg/mLのBHTを含む)を用いて1mg/mLの溶液を調製し、140℃で約1時間を要して溶解させる。
GPC測定で得られた保持容量から分子量への換算は、予め作成しておいた標準ポリスチレンによる検量線を用いて行う。使用する標準ポリスチレンは何れも東ソー(株)製の以下の銘柄である。 F380,F288,F128,F80,F40,F20,F10,F4,F1,A5000,A2500,A1000
各々が0.5mg/mLとなるようにODCB(0.5mg/mLのBHTを含む)に溶解した溶液を0.2mL注入して較正曲線を作成する。較正曲線は、最小二乗法で近似して得られる三次式を用いる。その他の詳細は段落0034に記載されている。
3)DSC
セイコー社製DSCを用いて測定した。その他の詳細は段落0026に記載されている。
4)DMA
試料は射出成形した厚さ2mmのシートから、10mm幅×18mm長×2mm厚の短冊状に切り出したものを用いた。(射出成形については段落0097を参照。以下の試験項目においても同様である。)
装置はレオメトリック・サイエンティフィック社製のARESを用い、周波数は1Hzである。測定温度は−80℃から段階状に昇温し、試料が融解して測定不能になるまで測定を行った。歪みは0.1〜0.5%の範囲で行った。
5)MFR
JIS K7210A法・条件Mに従い、以下の条件で測定した。
試験温度:230℃ 荷重:21.18N ダイ形状:直径2.095mm・長さ8.000mm
6)エチレン含量の定量
共重合体中の平均エチレン含量を赤外分光光度計を用いて行った。測定条件を以下に示す。 装置:島津FTIR−8300 分解能:4.0cm−1 測定範囲:4,000〜400cm−1 サンプルの調整:ポリマーパウダー又はペレットを加熱加圧プレスにて厚さ500μのフィルムに調整(温度190℃ 予熱2分後に100MPaに加圧) データ処理:i)760,700cm−1をベースポイントとして、その範囲での吸光度ピーク面積を算出する。(エチレン含量に対応) ii)ピーク面積/サンプル厚みを算出する。iii)予めNMRでエチレン含量を定量してあるサンプルによって検量線を作成しておき、[エチレン含量∝ピーク面積/サンプル厚み]の式によりエチレン含量を定量する。
7)曲げ特性
曲げ弾性 得られた組成物の曲げ弾性率を以下の条件により評価した。
規格番号:JIS K−7171(ISO178)準拠 試験機:精密万能試験機オートグラフAG−20kNG(島津製作所製) 試験片の採取方向:流れ方向 試験片の形状:厚さ4mm・幅10mm・長さ80mm 試験片の作成方法:射出成形 状態の調節:室温23℃・湿度50%に調節された恒温室内に24時間以上放置 試験室:室温23℃・湿度50%に調節された恒温室 試験片の数:5 支点間距離:32.0mm 試験速度:1.0mm/min
8)衝撃強度
耐衝撃性をシャルピー衝撃試験により評価した。
規格番号:JIS K−7111(ISO 179/1eA)準拠 試験機:東洋精機社製 全自動シャルピー衝撃試験機(恒温槽付き) 試験片の形状:シングルノッチ付き試験片(厚さ4mm・幅10mm・長さ80mm) ノッチ形状:タイプAノッチ(ノッチ半径0.25mm) 衝撃速度:2.9m/s 公称振り子エネルギー:4J 試験片の作成方法:射出成型試験片にノッチを切削(ISO 2818準拠) 状態の調節:室温23℃・湿度50%に調節された恒温室内に24時間以上 試験室:室温23℃・湿度50%に調節された恒温室 試験片の数:n=5 試験温度:23℃,0℃,−30℃(0℃及び−30℃の場合には、恒温槽が試験温度の±1℃以内になった状態で40分以上状態調節を加えてから試験を行った) 評価項目:吸収エネルギー
9)耐熱性
耐熱性は熱変形温度(HDT)にて評価した。HDTは厚さ4mmの射出成形片を用いてJIS K7191−1に準拠して、0.45MPaの条件でフラットワイズで測定した。ただし、測定前の試験片状態調整として、射出成形後、100℃で30分間アニールし、室温まで冷却する操作を行っている。
10)フローマーク外観
型締め圧170トンの射出成形機で、短辺に幅2mmのフィルムゲートを持つ金型を用いて、350mm×100mm×2mmtなる成形シートを成形温度を220℃として射出成形した。フローマークの発生を目視で観察し、ゲートからフローマークが発生した部分までの距離を測定し、下記の基準で判定した。
○:発生距離が200mmを超える △:発生距離が150mmを超える
×:発生距離が100mm以下
1)TREF
段落0029〜0033おいて記述されている。
2)GPC
装置:Waters社製GPC(ALC/GPC 150C) 検出器:FOXBORO社製MIRAN 1A IR検出器(測定波長:3.42μm) カラム:昭和電工社製AD806M/S(3本) 移動相溶媒:オルトジクロロベンゼン(ODCB) 測定温度:140℃ 流速:1.0ml/min 注入量:0.2ml 試料の調製:試料はODCB(0.5mg/mLのBHTを含む)を用いて1mg/mLの溶液を調製し、140℃で約1時間を要して溶解させる。
GPC測定で得られた保持容量から分子量への換算は、予め作成しておいた標準ポリスチレンによる検量線を用いて行う。使用する標準ポリスチレンは何れも東ソー(株)製の以下の銘柄である。 F380,F288,F128,F80,F40,F20,F10,F4,F1,A5000,A2500,A1000
各々が0.5mg/mLとなるようにODCB(0.5mg/mLのBHTを含む)に溶解した溶液を0.2mL注入して較正曲線を作成する。較正曲線は、最小二乗法で近似して得られる三次式を用いる。その他の詳細は段落0034に記載されている。
3)DSC
セイコー社製DSCを用いて測定した。その他の詳細は段落0026に記載されている。
4)DMA
試料は射出成形した厚さ2mmのシートから、10mm幅×18mm長×2mm厚の短冊状に切り出したものを用いた。(射出成形については段落0097を参照。以下の試験項目においても同様である。)
装置はレオメトリック・サイエンティフィック社製のARESを用い、周波数は1Hzである。測定温度は−80℃から段階状に昇温し、試料が融解して測定不能になるまで測定を行った。歪みは0.1〜0.5%の範囲で行った。
5)MFR
JIS K7210A法・条件Mに従い、以下の条件で測定した。
試験温度:230℃ 荷重:21.18N ダイ形状:直径2.095mm・長さ8.000mm
6)エチレン含量の定量
共重合体中の平均エチレン含量を赤外分光光度計を用いて行った。測定条件を以下に示す。 装置:島津FTIR−8300 分解能:4.0cm−1 測定範囲:4,000〜400cm−1 サンプルの調整:ポリマーパウダー又はペレットを加熱加圧プレスにて厚さ500μのフィルムに調整(温度190℃ 予熱2分後に100MPaに加圧) データ処理:i)760,700cm−1をベースポイントとして、その範囲での吸光度ピーク面積を算出する。(エチレン含量に対応) ii)ピーク面積/サンプル厚みを算出する。iii)予めNMRでエチレン含量を定量してあるサンプルによって検量線を作成しておき、[エチレン含量∝ピーク面積/サンプル厚み]の式によりエチレン含量を定量する。
7)曲げ特性
曲げ弾性 得られた組成物の曲げ弾性率を以下の条件により評価した。
規格番号:JIS K−7171(ISO178)準拠 試験機:精密万能試験機オートグラフAG−20kNG(島津製作所製) 試験片の採取方向:流れ方向 試験片の形状:厚さ4mm・幅10mm・長さ80mm 試験片の作成方法:射出成形 状態の調節:室温23℃・湿度50%に調節された恒温室内に24時間以上放置 試験室:室温23℃・湿度50%に調節された恒温室 試験片の数:5 支点間距離:32.0mm 試験速度:1.0mm/min
8)衝撃強度
耐衝撃性をシャルピー衝撃試験により評価した。
規格番号:JIS K−7111(ISO 179/1eA)準拠 試験機:東洋精機社製 全自動シャルピー衝撃試験機(恒温槽付き) 試験片の形状:シングルノッチ付き試験片(厚さ4mm・幅10mm・長さ80mm) ノッチ形状:タイプAノッチ(ノッチ半径0.25mm) 衝撃速度:2.9m/s 公称振り子エネルギー:4J 試験片の作成方法:射出成型試験片にノッチを切削(ISO 2818準拠) 状態の調節:室温23℃・湿度50%に調節された恒温室内に24時間以上 試験室:室温23℃・湿度50%に調節された恒温室 試験片の数:n=5 試験温度:23℃,0℃,−30℃(0℃及び−30℃の場合には、恒温槽が試験温度の±1℃以内になった状態で40分以上状態調節を加えてから試験を行った) 評価項目:吸収エネルギー
9)耐熱性
耐熱性は熱変形温度(HDT)にて評価した。HDTは厚さ4mmの射出成形片を用いてJIS K7191−1に準拠して、0.45MPaの条件でフラットワイズで測定した。ただし、測定前の試験片状態調整として、射出成形後、100℃で30分間アニールし、室温まで冷却する操作を行っている。
10)フローマーク外観
型締め圧170トンの射出成形機で、短辺に幅2mmのフィルムゲートを持つ金型を用いて、350mm×100mm×2mmtなる成形シートを成形温度を220℃として射出成形した。フローマークの発生を目視で観察し、ゲートからフローマークが発生した部分までの距離を測定し、下記の基準で判定した。
○:発生距離が200mmを超える △:発生距離が150mmを超える
×:発生距離が100mm以下
成分(IV)無機充填材
微粉タルク(富士タルク社製 PKP53):平均粒径 5.9μm アスペクト比 6
微粉タルク(富士タルク社製 PKP53):平均粒径 5.9μm アスペクト比 6
[実施例1〜16]
各成分(I)〜(IV)を表3に示す割合で配合し、下記の条件で造粒し成形したものについて物性評価を行った。造粒条件と成形条件を下記に示す。
(添加剤配合)酸化防止剤:テトラキス{メチレン−3−(3´,5´−ジ−t−ブチル−4´−ヒドロキシフェニル)プロピオネート}メタン0.05重量%トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト0.05重量%、中和剤:ステアリン酸カルシウム0.1重量%とした。
(造粒)押出機:テクノベル社製KZW−15−45MG2軸押出機 スクリュ:口径15mm L/D=45 押出機設定温度:(ホッパ下から)40,80,160,200,200,200(ダイ℃) スクリュ回転数:400rpm 吐出量:スクリュフィーダーにて約1.5kg/hrに調整 ダイ:口径3mm ストランドダイ 穴数2個
(成型)得られた原料ペレットを、以下の条件により射出成型し、物性評価用平板試験片を得た。規格番号:JIS K−7152(ISO 294−1) 参考成型機:東芝機械社製EC20P射出成型機 成型機設定温度:(ホッパ下から)80,210,210,200,200℃ 金型温度:40℃ 射出速度:52mm/s(スクリュの速度) 保持圧力:30MPa 保圧時間:8秒 金型形状:平板(厚さ4mm・幅・10mm・長さ80mm)2丁取り
樹脂組成物のインデックス、TREF−GPC−IRによる分析データ及び物性のデータを表3に示す。以下の各実施例も同様に表3に記載した。評価結果を表5に示す。
各成分(I)〜(IV)を表3に示す割合で配合し、下記の条件で造粒し成形したものについて物性評価を行った。造粒条件と成形条件を下記に示す。
(添加剤配合)酸化防止剤:テトラキス{メチレン−3−(3´,5´−ジ−t−ブチル−4´−ヒドロキシフェニル)プロピオネート}メタン0.05重量%トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト0.05重量%、中和剤:ステアリン酸カルシウム0.1重量%とした。
(造粒)押出機:テクノベル社製KZW−15−45MG2軸押出機 スクリュ:口径15mm L/D=45 押出機設定温度:(ホッパ下から)40,80,160,200,200,200(ダイ℃) スクリュ回転数:400rpm 吐出量:スクリュフィーダーにて約1.5kg/hrに調整 ダイ:口径3mm ストランドダイ 穴数2個
(成型)得られた原料ペレットを、以下の条件により射出成型し、物性評価用平板試験片を得た。規格番号:JIS K−7152(ISO 294−1) 参考成型機:東芝機械社製EC20P射出成型機 成型機設定温度:(ホッパ下から)80,210,210,200,200℃ 金型温度:40℃ 射出速度:52mm/s(スクリュの速度) 保持圧力:30MPa 保圧時間:8秒 金型形状:平板(厚さ4mm・幅・10mm・長さ80mm)2丁取り
樹脂組成物のインデックス、TREF−GPC−IRによる分析データ及び物性のデータを表3に示す。以下の各実施例も同様に表3に記載した。評価結果を表5に示す。
[比較例1〜14]
各成分(I)〜(IV)を表4に示す割合で配合し、以下、実施例と同様に評価を行った。評価結果を表6に示す。
各成分(I)〜(IV)を表4に示す割合で配合し、以下、実施例と同様に評価を行った。評価結果を表6に示す。
Claims (1)
- 成分(a)及び(b)が、(A)下記一般式[I]で示される遷移金属化合物、及び(B)(B−1)有機アルミニウムオキシ化合物、(B−2)遷移金属化合物と反応してカチオンを形成可能な化合物、(B−3)イオン交換性層状化合物(珪酸塩を含む)におけるいずれか一種類以上からなる活性化剤を必須成分とし、(C)有機アルミニウム化合物を任意成分とする、メタロセン系触媒の存在下に製造されることを特徴とする、請求項1〜請求項の5いずれかに記載されたプロピレン系樹脂組成物。
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JP2006034572A JP4889314B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 耐衝撃性が卓越したプロピレン系樹脂組成物 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006034572A JP4889314B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 耐衝撃性が卓越したプロピレン系樹脂組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007211189A JP2007211189A (ja) | 2007-08-23 |
JP2007211189A5 true JP2007211189A5 (ja) | 2008-07-24 |
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ID=38489902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006034572A Active JP4889314B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 耐衝撃性が卓越したプロピレン系樹脂組成物 |
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JP5039532B2 (ja) * | 2007-12-21 | 2012-10-03 | 日本ポリプロ株式会社 | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
JP5147530B2 (ja) * | 2008-05-14 | 2013-02-20 | 日本ポリプロ株式会社 | プロピレン−エチレン共重合体 |
JP5052490B2 (ja) * | 2008-12-24 | 2012-10-17 | 日本ポリプロ株式会社 | 結晶性ポリプロピレン樹脂組成物及びその自動車用内外装部品 |
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JP2003055529A (ja) * | 2001-08-20 | 2003-02-26 | Japan Polychem Corp | プロピレン系樹脂組成物 |
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JP3948936B2 (ja) * | 2001-11-09 | 2007-07-25 | 日本ポリプロ株式会社 | プロピレン系樹脂組成物 |
JP3984871B2 (ja) * | 2002-06-14 | 2007-10-03 | 日本ポリプロ株式会社 | ポリプロピレン系樹脂用成形性改質剤及びそれを含有するポリプロピレン系樹脂組成物 |
JP2004256808A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-09-16 | Japan Polypropylene Corp | ポリプロピレン系樹脂成形体 |
JP5089941B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2012-12-05 | 日本ポリプロ株式会社 | 三成分よりなるプロピレン系樹脂組成物 |
-
2006
- 2006-02-10 JP JP2006034572A patent/JP4889314B2/ja active Active
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