JP2007204413A - 医療用検査食およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】医療検査用造影剤を食材本来の形状、色、味、香り、栄養成分を保持しながら、食材や食品素材の表面や表面近傍のみに留まらず、内部の全体に亘って均一に含有させ、被検者の実際の食材の咀嚼状態、嚥下状態、消化管活動、食物移動速度等を正確且つ簡便に検査することができる医療用検査食や、このような医療用検査食を短時間で、無駄なく調製することができる医療用検査食の製造方法を提供すること。
【解決手段】食材または食品素材の表面に医療用造影剤を含む液を付着させ医療用造影剤付着食材または食品素材を調製する工程と、医療用造影剤付着食材または食品素材に減圧および/または加圧による圧力処理を行なうことにより、食材または食品素材の内部に均一に医療用造影剤を含有させる工程とを有する。
【選択図】なし

Description

本発明は、医療用造影剤を含む食材または食品素材を摂取した被検者の造影を行い、咀嚼状態、嚥下状態、消化管活動、食物移動速度等の検査を行うための医療用食材やその製造方法に関する。
消化管活動、嚥下状態等の検査は、一般的に、被検者が造影剤を含む食材を摂取し、X線撮影、CT、MRI、PET等の造影装置を用いて造影することにより行われている。造影剤を含む食材を被検者が摂取する方法として、炭水化物及びタンパク質で構成される高密度物質を造影剤としてこれを直接経口投与する方法(特許文献1)、造影剤を混ぜ込んだゼリーや流動食や、蒸パンなど食品表面に塗布し摂取する方法、ビスケットなどの整形加工食品の加工段階で造影剤を混ぜ込み整形加工した食品を摂取する方法(特許文献2、3)などが用いられている。
しかしながら、上記炭水化物及びタンパク質で構成される高密度物質を造影剤として用いる場合、実際の食材を消化する際の消化器官の消化状態とは乖離した状態を検出することになる。また、造影剤を混ぜ込んだゼリー、造影剤を表面に塗布した蒸パンや、加工段階で造影剤を混ぜ込んだビスケットなどでは、実際に食材を摂取する時の咀嚼状態や嚥下状態を検出することはできない。
これらの方法において使用する食材は、いずれも食材または食品素材の本来の形状を有する状態ではない。このような食材を用いた造影剤の投与方法を使用する限り、被検者が実際に食品を摂取する状態、例えば、食品の物理的状態、食感、香り、味、色、栄養成分を正確に反映した食品の状態で、造影検査を行っているとはいえず、被検者が食品を実際に摂取する状態、すなわち咀嚼状態、嚥下状態、消化管活動等を正確に検査することは困難である。
一方、本発明者らは植物食品素材を凍結、解凍後、減圧下で酵素液に浸漬し、原型を留めた状態で、植物食品素材の組織へ酵素を導入する方法について、既に開発している(特許文献4)。この植物食品素材は、高齢者においては食することが困難な硬い食材であっても、食材本来の形状、香り、味が維持されこれを賞味することができ、しかも、効率よく製造することができるものである。しかしながら、この方法によって酵素を導入した植物食品素材は食材であって、医療用検査食としては利用することはできない。
特開平6−228013号公報 特開2002−71669号公報 特開2004−517921号公報 特開2003−284522号公報
本発明の課題は、医療検査用造影剤を食材本来の形状、色、味、香り、栄養成分を保持しながら、食材や食品素材の表面や表面近傍のみに留まらず、内部の全体に亘って均一に含有させ、被検者の実際の食材の咀嚼状態、嚥下状態、消化管活動、食物移動速度等を正確且つ簡便に検査することができる医療用検査食や、このような医療用検査食を短時間で、無駄なく調製することができる医療用検査食の製造方法を提供することにある。
また、分解酵素や増粘剤を医療用造影剤と共に食材や食品素材に導入することにより、嚥下困難な被検者においても、摂取することができ、咀嚼状態、嚥下状態、消化管活動、食物移動速度等を正確且つ簡便に検査することができる医療用検査食や、その製造方法を提供することにある。
本発明者らは鋭意研究の結果、食材や食品素材が、流動状やゼリー状、または細片に切断した状態でなく、塊状であっても、表面に医療用造影剤を付着させ、または、医療用造影剤を含む液に浸漬しつつ、減圧若しくは加圧の圧力処理を行なうことにより、食材又は食品素材の内部に医療用造影剤を均一に含有させることができることを見出した。このような表面やその近傍に留まらず、内部に均一に医療用造影剤を含有する食材や食品素材を用いることにより、咀嚼状態、嚥下状態、消化管活動、食物移動速度等を正確且つ簡便に検査することができる医療用検査食とすることができることの知見を得た。特に、食材によっては、冷凍し、冷凍状態で、若しくは解凍状態で用いたり、または凍結乾燥処理を行うことにより、医療用造影剤を効率よく食材中へ導入することができることを見い出した。かかる知見に基づき本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、医療用造影剤を内部に均一に含有した食材または食品素材からなることを特徴とする医療用検査食や、医療用造影剤と共に、分解酵素および/または増粘剤を内部に均一に含有した食材または食品素材からなることを特徴とする請求項1記載の医療用検査食に関する。
また、本発明は、食材または食品素材の表面に医療用造影剤を含む液を付着させ医療用造影剤付着食材または食品素材を調製する工程と、医療用造影剤付着食材または食品素材に減圧および/または加圧による圧力処理を行なうことにより、食材または食品素材の内部に均一に医療用造影剤を含有させる工程とを有することを特徴とする医療用検査食の製造方法に関する。
また、本発明は、食材または食品素材を医療用造影剤を含む液に浸漬し減圧および/または加圧による圧力処理を行なうことにより、食材または食品素材の内部に均一に医療用造影剤を含有させる工程を有することを特徴とする医療用検査食の製造方法に関する。
また、本発明は、食材または食品素材を凍結し、凍結状態または解凍状態で用いること、または食品素材を凍結乾燥して用いることが好ましく、医療用造影剤を含む液が、分解酵素および/または増粘剤を含有することが好ましい医療用検査食の製造方法に関する。
本発明の医療用検査食は、食材本来の形状、色、味、香り、栄養成分を保持しながら、食材や食品素材の表面や表面近傍のみに留まらず、内部全体に亘って、医療検査用造影剤を均一に含有し、被検者の咀嚼状態、嚥下状態、消化管活動、食物移動速度等を正確且つ簡便に検査することができる。また、分解酵素や増粘剤を医療用造影剤と同時に導入することにより、嚥下困難な被検者においても、摂取することができ、咀嚼状態、嚥下状態、消化管活動、食物移動速度等を正確且つ簡便に検査することができる。
また、本発明の医療用検査食の製造方法は、医療用検査食を短時間で、無駄なく調製することができる。
本発明の医療用検査食は、医療用造影剤を内部に均一に含有した食材または食品素材からなることを特徴とする。
本発明の医療用検査食に用いる医療用造影剤としては、X線撮影、CT、MRI、PET等の医療用の造影装置による活性エネルギー線照射により造影可能な医療用造影剤が適している。かかる医療用造影剤としては、具体的には、イオパミドール、イオヘキソール、イオベルソール、イオメプロール、イオプロミド、イオキシラン、イオトロラン、アミドトリゾ酸、イオタラム酸メグルミン、イオタラム酸、イオキサグル酸、イオトロクス酸メグルミン、ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル、イオパノ酸、硫酸バリウム、ガドペンテト酸メグルミン、ガドテリドール、クエン酸鉄アンモニウム、フェルモキシデスなどを挙げることができる。
医療用造影剤の含有量としては、食材、食品素材の種類にもよるが、例えば、食材100gに対して3〜45gなどとすることができる。
また、本発明の医療用検査食は上記医療用造影剤と共に、分解酵素や増粘剤を含有することが好ましい。これらの分解酵素や増粘剤は、食材や、被検者の状態により適宜選択して用いることができる。医療用検査食が分解酵素を含むことにより、食品の咀嚼、嚥下が困難な被検者や、胃、小腸等の切除術後の被検者であっても、食品の咀嚼、嚥下、消化管運動などの検査を容易に行うことができ、増粘剤を含むことにより、嚥下が困難な被検者においても、食品の咀嚼、嚥下、消化管運動などの検査を容易に行うことができる。
分解酵素としては、炭水化物、タンパク質、脂肪の分解酵素であればいずれも用いることができ、例えば、プロテアーゼ、ペプチダーゼなどタンパク質をアミノ酸及びペプタイドに分解する酵素、アミラーゼ、グルカナーゼ、セルラーゼ、ペクチナーゼ、ペクチンエステラーゼ、ヘミセルラーゼ、β−グルコシダーゼ、マンナーゼ、キシラナーゼ、アルギン酸リアーゼ、キトサナーゼ、イヌリナーゼ、キチナーゼなどでんぷん、セルロース、イヌリン、グルコマンナン、キシラン、アルギン酸、フコイダンなどの多糖類をオリゴ糖に分解する酵素、リパーゼなど脂肪を分解する酵素など食材の消化・分解作用のある酵素が適している。
増粘剤としては、液状の食材の粘度上昇作用を有する食品用増粘剤であればいずれも用いることができ、食材または食品素材が分解酵素を含有する場合、含有する分解酵素の種類によっては増粘剤としての機能が低下するものもあるため、含有する分解酵素の種類によって適宜選択して使用することができる。増粘剤としては、具体的に、ペクチン、ガム類、寒天、ゼラチンなどを挙げることができる。
分解酵素の含有量としては、食材、食品素材の種類、被検者の状態にもよるが、例えば、食材100gに対して0.001〜0.5gなどとすることができ、増粘剤の含有量としては、食材、食品素材の種類、被検者の状態にもよるが、例えば、食材100gに対して0.01〜0.5gなどとすることができる。
本発明の医療用検査食に用いられる食材や食品素材としては、動植物食材のいずれであってもよく、生の食材でも、煮る、焼く、蒸す、揚げるなど加熱・調理した食材であってもよい。具体的には、大根、人参、牛蒡、筍、生姜、キャベツ、白菜、セロリ、アスパラガス、葱、玉葱、ほうれん草、小松菜、茗荷、ブロッコリー、胡瓜、茄子、隠元などの野菜、ジャガイモ、薩摩芋、里芋などの芋類、大豆、小豆、蚕豆、エンドウ豆などの豆類、米、小麦などの穀類、みかん、林檎、桃、サクランボ、梨、パイナップル、バナナなどの果実類、椎茸、シメジ、エノキ、ナメコ、松茸などのきのこ類、鯛、鮪、鯵、鯖、鰯、烏賊、蛸、浅蜊、蛤などの魚介類、鶏肉、豚肉、牛肉などの肉類、若布、昆布、海苔などの藻類などを例示することができる。
更に上記食材を食品素材として加工したこれらの加工食品であってもよい。加工食品としては、蒲鉾などの練製品、漬物、惣菜、麺類、各種菓子などいずれのものであってもよい。
このような食材、食品素材の大きさは、医療用造影剤を中心部まで均一に導入するために、略立方体であれば1辺が30mm以下、略球状であれば直径30mm以下であることが好ましいが、食材、食品素材に適した大きさとすることができる。業務用食材や食品素材とする場合は、包装、運搬に適した大きき、形態に加工したものであってもよい。また、調理、摂取するのに適当な大きさであってもよい。
本発明の医療用検査食の製造方法としては、食材または食品素材の表面に医療用造影剤を含む液を付着させ医療用造影剤付着食材または食品素材を調製する工程と、医療用造影剤付着食材または食品素材に減圧および/または加圧による圧力処理を行なうことにより、食材または食品素材の内部に均一に医療用造影剤を含有させる工程とを有することを特徴とする。
本発明の医療用検査食の製造方法における食材または食品素材の表面に医療用造影剤を含む液を付着させ医療用造影剤付着食材または食品素材を調製する工程に用いる食材や食品素材としては上記食材や食品素材を用いることができる。
このような食材や食品素材は、その種類によって、凍結し、凍結状態のまま若しくは解凍状態で用いることが好ましい。食材を凍結することにより、食材中に含有される水が凍結して食材の組織中でその体積を膨張させ組織を押し、その後、水の状態となったとき、空隙が形成され組織内への造影剤の導入が容易になり、食材への導入を効率よく短時間で行うことができる。
食材や食品素材の凍結方法としては、食材や食品素材内部に氷結晶が生成する凍結温度で行うことが好ましく、例えば、−5℃以下で行うことができる。−5℃以下であれば急速凍結、緩慢凍結いずれも適用することができるが、氷結晶を内部全体に均一に分布させ、食感を悪化させないことを考慮すると、−15℃前後が適当である。凍結時間は氷結晶を内部全体に均一に分布させることが可能であれば、30分で十分であるが、これより長時間凍結してもよい。
また、豆類など表皮が厚い食材や食品素材では、凍結後、水分の減少率が2〜10質量%程度になるまで表面の水分を蒸発させることが、後述する造影剤導入効率を高めることができるため、好ましい。表面水分の蒸発は冷風乾燥、温風乾燥、凍結乾燥が好適である。
上記凍結した食材または食品素材は凍結状態のまま用いることもできるが、解凍して用いることができる。凍結した食材や食品素材の解凍方法としては、室温で放置する方法でもよく、解凍時間を短縮するため、恒温装置中で加温して行うこともできる。加温温度は、高いほど解凍時間の短縮を図ることができるが、品質を保持するためには60℃以下であることが好ましい。
このような食材や食品素材に付着させる医療用造影剤を含む液としては、上記医療用造影剤を水、アルコール、これらを混合した液などに溶解、分散させた液を用いることができる。医療用造影剤を含む液は、硬い食材の摂取困難な被検者や、嚥下が困難な被検者に投与する食材を製造する場合、分解酵素や増粘剤を含有することが、好ましい。医療用造影剤を含む液が分解酵素や増粘剤を含有することにより、これらを医療用造影剤と共に食材や食品素材に均一に含有させることができ、得られる医療用検査食を食材の摂取や、嚥下が困難な被検者に対する検査に用いることができる。
医療用造影剤を含む液には、その他、有機酸類とその塩類等やリン酸塩などのpH調整剤や、摂取を容易にする味付けのための塩、醤油、糖類、アミノ酸類,核酸類などの調味料や、グルコン酸塩などの栄養強化剤や、糖アルコール、シクロデキストリン、着色料などを含有させてもよい。
上記医療用造影剤の液中の医療用造影剤の濃度としては、特に限定されるものではなく、例えば、10〜70質量%とすることができ、20〜60質量%であることが好ましい。医療用造影剤の濃度がこの範囲であると、投与量を少量にして適切な造影検査を行うことができる。また、分解酵素や、増粘剤も、液中の濃度として、0.01〜5.0質量%とすることができ、0.1〜2.5質量%であることが好ましい。
また、医療用造影剤の液のpHは、4.0〜8.0の範囲が好適である。
このような医療用造影剤の液を上記食材や食品素材に付着させ医療用造影剤付着食材または食品素材を調製する方法としては、例えば、上記食材や食品素材を凍結せずに用いる場合や、凍結後解凍状態で用いる場合、塗布、噴霧、浸漬などの方法によることができ、上記食材や食品素材を凍結状態で用いる場合は、浸漬などの方法によることができる。浸漬時間としては、例えば、5〜120分等、その温度としては、10〜70℃とすることができる。
食材や食品素材表面への医療用造影剤の液の付着量としては、医療用造影剤の液中の濃度によって、適宜選択することができ、液中の医療用造影剤の濃度が上記濃度であれば、食材や食品素材100gに対して、10g前後とすることができる。
上記医療用造影剤付着食材または食品素材を調整する工程において得られた医療用造影剤付着食材または食品素材の圧力処理としては、減圧または加圧、減圧及び加圧など組み合わせ、必要に応じて複数回反復した圧力処理を挙げることができる。減圧としては吸引圧力10〜60mmHg程度、加圧としては10〜4000気圧とすることが好ましい。この範囲の圧力処理により食材や食品素材の内部に、5〜60分間など短時間で造影剤を均一に導入することができる。加圧としては700気圧程度であると、後工程において30〜60℃程度加温すれば残存する医療用造影剤、分解酵素、増粘剤の品質を損なうことなく、殺菌、再利用することができるため、好ましい。このような圧力処理により、食材の組織の破壊を抑制して、食材や食品素材の加熱を行わずにその内部に急速に、均一に医療用造影剤を導入することができる。特に凍結処理を行った食材や食品素材においては、内部に分散した微細な氷結晶の解凍により生じた多数の微細空隙を有するため、造影剤を容易に均等に含有させることができる。更に、凍結乾燥した食材の場合、水分の蒸発によりできた空隙が造影剤の浸透をより容易にし、造影剤の含有量を劇的に増加させることができる。減圧時間は60分以内で十分であり、5分程度が好ましい。
本発明の医療用検査食の製造方法としては、食材または食品素材を医療用造影剤を含む液に浸漬し減圧および/または加圧による圧力処理により、食材または食品素材の内部に均一に医療用造影剤を含有させる工程を有する方法であってもよい。
この方法は、上記医療用造影剤付着食材または食品素材を調製する工程と、医療用造影剤付着食材または食品素材に減圧および/または加圧による圧力処理工程を同時に進行させる方法であり、より効率よく医療用検査食を製造することができる。この方法において、食材または食品素材や、医療用造影剤を含む液は上記のものと同様のものを挙げることができる。即ち、食材または食品素材としては、上記食材または食品素材を、予め、凍結し、凍結状態若しくは解凍状態で用いても、また、凍結乾燥したものを用いてもよい。
上記圧力処理を行う装置の一例として、以下のものを挙げることができる。
圧力処理装置として、医療用造影剤、場合によって分解酵素や増粘剤を溶解若しくは分散させた液と、必要に応じて凍結、解凍、凍結乾燥などの予備処理を行った食材とを封入する耐圧性密封容器(耐圧性密封袋であってもよい。)と、これを温度調整可能な温度調整装置を備え、10気圧〜4000気圧などの加圧を行う加圧ポンプ及び50mmHgなどの圧力で吸引する真空ポンプを備え、加圧ポンプと真空ポンプを適宜切り替えて圧力処理を行うことができるものを挙げることができる。
このような圧力処理装置は密封状態で医療用検査食を製造可能なこと、食材を浸漬する医療用造影液を含む液を加圧、加温することにより微生物の増殖を阻止できるので衛生的に製造することができるので好ましい。具体的には、耐圧性密封容器に医療用造影剤、場合によって分解酵素や増粘剤を溶解・分散させた液と、食材または食品素材とを入れ、空気や窒素などの気体が溶存した状態でピストンをポンプで引くことで減圧状態にする。加圧はピストンをポンプで押すことで加圧状態にする。
また、増粘剤が、分解酵素により増粘剤としての機能が低下するものである場合、医療用造影剤や分解酵素を含む液に含有させず、増粘剤を含有する液を別途調製し、医療用造影剤や分解酵素を圧力処理により導入した食材を浸漬等により表面に付着・浸透させることもできる。
上記工程を経て造影剤などを導入した食材または食品素材は、医療用造影剤を含む液中に浸漬状態で保存してもよいが、圧力処理後常圧に戻った圧力装置から、直ちに取出して、常温又は20℃〜60℃の恒温装置内で保存しても、あるいは空気中に放置してもよい。保存時間は5分〜120分程度が好ましく、10分〜30分が好適である。
更に、得られた医療用検査食について、上記圧力処理後、品質を維持するために密封包装し、滅菌、殺菌処理を行なうこともできる。滅菌、殺菌処理は、医療用検査食がpH4.3以下であれば、中心温度が65〜80℃で10〜35分間など、加熱殺菌することが好ましい。医療用検査食がpH4.3〜8.0であれば、100℃以上の加熱が必要であり、120℃で20分〜60分間など加圧加熱殺菌することが好ましい。更に、品質を維持するため、上記加熱殺菌後、凍結し、冷凍状態で保存、流通させることもできる。
また、得られた医療用検査食について、上記加熱温度範囲で加熱を行い、調理することもできる。
次に本発明について実施例より詳細に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
キュウリを厚さ10mmに輪切にした。造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ペクチナーゼ(商品名:マセロチーム2A)0.5質量%、を含有する水溶液に50℃で10分浸漬した。次いで、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ペクチナーゼ(商品名:マセロチーム2A)0.5質量%及び増粘剤(商品名:サナスウェルα)1.5質量%含有する水溶液に浸漬して、減圧状態(初期圧力40mmHg)で室温で5分放置後、常圧に戻した。造影剤(商品名:イオパミロン300)を33質量%含有する液20gと調味液(醤油、鰹節エキス、砂糖、昆布エキス、グルタミン酸ナトリウムで構成される市販のつゆ)40gとを混合し、脱気包装し、118℃で30分間加圧加熱殺菌を行い、医療用検査食(キュウリ1)を得た。
得られたキュウリは、エネルギー分散型X線解析装置による観察を行った結果、中心部まで造影剤が均一に含有されていた。
得られた医療用検査食(キュウリ1)を嚥下困難な被検者が摂取したところ、良好な摂食嚥下が可能であった。X線による嚥下造影(Video fluorography:VF)検査を実施した結果、良好な嚥下造影像が得られた。
[比較例1]
キュウリを厚さ10mmに輪切にした。造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ペクチナーゼ(商品名:マセロチーム2A)0.5質量%、を含有する水溶液に50℃で10分浸漬した。次いで、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ペクチナーゼ(商品名:マセロチーム2A)0.5質量%及び増粘剤(商品名:サナスウェルα)1.5質量%含有する水溶液に浸漬し、50℃で5分間放置した。実施例1と同様にして得られたキュウリ中の造影剤を検出したところ、中心部には造影剤は含有されておらず、実施例1と同様にして嚥下造影検査を行ったところ、造影像は得られなかった。
[実施例2]
ゴボウを剥皮し、厚さ10mmに輪切りにし、沸騰水で2分、湯がき、水中で冷却し、−15℃で冷凍した。次いで、造影剤(商品名:オイパロミン300)33質量%含有する水溶液に50℃で10分間浸漬し、解凍した。減圧状態(初期圧力40mmHg)で室温で5分放置後、常圧に戻した。造影剤(商品名:オイパロミン300)を33質量%含有する液20gと調味液(醤油、鰹節エキス、砂糖、昆布エキス、グルタミン酸ナトリウムで構成される市販のつゆ)40gと混合し、レトルト用パウチに脱気包装し、118℃で30分間加圧加熱殺菌を行い、医療用検査食(ゴボウ2)を得た。
得られたゴボウは、エネルギー分散型X線解析装置による観察を行った結果、中心部まで造影剤が均一に含有されていた。
得られた医療用検査食(ゴボウ2)を摂取した被検者に、X線による嚥下造影(Video fluorography:VF)検査を実施した結果、良好な嚥下造影像が得られた。
[比較例2]
ゴボウを剥皮し、厚さ10mmに輪切りにし、沸騰水で2分、湯がき、水中で冷却し、−15℃で冷凍した。次いで、造影剤(商品名:オイパロミン300)33質量%含有する水溶液に50℃で15分間浸漬し、解凍した。実施例2と同様にして得られたゴボウ中の造影剤を検出したところ、中心部には造影剤は含有されておらず、実施例2と同様にして嚥下造影検査を行ったところ、造影像は得られなかった。
[実施例3]
市販の水煮タケノコを20mm×30mm×10mmの略三角柱に切断し、−15℃で冷凍した。次いで、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ヘミセルラーゼ(商品名:ヘミセルラーゼ「アマノ」90)0.1質量%含有する水溶液に50℃で10分間浸漬し、解凍した。次いで、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ヘミセルラーゼ(商品名:ヘミセルラーゼ「アマノ」90)0.1質量%及び増粘剤(商品名:サナスウェルα)1.5質量%含有する水溶液に浸漬し、減圧状態(初期圧力40mmHg)で室温で5分放置後、常圧に戻した。50℃の恒温装置内で60分間保存した。造影剤(商品名:イオパミロン300)を33質量%含有する液20gと調味液(醤油、鰹節エキス、砂糖、昆布エキス、グルタミン酸ナトリウムで構成される市販のつゆ)40gと混合し、脱気包装し、118℃で30分間加圧加熱殺菌を行い、医療用検査食(タケノコ3)を得た。
得られたタケノコは、エネルギー分散型X線解析装置による観察を行った結果、中心部まで造影剤が均一に含有されていた。
得られた医療用検査食(タケノコ3)を嚥下困難な被検者が摂取したところ、良好な摂食嚥下が可能であった。X線による嚥下造影(Video fluorography:VF)検査を実施した結果、良好な嚥下造影像が得られた。
[比較例3]
市販の水煮タケノコを20mm×30mm×10mmの略三角柱に切断し、−15℃で冷凍した。次いで、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ヘミセルラーゼ(商品名:ヘミセルラーゼ「アマノ」90)0.1質量%含有する水溶液に50℃で10分間浸漬し、解凍した。次いで、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ヘミセルラーゼ(商品名:ヘミセルラーゼ「アマノ」90)0.1質量%及び増粘剤(商品名:サナスウェルα)1.5質量%含有する水溶液に浸漬し、50℃で5分間放置した。実施例3と同様にして得られたタケノコ中の造影剤を検出したところ中心部には造影剤は含有されていなかった。実施例3と同様にして嚥下造影検査を行ったところ、造影像は得られなかった。
[実施例4]
市販の生牛肉を20mm×20mm×10mmに切断し、−15℃で冷凍した。次いで、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、プロテアーゼ(商品名:パパインW−40)0.5質量%含有する水溶液に50℃で10分間浸漬し、解凍した。次いで、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、プロテアーゼ(商品名:パパインW−40)0.5質量%及び寒天1質量%含有する水溶液に浸漬し、減圧状態(初期圧力40mmHg)で室温で5分放置後、常圧に戻した。造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%含有する液20gと調味液(醤油、鰹節エキス、砂糖、昆布エキス、グルタミン酸ナトリウムで構成される市販のつゆ)40gと混合し、脱気包装し、118℃で30分間加圧加熱殺菌を行い、医療用検査食(牛肉4)を得た。
得られた牛肉は、エネルギー分散型X線解析装置による観察を行った結果、中心部まで造影剤が均一に含有されていた。
得られた医療用検査食(牛肉4)を嚥下困難な被検者が摂取したところ、良好な摂食嚥下が可能であった。X線による嚥下造影(Video fluorography:VF)検査を実施した結果、良好な嚥下造影像が得られた。
[比較例4]
市販の生牛肉を20mm×20mm×10mmに切断し、−15℃で冷凍した。次いで、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、プロテアーゼ(商品名:パパインW−40)0.5質量%及び寒天1質量%含有する水溶液に50℃で15分間浸漬し、解凍した。実施例4と同様にして得られた牛肉中の造影剤を検出したところ中心部には造影剤は含有されていなかった。実施例4と同様にして嚥下造影検査を行ったところ、造影像は得られなかった。
[実施例5]
パイナップルの可食部を20mm×30mm×10mmに切断し、蒸気で2分蒸し、水中で冷却し、−15℃で冷凍した。室温で解凍後、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%及び寒天1質量%を含有する水溶液を食材に対し10質量%程度、表面に噴霧しフィルムで脱気包装した。これを室温で30分放置して、医療用検査食(パイナップル5)を得た。
得られたパイナップルは、エネルギー分散型X線解析装置による観察を行った結果、中心部まで造影剤が均一に含有されていた。
得られた医療用検査食(パイナップル5)を嚥下困難な被検者が摂取したところ、良好な摂食嚥下が可能であった。X線による嚥下造影(Video fluorography:VF)検査を実施した結果、良好な嚥下造影像が得られた。
[比較例5]
パイナップルの可食部を20mm×20mm×20mmに切断し、蒸気で2分蒸し、水中で冷却し、−15℃で冷凍した。室温で解凍し、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%及び寒天1質量%を含有する水溶液を食材に対し10質量%程度、表面に噴霧しフィルムで包装し、室温で30分間放置した。実施例5と同様にして得られたパイナップル中の造影剤を検出したところ中心部には造影剤は含有されていなかった。実施例5と同様にして嚥下造影検査を行ったところ、造影像は得られなかった。
[実施例6]
インゲンマメを切断せず、90℃で30分間加熱し、−15℃で16時間凍結後、凍結乾燥を60分間行った。造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ヘミセルラーゼ(商品名:ヘミセルラーゼ「アマノ」90)1質量%、寒天1.5質量%を含有する水溶液に50℃で10分間浸漬し、解凍した。次いで、造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ヘミセルラーゼ(商品名:ヘミセルラーゼ「アマノ」90)1質量%及び寒天1.5質量%含有する水溶液に浸漬し、加圧状態(1000気圧)で50℃で5分放置後、常圧に戻した。脱気包装し、118℃で30分間加圧加熱殺菌を行い、医療用検査食(インゲンマメ6)を得た。
得られたインゲンマメは、エネルギー分散型X線解析装置による観察を行った結果、中心部まで造影剤が均一に含有されていた。
得られた医療用検査食(インゲンマメ6)を嚥下困難な被検者が摂取したところ、良好な摂食嚥下が可能であった。X線による嚥下造影(Video fluorography:VF)検査を実施した結果、良好な嚥下造影像が得られた。
[比較例6]
インゲンマメを切断せず、90℃で30分間加熱し、−15℃で16時間凍結後、凍結乾燥を60分間行った。造影剤(商品名:イオパミロン300)33質量%、ヘミセルラーゼ(商品名:ヘミセルラーゼ「アマノ」90)1質量%、寒天1.5質量%を含有する水溶液に50℃で15分間浸漬し、解凍した。実施例6と同様にして得られたインゲンマメ中の造影剤を検出したところ中心部には造影剤は含有されておらず、実施例6と同様にして嚥下造影検査を行ったところ、造影像は得られなかった。

Claims (7)

  1. 医療用造影剤を内部に均一に含有した食材または食品素材からなることを特徴とする医療用検査食。
  2. 医療用造影剤と共に、分解酵素および/または増粘剤を内部に均一に含有した食材または食品素材からなることを特徴とする請求項1記載の医療用検査食。
  3. 食材または食品素材の表面に医療用造影剤を含む液を付着させ医療用造影剤付着食材または食品素材を調製する工程と、医療用造影剤付着食材または食品素材に減圧および/または加圧による圧力処理を行なうことにより、食材または食品素材の内部に均一に医療用造影剤を含有させる工程とを有することを特徴とする医療用検査食の製造方法。
  4. 食材または食品素材を医療用造影剤を含む液に浸漬し減圧および/または加圧による圧力処理を行なうことにより、食材または食品素材の内部に均一に医療用造影剤を含有させる工程を有することを特徴とする医療用検査食の製造方法。
  5. 食材または食品素材を凍結し、凍結状態または解凍状態で用いることを特徴とする請求項3または4記載の医療用検査食の製造方法。
  6. 食材または食品素材を凍結乾燥して用いることを特徴とする請求項3または4記載の医療用検査食の製造方法。
  7. 医療用造影剤を含む液が、分解酵素および/または増粘剤を含有することを特徴とする請求項3〜6のいずれか記載の医療用検査食の製造方法。
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