JP2007202636A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】すすぎ工程において、脱水後、ドラムを停止させることなく回転させ続けて給水を行なうことにより、バランス工程の回数を減らしてすすぎ工程の短縮を図ることのできるドラム式洗濯機を提供する。
【解決手段】筺体12内に支持された外槽20と、洗濯物を投入し、水平又は傾斜した状態で回転するドラム30と、該ドラム30を回転させるモータ34と、ドラム30内の洗濯物に直接水を掛ける放水手段50と、外槽20内の水を排出する排水手段60と、洗い工程、すすぎ工程及び脱水工程において、モータ34、注水手段42及び排水手段50を制御する制御手段70と、を具えたドラム式洗濯機において、制御手段70は、すすぎ工程において、脱水の後、ドラム30を停止させることなく回転させるようモータ34を駆動しつつ、放水手段50による給水を行なうと共に、排水手段60による外槽20からの排水を行なうようにした。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ドラムを水平又は傾斜した状態で回転させるドラム式洗濯機に関するものであり、より具体的には、洗濯物に直接放水する放水手段を具えたドラム式洗濯機に関するものである。
洗濯物を投入するドラム(内槽)を水平又は傾斜した状態で回転させるドラム式洗濯機が知られている(例えば、特許文献1参照)。一般的な洗濯コースは、図10に示すように、洗い工程、すすぎ工程及び最終の脱水工程から構成されており、すすぎ工程には、給水、排水及び脱水が含まれている。なお、以下では、すすぎ工程における脱水を中間脱水という。
洗濯物にシャワーの如く直接放水を行なう放水手段を設け、洗い工程やすすぎ工程におけるドラムへの給水時に、放水手段から直接ドラム内に放水して、すすぎ効率を高めるようにしたドラム式洗濯機もある。
ドラム式洗濯機では、ドラム内に洗濯物が偏在した状態でドラムを回転させると、ドラムが大きく振動してしまうため、中間脱水工程の前に、洗濯物がドラム内で平均的に分散するように、例えば、ドラムを低速で正逆回転させてバランスを取る工程(以下「バランス工程」という)を介在させる必要がある。
特開平10−272284号公報
すすぎ工程において、図10に示すように、ドラムの回転を一旦停止して(図中Aで示す)、給水や排水が行なわれている。このため、中間脱水に入る前に、バランス工程(図中Bで示す)によって、ドラム内の洗濯物の偏在を解消する必要がある。バランス工程は、上記のように、ドラムを低速で正逆回転させて、偏在した洗濯物をドラム内に分散させるものであり、数十秒から数分の時間を必要とする。このバランス工程において、洗濯物の偏在を解消することができなければ、以降の工程を中止し、人が洗濯物を一旦ばらした後、バランス工程から工程を再開している。
ドラムの回転を停止させて給水、排水を行なった後、バランス工程や、中間脱水工程に入るために、ドラムの回転数を上昇させると、ドラムの共振回転数を通過するため、洗濯機が一時大きく振動してしまうことがあった。
このため、ドラムを中間脱水工程の回転数で回転させつつ、放水手段により放水を行なうことも考えられるが、ドラムが高速回転している時に放水しても、ドラム内に高速の気流が発生しており、また、遠心力によって洗濯物がドラム内部に硬く張り付いているため、水が洗濯物にしみ込まずに弾かれたり、飛び散ってしまうことがあった。
また、放水手段から放水を行なうドラム式洗濯機では、放水ヘッドからの放たれた水は、ドラムの入り口付近に集中してしまう。この理由として、ドラム内に生ずる高速の気流が挙げられる。
ドラムが傾斜した状態で回転するドラム式洗濯機では、蓋体の取り付けられる前側の開口付近に比べて、奥側が低くなるよう傾いているから、洗い工程、すすぎ工程の何れの場合も、洗濯物はドラムの奥側に偏る傾向にある。従って、入り口付近に放水が偏ると、洗濯物に十分に水が掛からず、洗い、すすぎ等の効率を低下させてしまうことがあった。
本発明の目的は、すすぎ工程において脱水の後、ドラムを停止させることなく回転させ続けることにより、バランス工程の回数を減らしてすすぎ工程の短縮を図ることのできるドラム式洗濯機を提供することである。
また、本発明の目的は、洗濯物に直接放水することのできるドラム式洗濯機において、放水方向を制御することにより、すすぎ等の効率を高めることのできるドラム式洗濯機を提供することである。
上記課題を解決するために本発明の第1のドラム式洗濯機は、
筺体内に支持された外槽と、洗濯物を投入し、水平又は傾斜した状態で回転するドラムと、該ドラムを回転させるモータと、ドラム内の洗濯物に直接水を掛ける放水手段と、外槽内の水を排出する排水手段と、洗い工程、すすぎ工程及び脱水工程において、モータ、放水手段及び排水手段を制御する制御手段と、を具えたドラム式洗濯機において、
制御手段は、すすぎ工程中、脱水の後、ドラムを停止させることなく回転させるようモータを駆動しつつ、放水手段による給水を行なうと共に、排水手段による外槽からの排水を行なうようにした。
制御手段は、放水手段による給水を行なう際のドラムの回転数が、少なくともドラムから洗濯物が離脱しない回転数となるようモータを制御することが望ましい。
制御手段は、放水手段による給水を行なう際のドラムの回転数が、ドラムの共振回転数よりも高い回転数となるようモータを制御することが望ましい。
制御手段は、すすぎ工程において放水手段による給水を行なう際のドラムの回転数が、脱水工程におけるドラムの回転数よりも低い回転数となるようモータを制御することが望ましい。
制御手段により制御され、外槽の内部に給水する注水手段を具えており、
制御手段は、すすぎ工程において、放水手段による給水使用水量を、注水手段による給水使用水量よりも少なくし、且つ、放水手段により給水する場合、すすぎ工程における脱水時間を、注水手段により給水を行なった場合に比べて長くすることが望ましい。
制御手段により制御され、外槽の内部に給水する注水手段を具えており、
制御手段は、すすぎ工程において、1回目を放水手段によるすすぎ、2回目を注水手段によるすすぎとなるよう制御することが望ましい。
制御手段は、脱水工程において、ドラムの回転数が上昇する間に、放水手段による給水を行なうようにすることが望ましい。
制御手段に接続され、外槽内の水の量を測定する水量検知手段を具え、
制御手段は、すすぎ工程にて、注水手段によってドラム内部に水をためた状態ですすぎを行なう際に、水量検知手段により測定された外槽内の水量が、所定値よりも少ない場合には、放水手段により給水しつつすすぎを行なうことが望ましい。
注水手段は、風呂水等の溜め水をポンプにより吸引して供給可能であり、制御手段は、ポンプにより吸引して給水する場合には、放水手段による給水を、注水手段による給水に切り替え、外槽内に水を溜めた状態、又は、排水手段から水を排出可能な状態ですすぎを行なうようにすることが望ましい。
また、本発明の第2のドラム式洗濯機は、筺体内に支持された外槽と、洗濯物を前方開口から投入し、水平又は傾斜した状態で回転するドラムと、該開口を閉じる蓋体と、ドラム内の洗濯物に直接水を掛ける放水手段と、を具えたドラム式洗濯機において、
放水手段は、ドラムの前上方に放水を行なう放水ヘッドを具えており、該放水ヘッドは、ドラムの奥側に放水する。
放水ヘッドは、一部を蓋体に向けて放水することが望ましい。
本発明の第1のドラム式洗濯機によれば、すすぎ工程において、脱水の後、ドラムを停止させることなく、放水や排水を行なうことにより、バランス工程の回数を低減することができ、すすぎ工程に要する時間を短縮できる。
上記放水時のドラムの回転数を少なくともドラムから洗濯物が離脱しない回転数とすることにより、バランス工程の回数を低減でき、すすぎ工程に要する時間を短縮できる。
放水時のドラムの回転数をドラムの共振回転数よりも高い回転数とすることにより、すすぎ工程において、ドラムの回転数を変えても、ドラム式洗濯機が大きく振動することはなく、静穏な運転を確保できる。
すすぎ工程における放水時のドラムの回転数を、脱水工程におけるドラムの回転数よりも低くなるようにしたことにより、ドラム内に高速の気流が発生せず、放水手段から放たれた水を、ドラムの蓋体側に集中することなく、ドラム内に均一又はドラムの奥側まで届くようにすることができ、すすぎ効率を高めることができる。
すすぎ工程において、放水手段による給水使用水量を、注水手段による給水使用水量よりも少なくし、且つ、放水手段により給水した場合、すすぎ工程における脱水時間を、注水手段により給水を行なった場合に比べて長くしたことにより、少ない給水使用水量ですすぎ効率を高めることができる。
すすぎ工程において、1回目を放水手段によるすすぎ、2回目を注水手段によるすすぎとなるよう制御することにより、すすぎに要する時間を短縮でき、且つ、すすぎ効率を向上させることができる。
脱水工程においても、ドラムの回転数が上昇する間に、放水手段による給水を行なうことにより、すすぎ効率を高めることができる。
すすぎ工程にて、注水手段によってドラム内部に水をためた状態ですすぎを行なう際に、水量検知手段により測定された外槽内の水量が、所定値よりも少ない場合には、放水手段により給水しつつすすぎを行なうことにより、給水量が少なかった場合でも、十分な給水量を確保でき、すすぎ効率を高めることができる。
すすぎ工程において、ポンプにより吸引して給水する場合には、節水が要求されないため、放水手段による給水を、注水手段による給水に切り替え、外槽内に水を溜めた状態、又は、排水手段から水を排出可能な状態ですすぎを行なって、すすぎ効率を高めることができる。
また、本発明の第2のドラム式洗濯機によれば、放水ヘッドから放たれる水の向きをドラムの奥側としたことにより、特に、ドラムが傾斜した状態で回転するドラム式洗濯機において、ドラムの奥側に溜まりやすい洗濯物にも十分な放水を行なうことができ、すすぎ効率を飛躍的に向上させることができる。
放水ヘッドからの放水の一部を蓋体に向けることにより、蓋体に付着した洗剤を除去でき、特に、蓋体が透明なドラム式洗濯機において、使用者がドラム内部の状況を容易に確認することができる。
図1は、本発明を適用することができるドラム式洗濯機を簡略化して示す図である。
図1に示すように、ドラム式洗濯機(10)は、傾斜した前面に蓋体(17)が開閉可能に配備された筺体(12)の内部にバネやダンパ(14)を介して外槽(20)が揺動可能に支持されている。外槽(20)の前方は、開口(22)しており、該開口(22)は、図2及び図3に示すように、円筒状のパッキン(24)を介して筺体(12)に接続されており、外槽(20)の水が筺体(12)内に漏れないようにしている。パッキン(24)は、図3に示すように、外槽(20)から前方側に延びて、蓋体(17)と当接し、外槽(20)から外部に水漏れしないようにしている。
また、ドラム(30)の前端側から外槽(20)側への洗濯物の落下を防止するために、図2及び図3に示すように、外槽(20)には、内周側に外槽(20)内を一周する樹脂製の環状部材(23)が取り付けられている。
外槽(20)の内部には、洗濯物を収容するドラム(30)が回転自在に支持されている。図示の実施例では、ドラム(30)は、前側が上方に向けて傾斜するように回転可能に支持されている。ドラム(30)の周面には、多数の通水孔(図示せず)が開設されている。また、ドラム(30)の内周面には、前後方向に複数のバッフル(32)が突設されており、洗濯物を撹拌可能となっている。
外槽(20)の後端、即ち、奥側には、モータ(34)が配備されており、該モータ(34)の回転軸は、外槽(20)を貫通して、ドラム(30)に接続されている。モータ(34)として、ドラム(30)を直接駆動するアウターロータ型DCブラシレスモータを例示することができる。
モータ(34)を駆動すると、ドラム(30)が外槽(20)の内部で回転する。
筺体(12)の前面に開設された丸孔(13)及び外槽(20)の前面開口(22)は、蓋体(17)により閉塞可能となっている。蓋体(17)の中央には、ドラム(30)の内部を視認可能とする透明板(18)を具えている。
外槽(20)への給水は、上水道へ接続される配管(41)に連繋された給水バルブユニット(40)を介して行なわれる。給水バルブユニット(40)には、2本の配管(43)(52)が接続されており、一方の配管(43)は、注水手段(42)に接続され、他方の配管(52)は、放水手段(50)に接続されている。給水バルブユニット(40)は、注水手段(42)、放水手段(50)の一方又は両方へ水道水を切り替えて供給可能となっている。
注水手段(42)は、筺体(12)の前面から出し入れ可能な洗剤容器(44)を具える。洗剤容器(44)は、筺体(12)の内部に形成された洗剤容器収容ケースに挿入され、使用者が適宜洗剤等を投入する容器であり、上水道から配管(43)を通じて洗剤容器(44)へ供給された水は、洗剤容器(44)の内部を通り、洗剤容器収容ケースの後端から下側に向けて延びる配管(45)を経由して外槽(20)の内部に自由落下する。
洗剤容器(44)に洗剤が投入されている場合には、洗い工程において、注水手段(42)から外槽(20)に給水が行なわれる際に、洗剤容器(44)内を通過した水に洗剤が溶かれて、外槽(20)に供給される。
なお、注水手段(42)には、さらに、風呂水を利用するために風呂水を吸い上げるポンプ(48)からの配管(49)が接続されており、ポンプ(48)から吸い上げられた水は、上記要領で、配管(49)から洗剤容器(44)を通って、外槽(20)の内部に供給される。
放水手段(50)は、給水バルブユニット(40)に接続された配管(52)を、外槽(20)の前方上部で開口させたものであり、ドラム(30)の前側からドラム(30)及び蓋体(17)に向けて放水可能となっている。
図3は、ドラム(30)の上部前方を拡大して示す図である。また、図4は、放水手段(50)を拡大して示す図である。図に示すように、ドラム(30)の前方には、放水手段(50)の配管(52)が接続された放水ユニット(53)を有している。放水ユニット(53)は、上端に配管(52)が接続され、下端が閉塞した円筒状の放水ヘッド(54)を具える。放水ヘッド(54)には、図3及び図4に示すように、ドラム側に放水口(55)が切欠き形成されている。放水口(55)は、外槽(20)に接続された環状部材(23)の対応箇所に貫通開設された凹み(25)(図5参照)に連通している。凹み(25)は、ドラム(30)の後方に向けて放水可能となるように、上面が後方下側に向けて傾斜している。従って、放水口(55)を通過した水は、環状部材(23)の凹み(25)の斜面に当たって、ドラム(30)の後方に拡散しながら放たれ、ドラム(30)内の洗濯物に直接水が掛けられる。
放水ヘッド(54)の下端には、図3及び図4に示すように、蓋体(17)に向けて開口する蓋体用放水口(56)が形成されている。蓋体用放水口(56)から放出された水は、蓋体(17)の透明板(18)を洗浄し、透明板(18)に付着した泡を除去して、透明板(18)を介したドラム(30)内の視認性を高めることができる。
外槽(20)からの排水は、外槽(20)の後方下端に設けられた排水手段(60)によって行なわれる。排水手段(60)は、バルブを有しており、バルブを閉じた状態では、外槽(20)内に水を溜め、バルブを開放した状態では、外槽(20)内の水を外部に排出する。
外槽(20)の閉塞した後面には、図1に示すように、外槽(20)内の水量を測定する水量検知手段(66)を具える。水量検知手段(66)は、外槽(20)の後面に取り付けられたエアトラップ(67)と、該エアトラップ(67)に接続されて上向きに延びるエアホース(68)と、エアホース(68)の上端に取り付けられた圧力センサ(69)からなる構成を例示することができる。
さらに、外槽(20)の閉塞した後面の上側近傍には、図1に示すように、密閉された外槽(20)に給水を行なった際に、外槽(20)内の圧力が高まることを防止するための空気逃し口(62)が配備されている。
洗濯物の乾燥は、図1に示すように、外槽(20)の後面から上面に延びる乾燥ユニット(64)により行なわれる。乾燥ユニット(64)は、外槽(20)の後面から上方に延び、外槽(20)の上面の前端に連通している風路(65)を有しており、該風路(65)内には、熱交換器、ファン及びヒータを具える。
上記構成のドラム式洗濯機(10)の制御は、筺体(12)の内部適所に配置された制御手段(70)により行なわれる。
図6は、制御手段(70)のブロック図である。制御手段(70)には、上記したモータ(34)、給水バルブユニット(40)、風呂水用ポンプ(48)、排水手段(60)、及び水量検知手段(66)が電気的に接続されており、これらは、制御手段(70)からの制御命令により、制御手段(70)に予め記憶された所定のプログラムに沿って作動するようになっている。
以下、本発明のドラム式洗濯機(10)の制御について説明する。
本発明は、すすぎ工程において、ドラム(30)を停止させることなく回転させ続けることにより、バランス工程の回数を低減するものである。
具体的には、本発明のドラム式洗濯機(10)は、すすぎ工程において、図7のタイミングチャートに示すように、ドラム(30)の回転数、即ち、モータ(34)の回転を制御手段(70)によって制御することにより、放水手段(50)による給水、排水中における洗濯物の偏在を防ぐようにしたものである。
なお、以下の説明では、ドラム(30)の回転数は、制御手段(70)によるモータ(34)の制御によって、高速1000rpm、中速500rpm、低速350rpm、極低速100rpmに制御可能であるものとする。ここで、低速とは、ドラム(30)内の洗濯物が、ドラム(30)の内面に張り付いた状態で回転することのできる速度を意味する。また、ドラム(30)の共振回転数は、上記の如きドラム式洗濯機(10)の場合、約150〜250rpmであり、低速よりも低い回転数である。
洗い工程が終了すると、すすぎ工程に入る。すすぎ工程では、図7に示すように、先行する洗い工程後の排水及び洗い後脱水を行ない、洗い後脱水が完了すると、ドラム(30)の回転を減速して、放水すすぎを行なう。
本実施例では、1回目すすぎ工程では、放水手段(50)により放水した後脱水する放水すすぎを2回繰り返し、2回目すすぎ工程で、注水手段(42)による溜めすすぎを行なうようにしている。
放水すすぎは、図7に示すように、排水手段(60)を開いた状態で、ドラム(30)の回転数を低速となるように調整し、給水バルブユニット(40)を切り替えて、ドラム(30)内に放水手段(50)から水道水を導く。放水手段(50)からの放水は、上記したように、ドラム(30)の奥側に多くの水が掛かるように行なわれるから、ドラム(30)の奥側に溜まりやすい洗濯物を効果的にすすぐことができる。
放水が完了すると、放水を止めて、中間脱水を実施する。中間脱水は、ドラム(30)の回転数を高速まで上げることにより行ない、洗濯物に含まれる水分を十分に除去する。
本発明のように、ドラム(30)を停止させることなく低速で回転させて、放水すすぎを行なうことにより、ドラム(30)内の洗濯物が、ドラム(30)に張り付いた状態を維持することができ、また、中速、高速回転に比べて、洗濯物が硬く張り付いていないので、洗濯物に水がしみ込みやすく、すすぎ効率を高めることができる。
また、ドラム(30)を低速回転させた状態で、放水を行なうことにより、ドラム(30)の内部に発生する気流を抑え、放水口(55)から放たれた水を効果的に洗濯物に当てることができる。特に、放水口(55)から離れたドラム(30)の奥側に向けて効果的に放水を行なうことができる。
ドラム(30)の回転が共振回転数を通過しないので、ドラム式洗濯機(10)の振動を抑えることもできる。
上記のように、1回の放水すすぎで多量の水を使用するよりも、2回以上に分けて放水すすぎを行なうことにより、すすぎ効率を高めつつ、節水を図ることができる利点がある。
放水すすぎを行なった後、排水手段(60)を閉じて、溜めすすぎを行なう。溜めすすぎは、図7に示すように、ドラム(30)を一旦止めて、給水バルブユニット(40)を注水手段(42)側に切り替え、ドラム(30)の内部に水を溜めた状態で実施する。このとき、風呂水が選択されていた場合には、ポンプ(48)から給水を行なう。
溜めすすぎ中に、外槽(20)の内部の水量が所定値よりも少ないと水量検知手段(66)により測定された場合には、放水手段(50)により給水しつつすすぎを行なうようにすることが望ましい。これにより、給水流量不足時のすすぎ性能を向上させることができる。特に、風呂水を利用したすすぎにおいて、風呂水がなくなった場合に有効である。
溜めすすぎでは、すすぎ効率を高めるために、図に示すように、モータ(34)の正転、逆転を繰り返し、ドラム(30)が正逆両方向に回転するように制御することが望ましい。溜めすすぎ完了後は、脱水工程に入る。
図8及び図9は、本発明のすすぎ工程を含む洗濯コースの一例を示している。
図8は、図7に示す放水すすぎを2回、溜めすすぎを1回行なう標準コースであり、図9は、放水すすぎを1回、溜めすすぎを1回行なうおいそぎコースを示している。おいそぎコースでは、放水すすぎの回数を減らすことにより、所要時間の短縮を図っている。
実施例は、負荷量、即ち、洗濯物の重量が9kgであり、所要時間は、標準コースが54分、おいそぎコースが42分に設定されている。
何れの場合も、放水すすぎでは、ドラム(30)の回転数を低速以上で維持しており、上記のようにすすぎ効率を高めることができるようにしている。
何れのコースにおいても、放水手段(50)による給水使用水量を、注水手段(42)による給水使用水量よりも少なくしており、且つ、放水手段(50)により給水した場合、すすぎ工程における脱水時間を、注水手段(42)により給水を行なった場合に比べて長くすることにより、少ない水量ですすぎ効率を高めるようにしている。
また、すすぎ効率を高めると共に、洗濯物の偏在を少なくするために、図8及び図9に夫々Cで示す撹拌工程や、最終脱水(図中Dで示す)において、脱水起動からドラム(30)の回転数を上げて、連続脱水に入る間に、放水手段(50)からの給水を行なうことが望ましい。最終脱水でもすすぎを取り入れることにより、すすぎ効率を向上させることができる。
上記実施例は、ドラム(30)が傾斜した状態で回転するドラム式洗濯機(10)について説明したが、ドラム(30)の回転軸が水平であるドラム式洗濯機にも本発明は適用できる。
また、放水手段(50)の放水ユニット(53)は、上記実施例に限定されず、例えば、放水ヘッド(55)を先端がドラム(30)の奥側に向けられたノズルや、多数の孔が開設されたシャワーヘッドの如き構成とすることもできる。
さらに、上記した洗濯コースには、適宜乾燥ユニット(64)を利用した乾燥工程を加えることもできる。
本発明は、放水すすぎにおいて、すすぎ効率を高めることができるドラム式洗濯機として有用である。
本発明のドラム式洗濯機の概略を示す図である。 筺体と外槽の支持状態を簡略化して示す断面図である。 放水手段の近傍を示す断面図である。 放水手段の拡大断面図である。 環状部材の要部拡大図である。 制御手段のブロック図である。 本発明のすすぎ工程のタイミングチャート図である。 本発明の標準コースのチャート図である。 本発明のおいそぎコースのチャート図である。 従来の標準コースのチャート図である。
符号の説明
(10) ドラム式洗濯機
(12) 筺体
(20) 外槽
(30) ドラム
(40) 給水バルブユニット
(42) 注水手段
(50) 放水手段
(55) 放水ヘッド
(60) 排水手段
(70) 制御手段

Claims (11)

  1. 筺体内に支持された外槽と、洗濯物を投入し、水平又は傾斜した状態で回転するドラムと、該ドラムを回転させるモータと、ドラム内の洗濯物に直接水を掛ける放水手段と、外槽内の水を排出する排水手段と、洗い工程、すすぎ工程及び脱水工程において、モータ、放水手段及び排水手段を制御する制御手段と、を具えたドラム式洗濯機において、
    制御手段は、すすぎ工程中、脱水の後、ドラムを停止させることなく回転させるようモータを駆動しつつ、放水手段による給水を行なうと共に、排水手段による外槽からの排水を行なうことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 制御手段は、放水手段による給水を行なう際のドラムの回転数が、少なくともドラムから洗濯物が離脱しない回転数となるようモータを制御する請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 制御手段は、放水手段による給水を行なう際のドラムの回転数が、ドラムの共振回転数よりも高い回転数となるようモータを制御する請求項1又は請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 制御手段は、すすぎ工程において放水手段による給水を行なう際のドラムの回転数が、脱水工程におけるドラムの回転数よりも低い回転数となるようモータを制御する請求項1乃至請求項3の何れかに記載のドラム式洗濯機。
  5. 制御手段により制御され、外槽の内部に給水する注水手段を具えており、
    制御手段は、すすぎ工程において、放水手段による給水使用水量を、注水手段による給水使用水量よりも少なくし、且つ、放水手段により給水する場合、すすぎ工程における脱水時間を、注水手段により給水を行なった場合に比べて長くする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のドラム式洗濯機。
  6. 制御手段により制御され、外槽の内部に給水する注水手段を具えており、
    制御手段は、すすぎ工程において、1回目を放水手段によるすすぎ、2回目を注水手段によるすすぎとなるよう制御する請求項1乃至請求項5の何れかに記載のドラム式洗濯機。
  7. 制御手段は、脱水工程において、ドラムの回転数が上昇する間に、放水手段による給水を行なう請求項1乃至請求項6の何れかに記載のドラム式洗濯機。
  8. 制御手段に接続され、外槽内の水の量を測定する水量検知手段を具え、
    制御手段は、すすぎ工程にて、注水手段によってドラム内部に水をためた状態ですすぎを行なう際に、水量検知手段により測定された外槽内の水量が、所定値よりも少ない場合には、放水手段により給水しつつすすぎを行なう請求項1乃至請求項7の何れかに記載のドラム式洗濯機。
  9. 注水手段は、風呂水等の溜め水をポンプにより吸引して供給可能であり、制御手段は、ポンプにより吸引して給水する場合には、放水手段による給水を、注水手段による給水に切り替え、外槽内に水を溜めた状態、又は、排水手段から水を排出可能な状態ですすぎを行なう請求項1乃至請求項8の何れかに記載のドラム式洗濯機。
  10. 筺体内に支持された外槽と、洗濯物を前方開口から投入し、水平又は傾斜した状態で回転するドラムと、該開口を閉じる蓋体と、ドラム内の洗濯物に直接水を掛ける放水手段と、を具えたドラム式洗濯機において、
    放水手段は、ドラムの前上方に放水を行なう放水ヘッドを具えており、該放水ヘッドは、ドラムの奥側に放水することを特徴とするドラム式洗濯機。
  11. 放水ヘッドは、一部を蓋体に向けて放水する請求項10に記載のドラム式洗濯機。
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