JP2007200131A - ホッパー装置、遊技機及びメダル貸出機 - Google Patents

ホッパー装置、遊技機及びメダル貸出機 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる直径のメダルを払い出すことで共通部品として使用する。
【解決手段】ホッパー装置35に組み込まれるロータリーディスクを2枚のロータリーディスク41,42から構成し、直径30mmのメダルを受け入れるメダル受け部55を備えたロータリーディスク41を、直径25mmのメダルを受け入れるメダル受け部65を備えたロータリーディスク42の上方に、且つ同軸となるように配置する。このホッパー装置35においてメダルの払い出しを行う場合には、遊技の際に使用されるメダルの直径に合わせたロータリーディスクを回転させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、メダル等の払い出しの際に作動するホッパー装置、また、このホッパー装置が組み込まれるスロットマシン等の遊技機や、メダル貸出機に関するものである。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称されている。このようなパチスロ機の場合、遊技を行う際に所定枚数のメダル(遊技媒体)を投入することで遊技を行うことが可能となり、遊技を行って入賞を得た場合には、パチスロ機の内部に設けられたホッパー装置が駆動して、その入賞に対して所定枚数のメダルが付与利益としてパチスロ機の下部に設けられた排出口から払い出されるようになっている。
上記したパチスロ機などのスロットマシンに組み込まれるホッパー装置は、その上部に設けられた貯留箱に貯留されたメダルをロータリディスクに設けられた開口等の受入れ部に受け入れ、受け入れたメダルを通路に向けて移動させるようになっている(例えば特許文献1参照)。また、このホッパー装置は、ロータリディスクによって移動するメダルが通路を通過するときに、払い出されるメダルによって回動するカウンタアームを備えており、このカウンタアームの動作をセンサによって検出することで、払い出されたメダルが、遊技を制御する制御回路装置によってカウントされる。そして、このカウント数がメダルの払い出し枚数と一致した場合に制御回路装置は、ホッパー装置の駆動を停止させる。これにより、メダルの払い出しが終了する。
特開2004−280770号公報
このような遊技場の島設備に配設されるスロットマシンは、投入されるメダルの直径が予め決まっており、異なる直径のメダルを投入したとしても、投入された異なる直径のメダルは排出口から払い出され、スロットマシンにおける遊技を行うことができないようになっている。これに合わせて、払い出されるメダルも、投入されるメダルと同一の直径のメダルを払い出すことが必須であり、スロットマシンには、投入されるメダルの直径に合わせた開口を有するロータリディスクを用いたホッパー装置が組み込まれている。しかしながら、スロットマシンで使用されるメダルの直径は、例えば直径25mm、或いは直径30mmの2種類のメダルが有るため、これらメダルの直径に合わせたメダルを払い出すホッパー装置をそれぞれ製造する必要があり、これらホッパー装置の共通化を図ることが難しいという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、異なる直径のメダルを払い出すことで共通部品として使用することができるようにしたホッパー装置、遊技機及びメダル貸出機を提供することを目的とする。
本発明のホッパー装置は、メダルを貯留するメダル貯留タンクを備え、このメダル貯留タンクに貯留されたメダルを排出するホッパー装置において、前記貯留タンクには、互いに径が異なる複数種のメダルのいずれかのメダルが貯留され、前記径の異なる複数種のメダルのうち、径の大きいメダルが進入可能な開口を備えた大径用ディスクと、前記大径用ディスクと同軸に、且つ前記大径用ディスクの下方に位置するように配置され、前記径の異なるメダルのうち、径の小さいメダルが進入可能な開口を備えた小径用ディスクと、これらディスクを回転させる駆動装置と、を備えたことを特徴とする。
前記大径用ディスクと小径用ディスクとが一体化されていることを特徴とする。
また、前記駆動装置は、前記大径用ディスクと、前記小径用ディスクとを、それぞれ相反する方向に回転させることを特徴とする。
前記径の大きいメダルが排出される大径用排出口と、前記大径用排出口の下方に設けられ、前記径の小さいメダルが排出される小径用排出口と、を備えていることを特徴とする。
また、前記案内通路は、前記ホッパー装置の外面に沿って形成されていることを特徴とする。
また、本発明の遊技機としては、上記記載のホッパー装置を備えていることを特徴とする。
また、本発明のメダル貸出機としては、上記記載のホッパー装置を備えていることを特徴とする。
本発明のホッパー装置は、メダルを貯留するメダル貯留タンクを備え、このメダル貯留タンクに貯留されたメダルを排出するホッパー装置において、前記貯留タンクには、互いに径が異なる複数種のメダルのいずれかのメダルが貯留され、前記径の異なる複数種のメダルのうち、径の大きいメダルが進入可能な開口を備えた大径用ディスクと、前記大径用ディスクと同軸に、且つ前記大径用ディスクの下方に位置するように配置され、前記径の異なるメダルのうち、径の小さいメダルが進入可能な開口を備えた小径用ディスクと、これらディスクを回転させる駆動装置と、を備えたから、例えばホッパー装置の共通化を図ることができ、スロットマシンを製造する際のコストを抑えることができる。
前記大径用ディスクと小径用ディスクとが一体化されているから、例えば新規のディスクを新たに製造するだけで済み、またホッパー装置を製造する際の製造工程を増やさずに済む。
また、前記駆動装置は、前記大径用ディスクと、前記小径用ディスクとを、それぞれ相反する方向に回転させるから、例えば、大径用ディスクと、小径用ディスクとを同一方向に回転させる場合には、大径用ディスクに設けられた開口から小径用ディスクに設けられた開口全体が露呈されるように、前記大径用ディスクと小径用ディスクとの位置関係を保持する、また、これらディスクの回転速度を同一にする等、予め構成上の制約を設ける必要があるが、これらディスクを相反する方向に回転させる場合には、そのような制約を設ける必要がないという利点がある。
前記径の大きいメダルが排出される大径用排出口と、前記大径用排出口の下方に設けられ、前記径の小さいメダルが排出される小径用排出口と、を備えているから、例えばこのようなホッパー装置がスロットマシンなどの遊技機やメダル貸出機に組み込まれた場合には、針金等の異物を挿入して、予め設定された払い出し数よりも多くのメダルを払い出すという不正行為をさせにくくするという効果がある。
本発明の第1実施形態となるホッパー装置がスロットマシンに組み込まれた場合について説明する。図1に示すように、スロットマシン2は、前面が開口された収納箱4と、この収納箱4の前面に設けられた前面扉5とからなる筐体3の内部に、第1リール10、第2リール11、第3リール12や、本発明のホッパー装置35(図2参照)等が配設された構成となっている。
前面扉5は、上部扉6と下部扉7との2枚の扉から構成されている。上部扉6には表示窓8が設けられ、この表示窓8の奥に第1リール10,第2リール11,第3リール12が配設されている。周知のように、第1リール10、第2リール11、第3リール12の外周には様々な図柄が一定ピッチで配列され、各リールが停止した状態では表示窓8を通して1リール当たり3個の図柄が観察される。これにより、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横3本斜め2本の合計5本設定されている。この表示窓8の側方には液晶表示装置等の表示装置13が設けられ、例えばアニメーション表示を利用した演出を行う。なお、表示窓8の数は1つに限定する必要はなく、例えば各々のリールを個別に表示する表示窓を複数設けるようにしてもよい。
下部扉7の上部には、ゲームの開始時に操作されるMAXベットボタン21、ペイアウトボタン22などの各種の操作ボタンが設けられている。なお、これらのボタンの機能はいずれも周知であるので、その詳細については省略する。また、これらボタンの近傍には、メダル投入が行われた後に操作されるスタートレバー23や、スタートレバー23の操作により回転するリールを停止させるための第1ストップボタン24,第2ストップボタン25,第3ストップボタン26が設けられている。なお、このメダル投入には、メダルをメダル投入口27から直接投入する場合の他に、クレジットされたメダルを使用する際に、MAXベットボタン21の操作を行った場合も含まれる。
また、下部扉7には、ゲームを行う際にメダルを投入するためのメダル投入口27が設けられている。メダル投入口27の奥にはセレクタが組み込まれ、不適正なメダルはメダル払出口28を介してメダル受け皿29に排出される。また、セレクタは、例えばゲームの途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入された等の不適切なタイミングでメダルの投入が行われたときに、投入されたメダルをメダル受け皿29に排出する。なお、ゲームの開始に先立って投入するメダルの枚数は3枚に限られているため、クレジット機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメダルはメダル受け皿29に排出される。なお、符号30は払い出しシュートであり、後述するホッパー装置35から払い出されたメダルを払出口28へと流下させる。
一方、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダルは、図示しないメダルセンサで検知され、例えば50枚を限度にスロットマシン2の内部に貯留される。このクレジット機能を用いているときには、前述したMAXベットボタン21の操作によりメダルの投入操作が行われ、その投入枚数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、ゲームの結果、入賞が得られたときには配当となるメダルもクレジットされ、ペイアウトボタン22を操作したときにクレジットされているメダル30がメダル受け皿29に払い出される。
次に、このスロットマシン2に組み込まれるホッパー装置35について、図2〜図5を参照して説明する。ホッパー装置35は、入賞に対するメダルの払い出しや、ペイアウトボタン22を押圧操作したときにクレジットされたメダルの払い出しを行う装置である。このホッパー装置35は、メダルを貯留する貯留箱(貯留タンク)40、2枚のロータリーディスク41,42、駆動装置43、これら部品が組み付けられる保持部材44から構成されている。
貯留箱40は、上面及び底面が開口され、且つ上面から底面に向けた断面積が小さくなる形状から構成されている。この貯留箱40の上面からは、メダル投入口27から投入されたメダルが送り込まれる他に、例えば遊技場に設置されたメダル供給装置からのメダルが送り込まれる。この貯留箱40の底面に設けられた開口45は円形状からなり、その開口45の一部を遮蔽する遮蔽片46が設けられている(図3参照)。この遮蔽片46には、貯留箱40を保持部材40に組み付けたときに、保持部材40に組み付けられたロータリーディスク41に向けて突出するピン47,48が設けられている。これらピン47,48は、ロータリーディスク41の上面に設けられた溝52、53にそれぞれ入り込む。例えばピン47は、溝52に入り込んだ状態と、メダル受け部55に入り込んだ状態との間で変化し、例えばメダル受け部55に入り込んだ状態となる場合には、メダル受け部55に受け入れられた直径30mmのメダル110(図6参照)を通路57に向けて押し出す。一方、ピン48は、溝53に入り込んだ状態と、通路57に入り込んだ状態との間で変化し、通路57に押し出された直径30mmのメダル110(以下、メダル110と称する)をロータリーディスク41の外周面41bに向けて押し出す。
このロータリーディスク(大径用ディスク)41は、例えばメダル110を使用するスロットマシンにホッパー装置35が組み込まれた場合に回転するディスクである。このロータリーディスク41の裏面の中心には、断面が円形状の凹部41aが設けられている。この凹部41aには、ギア50がクラッチ51を介して組み付けられている。なお、ギア50の回転中心と、このロータリーディスク41の回転中心とが一致するように、ロータリーディスク41とギア50とが組み込まれる。ギア50は、後述する2段ギア80のギア84が噛合することで、ロータリーディスク41を回転させる。上述したように、クラッチ51はギア50とロータリーディスク41との間に設けられている。このクラッチ51は、ギア50が所定方向に回転したときに、その回転をロータリーディスク41に伝達するために設けられている。なお、本実施形態では、2段ギア70が図3中A方向に回転したときにロータリーディスク41にその回転が伝達されるものとして説明する。これにより、ロータリーディスク41を図3中B方向にのみ回転させることができる。
このロータリーディスク41の上面には、ロータリーディスク41の回転中心と一致する中心を有する円環状の溝52,53が、ロータリーディスク41の外周方向に向けて、溝52、溝53の順で設けられている。これら溝52,53には、上述した貯留箱40の遮蔽片46に設けられたピン47,48がそれぞれ挿入される。これら溝52,53にピン47,48がそれぞれ挿入されることで、ロータリーディスク41の回転時には、後述するメダル受け部55に受け入れられたメダル110が、これらピン47,48に当接しながらロータリーディスク41の外周方向に押し出される。
このロータリーディスク41には、メダル110を受け入れるメダル受け部(開口)55が周方向に沿って、また溝52,53にそれぞれ連通するように、5カ所に設けられている。これらメダル受け部55は、その中心と隣り合うメダル受け部55の中心とが成す角度が同一の角度となるように配設されている。これらメダル受け部55は、メダル110を保持するために設けられている。メダル受け部55の底面55aには通過孔55bが設けられている。この通過孔55bは例えば直径25mmのメダル111(図11参照)をロータリーディスク42のメダル受け口65に落とし込むために設けられている。なお、この通過孔55bの直径R1は、直径25mmのメダル111(以下、メダル111と称する)の直径よりも大きく、メダル110の直径よりも小さい径から、つまり、25mm<R1<30mmの範囲からなる。
このロータリーディスク41の外周面41bには開口56が複数設けられている。これら開口56は、ロータリーディスク41の回転中心とメダル受け部55の中心とを結ぶ直線上に配置されている。これら開口56とメダル受け部55との間には、開口56とメダル受け部55とを連通させる通路57が設けられている。これにより、ロータリーディスク41のメダル受け部55に受け入れられたメダル110は、通路57の内部を移動した後に、開口56から送り出される。
ロータリーディスク(小径用ディスク)42は、例えばメダル111を使用するスロットマシンにホッパー装置35が組み込まれた場合に回転するディスクである。このロータリーディスク42の中心には、開口42aが設けられている。この開口42aには、ギア60がクラッチ61を介して組み付けられる。これにより、ロータリーディスク42の回転中心と、ギア60の回転中心が一致する。ギア60は、後述する2段ギア70のギア75が噛合することで、ロータリーディスク42を回転させる。クラッチ61はギア60とロータリーディスク42との間に設けられている。このクラッチ61は、ギア60が所定方向に回転したときに、その回転をロータリーディスク42に伝達するために設けられている。なお、本実施形態では、2段ギア70が図3中C方向に回転したときにロータリーディスク42にその回転が伝達されるものとして説明する。これにより、ロータリーディスク42を図3中D方向にのみ回転させることができる。
このロータリーディスク42には、メダルを受け入れるメダル受け部65が、ロータリーディスク42の周方向に沿って5カ所に設けられている。これらメダル受け部(開口)65は、その中心と隣り合うメダル受け部65の中心とが成す角度が同一の角度となるように配設されている。このロータリーディスク65の底面には、メダル受け部65からロータリーディスク42の外周面42bに延びる通路66が設けられている。この通路66は、メダル111よりも広い幅からなる溝から構成されている。
また、このロータリーディスク42の底面には、ロータリーディスク42の回転中心と一致する中心を有する円環状の溝67,68が、ロータリーディスク42の外周方向に向けて、溝67、溝68の順で設けられている(図10参照)。なお、溝67はメダル受け部65と、溝68は通路66とそれぞれ連通している。これら溝67,68は、それぞれ保持部材44の収納部81の底面81aに設けられたピン82,83が入り込む。ロータリーディスク42の回転時にはメダル受け部65に受け入れられたメダル111が、これらピン82,83に当接しながらロータリーディスク42の外周方向に押し出される。
駆動装置43は、2段ギア70、駆動機構71、及び駆動モータ72から構成されている。2段ギア70は、ロータリーディスク41のギア50に噛合するギア74と、ロータリーディスク42のギア60と噛合するギア75とから構成されている。この2段ギア70は、駆動機構71に連結されている。駆動機構71は、駆動モータ72の駆動を2段ギア70に伝達するために設けられている。この駆動機構71としては、ベルト機構、或いはギア機構等が挙げられる。駆動モータ72は、制御装置76からの駆動信号がドライバ77に入力されることで通電が行われ、駆動機構71を介して2段ギア70を図3中A方向、或いは図3中C方向のいずれか一方の方向に回転させる。例えば、図3中A方向に2段ギア80が回転した場合には、ロータリーディスク41が回転する。また、図3中C方向に2段ギア80が回転した場合には、ロータリーディスク42が回転する。なお、制御装置76には、予めメダルの直径によって回転する方向が異なる方向となるプログラムが記憶されており、例えばホッパー装置36をスロットマシン2に組み込む際に、制御装置76に接続された設定スイッチ78を操作することで、使用するメダルの直径を選択することができる。
保持部材44は、略箱形状から構成されており、その上面44aが傾斜した斜面から構成されている。この上面44aの略中央には、円筒形状に窪んだ収納部81が設けられており、この収納部81に、2段ギア70、ロータリーディスク41,42がそれぞれ収納される。この収納部81の底面81aには、ロータリーディスク42に設けられた溝部67,68に入り込むピン82,83が立設されている。ピン82は、ロータリーディスク42が回転すると、ロータリーディスク42の溝67に入り込んだ状態から、メダル受け部65に入り込んだ状態との間で変化する。例えばピン82がメダル受け部65に入り込んだ状態になると、メダル受け部65に受け入れられたメダル111を通路66に向けて押し出す。また、ピン83は、ロータリーディスク42の溝68に入り込んだ状態と、通路66に入り込んだ状態と間で変化する。ピン83が通路66に入り込んだ状態に変化すると、通路66に押し出されたメダル111と当接し、メダル111をロータリーディスク42の外周に向けて送り出す。
この保持部材44の上面44aには、収納部81と保持部材44の側面44bに向けた通路84が形成されている。この通路84は、メダル110よりも広い幅を有する溝から構成され、ロータリーディスク41の開口56から送り出されたメダル110をこの通路84に連通する排出口(大径用排出口)85を介して払い出しシュート30に送り出す。なお、この通路85の内部には、後述するカウンターアーム90の被押圧部92が突出しており、このカウンターアーム90によって通路85に送り出されたメダル110が排出口85に向けて弾き出される。
この通路84の下方には、収納部81から保持部材44の側面44bに向けて、また収納部81の底面81aと同一の底面を有する通路86(図2参照)が設けられている。この通路86は、メダル111よりも広い幅を有する通路から構成されている。この通路86は保持部材44の側面44bに設けられた排出口(小径用排出口)87に連通している。この通路86の内部には、後述するカウンターアーム95の被押圧部97が突出しており、通路86に送り出されたメダル111がカウンターアーム95によって排出口87に向けて弾き出される。
カウンターアーム90は、ロータリーディスク41から払い出されるメダル110を保持部材44の溝部84を介して排出口85に向けて弾き出すために設けられている。このカウンターアーム90は、軸部91と、被押圧部92と、これらを連結する連結部93とを備えている。軸部91は、保持部材44の内部に軸支されている。この軸部91には、カウンターアーム90が回動したときに、後述するフォトインタラプタ103によって、その回動が検知されるインデックス91aが設けられている。被押圧部92は、保持部材44の通路84に設けられたガイド孔84aに挿通されることで通路84に突出した状態で保持される。この被押圧部92は、ロータリーディスク41から送り出されるメダル110の周面に押圧されることで、図5中点線で示す位置(以下、初期位置)から、図5中二点差線に示す位置まで押圧される。なお、このカウンターアーム90の連結部93には、バネ101が組み付けられており、このバネ101によりカウンターアーム90が初期位置に保持されている。
カウンターアーム95は、ロータリーディスク42によって送り出されるメダル111を排出口87に向けて弾き出すために設けられている。このカウンターアーム95は、上述したカウンターアーム90と同様に、軸部96と、被押圧部97と、これらを連結する連結部98とを備えている。軸部96は、保持部材44の内部に軸支されている。この軸部96には、カウンターアーム95が回動したときに、後述するフォトインタラプタ104によってその回動が検知されるインデックス96aが設けられている。被押圧部97は、保持部材44に設けられたガイド孔100に挿通されることで、通路86に入り込む。この被押圧部97は、ロータリーディスク42から送り出されるメダル111の周面に押圧されることで、図5中点線で示す位置(以下、初期位置)から、図5中二点差縁に示す位置まで押圧される。なお、このカウンターアーム95の連結部98には、バネ104が組み付けられており、このバネ104によりカウンターアーム95は初期位置に保持されている。
フォトインタラプタ(以下、PIと称する)103は、カウンターアーム90が回転したときに、カウンターアーム90の軸部91に設けられたインデックス91aを検知するために設けられている。このフォトインタラプタ103によってインデックス91aが検知されると、その検知信号が制御装置76に出力される。制御装置76は、駆動モータ72が作動しているときにPI103から検知信号が出力されたか否かを判定し、駆動モータ72が作動しているときに出力された検知信号である場合には、その検知信号をカウントする。そして、そのカウント数が、入賞に対して払い出すメダル数に一致した場合には、ドライバ77に対して駆動モータ72の駆動を停止させる信号、つまり停止信号を出力する。これにより、駆動モータ72の駆動が停止される。同様にして、PI104は、カウンターアーム95が回転したときに、カウンターアーム95の軸部96に設けられたインデックス96aを検知するために設けられている。
次に、このようなホッパー装置35が直径30mmのメダル110を使用するスロットマシン2に組み込まれた場合について図6〜図9に基づいて説明する。メダルの払い出しを行う場合には、制御装置76はドライバ77を介して駆動モータ72を駆動させ、2段ギア70を図3中A方向に回転させる。このとき、2段ギア70のギア74はロータリーディスク71のギア50と噛合しており、クラッチ51により図4中A方向の回転は許可されるので、ロータリーディスク41が図4中B方向に回転する。一方、2段ギア70のギア75は、ロータリーディスク42のギア60と噛合しているが、クラッチ61により回転しない。
ロータリーディスク41の図6中B方向への回転により、貯留箱40の最下部に貯留されるメダルのいずれかがロータリーディスク41のメダル受け部55のいずれかに入り込む。このときメダル受け部55の底面55aによって、メダル110はメダル受け部55に入り込んだ状態で保持される。このときもロータリーディスク41は回転しているから、メダル受け部55に入り込んだメダル110は、ロータリーディスク41とともに回転する。ロータリーディスク41の回転によって、溝52に入り込んでいた状態を維持していたピン47が、溝52からメダル受け部55に入り込んだ状態に変化すると、メダル受け部55に受け入れられたメダル110がピン47に当接され、ロータリーディスク41の外周方向に向けて(図6中E方向に)押し出されていく。
ピン47に当接されることで、回転するロータリーディスク41の外周方向に押し出されるメダル110は通路57の内部を移動していく。ロータリーディスク41の回転により、溝53に入り込んでいた状態を維持していたピン48が、溝53から通路57に入り込んだ状態に変化すると、メダル110がさらにロータリーディスク41の外周方向に押し出される。この際、図7に示すように、ロータリーディスク41の外周方向に押し出されたメダル110がカウンターアーム90の被押圧部92に当接され、メダル110は図7中F方向に押圧される。このとき、通路57に入り込んだ状態となるピン48と、カウンターアーム90の被押圧部92との距離がメダル110の直径よりも狭い間隔からなるので、ロータリーディスク41の外周方向に移動するメダル110は、カウンターアーム90の被押圧部92に当接した後、カウンターアーム90の被押圧部92を押圧する。これにより、カウンターアーム90が図8中G方向に回転する。そして、カウンターアーム90が図8中G方向に所定量回転すると、PI103によってカウンターアーム90のインデックス91aが検知され、その検知信号が制御装置76に出力される。これにより、その検知信号がカウントされる。
ロータリーディスク41の回転によって、通路57の側壁57aとピン83との間隔が狭くなる。これにより、メダル110は図8中H方向に押し出されていく。図9に示すように、メダル110が押し出されることで、メダル110の周面が溝部84の側壁84bに当接する。この状態においても、メダル110がピン83と通路57の側壁57aのそれぞれと当接されており、ピン83と通路57の側壁57aとの間隔が狭くなることから、メダル110が溝部84に向けて押し出されていく。このとき、メダル110が当接するカウンターアーム90の被押圧部92は、バネ101の復帰力によって図9中I方向に回転し、メダル110がカウンターアーム90によって弾き出される。これにより、メダル110が図9中J方向に弾き出され、保持部材44の側面44bに設けられた排出口85から排出シュート30に排出される。その後、排出シュート30の内部を落下したメダル110は、スロットマシン2の払い出し口28に払い出される。その後、制御装置76によるカウント数が、払い出すメダル数に一致するまで駆動モータ72が駆動し、上述した動作と同様の動作でメダル110が払い出されてく。そして、制御装置76によるカウント数が払い出すメダル数に一致したときに、駆動モータ72の駆動が停止される。
次に、このようなホッパー装置35が直径25mmのメダル111を使用するスロットマシン2に組み込まれた場合について図10〜図15に基づいて説明する。この場合、駆動モータ72を駆動させ、2段ギア70を図3中C方向に回転させる。このとき、2段ギア70のギア74は、ロータリーディスク41のギア50と噛合しているが、クラッチ51によってロータリーディスク41は回転しないようになっている。一方、2段ギア70のギア75はロータリーディスク42のギア60と噛合しており、クラッチ61が作用することで、ロータリーディスク42が図3中D方向に回転する。
図10に示すように、ロータリーディスク42が回転する場合、貯留箱40に貯留される最下層のメダル111はロータリーディスク41のメダル受け部55に入り込んでいる。しかしながら、ロータリーディスク41の受け入れ部55に設けられた開口55bと、ロータリーディスク42の受け入れ部65が一致していないので、ロータリーディスク42の受け入れ部65には、メダル111が落とし込まれない。
そして、図11に示すように、ロータリーディスク41のメダル受け部55に設けられた開口55bと、ロータリーディスク42のメダル受け部65とが一致する(ロータリーディスク42のメダル受け部65が、ロータリーディスク41のメダル受け部55に設けられた開口55bから露呈される)ときに、メダル受け部55に設けられた開口55bからメダル111がロータリーディスク42のメダル受け部65に落とし込まれる。
メダル111がメダル受け部65に落とし込まれた後も、ロータリーディスク41は図12中D方向に回転しているので、ロータリーディスク42の回転とともに、メダル受け部65に入り込んだメダル111も回転する。このロータリーディスク42の回転時に、溝67に入り込んでいた状態を維持していたピン82が、メダル受け部65に入り込んだ状態に変化する。このとき、メダル受け部65に落とし込まれたメダル111がピン82に当接され、メダル111が図12中K方向に移動する。また、溝68に入り込んでいた状態を維持していたピン83が通路66に入り込んだ状態に変化する。これにより、ロータリーディスク42の外周方向に移動していたメダル111が、ピン83と当接した後、通路66の側壁66aとピン83とに挟持される(図13参照)。
ロータリーディスク42が図13中D方向に回転することで、側壁66aとピン83との間の距離が狭くなり、メダル111がロータリーディスク42の外周に向けて(図13中L方向に向けて)押し出される。これにより、メダルの周面が通路86に入り込み、通路86の側壁86aに当接される。このとき、メダル111は、通路66の側壁66aとピン83とによって挟持されており、通路66の側壁66aとピン83との間が狭くなるので、メダル111が通路86の内部にさらに図14中N方向に押し出される。
この過程で、メダル111の周面がカウンターアーム95の被押圧部97に当接され、カウンターアーム97が図13中M方向に回転し始める。そして、カウンターアーム95が所定量回転すると、軸部96に設けられたインデックス96aがPI104によって検知され(図14参照)、その検知信号が制御装置76に出力される。これにより、制御装置76によって、検知信号の数がカウントされる。
ロータリーディスク42の通路66の側壁66aとピン83によって挟持されたメダルは、さらにロータリーディスク42の外周に向けて(図14中N方向に)押し出される。この押し出されたメダルの一部は、通路86に入り込んだ後、通路86の側壁86aに当接される(図14参照)。このとき、メダル111は、通路66の側壁66aと通路86の側壁86aとによって挟持されることになるが、これら側壁66a,86aの間が狭くなるので、メダル111が通路86の内部にさらに図14中N方向に押し出される。
メダル111が通路86に押し出されていく過程で、カウンターアーム95の被押圧部97と、通路86の側壁86aとの距離がメダルの直径以下になるので、カウンターアーム95がバネの復帰力を受けて、図15中O方向に回転し始める。これにより、メダル111が排出口87に向けて(図15中N方向に)弾き出される。この弾き出されたメダル111は、保持部材44の側面44bに設けられた排出口87を介して排出シュート30に排出された後、スロットマシン2の払い出し口28に払い出される。その後、制御装置76によるカウント数が、払い出すメダル数に一致するまで駆動モータ72が駆動し、上述した動作と同様の動作でメダルが払い出されてく。そして、制御装置76によるカウント数が払い出すメダル数に一致したときに、駆動モータ72の駆動が停止される。
これにより、使用するメダルが予めわかっているスロットマシンに対して、同一のホッパー装置を組み込むことが可能となるため、部品の共通化を図ることができる。また、複数の排出口が設けられているホッパー装置35をスロットマシンに組み込むことで、例えば払い出し口28から針金等の異物を挿入して、メダルの払い出し時に不正にカウンターアームを操作し、多くのメダルを不正に払い出させる行為(所謂、ゴト行為)が行われた場合、実際に遊技に使用するメダルの直径とは異なるメダルのカウントを行うカウンターアームを不正に操作することがあり、この場合には、回転しているロータリーディスクが異なるため、不正に多くのメダルを払い出させる不正行為を防止することができる。また、予め設定スイッチによって組み込まれるスロットマシンで使用されるメダルの直径を設定しておけば、回転させないロータリーディスクに対応したカウンターアームが操作されることで、制御装置76に検知信号が出力され、制御装置76においてエラー処理を実行させることが可能になる。これにより、より多くのメダルを不正に払い出させようとするゴト行為を防止することが可能となる。
本実施形態では、ロータリーディスクの回転方向をそれぞれ異なる方向としたが、これに限定する必要はなく、例えば同方向に回転させることも可能である。この場合、メダルをロータリーディスクの外周方向に押し出すピンの位置を変える、また、カウンターアームの位置を変える必要がある他に、上方に配置されるロータリーディスクに設けられるメダル受け部に設けられた開口から、下方に配置されるメダル受け部が常に露呈されるように配置し、2枚のロータリーディスクの回転速度を合わせるようにする必要がある。なお、この場合には、カウンターアームを共通化することができる。
本実施形態では、一方のロータリーディスクのみを回転させる形態としているが、これに限定する必要はなく、2枚のロータリーディスクをそれぞれ回転させるようにすることも可能である。この場合、2枚のロータリーディスクの回転方向は、同一方向でも、相反する方向でも良い。なお、2枚のロータリーディスクを同一の方向に回転させる場合には、一方のロータリーディスクの回転速度を、他方のロータリーディスクの回転速度よりも速くする、或いは、それぞれのロータリーディスクに設けられたメダル受け部の位置が一致させるように組み込み、同一の回転速度で回転させる必要がある。
本実施形態では、ホッパー装置に組み込まれるロータリーディスクを、直径25mmのメダル用のロータリーディスクと、直径30mmのメダル用のロータリーディスクの2枚構成としたが、これに限定する必要はなく、これら2枚のロータリーディスクを一体化してもよい。以下では、これら2枚のロータリーディスクを一体化した場合について、第2実施形態として説明する。
図16に示すように、ホッパー装置120に組み込まれるロータリーディスク121は、大径用ディスク122と小径用ディスク123との2枚のディスクからなる。これらディスク122,123は、小径用ディスク123のメダル受け部125が大径用ディスク122のメダル受け部124に設けられた開口124bから露呈するように、一体に組み付けられた構成からなる。第2実施形態では、2枚のディスク122、123を一体に組み付けた場合について説明をするが、これに限定する必要はなく、このようなロータリーディスクを一体成形品から製造することも可能である。
大径用ディスク122には、直径30mmのメダル160(図18参照)を受け入れるメダル受け部124が大径用ディスク122の周方向に沿って5カ所に設けられている。これらメダル受け部124は、その中心と隣り合うメダル受け部124の中心とが成す角度が同一の角度となるように配設されている。この大径用ディスク122の外周面122aであって、大径用ディスク122の中心とメダル受け部124の中心とを結ぶ直線上となる位置には、送り出し口122bが設けられている。この送り出し口122bとメダル受け部124とを連通する通路125が、大径用ディスク122に設けられている。(図18参照)。なお、このメダル受け部124の底面124aには直径25mmのメダル161(図22参照)を落とし込むための開口124bが設けられている。
また、大径用ディスク122の上面には、円環状の溝126、127が、ディスクの外周に向けて、溝126、溝127の順で設けられている。これら溝126,127は、その中心が大径用ディスク122の中心と一致するように設けられている。なお、溝126,127は、それぞれメダル受け部124と連通するように設けられている。これら溝126,127には貯留箱128の底面に設けられたピン128a,128bがそれぞれ挿入される(図18参照)。なお、ピン128aは、ロータリーディスク121が回転すると、大径用ディスク122の溝126に入り込んだ状態とメダル受け部124に入り込んだ状態との間で変化し、ピン128aがメダル受け部124に入り込んだ状態に変化すると、メダル受け部124に受け入れられた直径30mmのメダル160(以下、メダル160と称する)を通路125に向けて押し出す。ピン128bは、ロータリーディスク121が回転すると、大径用ディスク123の溝127に入り込んだ状態と、通路125に入り込んだ状態との間で変化し、ピン128aが通路125に入り込んだ状態に変化すると、通路125に押し出されたメダル160を大径用ディスク122の外周方向に向けて押し出す。
また、この大径用ディスク122の裏面の中心には挿入穴129が設けられており、この挿入穴129に、後述する駆動装置135に連結される回転軸136が嵌合する。これにより、回転軸136の軸中心と、ロータリーディスク121の回転中心とが同軸となるように組み立てられる。
小径用ディスク123には、直径25mmのメダル161(図22参照)を受け入れるメダル受け部130が小径用ディスク123の周方向に沿って5カ所に設けられている。これらメダル受け部130は、その中心と隣り合うメダル受け部130の中心とが成す角度が同一の角度となるように配設されている。この小径用ディスク123の裏面には、メダル受け部130から小径用ディスク123の外周面に向けて通路131が設けられている(図23参照)。この通路131は、直径25mmのメダル161(以下、メダル161と称する)よりも幅の広い溝から構成されている。小径用ディスク123の裏面には、円環状の溝132,133が、ディスクの中心から外周に向けて、溝132,溝133の順で設けられている。なお、溝132はメダル受け部130と、溝133は通路131とそれぞれ連通している。これら溝132,133には保持部材140の収納部141の底面141aに設けられたピン142,143が入り込む。なお、符号134は、駆動装置135に連結される回転軸136が挿通される挿通孔である。
駆動装置135は、例えばモータとギア機構とから構成されており、これら部材が保持部材140に組み込まれる。この駆動装置135は、制御装置137からの駆動信号を受けて駆動する。この駆動装置135が駆動すると、この駆動装置135に連結される回転軸136が回転することになる。この回転軸136には、ロータリーディスク121が嵌合されているので、回転軸136が回転することでロータリーディスク121が回転する。以下では、ロータリーディスク121は、図18中P方向に回転するものとして説明する。なお、駆動装置135として、モータとギア機構との例を挙げたが、これに限定する必要はなく、例えばモータとベルト機構とから構成してもよい。
保持部材140は、上述したロータリーディスク121と、駆動装置135とが組み付けられる他に、カウンターアーム147とフォトインタラプタ148が組み付けられる。なお、保持部材140は、その上面140aにロータリーディスク121が収納される収納部141を備えている。収納部141の底面141aには、ピン142、143が突設されている。ピン142はロータリーディスク121の回転時に、小径用ディスク123の溝132に入り込んだ状態と、メダル受け部130に入り込んだ状態との間で変化する。例えば小径用ディスク123のメダル受け部130に入り込んだ状態に変化すると、メダル受け部130に入り込んだメダル161を通路131に向けて押し出す。ピン143は、ロータリーディスク121の回転時に、小径用ディスク123の溝133に入り込んだ状態と、通路131に入り込んだ状態との間で変化する。例えば、ピン143が通路131に入り込んだ状態に変化すると、通路に押し出されたメダル161をロータリーディスク121の外周方向に押し出す。
保持部材140の上面140aには、収納部141から保持部材140の側端縁に向けて通路144が設けられている。この通路144は、大径用ディスク122から送り出されるメダル160が送り出される溝から構成されている。この通路144は、保持部材140側面に設けられた排出口(大径用排出口)150に連通している。この通路144にはピン145が突設されており、このピン145とカウンターアーム147の被押圧部156とにメダルが挟持されることで、メダルが初期位置に復帰するカウンターアーム147によって弾き出される。
この通路144の下方であって、収納部141から保持部材140の側面140bに向けて通路146が設けられている。この通路146は、保持部材の側面に設けられた排出口(小径用排出口)151に連通しており、小径用ディスク123から送り出されるメダル161が送り出される。なお、この通路には、後述するカウンターアームの被押圧部が突出されており、小径用ディスク123から送り出されたメダルは、カウンターアーム147によって弾き出される。
図17に示すように、カウンターアーム147は、ロータリーディスク121の回転によって大径用ディスク122から送り出されるメダル160と、小径用ディスク123から送り出されるメダル161とを兼用して保持部材140の側面140bに設けられた排出口150,151に弾き出す構成となっている。カウンターアーム147は、第1実施形態で使用されるカウンターアームと同様に、軸部155と、被押圧部156と、これらを連結する連結部157とから構成されている。軸部155は、カウンターアーム147の回転軸であり、この軸部155を介してカウンターアーム147が保持部材140に回転自在に組み付けられている。この軸部155には、インデックス155aが設けられている。このインデックス155aは、カウンターアーム147が回転したときにフォトインタラプタ148によって検知される。
被押圧部151は、通路144及び通路146の内部に突出するように保持されており、ロータリーディスク121から送り出される直径30mmのメダル、又は直径25mmのメダルのいずれかによって押圧される。この押圧を受けてカウンターアーム147が軸部155を中心にして回転する。なお、このカウンターアーム147にはバネ158が組み付けられており、このバネ158によって、カウンターアーム147が、図17中点線に示す位置(以下、初期位置)に保持される。なお、カウンターアーム147が初期位置にある場合には、被押圧部156が通路144及び通路146の内部に突出する。
フォトインタラプタ148は、カウンターアーム147が初期位置から、図17中二点差線に示す位置まで回転した際に、インデックス155aを検知する。インデックス155aを検知すると、フォトインタラプタ148から検知信号が制御装置137に出力する。これを受けて、制御装置137は入力された検知信号をカウントし、そのカウント数が、払い出すメダル数に一致しているか否かを判定する。そして、カウント数が払い出すメダル数以下の場合には、引き続き駆動装置135を駆動させる。一方、カウント数が払い出すメダル数と一致している場合には、制御装置137は駆動装置135の駆動を停止させる。
次に、第2実施形態のホッパー装置120の動作について説明する。まず、このようなホッパー装置120がメダル160を使用して遊技を行うスロットマシンに組み込まれた場合、貯留箱128にはメダル160が貯留されており、貯留箱128の最下部に位置するメダル160は、ロータリーディスク121が回転したときに、ロータリーディスク121の大径ディスク122に設けられたメダル受け部124に入り込む。ロータリーディスク121が回転すると、メダル受け部124に受け入れられたメダル160が、貯留箱128の底面から突出するピン128aに当接され、図18中Q方向に押し出されていく。
図19に示すように、この押し出されたメダル160はピン128aと、メダル受け部124に連通する通路125の側壁125aとのそれぞれに当接した状態となる。このときもロータリーディスク121は回転しているから、メダル160は、図19中R方向に移動する。この移動する過程で、通路125に入り込んだ状態に変化したピン128bにメダル160が当接され、ピン128bとメダル受け部124に連通する通路125の側壁125aとのそれぞれに当接した状態となる(図20参照)。ロータリーディスク121の回転によって、ピン128bと、通路125の側壁125aとの距離が狭くなるので、ピン128bと通路125の側壁125aとによって挟持されたメダル160が、徐々にロータリーディスク121の外周に向けて押し出される。そして、押し出されたメダルが通路144に送り出されていく。
図20に示すように、メダル160が通路144に送り出される過程で、メダル160が通路144に設けられたピン145に当接され、その移動方向が図20中S方向となる。また、図20中S方向に移動するメダル160は、カウンターアーム147の被押圧部156に当接され、被押圧部156を図20中T方向に押圧していく。この押圧の際に、カウンターアーム147の軸部155に設けられたインデックス155aがフォトインタラプタ148によって検知される。なお、フォトインタラプタ148によってインデックス155aが検知されると、その検知信号がフォトインタラプタ148から制御装置137に出力される。
カウンターアーム147の被押圧部156を押圧するメダル160は、ロータリーディスク121の回転によって通路125の側壁125aとピン145との間の距離が狭くなることで、保持部材140の通路144に押し出されていく。このとき、通路144に設けられたピン145と、カウンターアーム147の被押圧部155のそれぞれはメダル160に当接されている。なお、カウンターアーム147にはバネ158が組み付けられているので、メダル160が通路144に送り出されていく過程でカウンターアーム147の回転方向が、図20中T方向から、図21中U方向に変化する。これを受けて、通路144に入り込んだメダル160が被押圧部156によって弾き出される。これにより、保持部材140の側面140bに設けられた排出口150からメダル160が排出される。なお、制御装置135では、フォトインタラプタ148からの検知信号をカウントしており、そのカウント数が払い出すメダル数となる場合に、駆動装置137の駆動を停止させる。
一方、このホッパー装置120が、メダル161を使用して遊技を行うスロットマシンに組み込まれた場合、貯留箱128にはメダル161が貯留されており、貯留箱128の最下部に位置するメダル161は、ロータリーディスク121が回転したときに、ロータリーディスク121の大径ディスク122に設けられたメダル受け部124に入り込んだ後、メダル受け部124の底面124aに設けられた開口124bから、小径ディスク123のメダル受け部130に落とし込まれる。
この場合も駆動装置137によってロータリーディスク121が図22中P方向に回転する。収納部141の底面141aに設けられたピン142は、小径用ディスク123の底面に設けられた溝132にそれぞれ入り込んでおり、ロータリーディスク121が回転することによって、ピン142が溝132に入り込んだ状態からメダル受け部130に入り込んだ状態に変化する。このとき、メダル受け部130に受け入れたメダル161がピン142に当接するので、メダル161が、通路131の側壁131aに摺接しながらロータリーディスク121の外周に向けて(図23中V方向に)送り出されていく。
さらに、ロータリーディスク121が回転すると、ピン143が溝133に入り込んだ状態から通路131に入り込んだ状態に変化するので、メダル161がピン143と当接し、通路131の側壁131aとピン143とに挟持される。なお、ロータリーディスク121は回転しているから、通路131の側壁131aとピン143との間の距離が狭くなるので、メダル161が図24中W方向に押し出されていく。この送り出されていく過程で、メダル161の周面がカウンターアーム147の被押圧部156と当接し、被押圧部156を図24中T方向に押圧していく。そして、メダル161が、通路146の側壁146aに当接される。この当接の際にも、ピン143と通路131の側壁131aとによってメダル161が挟持されており、ロータリーディスク121の回転によって、ピン143と通路131の側壁131aとの距離が狭くなり、メダル161が図25中X方向に押し出される。
メダル161が図25中X方向に押し出されると、メダル161は、通路131の側壁131aと、通路146の側壁146aとによって挟持される。なお、ロータリーディスクの回転によって、これら側壁131a、146aの距離が狭くなるので、メダル160が通路146に押し出されていく。このとき、メダル161は被押圧部156を図24中T方向に押圧するので、カウンターアーム147が図24中T方向に回転する。カウンターアーム147が図24中T方向に回転することで、軸部155に設けられたインデックス155aがフォトインタラプタ148によって検知される。
一方、ロータリーディスクは回転しているので、通路131の側壁131aと、通路146の側壁146aとの距離が狭くなり、メダル161が通路146の内部に送り込まれていく。カウンターアーム147にはバネ158が組み付けられているので、メダル161が通路146の内部に送り込まれる過程で、カウンターアーム147の回転方向が図24中T方向から図25中U方向へと変化する。これにより、被押圧部156がメダル161を弾き出す。この弾き出されたメダル161は、排出口151から排出される。この場合も、メダル160を排出するときと同様に、制御装置135において、フォトインタラプタ148からの検知信号をカウントしており、そのカウント数が払い出すメダル数となる場合に、駆動装置137の駆動を停止させる。
第2実施形態の場合には、メダル160を使用するスロットマシン、又はメダル161を使用するスロットマシンのいずれかに組み込まれる形態としているが、これに限定する必要はなく、メダル160、メダル161の両方を使用できるスロットマシンに用いることも可能である。この場合、メダル投入口から投入されるメダルを、メダルの大きさ毎に振り分ける振り分け装置と、振り分け装置によって振り分けられたメダルの真贋判定を行うセレクタをメダルの大きさに合わせて複数設ける必要がある。
本実施形態では、ホッパー装置をスロットマシンに組み込んだ場合について説明しているが、例えば、遊技を行う際にメダルの貸し出しを行うメダル貸出機に本発明のホッパー装置を組み込むことが可能である。
本発明のスロットマシンを示す斜視図である。 第1実施形態のホッパー装置の構成を分解して示す斜視図である。 貯留箱の裏面の構成を示す正面図である。 ロータリーディスク、及び駆動装置の構成を示す正面図である。 保持部材の上板の構成を示す正面図である。 ロータリーディスクのメダル受け部に入り込んだメダルがメダル受け部に入り込んだピンに当接した状態を示す正面図である。 メダルがカウンターアームの被押圧部に当接した状態を示す正面図である。 メダルがカウンターアームを押圧した状態を示す正面図である。 カウンターアームによってメダルが弾き出される直前の状態を示す正面図である。 下方のロータリーディスクを回転させたときに、上方のロータリーディスクのメダル受け部の開口から、下方のロータリーディスクのメダル受け部が露呈されない状態を示す正面図である。 下方のロータリーディスクを回転させたときに、上方のロータリディスクのメダル受け部の底面の開口から、下方のロータリーディスクのメダル受け部が露呈された状態を示す正面図である。 下方のロータリーディスクのメダル受け部にメダルが受け入れられた状態を示す正面図である。 メダルがカウンターアームの被押圧部に当接した状態を示す正面図である。 メダルがカウンターアームの被押圧部を押圧した状態を示す正面図である。 メダルがカウンターアームによって弾き出される直前の状態を示す正面図である。 第2実施形態のホッパー装置の構成を分解して示す斜視図である。 カウンターアーム近傍の構成を示す正面図である。 直径30mmのメダルを払い出すときであって、メダルがピンに当接した状態を示す正面図である。 メダルがピンと通路の側壁によってロータリーディスクの外周に向けて押し出される状態を示す正面図である。 メダルがカウンターアームを押圧した状態を示す正面図である。 カウンターアームによってメダルが弾き出される直前の状態を示す正面図である。 直径25mmのメダルが小径用ディスクのメダル受け部に受け入れられた状態を示す正面図である。 メダルがピンに当接した状態を示す正面図である。 メダルが小径用ディスクの溝の側壁とピンとによって挟持された状態を示す正面図である。 メダルがカウンターアームによって弾き出される直前の状態を示す正面図である。
符号の説明
2 スロットマシン
3 筐体
35,120 ホッパー装置
40 貯留箱(貯留タンク)
41 ロータリーディスク(大径用ディスク)
42 ロータリーディスク(小径用ディスク)
55,65,124、130 メダル受け部(開口)
43 駆動装置
85,150 排出口(大径用排出口)
87,151 排出口(小径用排出口)
121 ロータリーディスク
122 大径用ディスク
123 小径用ディスク

Claims (6)

  1. メダルを貯留するメダル貯留タンクを備え、このメダル貯留タンクに貯留されたメダルを排出するホッパー装置において、
    前記貯留タンクには、互いに径が異なる複数種のメダルのいずれかのメダルが貯留され、
    前記径の異なる複数種のメダルのうち、径の大きいメダルが進入可能な開口を備えた大径用ディスクと、
    前記大径用ディスクと同軸に、且つ前記大径用ディスクの下方に位置するように配置され、前記径の異なるメダルのうち、径の小さいメダルが進入可能な開口を備えた小径用ディスクと、
    これらディスクを回転させる駆動装置と、を備えたことを特徴とするホッパー装置。
  2. 前記大径用ディスクと、小径用ディスクとが一体化されていることを特徴とする請求項1記載のホッパー装置。
  3. 前記駆動装置は、前記大径用ディスクと、前記小径用ディスクとを、それぞれ相反する方向に回転させることを特徴とする請求項1記載のホッパー装置。
  4. 前記径の大きいメダルが排出される大径用排出口と、
    前記大径用排出口の下方に設けられ、前記径の小さいメダルが排出される小径用排出口と、を備えていることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のホッパー装置。
  5. 請求項1〜4いずれか記載のホッパー装置を備えていることを特徴とする遊技機。
  6. 請求項1〜4いずれか記載のホッパー装置を備えていることを特徴とするメダル貸出機。
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